JPH06241869A - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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Publication number
JPH06241869A
JPH06241869A JP12875092A JP12875092A JPH06241869A JP H06241869 A JPH06241869 A JP H06241869A JP 12875092 A JP12875092 A JP 12875092A JP 12875092 A JP12875092 A JP 12875092A JP H06241869 A JPH06241869 A JP H06241869A
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JP
Japan
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weighing
guide tube
hopper
conveyor
motor
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Application number
JP12875092A
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English (en)
Inventor
Seizo Ishimura
成蔵 石村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIMURA KOGYO KK
Original Assignee
ISHIMURA KOGYO KK
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Publication date
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量物の移送効率を良くし、容器への供給ス
ピードを早くして、一回あたりの計量時間を短縮し、計
量効率を向上させる。 【構成】 予めホッパ10に計量物Kを入れ、計量部3
0に空の容器Cを置き、モータ25を回転させる。モー
タ25が回転すると、コンベア20のコイル21,22
が回転するので、ホッパ10の出口開口12からガイド
管15に供給される計量物Kは、コイル21,22に押
されて、また、コイル21,22に直接押される計量物
Kに引きずられて、1回転毎に略1ピッチ分進められ、
ガイド管15先端の吐出口15aへ向けて移送され、容
器Cへと吐出され、計量部30で計量される。この場
合、コンベア20は、外側コイル21と内側コイル22
との多重のコイルで計量物を押すので、一つのコイルに
比較して、一回転あたりの移送量が多くなり効率が向上
させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒状の食品、例えば、
イクラ等の互いに分離した魚の卵、あるいは、おから,
ひじき,ごぼうの千切りや豆の煮付等の調理食品等を容
器に所定量計量して入れるための計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計量装置としては、例えば、本願
出願人が先に提案したものがある(特開平2−2781
27号公報掲載)。この計量装置は、図7に示すよう
に、計量物Kを貯留するホッパ1と、ホッパ1の出口開
口2から供給される計量物Kを案内するガイド管3と、
ガイド管3の軸線を回転軸とし回転させられてガイド管
3内の計量物Kをガイド管3先端の吐出口3aへ向けて
移送する螺旋状のコイルからなるコンベア4と、該コン
ベア4を回転させるモータ5と、ガイド管3の吐出口3
aから吐出された計量物Kを計量する計量部6とを備え
ている。
【0003】そして、例えば、計量物Kとしてイクラを
計量する場合には、予め計量部6の制御部7に計量すべ
きイクラの目標重量を設定し、ホッパ1にイクラを入れ
ておく。この状態で、計量部6の上に空の容器Cを置
き、自動あるいは手動でモータ5を駆動してコンベア4
を回転させる。これにより、ホッパ1の出口開口2から
供給されるイクラがコンベア4のコイルに押されてガイ
ド管先端の吐出口3aへ向けて移送され吐出される。こ
の吐出されたイクラは容器Cに落下し、漸次計量部6で
その重量が検知される。制御部7においては、検知結果
と上記目標重量とを比較し、比較結果が同一になったと
きモータ5を停止し、コンベア4でのイクラの移送を停
止し、所定量のイクラを容器Cに入れるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述した
従来の計量装置にあっては、計量物Kの容器Cへの供給
スピードが遅くなって効率が悪いという問題があった。
その理由の一つは、コンベア4が螺旋状をしているの
で、コイルに押された計量物Kが内側に逃げ易く、それ
だけ、移送効率が悪くなっているからである。特に、イ
クラ等の粘性物では、ぬるぬるして互いに滑り易いので
逃げが多い。これを解決するために、モータの回転速度
を上げることも考えられるが、かえって、スリップが多
くなり、不十分になる。
【0005】また、理由の二つ目は、ホッパ1からガイ
ド管3へ計量物Kが落ちにくいことがあり、充分にガイ
ド管3へ計量物Kが供給されないことがあって、それだ
け移送効率が悪くなるからである。特に、互いの結合が
強い計量物Kでは、ホッパ1内で出口開口2にブリッジ
を形成してしまい、供給が完全にストップしてしまう。
【0006】そこで、本発明は、計量物の移送効率を良
くし、容器への供給スピードを早くして、一回あたりの
計量時間を短縮し、計量効率を向上させる点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の第一の手段は、計量物を貯留するホッ
パと、ホッパの出口開口から供給される計量物を案内す
るガイド管と、ガイド管の軸線を回転軸とし回転させら
れてガイド管内の計量物をガイド管先端の吐出口へ向け
て移送するコンベアと、該コンベアを回転させるモータ
と、ガイド管の吐出口から吐出された計量物を計量する
計量部とを備えた計量装置において、上記コンベアを、
外径の異なる複数の螺旋状のコイルを同軸上に設けて構
成したものである。
【0008】また、本発明の第二の手段は、計量物を貯
留するホッパと、ホッパの出口開口から供給される計量
物を案内するガイド管と、ガイド管の軸線を回転軸とし
回転させられてガイド管内の計量物をガイド管先端の吐
出口へ向けて移送するコンベアと、該コンベアを回転さ
せるモータと、ガイド管の吐出口から吐出された計量物
を計量する計量部とを備えた計量装置において、上記ホ
ッパ内の出口開口に回転可能に設けられる回転軸と、該
回転軸に植設された多数の攪拌棒とを有した攪拌体を設
けたものである。
【0009】そして、必要に応じ、上記計量部が計量し
た計量物の計量重量が予め設定した目標重量になったと
き上記ガイド管の吐出口から上記受部に至る経路を遮断
する経路遮断部を備えた構成としている。
【0010】そしてまた、必要に応じ、上記計量部が計
量した計量物の計量重量が予め設定した目標重量に対し
て所定の割合になったとき上記モータを減速させるモー
タ減速部を備えた構成としている。
【0011】
【作用】上記構成からなる第一の手段に係る計量装置に
よれば、予めホッパに計量物を入れ、計量部に空の容器
を置き、モータを回転させる。モータが回転すると、コ
ンベアのコイルが回転するので、ホッパの出口開口から
ガイド管に供給される計量物は、コイルに押されて、ま
た、コイルに直接押される計量物に引きずられて、1回
転毎に略1ピッチ分進められ、ガイド管先端の吐出口へ
向けて移送され、ガイド管の吐出部から吐出される。こ
の場合、コンベアは、外側コイルと内側コイルとの多重
のコイルで計量物を押すので、一つのコイルに比較し
て、一回転あたりの移送量が多くなり効率が向上させら
れる。しかも、コイルの内外に逃げる計量物もでてくる
が、コイルが多重になっているので、逃げた計量物が他
のコイルに捕捉される機会が多くなり、それだけ、ロス
が少なくなって、確実にコイルによって移送される。そ
して、ガイド管から吐出されたイクラは容器に落下し、
計量部で計量される。
【0012】上記構成からなる第二の手段に係る計量装
置によれば、ホッパの出口開口において、攪拌体が回転
する。そのため、攪拌体の攪拌棒により計量物が分断さ
れる。これにより、計量物が互いの結合が強くてホッパ
内で停滞して出口開口からガイド管に落ち込みにくいも
のであっても、攪拌棒により細かくほぐされることにな
るので、確実に出口開口からガイド管へと落ち込んでい
く。このため、充分にガイド管へ計量物が供給され、そ
れだけ移送効率が向上させられる。
【0013】そして、経路遮断部を備えた場合には、ガ
イド管の吐出口から計量部に至る経路が遮断される。そ
のため、余分な計量物が落下しようとしても落下が押え
られ、そのため、計量物が出過ぎて目標重量を超過する
事態が防止される。
【0014】そしてまた、モータ減速部を備えた場合に
は、計量部が検知した計量物の計量重量が予め設定した
目標重量に対して所定の割合になると、モータ減速部に
より、モータが減速させられる。そのため、計量物の移
送量が減少し、僅かずつ吐出していくので、計量物が出
過ぎて目標重量を超過する事態が防止される。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に
係る計量装置について詳細に説明する。
【0016】図1乃至図5には、第一の実施例に係る計
量装置を示している。図において、10は計量物Kを貯
留するホッパであって、ステンレス等で四角錐台状や円
錐台状等の形状に形成され、大径部を上側の供給開口1
1とし、小径部を下側の出口開口12としている。この
ホッパ10は、支持台13の支持枠14に着脱可能に取
付けられている。
【0017】15はホッパ10の出口開口12から供給
される計量物Kを案内するガイド管であって、出口開口
12に連通する連通口16を有し、その基端部が支持台
13に設けた補助台17上の軸受部18に固定されてい
るとともに、先端の吐出口15aが前側に突出してい
る。
【0018】20はコンベアであって、ガイド管15の
軸線を回転軸とし回転させられてガイド管15内の計量
物Kをガイド管15先端の吐出口15aへ向けて移送す
るものである。このコンベア20は、図3に示すよう
に、外径の異なる複数(実施例では2本)の螺旋状の外
側コイル21及び内側コイル22を同軸上に設けて構成
されている。このコイル21,22の断面は円形で、ピ
ッチは適宜に定められている(例えば、イクラの場合で
は、イクラが2〜3個入る寸法)。各コイル21,22
は、その基端部が上記補助台17上の軸受部18に回転
可能に挿通される支持杆23に固定され、該支持杆23
に片持ち支持されている。
【0019】25はコンベア20を回転させるモータ2
5であって、上記軸受部18の後方において補助台17
に固定されている。26はモータ25軸と支持杆23を
接続する接続杆である。モータ25は、後述の制御部5
0からの始動信号があったとき駆動し、停止信号があっ
たとき停止する。
【0020】30は計量部であって、上記ガイド管15
から吐出された計量物Kを受ける受部31と、受部31
上の計量物Kの計量重量を検知する重量検知部32とを
備えている。33は受部31上の容器Cの有無を検知す
る光センサである。
【0021】40は経路遮断部であって、ガイド管15
の下部に取付けられたエアシリンダ41と、エアシリン
ダ41のピストン42先端に取付けられエアシリンダ4
1のピストン42の進出時に上記ガイド管15の吐出口
15aから計量部30の受部31に至る経路を遮断する
遮蔽板43とを備えている。エアシリンダ41は、計量
部30からの停止信号があったとき進出し、始動信号が
あったとき後退する。また、進出した遮蔽板43が当接
するよう吐出口15aの前方に位置した当接板44が支
持金具45を介してホッパ10の前部に取付けられてい
る。この当接板44は透明なアクリル板で形成されてい
る。
【0022】50は制御部であって、図4に示すよう
に、上記光センサ33が容器Cを検知したとき始動信号
を送出する始動信号送出部51と、計量物Kの計量すべ
き目標重量を予め設定する例えばロータリスイッチ等か
らなる目標重量設定部52と、重量検知部32が検知し
た計量重量と目標重量設定部52に設定された目標重量
とを比較する重量比較部53と、重量比較部53の比較
結果が同一になったとき停止信号を出力する停止信号出
力部54とを備えている。また、制御部50は、上記計
量部30が検知した計量物Kの計量重量が予め設定した
目標重量に対して所定の割合(例えば、70%)になっ
たとき上記モータ25を減速させるモータ減速部55を
備えている。この減速の態様は、モータ25を漸次低速
にし、あるいは所定の低速回転にする等、どのように設
定しても良い。
【0023】次に、この第一の実施例に係る計量装置の
作用を説明する。実施例においては、計量物Kとしてイ
クラEを計量する。
【0024】先ず、予めホッパ10にイクラEを入れ、
制御部50の目標重量設定部52に計量すべきイクラE
の目標重量を設定しておく。この状態で、計量部30の
受部31に空の容器Cを置く。これにより、光センサ3
3がこの容器Cを検知し、始動信号送出部51から始動
信号が送出されるとともに、イクラEの正味重量を計量
するために、計量部30により検知された容器Cの重量
がキャンセルされて計量スタート値がゼロに設定され、
所謂風袋引きが行なわれる。そして、始動信号送出部5
1からの始動信号により、モータ25が回転するととも
に、経路遮断部40のエアシリンダ41のピストン42
が後退し、遮蔽板43が後退してガイド管15の吐出口
15aから計量部30の受部31に至る経路の遮断が解
除される。
【0025】モータ25が回転すると、コンベア20の
コイル21,22が回転するので、ホッパ10の出口開
口12からガイド管15に供給されるイクラEの粒が、
図5に示すように、コイル21,22に押されて、ま
た、コイル21,22に直接押されるイクラEの粒に引
きずられて、1回転毎に略1ピッチ分進められ、ガイド
管15先端の吐出口15aへ向けて移送され、ガイド管
15の吐出口15aから吐出される。この場合、コンベ
ア20は、外側コイル21と内側コイル22との二重の
コイル21,22でイクラEを押すので、一つのコイル
の場合に比較して、一回転あたりの移送量が多くなり効
率が向上させられる。しかも、イクラEは、粘性を有し
ぬるぬるして互いに滑り易いので、内外に逃げるものも
でてくるが、コイル21,22が二重になっているの
で、滑って逃げたイクラEの粒が他のコイル21,22
に捕捉される機会が多くなり、それだけ、ロスが少なく
なって、確実にコイル21,22によって移送され、こ
の点でも移送効率が向上させられる。
【0026】ガイド管15から吐出されたイクラEは容
器Cに落下し、漸次重量検知部32に検知される。そし
て、制御部50においては、重量検知部32が検知した
計量重量と目標重量設定部52に設定された目標重量と
が重量比較部53で比較され、計量部30が検知した計
量物Kの計量重量が予め設定した目標重量に対して所定
の割合になると、モータ減速部55により、モータ25
が減速させられる。そのため、イクラEの移送量が減少
し、僅かずつ吐出していくので、イクラEが出過ぎて目
標重量を超過する事態が防止され、そのため、計測量が
正確なものになる。
【0027】そして、重量比較部53の比較結果が同一
になると、停止信号出力部54から停止信号が出力され
る。これにより、モータ25が停止させられ、コンベア
20でのイクラEの移送を停止する。また、この停止信
号により、経路遮断部40のエアシリンダ41のピスト
ン42が進出し、遮蔽板43がガイド管15の吐出口1
5aから計量部30の受部31に至る経路を遮断すると
ともに、当接板44に当接する。そのため、余分なイク
ラEが落下しようとしても、遮蔽板43及び当接板44
により遮断されるので、落下することがなくなり、その
ため、計量物Kが出過ぎて目標重量を超過する事態が防
止され、計測量が正確なものになる。
【0028】この状態で、イクラEの入った容器Cを取
出し、次の空の容器Cを計量部30の受部31に載せる
と、再び、上記と同様に所定量が自動計量される。
【0029】図6には、第二の実施例に係る計量装置を
示している。これは、第一の実施例に、第一の攪拌装置
60及び第二の攪拌装置70を加えた構成としている。
第一の攪拌装置60は、ホッパ10内に垂直に延びる垂
直回転軸61と、垂直回転軸61の先端に設けられるフ
ォーク62と、垂直回転軸61にアーム63を介して取
付けられホッパ10の壁面に沿う攪拌羽根64とを備え
ている。上記支持枠14には、先端部がホッパ10中央
の上方に延びるスタンド65が固定されており、このス
タンド65の先端部に垂直回転軸61が回転可能に設け
られているとともに、該垂直回転軸61を回転させるモ
ータ66が取付けられている。
【0030】第二の攪拌装置70は、上記ホッパ10内
の出口開口12に回転可能に架設された水平回転軸71
と、該水平回転軸71に直交して植設された多数の攪拌
棒72とを有した攪拌体73を備えている。74は上記
支持枠14に固定され、水平回転軸71を回転させるモ
ータである。
【0031】従って、この第二の実施例に係る計量装置
によれば、例えば、計量物Kとして、おから,ひじき,
ごぼうの千切りや豆の煮付等の調理食品Sの場合で説明
すると、上記と同様に、先ず、予めホッパ10に調理食
品Sを入れ、制御部50の目標重量設定部52に計量す
べき調理食品Sの目標重量を設定し、計量部30の受部
31に空の容器Cを置き、上記と同様に計量する。この
場合、ホッパ10内では、第一の攪拌装置60及び第二
の攪拌装置70が駆動され、第一の攪拌装置60のフォ
ーク62及び攪拌羽根64が回転し、第二の攪拌装置7
0の攪拌体73が回転する。
【0032】この場合、フォーク62により、出口開口
12上方の調理食品Sが崩されるとともに、この崩され
た調理食品Sは攪拌体73の攪拌棒72により分断され
る。そのため、調理食品Sが互いの結合が強くてホッパ
10内で停滞して出口開口12からガイド管15に落ち
込みにくいものであっても、攪拌棒72により細かくほ
ぐされることになるので、確実に出口開口12からガイ
ド管15へと落ち込んでいく。また、ホッパ10の内壁
に沿って攪拌羽根64が回転するので、調理食品Sがホ
ッパ10内壁に付着して停滞してしまう事態が防止され
る。このため、ホッパ10からガイド管15へ調理食品
Sが落ち易くなり、充分にガイド管15へ調理食品Sが
供給されるので、それだけ移送効率が向上させられる。
他の作用については、第一の実施例と同様である。
【0033】なお、上記実施例においては、コンベア2
0のコイル21,22は二重であるが必ずしもこれに限
定されるものではなく、三重以上にして良いことは勿論
である。また、上記実施例においては、コイルの断面は
円形であるが必ずしもこれに限定されるものではなく、
角を面取りした矩形状にする等、どのような断面に形成
しても良い。上記各実施例が取り扱う計量物Kは、上述
したイクラEや調理食品Sに限られるものではなく、ど
のようなものであっても良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第一の手
段に係る計量装置によれば、コンベアは、外側コイルと
内側コイルとの複数のコイルで計量物を押すので、従来
の一つのコイルに比較して、一回転あたりの移送量を多
くすることができ、移送効率を大幅に向上させることが
できる。しかも、コイルが多重になっているので、計量
物がコイルの内外に滑って逃げても他のコイルに捕捉さ
れる機会が多くなり、それだけ、ロスが少なくなって、
確実にコイルによって移送することができ、この点でも
移送効率を向上させることができる。
【0035】また、本発明の第二の手段に係る計量装置
によれば、ホッパの出口開口において、攪拌体の多数の
攪拌棒により計量物を分断することができるので、互い
の結合が強くてホッパ内で停滞して出口開口からガイド
管に落ち込みにくいものであっても、攪拌棒により細か
くほぐしてガイド管へと落ち込ませることができ、その
ため、充分にガイド管へ計量物を供給できるので、ロス
が少なくなり、それだけ移送効率を向上させることがで
きる。
【0036】また、経路遮断部を備えた場合には、モー
タ停止時に余分な計量物が計量部に至ろうとするのを押
えることができるので、計量物の重量を目標重量に対し
て正確にすることができるという効果がある。
【0037】更にまた、モータ減速部を備えた場合に
は、計量物が出過ぎて目標重量を超過する事態を防止す
ることができ、そのため、計量物の重量を目標重量に対
して正確にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例に係る計量装置を示す断
面図である。
【図2】本発明の第一の実施例に係る計量装置を示す斜
視図である。
【図3】本発明の第一の実施例に係る計量装置のコンベ
アを示す側面図である。
【図4】本発明の第一の実施例に係る計量装置の制御部
の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第一の実施例に係る計量装置のコンベ
アの作用を示す図である。
【図6】本発明の第二の実施例に係る計量装置を示す断
面図である。
【図7】従来の計量装置を示す図である。
【符号の説明】
K 計量物 E イクラ(計量物) S 調理食品(計量物) 10 ホッパ 12 出口開口 15 ガイド管 15a 吐出口 20 コンベア 21 外側コイル 22 内側コイル 25 モータ 30 計量部 C 容器 32 重量検知部 33 光センサ 40 経路遮断部 41 エアシリンダ 43 遮蔽板 44 当接板 50 制御部 51 始動信号出力部 52 目標重量設定部 53 重量比較部 54 停止信号出力部 55 モータ減速部 60 第一の攪拌装置 70 第二の攪拌装置 71 水平回転軸 72 攪拌棒 73 攪拌体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量物を貯留するホッパと、ホッパの出
    口開口から供給される計量物を案内するガイド管と、ガ
    イド管の軸線を回転軸とし回転させられてガイド管内の
    計量物をガイド管先端の吐出口へ向けて移送するコンベ
    アと、該コンベアを回転させるモータと、ガイド管の吐
    出口から吐出された計量物を計量する計量部とを備えた
    計量装置において、上記コンベアを、外径の異なる複数
    の螺旋状のコイルを同軸上に設けて構成したことを特徴
    とする計量装置。
  2. 【請求項2】 計量物を貯留するホッパと、ホッパの出
    口開口から供給される計量物を案内するガイド管と、ガ
    イド管の軸線を回転軸とし回転させられてガイド管内の
    計量物をガイド管先端の吐出口へ向けて移送するコンベ
    アと、該コンベアを回転させるモータと、ガイド管の吐
    出口から吐出された計量物を計量する計量部とを備えた
    計量装置において、上記ホッパ内の出口開口に回転可能
    に設けられる回転軸と、該回転軸に植設された多数の攪
    拌棒とを有した攪拌体を設けたことを特徴とする計量装
    置。
  3. 【請求項3】 上記計量部が計量した計量物の計量重量
    が予め設定した目標重量になったとき上記ガイド管の吐
    出口から上記受部に至る経路を遮断する経路遮断部を備
    えたことを特徴とする請求項1または2記載の計量装
    置。
  4. 【請求項4】 上記計量部が計量した計量物の計量重量
    が予め設定した目標重量に対して所定の割合になったと
    き上記モータを減速させるモータ減速部を備えたことを
    特徴とする請求項1,2または3記載の計量装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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