JPH06241140A - 吐出弁 - Google Patents
吐出弁Info
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- JPH06241140A JPH06241140A JP520094A JP520094A JPH06241140A JP H06241140 A JPH06241140 A JP H06241140A JP 520094 A JP520094 A JP 520094A JP 520094 A JP520094 A JP 520094A JP H06241140 A JPH06241140 A JP H06241140A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- discharge valve
- discharge
- chamber
- holder
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/44—Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
- F02M59/48—Assembling; Disassembling; Replacing
- F02M59/485—Means for fixing delivery valve casing and barrel to each other or to pump casing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
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- F02M59/46—Valves
- F02M59/462—Delivery valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料を供給しようとする内燃機関における噴
射個所と燃料噴射ポンプのポンプ作業室との間の搬送導
管に組込まれる吐出弁であって、噴射個所に向かって戻
し力に抗して開く吐出弁部材19内に、ポンプ作業室に
向かって戻し力に抗して開く逆止弁51が配置され、吐
出弁部材19が吐出弁保持体7に案内され、吐出弁保持
体7に隣接する、弁坐25を有する弁体27と協働する
形式のものを改良して、吐出弁の組込みを容易にするこ
と。 【構成】 ポンプケーシング5の案内孔3に組込まれる
吐出弁保持体7がその中に挿入された吐出弁部材19を
有し、弁体27とねじ結合されて、あらかじめ組立てら
れた弁複合体を形成していること。この場合、シール面
は案内孔3に同軸に作用する、そのシール作用がポンプ
圧の上昇につれて増大する、吐出弁保持体7と弁体27
とに設けられた喰込み縁65,165によって置換えら
れている。
射個所と燃料噴射ポンプのポンプ作業室との間の搬送導
管に組込まれる吐出弁であって、噴射個所に向かって戻
し力に抗して開く吐出弁部材19内に、ポンプ作業室に
向かって戻し力に抗して開く逆止弁51が配置され、吐
出弁部材19が吐出弁保持体7に案内され、吐出弁保持
体7に隣接する、弁坐25を有する弁体27と協働する
形式のものを改良して、吐出弁の組込みを容易にするこ
と。 【構成】 ポンプケーシング5の案内孔3に組込まれる
吐出弁保持体7がその中に挿入された吐出弁部材19を
有し、弁体27とねじ結合されて、あらかじめ組立てら
れた弁複合体を形成していること。この場合、シール面
は案内孔3に同軸に作用する、そのシール作用がポンプ
圧の上昇につれて増大する、吐出弁保持体7と弁体27
とに設けられた喰込み縁65,165によって置換えら
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料を供給しようとする
内燃機関における噴射個所と燃料噴射ポンプのポンプ作
業室との間の搬送導管に組込まれる吐出弁であって、管
接続部を有する吐出弁保持体を有し、該吐出弁保持体が
流過通路を有し、該流過通路が吐出弁保持体と締結され
た、弁坐を備えた弁体内へ続いていて、弁坐と吐出弁保
持体の前記流過通路における横断面拡大部によって生じ
た弁室内に定置に支えられた圧縮ばねとの間に吐出弁閉
鎖部材が配置されており、該吐出弁閉鎖部材が弁坐と協
働するシール面を有している形式のものに関する。
内燃機関における噴射個所と燃料噴射ポンプのポンプ作
業室との間の搬送導管に組込まれる吐出弁であって、管
接続部を有する吐出弁保持体を有し、該吐出弁保持体が
流過通路を有し、該流過通路が吐出弁保持体と締結され
た、弁坐を備えた弁体内へ続いていて、弁坐と吐出弁保
持体の前記流過通路における横断面拡大部によって生じ
た弁室内に定置に支えられた圧縮ばねとの間に吐出弁閉
鎖部材が配置されており、該吐出弁閉鎖部材が弁坐と協
働するシール面を有している形式のものに関する。
【0002】
【従来技術】ポンプ作業室と噴射個所との間の搬送導管
に配置される、DE−OS3417210A1号によっ
て公知である前記形式の吐出弁においては、弁体は外部
からポンプケーシング内へ挿入され、ポンプケーシング
内にねじ込まれたねじ接続管部によりポンプケーシング
内に締結される。このためには噴射個所への燃料噴射導
管のための接続管部として構成されたねじ接続がポンプ
ケーシング内に突入する端面で弁体のリング肩に接触
し、これを緊密に一方の端面でポンプケーシングにおけ
る受容孔の段部に圧着している。弁体は公知の形式で軸
方向の流過孔を有し、該流過孔内で噴射導管の方向へ弁
ばねの力に抗して開く弁部材が案内されている。この場
合、弁体は段部とは反対側で弁坐として構成され、該弁
坐と弁部材におけるシール面とが協働する。弁部材の内
部には弁部材の開放方向とは反対に作用する逆止弁が配
置されている。この逆止弁は開放状態で、弁部材におけ
る噴射導管に向いた室を弁部材におけるポンプ作業室側
の室と接続し、ひいては弁部材が弁坐に接触した場合に
噴射導管内の圧力を所定の調節可能な値に減圧すること
を可能にする。
に配置される、DE−OS3417210A1号によっ
て公知である前記形式の吐出弁においては、弁体は外部
からポンプケーシング内へ挿入され、ポンプケーシング
内にねじ込まれたねじ接続管部によりポンプケーシング
内に締結される。このためには噴射個所への燃料噴射導
管のための接続管部として構成されたねじ接続がポンプ
ケーシング内に突入する端面で弁体のリング肩に接触
し、これを緊密に一方の端面でポンプケーシングにおけ
る受容孔の段部に圧着している。弁体は公知の形式で軸
方向の流過孔を有し、該流過孔内で噴射導管の方向へ弁
ばねの力に抗して開く弁部材が案内されている。この場
合、弁体は段部とは反対側で弁坐として構成され、該弁
坐と弁部材におけるシール面とが協働する。弁部材の内
部には弁部材の開放方向とは反対に作用する逆止弁が配
置されている。この逆止弁は開放状態で、弁部材におけ
る噴射導管に向いた室を弁部材におけるポンプ作業室側
の室と接続し、ひいては弁部材が弁坐に接触した場合に
噴射導管内の圧力を所定の調節可能な値に減圧すること
を可能にする。
【0003】この場合、公知の吐出弁は個々の構成部分
から成る吐出弁が燃料噴射ポンプのケーシング内へ組込
む場合に高い組立費用を惹起するという欠点を有してい
る。加えて、弁体と吐出弁保持体との間並びに弁体とポ
ンプケーシングとの間に、弁の内部の圧力を受容するた
めに狭い嵌合いが必要であり、その結果として製作誤差
に関して高い製作費用と組立費用とをもたらす。なぜな
らば前記壁面は作業圧が高い場合にも高圧部分において
外部に対する確実なシールを行なわなければならないシ
ール面として用いられるからである。この場合には必要
なシール性を得るためには高い圧着力が使用されなけれ
ばならない。
から成る吐出弁が燃料噴射ポンプのケーシング内へ組込
む場合に高い組立費用を惹起するという欠点を有してい
る。加えて、弁体と吐出弁保持体との間並びに弁体とポ
ンプケーシングとの間に、弁の内部の圧力を受容するた
めに狭い嵌合いが必要であり、その結果として製作誤差
に関して高い製作費用と組立費用とをもたらす。なぜな
らば前記壁面は作業圧が高い場合にも高圧部分において
外部に対する確実なシールを行なわなければならないシ
ール面として用いられるからである。この場合には必要
なシール性を得るためには高い圧着力が使用されなけれ
ばならない。
【0004】良好な混合気と燃焼のために最近の内燃機
関において必要な噴射圧は1500バールに達し、公知
の吐出弁ではシール問題が発生するので、この吐出弁は
きわめて高い燃料噴射圧のためには十分ではない。
関において必要な噴射圧は1500バールに達し、公知
の吐出弁ではシール問題が発生するので、この吐出弁は
きわめて高い燃料噴射圧のためには十分ではない。
【0005】
【発明の課題】本発明の課題は公知の吐出弁の欠点を除
く吐出弁の改良にある。
く吐出弁の改良にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は吐出弁保
持体が弁体と緊密にネジ結合されており、弁体とその間
に配置された吐出弁閉鎖部材と共にあらかじめ組立てら
れた弁複合体を形成しており、該弁複合体がポンプケー
シングの案内孔に挿入されかつ締結されており、このた
めに吐出弁保持体が管接続部から、吐出弁保持体の、弁
室を受容する、直径の大きい部分へ移行する部分に肩を
有し、該肩で吐出弁保持体が、ポンプ作業室と接続され
た孔の案内孔への移行部におけるリング段部に緊密に接
触させられており、管接続部が案内孔を通って外部に突
出しており、そこでポンプケーシングと緊密に接触させ
られて締結されかつ搬送導管と接続されていることによ
って解決された。
持体が弁体と緊密にネジ結合されており、弁体とその間
に配置された吐出弁閉鎖部材と共にあらかじめ組立てら
れた弁複合体を形成しており、該弁複合体がポンプケー
シングの案内孔に挿入されかつ締結されており、このた
めに吐出弁保持体が管接続部から、吐出弁保持体の、弁
室を受容する、直径の大きい部分へ移行する部分に肩を
有し、該肩で吐出弁保持体が、ポンプ作業室と接続され
た孔の案内孔への移行部におけるリング段部に緊密に接
触させられており、管接続部が案内孔を通って外部に突
出しており、そこでポンプケーシングと緊密に接触させ
られて締結されかつ搬送導管と接続されていることによ
って解決された。
【0007】
【発明の利点】本発明の吐出弁の利点はそれがあらかじ
め組立られた弁複合体として構成されていることによ
り、燃料噴射ポンプのケーシングへの組込みが著しく簡
易化されることである。この場合、等圧弁ユニットは袋
孔部材に組込む前に前調節されかつシール性に関して検
査することができる。さらに本発明の如く、吐出弁保持
体のリング肩に、ポンプケーシングのリング段部とシー
ル縁と協働する喰込み縁が吐出弁保持体のリング肩に配
置されていることにより、ポンプ圧が高い場合にも確実
なシールが達成される。この場合、吐出弁保持体とこれ
を受容するポンプケーシングの案内孔との製作誤差はポ
ンプケーシングの孔への吐出弁の挿入が妨げられなけれ
ばよく、ひいては製作技術的に簡単に製作可能である。
この場合、吐出弁に軸方向で作用する喰込み縁は、燃料
の圧力が喰込み縁におけるシール作用を助け、シール作
用が公知の吐出弁とは異なって圧力の増大につれて同様
に増大するという利点をもたらす。
め組立られた弁複合体として構成されていることによ
り、燃料噴射ポンプのケーシングへの組込みが著しく簡
易化されることである。この場合、等圧弁ユニットは袋
孔部材に組込む前に前調節されかつシール性に関して検
査することができる。さらに本発明の如く、吐出弁保持
体のリング肩に、ポンプケーシングのリング段部とシー
ル縁と協働する喰込み縁が吐出弁保持体のリング肩に配
置されていることにより、ポンプ圧が高い場合にも確実
なシールが達成される。この場合、吐出弁保持体とこれ
を受容するポンプケーシングの案内孔との製作誤差はポ
ンプケーシングの孔への吐出弁の挿入が妨げられなけれ
ばよく、ひいては製作技術的に簡単に製作可能である。
この場合、吐出弁に軸方向で作用する喰込み縁は、燃料
の圧力が喰込み縁におけるシール作用を助け、シール作
用が公知の吐出弁とは異なって圧力の増大につれて同様
に増大するという利点をもたらす。
【0008】さらにあらゆる方向から高い圧力に晒され
る弁はわずかな変形力にしか晒されない。
る弁はわずかな変形力にしか晒されない。
【0009】弁体に対する吐出弁保持体のシールは有利
な形式で、請求項2に記載されているように、同様に弁
軸に対して同軸的に弁体に配置されたリング状の喰込み
縁で行なわれる。該喰込み縁は吐出弁保持体の端面と協
働し、そのシール作用は記述したように同様に圧力の上
昇するにつれて増大する。なお、反対に吐出弁保持体の
端面に喰込み縁を配置することも可能である。
な形式で、請求項2に記載されているように、同様に弁
軸に対して同軸的に弁体に配置されたリング状の喰込み
縁で行なわれる。該喰込み縁は吐出弁保持体の端面と協
働し、そのシール作用は記述したように同様に圧力の上
昇するにつれて増大する。なお、反対に吐出弁保持体の
端面に喰込み縁を配置することも可能である。
【0010】この場合には吐出弁保持体の、ポンプケー
シングから突出する端部を介して、あらかじめ組立られ
た吐出弁複合体を外からポンプケーシングに締結するこ
とができる。これは有利な形式では吐出弁保持体に配置
されたねじ山を介して案内孔の壁のめねじ山へ直接的に
行なうことも、ねじ嵌められたナットを介して行なうこ
ともできる。
シングから突出する端部を介して、あらかじめ組立られ
た吐出弁複合体を外からポンプケーシングに締結するこ
とができる。これは有利な形式では吐出弁保持体に配置
されたねじ山を介して案内孔の壁のめねじ山へ直接的に
行なうことも、ねじ嵌められたナットを介して行なうこ
ともできる。
【0011】本発明の対象の別の利点及び有利な構成は
図面及び請求項2以下に記載されている。
図面及び請求項2以下に記載されている。
【0012】
【実施例】図1に示された第1実施例においては吐出弁
1は燃料噴射ポンプのケーシングの段に付けられた案内
孔3に挿入されている。この場合には案内孔3は燃料噴
射ポンプのポンプ作業室と燃料を供給しようとする内燃
機関の燃焼室への噴射個所との間の図示されていない燃
料高圧導管の1部を形成しており、直径の大きい孔部分
でポンプ作業室に向いており、有利にはこれに緊密に隣
接している。
1は燃料噴射ポンプのケーシングの段に付けられた案内
孔3に挿入されている。この場合には案内孔3は燃料噴
射ポンプのポンプ作業室と燃料を供給しようとする内燃
機関の燃焼室への噴射個所との間の図示されていない燃
料高圧導管の1部を形成しており、直径の大きい孔部分
でポンプ作業室に向いており、有利にはこれに緊密に隣
接している。
【0013】このためには管状の吐出弁保持体7は段付
きの案内孔3に挿入されており、吐出弁保持体7は段付
けられた案内孔3のリング段部11における、減径部に
よって生じたリング肩9に接触する。この場合、直径の
減じられた部分は噴射個所への噴射導管を受容する管接
続部13を形成している。該管接続部13は一部ポンプ
ケーシング5から突出している。吐出弁保持体7は内部
に、軸方向の段付けられた流過孔15を有し、該流過孔
15の大きい直径は吐出弁保持体7の外径の大きい範囲
に配置されかつそこで弁室17を形成している。該弁室
17内には円筒状の吐出弁部材19が配置され、この吐
出弁部材19は管接続部13と噴射個所に向いた側に翼
状の案内面21を有している。該案内面21の寸法は例
えば複数の溝を設けることにより吐出弁部材19の他の
外径に対して減小させられ、通過孔15の孔区分に突入
して、吐出弁部材19を軸方向で案内し、弁室17から
管接続部13への燃料の流過を可能にする。吐出弁部材
19は管接続部13とは反対側の端面に弁シール面23
を有している。この弁シール面23で吐出弁部材19は
軸方区の流過孔33を有する円板状の弁体27における
平らな弁坐面25と協働する。弁体27はねじ山29を
介して吐出弁保持体7内にねじ込まれ、弁室17を管接
続部13とは反対側で制限する。このために弁体27は
フランジ31を弁室17とは反対側の端部に有し、この
フランジ31で弁体27は吐出弁保持体7の一方の端面
に接触させられる。吐出弁部材19は軸方向の遊びで弁
室17内へ挿入され、弁体27に向いた端部にリング肩
35を有し、このリング肩35に圧縮ばね37が支持さ
れ、該圧縮ばね37は他方では弁室17の、管接続部1
3に向いた端壁におけるリング溝39に支えられ、吐出
弁部材19を弁体27に圧着させた状態に保つ。この場
合、翼状の案内面21の範囲における、横断面の減少に
よって生じたリング段部41は弁室17の、管接続部1
3に隣接する端面43と、吐出弁部材19の開放行程を
制限するために協働する。この場合、端壁43はストッ
パを形成する。吐出弁部材19は内部に段付けられた流
過孔45を有し、該流過孔45は管接続部側の入口の中
間直径から弁坐47を形成する円錐状に拡大する範囲を
介して直径の大きな部分に拡大され、この部分で弁体2
7に向いた側に開口している。この場合、管接続部側の
入口と弁坐47との間には絞り個所48が配置されてい
る。直径の拡大された範囲は吐出弁部材19内の弁室4
9を形成し、該弁室49内に逆止弁51が配置されてい
る。該逆止弁51は案内された円錐体の形をした逆止弁
部材53と流過開口55と戻しばね57とリング状のば
ね皿59とによって形成されている。戻しばね57は逆
止弁部材53を円錐状のシール面61で弁坐47に接触
させ、他面においては安全リング63によって貫通孔4
5内に固定されたばね皿59に支えられている。
きの案内孔3に挿入されており、吐出弁保持体7は段付
けられた案内孔3のリング段部11における、減径部に
よって生じたリング肩9に接触する。この場合、直径の
減じられた部分は噴射個所への噴射導管を受容する管接
続部13を形成している。該管接続部13は一部ポンプ
ケーシング5から突出している。吐出弁保持体7は内部
に、軸方向の段付けられた流過孔15を有し、該流過孔
15の大きい直径は吐出弁保持体7の外径の大きい範囲
に配置されかつそこで弁室17を形成している。該弁室
17内には円筒状の吐出弁部材19が配置され、この吐
出弁部材19は管接続部13と噴射個所に向いた側に翼
状の案内面21を有している。該案内面21の寸法は例
えば複数の溝を設けることにより吐出弁部材19の他の
外径に対して減小させられ、通過孔15の孔区分に突入
して、吐出弁部材19を軸方向で案内し、弁室17から
管接続部13への燃料の流過を可能にする。吐出弁部材
19は管接続部13とは反対側の端面に弁シール面23
を有している。この弁シール面23で吐出弁部材19は
軸方区の流過孔33を有する円板状の弁体27における
平らな弁坐面25と協働する。弁体27はねじ山29を
介して吐出弁保持体7内にねじ込まれ、弁室17を管接
続部13とは反対側で制限する。このために弁体27は
フランジ31を弁室17とは反対側の端部に有し、この
フランジ31で弁体27は吐出弁保持体7の一方の端面
に接触させられる。吐出弁部材19は軸方向の遊びで弁
室17内へ挿入され、弁体27に向いた端部にリング肩
35を有し、このリング肩35に圧縮ばね37が支持さ
れ、該圧縮ばね37は他方では弁室17の、管接続部1
3に向いた端壁におけるリング溝39に支えられ、吐出
弁部材19を弁体27に圧着させた状態に保つ。この場
合、翼状の案内面21の範囲における、横断面の減少に
よって生じたリング段部41は弁室17の、管接続部1
3に隣接する端面43と、吐出弁部材19の開放行程を
制限するために協働する。この場合、端壁43はストッ
パを形成する。吐出弁部材19は内部に段付けられた流
過孔45を有し、該流過孔45は管接続部側の入口の中
間直径から弁坐47を形成する円錐状に拡大する範囲を
介して直径の大きな部分に拡大され、この部分で弁体2
7に向いた側に開口している。この場合、管接続部側の
入口と弁坐47との間には絞り個所48が配置されてい
る。直径の拡大された範囲は吐出弁部材19内の弁室4
9を形成し、該弁室49内に逆止弁51が配置されてい
る。該逆止弁51は案内された円錐体の形をした逆止弁
部材53と流過開口55と戻しばね57とリング状のば
ね皿59とによって形成されている。戻しばね57は逆
止弁部材53を円錐状のシール面61で弁坐47に接触
させ、他面においては安全リング63によって貫通孔4
5内に固定されたばね皿59に支えられている。
【0014】高圧導管を外部にかつ弁室17に対して確
実にシールするためには吐出弁保持体7のリング肩9は
喰込み縁65を有し、弁体27のフランジ31は喰込み
縁165を有している。これらの喰込み縁65と165
は案内孔3に対して同軸的な方向でそれぞれ段部11の
範囲における隣接するポンプケーシング壁もしくは吐出
弁保持体7の端面と協働する。
実にシールするためには吐出弁保持体7のリング肩9は
喰込み縁65を有し、弁体27のフランジ31は喰込み
縁165を有している。これらの喰込み縁65と165
は案内孔3に対して同軸的な方向でそれぞれ段部11の
範囲における隣接するポンプケーシング壁もしくは吐出
弁保持体7の端面と協働する。
【0015】あらかじめ組立られた吐出弁複合体1をポ
ンプケーシング5内に固定するためにはナット67が管
接続部13の周面に配置されたねじ山69を介して管接
続部13の、ポンプケーシング5から突出する部分に螺
合させられ、該ナット67が吐出弁保持体7をポンプケ
ーシング5に対して締結している。
ンプケーシング5内に固定するためにはナット67が管
接続部13の周面に配置されたねじ山69を介して管接
続部13の、ポンプケーシング5から突出する部分に螺
合させられ、該ナット67が吐出弁保持体7をポンプケ
ーシング5に対して締結している。
【0016】この場合、弁体27をできるだけしっかり
と吐出弁保持体7に対して締結できるように、弁体27
における貫通孔33はねじ結合工具が係合する成形部を
有していることができる。
と吐出弁保持体7に対して締結できるように、弁体27
における貫通孔33はねじ結合工具が係合する成形部を
有していることができる。
【0017】本発明の吐出弁は以下の通り作用する。
【0018】上記吐出弁1が組込まれた燃料噴射ポンプ
の運転に際して燃料が内燃機関の噴射個所へ搬送される
と、ポンプ作業室から流れる燃料の圧力を受けて圧力弁
閉鎖部材19は弁体27の弁坐25から離される。吐出
弁1は開かれ、燃料は流過孔33、弁室17と管接続部
13における翼状の案内面21とを介して噴射個所に向
かって流れる。燃料の搬送の終りにおいて燃料の搬送圧
が下がると、到達する燃料の力は吐出弁閉鎖部材19を
圧縮ばね37の力に抗して開いた状態に保つためには十
分でなくなり、吐出弁閉鎖部材19は弁坐25に戻さ
れ、吐出弁1は閉鎖される。搬送が急激に中断される
と、吐出弁1と噴射個所との間の閉鎖された容積内で圧
力波が往復する。これが原因となる噴射個所における後
噴射を回避するためには、高圧導管における圧力波ピー
ク圧の圧力レベルは逆止弁51を介して所定の値まで減
圧される。このためには燃料は逆止弁51の弁閉鎖部材
53を戻しばね57の力に抗して弁坐47から持上げ、
流過開口55、弁室49、流過孔33を介して、高圧搬
送期の終りに放圧されたポンプ作業室に帰流する。
の運転に際して燃料が内燃機関の噴射個所へ搬送される
と、ポンプ作業室から流れる燃料の圧力を受けて圧力弁
閉鎖部材19は弁体27の弁坐25から離される。吐出
弁1は開かれ、燃料は流過孔33、弁室17と管接続部
13における翼状の案内面21とを介して噴射個所に向
かって流れる。燃料の搬送の終りにおいて燃料の搬送圧
が下がると、到達する燃料の力は吐出弁閉鎖部材19を
圧縮ばね37の力に抗して開いた状態に保つためには十
分でなくなり、吐出弁閉鎖部材19は弁坐25に戻さ
れ、吐出弁1は閉鎖される。搬送が急激に中断される
と、吐出弁1と噴射個所との間の閉鎖された容積内で圧
力波が往復する。これが原因となる噴射個所における後
噴射を回避するためには、高圧導管における圧力波ピー
ク圧の圧力レベルは逆止弁51を介して所定の値まで減
圧される。このためには燃料は逆止弁51の弁閉鎖部材
53を戻しばね57の力に抗して弁坐47から持上げ、
流過開口55、弁室49、流過孔33を介して、高圧搬
送期の終りに放圧されたポンプ作業室に帰流する。
【0019】図2に示された第2実施例はまず吐出弁1
とその中に配置された逆止弁51の構成の形式が異なっ
ている。
とその中に配置された逆止弁51の構成の形式が異なっ
ている。
【0020】この場合には吐出弁1は多部分から構成さ
れ、円筒形のばね保持体71を有し、このばね保持体7
1が弁室17に挿入され、リング肩73に作用する、他
面において円板状の弁部材75に支えられる圧縮ばね3
7で、弁室17の、管接続部13に向いた端面に接触さ
せられた状態に保たれている。ばね保持体71は軸方向
に段付けされた流過孔77を有し、該流過孔77に弁室
17から延びる半径孔81が開口している。流過孔77
は吐出弁保持体7内の流過孔15を延長しており、絞り
個所の下流側で円錐形に弁坐47を形成して拡径されて
おり、ばね保持体71内に逆止弁49を受容する弁室4
9を形成している。この弁室49は管接続部13とは反
対側で鉢形の弁カバー79によって閉鎖されており、該
弁カバー79は開放側でばね保持体71にプレス嵌めさ
れている。弁カバー79は底に中心の孔を有し、該孔に
はピン83がプレス嵌めされ、該ピン83が一方の側で
弁室49内に突入する端面で、円錐形の逆止弁閉鎖部材
87の開放運動のためのストッパを形成している。該逆
止弁閉鎖部材87は弁カバー79に支えられる戻しばね
57により円錐状のシール面61で弁坐47に圧着され
ている。ピン83は他面においては弁室49とは反対の
端部で、弁部材75における軸方向の孔を通って弁体2
7の段の付けられた流過孔89において案内されてい
る。この場合、ピン83は弁体側の端面から延びる袋孔
91を有し、該袋孔91は半径孔93を介して吐出弁閉
鎖部材19における弁室49と接続され、ひいては弁室
49を弁体27における開口89を介して常時案内孔3
と接続している。
れ、円筒形のばね保持体71を有し、このばね保持体7
1が弁室17に挿入され、リング肩73に作用する、他
面において円板状の弁部材75に支えられる圧縮ばね3
7で、弁室17の、管接続部13に向いた端面に接触さ
せられた状態に保たれている。ばね保持体71は軸方向
に段付けされた流過孔77を有し、該流過孔77に弁室
17から延びる半径孔81が開口している。流過孔77
は吐出弁保持体7内の流過孔15を延長しており、絞り
個所の下流側で円錐形に弁坐47を形成して拡径されて
おり、ばね保持体71内に逆止弁49を受容する弁室4
9を形成している。この弁室49は管接続部13とは反
対側で鉢形の弁カバー79によって閉鎖されており、該
弁カバー79は開放側でばね保持体71にプレス嵌めさ
れている。弁カバー79は底に中心の孔を有し、該孔に
はピン83がプレス嵌めされ、該ピン83が一方の側で
弁室49内に突入する端面で、円錐形の逆止弁閉鎖部材
87の開放運動のためのストッパを形成している。該逆
止弁閉鎖部材87は弁カバー79に支えられる戻しばね
57により円錐状のシール面61で弁坐47に圧着され
ている。ピン83は他面においては弁室49とは反対の
端部で、弁部材75における軸方向の孔を通って弁体2
7の段の付けられた流過孔89において案内されてい
る。この場合、ピン83は弁体側の端面から延びる袋孔
91を有し、該袋孔91は半径孔93を介して吐出弁閉
鎖部材19における弁室49と接続され、ひいては弁室
49を弁体27における開口89を介して常時案内孔3
と接続している。
【0021】弁体27内にはさらに、流過開口95が配
置されており、該流過開口95は吐出弁19の弁閉鎖部
材として作用する弁部材75によって閉鎖状態に保たれ
る。このために弁部材75は圧縮ばね37により、弁シ
ール面23を形成する端面で弁体27に接触した状態に
保たれる。弁部材75の開放行程運動は弁カバー79の
底側の端面によって制限される。
置されており、該流過開口95は吐出弁19の弁閉鎖部
材として作用する弁部材75によって閉鎖状態に保たれ
る。このために弁部材75は圧縮ばね37により、弁シ
ール面23を形成する端面で弁体27に接触した状態に
保たれる。弁部材75の開放行程運動は弁カバー79の
底側の端面によって制限される。
【0022】図2に示された吐出弁は図1に示されたも
のと同じように働く。この場合には、流れて来る燃料は
弁部材75の開放開始にあたって弁部材75を弁体27
における弁坐から持上げ、燃料は流過開口95を介して
弁室17内へ流れ、さらに半径方向の孔81とばね皿7
1における流過孔77を介して管接続部13に流れる。
のと同じように働く。この場合には、流れて来る燃料は
弁部材75の開放開始にあたって弁部材75を弁体27
における弁坐から持上げ、燃料は流過開口95を介して
弁室17内へ流れ、さらに半径方向の孔81とばね皿7
1における流過孔77を介して管接続部13に流れる。
【0023】噴射個所における噴射弁が閉じられかつ弁
部材75が弁体27に当接したあとで噴射導管と管接続
部13とにおける高い燃料圧が公知の形式で逆止弁を介
して減圧される。この場合、燃料は逆止弁部材87を開
放したあとで弁室49からピン83における孔91,9
3と開口89とを介して案内孔3のポンプ作業室側の部
分に帰流する。
部材75が弁体27に当接したあとで噴射導管と管接続
部13とにおける高い燃料圧が公知の形式で逆止弁を介
して減圧される。この場合、燃料は逆止弁部材87を開
放したあとで弁室49からピン83における孔91,9
3と開口89とを介して案内孔3のポンプ作業室側の部
分に帰流する。
【0024】図2に記載した実施例の利点は、逆止弁部
材87と弁部材75とが互いに分離されており、弁部材
75が開閉する場合の動的な影響が逆止弁部材87に作
用しないことである。これに対して図1に記載した実施
例では逆止弁53は吐出弁部材19と一緒に運動する。
材87と弁部材75とが互いに分離されており、弁部材
75が開閉する場合の動的な影響が逆止弁部材87に作
用しないことである。これに対して図1に記載した実施
例では逆止弁53は吐出弁部材19と一緒に運動する。
【0025】図3に示された第3実施例は吐出弁保持体
の別の実施態様を示している。この吐出弁保持体はこの
実施例では2つの部分、すなわち管接続部313とねじ
山付きブッシュ101とから構成されている。
の別の実施態様を示している。この吐出弁保持体はこの
実施例では2つの部分、すなわち管接続部313とねじ
山付きブッシュ101とから構成されている。
【0026】管接続部313はヘッド部分103とシャ
フト105とを有し、シャフト105でポンプケーシン
グ5の案内孔3内に突入し、ヘッド部分103とは反対
のシャフト端部で吐出弁1を受容するねじ山付きブッシ
ュ101にねじ込まれている。管接続部313に向いた
ねじ山付きブッシュ101は図1の場合と同様に喰込み
縁65を有し、該喰込み縁は案内孔3のポンプ作業室側
の部分をシールする。さらに別の喰込み縁365が管接
続部313のヘッド部分103の、シャフト105に向
いた側に配置されている。この喰込み縁365はポンプ
ケーシング壁と協働する。
フト105とを有し、シャフト105でポンプケーシン
グ5の案内孔3内に突入し、ヘッド部分103とは反対
のシャフト端部で吐出弁1を受容するねじ山付きブッシ
ュ101にねじ込まれている。管接続部313に向いた
ねじ山付きブッシュ101は図1の場合と同様に喰込み
縁65を有し、該喰込み縁は案内孔3のポンプ作業室側
の部分をシールする。さらに別の喰込み縁365が管接
続部313のヘッド部分103の、シャフト105に向
いた側に配置されている。この喰込み縁365はポンプ
ケーシング壁と協働する。
【0027】吐出弁保持体7の両方の部分を互いにかつ
ポンプケーシング5に対して締結することは管接続部3
13とねじ山付きブッシュ101との間のねじ結合によ
って行なわれる。このためには管接続部313における
流過孔15の、ヘッド部分103から出た範囲に、ねじ
結合工具が係合する成形部が設けられている。
ポンプケーシング5に対して締結することは管接続部3
13とねじ山付きブッシュ101との間のねじ結合によ
って行なわれる。このためには管接続部313における
流過孔15の、ヘッド部分103から出た範囲に、ねじ
結合工具が係合する成形部が設けられている。
【0028】本発明の如く、吐出弁をあらかじめ組立ら
れた弁複合体として構成することにより、吐出弁を燃料
噴射ポンプのケーシング内に組込む場合の組立費用が低
減される。この場合、本発明によってシール面に喰込み
縁を配置することにより加工誤差に関連した高い製作費
用が避けられるようになった。
れた弁複合体として構成することにより、吐出弁を燃料
噴射ポンプのケーシング内に組込む場合の組立費用が低
減される。この場合、本発明によってシール面に喰込み
縁を配置することにより加工誤差に関連した高い製作費
用が避けられるようになった。
【図1】等圧弁として構成され、吐出弁保持体が弁体と
弁複合体を形成し、該弁複合体が喰込み縁を介してポン
プケーシングにシールされ、ねじ嵌められたナットでポ
ンプケーシングに締結されている吐出弁の第1実施例の
縦断面図。
弁複合体を形成し、該弁複合体が喰込み縁を介してポン
プケーシングにシールされ、ねじ嵌められたナットでポ
ンプケーシングに締結されている吐出弁の第1実施例の
縦断面図。
【図2】多部分から成る弁部材を有する第2実施例を示
した図。
した図。
【図3】吐出弁保持体が管接続部とねじ山付きブッシュ
とに分割されている第3実施例を示した図。
とに分割されている第3実施例を示した図。
1 吐出弁、 3 案内孔、 5 ケーシング、 7
吐出弁保持体、 9リング肩、 11 リング段部、
13 管接続部、 15 流過孔、 17弁室、 19
吐出弁閉鎖部材、 21 案内面、 23 弁シール
面、 25弁坐面、 27 弁体、 29 ねじ山、
31 フランジ、 33 流過孔、 35 リング肩、
37 圧縮ばね、 39 リング溝、 41 リング
段部、 43 端壁、 45 流過孔、 47 弁坐、
48 絞り個所、 49弁室、 51 逆止弁、 5
3 逆止弁部材、 55 流出開口、 57 戻しば
ね、 59 ばね皿、 61 シール面、 63 安全
リング、 65 喰込み縁、 67 ナット、 69
ねじ山、 71 ばね保持体、 73 リング肩、 7
5 弁部材、 77 流過孔、 79 弁カバー、 8
3 ピン、85 ストッパ、 87 逆止弁部材、 8
9 流過孔、 91 袋孔、 93半径孔、 95 流
過孔、 101 ねじ山付きブッシュ、 103 ヘッ
ド部分、 105 シャフト、 165 喰込み縁、
313 管接続部
吐出弁保持体、 9リング肩、 11 リング段部、
13 管接続部、 15 流過孔、 17弁室、 19
吐出弁閉鎖部材、 21 案内面、 23 弁シール
面、 25弁坐面、 27 弁体、 29 ねじ山、
31 フランジ、 33 流過孔、 35 リング肩、
37 圧縮ばね、 39 リング溝、 41 リング
段部、 43 端壁、 45 流過孔、 47 弁坐、
48 絞り個所、 49弁室、 51 逆止弁、 5
3 逆止弁部材、 55 流出開口、 57 戻しば
ね、 59 ばね皿、 61 シール面、 63 安全
リング、 65 喰込み縁、 67 ナット、 69
ねじ山、 71 ばね保持体、 73 リング肩、 7
5 弁部材、 77 流過孔、 79 弁カバー、 8
3 ピン、85 ストッパ、 87 逆止弁部材、 8
9 流過孔、 91 袋孔、 93半径孔、 95 流
過孔、 101 ねじ山付きブッシュ、 103 ヘッ
ド部分、 105 シャフト、 165 喰込み縁、
313 管接続部
Claims (12)
- 【請求項1】 燃料を供給しようとする内燃機関におけ
る噴射個所と燃料噴射ポンプのポンプ作業室との間の搬
送導管に組込まれる吐出弁であって、管接続部(13)
を有する吐出弁保持体(7)を有し、該吐出弁保持体
(7)が流過通路(15)を有し、該流過通路(15)
が吐出弁保持体(7)と締結された、弁坐(25)を備
えた弁体(27)内へ続いていて、弁坐(25)と吐出
弁保持体(7)の前記流過通路(15)における横断面
拡大部によって生じた弁室(17)内に定置に支えられ
た圧縮ばね(37)との間に吐出弁閉鎖部材(19)が
配置されており、該吐出弁閉鎖部材(19)が弁坐(2
5)と協働するシール面(23)を有している形式のも
のにおいて、吐出弁保持体(7)が弁体(27)と緊密
にねじ結合されており、弁体(27)とその間に配置さ
れた吐出弁閉鎖部材(19)と共にあらかじめ組立てら
れた弁複合体を形成しており、該弁複合体がポンプケー
シング(5)の案内孔(3)に挿入されかつ締結されて
おり、このために吐出弁保持体(7)が管接続部(1
3)から、吐出弁保持体(7)の、弁室(17)を受容
する、直径の大きい部分へ移行する部分に肩(9)を有
し、該肩(9)で吐出弁保持体(7)が、ポンプ作業室
と接続された孔の案内孔(3)への移行部におけるリン
グ段部(11)に緊密に接触させられており、管接続部
(13)が案内孔(3)を通って外部に突出しており、
そこでポンプケーシング(5)と緊密に接触させられて
締結されかつ搬送導管と接続されていることを特徴とす
る、吐出弁。 - 【請求項2】 弁体(27)が喰込み縁(165)を有
するフランジ(31)を有し、弁体(27)がこの喰込
み縁(165)で吐出弁保持体(7)のポンプ作業室側
の端面に接触させられている、請求項1記載の吐出弁。 - 【請求項3】 吐出弁保持体(7)がリング肩(9)に
喰込み縁(65)を有し、該喰込み縁(65)を介して
吐出弁保持体(7)がポンプケーシング(5)における
案内孔(3)のリング段部(11)に接触させられてい
る、請求項1又は2記載の吐出弁。 - 【請求項4】 吐出弁保持体(7)が2部分から構成さ
れており、吐出弁閉鎖部材(19)を受容するねじ山付
きブッシュ(101)とこのねじ山付きブッシュ(10
1)とねじ結合された管接続部(313)とから成って
いる、請求項1記載の吐出弁。 - 【請求項5】 吐出弁保持体(7)の、管接続部(31
3)を形成する部分が、ポンプケーシング(5)から突
出する、ポンプケーシング(5)の案内孔(3)内で案
内されたシャフト部分(105)に対して直径の拡大さ
れたヘッド部分(103)を有し、該ヘッド部分(10
3)の、ポンプケーシング(5)に向いた端面に喰込み
縁(365)が配置され、該喰込み縁(365)がポン
プケーシング(5)の壁部と協働する、請求項4記載の
吐出弁。 - 【請求項6】 喰込み縁(365)がねじ山付きブッシ
ュ(101)に配置された喰込み縁(65)に対して付
加的に案内孔(3)をシールする、請求項5記載の吐出
弁。 - 【請求項7】 吐出弁(1)が平形着坐式弁として構成
され、その弁閉鎖部材(19)が翼状の案内面(21)
を介して、吐出弁保持体(7)の流過通路(15)の一
部分において、管接続部(13)に向いた側で、軸方向
に案内されている、請求項1記載の吐出弁。 - 【請求項8】 弁閉鎖部材(19)が段孔として形成さ
れた流過通路を有し、その大きい横断面が弁室(49)
を形成し、該弁室(49)内にポンプ作業室に向かって
開く逆止弁(51)が挿入されている、請求項1記載の
吐出弁。 - 【請求項9】 2部分から成る吐出弁保持体(7)が両
方の部分間のねじ結合を介してポンプケーシング(5)
と締結されている、請求項1から8までのいずれか1項
記載の吐出弁。 - 【請求項10】 吐出弁が円板状の弁閉鎖部材(75)
を有する平形着坐式弁として構成され、該弁閉鎖部材が
中心孔を介して、弁体(27)と弁室(17)内に挿入
されたばね保持体(71)との間に配置されたピン(8
3)の上で案内されている、請求項1記載の吐出弁。 - 【請求項11】 ピン(83)の上に開放側の縁でばね
保持体(71)と結合された鉢形の部分(79)が配置
され、該部分(79)の外側に位置する底が円板状の弁
閉鎖部材(75)のストッパを形成している、請求項1
0記載の吐出弁。 - 【請求項12】 ばね保持体(71)を有する鉢形の部
分(79)が逆止弁室(49)を有し、該逆止弁室(4
9)内に、吐出弁保持体(7)の流過通路(15)に通
じる、吐出弁保持体(7)における通路に設けられた弁
坐(47)と協働する逆止弁部材(87)が配置され、
該逆止弁部材(87)が鉢形の部分(79)に支えられ
る弁ばね(57)によって弁坐(47)に圧着されてお
り、この場合、ピン(83)における孔(91,93)
と弁体(27)における孔(89)とによってポンプ作
業室と逆止弁室(49)とが常時開放接続されている、
請求項11記載の吐出弁。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4301521.2 | 1993-01-21 | ||
DE19934301521 DE4301521A1 (de) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | Druckventil |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06241140A true JPH06241140A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=6478623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP520094A Pending JPH06241140A (ja) | 1993-01-21 | 1994-01-21 | 吐出弁 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06241140A (ja) |
DE (1) | DE4301521A1 (ja) |
GB (1) | GB2274886B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013167259A (ja) * | 2013-06-06 | 2013-08-29 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 高圧燃料供給ポンプ |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19719633C2 (de) * | 1997-05-09 | 2000-03-30 | Daimler Chrysler Ag | Meßwertaufbereitungssystem |
DE19723572B4 (de) * | 1997-06-05 | 2005-03-03 | Audi Ag | Kraftstoffversorgungssystem für eine Brennkraftmaschine |
DE19729788A1 (de) * | 1997-07-11 | 1999-01-14 | Bosch Gmbh Robert | Radialkolbenpumpe zur Kraftstoffhochdruckversorgung |
DE19729791A1 (de) * | 1997-07-11 | 1999-01-14 | Bosch Gmbh Robert | Radialkolbenpumpe zur Kraftstoffhochdruckversorgung |
DE19729789A1 (de) * | 1997-07-11 | 1999-01-14 | Bosch Gmbh Robert | Radialkolbenpumpe zur Kraftstoffhochdruckversorgung |
DE10313662B4 (de) * | 2003-03-26 | 2005-10-13 | Robert Bosch Gmbh | Durchflussbegrenzungsventil mit Schwingungsdämpfung |
DE202016102686U1 (de) | 2015-06-15 | 2016-06-23 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Scheibenbremse für ein Nutzfahrzeug und Bremsbelagsatz |
DE102019203967A1 (de) * | 2018-03-27 | 2019-10-02 | Keihin Corporation | Ventileinheit-befestigungsstruktur und fluidpumpe welche selbige verwendet |
-
1993
- 1993-01-21 DE DE19934301521 patent/DE4301521A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-01-20 GB GB9401027A patent/GB2274886B/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-01-21 JP JP520094A patent/JPH06241140A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013167259A (ja) * | 2013-06-06 | 2013-08-29 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 高圧燃料供給ポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2274886A (en) | 1994-08-10 |
DE4301521A1 (de) | 1994-07-28 |
GB9401027D0 (en) | 1994-03-16 |
GB2274886B (en) | 1995-08-02 |
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