JP3233293U - 環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置 - Google Patents

環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】健康に懸念のある補助材料を添加する必要がなく、人体と環境に害を及ぼさない、環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置を提供する。【解決手段】環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置10は、手型洗浄装置W、浸漬装置、乾燥装置、水洗浄装置、第1冷却装置C1、第2冷却装置C2、リップカーリング装置400、離型装置700及びパッケージング装置800により手袋製造プロセスを行う。手型洗浄装置によって手型の洗浄を完成し、手型を環境保護プラスチック材料としてのPVCを有する環境保護ペースト材料に浸漬し、乾燥装置で凝固剤の浸漬及び乾燥作業を完成して手型の環境保護ペースト材料を手袋に形成後に第1冷却装置で冷却を行い、リップカーリング装置でリップカーリングを完成し、第2冷却装置で冷却を行った後に離型を行ってパッケージングを完成し、且つ二次材料に浸漬して浸漬手袋の製造プロセスを完成する。【選択図】図1

Description

本考案は、環境保護材料で製造できる環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置に関し、特に、再生ペースト材料浸漬ユニット及び二次材料浸漬ユニットを含む浸漬装置を備えた環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置に関する。
現在の市場では、ニトリルラテックスの加工分野と応用分野は、ゴム製品と非ゴム製品の2つのカテゴリに大別でき、変性カルボキシルニトリルラテックスは、主に浸漬手袋、紙加工、耐油性スポンジ等の項目に応用される。19世紀の終わりに、天然ゴムから手袋を作る技術が発展しており、手袋の需要の増加に伴い、現在、浸漬加工製品の割合において、浸漬手袋の占有率は60%を超えている。しかし、天然ゴムに含まれるタンパク質成分は、特殊な体質のユーザーが着用するとアレルギー反応を起こしやすいため、近年、カルボキシルニトリルラテックスが天然ラテックスに大きく取って代わり、浸漬手袋を作るための主流の原料になっており、カルボキシルニトリルラテックスは、良好な耐薬品性と引張強度を有するため、浸漬手袋のほとんどのメーカーは、材料の第1の選択肢としてカルボキシルニトリルラテックスを使用している。
浸漬手袋の種類は、電子グレード、医療グレード、食品グレード、工業グレードの4種に分けられ、必要な用途仕様に応じて製造工程が異なる。浸漬手袋へのカルボキシルニトリルニトリルラテックスの応用は、主に凝固浸漬法によって行われ、プロセスは、ラテックス調製、凝固剤接着、ラテックス接着、乾燥及び加硫、及び完成した手袋の後処理の5つの段階に大きく分けることができる。完成した手袋の応用物性を決定する主な要因は、ラテックス自体の性質に加え、もう1つは、ラテックスの準備段階で使用される補助材料である。
各メーカーが製造する手袋の種類と適用性が同じではないため、その開発及び使用されるラテックスの配合もやや異なるが、加えられる補助材料は、大差がない。表1に示すのは、一般的な浸漬手袋に必要な添加剤である。
表1は、浸漬ラテックスを調製するための主な添加剤である。
Figure 0003233293
表1から分かるように、添加された補助材料のうち、硫黄、酸化亜鉛、二酸化チタン、促進剤は何れも水溶性でなく、分散が困難な無機塩や金属塩であるため、メーカーから入手した水性分散液であっても、長期間置いた後、吸着や自己凝集が起こりやすく、従って、手袋メーカーが使用する場合、慎重に攪拌するか、更には研磨等の工程を経た後に使用する必要があり、この過程が不十分であると、再生後の補助材料を有効にラテックスに分散させることができず、手袋完成品の引張強度、ピンホール率、外観などの性質に大きな影響を与え、且つ、上記の補助材料に記載されている硫黄触媒の人体に対する影響の研究報告も絶えず報告されているため、市場の切迫した要求の下で、硫黄架橋系に取って代わることができる新しいタイプの架橋剤も開発、販売されている。この架橋剤は、外部の硫黄架橋剤を必要とせずに優れた皮膜形成引張強度を備え、成熟時間を待つことによる製造コストの無駄を削減するだけでなく、分散性の低い硫黄を加える必要もないため、複合後のエマルジョンは安定性が高く、長期保存が可能で、沈殿が生じにくい等の利点を有し、従って、人の健康に影響を与える硫黄促進剤を添加する必要もなく、これまで多くのメーカーが、一般的なカルボキシルニトリルラテックスに適用する無硫黄架橋剤を開発しており、その特殊金属錯体を含む水性分散液で作られた手袋製品の適用レベルは、従来のプロセスの硫黄含有手袋を超えており、無機成分及び金属成分の架橋補助材料がないため、適切な製造パラメータを追加できれば、複雑で環境に優しくないイン洗浄工程を必要とせずに、高い清浄度要件を備えた電子グレードの手袋を製造できる。
環境保護を意識する風潮が徐々に高まっている今、環境保護などのグリーン要素を手袋製品に更に加えることができれば、手袋メーカーやエンドユーザーの待望の夢や期待に応えるという以外に、外部から手袋メーカー及び製品に与えられた高汚染と低環境保護の固まった印象を除くことができる。
本考案は、環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置を提供し、それは、浸漬装置によって手型を環境保護ラテックス材料及び環境保護プラスチック材料を有する環境保護ペースト材料に浸漬し、乾燥装置によってペースト材料を乾燥させて手袋を形成し、リップカーリング装置によってリップカーリングを完成した後、続いて手袋を水洗浄、加硫、塩素洗浄または冷却などの処理プロセスを行った後、離型してパッケージングを完成し、環境保護手袋を迅速に生産する効果を達成することができ、且つ本考案は、品質及び効果に影響を与えない前提で再生補助材料及び二次材料の手袋製造プロセスを完成し、且つ健康に懸念のある従来の補助材料を添加する必要がなく、本考案によって製造される手袋を環境保護の課題に完全に一致させ、且つ人体と環境に害を及ぼすことがないようにする。
本考案は、浸漬装置、乾燥装置、リップカーリング装置、離型装置及びパッケージング装置を含む環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置である。浸漬装置は、手型を環境保護ペースト材料に浸漬させるものである。乾燥装置は、浸漬後の手型を乾燥させ、手袋を形成するものである。リップカーリング装置は、手型の手袋にリップカーリングを行わせるものである。離型装置は、手袋を手型から離型させるものである。パッケージング装置は、手袋をパッケージングするものである。
上記の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置は、手型洗浄装置をさらに含み、手型洗浄装置は、手型洗浄ユニット及び手型乾燥ユニットを含み、手型洗浄ユニットによって手型を洗浄するものであり、手型乾燥ユニットによって乾燥を行う。
上記の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置において、浸漬装置は、凝固剤浸漬ユニット及びラテックス浸漬ユニットをさらに含み、乾燥装置は、凝固剤乾燥ユニット及びラテックス乾燥ユニットを含み、環境保護ペースト材料は、環境保護プラスチック材料(NBR)を有し、凝固剤浸漬ユニットは、手型を凝固剤に浸漬させるものであり、凝固剤乾燥ユニットは、凝固剤の凝固及び乾燥を行い、次に、ラテックス浸漬ユニットは、手型を環境保護プラスチック材料を有する環境保護ペースト材料に浸漬させ、ラテックス乾燥ユニットによって環境保護プラスチック材料の乾燥を行う。
上記の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置は、水洗浄装置をさらに含み、前記水洗浄装置は、前記ラテックス乾燥ユニットが前記手型の前記環境保護プラスチック材料を乾燥した後、水洗浄を行わせるものである。
上記の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置は、加硫装置及び塩素洗浄装置をさらに含み、前記加硫装置は、前記リップカーリング装置が前記手袋の前記リップカーリングを行った後、前記手袋に加硫処理し、前記塩素洗浄装置によって加硫後の手袋に塩素洗浄を行うものである。
上記の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置において、浸漬装置は、再生ペースト材料浸漬ユニット及び二次材料浸漬ユニットを含み、乾燥装置は、第1乾燥ユニット及び第2乾燥ユニットを含み、環境保護ペースト材料は、環境保護プラスチック材料(PVC)を有し、再生ペースト材料浸漬ユニットは、手型を環境保護プラスチック材料を有する環境保護ペースト材料に浸漬させるものであり、第1乾燥ユニットによって環境保護プラスチック材料を乾燥させ、更に、二次材料浸漬ユニットによって手型を前記環境保護プラスチック材料を有する環境保護ペースト材料に浸漬させ、第2乾燥ユニットによって環境保護プラスチック材料の乾燥を行う。
上記の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置は、第1冷却装置及び第2冷却装置をさらに含み、前記第1冷却装置は、前記第2乾燥ユニットによって乾燥された前記環境保護プラスチック材料を冷却させるものであり、前記第2冷却装置は、前記リップカーリング装置が前記手袋のリップカーリングを行った後、前記手袋を冷却させるものである。
本考案の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置は、環境保護手袋を迅速に生産する効果を達成することができ、且つ品質及び効果に影響を与えない前提で再生補助材料及び二次材料の手袋製造プロセスを完成し、且つ健康に懸念のある従来の補助材料を添加する必要がなく、本考案によって製造される手袋を環境保護の課題に完全に一致させ、且つ人体と環境に害を及ぼすことがないようにすることができる。
本考案の環境保護抗菌手袋を製造するための手袋製造装置の実施形態を示す図である。 本考案の環境保護抗菌手袋を製造するための手袋製造装置の別の実施形態を示す図である。
本考案は、環境保護抗菌手袋を製造するための手袋製造装置に関し、浸漬装置によって手型を環境保護プラスチック材料に浸漬し、次に乾燥装置によって環境保護プラスチック材料の手型を乾燥して手袋を形成し、その後、リップカーリング装置によって手袋をリップカーリングし、離型装置によって手袋を手型から離型した後、最後にパッケージング装置によって手袋をパッケージングし、本考案の環境保護抗菌手袋を製造する製造装置によって環境保護ラテックス材料(NBR)及び環境保護プラスチック材料(PVC)を原料とした環境保護手袋を製造することができるが、人体の健康に影響を与える硫黄促進剤を加える必要がないだけでなく、成熟までの待ち時間を減少して生産コストを削減することもできる。
図1を参照し、図1は、環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置の実施形態を示している。実施形態の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置(PVC)10’は、手型洗浄装置W、浸漬装置100、乾燥装置200、第1冷却装置C1、リップローリング装置400、第2冷却装置C2、離型装置700及びパッケージング装置800を含む。手型洗浄装置Wは、手型1の洗浄及び乾燥を行う洗浄処理装置であり、手型洗浄装置W01及び手型乾燥装置W02を含み、先ず手型洗浄装置W01により手型1を洗浄した後、次に、手型乾燥ユニットW02によって手型1の乾燥を完成させる。浸漬装置100’は、再生ペースト材料浸漬ユニット111及び二次材料浸漬ユニット121を含み、乾燥装置200は、第1乾燥ユニット211及び第2乾燥ユニット221を含む。更に説明するために、洗浄処理の完成後の手型1は、先ず再生ペースト材料浸漬ユニット111によって洗浄後の手型1’を環境保護プラスチック材料(PVC)14を有する環境保護ペースト材料12に浸漬するものであり、第1乾燥ユニット211は、手型1の環境保護プラスチック材料14を乾燥させ、次に二次材料浸漬ユニット121によって手型1の環境保護プラスチック材料14を有する環境保護ペースト材料12に浸漬し、次に第2乾燥ユニット221によって環境保護プラスチック材料122の乾燥を行う。
第1冷却装置C1及び第2冷却装置C2のうち、第1冷却装置C1は、第2乾燥ユニット221が乾燥した環境保護プラスチック材料14を冷却させるものであり、第2冷却装置C2は、リップカーリング装置400が手袋11のリップカーリングを行った後、手袋11を冷却させるものである。簡単に言えば、第1冷却装置C1は、第2乾燥ユニット211によって乾燥された環境保護プラスチック材料14を冷却処理するものであり、手袋11がリップカーリングを完成した後、第2冷却装置C2によって手袋11の冷却処理を行う。第2冷却装置C2が冷却処理した手袋11は、続いて離型装置700によって離型し、最後に、パッケージング装置800’によって手袋11をパッケージングし、処理が完了した後、手袋11の洗浄、浸漬、乾燥、冷却、リップカーリング、離型及びパッケージングの完全な処理プロセスを完成していることを表す。
図2は、環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置の別の実施形態を示している。本考案の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置(PVC及びNBR)10は、手型洗浄装置W、浸漬装置100、乾燥装置200、水洗浄装置300、リップカーリング装置400、加硫装置500、塩素洗浄装置600、離型装置700、パッケージング装置800、第1冷却装置及び第2冷却装置を含む。手型洗浄装置Wは、手型洗浄ユニットW01及び手型乾燥ユニットW02を含み、手型洗浄ユニットW01によって手型1を洗浄し、次に手型乾燥ユニットW02によって乾燥する。簡単に言えば、手型洗浄装置Wは、手型1の洗浄及び乾燥を行う洗浄処理装置であり、手型洗浄装置W01及び手型乾燥装置W02を含み、手型洗浄装置W01によって手型1を洗浄後、手型乾燥ユニットW02によって手型1の乾燥を完成し、後続の手型1の浸漬作業を容易にし、手型1の浸漬前の清浄度を大幅に向上させることができるように確保することができる。
浸漬装置100は、手型1を環境保護ペースト材料12に浸漬させるものであり、乾燥装置200は、浸漬後の手型1を乾燥させて手袋11を形成するものである。本形態では、浸漬装置100は、凝固剤浸漬ユニット110及びラテックス浸漬ユニット120をさらに含み、乾燥装置は、凝固剤乾燥ユニット210及びラテックス乾燥ユニット220をさらに含み、環境保護ペースト材料12は、環境保護ラテックス材料13を有し、凝固剤浸漬ユニットは、手型1を凝固剤111に浸漬させるものであり、凝固剤乾燥ユニット110によって凝固剤111の凝固及び乾燥を行い、次いで、ラテックス浸漬ユニット120によって手型1を環境保護ラテックス材料(NBR)13を有する環境保護ペースト材料12に浸漬し、ラテックス乾燥ユニット220によって環境保護ラテックス材料13の乾燥を行う。具体的には、浸漬装置100は、手型1を環境保護ペースト材料12に浸漬できる処理装置であり、浸漬が完了した後、手型1を乾燥装置200によって乾燥させ、手型1の環境保護ペースト材料12を手袋11に形成する。手袋11の形成についてさらに説明すると、先ず浸漬装置100の凝固剤浸漬ユニット110によって手型1を凝固剤111に浸漬し、次に乾燥装置200の凝固剤乾燥ユニット210によって手型1上の凝固剤を乾燥させ、その後、浸漬装置100のラテックス浸漬ユニット120によって手型1を環境保護ラテックス材料13を有する環境保護ペースト材料12に浸漬し、ラテックス乾燥ユニット220によって手型1の環境保護ラテックス材料13を乾燥させ、手袋11を形成することができる。
水洗浄装置300は、ラテックス乾燥ユニット220が、手型1上の環境保護ラテックス材料13を乾燥後に水洗浄させるものである。簡単に言えば、水洗浄装置300は、乾燥装置200のラテックス乾燥ユニット220によって乾燥された手型1に対して水洗浄工程を実行し、これは、手型1上の手袋11を洗浄するのに適し、手袋の清潔度を向上させる。リップカーリング装置400は、手型1における手袋11にリップカーリングを行わせる。詳細には、リップローリングデバイス400は、手袋11の開口箇所の末端にリップカーリング作業を行うものであり、手袋11の開口箇所にやや突起した外輪をもたせる。
加硫装置500及び塩素洗浄装置600について、加硫装置500は、リップカーリング装置400が、手袋11のリップカーリング後に手袋11の加硫処理を実行し、次いで、塩素洗浄装置600が、加硫後の手袋11に対して塩素洗浄を行う。さらに説明すると、加硫装置500は、リップカーリングが完了した後、手袋11に対して乾燥及び加硫操作を実行し、加硫処理が完了した後、塩素洗浄装置600によって加硫後の手袋11に塩素洗浄処理を行い、手袋11が後続の離型及びパッケージング作業を行い易くする。離型装置700は、手袋11を手型1から離型させるものである。パッケージング装置800は、手袋11をパッケージングするものである。簡単に言えば、塩素洗浄処理を完成した後の手袋11は、離型装置700によって手型1から手袋11を離型した後、パッケージング装置800によって手袋11をパッケージングし、処理が完了した後、手袋11の洗浄、浸漬、乾燥、水洗浄、リップカーリング、加硫、塩素洗浄、離型及びパッケージングの全処理プロセスを完了したことを意味する。
従来の浸漬手袋に添加されていた補助材料は、水溶性ではなく、分散が困難な無機塩及び金属塩であり、水性分散液であっても、長期間置いた後、吸着や自己凝集が起こりやすく、メーカーが使用する場合に十分に慎重に行わなければ、再生後の補助材料がラテックスに有効に分散することができず、手袋完成品の引張強度、ピンホール率及び外観等の性質に大きな影響を与え、このほか、浸漬手袋の補助材料の人体に対する影響も依然として懸念及び相当な危害があるため、如何に危害を有さない手袋補助材料を用いて環境保護手袋を製造し、且つプロセスを短縮して品質を維持できるようにするかは、手袋メーカーが関心を有する課題の一つとなっている。
しかしながら、本考案の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置10は、手型洗浄装置W、浸漬装置100、乾燥装置200、水洗浄装置300、リップカーリング装置400、加硫装置500、塩素洗浄装置600、離型装置700及びパッケージング装置800を備えて手袋11の製造プロセスを実行するものであり、先ず手型洗浄装置Wの手型洗浄ユニットW01及び手型乾燥ユニットW02によって手型11に対して完全な洗浄及び乾燥作業を行い、それから、凝固剤浸漬ユニット110及び凝固剤乾燥ユニット210が凝固剤111の浸漬及び乾燥を完了した後、ラテックス浸漬ユニット120及びラテックス乾燥ユニット220によって環境保護ラテックス材料13の浸漬及び乾燥作業を行って手袋11を形成し、乾燥後の手袋11を水洗浄装置によって洗浄し、次にリップカーリング装置400によって手袋11をリップカーリングし、リップカーリング後の手袋11に続けて加硫及び塩素洗浄処理を完了した後、離型してパッケージングし、手袋の製造を完了することができ、このほか、別の実施形態の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置10’によって再生ペースト材料及び二次材料の浸漬手袋の製造を行うこともでき、先ず手型洗浄装置Wによって手型1の洗浄及び乾燥の浄化処理を行い、次いで、浸漬装置100によって洗浄された手型1を再生ペースト材料浸漬ユニット111を介して環境保護プラスチック材料14を有する環境保護ペースト材料12に浸漬し、第1乾燥ユニット211によって乾燥を完成し、その後、二次材料浸漬ユニット121によって手型1を、環境保護プラスチック材料122を有する環境保護ペースト材料12に再び浸漬し、第2乾燥ユニット221によって乾燥を行い、それから、第1冷却装置C1によって環境保護プラスチック材料14の冷却を完了し、次に手袋11のリップカーリング処理を行い、リップカーリングが完了した後、第2冷却ユニットC2によって手袋11の冷却処理を行い、離型、パッケージングして手袋11の製造プロセスを完了することができ、本考案は、環境保護ラテックス材料を用いて浸漬手袋を迅速に作成できるだけでなく、手袋の性能及び品質に影響を与えることなく再生ペースト材料及び二次補助材料によって浸漬手袋の製造を完成することもでき、従来技術と比較して、本考案の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置10は、従来技術のプロセスよりも高速であるだけでなく、環境保護の概念を支持し、浸漬手袋の品質に影響を及ぼすことがない。
1 手型
10 手袋製造装置
100 浸漬装置
10’ 手袋製造装置
11 手袋
110 凝固剤浸漬ユニット
111 再生ペースト材料浸漬ユニット
12 環境保護ペースト材料
120 ラテックス浸漬ユニット
121 二次材料浸漬ユニット
13 環境保護ラテックス材料
14 環境保護プラスチック材料
200 乾燥装置
210 凝固剤乾燥ユニット
211 第1乾燥ユニット
220 ラテックス乾燥ユニット
221 第2乾燥ユニット
300 水洗浄装置
400 リップカーリング装置
5 凝固剤
500 加硫装置
600 塩素洗浄装置
700 離型装置
800 パッケージング装置
C1 第1冷却装置
C2 第2冷却装置
W 手型洗浄装置
W01 手型洗浄ユニット
W02 手型乾燥ユニット

Claims (6)

  1. 手型を環境保護ペースト材料に浸漬させる浸漬装置と、
    浸漬後の前記手型を乾燥させ、手袋を形成させる乾燥装置と、
    前記手型上の前記手袋にリップカーリングを行わせるリップカーリング装置と、
    前記手袋を前記手型から離型させる離型装置と、
    前記手袋をパッケージングするパッケージング装置と、
    を備え、
    前記浸漬装置は、再生ペースト材料浸漬ユニット及び二次材料浸漬ユニットを含み、前記乾燥装置は、第1乾燥ユニット及び第2乾燥ユニットを含み、前記環境保護ペースト材料は、環境保護プラスチック材料(PVC)を有し、前記再生ペースト材料浸漬ユニットは、前記手型を前記環境保護プラスチック材料を有する前記環境保護ペースト材料に浸漬させるものであり、前記第1乾燥ユニットによって前記環境保護プラスチック材料を乾燥させ、更に、前記二次材料浸漬ユニットによって前記手型を前記環境保護プラスチック材料を有する環境保護ペースト材料に浸漬させ、前記第2乾燥ユニットによって前記環境保護プラスチック材料の乾燥を行う環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置。
  2. 第1冷却装置及び第2冷却装置をさらに含み、前記第1冷却装置は、前記第2乾燥ユニットによって乾燥された前記環境保護プラスチック材料を冷却させるものであり、前記第2冷却装置は、前記リップカーリング装置が前記手袋のリップカーリングを行った後、前記手袋を冷却させるものである請求項1に記載の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置。
  3. 手型洗浄装置をさらに含み、前記手型洗浄装置は、手型洗浄ユニット及び手型乾燥ユニットを含み、前記手型洗浄ユニットによって前記手型を洗浄するものであり、前記手型乾燥ユニットによって乾燥を行う請求項1に記載の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置。
  4. 前記浸漬装置は、凝固剤浸漬ユニット及びラテックス浸漬ユニットをさらに含み、前記乾燥装置は、凝固剤乾燥ユニット及びラテックス乾燥ユニットを含み、前記環境保護ペースト材料は、環境保護プラスチック材料(NBR)を有し、前記凝固剤浸漬ユニットは、前記手型を凝固剤に浸漬させるものであり、前記凝固剤乾燥ユニットは、前記凝固剤の凝固及び乾燥を行い、次に、前記ラテックス浸漬ユニットは、前記手型を前記環境保護プラスチック材料を有する環境保護ペースト材料に浸漬させ、前記ラテックス乾燥ユニットによって前記環境保護プラスチック材料の乾燥を行う請求項1に記載の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置。
  5. 水洗浄装置をさらに含み、前記水洗浄装置は、前記ラテックス乾燥ユニットが前記手型の前記環境保護プラスチック材料を乾燥した後、水洗浄を行わせるものである請求項4に記載の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置。
  6. 加硫装置及び塩素洗浄装置をさらに含み、前記加硫装置は、前記リップカーリング装置が前記手袋の前記リップカーリングを行った後、前記手袋に加硫処理し、前記塩素洗浄装置によって加硫後の手袋に塩素洗浄を行うものである請求項4に記載の環境保護抗菌手袋を製造する手袋製造装置。
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