JPH0623982B2 - 二次元画像表示装置 - Google Patents

二次元画像表示装置

Info

Publication number
JPH0623982B2
JPH0623982B2 JP60023056A JP2305685A JPH0623982B2 JP H0623982 B2 JPH0623982 B2 JP H0623982B2 JP 60023056 A JP60023056 A JP 60023056A JP 2305685 A JP2305685 A JP 2305685A JP H0623982 B2 JPH0623982 B2 JP H0623982B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distortion
image
movement
dimensional image
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60023056A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61183781A (ja
Inventor
弘邦 門前
由美 二本木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP60023056A priority Critical patent/JPH0623982B2/ja
Publication of JPS61183781A publication Critical patent/JPS61183781A/ja
Publication of JPH0623982B2 publication Critical patent/JPH0623982B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば洋服の襞による模様の歪みを表現出来
るようになった二次元画像表示装置に関するものであ
る。
〔従来技術と問題点〕
コンピュータによる3次元表現技術については、3次元
モデルを用いたコンピュータ・グラフィクスのレイトレ
ーシング技術がある。しかし、洋服等の襞による模様の
歪みはモデル化の困難から実現は非常に困難であった。
ところで、最近コンピュータによる服飾デザインの分野
では、簡単な操作で3次元的な効果を表現する装置が望
まれている。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の要求に応えるものであって、2次元画
像に疑似的な3次元効果を与えるために画像に局所的な
歪みを発生させて表現できるようになった二次元画像表
示装置を提供することを目的としている。
〔目的を達成するための手段〕
そしてそのため本発明の二次元画像表示装置は、 面の歪みを二次元で表示する二次元画像表示装置であっ
て、 前記面の歪みの中心点の移動方向を入力する入力部と、 前記歪みの範囲を指定する設定部と、 原始画像上における前記設定部で設定した歪みの範囲内
の点について、歪みの中心点との距離に基づいて、歪み
の中心点の近傍の点に対する移動量を大とし前記歪みの
範囲の境界上の点に対する移動量を零とする移動量を算
出し、前記入力部で入力した歪みの中心点の移動方向
に、算出された移動量だけ前記範囲内の点を移動させた
二次元画像を生成する歪表現部と を備えたことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図面を参照しつつ説明する。第1図ない
し第4図は本発明の原理を説明する図であって、第1図
は原点の移動を説明する図、第2図は原点の移動に伴う
周囲の点の移動を示す図、第3図は原点からの距離と移
動量の関係を示す図、第4図は原点の移動の影響が及ぶ
範囲を示す図である。第1図に示すように、画像上に原
点Oを設定し、このO点をPに移動する。この点Oから
点Pに至る線を原点の移動ベクトル とする。このとき、第2図に示すように、周辺の点も影
響を受けて移動する。この移動方向は と同じ向きであり、移動量は原点からの距離に応じて変
化する。ここで、原点からの距離に応じてその値が変化
する何らかの関数f(r)を設定すると、この周辺画素
の移動ベクトル となる。このf(r)は、例えば第3図に示すように単
純減少の関数でf(0)=1で且つf(a)=0(a>
0)となるaが存在するような関数である。このaは点
が影響を受けるときの最大値で、この影響範囲は、第4
図に示すように、原点を中心とする半径aの円となる。
このような関数f(r)を使用して画像の点を移動さ
せ、歪みを作って行く。
次に歪みを作って行く方法及び手順について説明する。
まず、点の移動であるが、一般に画像処理を行う場合、
処理を行う前の画像(原始画像とする)はそのまま保存
しておいて、処理を行った画像(処理画像とする)を別
に作る。このとき処理は新しく作る画面の点を順にトレ
ースして原始画像から画素を移して行く。しかし、原始
画像から処理画像へ関数f(r)を設定しているので、
上記の処理を行うのに逆関数f−1(r)を求めたい所
であるが、それは容易ではない。そこで、ここでは処理
画像へ原始画像からの画素を移すのにf(r)から近似
点を求めることにした。
第5図は原点の周囲の点の移動量を求める方法を説明す
るための図である。第5図のように原点OをPに移すと
する。このとき目標となる点Rは図の平行四辺形OPQ
のRQ上のどこかにあって、そのとき 但しr=▲▼ となることが判る。このRを求めるのに、2分割して行
く近似法を用いる。図に示すように、Rを始点として
が目標点であるか否かを判断し、目標点でなければ
Rを挟むように2分割してRを新たに設定する。ここ
でまたRが目標点であるか否かを判断する。これを目
標点Rに一致するまで行う。即ち、R→R→R
→Rの順序で目標点が求められる。実際の座標計算
では実数型ですべて計算しているのであるが、画像の座
標は整数型であるため四捨五入で行っている。この関係
から上記の近似では目標点と近似点の距離が0.1未満に
なったらそれらが一致したものとしている。次に関数の
設定であるが、種々の関数について試みてみたが、 f(x)=cos(nx) f(x)=0.5+0.5×cos(nx) が奇麗に見えた。
次に処理手順を第9図に示す。
関数の設定を行う。
原点及び移動ベクトルのパラメータを入力する。
有効範囲を設定する。
原始画像を作る。
原始画像を出力する。
有効範囲にあるか否かを調べる。Yesのときはの
処理を行い、Noのときはの処理を行う。
上述のようにして移動量を近似計算する。
原始画像上の処理対象の点(X,Y)が処理画像上で
は点(x,y)に移動したとすると、原始画像上の点
(X,Y)の値(色や濃淡値等)を処理画像上の点
(x,y)の値とする。
トレース終了か否かを調べる。Yesのときは、の
処理を行い、Noのときは、の処理を行う。
原始画像上の処理対象の点(X,Y)の値を処理画像
上の点(X,Y)の値とする。
処理画像を出力する。
第8図は本発明による画像の例を示す図である。原始画
像は格子縞の模様である。第8図(a)の関数は f(x)=cos(7.85×10-3×x) であり、第8図(b)の関数は f(x)=0.5+0.5×cos(0.01471×x) である。第6図(a)は前者の関数を示し、第6図(b)は後
者の関数を示す。結果を見ても判るように第8図(b)の
方が有効範囲の円の周辺部分で滑らかな曲線となり、境
目が自然であるに対し、第8図(a)の方では境目もはっ
きり判る。この2つの関数では、視覚的に前者の方では
2次元平面を水平方向に引っ張っているように見え、後
者では平面上に半球が飛び出しているように見える。こ
のとき縦の線或いは横の線を見ると、その直線が丁度そ
の曲線に似ていることに気付く。このことから考えて、
単調減少関数ではなく第7図のような4次関数を使用す
れば画像に波うったような感じを与えることができる。
第10図は本発明を実施するためのハードウェア構成の
1例を示す図でる。第10図において、1は計算機、2
はディスプレイ、3は入力装置、4は原画像記憶部、5
は2次元画像の歪表現部をそれぞれ示している。入力装
置3は、第9図の関数の設定、原点及びパラメータの入
力、原画像の入力等を行うためのものである。原画像記
憶部4は原画像を記憶するものである。2次元画像の歪
表現部5は第9図のないしの処理を行う部分であ
る。ディスプレイ2は歪表現部5から送られて来た画像
を出力するものである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、洋服
の生地の襞等による模様の歪みを表現することが出来、
またデザイン文字などのディフォルメに使用することも
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は原点の移動を説明する図、第2図は原点の移動
に伴う周囲の点の移動を示す図、第3図は原点からの距
離と移動量の関係を示す図、第4図は原点の移動の影響
が及ぶ範囲を示す図、第5図は原点の周囲の点の移動量
を求める方法を説明するための図、第6図及び第7図は
原点の周囲の点の移動量を計算する際に使用される関数
の例を示す図、第8図は本発明による画像の例を図、第
9図は2次元画像の歪みを求めるための処理手順の例を
示す図、第10図は本発明を示す実施するためのハード
ウェア構成の1例を示す図でる。 1…計算機、2…ディスプレイ、3…入力装置、4…原
画像記憶部、5…2次元画像の歪表現部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】面の歪みを二次元で表示する二次元画像表
    示装置であって、 前記面の歪みの中心点の移動方向を入力する入力部と、 前記歪みの範囲を指定する設定部と、 原始画像上における前記設定部で設定した歪みの範囲内
    の点について、歪みの中心点との距離に基づいて、歪み
    の中心点の近傍の点に対する移動量を大とし前記歪みの
    範囲の境界上の点に対する移動量を零とする移動量を算
    出し、前記入力部で入力した歪みの中心点の移動方向
    に、算出された移動量だけ前記範囲内の点を移動させた
    二次元画像を生成する歪表現部と を備えたことを特徴とする二次元画像表示装置。
JP60023056A 1985-02-08 1985-02-08 二次元画像表示装置 Expired - Lifetime JPH0623982B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60023056A JPH0623982B2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08 二次元画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60023056A JPH0623982B2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08 二次元画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61183781A JPS61183781A (ja) 1986-08-16
JPH0623982B2 true JPH0623982B2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=12099781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60023056A Expired - Lifetime JPH0623982B2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08 二次元画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0623982B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0764278B2 (ja) * 1988-07-30 1995-07-12 マツダ株式会社 自動車の前部車体構造
JP2600913B2 (ja) * 1989-07-27 1997-04-16 富士通株式会社 歪み画像作成処理装置
JP2734349B2 (ja) * 1993-09-24 1998-03-30 日本電気株式会社 構造表示方法および装置
JP6013011B2 (ja) * 2012-04-19 2016-10-25 トヨタ自動車株式会社 形状修正方法
JP2014182638A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Canon Inc 表示制御装置、表示制御方法、コンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61183781A (ja) 1986-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7167173B2 (en) Method and structure for image-based object editing
CN102306386A (zh) 从单张树木图像快速构建真实感树木模型的方法
CN104517313A (zh) 基于屏幕空间的环境光遮蔽的方法
CN108734772A (zh) 基于Kinect fusion的高精度深度图像获取方法
JP2005275646A (ja) 3次元描画モデル生成方法、3次元モデル描画方法及びそのプログラム
JPH0623982B2 (ja) 二次元画像表示装置
US6489966B1 (en) Graphic processing device
JPH03250273A (ja) 立体モデル描画方法
JP3278501B2 (ja) 画像処理装置および方法
KR100559127B1 (ko) 화상처리장치
CN111127589B (zh) 顾及线宽一致性的矢量地图圆形虚线符号绘制方法
CN115686202A (zh) 跨Unity/Optix平台的三维模型交互渲染方法
WO2018151612A1 (en) Texture mapping system and method
CN111145298B (zh) 顾及线宽一致性的矢量地图栅栏虚线符号绘制方法
CN114581548A (zh) 基于碰撞检测的场景模型表面纹理叠加方法及装置
JP3850080B2 (ja) 画像生成表示装置
JP3586253B2 (ja) テクスチャマッピングプログラム
JPH11149566A (ja) 曲面ディスプレイ用3次元cg描画装置
JPH11296696A (ja) 3次元画像処理装置
CN111145300B (zh) 顾及线宽一致性的矢量地图尖角形虚线符号绘制方法
JPH0285978A (ja) 立体の隠面処理方法
JPH07110873A (ja) 画像処理装置
JP4372282B2 (ja) パラメトリック・マッピング装置およびパラメトリック・マッピング方法
JP3453410B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2000057372A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体