JPH0624126U - 床 材 - Google Patents

床 材

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Publication number
JPH0624126U
JPH0624126U JP6641692U JP6641692U JPH0624126U JP H0624126 U JPH0624126 U JP H0624126U JP 6641692 U JP6641692 U JP 6641692U JP 6641692 U JP6641692 U JP 6641692U JP H0624126 U JPH0624126 U JP H0624126U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
natural stone
synthetic resin
frame
elasticity
Prior art date
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Pending
Application number
JP6641692U
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English (en)
Inventor
雅克 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kagaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kagaku Co Ltd filed Critical Toyo Kagaku Co Ltd
Priority to JP6641692U priority Critical patent/JPH0624126U/ja
Publication of JPH0624126U publication Critical patent/JPH0624126U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然石が敷きつめられていても歩行又は走行
の際に靴の滑りがない床材を提供する。 【構成】 板状に形成され弾力性を有する合成樹脂製の
床板の上に複数枚配設されて全体で床面を形成する天然
石製床タイル2、2、…を敷きつめる。該床タイル2、
2、…間に平板状頭部31を有すると共に弾力性を有す
る合成樹脂製の枠体3を配設し、これにより互いに隣接
する該床タイル2、2、…の上面の端縁を平板状頭部3
1で覆う。この枠体3が床タイル2を囲って端縁を覆っ
たときの該床タイル2の露出部分の最大寸法を20cm
以下となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、略同一形状若しくはそれぞれが異なる形状で形成された複数枚の天 然石製床タイルを敷きつめることによって天然石を床表面とする床材に係り、特 に、全体的に滑らない床材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、天然石を床材として床に敷きつめる場合、天然石間に目地を充填する手 段が採用される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、表面を研磨された天然石は滑り易いという課題がある。特に雨 の日には靴が濡れているため危険性が高い。また、天然石間の目地を滑り止めと して突出させる手段があるが、靴が天然石上に乗ってしまった場合(靴が目地に 乗らない場合)には該目地の滑り止め効果がないのと同じになる。
【0004】 本考案の目的は、上記従来品の欠点を解消すべく考案されたものであって、天 然石が敷きつめられていても歩行又は走行の際に靴の滑りがない床材を提供する ものである。
【0005】
【課題を解決する手段】
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、板状に形成され弾力性を有する 合成樹脂製の床板と、該床板の上に複数枚配設されそれぞれが略同一形状に形成 される天然石製床タイルと、該床タイル間に配設され隣接する該床タイルの上面 の端縁を覆う平板頭部を有する弾力性を有する合成樹脂製の枠体からなり、前記 床タイルの露出部分の最大寸法が20cm以下であることを特徴とする床材であ る。
【0006】 本考案において、上記天然石製床タイルの露出部分の最大寸法が20cm以下 であるのは、一般に靴の大きさは小さくても約20cm以上だからである。その ため、該最大寸法を大きくすると枠体を踏むことなく天然石製床タイルを踏んで しまう場合があり、かかる場合には上記枠体の効果が生じない。また、天然石製 床タイルの表面形状は、上記枠体との兼ね合いでデザインに応じて適宜選択でき るものであり、例えば正方形、長方形、円形、楕円形、菱形、扇状、半円形、そ の他の曲線の辺を有する形状などがある。
【0007】 ここで、枠体は、一つでネット状になっているもの、複数個の結合によりネッ ト状になるものなどを適宜採用でき、枠体のデザインをフレキシブルにするため には後者が好ましい。なお、枠体を構成する合成樹脂は、弾力性を有すると共に 床タイルを構成する天然石及び人間などの荷重や磨耗に耐えうるものであれば適 宜選択使用できるものであり、例えば、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、 ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、 ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、若しくはポリエステル系熱可塑性エラス トマーなどのエラストマーや、天然ゴム、イソプレンゴム、高シス−ブタジエン ゴム、低シス−ブタジエンゴムなどのゴムなどがある。
【0008】 また、床板を構成する合成樹脂は、弾力性を有すると共に床タイルを構成する 天然石及び人間などの荷重に耐えうるものであれば適宜選択使用できるものであ り、例えば、上記のようなエラストマーやゴムなどがある。
【0009】 なお、枠体と床板の接続は、一旦接続したのならばみだりに離脱しないもので あればよく、例えば、床体に設けた係合孔と枠体に設けた係合突起の嵌合、前記 係合突起の先端に設けた鉤部と前記係合孔の奥に設けた係合大径部で係合する手 段、さらには前記嵌合や係合手段に接着剤を加えた手段などがある。
【0010】
【作用】
本考案は、天然石の露出部分の最大寸法を靴の全長よりも小さくする一方、天 然石の目地部分に弾力性のある合成樹脂製の枠体を突出させて靴が常に枠体のど こかに接触するように構成し、これにより天然石が敷きつめられている床材であ っても滑らない。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。図1は本考案に 係る床材の一実施例を模式的に示した斜視図であり、図2は本実施例の枠体の係 合突起及びその周囲の縦断面を模式的に示した説明図である。
【0012】 本実施例の床材は、板状に形成され弾力性を有する合成樹脂製の床板1と、該 床板1の上に複数枚配設されて全体で床面を形成する天然石製床タイル2、2、 …と、該床タイル2、2、…間に配設され互いに隣接する該床タイル2、2、… の上面の端縁を覆う平板状頭部31を有する一方、弾力性を有する合成樹脂製の 枠体3で構成されている。なお、図1は、説明のため、端面を切断した状態を開 示している。
【0013】 この実施例の天然石製の床タイル2は15cm四方で高さ5cmであり、上記 板状頭部31の床タイル2を被覆部の長さは約1cmである。従って、本実施例 の床タイルの露出部分の最大寸法は、約18.4cmである。なお、本実施例の 枠体は、図示外の連結具で連結されてネット状に形成されている。
【0014】 ここで、上記枠体3と床板1との係合の状態を図2(A)に示す。この係合は 、床板1の表面に穿設された係合孔11と、枠体3の下方に設けられた係合突起 32同士の係合により行われている。なお、該係合突起32の外部形状は前記係 合孔11の内部形状と略同一であり、互いの弾力性により係合する。
【0015】 本実施例は、天然石の床タイル2が略正方形である一方、その露出部分の最大 寸法が約18.4cmであることから、該床材上を歩行又は走行する人間の靴が 天然石のみに接触することがないので、天然石が敷きつめられていても靴の滑り がないという効果を有する。
【0016】 また、上記枠体3と床板1との係合の状態の他の実施例を図2(B)に示す。 この実施例は、前記係合突起32の先端に鉤状の係合部33を設け、前記係合孔 32の最深部にその内径を他の部分より大きくした大径部12を設けたものであ る。そして、枠体3の係合突起32が係合孔11に挿入され、前記係合部33が 大径部12の天井面と係合することにより係合している。
【0017】 本実施例は、係合突起32の先端に鉤状の係合部33を設け、前記係合孔32 の最深部にその内径を他の部分より大きくした大径部12を設けているため、上 記実施例の係合よりさらに強固な係合力を得、枠体3の捲り上がる可能性がさら に低くなり、これにより経時的変化によっても床材が安定して構成される効果を 有する。
【0018】
【考案の効果】
本考案にあっては、板状に形成され弾力性を有する合成樹脂製の床板と、該床 板の上に複数枚配設されて全体で床面を形成する天然石製床タイルと、該床タイ ル間に配設され互いに隣接する該床タイルの上面の端縁を覆う平板状頭部を有す ると共に弾力性を有する合成樹脂製の枠体からなり、前記床タイルの露出部分の 最大寸法が20cm以下であることを特徴し、これにより該床材上を歩行又は走 行する人間の靴が天然石のみに接触することがないので、天然石が敷きつめられ ていても靴の滑りがないという効果を有する。また、歩行などの際、天然石と接 触する面積、圧力が少なくなるため、靴と天然石の擦れる高い音が生じないとい う効果を有する一方、靴の減りが少なくなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る床材の実施例を模式的に示した斜
視図である。
【図2】図1の枠体の係合突起及びその周囲の縦断面を
模式的に示した説明図である。
【符号の説明】
1 床板 2 石材 3 枠体 31 平板頭部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状に形成され弾力性を有する合成樹脂
    製の床板1と、該床板1の上に複数枚配設されて全体で
    床面を形成する天然石製床タイル2、2、…と、該床タ
    イル2、2、…間に配設され互いに隣接する該床タイル
    2、2、…の上面の端縁を覆う平板状頭部31を有する
    と共に弾力性を有する合成樹脂製の枠体3からなり、前
    記床タイル2、2、…の露出部分の最大寸法が20cm
    以下であることを特徴とする床材。
JP6641692U 1992-08-28 1992-08-28 床 材 Pending JPH0624126U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6641692U JPH0624126U (ja) 1992-08-28 1992-08-28 床 材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6641692U JPH0624126U (ja) 1992-08-28 1992-08-28 床 材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0624126U true JPH0624126U (ja) 1994-03-29

Family

ID=13315173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6641692U Pending JPH0624126U (ja) 1992-08-28 1992-08-28 床 材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0624126U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012172301A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Sekisui Chem Co Ltd 置敷化粧床材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012172301A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Sekisui Chem Co Ltd 置敷化粧床材

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