JPH0624428U - 刈取機 - Google Patents

刈取機

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JPH0624428U
JPH0624428U JP6916192U JP6916192U JPH0624428U JP H0624428 U JPH0624428 U JP H0624428U JP 6916192 U JP6916192 U JP 6916192U JP 6916192 U JP6916192 U JP 6916192U JP H0624428 U JPH0624428 U JP H0624428U
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JP
Japan
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circular blade
blade
reaper
case
circular
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JP6916192U
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English (en)
Inventor
克美 清岡
浩一 篠塚
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Maruyama Manufacturing Co Inc
Original Assignee
Maruyama Manufacturing Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石等が刈刃に衝突して作業者の方へ飛散する
のを防止しつつ、作業能率性の良い刈取機10を提供す
る。 【構成】 ケース18では、遊星歯車装置24が接続軸20の
回転を減速して出力軸46へ伝達する。可動刃50及び固定
刃52は、可動刃50が歯車装置16のケース18側となるよう
に、重ね合わされ、中心において連結ピン54により相互
に回転自在に連結される。ボルト58は、可動刃50の透孔
62を貫通してケース18に螺着し、固定刃52をケース18に
固定している。スリーブ70は、出力軸46とは別の個所に
おいて可動刃50に取り付けられ、小判形長孔72を有して
いる。偏心軸48は、小判形長孔72へ嵌入され、出力軸46
の回転に伴って公転して、スリーブ70を連結ピン54を中
心とする円周方向へ往復動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、草や枝等を刈り取る刈取機に係り、詳しくは相互に重ね合わされ た2枚の円形刈刃を備える刈取機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開昭63−56215号公報は、重ね合わされた2枚の円形刃が相互に逆方 向へ回転する刈取機を開示する。この刈取機では、2枚の円形刃の回転駆動機構 が複雑となるとともに、円形刃に衝突した石、草、泥等が、作業者の方へ飛ばさ れて、作業者に当る不具合があった。
【0003】 これに対し、実公昭61−21941号公報及び実願平2−117192号( 実開平4−74917号)の明細書及び図面のマイクロフィルムの刈取機では、 円形刃に代えて左右方向又は高さ方向へ長くかつ前縁に沿って刃部をもつ2枚の 長方形状の刈刃を重ね合わせ、長辺方向へ相互に往復動させており、石等は、作 業者の方へ飛散することを防止されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
実公昭61−21941号公報及び実願平2−117192号(実開平4−7 4917号)の明細書及び図面のマイクロフィルムの刈取機は、刃が、円形刃で はなく、左右方向へ長い長方形状であるため、短辺側の側縁において芝等の縁を 刈り取ることができず、被刈取物を支障なく刈り取るために、操作桿の向きを代 えて刃部を被刈取物に合わせる必要があり、作業能率性が悪い。
【0005】 請求項1の考案の目的は、円形刃による作業性の良好性を確保しつつ、作業者 の方への石等の飛散を防止できる刈取機を提供することである。 請求項2の考案の目的は、木等に円形刃を当てて被刈取物を刈り取る場合に、 木等を損傷することなく、被刈取物を支障なく刈り取ることができる刈取機を提 供することである。 請求項3の考案の目的は、円形刃を簡単に交換できる刈取機を提供することで ある。 請求項4の考案の目的は、円形刃の組付け性の良い刈取機を提供することであ る。 請求項5の考案の目的は、円形刃の周辺部の刃部における剪断性を向上される 刈取機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 請求項1の前提となる刈取機(10)では、歯車装置(16)は操作桿(12)の前端側に 取り付けられ、歯車装置(16)の入力軸(20)及び出力軸(46)の軸方向が等しくなっ ている。そして、請求項1の刈取機(10)は次の(a)〜(g)の構成要素を有し ている。 (a)歯車装置(16)のケース(18)内に配設され入力軸(20)から出力軸(46)へ回転 を減速して伝達する遊星歯車装置(24) (b)ケース(18)の出力軸(46)側を覆うように配設される第1の円形刃(52) (c)第1の円形刃(52)のケース(18)側において第1の円形刃(52)に重ね合わさ れる第2の円形刃(50) (d)第1の円形刃(52)及び第2の円形刃(50)をそれらの中心の周りに相互に相 対回転自在に連結する連結ピン(54) (e)出力軸(46)の回転に伴って出力軸(46)の中心線の周りを公転する偏心軸(4 8) (f)連結ピン(54)の周りに第2の円形刃(50)と一体回転するように設けられ偏 心軸(48)を内側に挿入されて偏心軸(48)の公転に伴って連結ピン(54)の周りを往 復揺動させられる被連行用長孔(72) (g)第1の円形刃(52)に対する第2の円形刃(50)の相対揺動の際に干渉しない ように第2の円形刃(50)に形成された透孔(62)を貫通して第1の円形刃(52)をケ ース(18)に固定する棒状固定部材(58)
【0007】 請求項2の刈取機(10)では、第2の円形刃(50)は第1の円形刃(52)より小径で ある。
【0008】 請求項3の刈取機(10)では、棒状固定部材(58)が複数個のボルト(58)である。
【0009】 請求項4の刈取機(10)では、被連行用長孔(72)は、第2の円形刃(50)の直径に 対して対称である。
【0010】 請求項5の刈取機(10)では、スペーサ(70)は、被連行用長孔(72)の周辺部位に おいて第1の円形刃(52)及び第2の円形刃(50)の間に介在している。
【0011】
【作用】
請求項1の刈取機(10)において、歯車装置(16)の遊星歯車装置(24)は、歯車装 置(16)の入力軸(20)から出力軸(46)へ回転を減速して伝達する。偏心軸(48)は、 出力軸(46)の回転に伴って、出力軸(46)の中心線を中心として所定半径で公転す る。被連行用長孔(72)は、偏心軸(48)を内部に挿入されており、偏心軸(48)の公 転に伴って、偏心軸(48)により短径方向へ連行され、これにより、連結ピン(54) の周りを往復揺動する。一方、棒状固定部材(58)は、第2の円形刃(50)の透孔(6 2)を通過して第1の円形刃(52)及びケース(18)を相互に固定しているので、第2 の円形刃(50)は、連結ピン(54)を中心とする円周方向へ往復動する。この結果、 第2の円形刃(50)は、その円周方向へ第1の円形刃(52)に対して往復動し、被刈 取物は第1の円形刃(52)と第2の円形刃(50)との刃部(76,78)の間に挟まれて、 刈り取られる。
【0012】 請求項2の刈取機(10)において、大径でかつ固定側の第1の円形刃(52)が木等 に当てられて、第1の円形刃(52)と第2の円形刃(50)との刃部(76,78)の間に挟 まれた被刈取物が刈り取られる。
【0013】 請求項3の刈取機(10)では、第1の円形刃(52)及び第2の円形刃(50)を交換す るとき、ボルト(58)が取り外される。これにより、第1の円形刃(52)は、ケース (18)への止着を解除されるとともに、第2の円形刃(50)は、その透孔(62)からボ ルト(58)を抜かれ、また、被連行用長孔(72)から偏心軸(48)を抜かれて、組付け を解かれる。
【0014】 請求項4の刈取機(10)では、偏心軸(48)は、第2の円形刃(50)の直径に対して 、すなわち連結ピン(54)の中心を通る第2の円形刃(50)の面上の直線に対して対 称の被連行用長孔(72)内に挿入される。
【0015】 請求項5の刈取機(10)では、第2の円形刃(50)は、被連行用長孔(72)の周辺部 位においてスペーサ(70)により第1の円形刃(52)から盛り上げられているととも に、スペーサ(70)の放射方向外側では棒状固定部材(58)により第1の円形刃(52) の方へ押圧されている。これにより、第1の円形刃(52)及び第2の円形刃(50)は 、周縁部の刃部(76,78)において相互に押圧され、被刈取物に対する剪断性を高 められる。
【0016】
【実施例】
以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図1は刈取機10の前端部の構造図である。操作桿12は、後端側においてエンジ ンを含む動力部(図示せず)を取り付けられている。伝動軸14は、操作桿12内を 貫通し、動力部の回転動力を後端部から前端部へ伝達する。歯車装置16は、操作 桿12の前端部に装着されるケース18を備えている。接続軸20は、ケース18の上端 側(説明の便宜上、図1の上下方向を上下方向として説明する。)の通孔内部に ボールベアリング22を介して回転自在に軸支され、伝動軸14の前端部を一体回転 的に嵌入されている。ボルト孔21は、ケース18の上端部のスリットを挟むケース 18の対峙部分に穿設され、グリース補給孔23は、ケース18のテーパ部に取り付け られて、ボールベアリング22より下側のケース18の内部空間へグリースを注入す る際に使用される。遊星歯車装置24はボールベアリング22より下側のケース18の 内部空間に配設され、サンギヤ26は、継ぎ手28を介して接続軸20の下端部へ一体 回転的に結合し、1対のキャリヤ板30は、対峙して、連結ピン32により相互に連 結され、ローラ34は、連結ピン32に回転自在に嵌装され、プラネタリギヤ36は、 ローラ34に一体回転的に嵌装されて、サンギヤ26にかみ合い、リングギヤ38は、 サンギヤ26に対して同心的に配置され、プラネタリギヤ36にかみ合っている。ベ アリングケース40は、遊星歯車装置24の下側を閉鎖するように、ケース18に嵌挿 され、ボルト42は、ベアリングケース40及びリングギヤ38を挿通して、ケース18 に螺着し、ベアリングケース40及びリングギヤ38をケース18に固定している。O リング44は、ケース18とベアリングケース40との接合部に介在して、挟圧され、 接合部をシールしている。出力軸46は、上端部において下側のキャリヤ板30の中 心部に一体回転的に嵌入、結合し、ベアリングケース40を貫通して、その貫通部 においてボールベアリング47により回転自在にベアリングケース40に軸支されて いる。偏心軸48は、ベアリングケース40の外面側において出力軸46の下端部に一 体的に形成され、出力軸46の中心線に対して偏倚している。
【0017】 可動刃50及び固定刃52は、中心線を揃えて、可動刃50がケース18側となるよう に重ね合わされている。連結ピン54は、可動刃50及び固定刃52の中心に位置し、 固定刃52の外面側から固定刃52及び可動刃50を貫通して、先端部にスナップリン グ56を嵌着され、可動刃50及び固定刃52を相互に連結している。複数個の凸部60 は、下方へ少し突出するように、ケース18の下面側に形成され、可動刃50の透孔 62を貫通している。ボルト58は、固定刃52の下面側から固定刃52に挿通され、各 凸部60に螺合して、固定刃52を凸部60に固定する。
【0018】 環状フェルトパッキン64は、ケース18の下端部の周縁部66の下面に形成されて いる環状溝に上端側を嵌着され、下端面において可動刃50に摺接する。スリーブ 枠68は、中心が出力軸46の中心線上となるように、可動刃50に取り付けられ、内 側にスリーブ70を嵌挿されている。スリーブ70は、内周側に小判形長孔72を画定 するとともに、固定刃52側のフランジ部を、可動刃50と固定刃52との間に介在さ せるように、嵌入させている。ボールベアリング74は、内輪の内周側を偏心軸48 の周部に固着され、小判形長孔72内へ偏心軸48と共に嵌入している。
【0019】 図2は歯車装置16の部位を上方から見た図である。可動刃50及び固定刃52は、 周辺に沿ってそれぞれ刃部76,78を有し、可動刃50は固定刃52より少し小径とな っている。
【0020】 図3は偏心軸48の軸方向からスリーブ70等を示した図である。82,84は、それ ぞれ出力軸46(図1)及び連結ピン54(図1)の中心線の位置であり、中心線80 は、中心84を通る直線、すなわち可動刃50の直径に一致する。小判形長孔72は、 中心線80に対して対称な形状であり、中心線80の方向へ長くなっている。ボール ベアリング74は、小判形長孔72の幅と等しい外径を有し、ボールベアリング74の 外輪の外周は小判形長孔72の幅方向へ小判形長孔72の周面に接触している。偏心 軸48は、出力軸46の回転に伴って中心82の周りを公転し、これにより、スリーブ 70は、中心84を中心とする円周方向へ往復動する。
【0021】 図4は各透孔62の形状を示している。各透孔62は、中心84を通る直線に対して 対称形状となっており、中心84を中心とする円周方向へ長い小判形状となってい る。透孔62のこのような長円形状は、中心84を中心とする円周方向の可動刃50の 往復動に対して、凸部60が透孔62の周縁に衝突するのを回避させる。
【0022】 実施例の作用について説明する。 偏心軸48は、可動刃50の直径に対して、すなわち連結ピン54の中心を通る可動 刃50の面上の直線に対して対称のスリーブ70内に挿入されるので、偏心軸48への 可動刃50の組付け性は良好である。
【0023】 操作桿12の後端部の動力部からの回転動力は、伝動軸14を介して接続軸20へ伝 達され、さらに、継ぎ手28を介して遊星歯車装置24のサンギヤ26へ伝達される。 遊星歯車装置24では、サンギヤ26の回転速度が減速されて、キャリヤ板30へ伝達 され、出力軸46は伝動軸14より小さい回転速度で回転する。偏心軸48は、出力軸 46の回転に伴って、出力軸46の中心線を中心として所定半径で公転する。スリー ブ70は、偏心軸48及びそれに嵌装されたボールベアリング74を小判形長孔72内へ 嵌入されており、偏心軸48の公転に伴って、小判形長孔72の短径方向へ連行され 、これにより、連結ピン54を中心とする円周方向へ往復動する。一方、ボルト58 は、可動刃50の透孔62を通過して固定刃52及びケース18を相互に固定しているの で、可動刃50は固定刃52に対して円周方向へ往復動する。こうして、被刈取物は 固定刃52及び可動刃50の刃部76,78の間に挟まれて、刈り取られる。
【0024】 スリーブ70のフランジ部は、出力軸46の部位において可動刃50及び固定刃52の 間に介在し、また、可動刃50は、スリーブ70のフランジ部より周辺側の凸部60の 部位において固定刃52の方へ押圧されているので、刃部76,78の相互の押圧力が 増大し、刃部76,78における剪断性が向上する。
【0025】 環状フェルトパッキン64は、下面において透孔62の上面に摺接し、放射方向外 側から内側へケース18の内部へ異物が進入するのを阻止する。
【0026】 木等に刈刃を当てて、仮取り作業を行なう場合は、大径でかつ固定側の固定刃 52が木等に当てられて、固定刃52及び可動刃50の刃部76,78の間に挟まれた被刈 取物が刈り取られる。
【0027】 可動刃50及び固定刃52を交換するとき、ボルト58がケース18の凸部60から取り 外される。これにより、固定刃52は、ケース18への止着を解除されるとともに、 可動刃50は、その透孔62からボルト58を抜かれ、また、スリーブ70から偏心軸48 を抜かれて、取り外される。
【0028】
【考案の効果】
請求項1の考案では、可動側の第2の円形刃は固定側の第1の円形刃に対して 円周方向へ往復動するようになっているので、可動側の第2の円形刃に衝突した 石等は、作業者の方へ飛散せず、作業者の安全性を高められるとともに、作業者 は、飛散した泥等により汚れるのを回避される。また、刈刃は、左右方向や高さ 方向へ長い長方形ではなく、円形であるので、刈刃の方向を変更することなく、 被刈取物に刈刃の刃部が当たり、被刈取物を刈り取ることができ、刈取機の作業 能率性が向上する。
【0029】 請求項2の考案では、木等に刈取機の刈刃を当てて作業する場合、固定側の第 1の円形刃が木等に当てられるとともに、第1の円形刃に対して所定回転角度内 で円周方向へ往復動する可動側の第2の円形刃は、第1の円形刃より小径となっ ているので、木等が可動刃によって損傷するのを防止しつつ、被刈取物を刈り取 ることができる。
【0030】 請求項3の考案によれば、複数個のボルトをケースから取り外すのみで、第1 の円形刃及び第2の円形刃を取り外すことができ、第1の円形刃及び第2の円形 刃の交換及び保守作業が簡単化される。
【0031】 請求項4の考案によれば、被連行用長孔は、第2の円形刃の直径に対して、す なわち連結ピンの中心を通る第2の円形刃面上の直線に対して対称形状となって いるので、被連行用長孔へ偏心軸を容易に挿入することができ、組付け性を向上 させることができる。
【0032】 請求項5の考案によれば、スペーサが被連行用長孔の周辺部位において第1の 円形刃及び第2の円形刃の間に介在し、第2の円形刃は、第1の円形刃に対して スペーサの部位において盛り上げられているとともに、さらにスペーサの放射方 向外側において棒状固定部材により第1の円形刃の方へ押圧されているので、第 1の円形刃及び第2の円形刃は、周辺部の刃部における相互の押圧力を増加させ られ、剪断性を向上させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈取機の前端部の構造図である。
【図2】歯車装置の部位を上方から見た図である。
【図3】偏心軸の軸方向からスリーブ等を示した図であ
る。
【図4】各透孔の形状を示す図である。
【符号の説明】
10 刈取機 12 操作桿 16 歯車装置 18 ケース 20 接続軸(入力軸) 24 遊星歯車装置 46 出力軸 48 偏心軸 50 可動刃(第2の円形刃) 52 固定刃(第1の円形刃) 54 連結ピン 58 ボルト(棒状固定部材) 62 透孔 64 環状フェルトパッキン(シール材) 70 スリーブ(スペーサ) 72 小判形長孔(被連行用長孔) 76,78 刃部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車装置(16)が操作桿(12)の前端側に取
    り付けられ、前記歯車装置(16)の入力軸(20)及び出力軸
    (46)の軸方向が等しくなっている刈取機(10)において、
    前記歯車装置(16)のケース(18)内に配設され前記入力軸
    (20)から前記出力軸(46)へ回転を減速して伝達する遊星
    歯車装置(24)と、前記ケース(18)の前記出力軸(46)側を
    覆うように配設される第1の円形刃(52)と、この第1の
    円形刃(52)の前記ケース(18)側において前記第1の円形
    刃(52)に重ね合わされる第2の円形刃(50)と、前記第1
    の円形刃(52)及び前記第2の円形刃(50)をそれらの中心
    の周りに相互に相対回転自在に連結する連結ピン(54)
    と、前記出力軸(46)の回転に伴って前記出力軸(46)の中
    心線の周りを公転する偏心軸(48)と、前記連結ピン(54)
    の周りに前記第2の円形刃(50)と一体回転するように設
    けられ前記偏心軸(48)を内側に挿入されて前記偏心軸(4
    8)の公転に伴って前記連結ピン(54)の周りを往復揺動さ
    せられる被連行用長孔(72)と、前記第1の円形刃(52)に
    対する前記第2の円形刃(50)の相対揺動の際に干渉しな
    いように前記第2の円形刃(50)に形成された透孔(62)を
    貫通して前記第1の円形刃(52)を前記ケース(18)に固定
    する棒状固定部材(58)とを有していることを特徴とする
    刈取機。
  2. 【請求項2】 前記第2の円形刃(50)は前記第1の円形
    刃(52)より小径であることを特徴とする請求項1記載の
    刈取機。
  3. 【請求項3】 前記棒状固定部材(58)が複数個のボルト
    (58)であることを特徴とする請求項1記載の刈取機。
  4. 【請求項4】 前記被連行用長孔(72)は、前記第2の円
    形刃(50)の直径に対して対称であることを特徴とする請
    求項1記載の刈取機。
  5. 【請求項5】 スペーサ(70)が、前記被連行用長孔(72)
    の周辺部位において前記第1の円形刃(52)及び前記第2
    の円形刃(50)の間に介在していることを特徴とする請求
    項1記載の刈取機。
JP6916192U 1992-09-08 1992-09-09 刈取機 Pending JPH0624428U (ja)

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