JPH06242776A - 笛部材 - Google Patents

笛部材

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JPH06242776A
JPH06242776A JP5053162A JP5316293A JPH06242776A JP H06242776 A JPH06242776 A JP H06242776A JP 5053162 A JP5053162 A JP 5053162A JP 5316293 A JP5316293 A JP 5316293A JP H06242776 A JPH06242776 A JP H06242776A
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wind
air
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Kenzo Akiyama
謙蔵 秋山
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10FAUTOMATIC MUSICAL INSTRUMENTS
    • G10F1/00Automatic musical instruments
    • G10F1/12Wind-actuated instruments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 楽曲の自動演奏を行なう場合に、人が吹く笛
の音と同様の柔らかい音色でトレモロのような震える音
を発生させることにより、玩具、ファンシーグッズなど
に搭載するのに適した笛部材を提供する。 【構成】 笛部材は、送風源27と、音階の異なる複数
個の笛を具備する笛部23と、前記送風源からの風を各
笛へ導く風道29a、29b、31、133aと、該風
道の風圧を振動させる風圧制御手段55、42と、各笛
に選択的に風を送る送風制御手段62eとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な笛部材に関し、
更に詳細には、玩具、ファンシーグッズなどに搭載する
のに適した笛部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、楽曲を演奏できる笛部材として
は、特公昭53−27980号公報に示すものが知られ
ている。すなわち、複数の音階の笛がその各笛口を上方
に向けた状態で一列に並んで設けられると共に、笛の側
方には送風羽根車が設けられており、この送風羽根車か
ら各笛口に空気を送り込むことによって笛を鳴らすよう
にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記笛
部材においては、送風羽根車から送られる空気が笛口に
導かれ笛を鳴らすので、空気の量は多く且つ一定に保た
れるので、発生する音の音色は鋭く且つ固い感じのもの
である。従って、玩具、ファンシーグッズなどに搭載す
るためには、もっと柔らかく心地よい音色の音を発生す
る笛部材の開発が望まれていた。
【0004】本発明の目的は、楽曲の自動演奏を行なう
場合に、人が吹く笛の音と同様の柔らかい音色でトレモ
ロのような震える音を発生させることにより、玩具、フ
ァンシーグッズなどに搭載するのに適した笛部材を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の笛部材は、送風
源と、音階の異なる複数個の笛を具備する笛部と、前記
送風源からの風を各笛へ導く風道と、該風道の風圧を振
動させる風圧制御手段と、各笛に選択的に風を送る送風
制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0006】前記風圧制御手段の好ましい例として、前
記風道の壁に設けた孔と、該孔を所定の周期で開閉する
開閉部材との組合わせを挙げることができる。
【0007】前記送風制御手段の好ましい例として、前
記風道を各笛ごとに開閉する弁部材を挙げることができ
る。
【0008】前記送風制御手段のもう一つの好ましい例
として、前記風道を遮蔽する幅を有し、長さ方向に移動
可能な長尺フィルム部材であって、各笛毎に風道を開放
する複数個の孔を設けてあるものを挙げることができ
る。きる。この長尺フィルム部材を、長さ方向に適切な
速度で移動することによって、目的の楽曲を自動演奏さ
せることができる。
【0009】
【作用】風道の風圧が振動するので、笛に導入される風
の風圧は常に変化し、発生する音は音程の変化を繰り返
し、細かく震え、柔らかく心地よいトレモロのような音
色の音になる。
【0010】風道の壁に設けた孔を所定の周期で開閉す
ることにより、送風源から送られてくる風の一部はその
孔から所定の周期で外部へ逃げ、風道の風圧はその周期
で振動する。
【0011】各笛に選択的に風を送る送風制御手段によ
り、音を発生する笛を選べるので楽曲を演奏することが
できる。
【0012】風道を各笛ごとに開閉する弁部材を設けて
あれば、弁を開いて所望の笛に風を送り楽曲を演奏する
ことができる。
【0013】前記風道を遮蔽する幅を有し、長さ方向に
移動可能な長尺フィルム部材であって、各笛毎に風道を
開放する複数個の孔を設けてあるフィルム部材を一定速
度で長さ方向に移動することにより、次々と風の導入さ
れる笛が入れ替わり、楽曲が自動演奏される。
【0014】
【実施例】図1及び図2は、それぞれ本発明の笛部材の
一例を示す正面斜視図及び背面斜視図である。
【0015】笛部材10は、電源である2個の電池を収
納する電池ケース11の上に立設した直立する前後2枚
の平板13、15の間に歯車列を設けてある。この歯車
列については後述するが、前側の平板13に固定したモ
ータボックス17に収納したモータ19により回転駆動
する。これらの平板13、15の上方に、軸20に回転
自在に嵌込まれた円盤21と、5本の笛23a、23
b、23c、23d、23eを上段に配置し、4本の笛
23f、23g、23h、23iを下段に配置した笛部
23とが配置されている。上記上段の5本の笛は歌口
(28a、28b、28c、28d、28e)を下方に
有し、下段の4本の笛は歌口(28f、28g、28
h、28i)を上方に有する(図2)。円盤21は背面
に複数個の突起22を有し、スプリング24で笛部23
の前面に向けて付勢されている。電池ケース11の前面
に電源スイッチ25が設けられている。
【0016】また、図2に示すように、笛部材10の背
面には、前記モータ19の回転軸に軸着した羽根車27
を収納するケース26が配置され、この羽根車27で発
生した風を笛に送る風道29aが設けられている。更
に、羽根車27のケース26の上方に前記笛部23が配
置され、前記9個の歌口が、上段に5個(28a、28
b、28c、28d、28e)、下段に4個(28f、
28g、28h、28i)それぞれ横並びに開口してい
る。
【0017】図3は、笛部23を表わす斜視図、図4は
その断面図である。
【0018】笛部23は、前記の上段の5本の笛23
a、23b、23c、23d、23eと下段の4本の笛
23f、23g、23h、23iとの間に、上段に5個
の風道135a、・・・及び下段に4個の風道135
f、・・・が設けてある。
【0019】上記笛及び風道はそれぞれ同様の構造を有
しているので、笛23a及び風道135aについて説明
する。風道135aは前後に延びた直方体形状の壁に仕
切られた空間で、後方の笛23aの歌口28aに接近す
る位置に笛口137aをそれぞれ開口している。風道1
35aの前壁には風の入口133aがそれぞれ開口して
いる。
【0020】上記のような構造を有する各笛は内部が空
洞で、笛口から流入した空気(風)が、笛の内部の空気
圧の変化させ、その空気圧の変化により、歌口の縁の空
気の流れが内側と外側に交互に変化し、その結果、笛の
内部空間及び壁部材が振動して楽音が発生すると考えら
れる。
【0021】玩具、ファンシーグッズなどに搭載する笛
部材の場合、モータ19及び羽根車27で発生する風の
風圧は、水圧に換算して約6cm以下の低い風圧で目的を
達成することができ、経済的見地からも好ましい。
【0022】図5は円盤21を取り外した笛部材10の
部分斜視図、図6はその断面図である。
【0023】風道29aは、平板15に設けた孔30
(図2、図9)を通って、平板13と15の間に位置す
る風道29bと連通している。風道29bは、円盤21
の背面を通って、笛部23の前面に突出して設けた風道
31と、風道31の底に設けた孔59により連通してい
る。
【0024】上記した通り、各笛及び各笛に連通してい
る各風道の構造は、それぞれ実質的に同じなので、以下
の説明は、図6に示されている笛23e又は23i、風
道135e又は135iを用いて行なう。
【0025】風道31は、笛部の前面に設けられた横長
の直方体形状の空間で、前壁と、前記笛部23の前面で
風道135eの風の入口133eが開口している背面
と、上下及び両側壁に囲まれている。
【0026】風道31には9個の弁部材(図5における
62a、・・・、62e、62f、・・、62i)が配
置されている。図6に示すように、弁部材62eは、風
道135eへの風の入口133eを塞ぐ弁部64eを一
端に有する細長部材で、回動軸68eを支点として前後
に回動自在であるが、弁部64eの重心が支点68eよ
り右側(図を見て)にあるので重力が支点68eより右
にかかることによって、常態において風の入口133e
を塞いでいる。なお、弁部材62iの弁部64iは、風
道135iの風の入口(図示せず)を塞いでいる。
【0027】風道31の前壁外面には円盤21を回転自
在に軸支するための軸20が突出している。軸20の根
元には円盤21を受け止める円形突出板65が設けてあ
る。軸20の下方の前壁は肉厚に形成されている。この
肉厚な前壁には9個の貫通口が横並びに設けてあり、こ
れらの孔には前後に水平移動自在に突起部材(鍵盤部
材)66e(66i)が嵌込まれている。突起部材66
e(66i)は、先端が外へ突出し、後端部が前記弁部
材62e(62i)の他端部と当接している。突起部材
66e(66i)は、嵌込まれている孔を形成している
前壁が肉厚なので、安定して前後に平行移動することが
できる。
【0028】また、軸20の上方には突出部69が形成
され、前記肉厚前壁の左右両下端部にも突出部71a、
71bが設けてある。これらの突出部69、71a、7
1b及び前記円形突出板65は円盤21と当接し、円盤
21を垂直に保持する。
【0029】前壁の9個の孔を突出した突起部材66
a、・・・、66e、66f、・・・、66i(図5)
の先端は、前記円盤の軸20の軸心からの距離が全て異
なっている。また、軸20に嵌込まれる円盤21の突起
22の円心からの距離は、発音したい笛の笛口へ通ずる
風道を塞ぐ弁部64a有する弁部材と当接する突起部材
の前記軸心からの距離と、同じ距離に形成されている。
【0030】図7は、前記歯車列の噛み合わせを説明す
る図である。
【0031】モータ19軸に設けたプーリ32は、プー
リ33と連動し、プーリ33と一体の小歯車35は減速
歯車37と噛み合い、歯車37と一体の小歯車39は、
回転軸を中心として放射状に等間隔(120°)に設け
た3個の孔41を有する円板42の周縁に形成した歯車
43と噛み合い、円板42と一体の小歯車45は歯車4
7と噛み合っている。歯車47と一体の小歯車49は円
盤21の周縁に形成した歯車51と噛み合っている。
【0032】図8は、円板42の3個の孔41と風道2
9bとの関係を表わす図であり、図9はその断面図であ
る。
【0033】円板42は、風道29bの前壁53に接し
て回転する。前壁53には、孔55が形成されている。
円板42が回転すると、この孔55と円板42の3個の
孔41はそれぞれ順次一致する。従って、風道29bの
前壁53の孔55は、円板の回転によって断続的に、規
則正しく開閉する。風道29bを通る風の一部は、孔5
5が円板42の孔41と一致して開口しているときには
外に逃げ、孔55が円板42によって塞がれているとき
には逃げない。
【0034】孔55の大きさは、笛口137eの空気吹
き出し面積の平均(笛の音階により笛口の空気吹き出し
面積は異なる。)と送風源から送られて来る空気の量と
のバランスにより適切な大きさに設定される。
【0035】また、孔55から逃げる風(空気)の量
は、孔の大きさが同じなら風(空気)の流れが乱れてい
る方が多い。風の流れを乱すためには、風がぶつかる壁
面を孔55付近の風道に形成すれば良い。この実施例で
は、風道29aと風道29bとを屈折して結合し、風が
風道29bの前壁53にぶつかるように形成してある。
【0036】次に、このような構成を有する笛部材10
の動作を説明する。
【0037】スイッチ25を入れるとモータ19が回転
し、回転軸に直結した羽根車27が回転して風を発生す
る。この風は風道29a及び29bを経て風道31に送
り込まれる。一方、モーター19の回転軸のプーリ32
と連動するプーリ33を含む歯車列に伝わった回転は、
減速されて円板42を回転させる。
【0038】風道29bの前壁53の孔55が、円板4
2の3個の孔41によって開口する周期は1/21秒〜
1/15秒、好ましくは1/19秒〜1/17秒で、風
道29bを通る風(空気)もこのような周期で外へ逃
げ、風圧が振動する。このようにして振動する風が風道
31に送り込まれる。
【0039】更に、歯車列の最も減速した回転で円盤2
1は回転する。円盤21の背面の突起22は、目的とす
る音階の笛(23e)の笛口(137e)へ通ずる風道
(135e)の風の入口(133e)を塞ぐ弁部材(6
2e)と当接する突起部材(66e)を押圧するので、
突起部材(66e)は後方へ水平移動して弁部材(62
e)の他端を押圧し、弁部材(62e)は回動軸(68
e)を支点として回動し弁部(64e)を持ち上げ、風
道(135e)の風の入口(133e)は開く。こうし
て、笛口(137e)から風圧の振動する風が送り込ま
れるので、笛(23e)はトレモロのように柔らかく震
える音を発生する。
【0040】更に、円盤21の複数の突起22の位置を
好みの楽曲の音階に合った笛に対応した位置に設けるこ
とにより、円盤21が一回転する間に楽曲が演奏され
る。
【0041】上記実施例では、各笛口にそれぞれ通ずる
個々の風道を設け、選択的にその風道に風を送り込むこ
とにより、楽音を発生するような構成を有しているが、
前記特公昭53・2780号公報記載の笛部材のよう
に、共通の風道に各笛の笛口が開口し、鍵盤部を有する
弁部材あるいは鍵盤部材と連動する弁部材が、各笛口を
常態において封鎖し且つ選択的に開放するような構成に
してもよい。
【0042】また、本発明の笛部材を搭載する製品がレ
ール上を走行する走行玩具である場合には、レール上の
楽曲の音階に相当する位置に次々に複数個の突起を形成
し、走行玩具がレール上を走行中に、それらの突起が次
々に笛口を封鎖している弁部材の鍵盤部を押圧して弁部
材が移動するように構成することにより、個々の笛に選
択的に順次風が送り込まれ、楽曲が演奏できる(特願平
4・47118号明細書)。
【0043】次に、弁部材を使用せず、各笛の個々の風
道の風の入口をフィルム部材で遮蔽し選択的に開放する
ようにした実施例を説明する。
【0044】図10は、笛部材200の構成の一部省略
分解図、図11は各笛の個々の風道の風の入口とフィル
ム部材の位置及びフィルムを移動させるローラの位置関
係とを示す笛部とローラ部の一部断面図である。
【0045】笛部材200は、送風羽根車201及び笛
部203は前記実施例の笛部材10のものと同一の構造
を有する。また、モータ205を駆動源とする歯車列
(図示せず)も特に説明を加えない部分については笛部
材10と同一である。
【0046】風道207は送風羽根車201からの風の
通路で、その壁には孔206が形成されている。風道2
07は笛部203の側面に位置する開口208に至って
いる。この開口208は笛部203の前面に位置する風
道209の壁の開口219と連通している。
【0047】道209は直方体形状の6面を壁で囲まれ
た空間で、図11に示すように、各笛の個々の風道の風
の入口211a・・が開口している面213と相対する
面215に風の出口217a・・が開口し、右端の風道
207の開口208と相対する位置に風の入口219が
開口している。フィルム部材210は、前記風道209
の全ての風の出口217a・・を遮蔽する幅を有し、且
つ複数個の孔241を設けてあるエンドレステープで、
4個のローラ221、223、225、227(図1
1)に保持され、ローラ221の回転により移動する。
ローラ229はフィルム部材210を安定して送るため
の押えローラである。
【0048】フィルム部材210は、各笛の個々の風道
の風の入口211a・・が開口している面213と風道
209の風の出口217a・・の開口している面215
との間に両側の孔を塞いで介在している。
【0049】笛部材200においても、笛部材10と同
様の歯車列を包含しているが、その歯車列に属する、等
間隔(120°)で3個の孔242を有する円板243
は、風道207の前壁に添って回転し、各孔242は風
道207の孔206と順次一致する。
【0050】また、円板243には一体にウォームギア
245が設けてあり、このウォームギア245はピニオ
ン247と噛合っている。ピニオン247は、ローラ2
21と平行に走る軸249の一端に固定されている。軸
249の他端には更に1個のピニオン251が固定され
ている。このピニオン251とローラ221の一端に設
けた歯車253が噛み合っている。従って、モータ20
5が回転すると、ローラ221も減速された回転で回転
する。
【0051】フィルム部材210の孔241により、風
の出口217a・・と風の入口211a・・が連通して
いる。
【0052】次に、このような構成を有する笛部材20
0の動作を説明する。
【0053】笛部材10と同様に、モータ205の回転
で、送風羽根車201が回転することで発生した風は、
風道207を通って、孔206を開閉する有孔円板24
3の回転により規則的且つ断続的に風圧が変化し、風道
209に送られる。風道209の風の出口217a・・
の開口している面215と笛部203の各笛の個々の風
道の風の入口211a・・が開口している面213との
間に介在するフィルム部材210はローラ221の回転
により移動している。フィルム部材210の孔241が
風の出口217a・・及び風の入り口211a・・と一
致すると該当する笛に風が送り込まれ楽音が発生する。
フィルム部材210が移動しフィルム部材の孔241の
位置が次々に変わることにより、発音する笛が次々に入
れ替わり楽曲が演奏される。
【0054】上記各実施例において、笛に導入される風
の風圧を風道に設けた一定の速度で規則的に開閉する孔
により規則的に増減を繰り返させているが、笛に導入さ
れる風の風圧は他の如何なる方法で一定速度で規則的に
変化させてもよい。他の手段として、例えば、風道に回
転自在な別の羽根車を設置し、風圧の変化を発生させる
ことによっても実現可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明の笛部材によれば、送風源から笛
へ至る風道における風の風圧が一定速度で規則に速度で
規則的に増減を繰り返すので、笛から発生する音の音程
が変化し、人が吹く笛のトレモロの音と同様に震える柔
らかい音色の音が発生するという効果がある。
【0056】本発明の笛部材は聞く者に心地よい美しい
音が発生するので、玩具、ファンシーグッズなどに搭載
するのに最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる笛部材の実施例の正面斜視図。
【図2】図1の笛部材の背面斜視図。
【図3】図1の笛部材の笛部の正面斜視図。
【図4】図3の笛部の断面図。
【図5】図1の笛部材の円盤を取り外した状態の部分斜
視図。
【図6】図1の笛部材の円盤を取り外した状態の部分断
面図。
【図7】図1の笛部材の歯車列を表わす図。
【図8】有孔円板と風道の孔との関係を示す斜視図。
【図9】有孔円板と風道の孔との関係を示す断面図。
【図10】本発明の笛部材の別の実施例の部分分解図。
【図11】図10の笛部材の部分断面図。
【符合の説明】
10,200…笛部材、11…電池ケース、13,15
…平板、19…モータ、20…軸、21…円盤、22…
突起、23,203…笛部、24…スプリング、28a
…歌口、27…羽根車、29a,29b,31,135
a,135f,209…風道、23…笛部、23a…
笛、32、33…プーリ、35,39,45,49…小
歯車、37,47…歯車、41,242…孔、42,2
43…円板、62e…弁部材、64e…弁部、66e…
突起部材、132a,133e,211a…風の入口、
137a,137e…笛口、210…フィルム部材、2
17a…風の出口、221,223,225,227…
ローラ、241…孔、245…ウォームギア、247,
251…ピニオン、249…軸。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風源と、音階の異なる複数個の笛を具備
    する笛部と、前記送風源からの風を各笛へ導く風道と、
    該風道の風圧を振動させる風圧制御手段と、各笛に選択
    的に風を送る送風制御手段とを備えたことを特徴とする
    笛部材。
  2. 【請求項2】前記風圧制御手段は、前記風道の壁に設け
    た孔と、該孔を所定の周期で開閉する開閉部材とからな
    ることを特徴とする請求項1記載の笛部材。
  3. 【請求項3】前記送風制御手段は、前記風道を遮蔽する
    幅を有し、長さ方向に移動可能な長尺フィルム部材であ
    って、各笛毎に風道を開放する複数個の孔を設けてある
    ことを特徴とする請求項1記載の笛部材。
JP5053162A 1993-02-19 1993-02-19 笛部材 Expired - Lifetime JPH07117832B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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