JPH06244998A - 分離型ｆａｘ装置 - Google Patents
分離型ｆａｘ装置Info
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- JPH06244998A JPH06244998A JP5029081A JP2908193A JPH06244998A JP H06244998 A JPH06244998 A JP H06244998A JP 5029081 A JP5029081 A JP 5029081A JP 2908193 A JP2908193 A JP 2908193A JP H06244998 A JPH06244998 A JP H06244998A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＦＡＸ送信部のみを携帯することにより、屋
外でのＦＡＸ原稿の送信と受信ＦＡＸデータの一時蓄積
ができ、さらにこのＦＡＸ送信部にプリンターを接続す
ることにより、一時的に蓄積されたＦＡＸデータの印刷
が可能となる分離型ＦＡＸ装置の実現。 【構成】 ＦＡＸ送信部に画像データを符号データに変
換する符号手段18と、符号データを無線電話サービス網
であるＰＨＰサービス網を利用して送受信するためのＰ
ＨＰインターフェース手段21と、ＰＨＰサービス網の基
地局との間で電波の送受信を行うアンテナ部22と、ＰＨ
Ｐインターフェース手段21により受信された符号データ
を一時蓄積するためのデータ蓄積手段23と、データ蓄積
手段23に蓄積されている符号データを画像データに変換
するための復号手段24と、復号手段24により得られた画
像データをプリンターに出力するためのデータ出力手段
25とを備えた分離型ＦＡＸ装置。
外でのＦＡＸ原稿の送信と受信ＦＡＸデータの一時蓄積
ができ、さらにこのＦＡＸ送信部にプリンターを接続す
ることにより、一時的に蓄積されたＦＡＸデータの印刷
が可能となる分離型ＦＡＸ装置の実現。 【構成】 ＦＡＸ送信部に画像データを符号データに変
換する符号手段18と、符号データを無線電話サービス網
であるＰＨＰサービス網を利用して送受信するためのＰ
ＨＰインターフェース手段21と、ＰＨＰサービス網の基
地局との間で電波の送受信を行うアンテナ部22と、ＰＨ
Ｐインターフェース手段21により受信された符号データ
を一時蓄積するためのデータ蓄積手段23と、データ蓄積
手段23に蓄積されている符号データを画像データに変換
するための復号手段24と、復号手段24により得られた画
像データをプリンターに出力するためのデータ出力手段
25とを備えた分離型ＦＡＸ装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＦＡＸ受信部とＦＡＸ
送信部が分離でき、ＦＡＸ送信部は屋外でＰＨＰ(パー
ソナル・ハンディホン)サービス網を利用したＦＡＸ原稿
の送信、ＰＨＰサービス網から受信されたＦＡＸデータ
の一時蓄積および一時的に蓄積されたＦＡＸデータのプ
リンターへの出力が可能な分離型ＦＡＸ装置に関するも
のである。
送信部が分離でき、ＦＡＸ送信部は屋外でＰＨＰ(パー
ソナル・ハンディホン)サービス網を利用したＦＡＸ原稿
の送信、ＰＨＰサービス網から受信されたＦＡＸデータ
の一時蓄積および一時的に蓄積されたＦＡＸデータのプ
リンターへの出力が可能な分離型ＦＡＸ装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】近年、公衆電話網を利用して文字，図形
を送受信することができるＦＡＸ装置の発展には目覚ま
しいものがあり、ＦＡＸ装置の小型化を図るため、ＦＡ
Ｘ送信部とＦＡＸ受信部を分離した構成とした分離型Ｆ
ＡＸ装置が提案されている。以下、図面を参照しながら
従来の分離型ＦＡＸ装置の構成について説明する。
を送受信することができるＦＡＸ装置の発展には目覚ま
しいものがあり、ＦＡＸ装置の小型化を図るため、ＦＡ
Ｘ送信部とＦＡＸ受信部を分離した構成とした分離型Ｆ
ＡＸ装置が提案されている。以下、図面を参照しながら
従来の分離型ＦＡＸ装置の構成について説明する。
【０００３】図７は従来の分離型ＦＡＸ装置の構成を示
すブロック図である。図７において、41はリンガ検出，
フックオフ検出等を行う網制御手段、42は電話回線から
受信したアナログ信号を符号データに復調したり、後述
する符号復号手段43より得られる符号データをアナログ
信号に変調したりする変復調手段、43は変復調手段42よ
り得られる符号データを画像データに変換したり、後述
する受信部接続手段45より得られる画像データを符号デ
ータに変換したりする符号復号手段、44は符号復号手段
43より得られる画像データを印刷する印刷手段、45は後
述する送信部接続手段47から画像データを受け取った
り、送信部接続手段47といろいろな制御信号のやり取り
を行ったりする受信部接続手段、46はＦＡＸ受信部の制
御を行う制御手段、47は受信部接続手段45に画像データ
を送ったり、受信部接続手段45といろいろな制御信号の
やり取りを行ったりする送信部接続手段、48は後述する
読み取り手段49から得られる画像データを送信相手の端
末の受信能力に合わせて縮小変換したり、拡大変換した
りする画像処理手段、49はＦＡＸ原稿の読み取りを行う
読み取り手段、50は電話番号の入力やいろいろな機能の
指示を行うためにボタンおよびスイッチ等で構成される
操作手段、51は装置の動作状態等を表示するためにＬＥ
Ｄ(発光ダイオード)およびＬＣＤ(液晶表示)ディスプレ
イ等で構成される表示手段、52はＦＡＸ送信部の制御を
行う制御手段である。
すブロック図である。図７において、41はリンガ検出，
フックオフ検出等を行う網制御手段、42は電話回線から
受信したアナログ信号を符号データに復調したり、後述
する符号復号手段43より得られる符号データをアナログ
信号に変調したりする変復調手段、43は変復調手段42よ
り得られる符号データを画像データに変換したり、後述
する受信部接続手段45より得られる画像データを符号デ
ータに変換したりする符号復号手段、44は符号復号手段
43より得られる画像データを印刷する印刷手段、45は後
述する送信部接続手段47から画像データを受け取った
り、送信部接続手段47といろいろな制御信号のやり取り
を行ったりする受信部接続手段、46はＦＡＸ受信部の制
御を行う制御手段、47は受信部接続手段45に画像データ
を送ったり、受信部接続手段45といろいろな制御信号の
やり取りを行ったりする送信部接続手段、48は後述する
読み取り手段49から得られる画像データを送信相手の端
末の受信能力に合わせて縮小変換したり、拡大変換した
りする画像処理手段、49はＦＡＸ原稿の読み取りを行う
読み取り手段、50は電話番号の入力やいろいろな機能の
指示を行うためにボタンおよびスイッチ等で構成される
操作手段、51は装置の動作状態等を表示するためにＬＥ
Ｄ(発光ダイオード)およびＬＣＤ(液晶表示)ディスプレ
イ等で構成される表示手段、52はＦＡＸ送信部の制御を
行う制御手段である。
【０００４】以上のように構成された従来の分離型ＦＡ
Ｘ装置について、以下その動作を説明する。網制御手段
41は電話回線から着信を受け付けると制御手段46に着信
受付を通知する。制御手段46は各部にＦＡＸの受信指示
を送る。電話回線から受信された信号は変復調手段42に
より符号データに復調され、符号データは符号復号手段
43により画像データに変換される。画像データは印刷手
段44により印刷される。
Ｘ装置について、以下その動作を説明する。網制御手段
41は電話回線から着信を受け付けると制御手段46に着信
受付を通知する。制御手段46は各部にＦＡＸの受信指示
を送る。電話回線から受信された信号は変復調手段42に
より符号データに復調され、符号データは符号復号手段
43により画像データに変換される。画像データは印刷手
段44により印刷される。
【０００５】ＦＡＸ原稿を送信する場合、まずＦＡＸ送
信部にＦＡＸ原稿がセットされると、読み取り手段49は
制御手段52にＦＡＸ原稿がセットされたことを通知す
る。制御手段52は表示手段51にＦＡＸ原稿セットＯＫの
表示指示を送る。操作手段50から送信先電話番号が入力
されると、制御手段52は送信部接続手段47，受信部接続
手段45を介しＦＡＸ受信部の制御手段46に発呼の要求を
行う。制御手段46は網制御手段41に発呼の指示を行い、
送信相手との接続が完了すると網制御手段41は制御手段
46に接続完了を通知する。制御手段46は受信部接続手段
45，送信部接続手段47を介し制御手段52に接続完了を通
知する。制御手段52は読み取り手段49に読み取り開始を
指示し、読み取り手段49はＦＡＸ原稿の読み取りを始め
る。読み取り手段49は画像データを画像処理手段48に送
り、画像処理手段48では送信相手の端末の受信能力に合
わせて拡大，縮小などの画像サイズの変換を行う。画像
サイズ変換後の画像データは送信部接続手段47，受信部
接続手段45を介して符号復号手段43に送られる。符号復
号手段43で画像データは符号データに変換され、符号デ
ータは変復調手段42に送られる。変復調手段42で符号デ
ータはアナログ信号に変調され網制御手段41を介して、
電話回線に送出される。
信部にＦＡＸ原稿がセットされると、読み取り手段49は
制御手段52にＦＡＸ原稿がセットされたことを通知す
る。制御手段52は表示手段51にＦＡＸ原稿セットＯＫの
表示指示を送る。操作手段50から送信先電話番号が入力
されると、制御手段52は送信部接続手段47，受信部接続
手段45を介しＦＡＸ受信部の制御手段46に発呼の要求を
行う。制御手段46は網制御手段41に発呼の指示を行い、
送信相手との接続が完了すると網制御手段41は制御手段
46に接続完了を通知する。制御手段46は受信部接続手段
45，送信部接続手段47を介し制御手段52に接続完了を通
知する。制御手段52は読み取り手段49に読み取り開始を
指示し、読み取り手段49はＦＡＸ原稿の読み取りを始め
る。読み取り手段49は画像データを画像処理手段48に送
り、画像処理手段48では送信相手の端末の受信能力に合
わせて拡大，縮小などの画像サイズの変換を行う。画像
サイズ変換後の画像データは送信部接続手段47，受信部
接続手段45を介して符号復号手段43に送られる。符号復
号手段43で画像データは符号データに変換され、符号デ
ータは変復調手段42に送られる。変復調手段42で符号デ
ータはアナログ信号に変調され網制御手段41を介して、
電話回線に送出される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では屋外でＦＡＸ装置を使用する場
合、使用する度に電話回線を引くか、あるいはＦＡＸ受
信部とＦＡＸ送信部を接続しているケーブルを延長する
必要があり、屋外でのＦＡＸ装置の使用は制限されると
いう問題を有していた。本発明は上記従来の問題を解決
するもので、屋外でも自由にＦＡＸ原稿の送信，受信Ｆ
ＡＸデータの一時蓄積が可能で、一時的に蓄積されたＦ
ＡＸデータの印刷はプリンターを接続して行う分離型Ｆ
ＡＸ装置を提供することを目的とするものである。
ような従来の構成では屋外でＦＡＸ装置を使用する場
合、使用する度に電話回線を引くか、あるいはＦＡＸ受
信部とＦＡＸ送信部を接続しているケーブルを延長する
必要があり、屋外でのＦＡＸ装置の使用は制限されると
いう問題を有していた。本発明は上記従来の問題を解決
するもので、屋外でも自由にＦＡＸ原稿の送信，受信Ｆ
ＡＸデータの一時蓄積が可能で、一時的に蓄積されたＦ
ＡＸデータの印刷はプリンターを接続して行う分離型Ｆ
ＡＸ装置を提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、分離型ＦＡＸ装置のＦＡＸ送信部に画像デー
タを符号データに変換する符号手段と、符号データを無
線電話サービス網であるＰＨＰサービス網を利用して送
受信するためのＰＨＰインターフェース手段と、ＰＨＰ
サービス網の基地局との間で電波の送受信を行うアンテ
ナ部と、前記ＰＨＰインターフェース手段により受信さ
れた符号データを一時蓄積するためのデータ蓄積手段
と、前記データ蓄積手段に蓄積されている符号データを
画像データに変換するための復号手段と、前記復号手段
により得られた画像データをプリンターに出力するため
のデータ出力手段とを設けたものである。
するため、分離型ＦＡＸ装置のＦＡＸ送信部に画像デー
タを符号データに変換する符号手段と、符号データを無
線電話サービス網であるＰＨＰサービス網を利用して送
受信するためのＰＨＰインターフェース手段と、ＰＨＰ
サービス網の基地局との間で電波の送受信を行うアンテ
ナ部と、前記ＰＨＰインターフェース手段により受信さ
れた符号データを一時蓄積するためのデータ蓄積手段
と、前記データ蓄積手段に蓄積されている符号データを
画像データに変換するための復号手段と、前記復号手段
により得られた画像データをプリンターに出力するため
のデータ出力手段とを設けたものである。
【０００８】
【作用】本発明は上記した構成により、屋外でＦＡＸ原
稿の送受信を行いたいときはＦＡＸ送信部のみを携帯
し、ＦＡＸ原稿を送信する場合はその場でＦＡＸ原稿を
読み込ませると、前記符号手段により画像データが符号
データに変換され、符号データは前記ＰＨＰインターフ
ェース手段により前記アンテナ部を介して無線電話サー
ビス網であるＰＨＰサービス網に電波として送出され
る。また、ＦＡＸ送信部を携帯しているときにＰＨＰサ
ービス網を介して着信を受けたら、前記ＰＨＰインター
フェース手段により前記アンテナ部で受信された電波か
ら符号データを取り出し、符号データは前記データ蓄積
手段に蓄積される。受信されたＦＡＸデータの印刷は、
ＦＡＸ送信部を前記データ出力手段を介しプリンターに
接続することにより行う。前記データ蓄積手段から取り
出される符号データは前記復号手段により画像データに
変換され、前記データ出力手段に送られる。
稿の送受信を行いたいときはＦＡＸ送信部のみを携帯
し、ＦＡＸ原稿を送信する場合はその場でＦＡＸ原稿を
読み込ませると、前記符号手段により画像データが符号
データに変換され、符号データは前記ＰＨＰインターフ
ェース手段により前記アンテナ部を介して無線電話サー
ビス網であるＰＨＰサービス網に電波として送出され
る。また、ＦＡＸ送信部を携帯しているときにＰＨＰサ
ービス網を介して着信を受けたら、前記ＰＨＰインター
フェース手段により前記アンテナ部で受信された電波か
ら符号データを取り出し、符号データは前記データ蓄積
手段に蓄積される。受信されたＦＡＸデータの印刷は、
ＦＡＸ送信部を前記データ出力手段を介しプリンターに
接続することにより行う。前記データ蓄積手段から取り
出される符号データは前記復号手段により画像データに
変換され、前記データ出力手段に送られる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図１は本発明の一実施例における分離
型ＦＡＸ装置の構成を示すブロック図である。図１にお
いて、11はリンガ検出，フックオフ検出等を行う網制御
手段、12は、電話回線から受信したアナログ信号を符号
データに復調したり、後述する受信部接続手段15より得
られる符号データをアナログ信号に変調したりする変復
調手段、13は変復調手段12より得られる符号データを画
像データに変換する復号手段、14は復号手段13より得ら
れる画像データを印刷する印刷手段、15は、後述する送
信部接続手段17から符号データを受け取ったり、送信部
接続手段17といろいろな制御信号のやり取りを行ったり
する受信部接続手段、16はＦＡＸ受信部の制御を行う制
御手段、17は受信部接続手段15に符号データを送った
り、受信部接続手段15といろいろな制御信号のやり取り
を行ったりする送信部接続手段、18は後述する画像処理
手段19より得られる画像サイズ変換後の画像データを符
号データに変換する符号手段、19は後述する読み取り手
段20から得られる画像データを送信相手の端末の受信能
力に合わせて縮小変換したり、拡大変換したりする画像
処理手段、20はＦＡＸ原稿の読み取りを行う読み取り手
段、21は符号データを無線電話サービス網であるＰＨＰ
サービス網を利用して送受信するためのＰＨＰインター
フェース手段、22はＰＨＰサービス網の基地局との間で
電波の送受信を行うアンテナ部、23はＰＨＰインターフ
ェース手段21より受信された符号データを一時蓄積する
ためのデータ蓄積手段、24はデータ蓄積手段23に蓄積さ
れている符号データを再生時に画像データに変換するた
めの復号手段、25は復号手段24により得られた画像デー
タをプリンターに出力するためのデータ出力手段、26は
電話番号の入力やいろいろな機能の指示を行うためにボ
タンおよびスイッチ等で構成される操作手段、27は装置
の動作状態等を表示するためにＬＥＤおよびＬＣＤディ
スプレイ等で構成される表示手段、28はＦＡＸ送信部の
制御を行う制御手段である。
ながら説明する。図１は本発明の一実施例における分離
型ＦＡＸ装置の構成を示すブロック図である。図１にお
いて、11はリンガ検出，フックオフ検出等を行う網制御
手段、12は、電話回線から受信したアナログ信号を符号
データに復調したり、後述する受信部接続手段15より得
られる符号データをアナログ信号に変調したりする変復
調手段、13は変復調手段12より得られる符号データを画
像データに変換する復号手段、14は復号手段13より得ら
れる画像データを印刷する印刷手段、15は、後述する送
信部接続手段17から符号データを受け取ったり、送信部
接続手段17といろいろな制御信号のやり取りを行ったり
する受信部接続手段、16はＦＡＸ受信部の制御を行う制
御手段、17は受信部接続手段15に符号データを送った
り、受信部接続手段15といろいろな制御信号のやり取り
を行ったりする送信部接続手段、18は後述する画像処理
手段19より得られる画像サイズ変換後の画像データを符
号データに変換する符号手段、19は後述する読み取り手
段20から得られる画像データを送信相手の端末の受信能
力に合わせて縮小変換したり、拡大変換したりする画像
処理手段、20はＦＡＸ原稿の読み取りを行う読み取り手
段、21は符号データを無線電話サービス網であるＰＨＰ
サービス網を利用して送受信するためのＰＨＰインター
フェース手段、22はＰＨＰサービス網の基地局との間で
電波の送受信を行うアンテナ部、23はＰＨＰインターフ
ェース手段21より受信された符号データを一時蓄積する
ためのデータ蓄積手段、24はデータ蓄積手段23に蓄積さ
れている符号データを再生時に画像データに変換するた
めの復号手段、25は復号手段24により得られた画像デー
タをプリンターに出力するためのデータ出力手段、26は
電話番号の入力やいろいろな機能の指示を行うためにボ
タンおよびスイッチ等で構成される操作手段、27は装置
の動作状態等を表示するためにＬＥＤおよびＬＣＤディ
スプレイ等で構成される表示手段、28はＦＡＸ送信部の
制御を行う制御手段である。
【００１０】以上のように構成された分離型ＦＡＸ装置
について、以下その動作を図１ないし図６を用いて説明
する。図２および図３はＦＡＸ送信部とＦＡＸ受信部を
接続して電話回線でＦＡＸデータの送受信を行った場合
で、図２は受信動作を示すフローチャート、図３は送信
動作を示すフローチャートである。図４ないし図６はＦ
ＡＸ送信部とＦＡＸ受信部を分離してＦＡＸ送信部のみ
でＰＨＰサービス網によりＦＡＸデータの送受信を行っ
た場合で、図４はＰＨＰサービス網使用時の受信動作を
示すフローチャート、図５は蓄積されたデータの外部プ
リンターへの出力動作を示すフローチャート、図６はＰ
ＨＰサービス網使用時の送信動作を示すフローチャート
である。
について、以下その動作を図１ないし図６を用いて説明
する。図２および図３はＦＡＸ送信部とＦＡＸ受信部を
接続して電話回線でＦＡＸデータの送受信を行った場合
で、図２は受信動作を示すフローチャート、図３は送信
動作を示すフローチャートである。図４ないし図６はＦ
ＡＸ送信部とＦＡＸ受信部を分離してＦＡＸ送信部のみ
でＰＨＰサービス網によりＦＡＸデータの送受信を行っ
た場合で、図４はＰＨＰサービス網使用時の受信動作を
示すフローチャート、図５は蓄積されたデータの外部プ
リンターへの出力動作を示すフローチャート、図６はＰ
ＨＰサービス網使用時の送信動作を示すフローチャート
である。
【００１１】まずＦＡＸ送信部とＦＡＸ受信部を接続し
て、電話回線でＦＡＸデータの送受信を行った場合の動
作を説明する。分離型ＦＡＸ装置に着信があると網制御
手段11が着信を受け付け(Ｓ1)、網制御手段11は制御手
段16に着信受け付けを通知する。制御手段16はプリメッ
セージ処理(Ｓ2)を行った後、各部にＦＡＸの受信指示
を送る。電話回線から受信された信号は、変復調手段12
ににより符号データに復調(Ｓ3)され、符号データは復
号手段13により画像データに変換される(Ｓ4)。画像デ
ータは印刷手段14により印刷される(Ｓ5)。制御手段16
はＦＡＸデータの受信終了を検出すると受信終了処理を
行う(Ｓ6)。受信終了処理が終わると待機状態に移行す
る(Ｓ7)。
て、電話回線でＦＡＸデータの送受信を行った場合の動
作を説明する。分離型ＦＡＸ装置に着信があると網制御
手段11が着信を受け付け(Ｓ1)、網制御手段11は制御手
段16に着信受け付けを通知する。制御手段16はプリメッ
セージ処理(Ｓ2)を行った後、各部にＦＡＸの受信指示
を送る。電話回線から受信された信号は、変復調手段12
ににより符号データに復調(Ｓ3)され、符号データは復
号手段13により画像データに変換される(Ｓ4)。画像デ
ータは印刷手段14により印刷される(Ｓ5)。制御手段16
はＦＡＸデータの受信終了を検出すると受信終了処理を
行う(Ｓ6)。受信終了処理が終わると待機状態に移行す
る(Ｓ7)。
【００１２】ＦＡＸ原稿を送信する場合、オペレータに
よりＦＡＸ送信部にＦＡＸ原稿がセットされると(Ｓ
8)、読み取り手段20は制御手段28にＦＡＸ原稿がセット
されたことを通知する。制御手段28から表示手段27にＦ
ＡＸ原稿セットＯＫの表示指示が出され、表示手段27は
ＦＡＸ原稿セットＯＫを表示する。操作手段26でオペレ
ータにより送信先電話番号が入力されると(Ｓ9)、制御
手段28は送信部接続手段17，受信部接続手段15を介し制
御手段16に発呼の要求を行う。制御手段16は網制御手段
11に発呼の指示を行い(Ｓ10)、送信相手との接続が完了
すると、網制御手段11は制御手段16に接続完了を通知す
る。制御手段16は受信部接続手段15，送信部接続手段17
を介し、制御手段28に接続完了を通知する。制御手段28
はプリメッセージ処理(Ｓ11)を行った後、読み取り手段
20に読み取り開始を指示し、読み取り手段20はＦＡＸ原
稿の読み取りを始める(Ｓ12)。読み取り手段20は画像デ
ータを画像処理手段19に送り、画像処理手段19では送信
相手の端末の受信能力に合わせて拡大，縮小などの画像
サイズの変換を行う(Ｓ13)。画像サイズ変換後の画像デ
ータは符号手段18に送られ、符号手段18で符号データに
変換される(Ｓ14)。符号データは送信部接続手段17，受
信部接続手段15を介して変復調手段12に送られる。変復
調手段12で符号データはアナログ信号に変調され(Ｓ1
5)、網制御手段11を介して電話回線に送出される(Ｓ1
6)。制御手段28は、ＦＡＸ原稿の読み込みが終了しＦＡ
Ｘデータの送出が終わったことを検出すると、送信終了
処理を行う(Ｓ12)。送信終了処理が終わると待機状態に
移行する(Ｓ18)。
よりＦＡＸ送信部にＦＡＸ原稿がセットされると(Ｓ
8)、読み取り手段20は制御手段28にＦＡＸ原稿がセット
されたことを通知する。制御手段28から表示手段27にＦ
ＡＸ原稿セットＯＫの表示指示が出され、表示手段27は
ＦＡＸ原稿セットＯＫを表示する。操作手段26でオペレ
ータにより送信先電話番号が入力されると(Ｓ9)、制御
手段28は送信部接続手段17，受信部接続手段15を介し制
御手段16に発呼の要求を行う。制御手段16は網制御手段
11に発呼の指示を行い(Ｓ10)、送信相手との接続が完了
すると、網制御手段11は制御手段16に接続完了を通知す
る。制御手段16は受信部接続手段15，送信部接続手段17
を介し、制御手段28に接続完了を通知する。制御手段28
はプリメッセージ処理(Ｓ11)を行った後、読み取り手段
20に読み取り開始を指示し、読み取り手段20はＦＡＸ原
稿の読み取りを始める(Ｓ12)。読み取り手段20は画像デ
ータを画像処理手段19に送り、画像処理手段19では送信
相手の端末の受信能力に合わせて拡大，縮小などの画像
サイズの変換を行う(Ｓ13)。画像サイズ変換後の画像デ
ータは符号手段18に送られ、符号手段18で符号データに
変換される(Ｓ14)。符号データは送信部接続手段17，受
信部接続手段15を介して変復調手段12に送られる。変復
調手段12で符号データはアナログ信号に変調され(Ｓ1
5)、網制御手段11を介して電話回線に送出される(Ｓ1
6)。制御手段28は、ＦＡＸ原稿の読み込みが終了しＦＡ
Ｘデータの送出が終わったことを検出すると、送信終了
処理を行う(Ｓ12)。送信終了処理が終わると待機状態に
移行する(Ｓ18)。
【００１３】次にＦＡＸ送信部とＦＡＸ受信部を分離し
てＦＡＸ送信部のみでＰＨＰサービス網によりＦＡＸデ
ータの送受信を行った場合の動作を説明する。ＰＨＰサ
ービス網から電波を介して着信が通知されると、ＰＨＰ
インターフェース手段21が応答の処理を行う。ＰＨＰイ
ンターフェース手段21が制御手段28に着信受け付けを通
知すると(Ｓ20)、制御手段28はプリメッセージ処理を行
い(Ｓ21)、各部にＦＡＸデータの受信指示を送る。ＰＨ
Ｐサービス網から電波として送られてくるＦＡＸデータ
はアンテナ部22を介してＰＨＰインターフェース手段21
に送られ、符号データとして取り出される(Ｓ22)。符号
データはデータ蓄積手段23に送られ蓄積される(Ｓ23)。
制御手段28はＦＡＸデータの受信終了を検出すると受信
終了処理を行う(Ｓ24)。受信終了処理が終わると待機状
態に移行する(Ｓ25)。データ蓄積手段23に蓄積されてい
るデータの印刷は、ＦＡＸ送信部にデータ出力手段25を
介してプリンターを接続することにより行う。オペレー
タが操作手段26の操作スイッチを押して蓄積データ印刷
の起動を行う(Ｓ26)と、操作手段26から制御手段28に蓄
積データ印刷要求が送られる。制御手段28はデータ出力
手段25に外部にプリンターが接続されているかどうかを
確認し、接続されていたらデータ蓄積手段23に再生要求
を行う。データ蓄積手段23は再生を開始し(Ｓ27)、符号
データを復号手段24に送る。符号データは復号手段24で
画像データに変換され(Ｓ28)、画像データはデータ出力
手段25に送られる。画像データはデータ出力手段25でプ
リンターデータに変換され(Ｓ29)、プリンターデータと
して外部のプリンターへ送出され(Ｓ30)、印刷される。
蓄積されているデータが全て印刷されると待機状態に移
行する(Ｓ31)。
てＦＡＸ送信部のみでＰＨＰサービス網によりＦＡＸデ
ータの送受信を行った場合の動作を説明する。ＰＨＰサ
ービス網から電波を介して着信が通知されると、ＰＨＰ
インターフェース手段21が応答の処理を行う。ＰＨＰイ
ンターフェース手段21が制御手段28に着信受け付けを通
知すると(Ｓ20)、制御手段28はプリメッセージ処理を行
い(Ｓ21)、各部にＦＡＸデータの受信指示を送る。ＰＨ
Ｐサービス網から電波として送られてくるＦＡＸデータ
はアンテナ部22を介してＰＨＰインターフェース手段21
に送られ、符号データとして取り出される(Ｓ22)。符号
データはデータ蓄積手段23に送られ蓄積される(Ｓ23)。
制御手段28はＦＡＸデータの受信終了を検出すると受信
終了処理を行う(Ｓ24)。受信終了処理が終わると待機状
態に移行する(Ｓ25)。データ蓄積手段23に蓄積されてい
るデータの印刷は、ＦＡＸ送信部にデータ出力手段25を
介してプリンターを接続することにより行う。オペレー
タが操作手段26の操作スイッチを押して蓄積データ印刷
の起動を行う(Ｓ26)と、操作手段26から制御手段28に蓄
積データ印刷要求が送られる。制御手段28はデータ出力
手段25に外部にプリンターが接続されているかどうかを
確認し、接続されていたらデータ蓄積手段23に再生要求
を行う。データ蓄積手段23は再生を開始し(Ｓ27)、符号
データを復号手段24に送る。符号データは復号手段24で
画像データに変換され(Ｓ28)、画像データはデータ出力
手段25に送られる。画像データはデータ出力手段25でプ
リンターデータに変換され(Ｓ29)、プリンターデータと
して外部のプリンターへ送出され(Ｓ30)、印刷される。
蓄積されているデータが全て印刷されると待機状態に移
行する(Ｓ31)。
【００１４】ＦＡＸ原稿を送信する場合、オペレータに
よりＦＡＸ送信部にＦＡＸ原稿がセットされると(Ｓ3
2)、読み取り手段20は制御手段28にＦＡＸ原稿がセット
されたことを通知する。制御手段28から表示手段27にＦ
ＡＸ原稿セットＯＫの指示が出され、表示手段27はＦＡ
Ｘ原稿セットＯＫを表示する。操作手段26でオペレータ
により送信先電話番号が入力されると(Ｓ33)、制御手段
28はＰＨＰインターフェース手段21，アンテナ部22を介
して発呼の要求を行う(Ｓ34)。ＰＨＰサービス網を介し
て送信相手との接続が完了すると、アンテナ部22，ＰＨ
Ｐインターフェース手段21を介して制御手段28に接続完
了を通知する。制御手段28はプリメッセージ処理(Ｓ35)
を行った後、読み取り手段20に読み取り開始を指示し、
読み取り手段20はＦＡＸ原稿の読み取りを始める(Ｓ3
6)。読み取り手段20は画像データを画像処理手段19に送
り、画像処理手段19では送信相手端末の受信能力に合わ
せて拡大，縮小などのサイズ変換を行う(Ｓ37)。画像サ
イズ変換後の画像データは、符号手段18に送られ符号手
段18で符号データに変換される(Ｓ38)。符号データはＰ
ＨＰインターフェース手段21に送られ、アンテナ部22を
介して電波として送出される(Ｓ39)。制御手段28はＦＡ
Ｘ原稿の読み込みが終了し、ＦＡＸデータの送出が終わ
ったことを検出すると、送信終了処理を行う(Ｓ40)。送
信終了処理が終わると待機状態に移行する(Ｓ41)。
よりＦＡＸ送信部にＦＡＸ原稿がセットされると(Ｓ3
2)、読み取り手段20は制御手段28にＦＡＸ原稿がセット
されたことを通知する。制御手段28から表示手段27にＦ
ＡＸ原稿セットＯＫの指示が出され、表示手段27はＦＡ
Ｘ原稿セットＯＫを表示する。操作手段26でオペレータ
により送信先電話番号が入力されると(Ｓ33)、制御手段
28はＰＨＰインターフェース手段21，アンテナ部22を介
して発呼の要求を行う(Ｓ34)。ＰＨＰサービス網を介し
て送信相手との接続が完了すると、アンテナ部22，ＰＨ
Ｐインターフェース手段21を介して制御手段28に接続完
了を通知する。制御手段28はプリメッセージ処理(Ｓ35)
を行った後、読み取り手段20に読み取り開始を指示し、
読み取り手段20はＦＡＸ原稿の読み取りを始める(Ｓ3
6)。読み取り手段20は画像データを画像処理手段19に送
り、画像処理手段19では送信相手端末の受信能力に合わ
せて拡大，縮小などのサイズ変換を行う(Ｓ37)。画像サ
イズ変換後の画像データは、符号手段18に送られ符号手
段18で符号データに変換される(Ｓ38)。符号データはＰ
ＨＰインターフェース手段21に送られ、アンテナ部22を
介して電波として送出される(Ｓ39)。制御手段28はＦＡ
Ｘ原稿の読み込みが終了し、ＦＡＸデータの送出が終わ
ったことを検出すると、送信終了処理を行う(Ｓ40)。送
信終了処理が終わると待機状態に移行する(Ｓ41)。
【００１５】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、分離型ＦＡＸ装置のＦＡＸ送信部に画像データを符
号データに変換する符号手段と、符号データを無線電話
サービス網であるＰＨＰサービス網を利用して送受信す
るためのＰＨＰインターフェース手段と、ＰＨＰサービ
ス網の基地局との間で電波の送受信を行うアンテナ部
と、ＰＨＰインターフェース手段により受信された符号
データを一時蓄積するためのデータ蓄積手段と、データ
蓄積手段に蓄積されている符号データを画像データに変
換するための復号手段と、復号手段により得られた画像
データをプリンターに出力するためのデータ出力手段と
を設けることにより、ＦＡＸ送信部のみを携帯すれば屋
外でのＦＡＸ原稿の送信と受信ＦＡＸデータの一時蓄積
が可能となり、一時的に蓄積されたＦＡＸデータの印刷
はＦＡＸ送信部にプリンターを接続して行うことができ
る優れた分離型ＦＡＸ装置を実現できる効果を有する。
に、分離型ＦＡＸ装置のＦＡＸ送信部に画像データを符
号データに変換する符号手段と、符号データを無線電話
サービス網であるＰＨＰサービス網を利用して送受信す
るためのＰＨＰインターフェース手段と、ＰＨＰサービ
ス網の基地局との間で電波の送受信を行うアンテナ部
と、ＰＨＰインターフェース手段により受信された符号
データを一時蓄積するためのデータ蓄積手段と、データ
蓄積手段に蓄積されている符号データを画像データに変
換するための復号手段と、復号手段により得られた画像
データをプリンターに出力するためのデータ出力手段と
を設けることにより、ＦＡＸ送信部のみを携帯すれば屋
外でのＦＡＸ原稿の送信と受信ＦＡＸデータの一時蓄積
が可能となり、一時的に蓄積されたＦＡＸデータの印刷
はＦＡＸ送信部にプリンターを接続して行うことができ
る優れた分離型ＦＡＸ装置を実現できる効果を有する。
【図１】本発明の一実施例における分離型ＦＡＸ装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例における分離型ＦＡＸ装置の
電話回線使用時の受信動作を示すフローチャートであ
る。
電話回線使用時の受信動作を示すフローチャートであ
る。
【図３】本発明の一実施例における分離型ＦＡＸ装置の
電話回線使用時の送信動作を示すフローチャートであ
る。
電話回線使用時の送信動作を示すフローチャートであ
る。
【図４】本発明の一実施例における分離型ＦＡＸ装置の
ＰＨＰサービス網使用時の受信動作を示すフローチャー
トである。
ＰＨＰサービス網使用時の受信動作を示すフローチャー
トである。
【図５】本発明の一実施例における分離型ＦＡＸ装置の
ＰＨＰサービス網使用時の蓄積されたデータの外部プリ
ンターへの出力動作を示すフローチャートである。
ＰＨＰサービス網使用時の蓄積されたデータの外部プリ
ンターへの出力動作を示すフローチャートである。
【図６】本発明の一実施例における分離型ＦＡＸ装置の
ＰＨＰサービス網使用時の送信動作を示すフローチャー
トである。
ＰＨＰサービス網使用時の送信動作を示すフローチャー
トである。
【図７】従来の分離型ＦＡＸ装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
11，41…網制御手段、 12，42…変復調手段、 13，24
…復号手段、 14，44…印刷手段、 15，45…受信部接
続手段、 16，28，46，52…制御手段、 17，47…送信
部接続手段、 18…符号手段、 19，48…画像処理手
段、 20，49…読み取り手段、 21…ＰＨＰインターフ
ェース手段、 22…アンテナ部、 23…データ蓄積手
段、 25…データ出力手段、 26，50…操作手段、 2
7，51…表示手段、 43…符号復号手段。
…復号手段、 14，44…印刷手段、 15，45…受信部接
続手段、 16，28，46，52…制御手段、 17，47…送信
部接続手段、 18…符号手段、 19，48…画像処理手
段、 20，49…読み取り手段、 21…ＰＨＰインターフ
ェース手段、 22…アンテナ部、 23…データ蓄積手
段、 25…データ出力手段、 26，50…操作手段、 2
7，51…表示手段、 43…符号復号手段。
Claims (1)
- 【請求項１】 ＦＡＸ受信部とＦＡＸ送信部が分離でき
る分離型ＦＡＸ装置であって、ＦＡＸ送信部にＦＡＸ原
稿の読み取りを行う読み取り手段と、前記読み取り手段
で得られた画像データを相手端末の受信能力に合わせて
縮小，拡大変換を行う画像処理手段と、前記画像処理手
段で変換された画像データを符号データに変換する符号
手段と、符号データを無線電話サービス網であるＰＨＰ
(パーソナル・ハンディホン)サービス網を利用して送受
信するためのＰＨＰインターフェース手段と、ＰＨＰサ
ービス網の基地局との間で電波の送受信を行うアンテナ
部と、前記ＰＨＰインターフェース手段により受信され
た符号データ一時蓄積するためのデータ蓄積手段と、前
記データ蓄積手段に蓄積されている符号データを画像デ
ータに変換するための復号手段と、前記復号手段により
得られた画像データをプリンターに出力するためのデー
タ出力手段とを設けたことを特徴とする分離型ＦＡＸ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02908193A JP3166380B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 分離型通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02908193A JP3166380B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 分離型通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06244998A true JPH06244998A (ja) | 1994-09-02 |
| JP3166380B2 JP3166380B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=12266396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02908193A Expired - Fee Related JP3166380B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 分離型通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3166380B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100452681B1 (ko) * | 1997-04-09 | 2005-05-03 | 삼성전자주식회사 | 외부프린터이용팩시밀리장치와그제어방법 |
| US8879694B2 (en) | 2009-11-30 | 2014-11-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and communication system |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP02908193A patent/JP3166380B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100452681B1 (ko) * | 1997-04-09 | 2005-05-03 | 삼성전자주식회사 | 외부프린터이용팩시밀리장치와그제어방법 |
| US8879694B2 (en) | 2009-11-30 | 2014-11-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and communication system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3166380B2 (ja) | 2001-05-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |