JPH0624272U - 可撓性チューブの開閉装置 - Google Patents

可撓性チューブの開閉装置

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JPH0624272U
JPH0624272U JP6090892U JP6090892U JPH0624272U JP H0624272 U JPH0624272 U JP H0624272U JP 6090892 U JP6090892 U JP 6090892U JP 6090892 U JP6090892 U JP 6090892U JP H0624272 U JPH0624272 U JP H0624272U
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JP
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flexible tube
opening
sides
closing
portions
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Application number
JP6090892U
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English (en)
Inventor
光雄 鈴木
Original Assignee
東芝機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可撓性チューブ11の閉止および開放とも確実
に行なえる開閉装置を提供する。 【構成】 枠体21に、一対の挟持部32,33を対向状態に
設けるとともに、上側の挟持部32を上下方向に移動可能
に設ける。一対の挟持部32,33の両側部間に、開放押動
部34を連結する。 【効果】 開放時に、上側の挟持部32を上方へ移動させ
ると、両側の開放押動部34が可撓性チューブ11の両側方
から中心方向に向けて変位する。このように変位する両
側の開放押動部34が、可撓性チューブ11の両側方から押
圧し、内部通路12を強制的に開口させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液体や気体等の流体が流通する内部通路を開閉する可撓性チューブ の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の開閉装置は、例えば図7および図8に示すように、基板1に断 面略コ字状の枠体2をねじ止めし、この枠体2の両側間に挟持体3を上下動可能 に設けるとともに、枠体2の上側に挟持体3を上下動させるねじ操作体4を螺合 している。
【0003】 そして、基板1と挟持体3との間に、流体が流通する内部通路5aを有する可撓 性チューブ5を挿通配置する。
【0004】 閉止時には、ねじ操作体4を閉止方向に回動操作して、挟持体3を下方に移動 させることにより、可撓性チューブ5を基板1に押圧し、可撓性チューブ5の内 部通路5aを閉止する。
【0005】 開放時には、ねじ操作体4を開放方向に回動操作して、挟持体3を上方に移動 させることにより、可撓性チューブ5の自己復元力によって内部通路5aが開放す る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、可撓性チューブ5は、長期間閉止状態におかれると、内部通路5aが密 着状態のままはりつく現象が生じ、開放時に挟持体3が上方に移動して押圧を解 除しても、可撓性チューブ5の自己復元力のみでは閉止状態が解消されない場合 がある。これは、特に、自己復元力の弱い材質の場合に生じやすい。
【0007】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、可撓性チューブの閉止およ び開放とも確実に行なえる開閉装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、可撓性チューブを押圧挟持および挟持解除することにより可撓性チ ューブの内部通路を閉止および開放する開閉装置において、枠体と、この枠体に 前記可撓性チューブを挟持可能に対向状態に設けるとともに一方を他方に対して 接離移動可能に設けた一対の挟持部と、その一方の挟持部を開閉移動させる開閉 手段と、前記一対の挟持部の両側間に連結されて前記可撓性チューブの一対の挟 持部の対向方向とは直交する両側に位置され、一方の挟持部の閉止移動に連動し て可撓性チューブの外方に変位するとともに開放移動に連動して可撓性チューブ の中心方向に両側から押圧する開放押動部とを備えたものである。
【0009】
【作用】
本考案では、一対の挟持部と両側の開放押動部との間に可撓性チューブを挿通 配置する。そして、閉止時には、開閉手段によって一方の挟持部を他方の挟持部 に向けて移動させ、一対の挟持部間で可撓性チューブを偏平状に押し潰し、内部 通路を密閉状態に接合させて閉止する。このとき、開放押動部は、非接触状態で 可撓性チューブの外方に変位する。また、開放時には、一方の挟持部を他方の挟 持部から離反する方向に移動させる。それに伴って、可撓性チューブの押圧が解 除されていくと、可撓性チューブの自己復元性によって膨らんで内部通路が開口 するように力が働くとともに、開放押動部が可撓性チューブの両側方から中心方 向に向けて変位して可撓性チューブを両側方から押圧し、強制的に内部通路を開 口させる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例の構成を図1ないし図6を参照して説明する。
【0011】 図において、11は可撓性チューブで、ゴム、ウレタン樹脂等の軟質な可撓性を 有する材料から断面円環状に形成され、内部通路12を液体や気体等の流体が流通 する。
【0012】 21は開閉装置の枠体で、この枠体21は、金属板材にて、上面部22および両側面 部23が略コ字状に折曲形成されているとともに、各側面部23の下部から取付片部 24が折曲形成されている。上面部22の中央には通孔25が形成され、両側面部23の 中央にはガイド溝孔26が上下方向に沿って形成され、両側面部23と両取付片部24 との角部中央に嵌合溝27が形成され、両取付片部24の中央に取付孔28が形成され ている。
【0013】 そして、枠体21は、基板29に、両取付片部24の取付孔28を通じて取付ねじ30を 螺合することによって取付けられている。
【0014】 31は挟持体で、この挟持体31は、合成樹脂材料にて、上側挟持部32、下側挟持 部33および複数の開放押動部34とが一体形成されている。
【0015】 上側挟持部32は、枠体21の両側面部23間に上下動可能に嵌合する基部35の両端 部からガイド溝孔26に上下動可能に嵌合するガイド突部36が形成され、基部35お よび両ガイド突部36の下面に沿って略三角形状の閉止突部37が形成され、基部35 の上面にねじ孔38を有するボス部39が形成されている。また、基部35の下面の閉 止突部37の両側には下方に突出する連結台部40が形成され、この連結台部40の両 端に開放押動部34の上端が連結形成されている。
【0016】 下側挟持部33は、枠体21の両側面部23の嵌合溝27間に嵌合固定される基部41が 形成され、この基部41の両側中央に連結台部42が形成され、この連結台部42の両 端に開放押動部34の下端が連結形成されている。
【0017】 各開放押動部34は、薄板状として可撓性を持たせており、上下端部が各連結台 部42に対して薄肉で連結する可撓部43が形成されている。そして、開放押動部34 は、挟持部32,33間に挿通される可撓性チューブ11の両側に位置し、図3に示す ように、上側挟持部32が下方に移動した際に、可撓性チューブ11の側方に略U字 状に変位し、また、図1に示すように、上側挟持部32が上方に移動した際に、可 撓性チューブ11の中心方向に向けて立上がり変位する。なお、上側挟持体32が最 も上昇した位置すなわちガイド突部36がガイド溝孔26の上縁部に当接した位置で 、各開放押動部34は可撓性チューブ11の外面に沿った彎曲状態にあり、上側挟持 部32の下方への移動時に開放押動部34が内方に倒れ込むのを防ぐようにしている 。
【0018】 51は開閉手段で、この開閉手段51は、手動操作用の操作体52を備えている。こ の操作体52は、摘み部53の下面にねじ軸54を埋込み形成している。そして、ねじ 軸54を枠体21の通孔25に挿入し、ねじ軸54の上端の小径軸部55にCリング等のス トッパ56を嵌合することにより、操作体52を枠体21に回転自在に抜け止めしてい る。
【0019】 次に、本実施例の作用を説明する。
【0020】 まず、組立てにあたっては、枠体21に操作体52を取付けた後、枠体21の下方か ら挟持体31を嵌合しつつ、操作体52のねじ軸54を上側挟持部32のボス部39のねじ 孔38に螺合していき、上側挟持部32の各ガイド突部36を各ガイド溝孔26に嵌合す るとともに下側挟持部33の両端を各嵌合溝27に嵌合し、枠体21を基板29に取付ね じ30によって固定する。
【0021】 この組立状態では、操作体52を正逆回動操作すると、ねじ軸54と上側挟持部32 のねじ孔38との螺合により、上側挟持部32が上下に移動する。
【0022】 そして、図1および図2に示すように、上側挟持部32を上方に移動させた状態 で、挟持部32,33および開放押動部34で形成される空間内に可撓性チューブ11を 挿通配置させる。この状態では、可撓性チューブ11の内部通路12は開口しており 、その内部通路12を流体が流通可能となっている。
【0023】 また、開放状態から閉止する場合には、操作体52を回動操作して上側挟持部32 を下方に移動させることにより、図3および図4に示すように、上側挟持部32の 係止突部37で可撓性チューブ11を下側挟持部33に押圧し、両挟持部32,33で可撓 性チューブ11を偏平状に押し潰して内部通路12を密封状態に接合させて閉止する 。このとき、開放押動部34は、可撓性チューブ11とは非接触状態で側方に向けて 略U字状に変位する。
【0024】 また、閉止状態から開放する場合には、操作体52を回動操作して上側挟持部32 を上方に移動させる。この上側挟持部32の移動に伴い、可撓性チューブ11の押圧 が解除されていくと、可撓性チューブ11の自己復元性によって上方に膨らんで内 部通路12が開口するように力が働くとともに、開放押動部34が可撓性チューブ11 の両側方から中心方向に向けて立上がり変位して可撓性チューブ11を両側方から 押圧し、強制的に内部通路12を開口させる。
【0025】 したがって、可撓性チューブ11が長期間閉止状態におかれ、内部通路12が密着 状態のままはりつく現象が生じても、開放時には開放押動部34によって可撓性チ ューブ11の内部通路12を強制的に開口させるように作用するため、特に可撓性チ ューブ11が自己復元力の弱い材質で形成されている場合でも、確実に開放させる ことができる。
【0026】 なお、下側挟持部33の上面に、上側挟持部32の閉止突部37に対応して略三角形 状の凹部を形成することにより、閉止時に可撓性チューブ11を閉止突部37と凹部 との間に挟持して荷重を集中させることにより、閉止が確実であるとともに、操 作体52の操作力を小さくして操作性を向上させることができる。
【0027】 また、開閉手段51としては、手動操作式の操作体52に限らず、モータやソレノ イド等を用いた電動式としてもよい。この場合には、例えば飲料自動販売機等に 適用でき、可撓性チューブ11内に飲料を流通させ、その可撓性チューブ11を開閉 装置で開閉することにより、飲料を所定量ずつ自動抽出することができる。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、開放時に、一方の挟持部を他方の挟持部から離反する方向に 移動することに伴って、可撓性チューブの押圧が解除されていくと、可撓性チュ ーブの自己復元性によって膨らんで内部通路が開口するように力が働くとともに 、開放押動部が可撓性チューブの両側方から中心方向に向けて変位して可撓性チ ューブを両側方から押圧し、強制的に内部通路を開口させることができるため、 可撓性チューブが長期間閉止状態におかれ、内部通路が密着状態のままはりつく 現象が生じたり、可撓性チューブが自己復元力の弱い材質で形成されている場合 でも、確実に開放させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の可撓性チューブの開閉装置の一実施例
を示す図2のA−A断面図である。
【図2】同上実施例の開放状態の側面図である。
【図3】同上実施例の閉止状態の正面図である。
【図4】同上実施例の閉止状態の側面図である。
【図5】同上実施例の挟持体の斜視図である。
【図6】同上実施例の挟持体の一部の正面図である。
【図7】従来の可撓性チューブの開閉装置の開放状態の
正面図である。
【図8】同上従来例の閉止状態の正面図である。
【符号の説明】
11 可撓性チューブ 12 内部通路 21 枠体 32,33 挟持部 34 開放押動部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性チューブを押圧挟持および挟持解
    除することにより可撓性チューブの内部通路を閉止およ
    び開放する開閉装置において、 枠体と、 この枠体に前記可撓性チューブを挟持可能に対向状態に
    設けるとともに一方を他方に対して接離移動可能に設け
    た一対の挟持部と、 その一方の挟持部を開閉移動させる開閉手段と、 前記一対の挟持部の両側間に連結されて前記可撓性チュ
    ーブの一対の挟持部の対向方向とは直交する両側に位置
    され、一方の挟持部の閉止移動に連動して可撓性チュー
    ブの外方に変位するとともに開放移動に連動して可撓性
    チューブの中心方向に両側から押圧する開放押動部とを
    備えたことを特徴とする可撓性チューブの開閉装置。
JP6090892U 1992-08-31 1992-08-31 可撓性チューブの開閉装置 Pending JPH0624272U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017198314A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 株式会社ジェイ・エム・エス 流路開閉機構及び該流路開閉機構を備える腹膜透析装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259372B2 (ja) * 1977-03-28 1987-12-10 Rca Corp

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