JP3219872B2 - 粉末無使用医療用手袋 - Google Patents
粉末無使用医療用手袋Info
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/02—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C41/14—Dipping a core
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B42/00—Surgical gloves; Finger-stalls specially adapted for surgery; Devices for handling or treatment thereof
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、実質的に遊離した粉末
を有さないが装着が容易な医療用手袋を製作する方法に
関する。
を有さないが装着が容易な医療用手袋を製作する方法に
関する。
【０００２】医療用手袋は、一般的には着用者の手に密
着しなければならない。その必要条件のために、手袋の
内側表面（皮膚接触面）に潤滑剤を塗布しない限り、手
袋の装着は困難である。従来は、種々の形状の粉末が、
この潤滑機能のために使用されてきたが、医療用手袋上
の遊離した粉末および手術中に使用される他の器具が原
因で、癒着、腹膜炎および肉芽腫形成等の術後合併症が
発現した。
着しなければならない。その必要条件のために、手袋の
内側表面（皮膚接触面）に潤滑剤を塗布しない限り、手
袋の装着は困難である。従来は、種々の形状の粉末が、
この潤滑機能のために使用されてきたが、医療用手袋上
の遊離した粉末および手術中に使用される他の器具が原
因で、癒着、腹膜炎および肉芽腫形成等の術後合併症が
発現した。
【０００３】合併症の可能性を回避するために、医療用
手袋の装着を容易にする粉末の使用の必要性を減少ある
いは削除する努力が長期に渡り実施された。手袋のハロ
ゲン化、ゴムと樹脂ラテックスの混合、手袋の内側表面
への顆粒状材料の配設等、多数の方法が試みられてき
た。これらの試みおよびその欠点が、1979年３月６日出
願のストッカム（Stockum ）の米国特許第4,143,109 号
に要約されており、その特許の開示を、本明細書に参考
として記載した。ストッカム（Stockum ）の特許は、手
袋の装着を容易にするための打ち粉の使用の必要性を回
避する別の方法も開示している。ストッカム（Stockum
）の方法では、手袋に、外側の高弾性層に接着する内
層がある。その内層には全体に分布する粒子が埋め込ま
れており、それらの粒子寸法は内層の厚さより大きい。
したがって、粒子は内側表面より突出し、同時に表面に
固着して容易には剥離しない。この方法の問題点は、内
層に包含される粒子の数を注意深く調節しなければなら
ないことである。埋め込まれる粒子の数が少なすぎる場
合、装着が困難となる。使用される粒子数が多すぎる場
合、遊離した粒子が残り、医療上の所望しない結果を生
じさせる可能性がある。
手袋の装着を容易にする粉末の使用の必要性を減少ある
いは削除する努力が長期に渡り実施された。手袋のハロ
ゲン化、ゴムと樹脂ラテックスの混合、手袋の内側表面
への顆粒状材料の配設等、多数の方法が試みられてき
た。これらの試みおよびその欠点が、1979年３月６日出
願のストッカム（Stockum ）の米国特許第4,143,109 号
に要約されており、その特許の開示を、本明細書に参考
として記載した。ストッカム（Stockum ）の特許は、手
袋の装着を容易にするための打ち粉の使用の必要性を回
避する別の方法も開示している。ストッカム（Stockum
）の方法では、手袋に、外側の高弾性層に接着する内
層がある。その内層には全体に分布する粒子が埋め込ま
れており、それらの粒子寸法は内層の厚さより大きい。
したがって、粒子は内側表面より突出し、同時に表面に
固着して容易には剥離しない。この方法の問題点は、内
層に包含される粒子の数を注意深く調節しなければなら
ないことである。埋め込まれる粒子の数が少なすぎる場
合、装着が困難となる。使用される粒子数が多すぎる場
合、遊離した粒子が残り、医療上の所望しない結果を生
じさせる可能性がある。
【０００４】医療用手袋の装着を容易にする別の方法
が、1985年 2月12日出願のジェームス（James ）等の米
国特許第4,499,154 号に開示されている。その方法で
は、手袋の内側面に接着し、その潤滑性を改良するため
に界面活性剤で処理されている潤滑性ヒドロゲルの皮膚
接触被覆剤を使用している。しかし、それでは、粉末使
用手袋と同程度の容易さで装着できる手袋は提供できな
い。
が、1985年 2月12日出願のジェームス（James ）等の米
国特許第4,499,154 号に開示されている。その方法で
は、手袋の内側面に接着し、その潤滑性を改良するため
に界面活性剤で処理されている潤滑性ヒドロゲルの皮膚
接触被覆剤を使用している。しかし、それでは、粉末使
用手袋と同程度の容易さで装着できる手袋は提供できな
い。
【０００５】
本発明に従って粉末無使用医療用手袋を製作する方法
は、ａ）（ｉ）酸可溶性粉末が全体に分散している凝固
剤から成る第一の層を、手袋用型の上に浸漬被覆加工
し、（ｉｉ）エラストマの第二の層を、第一の層上に浸
漬被覆加工し、（ｉｉｉ）粒子が全体に分布しているブ
ロッキング防止組成から成り、その粒子の大部分の寸法
がブロッキング防止組成の厚さより大きい第三層を、前
記エラストマー層の上に浸漬被覆加工し、（ｉｖ）前記
層を加熱することによって、前記エラストマーを架橋
し、またエラストマー層をブロッキング防止層に接着
し、（ｖ）前記基礎層上にシリコーン乳濁液を浸漬被覆
加工することによって手袋を形成し、 （ｂ）手袋を型より除去し、第一の層が手袋の外側にく
るように裏返し、 （ｃ）手袋を酸処理することによって酸可溶性粉末を溶
解し、 （ｄ）手袋を第一の水性液ですすぎ、 （ｅ）手袋を漂白剤で処理することによってブロッキン
グ性を低下させ、 （ｆ） 手袋を第二の水性液ですすぎ、 （ｇ） 手袋をシリコーン乳濁液で処理し、 （ｈ）手袋を乾燥させる工程から成る。
は、ａ）（ｉ）酸可溶性粉末が全体に分散している凝固
剤から成る第一の層を、手袋用型の上に浸漬被覆加工
し、（ｉｉ）エラストマの第二の層を、第一の層上に浸
漬被覆加工し、（ｉｉｉ）粒子が全体に分布しているブ
ロッキング防止組成から成り、その粒子の大部分の寸法
がブロッキング防止組成の厚さより大きい第三層を、前
記エラストマー層の上に浸漬被覆加工し、（ｉｖ）前記
層を加熱することによって、前記エラストマーを架橋
し、またエラストマー層をブロッキング防止層に接着
し、（ｖ）前記基礎層上にシリコーン乳濁液を浸漬被覆
加工することによって手袋を形成し、 （ｂ）手袋を型より除去し、第一の層が手袋の外側にく
るように裏返し、 （ｃ）手袋を酸処理することによって酸可溶性粉末を溶
解し、 （ｄ）手袋を第一の水性液ですすぎ、 （ｅ）手袋を漂白剤で処理することによってブロッキン
グ性を低下させ、 （ｆ） 手袋を第二の水性液ですすぎ、 （ｇ） 手袋をシリコーン乳濁液で処理し、 （ｈ）手袋を乾燥させる工程から成る。
【０００６】本方法によって製作された粉末無使用医療
用手袋は、容易に装着可能であり、実質的に遊離した粉
末を有さない。
用手袋は、容易に装着可能であり、実質的に遊離した粉
末を有さない。
【０００７】本発明は、薄さ、柔軟性、強靱性等の医療
用手袋に必要な特性に加えて、粉末無使用であるにもか
かわらず、容易に装着可能である医療用手袋製作法を提
供する。本明細書および特許請求項に使用されている
「粉末無使用」という言葉は、手袋製作工程の完成時
に、手袋に実質的に遊離した粉末が含まれないことを意
味する。
用手袋に必要な特性に加えて、粉末無使用であるにもか
かわらず、容易に装着可能である医療用手袋製作法を提
供する。本明細書および特許請求項に使用されている
「粉末無使用」という言葉は、手袋製作工程の完成時
に、手袋に実質的に遊離した粉末が含まれないことを意
味する。
【０００８】図１は、本発明の方法を実施するための器
具の一部を図解している。これは、高弾性手袋製作のた
めに長い間使用されてきた種類のものであり、一般的に
は手の形状をした手袋用型１０と、その型を浸漬するタ
ンク１２とを包含する。完全な器具は、夫々がタンク１
２に類似しており、手袋用型を連続して浸漬する一連の
タンクを包含する。無論、タンクが異なれば、中の液体
も異なる。浸漬目的のために、手袋用型１０、タンク１
２あるいはそれら両者は可動性である。全浸漬工程完了
時には、完成した手袋を手袋用型より除去つまり「はぎ
取り」、第一の層が外側にくるように裏返す。手袋用型
１０は、一般的には艶出し加工あるいはビスク焼き磁
器、あるいはプラスチック製である。無論、型の寸法に
よって、手袋の寸法が決まる。
具の一部を図解している。これは、高弾性手袋製作のた
めに長い間使用されてきた種類のものであり、一般的に
は手の形状をした手袋用型１０と、その型を浸漬するタ
ンク１２とを包含する。完全な器具は、夫々がタンク１
２に類似しており、手袋用型を連続して浸漬する一連の
タンクを包含する。無論、タンクが異なれば、中の液体
も異なる。浸漬目的のために、手袋用型１０、タンク１
２あるいはそれら両者は可動性である。全浸漬工程完了
時には、完成した手袋を手袋用型より除去つまり「はぎ
取り」、第一の層が外側にくるように裏返す。手袋用型
１０は、一般的には艶出し加工あるいはビスク焼き磁
器、あるいはプラスチック製である。無論、型の寸法に
よって、手袋の寸法が決まる。
【０００９】天然ゴムラテックス、ニトリルゴムラテッ
クス、凝固可能なポリウレタン水和分散液等種々のエラ
ストマーが医療用手袋に使用されるが、その中でも天然
ゴムラテックスは優れた特性を有して廉価であるため、
好ましい。簡潔のため、また便宜上、本発明の方法を、
天然ゴムラテックスに関連して記載するが、他の一般的
材料で手袋を生産するために必要な変更は、当該技術に
熟練する者には明白であろう。ラテックスゴム手袋を製
作する従来の方法は、英国、ハーフォードの the Malay
sian Rubber Producers' Research Association （マレ
ーシアゴム生産業者研究協会）の1980年の提示書「天然
ゴムラテックスでの浸漬」に記載されており、その提示
書の開示を参考として本明細書に記載する。
クス、凝固可能なポリウレタン水和分散液等種々のエラ
ストマーが医療用手袋に使用されるが、その中でも天然
ゴムラテックスは優れた特性を有して廉価であるため、
好ましい。簡潔のため、また便宜上、本発明の方法を、
天然ゴムラテックスに関連して記載するが、他の一般的
材料で手袋を生産するために必要な変更は、当該技術に
熟練する者には明白であろう。ラテックスゴム手袋を製
作する従来の方法は、英国、ハーフォードの the Malay
sian Rubber Producers' Research Association （マレ
ーシアゴム生産業者研究協会）の1980年の提示書「天然
ゴムラテックスでの浸漬」に記載されており、その提示
書の開示を参考として本明細書に記載する。
【００１０】型の上に再生産可能なラテックス層を形成
するためには、最初に型を凝固剤層に浸漬する。凝固剤
は、カルシウム塩のアルコール溶液等、前述の提示書に
記載されており、当該技術で公知の組成であれば何れの
組成でもよい。その凝固剤は、炭酸カルシウム等、酸可
溶性粉末を含有しており、それが、型からの手袋の除去
を容易にし、その後、酸で溶解される。
するためには、最初に型を凝固剤層に浸漬する。凝固剤
は、カルシウム塩のアルコール溶液等、前述の提示書に
記載されており、当該技術で公知の組成であれば何れの
組成でもよい。その凝固剤は、炭酸カルシウム等、酸可
溶性粉末を含有しており、それが、型からの手袋の除去
を容易にし、その後、酸で溶解される。
【００１１】次に、凝固剤被覆手袋用型をラテックスに
浸漬し、その後、ラテックス層はゲル化する。好ましく
は、ゲル化層に水を通して、ラテックスおよび凝固剤中
の水溶性不純物の大部分を浸出する。
浸漬し、その後、ラテックス層はゲル化する。好ましく
は、ゲル化層に水を通して、ラテックスおよび凝固剤中
の水溶性不純物の大部分を浸出する。
【００１２】次に、粒子が全体に分布しているブロッキ
ング防止組成を、ラテックス層上に浸漬被覆する。「ブ
ロッキング」とは、手袋表面が粘着する傾向を意味す
る。手袋を型より除去後には手袋の内側表面にくるよう
になるブロッキング防止組成は、手袋の内側表面が相互
に粘着し、型から除去後の工程で、指に空気および液体
が侵入しにくく、あるいは侵入不可能になるのを防止す
る。またブロッキング防止組成は、粒子をゴムに接着さ
せるバインダーとしての役割も果たす。ブロッキング防
止組成は、天然ゴムに匹敵する引張強さ、伸び、裂断強
さおよびモジュラスを有するべきである。適切な組成と
しては、カルボキシル化スチレンブタジエン格子、カル
ボキシル化ブタジエンアクリロニトリル格子、アクリル
酸ビニル格子、ポリウレタン水和分散液等がある。ポリ
ウレタン水和分散液は、機械的パラメータの最高の組み
合わせを提供するため、好ましい。１００，０００以上
の分子量を有する陽イオンポリウレタンが特に好まし
い。陽イオン組成は、陰イオンあるいは非イオン組成に
比して、所望自在に柔軟な手袋を提供可能であることが
認められている。高分子量により、ブロッキング防止作
用が完全になる。適切なブロッキング防止組成として
は、マサチューセッツ州、ウィルミントン、ICI Resins
（ICI 樹脂）から入手可能なNeorez XR-9208（陽イオ
ン）、Neorez R-962およびR-967 （非イオン／陰イオ
ン）等のNeorezポリウレタン乳濁液がある。ブロッキン
グ防止組成中に分散している粒子は、ブロッキング防止
層の厚さより大きく、手袋の内側表面に突出部を形成す
る（型より除去して裏返して後）。その結果生じた凹凸
のある表面によって、ブロッキング防止効果が促進さ
れ、型から除去後の作業中に、手袋への液体流の出入り
を容易にする。粒子は、架橋コーンスターチ、ポリウレ
タン、ナイロンあるいはそれらの混合物等、種々の耐酸
性組成の何れでもよい。ポリエステル基剤ポリウレタン
粉末が好ましい。このような粉末は、オハイオ州、クリ
ーブランドのフェロー コーポレーション（Ferro Cor
p.）より入手可能なベドック ブイピー１８０（Vedoc
VP180）である。ペンシルヴェニア州、レディング、Mor
ton Chemical Div.（モートン化学薬品部門）より入手
可能なCorvelナイロン粉末およびニュージャージー州、
ブリッジウォーターのナショナル スターチ アンド
ケミカル コーポレーション（National Starch and Ch
emical Corp.）より入手可能なエピクロロヒドリン架橋
コーンスターチ（Vulca 90）も適切である。粒子寸法
は、約５〜５０μｍの範囲にするべきであり、約３０〜
４０μｍの平均粒子寸法が好ましい。本明細書および特
許請求項のための寸法表示は、粒子が球状である場合は
直径であり、粒子が球状でない場合は、同容量を有する
球の直径である。粒子に関する更に別の事実は、米国特
許第4,143,109 号に記載されており、その記載を本明細
書に参考として取り入れている。
ング防止組成を、ラテックス層上に浸漬被覆する。「ブ
ロッキング」とは、手袋表面が粘着する傾向を意味す
る。手袋を型より除去後には手袋の内側表面にくるよう
になるブロッキング防止組成は、手袋の内側表面が相互
に粘着し、型から除去後の工程で、指に空気および液体
が侵入しにくく、あるいは侵入不可能になるのを防止す
る。またブロッキング防止組成は、粒子をゴムに接着さ
せるバインダーとしての役割も果たす。ブロッキング防
止組成は、天然ゴムに匹敵する引張強さ、伸び、裂断強
さおよびモジュラスを有するべきである。適切な組成と
しては、カルボキシル化スチレンブタジエン格子、カル
ボキシル化ブタジエンアクリロニトリル格子、アクリル
酸ビニル格子、ポリウレタン水和分散液等がある。ポリ
ウレタン水和分散液は、機械的パラメータの最高の組み
合わせを提供するため、好ましい。１００，０００以上
の分子量を有する陽イオンポリウレタンが特に好まし
い。陽イオン組成は、陰イオンあるいは非イオン組成に
比して、所望自在に柔軟な手袋を提供可能であることが
認められている。高分子量により、ブロッキング防止作
用が完全になる。適切なブロッキング防止組成として
は、マサチューセッツ州、ウィルミントン、ICI Resins
（ICI 樹脂）から入手可能なNeorez XR-9208（陽イオ
ン）、Neorez R-962およびR-967 （非イオン／陰イオ
ン）等のNeorezポリウレタン乳濁液がある。ブロッキン
グ防止組成中に分散している粒子は、ブロッキング防止
層の厚さより大きく、手袋の内側表面に突出部を形成す
る（型より除去して裏返して後）。その結果生じた凹凸
のある表面によって、ブロッキング防止効果が促進さ
れ、型から除去後の作業中に、手袋への液体流の出入り
を容易にする。粒子は、架橋コーンスターチ、ポリウレ
タン、ナイロンあるいはそれらの混合物等、種々の耐酸
性組成の何れでもよい。ポリエステル基剤ポリウレタン
粉末が好ましい。このような粉末は、オハイオ州、クリ
ーブランドのフェロー コーポレーション（Ferro Cor
p.）より入手可能なベドック ブイピー１８０（Vedoc
VP180）である。ペンシルヴェニア州、レディング、Mor
ton Chemical Div.（モートン化学薬品部門）より入手
可能なCorvelナイロン粉末およびニュージャージー州、
ブリッジウォーターのナショナル スターチ アンド
ケミカル コーポレーション（National Starch and Ch
emical Corp.）より入手可能なエピクロロヒドリン架橋
コーンスターチ（Vulca 90）も適切である。粒子寸法
は、約５〜５０μｍの範囲にするべきであり、約３０〜
４０μｍの平均粒子寸法が好ましい。本明細書および特
許請求項のための寸法表示は、粒子が球状である場合は
直径であり、粒子が球状でない場合は、同容量を有する
球の直径である。粒子に関する更に別の事実は、米国特
許第4,143,109 号に記載されており、その記載を本明細
書に参考として取り入れている。
【００１３】ブロッキング防止／粒子層を形成後、３層
で被覆された手袋用型を加熱してゴムを加硫（つまり架
橋）し、ゴムをブロッキング防止層に接着する。加硫時
間および温度は、当該技術で公知であり、重要ではない
が、過度に低温である場合、ゴムとブロッキング防止層
との接着が不充分となる可能性がある。
で被覆された手袋用型を加熱してゴムを加硫（つまり架
橋）し、ゴムをブロッキング防止層に接着する。加硫時
間および温度は、当該技術で公知であり、重要ではない
が、過度に低温である場合、ゴムとブロッキング防止層
との接着が不充分となる可能性がある。
【００１４】層を加硫後、シリコーン乳濁液を基礎層上
に浸漬被覆して、完成した手袋の装着を容易にする。乳
濁液もまた、酸可溶性粉末を含有しており、その粉末が
型からの除去を容易にし、最終的には酸で溶解される。
に浸漬被覆して、完成した手袋の装着を容易にする。乳
濁液もまた、酸可溶性粉末を含有しており、その粉末が
型からの除去を容易にし、最終的には酸で溶解される。
【００１５】次に、完全に形成された手袋を型から除去
し、第一の層が手袋の外側にくるように裏返す。次に、
手袋を酸処理して酸可溶性粉末（粉末類）を溶解する。
この酸処理は、一般的には約５分間かかり、遊離した粉
末を溶解して粉末無使用の手袋を提供するのに役立つ。
酸処理、および型から除去後の他の作業（乾燥以外）
は、フロリダ州、マリアンナのユニマック カンパニー
インコーポレイテッド（Unimac Co.,Inc. ）から入手
可能なUDY75 機等の通常の前処理用工業洗浄機で実施す
る。本工程に適切な酸のための主な基準は、そのカルシ
ウム塩が水溶性であることである（粉末が炭酸カルシウ
ムである場合）。全硝酸塩は水溶性であるため、硝酸が
好ましい。好適な硝酸濃度は、約０．５〜１０％であ
る。酸濃度が濃すぎる場合は手袋を変色させ、薄すぎる
場合は、全粉末を溶解不可能である。２％硝酸溶液が好
ましい。酸処理前に、好ましくは、手袋を希酸（約１％
未満の濃度）で「前処理（洗浄）」する。希酸の供給源
は便宜上、酸処理サイクルから採集された使用済みの酸
でもよい。
し、第一の層が手袋の外側にくるように裏返す。次に、
手袋を酸処理して酸可溶性粉末（粉末類）を溶解する。
この酸処理は、一般的には約５分間かかり、遊離した粉
末を溶解して粉末無使用の手袋を提供するのに役立つ。
酸処理、および型から除去後の他の作業（乾燥以外）
は、フロリダ州、マリアンナのユニマック カンパニー
インコーポレイテッド（Unimac Co.,Inc. ）から入手
可能なUDY75 機等の通常の前処理用工業洗浄機で実施す
る。本工程に適切な酸のための主な基準は、そのカルシ
ウム塩が水溶性であることである（粉末が炭酸カルシウ
ムである場合）。全硝酸塩は水溶性であるため、硝酸が
好ましい。好適な硝酸濃度は、約０．５〜１０％であ
る。酸濃度が濃すぎる場合は手袋を変色させ、薄すぎる
場合は、全粉末を溶解不可能である。２％硝酸溶液が好
ましい。酸処理前に、好ましくは、手袋を希酸（約１％
未満の濃度）で「前処理（洗浄）」する。希酸の供給源
は便宜上、酸処理サイクルから採集された使用済みの酸
でもよい。
【００１６】酸処理（洗浄）後、手袋を、例えば水のよ
うな水性液ですすぐ。次に、漂白剤（０．５％ 次亜塩
素酸ナトリウム等）で処理して手袋の内側および外側表
面を塩素処理し、ブロッキングつまり、指が手袋に粘着
あるいは手袋が相互に接触した場合に粘着するのを防止
する。漂白剤による処理は、一般的には約１５分間かか
るが、従来技術の塩素処理で生じたような過度に潤滑な
外側表面にはならない。
うな水性液ですすぐ。次に、漂白剤（０．５％ 次亜塩
素酸ナトリウム等）で処理して手袋の内側および外側表
面を塩素処理し、ブロッキングつまり、指が手袋に粘着
あるいは手袋が相互に接触した場合に粘着するのを防止
する。漂白剤による処理は、一般的には約１５分間かか
るが、従来技術の塩素処理で生じたような過度に潤滑な
外側表面にはならない。
【００１７】次に手袋を水性液−ここでも水が適切であ
るが−ですすいで漂白剤の残渣があれば除去する。漂白
剤の残渣を除去しないと、皮膚炎の原因となる。酸およ
び漂白剤による処理等の手袋用型から除去後の工程によ
り、手袋表面よりシリコーンが除去されることがあるた
め、次に第二のシリコーン処理を実施する。本処理は、
一般的には約５分間かかるが、手袋の装着を容易にし、
接触する手袋間のブロッキング性を低下させる。最後
に、手袋を従来の乾燥機で乾燥させる。
るが−ですすいで漂白剤の残渣があれば除去する。漂白
剤の残渣を除去しないと、皮膚炎の原因となる。酸およ
び漂白剤による処理等の手袋用型から除去後の工程によ
り、手袋表面よりシリコーンが除去されることがあるた
め、次に第二のシリコーン処理を実施する。本処理は、
一般的には約５分間かかるが、手袋の装着を容易にし、
接触する手袋間のブロッキング性を低下させる。最後
に、手袋を従来の乾燥機で乾燥させる。
【００１８】本発明の工程を、図２のフローチャートで
記載する。
記載する。
【００１９】完成した手袋の外形を図３に示す。
【００２０】図４は、手袋壁部の典型的拡大断面図であ
り、ブロッキング防止内側層２２に埋め込まれた粒子２
０を示しており、ブロッキング防止内側層は、エラスト
マー外側層（２４）に接着している。
り、ブロッキング防止内側層２２に埋め込まれた粒子２
０を示しており、ブロッキング防止内側層は、エラスト
マー外側層（２４）に接着している。
【００２１】本発明を、下記の実施例で更に説明する。 ［実施例１．］天然ゴムラテックスの層を、手袋用型の
上に平均で１５０μｍの厚さに塗布し、次に、それを、
下記のブロッキング防止被覆配合物に浸漬する： 重量単位で ＮｅｏＲｅｚ＊ ＸＲ−９２０８ ２８５．７１ 脱イオン水 ８４．６２ Ｖｅｄｏｃ＊ＶＰ−１８０ １８．００
上に平均で１５０μｍの厚さに塗布し、次に、それを、
下記のブロッキング防止被覆配合物に浸漬する： 重量単位で ＮｅｏＲｅｚ＊ ＸＲ−９２０８ ２８５．７１ 脱イオン水 ８４．６２ Ｖｅｄｏｃ＊ＶＰ−１８０ １８．００
【００２２】前記配合物の層を、天然ゴムラテックスの
層上に配設する。次に、それらの層を、ユニオン＝カー
バイド社製の“ＬＥ−４６”乳濁液等の希シリコーン乳
濁液に浸漬する。その手袋を最初に塗布された層が外側
表面にくるように手袋を裏返すような方法で型より除去
する。
層上に配設する。次に、それらの層を、ユニオン＝カー
バイド社製の“ＬＥ−４６”乳濁液等の希シリコーン乳
濁液に浸漬する。その手袋を最初に塗布された層が外側
表面にくるように手袋を裏返すような方法で型より除去
する。
【００２３】型より除去後の粉末使用手袋を粉末無使用
手袋にする処理は、下記の順序で実施する。 １．酸処理（洗浄）サイクルから採集した使用済み酸で
前処理（洗浄）する。 ２．２％硝酸溶液で洗浄する。 ３．水で３回すすぐ。 ４．０．５％次亜塩素酸ナトリウム溶液で処理する。 ５．水で２回すすぐ。 ６．シリコーン乳濁液で処理する。 ７．乾燥機で乾燥させる。 本手袋は、遊離した粉末を有さず高品質であることが認
められる。
手袋にする処理は、下記の順序で実施する。 １．酸処理（洗浄）サイクルから採集した使用済み酸で
前処理（洗浄）する。 ２．２％硝酸溶液で洗浄する。 ３．水で３回すすぐ。 ４．０．５％次亜塩素酸ナトリウム溶液で処理する。 ５．水で２回すすぐ。 ６．シリコーン乳濁液で処理する。 ７．乾燥機で乾燥させる。 本手袋は、遊離した粉末を有さず高品質であることが認
められる。
【００２４】［実施例２．］実施例１．の一般的手順に
従って、下記のブロッキング防止被覆配合物を使用して
手袋を生産する： 本手袋は、遊離した粉末を有さず高品質であることが認
められる。
従って、下記のブロッキング防止被覆配合物を使用して
手袋を生産する： 本手袋は、遊離した粉末を有さず高品質であることが認
められる。
【００２５】［実施例３．］実施例１．の一般的手順に
従って、下記のブロッキング防止被覆配合物を使用して
手袋を形成する： 重量単位で ＮｅｏＲｅｚ＊ Ｒ−９６７ ７５．００ ＮｅｏＲｅｚ＊ Ｒ−９６２ ２０５．８８ 脱イオン水 ２６６．３１ Ｉｇｅｐａｌ＊ ＣＯ−６３０ ０．２０ Ｖｅｄｏｃ＊ＶＰ−１８０ １７．６５ ニューヨーク州、ニューヨークのジーエイエフ コーポ
レーション（GAF Corp. ）から入手可能な界面活性剤で
あるIgepalは、Vedoc VP-180粉末の分散を促進する。本
手袋は、遊離した粉末を有さず高品質であることが認め
られる。
従って、下記のブロッキング防止被覆配合物を使用して
手袋を形成する： 重量単位で ＮｅｏＲｅｚ＊ Ｒ−９６７ ７５．００ ＮｅｏＲｅｚ＊ Ｒ−９６２ ２０５．８８ 脱イオン水 ２６６．３１ Ｉｇｅｐａｌ＊ ＣＯ−６３０ ０．２０ Ｖｅｄｏｃ＊ＶＰ−１８０ １７．６５ ニューヨーク州、ニューヨークのジーエイエフ コーポ
レーション（GAF Corp. ）から入手可能な界面活性剤で
あるIgepalは、Vedoc VP-180粉末の分散を促進する。本
手袋は、遊離した粉末を有さず高品質であることが認め
られる。
【００２６】［ 実施例４．］実施例１．の一般的手順
に従って、下記のブロッキング防止被覆配合物を使用し
て手袋を形成する。 重量単位で ＮｅｏＲｅｚ＊ ＸＲ−９２０８ ２８５．７１ 脱イオン水 １５０．１４ ナイロン粉末（Corvel* Natural 78-9001 ）１８．００ 本手袋は、遊離した粉末を有さず高品質であることが認
められる。
に従って、下記のブロッキング防止被覆配合物を使用し
て手袋を形成する。 重量単位で ＮｅｏＲｅｚ＊ ＸＲ−９２０８ ２８５．７１ 脱イオン水 １５０．１４ ナイロン粉末（Corvel* Natural 78-9001 ）１８．００ 本手袋は、遊離した粉末を有さず高品質であることが認
められる。
【００２７】つぎに、この発明の実施態様について説明
する。 （１） 前記エラストマーが天然ゴムラッテクスから成
る請求項１に記載の方法。 （２） 前記ブロッキング防止組成が、カルボキシル化
スチレンブタジエン格子、カルボキシル化ブタジエンア
クリロニトリル格子、アクリル酸ビニル格子およびポリ
ウレタン水和分散液から成る群より選択される請求項１
に記載の方法。 （３） 前記ブロッキング防止化合物が、分子量が少な
くとも約１００，０００である陽イオンポリウレタンか
ら成る請求項１に記載の方法。 （４） 前記粒子が、コーンスターチ、ポリウレタン、
ナイロンあるいはそれらの混合物から成る請求項１に記
載の方法。 （５） 前記粒子が、ポリエステル基剤ポリウレタン粉
末から成る上記実施態様第４項に記載の方法。 （６） 前記粒子の寸法が約５〜５０μｍの範囲である
請求項１に記載の方法。 （７） 前記粒子の平均寸法が約３０〜５０μｍである
請求項１に記載の方法。 （８） 前記酸可溶性粉末が炭酸カルシウムから成る請
求項１に記載の方法。 （９） 前記シリコーン乳濁液のシリコーン濃度が約
０．０５〜１．５％の範囲である請求項１に記載の方
法。 （１０） 前記乳濁液のシリコーン濃度が約０．２〜
０．６５％の範囲である上記実施態様第９項に記載の方
法。 （１１） 前記シリコーン乳濁液が、更に、実質的に酸
に溶解する第二の酸可溶性粉末から成る請求項１に記載
の方法。 （１２） 前記酸が硝酸から成る請求項１に記載の方
法。 （１３） 前記硝酸濃度が、約０．５〜１０％の範囲で
ある上記実施態様第１２項に記載の方法。 （１４） 前記漂白剤が次亜塩素酸ナトリウムから成る
請求項１に記載の方法。 （１５） 更に、前記第三層を浸漬被覆する前に、前記
最初の２層に水を通して水溶性不純物を除去する工程か
ら成る請求項１に記載の方法。 （１６） 更に、前記手袋を酸処理する前に、前記手袋
を希酸で前処理（洗浄）する工程から成る請求項１に記
載の方法。 （１７） 前記前処理（洗浄）用希酸が、それまでの工
程で手袋を処理するために使用された酸から成る上記実
施態様第１６項に記載の方法。 （１８） 請求項１に記載の方法で製作された粉末無使
用医療用手袋。
する。 （１） 前記エラストマーが天然ゴムラッテクスから成
る請求項１に記載の方法。 （２） 前記ブロッキング防止組成が、カルボキシル化
スチレンブタジエン格子、カルボキシル化ブタジエンア
クリロニトリル格子、アクリル酸ビニル格子およびポリ
ウレタン水和分散液から成る群より選択される請求項１
に記載の方法。 （３） 前記ブロッキング防止化合物が、分子量が少な
くとも約１００，０００である陽イオンポリウレタンか
ら成る請求項１に記載の方法。 （４） 前記粒子が、コーンスターチ、ポリウレタン、
ナイロンあるいはそれらの混合物から成る請求項１に記
載の方法。 （５） 前記粒子が、ポリエステル基剤ポリウレタン粉
末から成る上記実施態様第４項に記載の方法。 （６） 前記粒子の寸法が約５〜５０μｍの範囲である
請求項１に記載の方法。 （７） 前記粒子の平均寸法が約３０〜５０μｍである
請求項１に記載の方法。 （８） 前記酸可溶性粉末が炭酸カルシウムから成る請
求項１に記載の方法。 （９） 前記シリコーン乳濁液のシリコーン濃度が約
０．０５〜１．５％の範囲である請求項１に記載の方
法。 （１０） 前記乳濁液のシリコーン濃度が約０．２〜
０．６５％の範囲である上記実施態様第９項に記載の方
法。 （１１） 前記シリコーン乳濁液が、更に、実質的に酸
に溶解する第二の酸可溶性粉末から成る請求項１に記載
の方法。 （１２） 前記酸が硝酸から成る請求項１に記載の方
法。 （１３） 前記硝酸濃度が、約０．５〜１０％の範囲で
ある上記実施態様第１２項に記載の方法。 （１４） 前記漂白剤が次亜塩素酸ナトリウムから成る
請求項１に記載の方法。 （１５） 更に、前記第三層を浸漬被覆する前に、前記
最初の２層に水を通して水溶性不純物を除去する工程か
ら成る請求項１に記載の方法。 （１６） 更に、前記手袋を酸処理する前に、前記手袋
を希酸で前処理（洗浄）する工程から成る請求項１に記
載の方法。 （１７） 前記前処理（洗浄）用希酸が、それまでの工
程で手袋を処理するために使用された酸から成る上記実
施態様第１６項に記載の方法。 （１８） 請求項１に記載の方法で製作された粉末無使
用医療用手袋。
【図１】被覆された手袋用型が入ったタンクの断面図で
ある。
ある。
【図２】本発明の工程のフローチャートである。
【図３】完成した手袋の図である。
【図４】図３の手袋の拡大断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−191701（ＪＰ，Ａ) 特表 昭60−500060（ＪＰ，Ａ) 米国特許4143109（ＵＳ，Ａ) 米国特許4310928（ＵＳ，Ａ) 米国特許4540407（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61B 19/04 A41D 19/00
Claims (1)
- 【請求項１】 （ａ） ｉ） 第一の酸可溶性粉末が全体
に分散している凝固剤から成る第一の層を、手袋用型の
上に浸漬被覆し、 ｉｉ） 前記第一の層上に、エラストマーの第二の層を
浸漬被覆し、 ｉｉｉ）粒子が全体に分布しているブロッキング防止組
成から成り、前記粒子の大部分の寸法がブロッキング防
止組成の厚さより大きい第三の層を、前記エラストマー
層上に浸漬被覆し、 ｉｖ） 前記層を加熱することによってエラストマーを
架橋し、またエラストマー層をブロッキング防止層に接
着し、 ｖ）前記基礎層上にシリコーン乳濁液を浸漬被覆するこ
とによって手袋を形成し、 （ｂ） 前記手袋を型より除去して前記第一の層が手袋
の外側にくるように裏返し、 （ｃ） 前記手袋を酸処理して前記酸可溶性粉末を溶解
し、 （ｄ） 第一の水性液で前記手袋をすすぎ、 （ｅ） 前記手袋を漂白剤で処理してブロッキング性を
低下させ、 （ｆ） 第二の水性液で前記手袋をすすぎ、 （ｇ） 前記手袋をシリコーン乳濁液で処理し、 （ｈ） 前記手袋を乾燥させる工程から成る無粉末医療
用手袋製作法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/797,517 US5284607A (en) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | Process for forming powder-free medical gloves |
| US797517 | 1991-11-22 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622981A JPH0622981A (ja) | 1994-02-01 |
| JP3219872B2 true JP3219872B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
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|---|---|---|---|
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| AT (1) | ATE133054T1 (ja) |
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| BR (1) | BR9204500A (ja) |
| CA (1) | CA2083480A1 (ja) |
| DE (1) | DE69207730T2 (ja) |
| DK (1) | DK0543657T3 (ja) |
| ES (1) | ES2083108T3 (ja) |
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| MX (1) | MX9206708A (ja) |
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