JPH0624141Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0624141Y2
JPH0624141Y2 JP1987174497U JP17449787U JPH0624141Y2 JP H0624141 Y2 JPH0624141 Y2 JP H0624141Y2 JP 1987174497 U JP1987174497 U JP 1987174497U JP 17449787 U JP17449787 U JP 17449787U JP H0624141 Y2 JPH0624141 Y2 JP H0624141Y2
Authority
JP
Japan
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locking
housing
unlocking
connector
locking arm
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987174497U
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English (en)
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JPH0179283U (ja
Inventor
規通 八島
境 八木
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Publication of JPH0179283U publication Critical patent/JPH0179283U/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はコネクタに係り、更に詳細に嵌合ロックするロ
ッキングアームの構造を改良したコネクタに関する。
(従来の技術) 従来、第4図に示されているように、コネクタ1は雄型
ハウジング3と、その雄型ハウジング3に嵌合する雌型
ハウジング5とからなっている。前記雌、雌・雄型ハウ
ジング3,5の内部には雌型端子並びに雄型端子(図示
せず)を収容せしめる端子収容室7,9が形成されてい
る。
その雄型ハウジング3における一部には、第5図および
第6図に示す如く突出した支柱11を介して可撓性のロ
ッキングアーム13が前後方向第6図において左右方向
へ延伸して一体的に設けられている。そのロッキングア
ーム13の前端部第6図において左端部には下方へ突出
したロック用係止部15が形成されており、ロッキング
アーム13の後端部にはアンロック部17が形成されて
いる。
一方、雌型ハウジング5における上部には、第4図に示
す如く、前記ロック用係止部15に係合する前方へ傾斜
した突状の係合部19が一体的に形成されている。
上記構成により、雄型ハウジング3に雌型ハウジング5
をロックする際には、雄型ハウジング3に対して雌型ハ
ウジング5を挿入することにより雌型ハウジング5の上
部に設けられた係合部19がロッキングアーム13の前
端部に形成されているロック用係止部15に係合ロック
される。また、雄型ハウジング3から雌型ハウジング5
をアンロックする際には、ロッキングアーム13の後端
部に形成されているアンロック部17を例えば作業者に
より手で下方へ向けて押圧力Fで押圧すると、支柱11
を支点としてロッキングアーム13が第6図に2点鎖線
で示した如く撓み、ロック用係止部15が上方へ移動し
てロック用係止部15が係合部19から外れてアンロッ
クされることになる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、前述したロック、アンロックする構造のコネ
クタにおいて、ロック用係止部15は支柱11の支点の
みで支えられている。そのため、アンロック部17に押
圧される押圧力Fが必要以上に大きい場合には支点とし
て作用する支柱11が劣化してしまう。この状態を何回
となく繰返していくにつれて、ロック用係止部15の戻
る力が減少してしまうから、ロックが解除されやすくな
ってしまうという問題があった。
本考案は上記問題点を改善するため、ロッキングアーム
における支点となる支柱の劣化を減少させ当初のロック
時の係合力を維持させるようにしたコネクタを提供する
ことにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案のコネクタは、雌
型ハウジングおよび雄型ハウジングのいずれか一方のハ
ウジングに、支柱を介してロッキングアームを一体に設
け、かつ他方のハウジングに係合部を設けて、前記両ハ
ウジングの嵌合時に、前記ロッキングアームの先端のロ
ック用係止部と前記係合部とが嵌合するように構成した
コネクタにおいて、前記ロッキングアームは、前記支柱
をほぼ中心として、前端側に前記ロック用係止部を、ま
た後端側にアンロック部を有すると共に、前記アンロッ
ク部と、前記ロック用係止部側のハウジングの一部との
間に、可撓性の梁部材を連設してなり、前記梁部材によ
って、前記アンロック部の作動範囲を規制可能となした
ことを特徴とする。
(作用) 本考案のコネクタを採用することにより、他方のハウジ
ングから一方のハウジングをアンロックする際には、ア
ンロック部とロック用係止部側における一方のハウジン
グの一部との間に、アンロック部の作動範囲を規制する
可撓性の梁部材が連接されているから、アンロック部に
押圧力に加えると、梁部材の長手方向に張力が働いてロ
ック用係止部の変位が必要量で止められる。而して、ロ
ッキングアームの支点部の劣化が減少して当初のロック
時の係合力が維持される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
本考案に係るコネクタは第4図に示した従来のコネクタ
1とほぼ同じ構造となっているため、第4図で説明した
部分と同じ部分については説明を省略し、本考案の主要
部についてのみ説明する。
また、第1図、第2図および第3図について、第4図、
第5図および第6図で説明した部品と同一部品には同一
付号が付されている。
第1図および第2図において、雄型ハウジング3におけ
る上部の一部3Aには突出した支柱11を介してロッキ
ングアーム13が一体的に設けられている。ロッキング
アーム13は、支柱11をほぼ中心として、その長手方
向前端部(第2図において左端部)には、ロック用係止
部15が形成されており、一方その長手方向後端部(第
2図において右端部)には、ロック解除用のアンロック
部17が一体に形成されている。
前記アンロック部17と前記ロック用係止部15側にお
ける雄型ハウジング3における一部3Bとの間には、ア
ンロック部17の作動範囲を規制する可撓性の梁部材2
1が連接されている。すなわち、梁部材21は例えば雄
型ハウジング3における一部3B側寄りに撓みを持たし
た薄肉な可撓性の梁プレートからなっている。その梁部
材21の両端はそれぞれアンロック部17の第2図にお
いて左側部と、雄型ハウジング3における一部3Bの第
2図において右側部に一体的に設けられている。
上記構成により、第2図においてアンロック部17に上
方から例えば作業者の手によって押圧力Fで押圧する
と、第3図に示した如く、アンロック部17は支柱11
を支点として下方へ弾性変形を受けて移動する。アンロ
ック部17が下方へ移動すると共に梁部材21が梁部材
21の長手方向の矢印で示した方向へ張力Tが働いて梁
部材21の撓み部分がなくなりほぼ直線状となる。その
ため、ロック用係止部15が従来のように必要量以上の
変位をせずに、係合部19から外れるだけの変位で上方
へ移動する。而して、アンロック部17に上方から押圧
する押圧力Fは従来より小さくてすむと共に支柱11の
支点部の劣化は従来に比べて数段と減少する。その結
果、ロック用係止部15と係合部19とのロック係合力
は当初のロック係合力からおとろえず維持されてロック
が解除されやすくなことから解消される。しかも、ロッ
ク用係止部15がハウジング3の一部3Bに接触する以
前に、梁部21がロッキングアーム13を補強しつつ、
徐々にその変位を制約することから、ロック嵌合フィー
リングが向上する。
なお、本考案は前述した実施例に限定されることなく、
適宜の変更を行なうことによって、その他の態様で実施
し得るものである。例えば本実施例においては梁部材2
1が雄型ハウジング3における一部3B側を撓ませてい
るが、アンロック部17側を撓ませたり、梁部材21の
中央部分を撓ませても、梁部材21の作用を逸脱しない
範囲であればどのような状態であっても対応可能であ
る。
また、梁部材21を高弾性ゴムなどの別部材として、ア
ンロック部17と前記ロック用係止部15側における雄
型ハウジング3における一部3Bとに係止孔により係合
する構造としてもよい。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、本考
案によれば、実用新案登録請求の範囲に記載されたとお
りの構成であるから、他方のハウジングから一方のハウ
ジングをアンロックする際には、アンロック部とロック
用係止部側における一方のハウジングの一部との間に、
アンロック部の作動範囲を規制する可撓性の梁部材が連
接されているから、アンロック部に押圧力を加えると梁
部材の長手方向に張力が働いてロク用係止部の変位が必
要量で止められ、従来のような必要量以上の変化をきた
すことがなくなる。而して、ロッキングアームの支点部
の劣化が従来に比べて減少しロックの係合力が当初のも
のと同程度に維持することができ、ロックが解除されや
すくなることから解消される。しかも、ロック用係止部
がハウジングの一部に接触する以前に、梁部がロッキン
グアームを補強しつつ、徐々にその変位を規制すること
から、ロック嵌合フィーリングが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクタにおける主要部の斜視図、第
2図は第1図における正面断面図および第3図は第2図
の作用説明図である。 第4図は従来のコネクタにおける分解斜視図、第5図は
第4図のコネクタにおける雌型ハウジングのV−V線に
沿った断面図および第6図は第5図におけるVI矢視部の
拡大図でアンロック状態を説明するための説明図であ
る。 1…コネクタ、3…雄型ハウジング 5…雌型ハウジング、11…支柱 13…ロッキングアーム 15…ロック用係止部 17…アンロック部、21…梁部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雌型ハウジングおよび雄型ハウジングのい
    ずれか一方のハウジングに、支柱を介してロッキングア
    ームを一体に設け、かつ他方のハウジングに係合部を設
    けて、前記両ハウジングの嵌合時に、前記ロッキングア
    ームの先端のロック用係止部と前記係合部とが嵌合する
    ように構成したコネクタにおいて、前記ロッキングアー
    ムは、前記支柱をほぼ中心として、前端側に前記ロック
    用係止部を、また後端側にアンロック部を有すると共
    に、前記アンロック部と、前記ロック用係止部側のハウ
    ジングの一部との間に、可撓性の梁部材を連設してな
    り、前記梁部材によって、前記アンロック部の作動範囲
    を規制可能となしたことを特徴とするコネクタ。
JP1987174497U 1987-11-17 1987-11-17 コネクタ Expired - Lifetime JPH0624141Y2 (ja)

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JP1987174497U JPH0624141Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987174497U JPH0624141Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17 コネクタ

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JPH0179283U JPH0179283U (ja) 1989-05-29
JPH0624141Y2 true JPH0624141Y2 (ja) 1994-06-22

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ID=31466350

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JP1987174497U Expired - Lifetime JPH0624141Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17 コネクタ

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JP3399271B2 (ja) * 1996-12-27 2003-04-21 住友電装株式会社 コネクタ

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JPH0179283U (ja) 1989-05-29

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