JP3229488U - フロアタイル - Google Patents
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Abstract
【課題】表面又は裏面の滑り止め効果を使用者の要求に沿って施工することができるフロアタイルを提供する。【解決手段】複数個を組み合わせることで室内用のフロア材を形成するフロアタイル10において、発泡樹脂層にて形成された板状の基材20を備え、基材の表面30側にはアクリル製塗料からなる滑り止め部32が全面あるいは間欠的に塗布され、基材の裏面側にもアクリル製塗料からなる滑り止め部が全面あるいは間欠的に塗布されている。【選択図】図1
Description
本考案は、室内フロアに敷くための分割型のフロアタイルに関するものである。
室内フロアに敷く合成樹脂製のタイル状のフロアタイルが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このようなフロアマットは、敷設する室内フロアの面積や形状に応じた枚数を組み合わせてフロアタイルを繋ぎ合わせてフロアマットを構成している。フロアタイルの端面は互いに連結する連結部が形成されている。フロアマットの施工後においても容易に着脱が可能である。
また、フロアタイルは、合成樹脂製であることから、弾力性を有するという利点はあるものの、表面がやや滑りやすいため、表面に微細な凹凸を形成し、滑り止めとすることがあった。
上述したようにフロアタイルにあっては、次のような問題があった。すなわち、凹凸による滑り止めは一定の効果を有するものの、その室内の使用方法や使用者によっては不十分になるケースがあった。例えば、家庭のリビングルームに設置する場合とオフィスに設置する場合、また、家庭でも大人だけの家庭と、子供が居る家庭の如く、必要とされる滑り止め効果は様々であった。
また、凹凸による滑り止めはその形状を変更することで効果を増減させることもできるが、十分な滑り止め効果を得るのは難しかった。
本考案は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表面の滑り止め効果を使用者の要求に沿って施工することができるフロアタイルを提供することにある。
本考案は、複数個を組み合わせることで室内用のフロア材を形成するフロアタイルにおいて、発泡樹脂にて形成された板状の基材を備え、前記基材の表面側には滑り止めのアクリル製塗料が全面あるいは間欠的に塗布されている。
本考案は、複数個を組み合わせることで室内用のフロア材を形成するフロアタイルにおいて、発泡樹脂にて形成された板状の基材を備え、前記基材の裏面側には滑り止めのアクリル製塗料が全面あるいは間欠的に塗布されている。
本考案は、複数個を組み合わせることで室内用のフロア材を形成するフロアタイルにおいて、発泡樹脂層にて形成された板状の基材を備え、前記基材の表面側には滑り止めのアクリル製塗料が全面あるいは間欠的に塗布され、前記基材の裏面側には滑り止めのアクリル製塗料が全面あるいは間欠的に塗布されている。
本考案のフロアタイルによれば、表面の滑り止め効果を使用者の要求に沿って施工することができる。
以下、図面を参照しつつ本考案の実施形態について説明する。
図1は本考案の実施形態であるフロアタイル10が施工された室内の要部を示す斜視図、図2はフロアタイル10の表面を示す平面図、図3はフロアタイル10の裏面を示す平面図、図4はフロアタイル10を示す断面図である。なお、図1中Wは壁、Fは床面を示している。
図1は本考案の実施形態であるフロアタイル10が施工された室内の要部を示す斜視図、図2はフロアタイル10の表面を示す平面図、図3はフロアタイル10の裏面を示す平面図、図4はフロアタイル10を示す断面図である。なお、図1中Wは壁、Fは床面を示している。
図1に示すように、床面F上に複数のフロアタイル10が敷設されている。複数のフロアタイル10は、複数の端部タイル50と共にフロア材を構成している。端部タイル50は壁部Wに密着配置されている。
フロアタイル10は、発泡スチレン材や発泡ポリエチレン材(発泡樹脂材)により形成された板状の基材20を備えている。基材20の周囲には、他のフロアタイル10又は端部タイル50に係合するための凸部21と凹部22が形成されている。フロアタイル10及び端部タイル50によって床面F上は相互に結合された状態で敷設されている。なお、フロアタイル10及び端部タイル50は床面F上を全て覆ってもよいし、一部のみを覆ってもよい。
図2及び図4に示すように、基材20の表面30は、凹凸部31が一体的に形成されている。凹凸部31は拡大部Kに示すように、例えば、縦溝と横溝が多数形成されている。基材20の表面30側には間欠的にアクリル製塗料が塗布され、滑り止め部32が形成されている。図3及び図4に示すように、基材20の裏面40側には間欠的にアクリル製塗料が塗布され、滑り止め部41が形成されている。
滑り止め部32及び滑り止め部41の塗布箇所、塗布面積等は、使用者や使用方法等によって、適宜変更しても良い。例えば、幼児の居る家庭では、幼児が滑らないように滑り止め部32を多く、かつ、広めに施工し、滑り止め部41については大きな荷重がかからないために少なくしてもよい。逆に、オフィス等の床材として用いる場合には、滑り止め部32を少なく、滑り止め部41については多く、かつ、広めに施工して、大きな荷重がかかってもずれないようにしても良い。なお、滑り止め部32又は滑り止め部41についてはいずれか一方を省略してもよい。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。例えば、上述した滑り止め部は間欠的に施工したが、全面に施工するようにしてもよい。
本考案は、表面の滑り止め効果を使用者の要求に沿って施工することができる室内の床面に設置するフロアタイルとして有効である。
10…フロアタイル、20…基材、21…凸部、22…凹部、30…表面、31…凹凸部、32…止め部、40…裏面、41…止め部、50…端部タイル。
Claims (3)
- 複数個を組み合わせることで室内用のフロア材を形成するフロアタイルにおいて、
発泡樹脂にて形成された板状の基材を備え、
前記基材の表面側には滑り止めのアクリル製塗料が全面あるいは間欠的に塗布されていることを特徴とするフロアタイル。 - 複数個を組み合わせることで室内用のフロア材を形成するフロアタイルにおいて、
発泡樹脂にて形成された板状の基材を備え、
前記基材の裏面側には滑り止めのアクリル製塗料が全面あるいは間欠的に塗布されていることを特徴とするフロアタイル。 - 複数個を組み合わせることで室内用のフロア材を形成するフロアタイルにおいて、
発泡樹脂層にて形成された板状の基材を備え、
前記基材の表面側には滑り止めのアクリル製塗料が全面あるいは間欠的に塗布され、
前記基材の裏面側には滑り止めのアクリル製塗料が全面あるいは間欠的に塗布されていることを特徴とするフロアタイル。
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Family Applications (1)
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JP2020003969U Active JP3229488U (ja) | 2020-09-15 | 2020-09-15 | フロアタイル |
Country Status (1)
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2020
- 2020-09-15 JP JP2020003969U patent/JP3229488U/ja active Active
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