JPH06240394A - 高温強度のすぐれたCo基合金 - Google Patents

高温強度のすぐれたCo基合金

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JPH06240394A
JPH06240394A JP21225393A JP21225393A JPH06240394A JP H06240394 A JPH06240394 A JP H06240394A JP 21225393 A JP21225393 A JP 21225393A JP 21225393 A JP21225393 A JP 21225393A JP H06240394 A JPH06240394 A JP H06240394A
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章 三橋
Tateaki Sahira
健彰 佐平
Saburo Wakita
三郎 脇田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に高温強度のすぐれたCo基合金を提供す
る。 【構成】 Co基合金が、重量%で、C:0.1〜1.
2%、SiおよびMnのうちの1種以上:0.01〜2
%、Cr:22〜37%、Ni:5〜15%、Re:
0.1〜3.5%を含有し、さらに必要に応じて、
(a)TaおよびNbのうちの1種以上:0.1〜12
%、(b)WおよびMoのうちの1種以上:0.1〜1
0%、(c)BおよびZrのうちの1種以上:0.00
5〜0.1%、(d)Yを含む希土類元素のうちの1種
以上:0.005〜0.1%、以上(a)〜(d)のう
ちの1種以上を含有し、残りがCoと不可避不純物から
なる組成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、著しくすぐれた高温
強度を有すると共に、高温耐酸化性にもすぐれ、さらに
高温流体耐摩耗性および耐溶融ガラス侵食性にもすぐれ
たCo基合金に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、例えばガラス繊維が、ス
ピナー内に1000℃程度に加熱した溶融ガラスを装入
し、このスピナーを1700r.p.m 程度の回転数で高速
回転して、前記スピナーの側壁にそって放射状に穿設し
た多数の細孔から溶融ガラスを遠心力にて噴出させるこ
とによって成形されることは良く知られるところであ
り、したがって上記のガラス繊維成形スピナーには、高
温強度、高温耐酸化性、および耐溶融ガラス侵食性が要
求されることから、これらの製造には、例えば特公昭6
3−30384号公報などに記載されるCo基合金が用
いられている。また、例えばガスタービンのタービンノ
ズルやベーンなどの構造部材にも、同じく高温強度およ
び高温耐酸化性、さらに高温燃焼ガスなどの高温流体に
対する耐摩耗性が要求されることから、これらの特性を
具備した、例えば特公平3−43813号公報などに記
載されるCo基合金が用いられることも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年、例えばガ
スタービンの高出力化、並びにガラス繊維の成形加工の
高速化の進展はめざましく、これに伴ない、これらガス
タービンの構造部材やガラス繊維成形スピナーには、よ
り一段とすぐれた高温強度を具備することが求められて
いるが、これらを構成する上記従来Co基合金はじめ、
その他多くのCo基合金は十分満足する高温強度をもつ
ものでないため、より苛酷な高温条件下での実用に際し
ては比較的短時間で使用寿命に至るのが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、特に高温強度のすぐれたCo基
合金を開発すべく研究を行なった結果、重量%で(以
下、%は重量%を示す)、C:0.1〜1.2%、Si
およびMnのうちの1種または2種:0.01〜2%、
Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、R
e:0.1〜3.5%、を含有し、さらに必要に応じ
て、(a) TaおよびNbのうちの1種または2種:
0.1〜12%、(b) WおよびMoのうちの1種ま
たは2種:0.1〜10%、(c) BおよびZrのう
ちの1種または2種:0.005〜0.1%、(d)
Yを含む希土類元素のうちの1種以上:0.005〜
0.1%、以上(a)〜(d)のうちの1種または2種
以上、を含有し、残りがCoと不可避不純物からなる組
成を有するCo基合金は、きわめてすぐれた高温強度を
有し、さらに高温耐酸化性、高温流体耐摩耗性、および
耐溶融ガラス侵食性にもすぐれており、したがってこれ
を、例えばガスタービンの構造部材やガラス繊維成形ス
ピナーなどの製造に用いた場合に、苛酷な高温条件下で
の実用に際しても著しく長期に亘ってすぐれた性能を発
揮するという研究結果を得たのである。
【0005】この発明は、上記の研究結果にもとづいて
なされたものであって、以下に成分組成を上記の通りに
限定した理由を説明する。 (a) C C成分には、素地に固溶して、これを強化するほか、炭
化物を形成して高温流体耐摩耗性を向上させる作用があ
るが、その含有量が0.1%未満では所望の高温流体耐
摩耗性を確保することができず、一方その含有量が1.
2%を越えると急激な脆化が起るようになることから、
その含有量を0.1〜1.2%と定めた。
【0006】(b) SiおよびMn これらの成分は、合金溶湯の脱酸には不可欠の成分であ
り、したがってその含有量が0.01%未満では所望の
脱酸効果を確保することができず、一方その含有量が2
%を越えると合金が脆化するようになることから、その
含有量を0.01〜2%と定めた。
【0007】(c) Cr Cr成分には、上記の通り炭化物を形成して高温流体耐
摩耗性を向上させるほか、素地に固溶して高温耐酸化性
を向上させる作用があるが、その含有量が22%未満で
は前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量が
37%を越えると高温強度および靭性が低下するように
なることから、その含有量を22〜37%と定めた。
【0008】(d) Ni Ni成分には、素地に固溶し、CoおよびCrの共存下
で耐酸化性を向上させるほか、高温強度を向上させる作
用があるが、その含有量が5%未満では前記作用に所望
の向上効果が得られず、一方その含有量が15%を越え
ても前記作用が飽和し、より一層の向上効果が現われな
いことから、その含有量を5〜15%と定めた。
【0009】(e) Re Re成分には、素地に固溶し、Hf成分との共存下で高
温強度を著しく向上させる作用があるが、その含有量が
0.1%未満では所望のすぐれた高温強度を確保するこ
とができず、一方その含有量が3.5%を越えると靭性
が低下するようになることから、その含有量を0.1〜
3.5%と定めた。
【0010】(f) TaおよびNb これらの成分には、炭化物を形成して高温流体耐摩耗性
を向上させると共に、素地に固溶して高温耐酸化性およ
び耐溶融ガラス侵食性を向上させる作用があるので、必
要に応じて含有されるが、その含有量が0.1%未満で
は前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量が
12%を越えると靭性が低下するようになることから、
その含有量を0.1〜12%と定めた。
【0011】(g) WおよびMo これらの成分には、炭化物を形成して高温流体耐摩耗性
を向上させるほか、素地に固溶して高温強度を向上させ
る作用があるので、必要に応じて含有されるが、その含
有量が0.1%未満では前記作用に所望の効果が得られ
ず、一方その含有量が10%を越えると、高温耐酸化性
および靭性が低下するようになることから、その含有量
を0.1〜10%と定めた。
【0012】(h) BおよびZr これらの成分には、結晶粒界を強化し、もって高温強度
を向上させる作用があるので、必要に応じて含有される
が、その含有量が0.005%未満では所望の高温強度
向上効果が得られず、一方その含有量が0.1%を越え
ると靭性が低下するようになることから、その含有量を
0.005〜0.1%と定めた。
【0013】(i) Yを含む希土類元素 Yを含む希土類元素には、高温耐酸化性を向上させる作
用があるので、必要に応じて含有されるが、その含有量
が0.005%未満では高温耐酸化性向上効果が不十分
であり、一方その含有量が0.1%を越えると、鋳造性
および加工性が損なわれるようになることから、その含
有量を0.005〜0.1%と定めた。
【0014】(j) Fe なお、この発明のCo基合金においては、不可避不純物
としてFe成分を含有する場合があるが、Fe成分は4
%まで含有しても合金特性に何らの悪影響も及ぼさない
ので、経済性を考慮して4%までの範囲で積極的に含有
させる場合がある。
【0015】
【実施例】つぎに、この発明のCo基合金を実施例によ
り具体的に説明する。通常の溶解法により、それぞれ表
1〜7に示される成分組成をもった本発明Co基合金1
〜59および比較Co基合金1〜8をそれぞれ溶製し、
これらの合金溶湯を、ロストワックス精密鋳造法を用
い、それぞれ高温強度を評価するためのクリープラプチ
ャー試験用試験片素材(直径:12mm×長さ:120mm
の丸棒)、高温耐酸化性を評価するための高温酸化試験
用試験片素材(直径:12mm×長さ:120mmの丸
棒)、高温流体耐摩耗性を評価するための高温流体摩耗
試験用試験片素材(直径:12mm×長さ:120mmの丸
棒)、および耐溶融ガラス侵食性を評価するための溶融
ガラスノズル噴出試験用試験片素材(直径:35mm×厚
さ:5mmの円板)に鋳造した。
【0016】なお、上記比較Co基合金1〜8は、基本
構成成分のうちのいずれかの成分含有量(表7に*印を
付す)がこの発明の範囲から外れた成分組成をもつもの
である。また、クリープラプチャー試験は、上記素材か
ら、平行部径:6mm×平行部長さ:32mm×チャック
(ネジ)部径:12mm×全長:80mmの寸法をもった試
験片を削り出し、この試験片を用い、雰囲気:大気中、
加熱温度:1020℃、荷重応力:8kg/mm2 の条件で
行ない、破断寿命(高温強度)を測定すると共に、高温
靭性を評価する目的で伸びを測定した。
【0017】上記高温酸化試験は、上記素材から、直
径:10mm×高さ:12mmの寸法をもった試験片を削り
出し、この試験片を用い、温度:1150℃に4時間保
持後冷却して脱スケールを1サイクルとし、これを8サ
イクル繰り返すことにより行ない、試験後の試験片の酸
化減量を測定し、試験前の試験片重量に対する割合(酸
化減量割合)を算出した。
【0018】高温流体摩耗試験は、上記素材から直径:
10mm×長さ:100mmの寸法をもった試験片を削り出
し、この試験片を、100μmの平均粒径を有するアル
ミナ粉を、5g/min の割合で配合した灯油燃焼ガス
(温度:900℃)が約90m/sec の流速で通過する
管内に立設し、この状態を48時間保持する条件で行
い、試験後の試験片中央部における流体対向面の摩耗深
さを測定した。
【0019】溶融ガラスノズル噴出試験は、上記素材の
中心部を厚さ:1mmに切削加工により減肉し、この減肉
部分に直径:0.5mmの穴をあけ、これを内径:20mm
のCo基合金るつぼの底板とし、このるつぼ内で、平均
粒径:5μmのWC粉末を3容量%の割合で混合したソ
ーダガラスを大気溶融し、前記溶融ガラスを1050℃
に加熱保持した状態で、前記るつぼの上方より前記溶融
ガラスに3気圧の圧力を付加して前記るつぼ底板の穴よ
り溶融ガラスを噴出し、この溶融ガラスの噴出を48時
間続けることにより行ない、試験後の穴径を測定し、こ
の測定結果から穴径変化率、すなわち〔(試験後の穴
径)−(試験前の穴径)〕÷(試験前の穴径)×100
%を算出した。これらの結果を表8〜11に示した。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】
【表7】
【0027】
【表8】
【0028】
【表9】
【0029】
【表10】
【0030】
【表11】
【0031】
【発明の効果】表1〜11に示される結果から、本発明
Co基合金1〜59は、いずれも著しくすぐれた高温強
度を有し、かつ高温靭性、高温耐酸化性、高温流体耐摩
耗性、および耐溶融ガラス侵食性にもすぐれているのに
対して、比較Co基合金1〜8に見られるように、構成
成分のうちのいずれかの成分含有量がこの発明の範囲か
ら外れると、上記の特性のうち少なくともいずれかの特
性が劣ったものになることが明らかである。上述のよう
に、この発明のCo基合金は、特にすぐれた高温強度を
有し、かつ高温耐酸化性、高温流体耐摩耗性、および耐
溶融ガラス侵食性にもすぐれているので、これらの特性
が要求される、例えばガスタービンの構造部材やガラス
繊維成形スピナーなどとして用いた場合に、より苛酷な
条件下での実用に際してもすぐれた性能を著しく長期に
亘って発揮するなど工業上有用な特性を有するのであ
る。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、残りがCoと不可
    避不純物からなる組成を有することを特徴とする高温強
    度のすぐれたCo基合金。
  2. 【請求項2】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 TaおよびNbのうちの1種または2種:0.1〜12
    %、を含有し、残りがCoと不可避不純物からなる組成
    を有することを特徴とする高温強度のすぐれたCo基合
    金。
  3. 【請求項3】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 WおよびMoのうちの1種または2種:0.1〜10
    %、を含有し、残りがCoと不可避不純物からなる組成
    を有することを特徴とする高温強度のすぐれたCo基合
    金。
  4. 【請求項4】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 BおよびZrのうちの1種または2種:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
  5. 【請求項5】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 Yを含む希土類元素のうちの1種以上:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
  6. 【請求項6】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 TaおよびNbのうちの1種または2種:0.1〜12
    %、 WおよびMoのうちの1種または2種:0.1〜10
    %、を含有し、残りがCoと不可避不純物からなる組成
    を有することを特徴とする高温強度のすぐれたCo基合
    金。
  7. 【請求項7】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 TaおよびNbのうちの1種または2種:0.1〜12
    %、 BおよびZrのうちの1種または2種:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
  8. 【請求項8】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 TaおよびNbのうちの1種または2種:0.1〜12
    %、 Yを含む希土類元素のうちの1種以上:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
  9. 【請求項9】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 WおよびMoのうちの1種または2種:0.1〜10
    %、 BおよびZrのうちの1種または2種:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
  10. 【請求項10】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 WおよびMoのうちの1種または2種:0.1〜10
    %、 Yを含む希土類元素のうちの1種以上:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
  11. 【請求項11】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 BおよびZrのうちの1種または2種:0.005〜
    0.1%、 Yを含む希土類元素のうちの1種以上:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
  12. 【請求項12】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 TaおよびNbのうちの1種または2種:0.1〜12
    %、 WおよびMoのうちの1種または2種:0.1〜10
    %、 BおよびZrのうちの1種または2種:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
  13. 【請求項13】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 TaおよびNbのうちの1種または2種:0.1〜12
    %、 WおよびMoのうちの1種または2種:0.1〜10
    %、 Yを含む希土類元素のうちの1種以上:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
  14. 【請求項14】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 TaおよびNbのうちの1種または2種:0.1〜12
    %、 BおよびZrのうちの1種または2種:0.005〜
    0.1%、 Yを含む希土類元素のうちの1種以上:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
  15. 【請求項15】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 WおよびMoのうちの1種または2種:0.1〜10
    %、 BおよびZrのうちの1種または2種:0.005〜
    0.1%、 Yを含む希土類元素のうちの1種以上:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
  16. 【請求項16】 重量%で、 C:0.1〜1.2%、 SiおよびMnのうちの1種または2種:0.01〜2
    %、 Cr:22〜37%、 Ni:5〜15%、 Re:0.1〜3.5%、を含有し、さらに、 TaおよびNbのうちの1種または2種:0.1〜12
    %、 WおよびMoのうちの1種または2種:0.1〜10
    %、 BおよびZrのうちの1種または2種:0.005〜
    0.1%、 Yを含む希土類元素のうちの1種以上:0.005〜
    0.1%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からな
    る組成を有することを特徴とする高温強度のすぐれたC
    o基合金。
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JP2007023315A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Mitsubishi Materials Corp 溶融鉛フリーはんだに対する耐侵食性に優れたCo基合金およびそのCo基合金からなる鉛フリーはんだ付け装置部材

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