JPH06239193A - 可膨張車両乗員拘束具の膨張装置 - Google Patents

可膨張車両乗員拘束具の膨張装置

Info

Publication number
JPH06239193A
JPH06239193A JP6010593A JP1059394A JPH06239193A JP H06239193 A JPH06239193 A JP H06239193A JP 6010593 A JP6010593 A JP 6010593A JP 1059394 A JP1059394 A JP 1059394A JP H06239193 A JPH06239193 A JP H06239193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas generating
stage
generating material
gas
ignition means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6010593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2661867B2 (ja
Inventor
Dean M Esterberg
ディーン・エム・エスターバーグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp
Original Assignee
TRW Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRW Inc filed Critical TRW Inc
Publication of JPH06239193A publication Critical patent/JPH06239193A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2661867B2 publication Critical patent/JP2661867B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/264Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
    • B60R21/2644Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic using only solid reacting substances, e.g. pellets, powder
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R2021/26029Ignitors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/263Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using a variable source, e.g. plural stage or controlled output
    • B60R2021/2633Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using a variable source, e.g. plural stage or controlled output with a plurality of inflation levels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアバッグのような可膨張車両乗員拘束具を
二つの異なる膨張速度で膨張させる。 【構成】 エアバッグ12を膨張させるのに用いる装置
10は、点火可能なガス発生材料本体110と点火器2
06とを含む。ガス発生材料本体110は、点火される
とエアバッグ12を膨張させるためのガスを発生する。
ガス発生材料本体110は、外面領域132を有する。
点火器206は、第1の出力起爆素子230と第2の出
力起爆素子232とを収容している。第1及び第2の出
力起爆素子230,232が順次点火されると、ガス発
生材料本体110は外面領域132を含む第1の点火可
能表面領域にて点火される。第1及び第2の出力起爆素
子230,232が同時に点火されると、ガス発生材料
本体110は第1の点火可能表面領域に加えて第2の点
火可能領域にて点火される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグのような可
膨張車載乗員拘束具を膨張させるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグを膨張させるための装置は、
米国特許第5,100,174号に開示されている。
5,100,174号特許に開示された装置は、エアバ
ッグを膨張させるためのガスを発生するインフレータを
含んでいる。インフレータとエアバッグは、車両の操舵
輪に取り付けられたモジュールに内蔵されている。5,
100,174号特許に開示された装置内部のインフレ
ータは、点火されてエアバッグを膨張させるガスを発生
するガス発生材料本体を含んでいる。インフレータはま
た、衝突を示す車両の減速発生時に作動する点火器を含
んでいる。点火器は、点火起爆素子と出力起爆素子とを
含んでいる。車両が衝突を示す減速に会うと、点火起爆
素子が電気的に点火される。点火起爆素子はそのとき出
力起爆素子を点火する燃焼生成物を生成する。続いて出
力起爆素子が、点火器から出現してインフレータ内のガ
ス発生材料本体を点火する燃焼生成物を生成する。大量
のガスが、ガス発生材料の燃焼生成物として速やかに発
生する。ガスはインフレータ内の複数のフィルタを通り
インフレータから出てエアバッグに流れ、エアバッグを
膨張させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両乗員拘束具
の膨張装置は、常に一定の段階でしか作動しない点火手
段によりガス発生材料本体を点火する構成であったた
め、ガス発生材料本体が点火する表面領域は不変であ
り、従ってガス発生速度すなわちエアバッグの膨張速度
は固定されていた。このため、衝突発生的に車両乗員の
着座姿勢によってはエアバッグの膨張が間に合わないこ
とがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、可膨張
車載乗員拘束具を膨張させるのに用いる装置は、ガス発
生手段と点火手段とを具備する。ガス発生手段は、可膨
張車両乗員拘束具を膨張させるためのガスを発生する。
ガス発生手段は、点火可能なガス発生材料本体を含み、
ガス発生材料本体は点火されて車両乗員拘束具を膨張さ
せるガスを含む燃焼生成物を発生する。点火手段は、第
1段階かさもなくば第2段階で作動可能とされている。
点火手段は、第1段階で作動したときに、ガス発生材料
本体の第1の表面領域においてガス発生材料本体を点火
する。点火手段は、第2段階で作動したときに、第1の
表面領域よりも大きな第2の表面領域においてガス発生
材料本体を点火する。
【0005】
【作用】本発明により構成された装置は、エアバッグの
ような可膨張車両乗員拘束具を二つの異なる膨張速度で
膨張させることができる。点火手段が第1段階で作動し
たときは、ガス発生材料本体は第1の表面領域において
点火される。ガス発生材料本体はそこで第1の燃焼速度
で燃焼し、第1のガス発生速度でもってガスを発生す
る。かくして、エアバッグは対応する第1の膨張速度で
膨張させられる。他方、点火手段が第2段階で作動した
ときは、ガス発生材料本体は第2のより大きな表面領域
において点火される。ガス発生材料本体はそこで、第2
のより速い燃焼速度で燃焼する。そのとき、ガスはより
速い第2のガス発生速度でもって発生し、エアバッグは
対応する第2のより速い膨張速度で膨張させられる。
【0006】本発明の好ましい実施例では、点火手段は
出力起爆素子材料を内蔵する点火器を含んでいる。出力
起爆素子材料は、点火されたときに、点火器から出現し
ガス発生材料本体を点火する燃焼生成物を発生する。出
力起爆素子材料は、第1の出力起爆素子と第2の出力起
爆素子とを含む。エアバッグを第1の膨張速度で膨張さ
せなければならないときは、第1の出力起爆素子は第1
の電気信号に応答して点火される。続いて第2の出力起
爆素子が、第1の出力起爆素子から放射された燃焼生成
物によって点火される。第1及び第2の起爆素子は、か
くして順次点火される。エアバッグを第2の比較的速い
燃焼速度で膨張させなければならないときは、第1及び
第2の出力起爆素子は第2の電気信号に応答して同時に
点火される。第1及び第2の出力起爆素子が同時に点火
されると、得られた燃焼生成物は第1及び第2の出力起
爆素子が順次点火されたときよりもよりも素早くかつよ
り力強く点火器から出現する。より素早く出現した起爆
生成物は、ガス発生材料本体に対して力強く移動し、本
体を分裂させることにより本体表面領域の実質的な増加
をもたらす。その結果、ガス発生材料本体は、実質的に
より大きな表面領域にて点火される。
【0007】
【実施例】図1に一部示したように、本発明の好ましい
実施例は車両乗員拘束具装置10である。装置10は、
エアバッグ12とインフレータ14とカバー16とを含
んでいる。エアバッグ12とインフレータ14とカバー
16は、車両操舵輪20に取り付けられるモジュール1
8の構成部品である。
【0008】衝突で発生するような突然の車両減速が発
生すると、インフレータ14は活性化されて大量のガス
を発生する。インフレータ14により発生したガスは、
エアバッグ12を膨張させる。エアバッグ12が膨張し
始めると、図1にうち一つを示したカバー16の脆弱化
部分を破断する。エアバッグ12が膨張を続けると、破
断したカバー16を越えて車両の運転者と操舵輪20と
の間の空間内に移動し、公知のごとく運転者の動きを拘
束する。
【0009】図2に示したように、インフレータ14は
ハウジング40を含んでいる。ハウジング40は、3部
品すなわち拡散カップ42と燃焼カップ44と燃焼室カ
バー46とで出来ている。拡散カップ42と燃焼カップ
44と燃焼室カバー46は、UNS S30100ステ
ンレス鋼といった金属で出来ている。
【0010】拡散カップ42は概ねカップ形状とされて
おり、インフレータ14の中心軸52と同軸の筒状側壁
50を有する。拡散カップ42の側壁50は、平坦な上
端壁54と平坦な下側フランジ55との間に軸方向に延
びている。上端壁54と下側フランジ55は概ね互いに
平行であり、中心軸52に対して垂直である。上端壁5
4の内周面56は、上端壁54内に中心開口57を形成
している。一列のガス流出口58が、筒状側壁50の上
側部分をぐるりと回って円周状に延びている。
【0011】燃焼カップ44もまた概ねカップ形状をな
しており、拡散カップ42の内部に同軸的に位置してい
る。かくして、燃焼カップ44は軸52と同軸の筒状側
壁60を有する。筒状側壁60は、平坦な上端壁64と
平坦な下側フランジ66との間を軸方向に延びている。
上端壁64と下側フランジ66は、概ね互いに平行であ
って軸52に垂直である。一列のガス流出口68が、燃
焼カップ44の筒状側壁60の下部をぐるりと回って円
周状に延びている。
【0012】燃焼カップ44は、好ましくはレーザ溶接
により拡散カップ42に溶接されている。特に、燃焼カ
ップ44の上端壁64は、上端壁54の内周面56の周
りに円周状に延びる溶接位置70において、拡散カップ
42の上端壁54に連続溶接をもって溶接されている。
燃焼カップ42の下側フランジ66は、下側フランジ5
5,66の周りに円周状に延びる溶接位置72におい
て、拡散カップ42の下側フランジ55に溶接されてい
る。
【0013】燃焼室カバー46は、円形の中央部74と
環状の外部フランジ76とを備えた概ね平坦な金属部品
である。中央部74は、軸52と同軸の環状開口78を
形成する内周面77を有する。フランジ76は、中央部
74に対して平行ではあるが軸方向には偏奇している。
燃焼室カバー46のフランジ76は、円周状に延びる溶
接位置70において、ここでも好ましくはレーザ溶接に
より燃焼カバー44のフランジ66に溶接されている。
【0014】キャニスタ80が、燃焼カップ44内に収
容されている。キャニスタ80は、概ね筒状本体82と
概ね円形のカバー84とを有している。カバー84は、
自動点火材料88のパケット86を支持している。自動
点火材料88のパケット86は、好ましくは米国特許第
5,100,174号に提示された発明に従って設計な
らびに構成されている。キャニスタ80は、好ましくは
比較的薄いアルミニウムで出来ている。
【0015】キャニスタ本体82は、筒状内側壁90と
筒状外側壁92とを有する。キャニスタ本体82の外側
壁92は内側壁90から半径方向に離間しており、燃焼
カップ44の筒状側壁60に相接している。キャニスタ
本体82の外側壁92は、燃焼カップ44の側壁60内
のガス流出口68の上に延びる比較的薄い部分94を有
する。
【0016】キャニスタ本体82は、さらに下端壁10
0と上端壁102とを有する。下端壁100は、筒状外
側壁92を筒状内側壁90に接続するキャニスタ本体8
2の平坦なリング形状部分である。かくして、キャニス
タ80内に区画室104が形成される。区画室104は
内側壁90と外側壁92との間を軸方向に延び、下端壁
100とカバー84との間を軸方向に延びている。カバ
ー84の半径方向の外端部は、本体82の隣接エッジ部
にかしめられており、キャニスタ80を閉じかつ区画室
104を密封している。
【0017】キャニスタ本体82の上端壁102は、筒
状内側壁90の上端を閉塞するキャニスタ本体82のカ
ップ形状部分である。かくして、下端壁100と筒状内
側壁90と上端壁102は、下端壁100から上端壁1
02に向けてキャニスタ80の中央部内に軸方向上方に
延びる筒状凹部108を形成する。
【0018】ガス発生材料本体110は、キャニスタ8
0内に収容されている。ガス発生材料本体110は、ガ
ス発生材料の複数の個別エレメント112(図3A,3
B)を含んでいる。ガス発生材料の各エレメント112
は、公知の点火可能材料で点火されたときに窒素ガスを
発生する材料で出来ている。多くの種類のガス発生材料
が使用できるが、特に適したガス発生材料が米国特許第
3,895,098号に開示されている。
【0019】図3Aに示したように、ガス発生材料の各
エレメント112は中心軸114を有する平坦なリング
形状部材である。ガス発生材料の各エレメント112
は、筒状内面116と筒状外面118と一対の環状対抗
側面120とをさらに有している。各対抗側面120
は、環状当接部122と環状凹部124とを有する。各
対抗側面120の当接部122は、筒状外面118の半
径方向内方に延びている。各対抗側面120の凹部12
4は、筒状内面116から関連する当接部122に向け
て半径方向外方に延びている。
【0020】図3Bに示したように、ガス発生材料のエ
レメント112は、スタック内に配列されている。環状
当接面部122の当接対は、互いに隣接しており、かく
して互いに同軸である。筒状内面の当接対116と筒状
外面118の当接対118は、同様に互いに同軸であ
る。かくして、ガス発生材料本体110は筒状外面13
0と筒状内面132とを備えた管形状を有する。筒状外
面130は、個々の筒状外面118によって形成され
る。筒状内面132は、個々の筒状内面116によって
形成される。ただし、筒状内面132は、凹んだ環状表
面部124の当接対間に軸方向に位置する複数の環状空
隙134のそれぞれによって軸方向に割り込まれてい
る。
【0021】図2をさらに参照するに、ガス発生材料の
管状本体110はキャニスタ80内に密封された区画室
104内に収容されている。本体110の筒状内面13
2は、キャニスタ80の筒状内側面90から若干離間し
ている。本体110の筒状外面130は、キャニスタ8
0の筒状外面92からより大きく離間している。ガス発
生材料本体110とキャニスタカバー84との間に位置
する粘弾性スペーサ部材140が、図2に示した位置か
らずれないよう本体110を保持している。
【0022】前置フィルタ150が、キャニスタ80内
の区画室104に収容されている。前置フィルタ150
は筒状の形を有しており、ガス発生材料本体110の筒
状外面130とキャニスタ80の筒状外側面92との間
に半径方向に位置している。前置フィルタ150は、当
業内で公知のごとく構成することができる。
【0023】インフレータ14はさらに、図2に概略図
示したように、スラグスクリーン180と最終フィルタ
182とを含んでいる。スラグスクリーン180と最終
フィルタ182は、ともに燃焼カップ44と拡散カップ
42との間に形成された環状空間内に位置している。ス
ラグスクリーン180はリング形状の部材であり、燃焼
カップ44の筒状側壁60内の一列のガス流出口68を
円周状にぐるりと回りかつ軸方向に横切って延びてい
る。最終フィルタ182もまたリング形状の部材であ
る。最終フィルタ182は、同様に拡散カップ42の筒
状側壁50内の一列のガス流出口58を円周状にぐるり
と回りかつ軸方向に横切って延びている。ただし、最終
フィルタ182はスラグスクリーン180よりも半径方
向に狭く、かくして燃焼カップ44の筒状側壁60から
半径方向に離間している。環状のフィルタシールド18
4が、スラグスクリーン180を最終フィルタ182か
ら分離している。第1の環状グラファイトシール186
が、最終フィルタ182の頂部と拡散カップ42の平坦
な上端壁54との間の空隙を封止している。第2の環状
グラファイトシール188が、同様に最終フィルタ18
2の底部とフィルタシールド184との間の空隙を封止
している。前置フィルタ150と同様、スラグスクリー
ン180と最終フィルタ182は、当業内で公知のごと
く構成される。
【0024】これまでに記述したように、インフレータ
14はキャニスタ80内に密封された区画室104から
ハウジング40内のガス流出口58に向けてガスを導く
よう構成されている。ガス発生材料本体110が区画室
104内で点火されると、多量のガスを含む燃焼生成物
を発生する。ガス発生材料本体110によって生成され
たガスは、本体110から半径方向外方に向け前置フィ
ルタ150を通りキャニスタ80内の筒状外側壁92へ
移動する。ガスは外側壁92の薄い部分94に対して半
径方向外方に力強く移動し、燃焼カップ44内のガス流
出口68にて薄い部分94を破断する。そこでガスは、
ガス流出口68を半径方向外方に通ってスラグスクリー
ン180内に導かれる。ガスはさらにフィルタシールド
184を越えて軸方向上方に導かれ、拡散カップ42内
のガス流出口58に向け最終フィルタ182を通って半
径方外方に導かれる。前置フィルタ150とスラグスク
リーン180と最終フィルタ182は、他の燃焼生成物
をガスから取り除き、これによりガスがガス流出口58
からエアバッグ12に流れる前にガスは冷却されて濾過
される。
【0025】インフレータ14はさらに、点火器組立体
200を含んでいる。点火器組立体200は、ハウジン
グ40内の下側開口78を軸方向に貫通し、キャニスタ
80内の筒状凹部108内に延びている。点火器組立体
200は、円形のベースプレート202を有しており、
このプレートは好ましくはレーザ溶接により円周状に延
びる溶接位置204において燃焼室カバー46の円形状
中央部74に溶接される。
【0026】図4に示したように、点火器組立体200
は、圧力カートリッジ206を含んでいる。圧力カート
リッジ206は、上部210と下部212と上下部21
0,212間のフランジ部214とが備わった筒状ハウ
ジング208を有する。ハウジング208の下部212
は、ベースプレート202中央部の開口216に密接し
て受け止められており、ハウジング208のフランジ部
214はベースプレート202の平坦な上面218に支
持されている。ハウジング208の上部210は、圧力
カートリッジ206の薄く破断可能な閉塞壁として形成
されている。
【0027】圧力カートリッジ206は、キャニスタ8
0内のガス発生材料本体110を点火するための点火可
能材料を内蔵している。圧力カートリッジ206内の点
火可能材料は、第1の出力起爆素子230と第2の出力
起爆素子232とを含んでいる。第1及び第2の出力起
爆素子230,232は、それぞれ点火可能材料本体と
して形成されており、点火されるとキャニスタ80内の
ガス発生材料本体110を点火する燃焼生成物を発生す
る。第1及び第2の出力起爆素子230,232は、好
ましくはBKNO3から形成される。
【0028】圧力カートリッジ206内に収容された点
火可能材料は、さらに第1及び第2の点火起爆素子23
6,238を含んでいる。第1の点火起爆素子236
は、第1の出力起爆素子230の下端に相接する位置に
おいてハウジング208内に位置している。第1の点火
起爆素子236は、点火されて第1の出力起爆素子23
0を点火する燃焼生成物を発生する。第2の点火起爆素
子238は、第2の出力起爆素子232の下端と相接す
る位置においてハウジング208内に位置している。第
2の点火起爆素子236は、点火されて第2の出力起爆
素子232を点火する燃焼生成物を発生する。
【0029】点火器組立体200はさらに、圧力カート
リッジ206内に延びる電気的なリード線を含んでい
る。第1の点火起爆素子236に関連する一対の第1の
リード線240は、第1の点火起爆素子236に関連し
ており、第1のリード線240に圧力カートリッジ23
6を通って流れる電流の通電時に公知の方法で第1の点
火起爆素子236を点火する。同様に一対の第2のリー
ド線242は、第2の点火起爆素子238に関連してお
り、第2のリード線242に圧力カートリッジ206を
通って流れる電流の通電時に第2の点火起爆素子238
を点火する。
【0030】点火器組立体200は、第1段階か又は第
2段階で作動させることができる。点火器組立体200
が第1段階で作動すると、圧力カートリッジ206を通
り第2のリード線242ではなく第1のリード線240
に電流が導かれる。かくして、第1の点火起動素子23
6が電気的に点火され、第1の出力起爆素子230を点
火する燃焼生成物を発生する。第2の出力起爆素子23
2はそこで、第1の出力起爆素子230により生成され
た熱によって共鳴点火される。第1及び第2の出力起爆
素子230,232は、かくして順次点火される。第1
及び第2の出力起爆素子230,232が一連の点火に
伴って燃焼すると、それらは熱と圧力波を含む第1段階
燃焼生成物を生成する。
【0031】第1及び第2の出力起爆素子230,23
2によって生成された第1段階燃焼生成物は閉塞壁21
0を破断し、圧力カートリッジ206からキャニスタ8
0の筒状内側壁90に向けて移動する。第1段階燃焼生
成物はまた筒状内側壁90を破断し、キャニスタ80内
の区画室104内に移動して区画室104内のガス発生
材料本体110を点火する。第1段階燃焼生成物は、ガ
ス発生材料の各エレメント112に対して同時に移動す
る。第1段階燃焼生成物はかくして本体110の筒状内
面132全体に対して移動し、また空隙134内の本体
110の凹んだ表面部分124に対して移動する。第1
段階燃焼生成物は、かくして筒状内面132と凹んだ表
面部124との間に形成された本体110の第1の点火
可能な表面領域にてガス発生材料本体110を点火す
る。第1段階燃焼生成物はガス発生材料本体110内に
亀裂を形成するかも知れないが、こうした場合には本体
110の第1の点火可能な表面領域が亀裂内に位置する
表面をさらに含むことになろう。
【0032】ガス発生材料本体110は、第1段階燃焼
生成物によって第1の点火可能表面領域において点火さ
れると、第1の燃焼速度でもって燃焼し続ける。その結
果、ガス発生材料本体110は、第1のガス発生速度で
もってエアバッグ12を膨張させるガスを発生する。
【0033】点火器組立体200が第2段階で作動する
と、第1のリード線240に電流が導かれ、同時に第2
のリード線242に電流が導かれる。第1及び第2の点
火起爆素子236,238はかくして同時に点火され
る。そこで第1及び第2の出力起爆素子236,238
は、第1及び第2の出力起爆素子230,232を同時
に点火する燃焼生成物を生成する。第1及び第2の出力
起爆素子230,232が同時点火に伴って燃焼する
と、それらは第2段階燃焼生成物を生成する。第1段階
燃焼生成物と同様、第2段階燃焼生成物は熱と圧力波を
含む。ただし、第2段階の燃焼生成物はより素早く生成
され、何故なら第1及び第2の出力起爆素子230,2
32は第2段階では順次というよりは同時に点火される
からである。第2段階燃焼生成物は、従ってより多量の
熱とより力強い圧力波を含む。
【0034】第2段階燃焼生成物、特により力強い圧力
波は、第1段階の燃焼生成物よりも速くかつ力強く圧力
カートリッジ206からキャニスタ80内の区画室10
4内に移動する。第2段階の燃焼生成物はまた、ガス発
生材料の各エレメント112に対して同時に移動する。
ただし、第2段階燃焼生成物は、本体110の表面13
2,124に対して力強く移動し、それらの表面に第1
段階燃焼生成物によって或いは形成されたやも知れぬ亀
裂よりも実質的により幅広でかつより深い亀裂を形成す
る。より幅広でかつより深い亀裂のなかに位置する新た
に露出した表面は、上記の第1の点火可能表面領域に加
え第2の点火可能表面領域を形成し、かくして本体11
0の全点火可能表面領域を増大させる。第2段階燃焼生
成物は、第1及び第2の点火可能表面領域の両方に対し
て移動し、より大きな全点火可能表面領域において本体
110を点火する。
【0035】ガス発生材料本体110が第2段階燃焼生
成物によってより大きな全点火可能表面領域において点
火されると、より多量の表面領域が点火されて本体11
0の燃焼を開始させるので、第2のより速い燃焼速度で
燃焼が進む。その結果、ガス発生材料本体110は、第
2のより速いガス発生速度でエアバッグ12を膨張させ
るガスを発生する。
【0036】図1を参照して上記したように、操舵輪2
0上のモジュール18はエアバッグ12とインフレータ
14とカバー16とを含んでいる。モジュール18に付
加される車両乗員拘束具装置10の他の部品は、図5に
概略図示してある。図5に示されるように、車両乗員拘
束具装置10は、さらに減速検知組立体250と位置検
知組立体260とコントローラ270とを含んでいる。
【0037】減速検知組立体250は、衝突発生を示す
所定量の車両減速の発生を検知し、かつコントローラ2
70に減速信号を送出することによって応答する。減速
検知組立体250は、衝突発生を示すいかなる減速量に
も応答して単一の減速信号を発生するよう構成すること
ができる。さもなくば、減速検知組立体250は、それ
ぞれが衝突発生及び相対的減速量の両方を示す2又はそ
れ以上の異なる減速信号を発生するよう構成することも
できる。そうした減速検知組立体は、当業内では公知で
ある。
【0038】位置検知組立体260は、車両乗員の位置
を検知する。好ましくは、位置検知組立体260は、車
両の運転者が操舵輪20上のエアバッグ12を含むモジ
ュール18に対面する所定の正規座位置以外の位置に移
動してしまったときに検知するのがよい。運転者が所定
の正規座位置以外の位置に移動すると、位置検知組立体
260は位置ずれ信号を発生し、位置ずれ信号をコント
ローラ270に送信する。そうした位置検知組立体もま
た、当業内では公知である。
【0039】車両乗員拘束具装置10は、2個の異なる
操作モードを有する。第1の操作モードでは、エアバッ
グ12は第1の膨張速度でもって膨張させられる。第2
の操作モードでは、エアバッグ12は第2のより速い膨
張速度でもってより素早く膨張させられる。車両が衝突
に会うと、操作モードすなわちエアバッグ12の膨張速
度は、減速検知組立体250と位置検知組立体260と
により発生した信号に応答して選択される。
【0040】運転者が所定の正規座位置にいないときに
車両が衝突に会うと、コントローラ270は第1の操作
モードを選択し、これによりエアバッグ12は第1の比
較的ゆっくりとした膨張速度で膨張させられる。特に、
位置検知組立体260は、運転者が所定の正規座位置に
いないことを示す位置ずれ信号をコントローラ270に
供給する。減速検知組立体250は、衝突が発生したこ
とを示す減速信号をコントローラ270に供給する。コ
ントローラ270はそこで、エアバッグ12を第1の膨
張速度で膨張させるべきことを示す第1の作動信号を発
生する。
【0041】コントローラ270によって発生した第1
の作動信号は、モジュール18内のインフレータ14に
伝送される。インフレータ14は、第1のリード線24
0に点火器組立体200を通って導かれる電流の形で第
1の作動信号を受信する。第1のリード線240に点火
器組立体200を通って電流が導かれると、点火器組立
体200は前記のごとく第1段階で作動する。このこと
が、ガス発生材料本体110をしてエアバッグ12を第
1のガス発生速度で膨張させるためのガスを発生させ
る。第1のガス発生速度で発生したガスは、第1の速度
でもってインフレータ14から外方に向けエアバッグ1
2内に移動する。
【0042】かくして、ガスはエアバッグ12を第1の
膨張速度でもって膨張させる。
【0043】もし運転者が所定の正規座位置にいるとき
に車両が衝突に会うと、コントローラ270は第2の操
作モードを選択し、これによりエアバッグ12は第2の
より速い膨張速度で膨張する。この場合、減速検知組立
体250は衝突が発生したことを示す減速信号をコント
ローラ270に供給するが、位置検知組立体260はコ
ントローラ270に位置ずれ信号を供給しない。そこ
で、コントローラ270はエアバッグ12を第2の膨張
速度で膨張させるべきことを示す第2の作動信号を発生
する。
【0044】第2の作動信号もまた、コントローラ27
0からモジュール18内のインフレータ14に伝送され
る。第2の作動信号は、第1のリード線240に導かれ
る電流及び同時に第2のリード線242に導かれる電流
の形をとってインフレータ14によって受信される。か
くして電流が点火器組立体200を通りリード線対24
0,242に流れると、点火器組立体200は第2段階
で作動する。このことが、ガス発生材料本体110をし
て第2のより速いガス発生速度でエアバッグ12を膨張
させるガスを発生せしめる。第2のガス発生速度で発生
したガスは、インフレータ14から出てエアバッグ12
内に第2のより速い流速で移動し、エアバッグ12を第
2のより速い膨張速度で膨張させる。
【0045】上記のごとく、減速検知組立体250は、
衝突及び衝突発生時の相対的車両減速量を示す減速信号
を発生するよう構成することができる。そこで、減速検
知組立体250は、衝突の激しさが所定の低レベルであ
るか又は所定の高レベルであるかを示すことができよ
う。コントローラ270は、装置10の第1の操作モー
ドを選択してエアバッグ12を第1の比較的ゆっくりと
した膨張速度で膨張させることにより、低レベルの減速
信号に応答することができよう。コントローラ270
は、装置10の第2の操作モードを選択してエアバッグ
12を第2のより速い膨張速度で膨張させることによ
り、高レベルの減速信号に応答することができよう。た
だし好ましくは、位置検知組立体260が位置ずれ信号
を発生した場合は、コントローラ270は高レベルの減
速信号に応答して代わりに第1の操作モードを選択しよ
う。
【0046】本発明の他の実施例は、上記の点火器組立
体200の位置に代わりとなる点火器組立体300を含
む車両乗員拘束具装置である。図6に概略示したよう
に、点火器組立体300は第1の出力起爆素子302と
第2の出力起爆素子304とを含んでいる。第2の出力
起爆素子304は、第1の出力起爆素子302よりも強
力である。点火器組立体300もまた、それぞれ第1及
び第2の出力起爆素子302,304に関連する第1及
び第2のリード線対310,312だけでなく、第1及
び第2の点火起爆素子306,308も有する。
【0047】点火器組立体300は、第1段階かさもな
くば段階2段階で作動可能とされている。点火器組立体
300を第1段階で作動すべきときは、コントローラ2
70は第2のリード線312ではなく第1のリード線3
10に導かれる電流の形をとる第1の作動信号を発生す
る。第1の点火起爆素子306はそこで電気的に点火さ
れ、第1の出力起爆素子302を点火する燃焼生成物を
生成する。第1の出力起爆素子302が燃えると、熱と
圧力波を含む第1段階燃焼生成物を生成する。第1出力
起爆素子302によって生成された第1段階燃焼生成物
は、ガス発生材料本体110を本体110の第1の点火
可能表面領域において点火し、かくしてエアバッグ12
をして第1の膨張速度で膨張せしめる。
【0048】点火器組立体300を第2段階で作動すべ
きときは、コントローラ270は第1のリード線310
ではなく第2のリード線312に導かれる電流の形をと
る第2の作動信号を発生する。第2の点火起爆素子30
8はそこで電気的に点火され、第2の出力起爆素子30
4を点火する燃焼生成物を生成する。第2の出力起爆素
子304が燃えると、第1の出力起爆素子302によっ
て生成された第1段階燃焼生成物に比べより多量の熱と
より力強い圧力波とを含む第2段階燃焼生成物を生成す
る。点火器組立体200で参照した上記の第2段階燃焼
生成物と同様、点火器組立体300により生成された第
2段階燃焼生成物はガス発生材料本体110を十分に分
裂させ、本体110の全点火可能表面領域に実質的な増
大をもたらす。点火器組立体300により生成された第
2段階燃焼生成物は、かくして第1段階燃焼生成物と比
べより速い第2の膨張速度にてエアバッグ12を膨張さ
せる。
【0049】本発明は、それぞれが運転者側のエアバッ
グを含む好ましい実施例を参照して記述した。本発明の
上記の説明から、当業者は改良と変形と修正を想起する
であろう。例えば、本発明は、助手席側エアバッグや他
の可膨張車両乗員拘束具に等しく適用可能である。そう
した当業技術内の改良や変形や修正は、添付の特許請求
の範囲によって覆われるよう意図されている。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、車両乗員拘束具を膨張
させるガスを含む燃焼生成物を発生するガス発生材料本
体を、第1段階と第2段階とで作動可能な点火手段によ
り点火するよう構成し、点火手段が第1段階で作動した
ときは第1の表面領域においてガス発生材料本体を点火
し、また第2段階で作動したときは第1の表面領域より
も大きな第2の表面領域においてガス発生材料本体を点
火することにより、エアバッグのような可膨張車両乗員
拘束具を二つの異なる膨張速度で膨張させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成した車両乗員拘束具装置に
関連する部分を備えた車両操舵輪の図である。
【図2】図1の装置各部の一部断面拡大図である。
【図3】図3A,3Bは、図2に示した部分の断面図で
ある。
【図4】図2に示した一部断面図である。
【図5】本発明に従って構成した車両乗員拘束具装置の
他の部分を示す概略図である。
【図6】本発明の他の実施例の一部概略図である。
【符号の説明】
10 装置 12 エアバッグ 14 インフレータ 16 カバー 18 モジュール 20 車両操舵輪 110 ガス発生材料本体 132 外面領域 206 点火器 230 第1の出力起爆素子 232 第2の出力起爆素子

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可膨張車両乗員拘束具の膨張装置であっ
    て、 可膨張車両乗員拘束具を膨張させるガスを発生するガス
    発生手段であって、点火されて前記ガスを含む燃焼生成
    物を発生する点火可能なガス発生材料本体を含む前記ガ
    ス発生手段と、 前記ガス発生材料本体を点火する点火手段であって、第
    1段階と第2段階とで作動可能な前記点火手段とを具備
    しており、 前記点火手段は、前記第1段階で作動したときに前記ガ
    ス発生材料本体の第1の表面領域にて前記ガス発生材料
    本体を点火し、 前記点火手段は、前記第2段階で作動したときに前記第
    1の表面領域よりも大きな前記ガス発生材料本体の第2
    の表面領域にて前記ガス発生材料本体を点火する、 ことを特徴とする前記装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記ガス発生材料本体は、外面領域を有しており、前記
    点火手段は、前記第1段階で作動したときに第1の圧力
    波を生成し、該第1の圧力波を前記ガス発生材料本体の
    前記外面領域に対して移動するよう導き、前記点火手段
    は、前記第2段階で作動したときに第2の圧力波を生成
    し、該第2の圧力波を前記ガス発生材料本体の前記外面
    領域に対して移動するよう導く、 ことを特徴とする前記装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記第2の圧力波は、前記第1の圧力波よりも力強く、
    該第2の圧力波は前記ガス発生材料本体を分裂させるこ
    とにより該ガス破壊材料本体の全表面領域を増大させ
    る、 ことを特徴とする前記装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、 前記ガス発生材料本体は、ガス発生材料の複数の個別エ
    レメントを具備し、該ガス発生材料の各エレメントが前
    記ガス発生材料本体の前記外面領域部分を形成してお
    り、前記点火手段は、前記第1段階で作動したときに前
    記各ガス発生材料のエレメントを同時に点火し、前記第
    2段階で作動したときに前記各ガス発生材料のエレメン
    トを同時に点火する、 ことを特徴とする前記装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の装置において、 前記ガス発生材料本体の前記外面領域は、前記点火手段
    をぐるりと回って円周状に延びる筒状表面領域を具備す
    る、 ことを特徴とする前記装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置において、 前記点火手段は、第1の作動信号に応答して前記第1段
    階で作動可能とされており、前記点火手段は、前記第1
    の作動信号とは異なる第2の作動信号に応答して前記第
    2段階で作動可能とされている、 ことを特徴とする前記装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の装置において、 車両乗員が車両内の所定位置にいるときに所定量の車両
    減速発生時に前記第2の作動信号を発生する検知手段を
    さらに具備しており、該検知手段は、車両乗員が所定位
    置にいないときは所定量の車両減速発生時に前記第1の
    作動信号を発生する、 ことを特徴とする前記装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の装置において、 車両減速の第1の量に応答して前記第1の作動信号を発
    生する検知手段をさらに具備しており、該検知手段は、
    前記車両減速の第1の量よりも大きな車両減速の第2の
    量に応答して前記第2の作動信号を発生する、 ことを特徴とする前記装置。
  9. 【請求項9】 可膨張車両搭乗者拘束具の膨張装置であ
    って、 可膨張車両搭乗者拘束具を膨張させるガスを発生するガ
    ス発生手段であって、点火されて前記ガスを含む燃焼生
    成物を発生する点火可能なガス発生材料本体を含み、該
    ガス発生材料本体が第1の外面を有する前記ガス発生手
    段と、 前記ガス発生材料本体を点火する点火手段であって、第
    1段階点火手段と第2段階点火手段とを含む前記点火手
    段とを具備しており、 前記点火手段は、前記第1段階で作動したときに第1段
    階燃焼生成物を発生し、該第1段階燃焼生成物は前記ガ
    ス発生材料本体の前記第1の外面領域に対して移動する
    第1の圧力波を含んでおり、該第1段階燃焼生成物は前
    記ガス発生材料本体を前記第1の外面領域にて点火する
    熱をさらに含んでおり、 前記点火手段は、前記第2段階点火手段が前記第1段階
    点火手段と同時に作動したときに第2段階燃焼生成物を
    生成し、該第2段階燃焼生成物は前記ガス発生材料本体
    の前記第1の外面領域に対して移動する第2の圧力波を
    含んでおり、前記第2の圧力波は、前記第1圧力波より
    も力強くかつ前記第1の外面領域に加え前記ガス発生材
    料本体に第2の外面領域を形成し、前記第2段階燃焼生
    成物は前記ガス発生材料本体を前記第1及び第2外面領
    域において点火する熱をさらに含んでいる、 ことを特徴とする前記装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の装置において、 前記ガス発生材料本体は、複数のガス発生材料の個別エ
    レメントで、ガス発生材料の各エレメントが前記ガス発
    生材料本体の前記第1の外面領域を形成する前記個別エ
    レメントを具備しており、前記点火手段は、前記第1段
    階点火手段が作動したときに前記ガス発生材料の前記各
    エレメントを同時に点火し、前記点火手段は、前記第2
    段階点火手段が前記第1段階点火手段と同時に作動した
    ときに前記ガス発生材料の前記各エレメントを同時を点
    火する、 ことを特徴とする前記装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の装置において、 前記点火手段は、点火可能な出力起爆素子材料を含む部
    分が備わったハウジングを含んでおり、前記ガス発生材
    料本体の前記第1の外面領域は、前記ハウジングの前記
    部分をぐるりと回って円周状に延びる前記本体の筒状表
    面領域を具備する、 ことを特徴とする前記装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の装置において、 前記ガス発生材料本体の筒状表面領域は、軸を有してお
    り、前記ハウジング内の点火可能な出力起爆素子材料
    は、第1の出力起爆素子と第2の出力起爆素子とを含ん
    でおり、該第1及び第2の出力起爆素子は、順次点火さ
    れて前記第2の燃焼生成物を生成し、前記第1及び第2
    の出力起爆素子は、前記軸に対して相互に重なり合う位
    置で前記ハウジング内に支持されている、 ことを特徴とする前記装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の装置において、 前記第1段階点火手段は、前記第1の作動信号に応答し
    て作動可能であり、前記第2段階点火手段は、前記第1
    の作動信号とは異なる第2の作動信号に応答して前記第
    1段階点火手段と同時に作動可能である、 ことを特徴とする前記装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の装置において、 車両乗員が車両内の所定位置にいるときは所定量の車両
    減速発生時に前記第2の作動信号を発生する検知手段を
    さらに具備しており、該検知手段は、車両乗員が前記所
    定位置にいないときは所定量の車両減速発生時に前記第
    1の作動信号を発生する、 ことを特徴とする前記装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の装置において、 車両減速の第1の量に応答して前記第1の作動信号を発
    生する検知手段をさらに具備しており、該検知手段は、
    前記車両減速の第1の量よりも大きな車両減速の第2の
    量に応答して前記第2の作動信号を発生する、 ことを特徴とする前記装置。
JP6010593A 1993-02-01 1994-02-01 可膨張車両乗員拘束具の膨張装置 Expired - Lifetime JP2661867B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/012,054 US5346254A (en) 1993-02-01 1993-02-01 Inflator assembly
US012054 1993-02-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06239193A true JPH06239193A (ja) 1994-08-30
JP2661867B2 JP2661867B2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=21753154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6010593A Expired - Lifetime JP2661867B2 (ja) 1993-02-01 1994-02-01 可膨張車両乗員拘束具の膨張装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5346254A (ja)
EP (1) EP0609981B1 (ja)
JP (1) JP2661867B2 (ja)
KR (1) KR0168471B1 (ja)
DE (1) DE69411204T2 (ja)

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5368329A (en) * 1993-03-03 1994-11-29 Morton International, Inc. Dual stage inflator
US5483896A (en) * 1994-07-12 1996-01-16 Morton International, Inc. Pyrotechnic inflator for an air bag
US5542150A (en) * 1994-08-30 1996-08-06 Tu; A-Shih Simple push button type link control structure
US5468017A (en) * 1994-10-17 1995-11-21 Trw Inc. Auto ignition package for an air bag inflator
FR2730965B1 (fr) * 1995-02-23 1997-04-04 Livbag Snc Generateur pyrotechnique de gaz pour coussin gonflable d'un vehicule automobile
US5489349A (en) * 1995-04-06 1996-02-06 Trw Inc. Grains of gas generating material and process for forming the grains
US5585597A (en) * 1995-05-15 1996-12-17 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Air bag inflator
US5759219A (en) * 1995-09-22 1998-06-02 Morton International, Inc. Unitary drop-in airbag filters
US5625164A (en) * 1995-09-22 1997-04-29 Trw Inc. Air bag inflator
FR2740545B1 (fr) * 1995-10-30 1997-12-05 Livbag Snc Generateur pyrotechnique de gaz,a debit variable,pour coussins de protection
US5613706A (en) * 1995-12-13 1997-03-25 Morton International, Inc. Self-contained inflator pyrotechnic initiator
US5746793A (en) * 1996-01-16 1998-05-05 Morton International, Inc. Reinforced ceramic air bag filters
KR100319077B1 (ko) * 1996-11-14 2002-01-04 니뽄 가야쿠 가부시키가이샤 에어백용 가스발생기
US6126197A (en) * 1997-04-24 2000-10-03 Talley Defense Systems, Inc. Lightweight discoidal filterless air bag inflator
US6474684B1 (en) 1997-04-24 2002-11-05 Talley Defense Systems, Inc. Dual stage inflator
FR2763548B1 (fr) * 1997-05-23 1999-06-18 Livbag Snc Generateur pyrotechnique de gaz adaptatif a chambres tubulaires pour coussin de protection
US6070531A (en) 1997-07-22 2000-06-06 Autoliv Asp, Inc. Application specific integrated circuit package and initiator employing same
JPH1159315A (ja) * 1997-08-12 1999-03-02 Daicel Chem Ind Ltd エアバッグ用ガス発生器のクッション部材
DE19740531A1 (de) * 1997-09-15 1999-03-18 Trw Airbag Sys Gmbh Pyrotechnischer Gasgenerator
US6189924B1 (en) 1997-11-21 2001-02-20 Autoliv Asp, Inc. Plural stage inflator
JP3875382B2 (ja) * 1997-12-05 2007-01-31 本田技研工業株式会社 エアバッグ装置におけるエアバッグ展開方法
US6032979C1 (en) * 1998-02-18 2001-10-16 Autoliv Asp Inc Adaptive output inflator
JP2000016226A (ja) * 1998-06-26 2000-01-18 Daicel Chem Ind Ltd エアバッグ用ガス発生器及びエアバッグ装置
DE19843214A1 (de) * 1998-09-15 2000-03-23 Petri Ag Airbagmodul mit mehrstufigem Gasgenerator
EP1029748B1 (en) 1998-09-28 2004-03-31 Daicel Chemical Industries, Ltd. Air bag gas generator and air bag apparatus
US6412815B1 (en) 1998-09-28 2002-07-02 Daicel Chemical Industries, Ltd. Gas generator for air bag and air bag device
JP3220443B2 (ja) 1998-11-30 2001-10-22 ダイセル化学工業株式会社 エアバッグ用ガス発生器及びエアバッグ装置
DE60017498T2 (de) 1999-02-16 2005-06-30 Daicel Chemical Industries, Ltd., Sakai Filter für einen mehrstufigen Gasgenerator für einen Airbag und Airbagvorrichtung
US6139055A (en) * 1999-05-10 2000-10-31 Autoliv Asp, Inc. Adaptive heated stage inflator
US6149193A (en) * 1999-08-06 2000-11-21 Breed Automotive Technology, Inc. Variable output inflator
US6199906B1 (en) * 1999-08-12 2001-03-13 Breed Automotive Technology, Inc. Dual stage pyrotechnic inflator
US7188567B1 (en) 1999-11-12 2007-03-13 Zodiac Automotive Us Inc. Gas generation system
US6189927B1 (en) 1999-12-16 2001-02-20 Autoliv Asp, Inc. Adaptive output inflator
US6607214B2 (en) 2001-08-17 2003-08-19 Autoliv Asp, Inc. Gas generation via indirect ignition
US6860511B2 (en) * 2002-03-26 2005-03-01 Automotive Systems Laboratory, Inc. Multiple chamber dual stage inflator
US7162958B2 (en) * 2002-05-17 2007-01-16 Zodiac Automotive Us Inc. Distributed charge inflator system
US7137341B2 (en) * 2002-05-17 2006-11-21 Zodiac Automotive Us Inc. Distributed charge inflator system
US7204512B2 (en) * 2004-01-28 2007-04-17 Automotive Systems Laboratory, Inc. Multi-stage inflator with sympathetic ignition enhancement device
US7275760B2 (en) * 2004-07-23 2007-10-02 Automotive Systems Laboratory, Inc. Multi-chamber gas generating system
DE102007031900B4 (de) 2007-07-09 2017-03-09 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Mehrstufiger Gasgenerator für ein Airbag-Modul mit einem Luftsack und Verfahren zum Befüllen des Luftsackes
DE102007031899A1 (de) 2007-07-09 2009-01-15 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Mehrstufiger Gasgenerator für ein Airbag-Modul mit einem Luftsack und Verfahren zum Befüllen des Luftsackes
DE102007031913A1 (de) 2007-07-09 2009-01-15 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Airbag-Modul mit einem Luftsack und Verfahren zum Befüllen des Luftsackes
BRPI0919506B1 (pt) * 2008-09-30 2023-01-17 Trw Airbag Systems Gmbh Inflador para dispositivo de proteção de veículo
JP5956308B2 (ja) * 2012-11-02 2016-07-27 株式会社ダイセル 人員拘束装置用のガス発生器
JP6749788B2 (ja) * 2016-05-18 2020-09-02 株式会社ダイセル ガス発生器
US11560113B2 (en) * 2021-01-06 2023-01-24 ZF Passive Safety Systems US Inc. Airbag module with airbag retainer filter layer

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4968430A (ja) * 1972-09-05 1974-07-03
JPS4968432A (ja) * 1972-09-05 1974-07-03
JPS52129127A (en) * 1976-04-22 1977-10-29 Nippon Soken Inc Gas bag operation device
JPH02147357U (ja) * 1989-05-18 1990-12-14
JPH04293643A (ja) * 1990-12-18 1992-10-19 Trw Inc インフレータ組立方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3972545A (en) * 1975-03-10 1976-08-03 Thiokol Corporation Multi-level cool gas generator
US4902036A (en) * 1988-01-19 1990-02-20 Talley Automotive Products, Inc. Deflector ring for use with inflators with passive restraint devices
EP0357225B1 (en) * 1988-07-29 1993-12-15 Mazda Motor Corporation Air bag system for automobile
US5071160A (en) * 1989-10-02 1991-12-10 Automotive Systems Laboratory, Inc. Passenger out-of-position sensor
DE4006741C1 (en) * 1990-03-03 1991-08-22 Bayern-Chemie Gesellschaft Fuer Flugchemische Antriebe Mbh, 8261 Aschau, De Gas generator to inflate protective bag - includes moulded propellant body in ring-shaped combustion chamber, that extends through central tube
JPH0450549U (ja) * 1990-09-05 1992-04-28
US5100174A (en) * 1990-12-18 1992-03-31 Trw, Inc. Auto ignition package for an air bag inflator
US5232243A (en) * 1991-04-09 1993-08-03 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Occupant sensing apparatus
US5221109A (en) * 1992-07-23 1993-06-22 Morton International, Inc. Airbag inflator having vents to terminate inflation

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4968430A (ja) * 1972-09-05 1974-07-03
JPS4968432A (ja) * 1972-09-05 1974-07-03
JPS52129127A (en) * 1976-04-22 1977-10-29 Nippon Soken Inc Gas bag operation device
JPH02147357U (ja) * 1989-05-18 1990-12-14
JPH04293643A (ja) * 1990-12-18 1992-10-19 Trw Inc インフレータ組立方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69411204T2 (de) 1999-03-25
KR0168471B1 (ko) 1999-02-01
DE69411204D1 (de) 1998-07-30
EP0609981B1 (en) 1998-06-24
JP2661867B2 (ja) 1997-10-08
EP0609981A2 (en) 1994-08-10
US5346254A (en) 1994-09-13
EP0609981A3 (en) 1995-09-13
KR940019530A (ko) 1994-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2661867B2 (ja) 可膨張車両乗員拘束具の膨張装置
KR100589993B1 (ko) 팽창기
US6886856B2 (en) Dual stage inflator
US6543805B2 (en) Dual stage air bag inflator
JP3830897B2 (ja) 2チャンバー式インフレータ
EP1658204B1 (en) Pyrotechnique side impact inflator
US6485051B1 (en) Gas generator
EP0359408B1 (en) Filter assembly for non-welded inflator device
JP2665470B2 (ja) 膨張可能な乗車人拘束具を膨張させるための装置
JP2732560B2 (ja) 乗物搭乗者用拘束具の膨張装置
US6364353B2 (en) Dual stage air bag inflator
US5624133A (en) Prefilter for gas generating air bag inflator
US6701849B2 (en) Dual stage air bag inflator with secondary propellant cap
US20060267322A1 (en) Apparatus for inflating an inflatable vehicle occupant restraint
KR100190892B1 (ko) 측면충격 에어백 팽창장치
US7178831B2 (en) Gas generator
US6012737A (en) Vehicle occupant protection apparatus
JP2003112597A (ja) インフレータ
US5570904A (en) Air bag inflator with movable container
JP2004520997A6 (ja) 2チャンバー式インフレータ
WO2000046078A1 (fr) Generateur de gaz
JPH01289736A (ja) 自動車乗客用無抵抗拘束システムの展開のための膨張装置
JPH11217055A (ja) ガス発生器
EP1369316B1 (en) Gas generator for air bag and air bag device
US5951042A (en) Vehicle occupant protection apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees