JPH06239760A - フノリの使用方法 - Google Patents
フノリの使用方法Info
- Publication number
- JPH06239760A JPH06239760A JP5050210A JP5021093A JPH06239760A JP H06239760 A JPH06239760 A JP H06239760A JP 5050210 A JP5050210 A JP 5050210A JP 5021093 A JP5021093 A JP 5021093A JP H06239760 A JPH06239760 A JP H06239760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- funori
- drink
- glue
- infection
- hiv
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] エイズ、破傷風、膠原病等のリンパ系疾病の
感染を予防しまた、感染後はその進行を抑制し、細胞破
壊を止めることで治癒を図ることとする。 [構成] フノリを融解して流体液状とし、飲用物とす
ることと、フノリを融解して保形液状とし、飲用物もし
くは食用物とすることとする。
感染を予防しまた、感染後はその進行を抑制し、細胞破
壊を止めることで治癒を図ることとする。 [構成] フノリを融解して流体液状とし、飲用物とす
ることと、フノリを融解して保形液状とし、飲用物もし
くは食用物とすることとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紅藻類の一種として知ら
れているフノリの新規な使用方法に関する。
れているフノリの新規な使用方法に関する。
【0002】一般的にフノリは壁土に混入されたり、丸
薬の成形等に使用され、いわゆるつなぎ材として利用さ
れ、あるいは古くは和服の洗浄等にも利用されていたに
すぎないものである。しかしながら、出願人は永年に亘
る研究と経験より、このフノリに特異な坑ウイルスの有
効性があることを知った。
薬の成形等に使用され、いわゆるつなぎ材として利用さ
れ、あるいは古くは和服の洗浄等にも利用されていたに
すぎないものである。しかしながら、出願人は永年に亘
る研究と経験より、このフノリに特異な坑ウイルスの有
効性があることを知った。
【0003】近時、社会的な大問題となっているエイズ
といわれる後天性免疫不全症候群は患者を死に至らしめ
る重大な病気であり、この原因はレトロウイルスである
HIV(Human Inmunodeficiene
y Virus)がヒトのT4リンパ系細胞に付着する
ことで感染がはじまり、他のリンパ系細胞に次々と感染
して免疫系を破壊することにあるのは既に知られてい
る。
といわれる後天性免疫不全症候群は患者を死に至らしめ
る重大な病気であり、この原因はレトロウイルスである
HIV(Human Inmunodeficiene
y Virus)がヒトのT4リンパ系細胞に付着する
ことで感染がはじまり、他のリンパ系細胞に次々と感染
して免疫系を破壊することにあるのは既に知られてい
る。
【0004】即ち、HIVがヒトのリンパ系細胞への付
着を阻害し、あるいはそのHIVの増殖に必須の物質の
活性を阻害すればエイズの感染を抑制できることが理解
され、同時にエイズの他にも破傷風、膠原病といったリ
ンパ系疾病の治癒にも有効であることが解る。
着を阻害し、あるいはそのHIVの増殖に必須の物質の
活性を阻害すればエイズの感染を抑制できることが理解
され、同時にエイズの他にも破傷風、膠原病といったリ
ンパ系疾病の治癒にも有効であることが解る。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した前提に基づ
き、リンパ系疾病の感染防止、BRM(Biologi
cal Response Modifier)作用を
得るため、新規なフノリの使用方法を提供することにあ
る。
き、リンパ系疾病の感染防止、BRM(Biologi
cal Response Modifier)作用を
得るため、新規なフノリの使用方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るフノリの使用方法はフノリを融解して
流体液状とし、飲用物とすることとフノリを融解して保
形液状とし、飲用物もしくは食用物とすることを特徴と
している。
に、本発明に係るフノリの使用方法はフノリを融解して
流体液状とし、飲用物とすることとフノリを融解して保
形液状とし、飲用物もしくは食用物とすることを特徴と
している。
【0007】
【作用】上記した構成方法を採ることにより、フノリの
有効成分が格別な不純物や化学的な添加物なくダイレク
トに体内へ入り、吸収されることでリンパ系細胞に短時
間で作用していき、HIVをはじめとするウイルス感染
やその進行を抑制することができるのである。
有効成分が格別な不純物や化学的な添加物なくダイレク
トに体内へ入り、吸収されることでリンパ系細胞に短時
間で作用していき、HIVをはじめとするウイルス感染
やその進行を抑制することができるのである。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。まず、市
販されている乾燥物とされたフノリを入手し、一回半枚
を1日に3回、沸かして飲用物とし、それを摂取した。
それを1週間実行することで破傷風、膠原病をはじめと
するリンパ系疾病の回復を得られた。
販されている乾燥物とされたフノリを入手し、一回半枚
を1日に3回、沸かして飲用物とし、それを摂取した。
それを1週間実行することで破傷風、膠原病をはじめと
するリンパ系疾病の回復を得られた。
【0009】同様に乾燥物とされたフノリを熱湯で溶
き、例えば葛湯状の保形液状とし、それを飲用、あるい
は食用としても同等の効果が得られた。
き、例えば葛湯状の保形液状とし、それを飲用、あるい
は食用としても同等の効果が得られた。
【0010】さらに、このフノリを現在知られている坑
HIVの治療薬である核酸誘導体等の他の物質と坑HI
V活性測定試験を比較してみても、優るとも劣らない結
果が得られている。この試験方法は96穴マイクロタイ
タープレートに、種々の濃度の試験物質と共にHIV感
染MTー4細胞(2.5×104/well,MOI:
0.01)を感染直後に加える。また、試験物質のMT
ー4細胞に対する細胞毒性を知るため、同様に非感染細
胞を試験物質と共に培養する。CO2インキュベーター
で37℃5日間培養した後、MTT法で生存細胞数を測
定する。この結果、毒性もないことが有効性と共に判明
した。
HIVの治療薬である核酸誘導体等の他の物質と坑HI
V活性測定試験を比較してみても、優るとも劣らない結
果が得られている。この試験方法は96穴マイクロタイ
タープレートに、種々の濃度の試験物質と共にHIV感
染MTー4細胞(2.5×104/well,MOI:
0.01)を感染直後に加える。また、試験物質のMT
ー4細胞に対する細胞毒性を知るため、同様に非感染細
胞を試験物質と共に培養する。CO2インキュベーター
で37℃5日間培養した後、MTT法で生存細胞数を測
定する。この結果、毒性もないことが有効性と共に判明
した。
【0011】上記の測定試験ではそのままのフノリと、
ミクロフィルターで菌糸を濾過したフノリの二種につい
て実行されたがいずれもその内容は同等であり、フノリ
の成分に坑ウイルス性があることが判明している。つま
り、その多糖類、蛋白多糖類が有効性を有するものであ
り、それがHIVをはじめとするウイルスのリンパ系細
胞への付着阻害、ならびにHIVの増殖過程の必須酵素
である逆転写酵素(RTase)の阻害活性があるので
ある。
ミクロフィルターで菌糸を濾過したフノリの二種につい
て実行されたがいずれもその内容は同等であり、フノリ
の成分に坑ウイルス性があることが判明している。つま
り、その多糖類、蛋白多糖類が有効性を有するものであ
り、それがHIVをはじめとするウイルスのリンパ系細
胞への付着阻害、ならびにHIVの増殖過程の必須酵素
である逆転写酵素(RTase)の阻害活性があるので
ある。
【0012】
【発明の効果】本発明に係るフノリの使用方法は上記の
ように構成されている。そのため、フノリの含有する有
効成分が不純物なく、体内へ吸収され、リンパ系疾病、
例えばエイズをはじめ、破傷風、膠原病等に作用し、ま
た、その副作用もない。さらには、フノリをパップ剤と
して患部(腫れたリンパ腺部)へ貼付すればより一層の
効果も望めることとなる。
ように構成されている。そのため、フノリの含有する有
効成分が不純物なく、体内へ吸収され、リンパ系疾病、
例えばエイズをはじめ、破傷風、膠原病等に作用し、ま
た、その副作用もない。さらには、フノリをパップ剤と
して患部(腫れたリンパ腺部)へ貼付すればより一層の
効果も望めることとなる。
Claims (2)
- 【請求項1】 フノリを融解して流体液状とし、飲用物
とすることを特徴とするフノリの使用方法。 - 【請求項2】 フノリを融解して保形液状とし、飲用物
もしくは食用物とすることを特徴とするフノリの使用方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5050210A JPH0825895B2 (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | フノリの使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5050210A JPH0825895B2 (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | フノリの使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06239760A true JPH06239760A (ja) | 1994-08-30 |
JPH0825895B2 JPH0825895B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=12852740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5050210A Expired - Lifetime JPH0825895B2 (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | フノリの使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0825895B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020048835A (ko) * | 2000-12-18 | 2002-06-24 | 주종재 | 불등가사리 물 추출물을 환경호르몬 다이옥신 억제작용제로의 이용 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047666A (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-15 | Takaaki Mito | 布海苔健康食品およびその製造方法 |
JPS6047667A (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-15 | Takaaki Mito | 布海苔健康食品およびその製造方法 |
JPS63316732A (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-26 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 抗ウイルス剤 |
JPH02289523A (ja) * | 1989-02-10 | 1990-11-29 | Kibun Kk | 逆転写酵素阻害剤 |
-
1993
- 1993-02-16 JP JP5050210A patent/JPH0825895B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047666A (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-15 | Takaaki Mito | 布海苔健康食品およびその製造方法 |
JPS6047667A (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-15 | Takaaki Mito | 布海苔健康食品およびその製造方法 |
JPS63316732A (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-26 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 抗ウイルス剤 |
JPH02289523A (ja) * | 1989-02-10 | 1990-11-29 | Kibun Kk | 逆転写酵素阻害剤 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020048835A (ko) * | 2000-12-18 | 2002-06-24 | 주종재 | 불등가사리 물 추출물을 환경호르몬 다이옥신 억제작용제로의 이용 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0825895B2 (ja) | 1996-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Nakashima et al. | Inhibition of replication and cytopathic effect of human T cell lymphotropic virus type III/lymphadenopathy-associated virus by 3'-azido-3'-deoxythymidine in vitro | |
Sarin et al. | Inhibition of replication of the etiologic agent of acquired immune deficiency syndrome (human T-lymphotropic retrovirus/lymphadenopathy-associated virus) by avarol and avarone | |
US5585365A (en) | Antiviral polysaccharide | |
CN105087732B (zh) | 一种天麻多肽及制备方法和在抗菌抗病毒中的医用用途 | |
CA2173328A1 (en) | HIV Protease Inhibitors | |
JPH02172922A (ja) | 抗エイズウィルス剤 | |
MXPA01000195A (es) | Compuestos que tienen actividad antiviral, obtenidos de especies de salvia. | |
RU2073522C1 (ru) | Лекарственный препарат противовирусного действия | |
Kleinschmidt et al. | Restricted expression of HIV1 in human astrocytes: molecular basis for viral persistence in the CNS | |
INOUYE et al. | Screening for inhibitors of avian myeloblastosis virus reverse transcriptase and effect on the replication of AIDS-virus | |
CN109535232A (zh) | 多肽、其制备方法及抑制艾滋病病毒的用途 | |
JPH06239760A (ja) | フノリの使用方法 | |
AU711634B2 (en) | Compositions having antiviral properties and preparation process | |
Chang et al. | Dextran sulfate as an inhibitor against the human immunodeficiency virus | |
JPWO2006093164A1 (ja) | ミミズ由来の成分を含むウイルス感染及び増殖阻害剤 | |
JPH02157297A (ja) | 小麦から得られるα−アミラーゼインヒビターを含有するダイエット剤 | |
CN104356220B (zh) | 一种具有血小板聚集抑制功能的抗hiv白纹伊蚊蛋白及其制备方法 | |
EP0198878B1 (fr) | Application du diethyldithiocarbamate (dtc) a la preparation d'un medicament et son procede de preparation | |
EP0255420A2 (en) | Antiviral agent for inhibiting growth of virus of acquired immune deficiency syndrome (AIDS) | |
JP7002212B2 (ja) | 疲労回復用組成物及び疲労回復用加圧酵素分解物を製造する方法 | |
JP4121957B2 (ja) | 藍調製物、ならびにそのヒト免疫不全ウイルスの感染予防または治療における用途 | |
KR20160023238A (ko) | 청고추 추출물을 유효 성분으로 포함하는 인플라마좀 매개 염증성 질환 및 인플루엔자 바이러스 감염 예방, 개선용 조성물 | |
JPH0466536A (ja) | 抗ウィルス物質とその製造方法 | |
DE60118175T2 (de) | Methode zur herstellung einer immunotropischen antiviralen zusammensetzung | |
JPH0436244A (ja) | 抗ウイルス剤 |