JPH06238683A - 表面に微細な凹凸を有する指サック等の製造方法 - Google Patents
表面に微細な凹凸を有する指サック等の製造方法Info
- Publication number
- JPH06238683A JPH06238683A JP2768193A JP2768193A JPH06238683A JP H06238683 A JPH06238683 A JP H06238683A JP 2768193 A JP2768193 A JP 2768193A JP 2768193 A JP2768193 A JP 2768193A JP H06238683 A JPH06238683 A JP H06238683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber latex
- finger
- water
- natural rubber
- dried
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】天然ゴムラテックス配合液を成形型の外面に付
着させて成形する指サック等の天然ゴムラテックス成形
品において、成形型に付着した状態において表面に微細
な凹凸を形成する。 【構成】成形型の表面に付着させて乾燥した天然ゴムラ
テックス配合液の表面の少なくとも一部に、水溶性物質
を多量に含む天然ゴムラテックス配合液を付着させて乾
燥し、ついで、その水溶性物質を浸出させて表面を多孔
質にする。
着させて成形する指サック等の天然ゴムラテックス成形
品において、成形型に付着した状態において表面に微細
な凹凸を形成する。 【構成】成形型の表面に付着させて乾燥した天然ゴムラ
テックス配合液の表面の少なくとも一部に、水溶性物質
を多量に含む天然ゴムラテックス配合液を付着させて乾
燥し、ついで、その水溶性物質を浸出させて表面を多孔
質にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は指サック等の天然ゴムラ
テックス製品の表面に微細な凹凸を形成する方法に関す
るものである。
テックス製品の表面に微細な凹凸を形成する方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】天然ゴムラテックス製品の指サックは電
気、電子部品、精密機械部品の組立時に作業者が指先に
かぶせて使用する。この指サックは把持した物の滑りを
防止するため、先端に凹凸模様を付設する。この模様付
設は指型の表面に刻設した凹凸模様による。指型を天然
ゴムラテックス液に浸漬し、引き上げて乾燥し成形する
と、指型に外嵌した状態で指サックが得られる。この指
サックを指型から外して裏返し凹凸模様のついた面を外
側にする。ついで、指サックは装着しやすいように、開
口側周縁を巻き上げる。この従来の指サックの表面を走
査型電子顕微鏡で２０００倍に拡大した写真を見ると、
凹凸模様を付した部分は大きな凹凸のある表面に多数の
大小の孔があいているが、凹凸模様を付していない部分
は平滑な表面に多数の小孔があいていることがわかる。
気、電子部品、精密機械部品の組立時に作業者が指先に
かぶせて使用する。この指サックは把持した物の滑りを
防止するため、先端に凹凸模様を付設する。この模様付
設は指型の表面に刻設した凹凸模様による。指型を天然
ゴムラテックス液に浸漬し、引き上げて乾燥し成形する
と、指型に外嵌した状態で指サックが得られる。この指
サックを指型から外して裏返し凹凸模様のついた面を外
側にする。ついで、指サックは装着しやすいように、開
口側周縁を巻き上げる。この従来の指サックの表面を走
査型電子顕微鏡で２０００倍に拡大した写真を見ると、
凹凸模様を付した部分は大きな凹凸のある表面に多数の
大小の孔があいているが、凹凸模様を付していない部分
は平滑な表面に多数の小孔があいていることがわかる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の製造方法による
と、凹凸模様は指型に外嵌した指サックの内面に形成さ
れるため、指サックを指型から外して裏返し、ついで周
縁を巻き上げなければならない。この作業は人手による
が、人手によると、指サックに髪の毛、ごみ、脂肪等の
付着を防止することができないため、これらの作業を完
全に機械化することが要望されている。指型上において
指サックの周縁を機械的に巻き上げることは容易である
が、指型から外した指サックの周縁を機械的に巻き上げ
ることは至難である。指型に外嵌した状態の指サックの
表面に凹凸模様を形成することが可能であれば、指サッ
クを裏返す必要はなくなり、指型上で周縁を機械的に巻
き上げ、人手による作業を省略することができる。
と、凹凸模様は指型に外嵌した指サックの内面に形成さ
れるため、指サックを指型から外して裏返し、ついで周
縁を巻き上げなければならない。この作業は人手による
が、人手によると、指サックに髪の毛、ごみ、脂肪等の
付着を防止することができないため、これらの作業を完
全に機械化することが要望されている。指型上において
指サックの周縁を機械的に巻き上げることは容易である
が、指型から外した指サックの周縁を機械的に巻き上げ
ることは至難である。指型に外嵌した状態の指サックの
表面に凹凸模様を形成することが可能であれば、指サッ
クを裏返す必要はなくなり、指型上で周縁を機械的に巻
き上げ、人手による作業を省略することができる。
【０００４】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、指型上に指サックを成形
する工程において、指型に外嵌した状態の指サックの表
面に微な凹凸模様を施す方法を提供することにある。
り、その目的とするところは、指型上に指サックを成形
する工程において、指型に外嵌した状態の指サックの表
面に微な凹凸模様を施す方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、指型に天然ゴムラテック
ス配合液を付着させて乾燥した後に、その付着乾燥した
天然ゴムラテックス配合液の少なくとも一部にさらに水
溶性物質を多量に含む天然ゴムラテックス配合液を付着
させて乾燥し、ついで、付着乾燥した天然ゴムラテック
ス配合液から水溶性物質を浸出させる処理を施すことに
ある。
め、本発明が採用する手段は、指型に天然ゴムラテック
ス配合液を付着させて乾燥した後に、その付着乾燥した
天然ゴムラテックス配合液の少なくとも一部にさらに水
溶性物質を多量に含む天然ゴムラテックス配合液を付着
させて乾燥し、ついで、付着乾燥した天然ゴムラテック
ス配合液から水溶性物質を浸出させる処理を施すことに
ある。
【０００６】指型への天然ゴムラテックス配合液の付着
及び、付着乾燥した天然ゴムラテックス配合液上への水
溶性物質を含む天然ゴムラテックスの付着は浸漬法によ
ることが可能であり、付着乾燥した水溶性物質を含む天
然ゴムラテックス配合液からの水溶性物質の浸出は水、
又は温水、もしくは熱水に浸漬することにより行うこと
ができる。水溶性物質としては砂糖を使用することが望
ましい。
及び、付着乾燥した天然ゴムラテックス配合液上への水
溶性物質を含む天然ゴムラテックスの付着は浸漬法によ
ることが可能であり、付着乾燥した水溶性物質を含む天
然ゴムラテックス配合液からの水溶性物質の浸出は水、
又は温水、もしくは熱水に浸漬することにより行うこと
ができる。水溶性物質としては砂糖を使用することが望
ましい。
【０００７】
【作用】本願の発明者は指型に水溶性物質を含む天然ゴ
ムラテックス配合液を塗布乾燥後、これを水中に浸漬す
ると、水溶性物質が浸出して表面が多孔質となり、従来
の指型表面の凹凸模様と同じ効果が得られることを発見
した。水溶性物質としては、食塩等の金属塩、澱粉、砂
糖等があるが、指サックの作業性、触れた物の汚染等を
考慮すると、砂糖が好ましいといえる。水溶性物質の天
然ゴムラテックス配合液に含まれる固形分１００重量部
に対して３０〜７０重量部が適当である。
ムラテックス配合液を塗布乾燥後、これを水中に浸漬す
ると、水溶性物質が浸出して表面が多孔質となり、従来
の指型表面の凹凸模様と同じ効果が得られることを発見
した。水溶性物質としては、食塩等の金属塩、澱粉、砂
糖等があるが、指サックの作業性、触れた物の汚染等を
考慮すると、砂糖が好ましいといえる。水溶性物質の天
然ゴムラテックス配合液に含まれる固形分１００重量部
に対して３０〜７０重量部が適当である。
【０００８】
【実施例】本発明方法を実施例に基づいて説明する。 実施例１、硫黄、亜鉛華、加硫促進剤、老化防止剤を含
む天然ゴムラテックス配合液を作り、この中に指型を浸
漬し、引き上げ後８０〜１００℃で２分間乾燥する。そ
の後、前記ラテックス配合液１００重量部に対し、６０
％の砂糖水溶液７０重量部を加え、良く攪拌したものの
中に先端部を浸漬した後、引き上げて８０〜１００℃で
１分間乾燥し、次いで８０℃の熱水中に３０秒間浸漬す
る。その後必要ならば、温水で洗浄し、その後８０〜１
００℃で２分間乾燥し、加硫工程を経て製品とする。こ
の砂糖水処理をした指サック先端部の表面を走査型電子
顕微鏡で２０００倍に拡大した写真を見ると、従来のも
のよりは凹凸の少ない表面に多数の大小の孔があいてい
ることが確かめられた。この指サック先端部の外観は従
来のものと同一の粗面状であった。又、この指サックで
電子部品の組立を実施したところ、作業性及び使用感は
従来のものと全く変わらなかった。
む天然ゴムラテックス配合液を作り、この中に指型を浸
漬し、引き上げ後８０〜１００℃で２分間乾燥する。そ
の後、前記ラテックス配合液１００重量部に対し、６０
％の砂糖水溶液７０重量部を加え、良く攪拌したものの
中に先端部を浸漬した後、引き上げて８０〜１００℃で
１分間乾燥し、次いで８０℃の熱水中に３０秒間浸漬す
る。その後必要ならば、温水で洗浄し、その後８０〜１
００℃で２分間乾燥し、加硫工程を経て製品とする。こ
の砂糖水処理をした指サック先端部の表面を走査型電子
顕微鏡で２０００倍に拡大した写真を見ると、従来のも
のよりは凹凸の少ない表面に多数の大小の孔があいてい
ることが確かめられた。この指サック先端部の外観は従
来のものと同一の粗面状であった。又、この指サックで
電子部品の組立を実施したところ、作業性及び使用感は
従来のものと全く変わらなかった。
【０００９】実施例２、実施例１と同様に指サックを作
り、次いでラテックス配合液１００重量部に対し、６０
％砂糖水５０重量部を加え、良く攪拌したものの中に浸
漬し、実施例１と同様の操作を繰り返した。得られた指
サック先端部の電子顕微鏡写真は実施例１と同様であっ
た。又、指サックの外観、作業性、使用感も実施例１の
ものと同じであった。
り、次いでラテックス配合液１００重量部に対し、６０
％砂糖水５０重量部を加え、良く攪拌したものの中に浸
漬し、実施例１と同様の操作を繰り返した。得られた指
サック先端部の電子顕微鏡写真は実施例１と同様であっ
た。又、指サックの外観、作業性、使用感も実施例１の
ものと同じであった。
【００１０】実施例３、実施例１と同様に指サックを作
り、次いでラテックス配合液１００重量部に対し、６０
％砂糖水３０重量部を加え、良く攪拌したものの中に浸
漬し、実施例１と同様の操作を繰り返した。この指サッ
ク先端を実施例１、２と同様に電子顕微鏡写真で見たと
ころ、大孔の数は実施例１、２に比べると減少している
ことがわかった。しかし、指サックの外観、作業性、使
用感は実施例１のものと同じであった。
り、次いでラテックス配合液１００重量部に対し、６０
％砂糖水３０重量部を加え、良く攪拌したものの中に浸
漬し、実施例１と同様の操作を繰り返した。この指サッ
ク先端を実施例１、２と同様に電子顕微鏡写真で見たと
ころ、大孔の数は実施例１、２に比べると減少している
ことがわかった。しかし、指サックの外観、作業性、使
用感は実施例１のものと同じであった。
【００１１】
【発明の効果】上記のとおり、本発明方法は成形型に天
然ゴムラテックス配合液を付着して乾燥し、その上に砂
糖等の水溶性物質を含む天然ゴムラテックス配合液を付
着して乾燥し、ついでその水溶性物質を溶解して浸出さ
せる処理を施して成形品の表面に微細な凹凸模様を形成
するから、従来の成形型の表面の凹凸模様によって成形
品に凹凸模様を付していたために成形型から外した後に
人手によって周縁の巻き上げ加工をしなくてはならなか
ったものとは異なり、成形型から外さずに成形型上で機
械的に周縁の巻き上げ加工を実施することが可能であ
り、それによって成形品の人手作業による汚染を防止す
ることができるという優れた効果を奏する。
然ゴムラテックス配合液を付着して乾燥し、その上に砂
糖等の水溶性物質を含む天然ゴムラテックス配合液を付
着して乾燥し、ついでその水溶性物質を溶解して浸出さ
せる処理を施して成形品の表面に微細な凹凸模様を形成
するから、従来の成形型の表面の凹凸模様によって成形
品に凹凸模様を付していたために成形型から外した後に
人手によって周縁の巻き上げ加工をしなくてはならなか
ったものとは異なり、成形型から外さずに成形型上で機
械的に周縁の巻き上げ加工を実施することが可能であ
り、それによって成形品の人手作業による汚染を防止す
ることができるという優れた効果を奏する。
Claims (2)
- 【請求項１】成形型の外面に天然ゴムラテックス配合液
を付着させて成形する指サック等の製造方法において、
付着させて乾燥した前記天然ゴムラテックス配合液の表
面の少なくとも一部に水溶性物質を含む天然ゴムラテッ
クス配合液を付着させて乾燥し、ついで、付着させて乾
燥した前記天然ゴムラテックス配合液から水溶性物質を
浸出させることを特徴とする表面に微細な凹凸を有する
指サック等の製造方法。 - 【請求項２】水溶性物質は砂糖であることを特徴とする
請求項１記載の表面に微細な凹凸を有する指サック等の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2768193A JPH06238683A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 表面に微細な凹凸を有する指サック等の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2768193A JPH06238683A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 表面に微細な凹凸を有する指サック等の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06238683A true JPH06238683A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12227718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2768193A Pending JPH06238683A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 表面に微細な凹凸を有する指サック等の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06238683A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1638423A4 (en) * | 2003-07-02 | 2009-03-11 | Ansell Healthcare Prod Llc | RELIEF SURFACE COATING FOR GLOVES AND METHOD OF MANUFACTURING THE SAME |
| US7814570B2 (en) | 2005-01-12 | 2010-10-19 | Ansell Healthcare Products Llc | Latex gloves and articles with geometrically defined surface texture providing enhanced grip method for in-line processing thereof |
| US9695292B2 (en) | 2013-11-26 | 2017-07-04 | Ansell Limited | Effervescent texturing |
| US10292440B2 (en) | 2015-03-10 | 2019-05-21 | Ansell Limited | Supported glove having an abrasion resistant nitrile coating |
-
1993
- 1993-02-17 JP JP2768193A patent/JPH06238683A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1638423A4 (en) * | 2003-07-02 | 2009-03-11 | Ansell Healthcare Prod Llc | RELIEF SURFACE COATING FOR GLOVES AND METHOD OF MANUFACTURING THE SAME |
| US7771644B2 (en) | 2003-07-02 | 2010-08-10 | Ansell Healthcare Products Llc | Textured surface coating for gloves and method of making |
| EP2404730A3 (en) * | 2003-07-02 | 2012-02-22 | Ansell Healthcare Products Inc. | Glove having a textured surface |
| US7814570B2 (en) | 2005-01-12 | 2010-10-19 | Ansell Healthcare Products Llc | Latex gloves and articles with geometrically defined surface texture providing enhanced grip method for in-line processing thereof |
| US8522363B2 (en) | 2005-01-12 | 2013-09-03 | Ansell Healthcare Products Llc | Latex gloves and articles with geometrically defined surface texture providing enhanced grip and method for in-line processing thereof |
| US9695292B2 (en) | 2013-11-26 | 2017-07-04 | Ansell Limited | Effervescent texturing |
| US10292440B2 (en) | 2015-03-10 | 2019-05-21 | Ansell Limited | Supported glove having an abrasion resistant nitrile coating |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1638423B1 (en) | Method of making a textured surface coating for gloves | |
| DE2628059C2 (ja) | ||
| DE69830966T2 (de) | Herstellung von Gummiartikeln | |
| US3268647A (en) | Manufacture of rubber gloves | |
| JPH0617301A (ja) | 改良された滑らかな手袋およびその製造法 | |
| US1983963A (en) | Rubber product having roughened or crinkled surfaces and method for producing the same | |
| JPH06238683A (ja) | 表面に微細な凹凸を有する指サック等の製造方法 | |
| US2526431A (en) | Method of making rubber coated fabric articles | |
| JP3233293U (ja) | 環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置 | |
| US3689613A (en) | Glove making | |
| AT408513B (de) | Tauchartikel aus einem elastomer | |
| EP0527263A1 (en) | Method of manufacturing working glove | |
| US2178402A (en) | Method of providing an ornamental coating to a surface | |
| DE2018887A1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Straßenschuhen | |
| US2042104A (en) | Rubber coated cake of soap | |
| DE212017000115U1 (de) | Modifizierte Keramikform zur Herstellung eines Nitril-Butadien-Kautschuk-(NBR)-Artikels mit verbessertenGriffeigenschaften | |
| CN1287818A (zh) | 一种乳胶衬里手套及其制作方法 | |
| US2838791A (en) | Molds for forming plaques | |
| DE557878C (de) | Verfahren zum Schuetzen von Leder, Haeuten, Geweben u. dgl. waehrend ihrer Verarbeitung zu Verkaufsgegenstaenden unter Verwendung eines Schutzhaeutchens | |
| WO2020083009A1 (zh) | 一种激光雕刻多色加工工艺 | |
| DE1915589B2 (de) | Operationshandschuh und verfahren zu seiner herstellung | |
| US270538A (en) | Mortimer p | |
| KR20170119991A (ko) | 비투과성 항균 폴리우레탄 필름을 이용한 화장용 도포구 제조방법 | |
| GB1231683A (ja) | ||
| DE732257C (de) | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Guss- und Pressformen, insbesondere fuer die Kunstharzindustrie |