JPH0624069U - シャワー装置 - Google Patents
シャワー装置Info
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- JPH0624069U JPH0624069U JP3660492U JP3660492U JPH0624069U JP H0624069 U JPH0624069 U JP H0624069U JP 3660492 U JP3660492 U JP 3660492U JP 3660492 U JP3660492 U JP 3660492U JP H0624069 U JPH0624069 U JP H0624069U
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Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 ヘッドの流路から落下する流体を直流と散水
流に切替えるシャワー装置であって、弁体をボタンの操
作で平行移動させる際に、弁体を定位置で停止させるた
めのストッパーの強度を向上させる。 〔構成〕 弁体13は底面部14周面に、直流吐水部1
1の弁座11a周面に設けた着座面11bに当接するこ
とで弁体13の回転を規制するストッパー部16を一体
的に形成することで、ストッパー部16の破損を防止し
た。
流に切替えるシャワー装置であって、弁体をボタンの操
作で平行移動させる際に、弁体を定位置で停止させるた
めのストッパーの強度を向上させる。 〔構成〕 弁体13は底面部14周面に、直流吐水部1
1の弁座11a周面に設けた着座面11bに当接するこ
とで弁体13の回転を規制するストッパー部16を一体
的に形成することで、ストッパー部16の破損を防止し
た。
Description
〔01〕 〔産業上の利用分野〕 この考案は、水栓の吐水管先端に取付けて流体を直流と散水流に切替えること のできるシャワー装置に関するものである。 〔02〕 〔従来の技術〕 従来、水栓の吐水管から落下する流体を直流と散水流に切替えることのできる シャワー装置として、実開昭63ー95773号公報の第4図(本願図面の図5 )のものがある。上記図5に就いて簡単に説明すると、蛇口に取り付けられた蛇 口用水流切替器は、本体内に切替室41を形成し、この切替室41の導入側には 導水孔42を設けるとともに、吐出側には前記導水孔42の直下に臨む直流吐出 部43と、その周囲に形成される散流吐出部44とを設け、前記直流吐出部43 の上端に設けた弁座45に操作片46を介して外部から操作できる弁体47を対 応させており、前記操作片46を操作して回動軸48を回動させ、弁対47を弁 座45に併設したストッパー49に当接するまで移動させると弁体47が直流吐 出部43を閉塞し、流体は直流吐出部43の周囲、即ち散流吐出部44に案内さ れ、細孔50から散水状に流出し、操作片46を操作して弁体47を案内リブ5 1に沿って他のストッパー49aに当接するまで移動させると直流吐出部43が 開放され、流体は直流で流出されるものである。 〔08〕 上記のものにあっては、操作片を勢いよく回転させると弁体が激しくいづれか のストッパーに衝突し、このストッパーが非常に折損し易い欠点があった。 〔04〕 本考案が解決しようとする課題は、弁体をボタンの操作で平行移動させる際に 、弁体を定位置で停止させるためのストッパーの強度を向上させることである。 〔05〕 〔課題を解決するための手段〕 本考案は、ヘッド内に設けられた流路の下部に切替室を形成し、該切替室には 中央に直流吐水部を備えた分岐筒と、前記直流吐水部の周囲に多数の小孔を有す る散水板とを取付け、ボタンと連繋した弁体が前記直流吐水部の弁口を開閉する ことで流体を直流と散水流に切替えるシャワー装置に於いて、前記弁体は底面部 周面に、前記直流吐水部の弁座周面に設けた着座面に当接することで弁体の回転 を規制するストッパー部を一体的に形成したものである。 〔06〕 〔作 用〕 本考案のシャワー装置では、ボタンの操作により弁体を直流吐水部の弁口を閉 塞するように平行方向へ移動させると、弁体のストッパー部が直流吐水部の着座 面に当接することで弁体は回転を停止すると同時に弁体の平坦部が弁座に着座す る。 〔07〕 〔実 施 例〕 以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。 この実施例は、図1に示すようにヘッド1は一端に水栓類(図示省略)の吐水 管2の先端に嵌挿してビス3により結合する連結部4及び該連結部4の内部に設 けられた横長の流路5を備え、該流路5の先端下部には仕切壁6に穿設した導水 孔7を介して前記流路5とほぼ直角方向に連通する切替室8を形成している。 〔08〕 該切替室8外周の雌ねじ部9に螺着する分岐筒10は、図1に示すように中心 部に前記導水孔7の直下に開口する円筒状の直流吐水部11を備え、図3に示す ように該直流吐水部11の弁口12を開閉する弁体13を平行方向へ移動自在に 臨ませている。
〔09〕 前記弁体13は図4に示すように、底面部14に前記直流吐水部11の弁座1 1aに着座する環状の平坦部15を設け、該平坦部15の外周側へ一部を突出し て前記弁座11a周縁の傾斜状にした着座面11bに当接するテーパー面16a を備えたストッパー部16を一体的に形成している。 〔10〕 シーソー式のボタン17は図1に示すように前記ヘッド1の側面に形成した開 口部13に一部が外部へ露出するように介在させ、軸体19により前記弁体13 と連結し、このボタン17の突出している部分を押すことで弁体13が平行方向 へ移動し、前記直流吐水部11の弁口12を開閉するように連繋している。 〔11〕 円形の散水板20は図2に示すように周面に多数の小孔21を微細に穿設する ことにより流体が散水状に吐出するように構成し、図1に示すように中央に前記 直流吐水部11に嵌挿する挿孔22を開口し、この散水板20を前記分岐筒10 の下端面に介在させたパッキング23に当接させ、フランジ部25及び螺合部2 6を有したカバー24をもって前記分岐筒10の雄ねじ部27に螺着されている 。 〔12〕 上記の構成において、図1では弁体18は直流吐水部11の弁口12を開放し た所に位置している。この際流体は導水孔7から真下に落下し、直流吐水部11 の弁口12を経て直流として外部へ流出することができる。流路を直流から散水 流に切替えるためヘッド1から突出している側のボタン17を押すと、図4に示 すように弁体13は軸体19を介して鎖線の位置から実線の位置へ移動し、スト ッパー部16のテーパー面16aが直流吐水部11の着座面11bに当接するこ とで移動を停止すると同時に弁体13の平坦部15が弁座11aに着座する。こ の時弁体13は図3の鎖線で示すように直流吐水部11の弁口12を閉塞した所 に位置しているため、導水孔7から落下する流体は弁体13の周囲に案内され、 散水板20の小孔21からシャワー状の散水流が流出する。 〔13〕 次に散水流から直流へ流路が切替わるように再びボタン17を押すと、弁体1 3は図3の鎖線の位置から実線の位置へ平行移動し弁体13の外周面が分岐筒1 0の内周面に当接することで移動を停止する。 〔14〕 〔考案の効果〕 この考案は、上記の構成であるから次の利点を有する。 (1) ヘッド内に設けられた流路の下部に切替室を形成し、該切替室には中央 に直流吐水部を備えた分岐筒と、前記直流吐水部の周囲に多数の小孔を有する散 水板とを取付け、ボタンと連繋した弁体が前記直流吐水部の弁口を開閉すること で流体を直流と散水流に切替えるシャワー装置に於いて、前記弁体は底面部周面 に前記直流吐水部の弁座周面に設けた着座面に当接することで弁体の回転を規制 するストッパー部を一体的に形成したので、弁体と一体であるストッパー部は直 流吐水部の着座面に当接した際に簡単に破損することがない。 (2) 通常使用されている弁体の形状をわづかに変更するのみで弁体の回転を 規制するストッパーの機能を備えることができる。
〔図1〕本案シャワー装置の側断面図である。 〔図2〕本案シャワー装置の底面図である。 〔図3〕図1に於けるA−A線の平断面図である。 〔図4〕本案弁体の弁口との対応関係を示す説明図であ
る。 〔図5〕従来技術の説明図である。 〔符号の説明〕 1 ヘッド 5 流路 8 切替室 10 分岐筒 11 直流吐水部 11a 弁座 11b 着座面 12 弁口 13 弁体 16 ストッパー部 17 ボタン 20 散水板 21 小孔
る。 〔図5〕従来技術の説明図である。 〔符号の説明〕 1 ヘッド 5 流路 8 切替室 10 分岐筒 11 直流吐水部 11a 弁座 11b 着座面 12 弁口 13 弁体 16 ストッパー部 17 ボタン 20 散水板 21 小孔
Claims (1)
- 〔請求項1〕 ヘッド内に設けられた流路の下部に切
替室を形成し、該切替室には中央に直流吐水部を備えた
分岐筒と、前記直流吐水部の周囲に多数の小孔を有する
散水板とを取付け、ボタンと連繋した弁体が前記直流吐
水部の弁口を開閉することで流体を直流と散水流に切替
えるシャワー装置に於いて、前記弁体は底面部周面に、
前記直流吐水部の弁座周面に設けた着座面に当接するこ
とで弁体の回転を規制するストッパー部を一体的に形成
したことを特徴とするシャワー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3660492U JPH0743217Y2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | シャワー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3660492U JPH0743217Y2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | シャワー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624069U true JPH0624069U (ja) | 1994-03-29 |
JPH0743217Y2 JPH0743217Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12474406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3660492U Expired - Lifetime JPH0743217Y2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | シャワー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743217Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001245810A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-11 | Kotobuki Tsusho:Kk | 浄水機能付きシャワーヘッド |
JP2004208787A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Toto Ltd | シャワー継手およびこのシャワー継手を備えた吐水装置 |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP3660492U patent/JPH0743217Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001245810A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-11 | Kotobuki Tsusho:Kk | 浄水機能付きシャワーヘッド |
JP4575544B2 (ja) * | 2000-03-03 | 2010-11-04 | 有限会社寿通商 | 浄水機能付きシャワーヘッド |
JP2004208787A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Toto Ltd | シャワー継手およびこのシャワー継手を備えた吐水装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0743217Y2 (ja) | 1995-10-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |