JPH06243058A - メディア同期再生装置 - Google Patents
メディア同期再生装置Info
- Publication number
- JPH06243058A JPH06243058A JP5025264A JP2526493A JPH06243058A JP H06243058 A JPH06243058 A JP H06243058A JP 5025264 A JP5025264 A JP 5025264A JP 2526493 A JP2526493 A JP 2526493A JP H06243058 A JPH06243058 A JP H06243058A
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- media
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のメディア要素を指定した時間的条件を
保ち、且つメディア要素数が増えても再生開始迄の待ち
時間を増やすことなく画面に表示する。 【構成】 文字、静止画、音声等複数のメディアをディ
スプレイ装置の画面上に再生表示するメディア同期再生
装置において、1つのメディア要素のデータ伝送や再生
準備を独立に行う複数のメディア制御プロセスと、これ
ら複数のメディア制御プロセスへメディア要素毎の情報
を伝達し、各々のメディア要素のうち最も早く再生を開
始するメディア要素群の表示準備完了通知を全て受け付
けた時点で再生を開始するように制御する主制御プロセ
スと、各メディア要素毎の伝送処理時間や再生準備処理
時間等から再生開始余裕を決定する再生制御プロセス
と、複数のメディア要素を指定した時間的条件を保って
画面上に再生する手段を備える。
保ち、且つメディア要素数が増えても再生開始迄の待ち
時間を増やすことなく画面に表示する。 【構成】 文字、静止画、音声等複数のメディアをディ
スプレイ装置の画面上に再生表示するメディア同期再生
装置において、1つのメディア要素のデータ伝送や再生
準備を独立に行う複数のメディア制御プロセスと、これ
ら複数のメディア制御プロセスへメディア要素毎の情報
を伝達し、各々のメディア要素のうち最も早く再生を開
始するメディア要素群の表示準備完了通知を全て受け付
けた時点で再生を開始するように制御する主制御プロセ
スと、各メディア要素毎の伝送処理時間や再生準備処理
時間等から再生開始余裕を決定する再生制御プロセス
と、複数のメディア要素を指定した時間的条件を保って
画面上に再生する手段を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メディア同期再生装置
に関し、特に、マルチタスクOS及び同等の機能を有す
るシステムをベースにした複数端末間において通信され
る複数のメディア要素データの再生時の同期再生装置に
関するものである。
に関し、特に、マルチタスクOS及び同等の機能を有す
るシステムをベースにした複数端末間において通信され
る複数のメディア要素データの再生時の同期再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチタスクOSベースのワークステー
ション等において、統合デジタル通信サービス網(IS
DN)やローカルエリアネットワーク(LAN)等の通
信路を用いて文字、静止画、音声等のメディア要素デー
タを複数端末間で通信する際のメディア同期再生装置
は、例えば、教育用に用いられる検索表示装置等におい
て必要となるものである。
ション等において、統合デジタル通信サービス網(IS
DN)やローカルエリアネットワーク(LAN)等の通
信路を用いて文字、静止画、音声等のメディア要素デー
タを複数端末間で通信する際のメディア同期再生装置
は、例えば、教育用に用いられる検索表示装置等におい
て必要となるものである。
【0003】従来、このような複数端末間で複数のメデ
ィア要素データを通信する際のメディア同期再生装置と
しては、複数のメディア要素全ての再生準備が終了した
時点を基準時刻として設定し、それを各メディアの再生
開始時刻に対する基準時刻とする方式の装置がある。こ
のメディア同期再生装置では、複数端末間で複数のメデ
ィア要素データを通信する場合にメディア種別やデータ
サイズの違いによって生ずる通信時間の差異や、受信し
たメディア要素を再生する場合に、メディア種別やデー
タサイズの違いによって生ずる再生準備にかかる時間の
差異を、全てのメディア要素の再生準備が終了するまで
再生開始を待つことにより吸収し、複数のメディア要素
データを時間的条件を指定して再生することを可能とし
ている。
ィア要素データを通信する際のメディア同期再生装置と
しては、複数のメディア要素全ての再生準備が終了した
時点を基準時刻として設定し、それを各メディアの再生
開始時刻に対する基準時刻とする方式の装置がある。こ
のメディア同期再生装置では、複数端末間で複数のメデ
ィア要素データを通信する場合にメディア種別やデータ
サイズの違いによって生ずる通信時間の差異や、受信し
たメディア要素を再生する場合に、メディア種別やデー
タサイズの違いによって生ずる再生準備にかかる時間の
差異を、全てのメディア要素の再生準備が終了するまで
再生開始を待つことにより吸収し、複数のメディア要素
データを時間的条件を指定して再生することを可能とし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全ての
メディア要素の再生準備が終了するまで再生開始を待た
なくてはならないので、メディア要素の数が多くなるに
つれて、再生を要求してから実際に再生開始するまでに
かかる時間が長くなってしまうという問題があった。
メディア要素の再生準備が終了するまで再生開始を待た
なくてはならないので、メディア要素の数が多くなるに
つれて、再生を要求してから実際に再生開始するまでに
かかる時間が長くなってしまうという問題があった。
【0005】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は、複数のメディア要
素を指定した時間的条件を保持し、且つメディア要素数
が増えても再生開始迄の待ち時間を増やすことなく画面
に表示することが可能なメディア同期再生装置を提供す
ることにある。
されたものであり、本発明の目的は、複数のメディア要
素を指定した時間的条件を保持し、且つメディア要素数
が増えても再生開始迄の待ち時間を増やすことなく画面
に表示することが可能なメディア同期再生装置を提供す
ることにある。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的及び新
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明ら
かにする。
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明ら
かにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、文字、静止画、音声等複数のメディアを
ディスプレイ装置の画面上に再生表示するメディア同期
再生装置において、1つのメディア要素のデータ伝送や
再生準備を独立に行う複数のメディア制御プロセスと、
これら複数のメディア制御プロセスへメディア要素毎の
情報を伝達し、各々のメディア要素のうち最も早く再生
を開始するメディア要素群に着目し、それらからの表示
準備完了通知を全て受け付けた時点で再生を開始するよ
うに制御する主制御プロセスと、再生開始の基準時刻を
適切に制御するために各メディア要素毎の伝送処理時間
や再生準備処理時間等から再生開始余裕を決定する再生
制御プロセスと、メディア要素毎に再生開始時刻の指定
と再生終了時刻の指定を行うことによって複数のメディ
ア要素を指定した時間的条件を保ってディスプレイ装置
の画面上に再生する手段を具備することを最も主要な特
徴とする。
に、本発明は、文字、静止画、音声等複数のメディアを
ディスプレイ装置の画面上に再生表示するメディア同期
再生装置において、1つのメディア要素のデータ伝送や
再生準備を独立に行う複数のメディア制御プロセスと、
これら複数のメディア制御プロセスへメディア要素毎の
情報を伝達し、各々のメディア要素のうち最も早く再生
を開始するメディア要素群に着目し、それらからの表示
準備完了通知を全て受け付けた時点で再生を開始するよ
うに制御する主制御プロセスと、再生開始の基準時刻を
適切に制御するために各メディア要素毎の伝送処理時間
や再生準備処理時間等から再生開始余裕を決定する再生
制御プロセスと、メディア要素毎に再生開始時刻の指定
と再生終了時刻の指定を行うことによって複数のメディ
ア要素を指定した時間的条件を保ってディスプレイ装置
の画面上に再生する手段を具備することを最も主要な特
徴とする。
【0008】
【作用】前述の手段によれば、複数のメディア要素のう
ち最も早く再生を開始するメディア要素群の再生準備が
完了した時点で、再生を開始するように再生開始余裕に
より再生開始の基準時刻を適切に制御して、メディア要
素間の同期を確保することにより、各メディア要素のサ
ーバプロセスからの伝送時間や再生準備時間に差異が生
じても、再生開始直前に再生開始時刻を調節することに
なるので、その差異を吸収し、予め指定した各メディア
要素間の時間的条件を維持して再生することが可能とな
り、各メディア要素間の対応関係を正確に保って再生す
ることができる。さらに、再生を開始するために必要な
メディア要素だけが揃えば再生を開始できるので、再生
を要求してから実際に再生開始するまでにかかる時間を
削減することが可能となる。
ち最も早く再生を開始するメディア要素群の再生準備が
完了した時点で、再生を開始するように再生開始余裕に
より再生開始の基準時刻を適切に制御して、メディア要
素間の同期を確保することにより、各メディア要素のサ
ーバプロセスからの伝送時間や再生準備時間に差異が生
じても、再生開始直前に再生開始時刻を調節することに
なるので、その差異を吸収し、予め指定した各メディア
要素間の時間的条件を維持して再生することが可能とな
り、各メディア要素間の対応関係を正確に保って再生す
ることができる。さらに、再生を開始するために必要な
メディア要素だけが揃えば再生を開始できるので、再生
を要求してから実際に再生開始するまでにかかる時間を
削減することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0010】図1は、本発明のメディア同期再生装置の
一実施例の構成を示すブロック構成図であり、1はクラ
イアントプロセス全体、2は主制御プロセス、3は表示
制御プロセス、4,5,6,7,8はそれぞれメディア
制御プロセス、9は通信網、10はサーバプロセス、1
1は再生制御プロセス、12はディスプレイ装置であ
る。
一実施例の構成を示すブロック構成図であり、1はクラ
イアントプロセス全体、2は主制御プロセス、3は表示
制御プロセス、4,5,6,7,8はそれぞれメディア
制御プロセス、9は通信網、10はサーバプロセス、1
1は再生制御プロセス、12はディスプレイ装置であ
る。
【0011】図2は、図1の本実施例における処理の流
れを説明するための図である。
れを説明するための図である。
【0012】ここで、図2で用いる用語の定義及び条件
について以下に説明する。
について以下に説明する。
【0013】(1)プロセスは、計算機内部での処理機
能単位とする。
能単位とする。
【0014】(2)サーバプロセスは、蓄積データ等の
管理を行うプロセスを指す。
管理を行うプロセスを指す。
【0015】(3)クライアントプロセスは、データの
入力や検索を行うプロセスを指す。
入力や検索を行うプロセスを指す。
【0016】(4)シナリオは、複数のメディア要素を
時間的条件を付けた1つの集合体と見なした。
時間的条件を付けた1つの集合体と見なした。
【0017】(5)シナリオ選択情報は、サーバプロセ
スが蓄積している複数のシナリオの中から目的のシナリ
オを検索するためのキーが含まれている。
スが蓄積している複数のシナリオの中から目的のシナリ
オを検索するためのキーが含まれている。
【0018】(6)シナリオ情報は、あるシナリオに含
まれるメディア要素の数やそれらメディア要素のファイ
ル名やファイルサイズ等の情報及びシナリオに含まれる
全メディア要素の関係制御情報、さらには再生開始余裕
に関する情報が含まれている。
まれるメディア要素の数やそれらメディア要素のファイ
ル名やファイルサイズ等の情報及びシナリオに含まれる
全メディア要素の関係制御情報、さらには再生開始余裕
に関する情報が含まれている。
【0019】(7)関係制御情報は、メディア要素毎の
再生情報、例えば、再生開始時刻や再生終了時刻や再生
表示位置等が含まれている。
再生情報、例えば、再生開始時刻や再生終了時刻や再生
表示位置等が含まれている。
【0020】(8)再生開始時刻と再生終了時刻及び再
生表示位置は、そのメディア要素をディスプレイ装置の
画面上に表示し始める時刻と表示を止める時刻及び画面
上での表示位置を指す。
生表示位置は、そのメディア要素をディスプレイ装置の
画面上に表示し始める時刻と表示を止める時刻及び画面
上での表示位置を指す。
【0021】(9)基準時刻は、再生開始時刻及び再生
終了時刻の表す時間軸の原点にあたる時刻を指す。
終了時刻の表す時間軸の原点にあたる時刻を指す。
【0022】(10)再生開始余裕は、複数のメディア
要素を再生する場合、各メディア要素のサーバプロセス
からの伝送やサーバ準備において生じる処理時間の差異
により予め指定された時間的関係が保てなくなるといっ
た事態を避けるために、再生開始時間を制御する際に最
低限必要となる余裕時間を指す。
要素を再生する場合、各メディア要素のサーバプロセス
からの伝送やサーバ準備において生じる処理時間の差異
により予め指定された時間的関係が保てなくなるといっ
た事態を避けるために、再生開始時間を制御する際に最
低限必要となる余裕時間を指す。
【0023】次に、本実施例のメディア同期再生装置の
動作を図2に沿って説明する。図1において、ディスプ
レイ装置12の画面上でどのシナリオが選択されたかが
クライアントプロセス1内の表示制御プロセス3におい
て認識される。表示制御プロセス3は、認識したシナリ
オを示すシナリオ選択情報を生成し、そのシナリオ選択
情報を主制御プロセス2に通知する。主制御プロセス2
は、シナリオ選択情報を受け取ったならば、そのシナリ
オ情報を通信網9を介してサーバプロセス10へ通知す
る。
動作を図2に沿って説明する。図1において、ディスプ
レイ装置12の画面上でどのシナリオが選択されたかが
クライアントプロセス1内の表示制御プロセス3におい
て認識される。表示制御プロセス3は、認識したシナリ
オを示すシナリオ選択情報を生成し、そのシナリオ選択
情報を主制御プロセス2に通知する。主制御プロセス2
は、シナリオ選択情報を受け取ったならば、そのシナリ
オ情報を通信網9を介してサーバプロセス10へ通知す
る。
【0024】サーバプロセス10は、主制御プロセス2
から通知されるシナリオ選択情報を受信し、その受信し
たシナリオ選択情報により指定されたシナリオに関する
情報をファイルから読み出す。このサーバプロセス10
は、再生制御プロセス11を含んでいるが、読み出した
シナリオ情報等を基に再生開始余裕を算出し、これを含
んだシナリオ情報を通信網9を介して主制御プロセス2
へ通知する。
から通知されるシナリオ選択情報を受信し、その受信し
たシナリオ選択情報により指定されたシナリオに関する
情報をファイルから読み出す。このサーバプロセス10
は、再生制御プロセス11を含んでいるが、読み出した
シナリオ情報等を基に再生開始余裕を算出し、これを含
んだシナリオ情報を通信網9を介して主制御プロセス2
へ通知する。
【0025】主制御プロセス2は、シナリオ情報を受信
したならば、これを解読し、必要なメディア要素分のメ
ディア制御プロセス4,5,6,7,8を生成する。そ
して、主制御プロセス2は、サーバプロセス10から受
け取ったシナリオ情報の中からメディア要素毎の関係制
御情報を生成し、メディア制御プロセス4,5,6,
7,8のそれぞれに通知する。
したならば、これを解読し、必要なメディア要素分のメ
ディア制御プロセス4,5,6,7,8を生成する。そ
して、主制御プロセス2は、サーバプロセス10から受
け取ったシナリオ情報の中からメディア要素毎の関係制
御情報を生成し、メディア制御プロセス4,5,6,
7,8のそれぞれに通知する。
【0026】主制御プロセス2から関係制御情報を受け
取ったメディア制御プロセス4,5,6,7,8は、そ
れぞれ独立に通信網9を介してサーバプロセス10にメ
ディア要素データの送信要求を通知する。
取ったメディア制御プロセス4,5,6,7,8は、そ
れぞれ独立に通信網9を介してサーバプロセス10にメ
ディア要素データの送信要求を通知する。
【0027】サーバプロセス10は、メディア制御プロ
セス4,5,6,7,8から通知されるメディア要素デ
ータ送信要求に応じてそれぞれのメディア要素データを
通信網9を介してメディア制御プロセス4,5,6,
7,8に送信する。
セス4,5,6,7,8から通知されるメディア要素デ
ータ送信要求に応じてそれぞれのメディア要素データを
通信網9を介してメディア制御プロセス4,5,6,
7,8に送信する。
【0028】メディア制御プロセス4,5,6,7,8
は、それぞれサーバプロセス10からメディア要素デー
タを受信すると、その再生準備を行う。メディア制御プ
ロセス4,5,6,7,8は、それぞれメディア要素デ
ータの再生準備が完了した時点で主制御プロセス2にメ
ディア要素データの再生準備完了を通知する。
は、それぞれサーバプロセス10からメディア要素デー
タを受信すると、その再生準備を行う。メディア制御プ
ロセス4,5,6,7,8は、それぞれメディア要素デ
ータの再生準備が完了した時点で主制御プロセス2にメ
ディア要素データの再生準備完了を通知する。
【0029】主制御プロセス2は、メディア制御プロセ
ス4,5,6,7,8のそれぞれから通知されるメディ
ア要素データの再生準備状況を監視するが、メディア制
御プロセス4,5,6,7,8のうち第1次再生開始メ
ディア要素であるものの全てから再生準備完了通知を受
信したならば、その時点で、主制御プロセス2は、この
時刻に再生開始余裕を加えた時刻をシナリオ再生の基準
時刻として決定する。
ス4,5,6,7,8のそれぞれから通知されるメディ
ア要素データの再生準備状況を監視するが、メディア制
御プロセス4,5,6,7,8のうち第1次再生開始メ
ディア要素であるものの全てから再生準備完了通知を受
信したならば、その時点で、主制御プロセス2は、この
時刻に再生開始余裕を加えた時刻をシナリオ再生の基準
時刻として決定する。
【0030】主制御プロセス2は、決定した基準時刻を
情報として含んだ再生開始要求を、メディア制御プロセ
ス4,5,6,7,8のうち再生準備完了通知を既に受
信したものについては直ちに、その他については再生準
備完了通知を受信した際に通知する。
情報として含んだ再生開始要求を、メディア制御プロセ
ス4,5,6,7,8のうち再生準備完了通知を既に受
信したものについては直ちに、その他については再生準
備完了通知を受信した際に通知する。
【0031】メディア制御プロセス4,5,6,7,8
は、それぞれ主制御プロセス2から再生開始要求を受信
したならば、この再生開始要求に含まれる基準時刻を関
係制御情報に記述されている再生開始時刻と再生終了時
刻の基準時刻に設定する。
は、それぞれ主制御プロセス2から再生開始要求を受信
したならば、この再生開始要求に含まれる基準時刻を関
係制御情報に記述されている再生開始時刻と再生終了時
刻の基準時刻に設定する。
【0032】再生開始時刻や再生終了時刻は、絶対時刻
と相対時刻のいずれかで記述されるが、メディア制御プ
ロセス4,5,6,7,8は、それぞれ再生開始時刻に
なった時点でディスプレイ装置12の画面上にメディア
要素データの再生を開始する。これによって、シナリオ
がディスプレイ装置12の画面上に表示される。
と相対時刻のいずれかで記述されるが、メディア制御プ
ロセス4,5,6,7,8は、それぞれ再生開始時刻に
なった時点でディスプレイ装置12の画面上にメディア
要素データの再生を開始する。これによって、シナリオ
がディスプレイ装置12の画面上に表示される。
【0033】メディア制御プロセス4,5,6,7,8
は、それぞれメディア要素データの再生中に現在時刻の
監視を行うが、メディア制御プロセス4,5,6,7,
8は、それぞれ再生終了時刻になった時点でディスプレ
イ装置12の画面上への再生を終了する。
は、それぞれメディア要素データの再生中に現在時刻の
監視を行うが、メディア制御プロセス4,5,6,7,
8は、それぞれ再生終了時刻になった時点でディスプレ
イ装置12の画面上への再生を終了する。
【0034】メディア制御プロセス4,5,6,7,8
は、それぞれの再生終了を主制御プロセス2へ通知す
る。主制御プロセス2は、メディア制御プロセス4,
5,6,7,8のそれぞれから通知されるメディア要素
データの再生終了通知を監視するが、主制御プロセス2
は、メディア制御プロセス4,5,6,7,8の全てか
ら再生終了通知を受け取ったならば、その時点でシナリ
オ終了を表示制御プロセス3へ通知する。
は、それぞれの再生終了を主制御プロセス2へ通知す
る。主制御プロセス2は、メディア制御プロセス4,
5,6,7,8のそれぞれから通知されるメディア要素
データの再生終了通知を監視するが、主制御プロセス2
は、メディア制御プロセス4,5,6,7,8の全てか
ら再生終了通知を受け取ったならば、その時点でシナリ
オ終了を表示制御プロセス3へ通知する。
【0035】表示制御プロセス3は、シナリオ終了通知
を受けた時点で次のシナリオ選択に対応するようにディ
スプレイ装置12の画面を設定する。
を受けた時点で次のシナリオ選択に対応するようにディ
スプレイ装置12の画面を設定する。
【0036】以上の説明からわかるように、本実施例に
よれば、複数のメディア要素のうち最も早く再生を開始
するメディア要素群の再生準備が完了した時点で再生を
開始するように再生開始余裕により再生開始の基準時刻
を適切に制御してメディア要素間の同期を確保すること
により、各メディア要素のサーバプロセスからの伝送時
間や再生準備時間に差異が生じても、再生開始する直前
に再生開始時刻を調節することになるので、その差異を
吸収し、予め指定した各メディア要素間の時間的条件を
維持して再生することが可能となり、各メディア要素間
の対応関係を正確に保って再生することができる。さら
に、再生を開始するために必要なメディア要素だけが揃
えば再生を開始できるので、再生を要求してから実際に
再生開始するまでにかかる時間を削減することができ
る。
よれば、複数のメディア要素のうち最も早く再生を開始
するメディア要素群の再生準備が完了した時点で再生を
開始するように再生開始余裕により再生開始の基準時刻
を適切に制御してメディア要素間の同期を確保すること
により、各メディア要素のサーバプロセスからの伝送時
間や再生準備時間に差異が生じても、再生開始する直前
に再生開始時刻を調節することになるので、その差異を
吸収し、予め指定した各メディア要素間の時間的条件を
維持して再生することが可能となり、各メディア要素間
の対応関係を正確に保って再生することができる。さら
に、再生を開始するために必要なメディア要素だけが揃
えば再生を開始できるので、再生を要求してから実際に
再生開始するまでにかかる時間を削減することができ
る。
【0037】そして、本実施例のメディア同期再生装置
は、クライアントプロセスからシナリオのデータを蓄積
するサーバプロセスにアクセスすることによってシナリ
オに含まれる複数のメディア要素データをディスプレイ
装置の画面上にサーバするものであるから、サーバプロ
セスとクライアントプロセスは、同一端末内のプロセス
であってもそれぞれが独立した端末であってもどちらで
も実現可能である。
は、クライアントプロセスからシナリオのデータを蓄積
するサーバプロセスにアクセスすることによってシナリ
オに含まれる複数のメディア要素データをディスプレイ
装置の画面上にサーバするものであるから、サーバプロ
セスとクライアントプロセスは、同一端末内のプロセス
であってもそれぞれが独立した端末であってもどちらで
も実現可能である。
【0038】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得
ることはいうまでもない。
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得
ることはいうまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のメディ
ア同期再生装置によれば、複数のメディア要素のうち最
も再生順が早いメディア要素群の再生準備が終了した時
点で再生開始余裕を考慮して基準時刻を設定し、それを
各メディア要素の再生開始時刻の基準としてメディア要
素間の同期を確保することができる。これにより、再生
を開始するために必要なメディア要素が揃った時点で再
生を開始できるので、予め指定した各メディア要素間の
時間的条件を正確に保って再生することができる。ま
た、再生要求から実際に再生開始するまでの待ち時間を
削減することができる。
ア同期再生装置によれば、複数のメディア要素のうち最
も再生順が早いメディア要素群の再生準備が終了した時
点で再生開始余裕を考慮して基準時刻を設定し、それを
各メディア要素の再生開始時刻の基準としてメディア要
素間の同期を確保することができる。これにより、再生
を開始するために必要なメディア要素が揃った時点で再
生を開始できるので、予め指定した各メディア要素間の
時間的条件を正確に保って再生することができる。ま
た、再生要求から実際に再生開始するまでの待ち時間を
削減することができる。
【図1】 本発明の同期再生装置の一実施例の構成を示
すブロック構成図、
すブロック構成図、
【図2】 図1の本実施例における処理の流れを説明す
るための図。
るための図。
1…クライアントプロセス全体、2…主制御プロセス、
3…表示制御プロセス、4,5,6,7,8…メディア
制御プロセス、9…通信網、10…サーバプロセス、1
1…再生制御プロセス、12…ディスプレイ装置。
3…表示制御プロセス、4,5,6,7,8…メディア
制御プロセス、9…通信網、10…サーバプロセス、1
1…再生制御プロセス、12…ディスプレイ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅野 政孝 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 文字、静止画、音声等複数のメディアを
ディスプレイ装置の画面上に再生表示するメディア同期
再生装置において、1つのメディア要素のデータ伝送や
再生準備を独立に行う複数のメディア制御プロセスと、
これら複数のメディア制御プロセスへメディア要素毎の
情報を伝達し、各々のメディア要素のうち最も早く再生
を開始するメディア要素群の表示準備完了通知を全て受
け付けた時点で再生を開始するように制御する主制御プ
ロセスと、各メディア要素毎の伝送処理時間や再生準備
処理時間等から再生開始余裕を決定する再生制御プロセ
スと、メディア要素毎に再生開始時刻の指定と再生終了
時刻の指定を行うことによって複数のメディア要素を指
定した時間的条件を保持して画面上に再生する手段を具
備することを特徴とするメディア同期再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5025264A JPH06243058A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | メディア同期再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5025264A JPH06243058A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | メディア同期再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06243058A true JPH06243058A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12161174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5025264A Pending JPH06243058A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | メディア同期再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06243058A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002077857A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-15 | Hitachi Ltd | マルチメディアデータの送出装置 |
WO2004032406A1 (ja) * | 2002-10-07 | 2004-04-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | データ伝送処理装置及びプログラム |
JP2005333280A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Dowango:Kk | 番組連動システム |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5025264A patent/JPH06243058A/ja active Pending
Cited By (5)
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