JPH062396B2 - 表面保護用シート - Google Patents
表面保護用シートInfo
- Publication number
- JPH062396B2 JPH062396B2 JP63111885A JP11188588A JPH062396B2 JP H062396 B2 JPH062396 B2 JP H062396B2 JP 63111885 A JP63111885 A JP 63111885A JP 11188588 A JP11188588 A JP 11188588A JP H062396 B2 JPH062396 B2 JP H062396B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antistatic
- antistatic agent
- paper
- protection sheet
- surface protection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂板や化粧板などに貼着し、これを保
護するために用いられる表面保護用シートに関し、更に
詳述すれば、貼着された合成樹脂板や化粧板などに帯電
防止能を有効に付与することのできる帯電防止性能を有
する表面保護用シートに関する。
護するために用いられる表面保護用シートに関し、更に
詳述すれば、貼着された合成樹脂板や化粧板などに帯電
防止能を有効に付与することのできる帯電防止性能を有
する表面保護用シートに関する。
従来より、一般にアクリル樹脂、ポリエステル、ポリ塩
化ビニル、ポリカーボネート等の合成樹脂よりなる合成
樹脂板や化粧板は、輸送時や切断、折曲等の加工取扱時
にその表面に傷が付くのを防止するため、紙基材の片面
にポリビニルアルコール等の水溶性接着剤を塗布した表
面保護用のシートを貼着している。
化ビニル、ポリカーボネート等の合成樹脂よりなる合成
樹脂板や化粧板は、輸送時や切断、折曲等の加工取扱時
にその表面に傷が付くのを防止するため、紙基材の片面
にポリビニルアルコール等の水溶性接着剤を塗布した表
面保護用のシートを貼着している。
しかしながら、上述したような表面保護用シートは、通
常帯電防止処理がされておらず、このため表面保護用シ
ートを合成樹脂板などから剥離する際に合成樹脂板など
に静電気が発生し、切削等の加工時に切削屑を吸着した
り、また周囲の塵埃を吸着したりして、合成樹脂板など
の表面に損傷を与えることが多かった。
常帯電防止処理がされておらず、このため表面保護用シ
ートを合成樹脂板などから剥離する際に合成樹脂板など
に静電気が発生し、切削等の加工時に切削屑を吸着した
り、また周囲の塵埃を吸着したりして、合成樹脂板など
の表面に損傷を与えることが多かった。
このため、表面保護用シート製造時に水溶性糊剤等の接
着剤中に界面活性剤を添加配合することが提案されてお
り(特開昭58−191777号公報)、これによって
合成樹脂板などへの帯電防止効果を与えることは知られ
ている。
着剤中に界面活性剤を添加配合することが提案されてお
り(特開昭58−191777号公報)、これによって
合成樹脂板などへの帯電防止効果を与えることは知られ
ている。
また、紙基材の片面に接着剤層を形成すると共に、該接
着剤層上に帯電防止剤による薄膜層を形成したことを特
徴とする帯電防止性能を有する表面保護用シートも知ら
れている(特開昭60−297790号公報)。
着剤層上に帯電防止剤による薄膜層を形成したことを特
徴とする帯電防止性能を有する表面保護用シートも知ら
れている(特開昭60−297790号公報)。
しかし、従来のこの種の帯電防止剤により帯電防止性を
付与した接着剤層を紙基材の一面に形成した表面保護用
シートにおいては、保護用シートはその保管、輸送時に
通常ロール状に巻回しておくものであるが、そうすると
かかる巻回保管輸送時に上記帯電防止剤が紙基材の他面
と接触し、帯電防止剤が紙基材に移行してしまい、使用
時において合成樹脂板などに十分帯電防止能を与え得な
い場合があり、特にシートを剥離除去した後の合成樹脂
板などに対する帯電防止機能が失われてしまう欠点があ
った。
付与した接着剤層を紙基材の一面に形成した表面保護用
シートにおいては、保護用シートはその保管、輸送時に
通常ロール状に巻回しておくものであるが、そうすると
かかる巻回保管輸送時に上記帯電防止剤が紙基材の他面
と接触し、帯電防止剤が紙基材に移行してしまい、使用
時において合成樹脂板などに十分帯電防止能を与え得な
い場合があり、特にシートを剥離除去した後の合成樹脂
板などに対する帯電防止機能が失われてしまう欠点があ
った。
本発明は上記事情を改善するためになされたもので、合
成樹脂板などに確実に帯電防止能を付与し得、剥離した
後でも十分その効果を持続させることができる表面保護
用シートを提供することを目的とする。
成樹脂板などに確実に帯電防止能を付与し得、剥離した
後でも十分その効果を持続させることができる表面保護
用シートを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、紙基材の一面に帯電
防止剤により帯電防止性を付与した接着剤層を形成した
表面保護用シートにおいて、上記帯電防止剤の移行を抑
制する移行防止剤を上記紙基材に含浸したものである。
防止剤により帯電防止性を付与した接着剤層を形成した
表面保護用シートにおいて、上記帯電防止剤の移行を抑
制する移行防止剤を上記紙基材に含浸したものである。
ここで、上記移行防止剤としては、ポリ酢酸ビニル、ポ
リビニルアルコールなどが使用できる。
リビニルアルコールなどが使用できる。
また、上記帯電防止剤は接着剤層中に配合するようにし
てもよく、或いは接着剤層上に帯電防止剤の薄層を形成
するようにしてもよい。
てもよく、或いは接着剤層上に帯電防止剤の薄層を形成
するようにしてもよい。
本発明の表面保護用シートは、合成樹脂板、化粧板など
の表面に貼着して用いるものであるが、この場合本発明
の表面保護用シートによれば、帯電防止剤の移行を抑制
する移行防止剤を紙基材に含浸したものであるから、表
面保護用シートをロール状に巻回した状態で保管、輸送
しても、帯電防止剤が紙基材の他面から紙基材に移行す
ることが防止される。
の表面に貼着して用いるものであるが、この場合本発明
の表面保護用シートによれば、帯電防止剤の移行を抑制
する移行防止剤を紙基材に含浸したものであるから、表
面保護用シートをロール状に巻回した状態で保管、輸送
しても、帯電防止剤が紙基材の他面から紙基材に移行す
ることが防止される。
従って、その使用に当たり合成樹脂板などに帯電防止能
を確実に付与することができ、剥離後でも合成樹脂板な
どの帯電防止機能が維持されるものである。
を確実に付与することができ、剥離後でも合成樹脂板な
どの帯電防止機能が維持されるものである。
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例に係る表面保護用シート1を
示すもので、このシート1は、紙基材2に帯電防止剤を
配合した水性糊剤よりなる接着剤層3が形成されたもの
で、上記紙基材2には帯電防止剤の移行を防止する移行
防止剤が含浸されてなるものである。
示すもので、このシート1は、紙基材2に帯電防止剤を
配合した水性糊剤よりなる接着剤層3が形成されたもの
で、上記紙基材2には帯電防止剤の移行を防止する移行
防止剤が含浸されてなるものである。
ここで紙基材としては、重量20〜150g/m2程度の
未晒の両更クラフト紙、片艶クラフト紙、伸張性クラフ
ト紙、半晒や晒したクラフト紙、クレープ紙、上質紙等
が利用できるが、米坪重量30〜50g/m2程度の片艶
クラフト紙を利用するのが、柔軟性、平滑性等のマスキ
ング紙としての性能面及び価格の点から見て最も好まし
い。
未晒の両更クラフト紙、片艶クラフト紙、伸張性クラフ
ト紙、半晒や晒したクラフト紙、クレープ紙、上質紙等
が利用できるが、米坪重量30〜50g/m2程度の片艶
クラフト紙を利用するのが、柔軟性、平滑性等のマスキ
ング紙としての性能面及び価格の点から見て最も好まし
い。
また、上記紙基材に含浸させる移行防止剤としては、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール等が用いられる。
この場合、その含浸量は適宜選定されるが、通常紙基材
40gに対して2〜10g程度が効果の点で優れてい
る。
リ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール等が用いられる。
この場合、その含浸量は適宜選定されるが、通常紙基材
40gに対して2〜10g程度が効果の点で優れてい
る。
一方、接着剤層を形成する水溶性糊剤としては、ポリ酢
酸ビニル部分けん化物,ポリビニルエーテル,ポリビニ
ルピロリドン等のビニル樹脂系接着剤、メチルセルロー
ス,ヒドロキシメチルセルロース,カルボキシメチルセ
ルロース等のセルロース系接着剤、でんぷん,デキスト
リン等の天然の水溶性接着剤、にかわ,ゼラチン,カゼ
イン等のたん白質系接着剤などが使用できるが、中でも
ポリ酢酸ビニルけん化物,でんぷん,デキストリン,カ
ルボキシメチルセルロース等の水溶性糊剤がプラスチッ
ク板の表面に表面保護用マスキング紙を貼着、剥離した
後のマスキング紙の剥離性、プラスチック板の表面性に
優れているなどの点から好ましい。
酸ビニル部分けん化物,ポリビニルエーテル,ポリビニ
ルピロリドン等のビニル樹脂系接着剤、メチルセルロー
ス,ヒドロキシメチルセルロース,カルボキシメチルセ
ルロース等のセルロース系接着剤、でんぷん,デキスト
リン等の天然の水溶性接着剤、にかわ,ゼラチン,カゼ
イン等のたん白質系接着剤などが使用できるが、中でも
ポリ酢酸ビニルけん化物,でんぷん,デキストリン,カ
ルボキシメチルセルロース等の水溶性糊剤がプラスチッ
ク板の表面に表面保護用マスキング紙を貼着、剥離した
後のマスキング紙の剥離性、プラスチック板の表面性に
優れているなどの点から好ましい。
更に、接着剤層中に配合される帯電防止剤としては、ノ
ニオン系、アニオン系、カチオン系、両性イオン系帯電
防止剤のいずれのものも使用し得る。具体的には、アニ
オン系帯電防止剤として炭素数3〜5のアルキル基を有
するペンタアルキルトリポリフオスフエート、ヘキサア
ルキルテトラポリフオスフェートなどのフォスフェート
類、ジアルキルりん酸エステル金属塩などのエステル金
属塩類等の1種又は2種以上、カチオン系帯電防止剤と
してアルキルメチルアンモニウムクロライド系、N−シ
クロヘキシルアミン酪酸塩やりん酸塩、モノエタノール
アミン酪酸塩やりん酸塩等の酪酸塩もしくはりん酸塩類
の1種又は2種以上、ノニオン系帯電防止剤としてアル
キルフェノールエチレンオキサイド付加物などのエチレ
ンオキサイド付加物、グリセロール、ペンタエリスリト
ール、ソルビットなどの多価アルコールの脂肪族エステ
ル、アルキルりん酸エステル塩などのエステル塩系など
の1種又は2種以上、両性イオン系帯電防止剤としては
ステアリールジメチルベタインなどのベタイン系帯電防
止剤などを挙げることができる。
ニオン系、アニオン系、カチオン系、両性イオン系帯電
防止剤のいずれのものも使用し得る。具体的には、アニ
オン系帯電防止剤として炭素数3〜5のアルキル基を有
するペンタアルキルトリポリフオスフエート、ヘキサア
ルキルテトラポリフオスフェートなどのフォスフェート
類、ジアルキルりん酸エステル金属塩などのエステル金
属塩類等の1種又は2種以上、カチオン系帯電防止剤と
してアルキルメチルアンモニウムクロライド系、N−シ
クロヘキシルアミン酪酸塩やりん酸塩、モノエタノール
アミン酪酸塩やりん酸塩等の酪酸塩もしくはりん酸塩類
の1種又は2種以上、ノニオン系帯電防止剤としてアル
キルフェノールエチレンオキサイド付加物などのエチレ
ンオキサイド付加物、グリセロール、ペンタエリスリト
ール、ソルビットなどの多価アルコールの脂肪族エステ
ル、アルキルりん酸エステル塩などのエステル塩系など
の1種又は2種以上、両性イオン系帯電防止剤としては
ステアリールジメチルベタインなどのベタイン系帯電防
止剤などを挙げることができる。
上記帯電防止剤はその1種を単独で又は2種以上を併用
して用いることができるが、この場合ノニオン系帯電防
止剤とアニオン系、カチオン系及び両性イオン系帯電防
止剤から選ばれる1種以上とを併用することが好まし
い。ここで、両者の配合比は特に制限されないが、ノニ
オン系帯電防止剤100重量部に対してアニオン系、カ
チオン系又は両性イオン系帯電防止剤を5〜20重量
部、特に7〜15重量部の割合で併用することが好まし
く、このようにノニオン系のものを主剤とすることによ
り、プラスチック板の帯電を確実に防止し得ると共に、
帯電防止剤の使用量を可及的に低減することができる。
なお、アニオン系,カチオン系,両性イオン系帯電防止
剤の中ではアニオン系のものを用いることが帯電防止効
果、帯電防止剤使用量の低減効果の点で好ましく、特に
ノニオン系とアニオン系との配合比を重量比で10:1
程度とした場合には優れた帯電防止性を得ることができ
る。
して用いることができるが、この場合ノニオン系帯電防
止剤とアニオン系、カチオン系及び両性イオン系帯電防
止剤から選ばれる1種以上とを併用することが好まし
い。ここで、両者の配合比は特に制限されないが、ノニ
オン系帯電防止剤100重量部に対してアニオン系、カ
チオン系又は両性イオン系帯電防止剤を5〜20重量
部、特に7〜15重量部の割合で併用することが好まし
く、このようにノニオン系のものを主剤とすることによ
り、プラスチック板の帯電を確実に防止し得ると共に、
帯電防止剤の使用量を可及的に低減することができる。
なお、アニオン系,カチオン系,両性イオン系帯電防止
剤の中ではアニオン系のものを用いることが帯電防止効
果、帯電防止剤使用量の低減効果の点で好ましく、特に
ノニオン系とアニオン系との配合比を重量比で10:1
程度とした場合には優れた帯電防止性を得ることができ
る。
なお、接着剤に対する帯電防止剤の配合量に特に限定は
なく、マスキング紙剥離後のプラスチック板の被貼着面
に108〜1012Ω/cm2程度の表面抵抗値を付与すれば
良好な帯電防止性能を有するものであるが、プラスチッ
ク板の表面からマスキング紙を剥離した後も被貼着面に
上記表面抵抗値を与え、かつ接着剤層によるプラスチッ
ク板へのマスキング紙の貼着を阻害せず、確実にマスキ
ング紙を貼着し、プラスチック板を保護するためには、
両帯電防止剤を接着剤100重量部に対して合計5〜3
0重量部、特に7〜25重量部の範囲で配合することが
適当である。
なく、マスキング紙剥離後のプラスチック板の被貼着面
に108〜1012Ω/cm2程度の表面抵抗値を付与すれば
良好な帯電防止性能を有するものであるが、プラスチッ
ク板の表面からマスキング紙を剥離した後も被貼着面に
上記表面抵抗値を与え、かつ接着剤層によるプラスチッ
ク板へのマスキング紙の貼着を阻害せず、確実にマスキ
ング紙を貼着し、プラスチック板を保護するためには、
両帯電防止剤を接着剤100重量部に対して合計5〜3
0重量部、特に7〜25重量部の範囲で配合することが
適当である。
なおまた、接着剤層の厚さは必ずしも制限されないが、
2〜20μm、特に4〜10μmとすることが好ましい。
2〜20μm、特に4〜10μmとすることが好ましい。
また、本発明においては、接着剤層上に別個帯電防止剤
層を形成でき、この場合の帯電防止剤としても上記した
ものが使用し得るが、中でもアニオン系帯電防止剤が合
成樹脂板表面への付着性が良いため特に有効である。
層を形成でき、この場合の帯電防止剤としても上記した
ものが使用し得るが、中でもアニオン系帯電防止剤が合
成樹脂板表面への付着性が良いため特に有効である。
この場合、帯電防止剤の厚さとしては、合成樹脂板、化
粧板などの表面からマスキング紙を剥離した後に被貼着
面に上記表面抵抗値を与え、かつ前記接着剤層による合
成樹脂板へのマスキング紙の貼着を阻害せず、確実にマ
スキング紙を貼着し、合成樹脂板、化粧板などを保護す
る点から、帯電防止剤層は接着剤層表面に0.3〜0.6g/
m2の範囲で形成することが有効である。
粧板などの表面からマスキング紙を剥離した後に被貼着
面に上記表面抵抗値を与え、かつ前記接着剤層による合
成樹脂板へのマスキング紙の貼着を阻害せず、確実にマ
スキング紙を貼着し、合成樹脂板、化粧板などを保護す
る点から、帯電防止剤層は接着剤層表面に0.3〜0.6g/
m2の範囲で形成することが有効である。
上述した実施例のシートは、ロール状に巻回した状態で
保管或いは運送するが、かかる状態において、第1図の
シートは帯電防止剤を配合した接着剤層3が移行防止剤
を含浸した紙基材2の他面に接触しているので、帯電防
止剤が紙基材2中に移行することが防止される。従っ
て、その使用に当たり、帯電防止剤の効果を確実に発揮
し、シート1を剥離した後でも合成樹脂板などに良好な
帯電防止能を与えるものである。
保管或いは運送するが、かかる状態において、第1図の
シートは帯電防止剤を配合した接着剤層3が移行防止剤
を含浸した紙基材2の他面に接触しているので、帯電防
止剤が紙基材2中に移行することが防止される。従っ
て、その使用に当たり、帯電防止剤の効果を確実に発揮
し、シート1を剥離した後でも合成樹脂板などに良好な
帯電防止能を与えるものである。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
上記第1の構成を適宜変更し得るものであり、例えば移
行防止剤を含浸した紙基材と帯電防止剤層を形成した接
着剤層とを組み合わせたり、その他の構成についても本
発明の要旨の範囲内で種々変更することができる。
上記第1の構成を適宜変更し得るものであり、例えば移
行防止剤を含浸した紙基材と帯電防止剤層を形成した接
着剤層とを組み合わせたり、その他の構成についても本
発明の要旨の範囲内で種々変更することができる。
以上説明したように、本発明によれば、表面保護用シー
トをロール状に巻回した状態で保管、運搬するようにし
ても、帯電防止剤が紙基材に移行することが確実に抑制
され、表面保護用シートの所期の帯電防止効果が有効に
発揮するものである。
トをロール状に巻回した状態で保管、運搬するようにし
ても、帯電防止剤が紙基材に移行することが確実に抑制
され、表面保護用シートの所期の帯電防止効果が有効に
発揮するものである。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図である。 1…表面保護用シート、2…紙基材、3…接着剤層。
Claims (1)
- 【請求項1】紙基材の一面に帯電防止剤により帯電防止
性を付与した接着剤層を形成した表面保護用シートにお
いて、上記帯電防止剤の移行を抑制する移行防止剤を上
記紙基材に含浸したことを特徴とする表面保護用シー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63111885A JPH062396B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | 表面保護用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63111885A JPH062396B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | 表面保護用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01281936A JPH01281936A (ja) | 1989-11-13 |
JPH062396B2 true JPH062396B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=14572589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63111885A Expired - Fee Related JPH062396B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | 表面保護用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062396B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59169857A (ja) * | 1983-03-15 | 1984-09-25 | 大王加工紙工業株式会社 | 合成樹脂板用の帯電防止を兼ねた表面保護材 |
-
1988
- 1988-05-09 JP JP63111885A patent/JPH062396B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01281936A (ja) | 1989-11-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |