JPH06241167A - ドレン排出装置 - Google Patents
ドレン排出装置Info
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- JPH06241167A JPH06241167A JP4753893A JP4753893A JPH06241167A JP H06241167 A JPH06241167 A JP H06241167A JP 4753893 A JP4753893 A JP 4753893A JP 4753893 A JP4753893 A JP 4753893A JP H06241167 A JPH06241167 A JP H06241167A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16T—STEAM TRAPS OR LIKE APPARATUS FOR DRAINING-OFF LIQUIDS FROM ENCLOSURES PREDOMINANTLY CONTAINING GASES OR VAPOURS
- F16T1/00—Steam traps or like apparatus for draining-off liquids from enclosures predominantly containing gases or vapours, e.g. gas lines, steam lines, containers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/16—Filtration; Moisture separation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気圧縮機の吐出側にドレンを排出する機器
を連設し、夫々にドレントラップを付設すると、ドレン
トラップが重ねて作動する場合が生じ、少くとも吐出配
管中の圧縮空気圧力が著しく低下し、使用機器に悪影響
を及ぼす。又ドレン処理装置に急激な負荷を加える。 【構成】 各ドレンを排出する機器の各々のドレン排出
を行う電磁弁３ａ，４ａ，５ａの内サイクルタイマーＴ
Ａの信号で限時接点ＴＡ−１の閉成でタイマーＴ１が働
いている間リレーＣＲ３が動作し、電磁弁３ａを開弁し
ドレンを排出する。このリレーＣＲ３の常閉接点ＣＲ３
−２が開成するので電磁弁４ａ，５ａの開弁は禁止され
る。同様にリレーＣＲ５の常開接点ＣＲ５−１の閉成で
電磁弁４ａが開弁している間、常閉接点ＣＲ５−２の開
成で電磁弁５ａ，３ａの開弁は禁止される。同様に電磁
弁５ａが開弁しているときは、常閉接点Ｔ３−２は開成
して電磁弁３ａ，４ａは開弁しない。
を連設し、夫々にドレントラップを付設すると、ドレン
トラップが重ねて作動する場合が生じ、少くとも吐出配
管中の圧縮空気圧力が著しく低下し、使用機器に悪影響
を及ぼす。又ドレン処理装置に急激な負荷を加える。 【構成】 各ドレンを排出する機器の各々のドレン排出
を行う電磁弁３ａ，４ａ，５ａの内サイクルタイマーＴ
Ａの信号で限時接点ＴＡ−１の閉成でタイマーＴ１が働
いている間リレーＣＲ３が動作し、電磁弁３ａを開弁し
ドレンを排出する。このリレーＣＲ３の常閉接点ＣＲ３
−２が開成するので電磁弁４ａ，５ａの開弁は禁止され
る。同様にリレーＣＲ５の常開接点ＣＲ５−１の閉成で
電磁弁４ａが開弁している間、常閉接点ＣＲ５−２の開
成で電磁弁５ａ，３ａの開弁は禁止される。同様に電磁
弁５ａが開弁しているときは、常閉接点Ｔ３−２は開成
して電磁弁３ａ，４ａは開弁しない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気圧縮機の吐出側に連
設した圧縮空気タンク、アフタークーラ、ドライヤ、除
塵フィルタ等を備えた空気圧縮装置のドレン排出装置に
関する。
設した圧縮空気タンク、アフタークーラ、ドライヤ、除
塵フィルタ等を備えた空気圧縮装置のドレン排出装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】図３に空気圧縮装置のフローシートを示
す。空気圧縮機１はスクリュー圧縮機、レシプロ圧縮機
等であって、その吐出側の吐出配管２にはアフタークー
ラ３、圧縮空気タンク４、ドライヤ５、除塵フィルタ６
が連設されている。空気圧縮機１で大気を圧縮すると大
気中の水分も取り込んだ状態で圧縮される。この圧縮空
気がアフタークーラ３で冷却されると空気中の水分は凝
縮してドレンとなる。圧縮空気タンク４、ドライヤ５、
除塵フィルタ６においても夫々ドレンを生成する。これ
らのドレンは各ドレン発生機器のドレン出口側に設けた
ドレントラップ３ａ，４ａ，５ａ，６ａを介して排出さ
れ、ドレン集合管７に合流してドレン処理装置８を介し
て排出される。ここでドレン処理装置８は油水分離器、
油吸着槽等からなり、ドレン中の油等を除去して清掃化
して排水するものである。
す。空気圧縮機１はスクリュー圧縮機、レシプロ圧縮機
等であって、その吐出側の吐出配管２にはアフタークー
ラ３、圧縮空気タンク４、ドライヤ５、除塵フィルタ６
が連設されている。空気圧縮機１で大気を圧縮すると大
気中の水分も取り込んだ状態で圧縮される。この圧縮空
気がアフタークーラ３で冷却されると空気中の水分は凝
縮してドレンとなる。圧縮空気タンク４、ドライヤ５、
除塵フィルタ６においても夫々ドレンを生成する。これ
らのドレンは各ドレン発生機器のドレン出口側に設けた
ドレントラップ３ａ，４ａ，５ａ，６ａを介して排出さ
れ、ドレン集合管７に合流してドレン処理装置８を介し
て排出される。ここでドレン処理装置８は油水分離器、
油吸着槽等からなり、ドレン中の油等を除去して清掃化
して排水するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記ドレントラップ３
ａ，４ａ，５ａ，６ａは各種のものが考えられる。今総
てのドレントラップ３ａ，４ａ，５ａ，６ａがフロート
式ドレントラップとすると各ドレントラップ３ａ，４
ａ，５ａ，６ａは夫々のドレントラップ内のドレン溜中
のドレンの液位が上限液位で電磁弁を開弁し、開弁後ド
レンが排出されドレン溜の液位が降下し下限液位となる
と閉弁する。
ａ，４ａ，５ａ，６ａは各種のものが考えられる。今総
てのドレントラップ３ａ，４ａ，５ａ，６ａがフロート
式ドレントラップとすると各ドレントラップ３ａ，４
ａ，５ａ，６ａは夫々のドレントラップ内のドレン溜中
のドレンの液位が上限液位で電磁弁を開弁し、開弁後ド
レンが排出されドレン溜の液位が降下し下限液位となる
と閉弁する。
【０００４】又、夫々のドレントラップ３ａ，４ａ，５
ａ，６ａが夫々タイマー制御の電磁弁であるとした場合
に各ドレントラップ３ａ，４ａ，５ａ，６ａはアフター
クーラ３、圧縮空気タンク４、ドライヤ５、除塵フィル
タ６夫々のドレン発生量が異なるため、タイマーの動作
間隔はこれら各ドレンを発生する機器で異なる。
ａ，６ａが夫々タイマー制御の電磁弁であるとした場合
に各ドレントラップ３ａ，４ａ，５ａ，６ａはアフター
クーラ３、圧縮空気タンク４、ドライヤ５、除塵フィル
タ６夫々のドレン発生量が異なるため、タイマーの動作
間隔はこれら各ドレンを発生する機器で異なる。
【０００５】従来このようなドレントラップ３ａ，４
ａ，５ａ，６ａは夫々関連なく作動させている。そのた
め、ドレントラップ３ａ，４ａ，５ａ，６ａの内複数の
ドレントラップが重なって開弁することがある。
ａ，５ａ，６ａは夫々関連なく作動させている。そのた
め、ドレントラップ３ａ，４ａ，５ａ，６ａの内複数の
ドレントラップが重なって開弁することがある。
【０００６】複数のドレントラップが同時に開弁する
と、吐出配管２中の圧縮空気圧が急激に下り、吐出配管
２に連結した圧縮空気使用機器への供給圧縮空気圧が低
下して悪影響を及ぼす。
と、吐出配管２中の圧縮空気圧が急激に下り、吐出配管
２に連結した圧縮空気使用機器への供給圧縮空気圧が低
下して悪影響を及ぼす。
【０００７】又、ドレンが急激にドレン集合管７を通じ
てドレン処理装置８に流入するため、ドレン処理装置８
に急激に負荷が加わり、例えば油水分離器として油水の
比重差を用いているものは油水分離器の一時的な能力不
足、或は油水分離器中でドレンが攪拌されて再び油エマ
ルジョンを生じてしまい油吸着槽に過大負荷を与えたり
する。このような場合にドレン処理装置の能力が小さい
と排水中へ処理が充分されないドレンが放出される。そ
のためドレン処理装置を一時の過大負荷に耐えるように
大きな能力のものとしておく必要があった。
てドレン処理装置８に流入するため、ドレン処理装置８
に急激に負荷が加わり、例えば油水分離器として油水の
比重差を用いているものは油水分離器の一時的な能力不
足、或は油水分離器中でドレンが攪拌されて再び油エマ
ルジョンを生じてしまい油吸着槽に過大負荷を与えたり
する。このような場合にドレン処理装置の能力が小さい
と排水中へ処理が充分されないドレンが放出される。そ
のためドレン処理装置を一時の過大負荷に耐えるように
大きな能力のものとしておく必要があった。
【０００８】本発明は空気圧縮機の吐出側にドレンを生
ずる機器を連設した空気圧縮装置のドレン排出装置にお
いて、ドレン排出に伴う吐出配管中の圧縮空気圧力の急
激な変化が少なく、ドレン集合管へのドレン排出量が平
均になされる空気圧縮装置におけるドレン排出装置を提
供することを目的とする。
ずる機器を連設した空気圧縮装置のドレン排出装置にお
いて、ドレン排出に伴う吐出配管中の圧縮空気圧力の急
激な変化が少なく、ドレン集合管へのドレン排出量が平
均になされる空気圧縮装置におけるドレン排出装置を提
供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の発明は空
気圧縮機の吐出側に連設した圧縮空気タンク、アフター
クーラ、ドライヤ、除塵フィルタ等のドレンを生ずる機
器に夫々ドレントラップを備えてなる空気圧縮装置にお
けるドレン排出装置において、上記ドレントラップは電
磁弁を有し、これらの電磁弁の内一つの電磁弁が開弁し
ている際、他の電磁弁は閉じている制御回路を設けたこ
とを特徴とする空気圧縮装置におけるドレン排出装置で
ある。
気圧縮機の吐出側に連設した圧縮空気タンク、アフター
クーラ、ドライヤ、除塵フィルタ等のドレンを生ずる機
器に夫々ドレントラップを備えてなる空気圧縮装置にお
けるドレン排出装置において、上記ドレントラップは電
磁弁を有し、これらの電磁弁の内一つの電磁弁が開弁し
ている際、他の電磁弁は閉じている制御回路を設けたこ
とを特徴とする空気圧縮装置におけるドレン排出装置で
ある。
【００１０】本発明の第２の発明はドレン排出サイクル
を定めるサイクルタイマと、サイクルタイマの信号によ
り各電磁弁を一定の順序で順次開弁する制御回路を設け
たことを特徴とする第１の発明に記載の空気圧縮装置に
おけるドレン排出装置である。
を定めるサイクルタイマと、サイクルタイマの信号によ
り各電磁弁を一定の順序で順次開弁する制御回路を設け
たことを特徴とする第１の発明に記載の空気圧縮装置に
おけるドレン排出装置である。
【００１１】本発明の第３の発明は各ドレンを排出する
機器はドレン溜を有し、ドレン溜のドレンの上限液位を
検知して電磁弁を開弁し、下限液位を検知して電磁弁を
閉じるドレントラップを備え、１つのドレントラップが
上限液位を検知して電磁弁を開弁している間、他のドレ
ントラップの電磁弁を作動させる回路を開成する制御回
路を備えた第１の発明に記載の空気圧縮装置におけるド
レン排出装置である。
機器はドレン溜を有し、ドレン溜のドレンの上限液位を
検知して電磁弁を開弁し、下限液位を検知して電磁弁を
閉じるドレントラップを備え、１つのドレントラップが
上限液位を検知して電磁弁を開弁している間、他のドレ
ントラップの電磁弁を作動させる回路を開成する制御回
路を備えた第１の発明に記載の空気圧縮装置におけるド
レン排出装置である。
【００１２】本発明の第４の発明はドレントラップのド
レンは総て一つのドレン処理装置にみちびかれる配管を
備えたことを特徴とする第１の発明から第３の発明の何
れか１つに記載の空気圧縮装置におけるドレン排出装置
である。
レンは総て一つのドレン処理装置にみちびかれる配管を
備えたことを特徴とする第１の発明から第３の発明の何
れか１つに記載の空気圧縮装置におけるドレン排出装置
である。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
る。
【００１４】「実施例１」図１は本発明の実施例１の制
御回路図、図２は図１の作動関係を表わすタイムチャー
トである。空気圧縮装置は図３に示した図と同様である
がドレン排出量の多い例えばアフタークーラ３、圧縮空
気タンク４、ドライヤ５のドレントラップ３ａ，４ａ，
５ａに適用した場合についてのべる。これらのドレント
ラップ３ａ，４ａ，５ａは本実施例では電磁弁であるの
で以下電磁弁としてのべる。
御回路図、図２は図１の作動関係を表わすタイムチャー
トである。空気圧縮装置は図３に示した図と同様である
がドレン排出量の多い例えばアフタークーラ３、圧縮空
気タンク４、ドライヤ５のドレントラップ３ａ，４ａ，
５ａに適用した場合についてのべる。これらのドレント
ラップ３ａ，４ａ，５ａは本実施例では電磁弁であるの
で以下電磁弁としてのべる。
【００１５】図１において、スイッチＳＷが閉成される
とサイクルタイマーＴＡは作動して時刻ｔ１からｔ２ま
での時間ＴＡの間常閉限時接点ＴＡ−１が開成し、時刻
ｔ２において常閉接点ＴＡ−１が閉成すると、リレーＣ
Ｒ１が付勢され、その常開接点ＣＲ１−１が閉成し自己
保持される。同時刻ｔ２にリレーＣＲ２が付勢され、そ
の常閉接点ＣＲ２−１が開成しサイクルタイマーＴＡの
再投入を防止する。
とサイクルタイマーＴＡは作動して時刻ｔ１からｔ２ま
での時間ＴＡの間常閉限時接点ＴＡ−１が開成し、時刻
ｔ２において常閉接点ＴＡ−１が閉成すると、リレーＣ
Ｒ１が付勢され、その常開接点ＣＲ１−１が閉成し自己
保持される。同時刻ｔ２にリレーＣＲ２が付勢され、そ
の常閉接点ＣＲ２−１が開成しサイクルタイマーＴＡの
再投入を防止する。
【００１６】又、同時刻ｔ２にドレン排出タイマーＴ１
は付勢され限時動作を始める。限時接点Ｔ１−１が閉成
するので閉成した接点ＣＲ１−１、及びＴ１−１を通じ
てリレーＣＲ３が付勢され、その常開接点ＣＲ３−１が
閉成し、又、常閉接点ＣＲ３−２が開成し、電磁弁３ａ
が開弁すると同時に電磁弁４ａ，５ａの制御部分の作動
を禁止する。
は付勢され限時動作を始める。限時接点Ｔ１−１が閉成
するので閉成した接点ＣＲ１−１、及びＴ１−１を通じ
てリレーＣＲ３が付勢され、その常開接点ＣＲ３−１が
閉成し、又、常閉接点ＣＲ３−２が開成し、電磁弁３ａ
が開弁すると同時に電磁弁４ａ，５ａの制御部分の作動
を禁止する。
【００１７】時刻ｔ２からｔ３までの時間Ｔ１の間電磁
弁３ａは開弁しており、その間にアフタークーラ３で生
じたドレンが排出される。
弁３ａは開弁しており、その間にアフタークーラ３で生
じたドレンが排出される。
【００１８】時刻ｔ３においてドレン排出タイマーＴ１
の設定時間が終ると限時接点Ｔ１−１が開成し、リレー
ＣＲ３は消勢し、その常開接点ＣＲ３−１は開成し、電
磁弁３ａは閉弁し、アフタークーラ３のドレン排出は終
了する。
の設定時間が終ると限時接点Ｔ１−１が開成し、リレー
ＣＲ３は消勢し、その常開接点ＣＲ３−１は開成し、電
磁弁３ａは閉弁し、アフタークーラ３のドレン排出は終
了する。
【００１９】又、同時刻ｔ３にリレーＣＲ３の開成して
いた常閉接点ＣＲ３−２の閉成の信号により、タイマー
ＴＢは作動状態となり、時刻ｔ３からドレン排出により
低下したアフタークーラ３における圧縮空気圧力を回復
するための時間ＴＢ後の時刻ｔ４に、その常開限時接点
ＴＢ−１が閉成され、リレーＣＲ４は付勢され、その常
開接点ＣＲ４−１を閉成する。
いた常閉接点ＣＲ３−２の閉成の信号により、タイマー
ＴＢは作動状態となり、時刻ｔ３からドレン排出により
低下したアフタークーラ３における圧縮空気圧力を回復
するための時間ＴＢ後の時刻ｔ４に、その常開限時接点
ＴＢ−１が閉成され、リレーＣＲ４は付勢され、その常
開接点ＣＲ４−１を閉成する。
【００２０】一方常開限時接点ＴＢ−１の閉成によりタ
イマーＴ２は付勢されて限時動作を開始すると同時にそ
の限時接点Ｔ２−１を閉成する。常開接点ＣＲ４−１と
限時接点Ｔ２−１の閉成により、リレーＣＲ５は付勢さ
れその常開接点ＣＲ５−１は閉成し、電磁弁４ａは開弁
する。同時に常閉接点ＣＲ５−２を開成して電磁弁５ａ
の作動を禁止する。
イマーＴ２は付勢されて限時動作を開始すると同時にそ
の限時接点Ｔ２−１を閉成する。常開接点ＣＲ４−１と
限時接点Ｔ２−１の閉成により、リレーＣＲ５は付勢さ
れその常開接点ＣＲ５−１は閉成し、電磁弁４ａは開弁
する。同時に常閉接点ＣＲ５−２を開成して電磁弁５ａ
の作動を禁止する。
【００２１】これによって圧縮空気タンク４のドレンは
排出を始め、時刻ｔ４からｔ５の間の時間Ｔ２間ドレン
を排出し、時刻ｔ５においてタイマーＴ２の作動終了に
より限時接点Ｔ２−１は開成し、リレーＣＲ５は消勢さ
れ、その常開接点ＣＲ５−１は開成し、電磁弁４ａは閉
弁し、ドレンの排出を終る。同時刻ｔ５にリレーＣＲ５
の常閉接点ＣＲ５−２は閉成し、タイマーＴＣは作動状
態となる。時刻ｔ５からドレン排出により低下した圧縮
空気タンク４における圧縮空気圧力を回復するための時
間ＴＣ後の時刻ｔ６においてタイマーＴＣはその常開限
時接点ＴＣ−１を閉じ、タイマーＴ３が付勢され、その
限時接点Ｔ３−１が閉じ、リレーＣＲ６が付勢され、そ
の常開接点ＣＲ６−１が閉じ、電磁弁５ａが開弁する。
これによってドライヤ５で生じたドレンが排出を始め
る。
排出を始め、時刻ｔ４からｔ５の間の時間Ｔ２間ドレン
を排出し、時刻ｔ５においてタイマーＴ２の作動終了に
より限時接点Ｔ２−１は開成し、リレーＣＲ５は消勢さ
れ、その常開接点ＣＲ５−１は開成し、電磁弁４ａは閉
弁し、ドレンの排出を終る。同時刻ｔ５にリレーＣＲ５
の常閉接点ＣＲ５−２は閉成し、タイマーＴＣは作動状
態となる。時刻ｔ５からドレン排出により低下した圧縮
空気タンク４における圧縮空気圧力を回復するための時
間ＴＣ後の時刻ｔ６においてタイマーＴＣはその常開限
時接点ＴＣ−１を閉じ、タイマーＴ３が付勢され、その
限時接点Ｔ３−１が閉じ、リレーＣＲ６が付勢され、そ
の常開接点ＣＲ６−１が閉じ、電磁弁５ａが開弁する。
これによってドライヤ５で生じたドレンが排出を始め
る。
【００２２】同時にタイマＴ３の限時接点Ｔ３−２が開
成し、リレーＣＲ１，ＣＲ２は消勢され、次に作動する
サイクルタイマーＴＡと直列に配設したリレーＣＲ２の
常閉接点ＣＲ２−１が閉成し、サイクルタイマーＴＡは
作動状態となる。時刻ｔ６からＴ７までの時間Ｔ３の間
ドライヤ５からドレンが排出されると時刻ｔ７におい
て、タイマーＴＢ，ＴＣ，Ｔ３の限時動作は終って、そ
の限時接点ＴＢ−１，ＴＣ−１，Ｔ３−１は開成し、リ
レーＣＲ６は消勢され、その常開接点ＣＲ６−１は開成
し、電磁弁５ａは閉弁し、ドライヤ５のドレン排出は終
了する。
成し、リレーＣＲ１，ＣＲ２は消勢され、次に作動する
サイクルタイマーＴＡと直列に配設したリレーＣＲ２の
常閉接点ＣＲ２−１が閉成し、サイクルタイマーＴＡは
作動状態となる。時刻ｔ６からＴ７までの時間Ｔ３の間
ドライヤ５からドレンが排出されると時刻ｔ７におい
て、タイマーＴＢ，ＴＣ，Ｔ３の限時動作は終って、そ
の限時接点ＴＢ−１，ＴＣ−１，Ｔ３−１は開成し、リ
レーＣＲ６は消勢され、その常開接点ＣＲ６−１は開成
し、電磁弁５ａは閉弁し、ドライヤ５のドレン排出は終
了する。
【００２３】上記においてドレン排出サイクルタイマー
ＴＡは設定時間が２〜６０分の間で可変である。又、ド
レン排出タイマＴ１，Ｔ２，Ｔ３は設定時間が０．５〜
６０秒で可変である。又、タイマーＴＢ，ＴＣは１０〜
１８０秒で可変となっている。
ＴＡは設定時間が２〜６０分の間で可変である。又、ド
レン排出タイマＴ１，Ｔ２，Ｔ３は設定時間が０．５〜
６０秒で可変である。又、タイマーＴＢ，ＴＣは１０〜
１８０秒で可変となっている。
【００２４】このように電磁弁３ａが開弁中は常閉接点
ＣＲ３−２の開成により、電磁弁４ａ，５ａの作動を禁
止し、電磁弁４ａが開弁中は常閉接点ＣＲ５−２の開成
により電磁弁３ａ，５ａの作動を禁止し、電磁弁５ａの
開弁初めに常閉接点Ｔ３−２を開成して電磁弁５ａが開
成中は電磁弁３ａ，４ａが作動しないようになってい
る。
ＣＲ３−２の開成により、電磁弁４ａ，５ａの作動を禁
止し、電磁弁４ａが開弁中は常閉接点ＣＲ５−２の開成
により電磁弁３ａ，５ａの作動を禁止し、電磁弁５ａの
開弁初めに常閉接点Ｔ３−２を開成して電磁弁５ａが開
成中は電磁弁３ａ，４ａが作動しないようになってい
る。
【００２５】上記のとおりであるので、アフタークーラ
３、圧縮空気タンク４、ドライヤ５からのドレン排出は
何れか１つ宛しか行われないので吐出配管２中の圧縮空
気圧が著しく低下したり、ドレン集合管７を通じて多量
のドレンが一時にドレン処理装置８に流入するというこ
とがなくなる。
３、圧縮空気タンク４、ドライヤ５からのドレン排出は
何れか１つ宛しか行われないので吐出配管２中の圧縮空
気圧が著しく低下したり、ドレン集合管７を通じて多量
のドレンが一時にドレン処理装置８に流入するというこ
とがなくなる。
【００２６】「実施例２」図３においてアフタークーラ
３、圧縮空気タンク４、ドライヤ５が夫々ドレン溜を有
し、ドレン溜のドレンの上限液位を検知して電磁弁を開
弁し、下限液位を検知して電磁弁を閉じるドレントラッ
プ３ａ，４ａ，５ａを備え、１つのドレントラップが上
限液位を検知して電磁弁を開弁している間、他のドレン
トラップの電磁弁を作動させる回路を開成する制御回路
を備えることによっても、各ドレントラップ３ａ，４
ａ，５ａの何れか一つのみが働くと他のドレントラップ
は動作しない。
３、圧縮空気タンク４、ドライヤ５が夫々ドレン溜を有
し、ドレン溜のドレンの上限液位を検知して電磁弁を開
弁し、下限液位を検知して電磁弁を閉じるドレントラッ
プ３ａ，４ａ，５ａを備え、１つのドレントラップが上
限液位を検知して電磁弁を開弁している間、他のドレン
トラップの電磁弁を作動させる回路を開成する制御回路
を備えることによっても、各ドレントラップ３ａ，４
ａ，５ａの何れか一つのみが働くと他のドレントラップ
は動作しない。
【００２７】図４はドレントラップ３ａ，４ａ，５ｂの
何れか１つ例えばドレントラップ３ａを示す。アフター
クーラ３から排出されるドレンはドレン溜９に溜る。ド
レンＤが上限液位Ｈに達すると電極１１Ｈ−電流検出回
路を含む制御回路１２−接地電極１３−ドレンＤと閉回
路が形成され、上限液位Ｈが検出されると制御回路１２
はリレー３Ｒを付勢して、電磁弁３Ａと電源１４間に介
装したリレー３Ｒの常開接点３Ｒ−１を閉成し、電磁弁
３Ａを開弁する。この接点３Ｒ−１と直列に挿入されて
いる常閉接点４Ｒ−２，５Ｒ−２は夫々ドレントラップ
４，５に備える図示されないがリレー３Ｒと同配置のリ
レー４Ｒ，５Ｒのものであり、ドレントラップ４，５は
図４と同構成である。ドレン溜９中のドレンＤの液位が
下り、下限液位Ｌを検出する電極１１Ｌが離水するとそ
の信号を受けてリレー３Ｒは消勢され、その常開接点３
Ｒ−１は開成して電磁弁３Ａは閉弁し、ドレンの排出は
終る。各ドレントラップ３ａ，４ａ，４ｂは同構成であ
るから、何れかのドレントラップが動作中は他のドレン
トラップは作動しない。尚、液位の検出は上限液位の検
出後のみでタイマーで下限液位までドレンを排出するこ
ともできる。
何れか１つ例えばドレントラップ３ａを示す。アフター
クーラ３から排出されるドレンはドレン溜９に溜る。ド
レンＤが上限液位Ｈに達すると電極１１Ｈ−電流検出回
路を含む制御回路１２−接地電極１３−ドレンＤと閉回
路が形成され、上限液位Ｈが検出されると制御回路１２
はリレー３Ｒを付勢して、電磁弁３Ａと電源１４間に介
装したリレー３Ｒの常開接点３Ｒ−１を閉成し、電磁弁
３Ａを開弁する。この接点３Ｒ−１と直列に挿入されて
いる常閉接点４Ｒ−２，５Ｒ−２は夫々ドレントラップ
４，５に備える図示されないがリレー３Ｒと同配置のリ
レー４Ｒ，５Ｒのものであり、ドレントラップ４，５は
図４と同構成である。ドレン溜９中のドレンＤの液位が
下り、下限液位Ｌを検出する電極１１Ｌが離水するとそ
の信号を受けてリレー３Ｒは消勢され、その常開接点３
Ｒ−１は開成して電磁弁３Ａは閉弁し、ドレンの排出は
終る。各ドレントラップ３ａ，４ａ，４ｂは同構成であ
るから、何れかのドレントラップが動作中は他のドレン
トラップは作動しない。尚、液位の検出は上限液位の検
出後のみでタイマーで下限液位までドレンを排出するこ
ともできる。
【００２８】
【発明の効果】本発明の第１の発明は複数の電磁弁の内
１つしか開弁できないので、吐出配管中の圧縮空気圧力
は変動が少なく、圧縮空気の使用機器に悪影響を与えな
い。
１つしか開弁できないので、吐出配管中の圧縮空気圧力
は変動が少なく、圧縮空気の使用機器に悪影響を与えな
い。
【００２９】本発明の第２の発明は第１の発明において
電磁弁を一定の順序で順次開弁するため、各ドレンを生
ずる機器のドレン排出機会が同じとなる。
電磁弁を一定の順序で順次開弁するため、各ドレンを生
ずる機器のドレン排出機会が同じとなる。
【００３０】本発明の第３の発明は第１の発明において
ドレントラップが各ドレンを生ずる機器のドレン排出量
に応じてドレントラップの働く機会が比例する。
ドレントラップが各ドレンを生ずる機器のドレン排出量
に応じてドレントラップの働く機会が比例する。
【００３１】本発明の第４の発明はドレン処理装置への
急激なドレン流入が生ずることがないので、処理が不充
分なドレンが放流されることがない。又、ドレン処理装
置が小さくてすむ。
急激なドレン流入が生ずることがないので、処理が不充
分なドレンが放流されることがない。又、ドレン処理装
置が小さくてすむ。
【図１】本発明の実施例１の制御回路図である。
【図２】図１の動作を示すタイムチャートである。
【図３】空気圧縮装置の実施例を示すフローシートであ
る。
る。
【図４】本発明の実施例２の要部を示す制御回路図であ
る。
る。
１ 空気圧縮機 ２ 吐出配管 ３ アフタークーラ ４ 圧縮空気タンク ５ ドライヤ ８ ドレン処理装置 ３ａ，４ａ，５ａ ドレントラップ ＴＡ サイクルタイマー Ｔ１，Ｔ２，Ｔ３ ドレン排出タイマー ＣＲ３−２，ＣＲ５−２，Ｔ３−２ 常閉接点
Claims (4)
- 【請求項１】 空気圧縮機の吐出側に連設した圧縮空気
タンク、アフタークーラ、ドライヤ、除塵フィルタ等の
ドレンを生ずる機器に夫々ドレントラップを備えてなる
空気圧縮装置におけるドレン排出装置において、上記ド
レントラップはドレンを排出する電磁弁を有し、これら
の電磁弁の内一つの電磁弁が開弁している際、他の電磁
弁は閉じている制御回路を設けたことを特徴とする空気
圧縮装置におけるドレン排出装置。 - 【請求項２】 ドレン排出サイクルを定めるサイクルタ
イマと、サイクルタイマの信号により各電磁弁を一定の
順序で順次開弁する制御回路を設けたことを特徴とする
請求項１に記載の空気圧縮装置におけるドレン排出装
置。 - 【請求項３】 各ドレンを排出する機器はドレン溜を有
し、ドレン溜のドレンの上限液位を検知して電磁弁を開
弁し、下限液位を検知して電磁弁を閉じるドレントラッ
プを備え、１つのドレントラップが上限液位を検知して
電磁弁を開弁している間、他のドレントラップの電磁弁
を作動させる回路を開成する制御回路を備えた請求項１
に記載の空気圧縮装置におけるドレン排出装置。 - 【請求項４】 ドレントラップのドレンは総て一つのド
レン処理装置にみちびかれる配管を備えたことを特徴と
する請求項１から３の何れか１つに記載の空気圧縮装置
におけるドレン排出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4753893A JPH06241167A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | ドレン排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4753893A JPH06241167A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | ドレン排出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06241167A true JPH06241167A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12777921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4753893A Pending JPH06241167A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | ドレン排出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06241167A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006258081A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-28 | Fukuhara Co Ltd | ドレン水の排出方法および排出装置 |
| JP2011080367A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Anest Iwata Corp | 圧縮機の凝結水処理装置 |
| KR101148866B1 (ko) * | 2010-07-29 | 2012-05-30 | 삼성중공업 주식회사 | 선박용 압축공기탱크의 드레인수 배출장치 |
| JP2014530326A (ja) * | 2011-09-08 | 2014-11-17 | ベコー テヒノロギース ゲーエムベーハー | 凝縮液を加圧ガスシステムから自動的に排出するための向上された方法 |
| JP6357635B1 (ja) * | 2017-12-27 | 2018-07-18 | 株式会社フクハラ | ドレントラップ |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP4753893A patent/JPH06241167A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006258081A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-28 | Fukuhara Co Ltd | ドレン水の排出方法および排出装置 |
| JP2011080367A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Anest Iwata Corp | 圧縮機の凝結水処理装置 |
| KR101148866B1 (ko) * | 2010-07-29 | 2012-05-30 | 삼성중공업 주식회사 | 선박용 압축공기탱크의 드레인수 배출장치 |
| JP2014530326A (ja) * | 2011-09-08 | 2014-11-17 | ベコー テヒノロギース ゲーエムベーハー | 凝縮液を加圧ガスシステムから自動的に排出するための向上された方法 |
| JP6357635B1 (ja) * | 2017-12-27 | 2018-07-18 | 株式会社フクハラ | ドレントラップ |
| JP2019116963A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社フクハラ | ドレントラップ |
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