JPH062408U - 工業用ロボツト - Google Patents

工業用ロボツト

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JPH062408U
JPH062408U JP1999192U JP1999192U JPH062408U JP H062408 U JPH062408 U JP H062408U JP 1999192 U JP1999192 U JP 1999192U JP 1999192 U JP1999192 U JP 1999192U JP H062408 U JPH062408 U JP H062408U
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JP
Japan
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teaching
switch
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data
storage unit
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Application number
JP1999192U
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English (en)
Inventor
悦三 村上
裕次 清原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
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Publication date
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Publication of JPH062408U publication Critical patent/JPH062408U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あらかじめ教示されたデ−タに基づいて動作
するテイ−チングプレイバック方式の工業用ロボットの
改良に関するもの。 【構成】 テイ−チング・プレイバック方式の工業用ロ
ボットにおいて、複数のテイ−チングプログラムをプロ
グラム毎に区別して記憶するデ−タ記憶部と、複数の起
動スイッチと、前記起動スイッチを各テイ−チングプロ
グラムのいずれかにそれぞれ割付ける起動割付回路と、
前記起動スイッチからの起動信号を受けて各起動スイッ
チに割付けられた前記デ−タ記憶部のプログラムを読み
出して実行する制御部とを具備した工業用ロボット。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、あらかじめ数値あるいは手動操作などにより教示されたデ−タに基 づいて動作するテイ−チングプレイバック方式の工業用ロボットに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
テイ−チング・プレイバック方式の工業用ロボットはその動作プログラムを容 易に変更できることから多種少量生産の工程に好適である。しかし各種の被加工 物に対する加工プログラムデ−タの教示は、その仕上り精度が要求されるもの程 正確に行うことが必要であり、比較的手数を必要とする煩わしい作業である。こ のため被加工物が変更となる度に教示を行うことは能率的でなく、一般にはあら かじめ各被加工物毎に教示したデ−タを記憶した磁気テ−プなどの外部記憶手段 を設けておき、各被加工物毎に作業者がこれら磁気テ−プの中から適合するデ− タを選択して加工プログラムデ−タとしてロボットの制御部に移して加工を実行 する方法を採用していた。
【0003】 また、被加工物に対して比較的行動領域の広いロボット、例えば直交座標系の ロボットにおいては水平軸(通常X軸あるいはY軸)の長いもの、あるいは極座 標系や関節形のロボットなど旋回軸を有するロボットにおいては作業ステ−ショ ンを複数個設けて、それぞれのステ−ションに被加工物を設置して順次加工を行 なわせる方式を行うことがある。この場合、通常は作業順序をあらかじめ決めて おき、すべての被加工物を加工位置にセットした後にロボットを起動し、各被加 工物の加工が一巡した後に停止するように制御されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この場合には各ステ−ションに設置すべき被加工物がすべて揃ってからでない と起動することができず、特定の被加工物のみを連続して加工したり、また各ス テ−ションの被加工物の加工順序を無作為に選定することができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は複数の被加工物に対応して教示された複数のプログラムをそれぞれ区 別して格納するデ−タ記憶部と、複数の起動スイッチと、この起動スイッチをそ れぞれプログラムデ−タに割付ける起動割付回路とを設けて、各被加工物に対応 した起動スイッチからの指令を受けたとき、それぞれの起動スイッチに割付けら れた専用のプログラムデ−タに基づいてロボットを動作させることにより、複数 の被加工物に対してそれぞれ任意に起動させ得るようにしたものである。
【0006】
【実施例】
第1図は本考案の工業用ロボットの実施例を示す構成図である。同図において S1 ないしSn は被加工物に対応して設けられたn個の起動スイッチ、2は制御 部、3は制御部2からの信号により動作するサ−ボ制御回路、4はサ−ボ制御回 路3により駆動されるロボットの機構部、5はm種類の被加工物毎のデ−タを各 別の先頭アドレスを付して記憶するデ−タ記憶部、6はn個の起動スイッチS1 ないしSn を各被加工物に対応してデ−タ記憶部5に記憶されたm個のデ−タの うちの適合するn個のアドレス毎に割付けるための起動割付回路、7は起動スイ ッチS1 ないしSn からの指令を到着の順に記憶し制御部2からの指令により記 憶の順に読み出す起動順序予約回路であり、一般に待合せ行列とよばれる集積回 路が利用できる。また8はテイ−チング時に各被加工物毎に数値指令信号あるい は、ロボットを押ボタンスイッチなどの手動操作により移動させてその時のデ− タを制御部2を介してデ−タ記憶部5の被溶接物毎に定められたアドレスに記憶 させるための操作盤である。
【0007】 同図のように構成されたロボットにおいては、教示時において操作盤8からの 指令により制御部2はサ−ボ制御回路3に移動指令を発し、機構部4を動作させ る。この動作は機構部4に設けられた動作量検出器により検出されてサ−ボ制御 部にフイ−ドバック信号として帰還される。制御部2においては操作盤8からの 指令信号または機構部4からのフイ−ドバック信号をカウントし、操作盤8から の指令によりアドレス信号とともにデ−タ記憶部5に送り込み格納する。またア ドレス信号とこれに該当する起動スイッチの番号とが制御部2を介して起動割付 回路6に記入される。
【0008】 プレイバック運転時には起動スイッチS1 ないしSn のいずれかが押されると 、この信号は制御部2を経て起動割付回路6に供給される。起動割付回路6にお いては指令された起動スイッチに対応するアドレス信号をテイ−チングデ−タ記 憶部5に送り、テイ−チングデ−タ記憶部5は指示されたアドレスに記憶してい るプログラムデ−タを制御部2に送り、サ−ボ制御回路3を動作させ機構部4を 駆動する。起動スイッチS1 〜Sn のうち2個以上が順次押された場合には、こ の起動信号は起動順序予約回路7に到着順に記憶され、制御部2からの指令によ り先に記憶された順に読み出し、起動割付回路6からデ−タ記憶部5の該当する アドレスを選択する。
【0009】 このときの動作を第2図ないし第4図の説明図とともに詳述する。第2図はデ −タ記憶部5に記憶されているデ−タをアドレス順に表示したときの例を示す説 明図であり、例えば7種類の各被加工物毎にAないしGのプログラムデ−タを格 納している。第3図は起動割付回路6の内部の例を説明するための図であり、図 示のように起動スイッチS1 ないしS4 に対してそれぞれデ−タ記憶部5のアド レスA,C,E,Gが設定記憶されている。また第4図は起動順序予約回路7の 内部の様子を示す説明図であり、同図の例の場合は、起動スイッチがS1 ,S3 ,S4 ,S2 ,S1 ,S4 ,S3 ,S1 ,S4 の順に押されたことを示している 。
【0010】 第2図ないし第4図のように設定されているロボットは、最初に起動スイッチ S1 に対応するアドレスAに格納されたデ−タに基づいて動作を行う。アドレス Aに記憶されていた動作が終了すると次に起動スイッチS3 に対応するアドレス Eに格納されたデ−タに基づいて動作を行う。同様の動作を起動順序予約回路7 に予約された通りに順次行い、最終の予約された起動スイッチS4 に対応するア ドレスBに格納されたデ−タに基づく動作の完了後停止することになる。もし停 止までにさらに他の起動スイッチが押されたときには起動スイッチS4 に対応す る動作後これらの起動スイッチに対応する動作を行う。
【0011】 このように被加工物のセットされる順に起動スイッチを押すことによりロボッ トは順次それぞれに該当するデ−タを読み出して加工を行うので、その順序は何 ら規制を受けることなく、ある特定の被加工物の加工中であっても予約をするこ とができ、その設定は自由である。 もちろん同一の場所に異なる被加工物を設置して加工する場合には連続動作を 行うことはない。したがって当然起動スイッチは被加工物に対応したものが一つ だけ押されることになるから、起動順序予約回路7は必らずしも設ける必要はな い。また、プログラムデ−タおよび起動スイッチの数は任意であり、また各起動 スイッチとプログラムデ−タとの組合せを定める起動割付回路の内容も任意に変 更可能である。さらに組合せの異なる複数の割付表を割付回路内に設け、作業の 種類によってこれら割付表から適宜選択してもよい。
【0012】 また起動スイッチとしては作業者が操作する押ボタンスイッチが通常であるが 、被加工物を種別および設置位置別に検出する検出器の出力を用いてもよく、こ の場合は自動被加工物供給装置と組合わせることにより無人化が可能となる。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案によるときは、複数の異なる被加工物に対して複数のプロ グラムデ−タを記憶し、各プログラムデ−タに対応して割付けられた複数の起動 スイッチを設けたので、被加工物に専用の起動スイッチを選択するだけで自動的 にデ−タが選別され、所定の加工が実行されるので、能率の向上が得られるとと もに、被加工物のロボットへの投入順序を無作為に行える。また一台のロボット の動作領域を分割して複数の加工ステ−ションを設けて、これら各ステ−ション にそれぞれ被加工物を設置して加工を行なわせるときも、ステ−ションの別と被 加工物の種類とに応じて起動スイッチを選択することによって、何ら作業者の判 断を要せずして容易に各被加工物に合致した加工が行なわれるので容易に無人化 が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す構成図
【図2】第1図の実施例の動作を説明するための説明図
【図3】第1図の実施例の動作を説明するための説明図
【図4】第1図の実施例の動作を説明するための説明図
【符号の説明】
S1 〜Sn 起動スイッチ 2 制御部 3 サ−ボ制御回路 4 機構部 5 デ−タ記憶部 6 起動割付回路 7 起動順序予約回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テイ−チング・プレイバック方式の工業
    用ロボットにおいて、複数のテイ−チングプログラムを
    プログラム毎に区別して記憶するデ−タ記憶部と、複数
    の起動スイッチと、前記起動スイッチを各テイ−チング
    プログラムのいずれかにそれぞれ割付ける起動割付回路
    と、前記起動スイッチからの起動信号を受けて各起動ス
    イッチに割付けられた前記デ−タ記憶部のプログラムを
    読み出して実行する制御部とを具備した工業用ロボッ
    ト。
JP1999192U 1992-03-02 1992-03-02 工業用ロボツト Pending JPH062408U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1999192U JPH062408U (ja) 1992-03-02 1992-03-02 工業用ロボツト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999192U JPH062408U (ja) 1992-03-02 1992-03-02 工業用ロボツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062408U true JPH062408U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12014640

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JP1999192U Pending JPH062408U (ja) 1992-03-02 1992-03-02 工業用ロボツト

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55116097U (ja) * 1979-02-08 1980-08-15
WO2013027283A1 (ja) 2011-08-24 2013-02-28 ヤマザキマザック 株式会社 Nc工作機械システム

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