JPH06243916A - リードピン - Google Patents

リードピン

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Publication number
JPH06243916A
JPH06243916A JP50A JP5146393A JPH06243916A JP H06243916 A JPH06243916 A JP H06243916A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 5146393 A JP5146393 A JP 5146393A JP H06243916 A JPH06243916 A JP H06243916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
lead pin
lead
jig
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Asano
哲朗 浅野
Masanori Kawade
雅徳 川出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP50A priority Critical patent/JPH06243916A/ja
Publication of JPH06243916A publication Critical patent/JPH06243916A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピン立て治具へのピン立ての作業性及び加工
生産性に優れた,リードピンを提供すること。 【構成】 ツバ11とその両側に延在する軸部12とよ
りなり,軸部12は形状・長さがそれぞれ略等しく,各
軸部12には軸方向に沿って半田流入用の長溝13が形
成してある。リードピン1おける両端部は,その形状・
長さが同じであるため,いずれの軸部12が,ピン立て
治具に挿入されても良い。その結果,ピン立て作業が容
易になる。また,加工が容易になり生産性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ピン立て治具へのピン
立ての作業性及び加工生産性に優れた,リードピンに関
する。
【0002】
【従来技術】図5,図6に示すごとく,従来,リードピ
ン9としては,略中央部に形成されたツバ91と,これ
よりも上方に形成された挿入部92と,ツバ91よりも
下方に形成された脚部96とを有するものがある。上記
挿入部92には,十字状の突起部94と,その溝間に形
成された半田流入用の長溝93を有する(図2参照)。
【0003】上記挿入部92側と,脚部96側との長さ
は略同じにしてある。その理由は,図6に示すごとく,
リードピン9をピン立て治具7に挿入し易くするため,
その重心を中央に配置しておくためである。
【0004】そして,図8に示すごとく,リードピン9
の上記挿入部92をプリント配線板8のスルーホール8
0内に圧入するに当たっては,図6に示すごとく,まず
該リードピン9の脚部96をピン立て治具7のピン穴7
0内に嵌挿して立設する必要がある。ところで,上記リ
ードピン9をピン立て治具7へ立設させる際には,バキ
ューム(吸引)立設法が用いられる。この方法において
は,図7に示すごとく,リードピン9は,図7に示すご
とく,外枠61内にセットされたピン立て治具7の上で
バキューム装置62により断続的に吸引を与えることに
より,該ピン立て治具7のピン穴70内に嵌挿されて立
設される。ところで,上記ピン穴70内に嵌挿するリー
ドピン9は多数である。それ故,ピン立て作業は,短時
間内に行わなければならない。
【0005】そのため,上記ピン穴70は,脚部96の
径よりも,若干大き目にしてある。一方,図7に示すご
とく,上記リードピン9が立設されたピン立て治具7
は,プリント配線板8への圧入工程(図8)へ送られ
る。
【0006】ここで,図8に示すごとく,リードピン9
の頭部95がプリント配線板8のスルーホール80内へ
圧入される。即ち,プリント配線板8が,ピン立て治具
7の上方より押圧されて,ピン立て治具7上に立設され
たリードピン9がスルーホール80内に嵌挿される。
【0007】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来技術
には,次の問題点がある。即ち,リードピン9の重心
は,ツバ91の近傍にある。また,上記ピン穴70は,
上記挿入部92や脚部96の径よりも若干大き目にして
ある。そのため,図9に示すごとく,上記バキューム装
置62によるリードピンの立設作業時に,上記挿入部9
2がピン立て治具7のピン穴70内に嵌挿されてしまう
場合がある。
【0008】即ち,挿入部92が,上下方向が逆に挿入
されてしまうことがある。かかる逆挿入のリードピン9
は,人手により抜き取ってピン穴70内に,図6に示す
ごとく,再度嵌挿し直さなければならない。かかるピン
立て作業は,煩雑で能率が悪く,作業性が悪い。
【0009】また,上記リードピン9は,挿入部92側
と脚部96側とでは形状が異なるため,加工が困難であ
る。本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたも
ので,ピン立て作業が容易で,加工生産性に優れた,リ
ードピンを提供しようとするものである。
【0010】
【課題の解決手段】本発明は,ツバと該ツバの両側に延
在する軸部とよりなるリードピンであって,上記軸部
は,形状・長さがそれぞれ略等しく,各軸部には軸方向
に沿って,半田流入用の長溝が形成してあることを特徴
とするリードピンにある。
【0011】上記リードピンは,その本体の直径が0.
2〜0.5mmで,Cu系合金(リン青銅),Fe−N
i系合金等よりなる。これらの合金は,一般に展延性,
防錆性,導電性に優れる。上記軸部は,細長状の突起部
を有し,該突起部の間には半田流入用の長溝が形成して
ある。
【0012】上記ツバは,リードピンの略中央部にあ
り,その外周縁は,上記突起部よりも外側に突出してい
る。ツバの形状としては,例えば円形,楕円形,多角形
状がある。上記突起部の上端部には,例えば偏平状の頭
部を形成することが好ましい。これにより,リードピン
の実装に当たって,実装作業が容易になる。本発明のリ
ードピンは,上記のごとく,一方の軸部が挿入側になれ
ば,他方の軸部が脚部側となるので,リバーシブルピン
とも称するものである。
【0013】
【作用及び効果】本発明のリードピンにおいては,軸部
の形状・長さが略等しくしてある。そのため,ピン立て
作業に当たって,いずれの軸部がピン立て治具のピン穴
に挿入されても,片方の軸部が基板への挿入部となる。
それ故,ピン立て治具に挿入されたリードピンが,上下
逆になっているか否かの検査,差し替えが不要となり,
ピン立て作業が容易になる。
【0014】また,両軸部の形状・長さが同じであるた
め,リードピンの加工製造が容易で,生産性が向上す
る。それ故,本発明によれば,ピン立て治具へのピン立
ての作業性及び加工生産性に優れた,リードピンを提供
することができる。
【0015】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかるリードピンにつき,図1,図2
を用いて説明する。図1,図2に示すごとく,リードピ
ン1は,ツバ11と,該ツバ11の両側に延在する軸部
12とよりなる。上記軸部12は,形状・長さがそれぞ
れ略等しくしてあり,各軸部12には本体10の軸方向
に沿って半田流入用の長溝13が形成してある。
【0016】上記リードピン1は,本体10の直径が約
0.3mmで,リン青銅等のCu合金よりなる。上記軸
部12は,図1,図2に示すごとく,細長十字状の突起
部14を有し,両突起部14間には半田流入用の長溝1
3が形成してある。
【0017】上記ツバ11は,図1,図2に示すごと
く,円形で,リードピン1の略中央部にあり,その外周
縁は,上記突起部14よりも外側に突出している。上記
突起部14の上端部には,図1に示すごとく,偏平状の
頭部15が形成してある。これにより,リードピン1を
プリント配線板8(図8参照)に実装するに当たって,
実装作業が容易になり,また半田溜まりが形成され易
い。
【0018】次に,作用効果につき説明する。本例のリ
ードピン1においては,軸部12の形状・長さが略等し
くしてある。そのため,ピン立て作業に当たって,いず
れの軸部12がピン立て治具7のピン穴70(図6参
照)に挿入されても,片方の軸部が基板への挿入部とな
る。
【0019】それ故,ピン立て治具に挿入されたリード
ピンが,上下逆になっているか否かの検査,差し替えが
不要となり,ピン立て作業が容易になる。また,両軸部
12の形状・長さが同じであるため,リードピンの加工
が容易であり,生産性が向上する。それ故,本例によれ
ば,ピン立て治具へのピン立て作業性及び加工生産性が
向上する。
【0020】実施例2 本例のリードピン1Aは,図3,図4に示すごとく,実
施例1における軸部12よりもその外形状を小さくした
ものである。本例のリードピン1Aは,上記軸部12A
は,略十文字状の羽根部16を有する。この羽根部16
は,図4に示すごとく,本体10と略同径Lの長径部1
61を有する。
【0021】上記各長径部161の間には,本体10の
軸方向に沿って,半田流入用の長溝13が,4ヶ所に形
成してある。ツバ11は,図3,図4に示すごとく,本
体10よりも大きな直径を有する。また,ツバ11は,
リードピン1Aの中央部に形成してある。そして,ツバ
11を中心として,上記各軸部がそれぞれ等しい形状・
長さを有する。その他は,実施例1と同様である。本例
においても,実施例1と同様の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかるリードピンの正面図。
【図2】実施例1にかかるリードピンの平面図。
【図3】実施例2にかかるリードピンの正面図。
【図4】実施例2にかかるリードピンの平面図。
【図5】従来のリードピンの正面図。
【図6】従来のリードピンをピン立て治具に立設した状
態を示す断面図。
【図7】従来のリードピンをピン立て治具に立設するピ
ン立て作業状態を示す斜視図。
【図8】従来のリードピンをプリント配線板に圧入する
状態を示す断面図。
【図9】従来のリードピンの問題点を示す説明図。
【符号の説明】
1,1A...リードピン, 11...ツバ, 12,12A...軸部, 13...長溝, 14...突起部, 15...頭部,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツバと該ツバの両側に延在する軸部とよ
    りなるリードピンであって,上記軸部は,形状・長さが
    それぞれ略等しく,各軸部には軸方向に沿って,半田流
    入用の長溝が形成してあることを特徴とするリードピ
    ン。
JP50A 1993-02-17 1993-02-17 リードピン Pending JPH06243916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06243916A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 リードピン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06243916A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 リードピン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06243916A true JPH06243916A (ja) 1994-09-02

Family

ID=12887640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50A Pending JPH06243916A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 リードピン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06243916A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09223529A (ja) * 1995-12-15 1997-08-26 Ibiden Co Ltd 電子部品搭載用基板及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09223529A (ja) * 1995-12-15 1997-08-26 Ibiden Co Ltd 電子部品搭載用基板及びその製造方法

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