JPH06238005A - カテーテル - Google Patents

カテーテル

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JPH06238005A
JPH06238005A JP5198562A JP19856293A JPH06238005A JP H06238005 A JPH06238005 A JP H06238005A JP 5198562 A JP5198562 A JP 5198562A JP 19856293 A JP19856293 A JP 19856293A JP H06238005 A JPH06238005 A JP H06238005A
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catheter
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catheter body
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バキフ アリ スハ
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レオン リーバー グレン
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American Hospital Supply Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通気管挿入の必要をなくし、バルーンを迅速
に膨張且つ収縮させることのできるカテーテルを提供す
る。 【構成】 近位および遠位端とバルーン膨張孔(35、
37)と貫通孔(39)とを有する細長いカテーテル本
体(21)と、貫通孔に連通してカテーテル本体に連結
され貫通孔の延長部を形成する通路を貫通させた軟性の
延長管(57)と、カテーテル本体の遠位端に近接する
膨張可能なバルーン(23)とを包含するカテーテル
(13)において、バルーンが、バルーン膨張孔と連通
する膨張可能部分(65)と、カテーテル本体と管とに
対しそれぞれシールされた膨張可能部分の反対側の両端
の付属部分(67、69)と、管よりも遠位に延びて貫
通孔の延長部を形成し且つカテーテルの遠位端を画定す
る少なくとも若干軟性の管状遠位部分(59)を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術および発明が解決しようとする問題点】経
皮的な経管脈管形成術においては、動脈を膨張させるた
めに膨張カテーテルを動脈内に挿入する。この目的のた
め、典型的な膨張カテーテルは、その遠位端の近くの膨
張させられるバルーンと、バルーンを膨張させ収縮させ
るバルーン膨張孔とを備える。膨張は適切な膨張液を孔
を経てバルーンに圧入することにより達成され、収縮は
この液をバルーンから引き出すことにより達成される。
バルーンの膨張により、近接する動脈の部位が膨張し
て、動脈を通る血液に対する制限が弱められる。
【0002】膨張手順の遂行中は、動脈を繰り返し膨張
させるために、バルーンを反復的に膨張させ収縮させる
ことが必要である。バルーンが膨張している間、動脈を
通る血流は遮断される。それ故、バルーンの膨張および
収縮を極力迅速に行うことが必要である。これは、バル
ーン膨張孔が長く且つ小径であるため遂行が困難であ
り、従ってバルーン膨張孔はバルーンに出入する膨張液
の流れに対して可成の抵抗を示す。
【0003】一つの別の複雑な因子は、膨張カテーテル
がその所期の目的に使用される前に空気をバルーンから
追い出さなければならないということである。これは、
例えば、バルーン膨張孔を通してバルーン内に通気管を
挿入することにより達成できる。次いで、バルーン膨張
孔を経て浄化液が導入され、バルーン内の空気は通気管
を経て吐き出される。この種の装置が米国特許第4,3
23,071号に示されている。この手順についての一
つの問題は、通気管の挿入が、バルーンを損傷しないよ
うに注意深く行われなければならず、より大きい膨張孔
を得るために通気管を取り出そうとすれば煩わしいこと
になる。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明によれば、通気
管挿入の必要をなくする膨張カテーテルと膨張方法とが
得られる。さらに、本発明を以てすれば膨張カテーテル
のバルーンを迅速に膨張且つ収縮させることができ、従
って有効な膨張圧力を最大限の長さの時間にわたって加
えることができる。
【0005】本発明によれば、遠位および近位端と、少
なくとも第一および第二孔を画定する装置と、遠位端に
近接するバルーンとを有し且つ第一および第二孔がバル
ーンの内部に延伸するようにしたカテーテルを包含す
る、動脈のような管状体部材を膨させるようにされたカ
テーテル組立て体が得られる。このカテーテル組立て体
はなるべくなら、例えばバルーンの遠位の圧力を監視す
るガイド・ワイヤおよび造影剤または薬物の注入のため
に使用できる貫通孔をも含むことが望ましい。
【0006】空気をバルーンから追い出すために、第一
および第二孔が順次使用される。更に詳述すれば、浄化
液が第一孔とバルーンと第二孔とを順次流過して空気を
バルーンから第二孔を経て追い出す。従って挿入可能な
通気管を何等必要としない。
【0007】その後、バルーンの膨張および/または収
縮のため、第一および第二孔が並行に用いられる。第一
および第二孔は、なるべくなら、バルーンの膨張および
収縮の双方について並行に用いられることが望ましい。
これは、膨張液に第一および第二孔の双方を流過させて
バルーンを膨張させ、且つ第一および第二孔の双方を経
てバルーンから膨張液を排出することにより達成され
る。
【0008】バルーンからの空気の排除は、なるべく、
バルーンを下方に向けて行うことが望ましい。排除サイ
クルに続き、カテーテルを患者の脈管系内に挿入して脈
管系の部位を膨張させることができる。
【0009】カテーテル組立て体は、排除液を導入する
装置と、膨張液を導入する装置と、膨張液をバルーンか
ら排出する装置とを含む。これらの装置は各種の異なっ
た構造であって良いが、カテーテルはなるべくバルーン
の近位に位置するコネクタを含むことが望ましく、排除
液を導入する装置はコネクタに取外し自在に連結され
る。これにより、上記の装置をコネクタから取り外し
て、膨張液を導入する装置に置き換えることができる。
【0010】好適な構造にあっては、排除液を導入する
装置が、コネクタで第一孔と連通する第一レッグと、第
二孔を受ける第二レッグとを有する排除管継手を含んで
いる。この第一レッグは排除液の供給源と連通できる。
排除管継手は、これを取り除き且つ、例えば、膨張液を
導入でき且つバルーンからの膨張液の排出を可能にする
注射器に置き換えることができる。
【0011】本発明の別の特徴は、貫通孔が貫いて延び
るカテーテルの遠位先端が、軟性で断面積が小さく、鋭
角の肩がないことである。これにより、脈管系内への、
またはそれを通るカテーテルの挿入および運動が容易に
なり、組織に対する損傷の可能性が最小限度となる。こ
の特徴は、本発明のバルーンの排除ならびに膨張および
収縮についての諸特徴と共に、またはそれらとは別に、
これを有効に用いることができる。
【0012】この特徴は例えば、カテーテル本体と、カ
テーテル本体の貫通孔に連通してカテーテル本体に連結
され且つ貫通孔の延長部を形成する通路を貫通させた延
長管とを含むカテーテルとして具体化できる。バルーン
は、バルーン膨張孔に連通する膨張可能部分と、それぞ
れカテーテル本体と管とに対してシールされた膨張可能
部分と反対側の付属部分と、管の先方へ遠位に延びて貫
通孔の延長部を形成し且つカテーテルの遠位端を画定す
る少なくとも若干軟性の管状遠位部分とを有する。この
管状遠位部分はなるべくなら、管よりも小さい断面積
で、上記の小さい断面積に滑らかに融合していかなる鋭
角または急傾斜のかどの肩の存在をも回避することが望
ましい。なるべくなら管状遠位部分は、管に近接するカ
テーテル本体の部位よりも軟性であることが望ましい。
【0013】
【実施例および作用】本発明ならびにその付加的な特徴
と利点とは、添付の説明図に関連してなされる次の説明
を参照することにより、最もよく理解されるはずであ
る。
【0014】図1はカテーテル13、ならびに双方がカ
テーテルに連結される排除管継手15およびY管継手1
7を含むカテーテル組立て体11を示す。カテーテル組
立て体はまた、部分的にY管継手17の近位端内にある
在来のガイドワイヤ誘導子19をも含む。
【0015】カテーテル13は、カテーテル本体21
と、バルーン23と、通気膨張延長部25と、貫通孔延
長部27と、カテーテル13の近位端を画定し且つ延長
部25、27の近位端にそれぞれ連結されたコネクタ2
9、31とを含む。カテーテル13はまた、延長部2
5、27とカテーテル本体21との部分を包むスリーブ
33をも含む。
【0016】カテーテル本体21は、バルーン孔35、
37および貫通孔39の各部を画定する適当な内部仕切
りを有する適当なプラスチック材料製の細長い軟性の円
筒管(図4)の形をとることができる。バルーン孔3
5、37は、図5および図6に示すように、カテーテル
本体21の近位端からカテーテル21の遠位端にあるバ
ルーン23の内部に延びている。バルーン孔35、37
は、外管41(図3)と、外管の平行な通路47を通っ
て延伸する内管43、45とを包含する延長部25によ
り、カテーテル本体21の近位に延伸される。外管41
はスリーブ33内に延び、内管43、45はカテーテル
本体21の孔35、37内に入れられ、そこに適当に保
持される。同様に、コネクタ29が外管41に適当に取
り付けられる。図2に示すように、内管43はコネクタ
29の内面49で終わり、内管45はコネクタ内の通路
51を完全に貫き且つコネクタを完全に貫いて延伸す
る。
【0017】貫通孔39は、スリーブ35と、カテーテ
ル本体21の貫通孔39の近位部分とに延びる延長部2
7により近位に延伸される。スリーブ33は、延長部2
5、27とカテーテル本体21とを在来の方法で取り囲
む。コネクタ31に取外し自在に連結されたY管継手1
7は、貫通孔39に通じて血圧または血液試料を得るこ
とや薬物の注入等を可能にするレッグ53を有する。Y
管継手17は、ガイドワイヤ誘導子19が取り付けられ
て貫通孔39を経由するガイドワイヤ(図示せず)の挿
入を可能にする第二レッグ55を有する。
【0018】貫通孔39は、図5に例示として示すよう
に、管57とバルーン23の管状遠位部分59とによっ
て遠位に延伸される。各種の構造が可能であるが、管5
7は、カテーテル本体21の孔39の遠位端部内に入れ
られ、接着またはヒートシールによるなどの適当な任意
の方法でその中に保持される。管57は細長く軟性で、
適当なプラスチック材料でこれを構成することができ
る。管57は、それを貫いて延び貫通孔39の延長部を
形成する軸線方向の通路61を有する。不透過性バンド
63は、なるべくなら、バルーンが患者の脈管系内にあ
る場合、その位置を医師が確認できるように、バルーン
23内の管57上に適当に保持される。
【0019】カテーテル本体21の遠位端に近接してい
るバルーン23は、膨張可能部分65と、それぞれカテ
ーテル本体21と管57とに対してシールされた膨張可
能部分65の対向両端にある付属部分67、69と、管
状遠位部分59とを有する。ポリエチレンのような適当
なプラスチックで構成されるバルーン23は付属部分6
7、69をカテーテル本体21と管57との上に収縮さ
せることができる。付属部分67をカテーテル本体21
上にきつく収縮させることにより、カテーテル本体は幾
分半径方向に内方へ圧縮されて、内方へ延びる環状の肩
71を形成し、これが付属部分67の外面にカテーテル
本体21の外面とほぼ同じ広がりを持たせようとする傾
向を有する。これにより、カテーテル13の長さに沿っ
ての断面の変化が最小限となる。
【0020】管57は、管およびカテーテル本体21よ
りも大きい断面の膨張可能部分65を完全に貫いて延伸
する。しかし、管状遠位部分59が管57の遠位に延び
てカテーテル13の遠位端を形成するので、管57がバ
ルーン23を完全に貫いて突出することはない。管状遠
位部分59は管57よりも小さい断面で、管57の遠位
端から遠位に延びる傾斜環状壁部分75により、上記の
より小さい断面へ滑らかに且つ徐々に融合される。管状
遠位部分59は、遠位端73で末端ポート79を画定す
る円筒状部分77の末端で終わる。
【0021】バルーン23は一体に構成され、管状遠位
部分59は弾力があって軟性である。管状遠位部分59
は、なるべくなら、管57に近接するカテーテル本体2
1の部分よりも軟性であることが望ましい。
【0022】第一装置は、排除液を孔35に導入するた
めに設けられる。この装置は種々の形式をとることがで
きるが、図示の実施例においては、それに、排除管継手
15と排除管継手に支えられた通気管81とが含まれ
る。図2に示すように、排除管継手15は在来の方法で
コネクタ29に取外し自在に連結される。排除管継手1
5は、共通通路85とコネクタ29の通路51とを経て
孔35に第一レッグ83を連通させたY管継手の形をな
している。孔37の近位延長部を画定する内管45は、
コネクタ29の通路51を完全に通って排除管継手15
の第二レッグ87の通路85内に延伸する。通気管81
は第二レッグ87の通路内に滑動自在に支えられ、図2
に示すように、この通気管は、内管45の近位端を滑動
自在に支えている。通気管81は通気開口部88に終わ
る。
【0023】カテーテル組立て体11は、図7に示すよ
うに、排除管継手15をコネクタ29に連結させて、バ
ルーン23から空気を排除するために用いることができ
る。第一レッグ83は排除液の供給源(図示せず)に連
結され、バルーンの遠位端は下方に向けられる。次いで
排除液が第一レッグ83と、通路85、51と、孔35
と、バルーン23の膨張可能部分65と、孔37と、通
気管81とを順次流過する。排除液が孔35、37を順
次流過することにより、バルーン内の空気は、孔37と
通気管81とを経て大気中に押し出される。排除液は、
少なくとも排除液が通気開口部88から出現するまで、
この方法で孔35、37を順次流過させられる。現在の
ところ、全ての空気がバルーン23から排除されたこと
が周知されている。
【0024】膨張液をバルーン23に導入するため、お
よび膨張液をバルーンから排出するためにも装置が備え
られる。この装置は種々の形式をとることができるが、
図示の実施例においては、この装置が、これらの目的の
双方を達成する注射器89(図8)を含んでいる。更に
詳述すれば、コネクタ29から排除管継手15が取り外
され、注射器89がコネクタの近位端に取り付けられ
る。通気管81は、それを内管45の近位端から引き離
すことにより、排除管継手15と共に容易に取り外すこ
とができる。注射器89は、通常の注射外筒91と、排
出行程では(図8に見られるように)右方へ、吸入行程
では(図8に見られるように)左方へ移動し得るプラン
ジャ93とを含む。
【0025】注射器89に膨張液を充てんして、排出行
程にあるプランジャ93は、図8に破線で示すように、
孔35、37の双方を経て並行に膨張液を導入してバル
ーンを膨張させる。更に詳述すれば、注射外筒91から
の膨張液は通路51を経て孔35に押し込まれ、且つ注
射外筒から直接内管45内に押し込まれる。同様に、吸
入行程においてプランジャ93を移動させることによ
り、膨張液は孔35、37の双方を経て並行にバルーン
23から排出されてバルーンを収縮させ、膨張液を注射
外筒91内に復帰させる。バルーン23を膨張および収
縮させるため孔35、37の双方が使用されるので、バ
ルーンの膨張および収縮は極めて迅速に生起される。
【0026】カテーテル組立て体11の使用の際は、上
述のように、空気が先ずバルーン23から排除される。
次に、周知の技法を用いカテーテルが患者の脈管系内に
挿入されて、膨張されるべき、適切な動脈のような脈管
系の部位にバルーン23が置かれる。排除管継手15が
注射器89に置き換えられた後、上述のようにバルーン
23が膨張させられて脈管系の所望の部位が膨張させら
れ、次いで収縮されて膨張が中止される。バルーンの膨
張および収縮は迅速に行われる。膨張手順は、カテーテ
ルが患者の脈管系から取り外される前に動脈内で繰り返
し行うことができる。排除液と膨張液とは同じ液でも良
く、また「レノグラーフェン」(商標名)と薬用塩類と
の混和物のような種々の周知の溶液のいずれであっても
良い。
【0027】カテーテル13の挿入中、直径は小さい
が、管状遠位部分59は比較的容易に動脈を通過する。
傾斜壁部分75は、組織に損傷を生ずる恐れのある肩を
ほとんど備えていない。さらに、管状遠位部分59の軟
性の性状が、組織に対する傷害の可能性を一層少なくす
る。
【0028】本発明の例示的な実施例を図示し、説明し
たが、本発明の精神と範囲とを必ず逸脱することなく、
多くの変更、修正、および変換が当業者によってなされ
得るものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主旨に従って構成されたカテーテル組
立て体の正面図。
【図2】排除管継手と関連コネクタとについての部分略
縦断面。
【図3】図1の概ね線3−3についての拡大断面図。
【図4】図1の概ね線4−4についての拡大断面図。
【図5】カテーテルの遠位端部分を示す軸方向拡大部分
断面図。
【図6】図5の概ね線6−6についての部分断面図。
【図7】近位貫通孔延長部を省略して排除サイクルを示
す若干図式的な部分断面図。
【図8】近位貫通孔延長部を省略して膨張サイクルを示
す若干図式的な部分断面図。
【符号の説明】
11 カテーテル組立て体 13 カテーテル 15 排除管継手 17 Y管継手 19 ガイドワイヤ誘導子 21 カテーテル本体 23 バルーン 25 通気・膨張延長部 27 孔延長部 29 コネクタ 31 コネクタ 33 スリーブ 35 第一孔 37 第二孔 39 第三孔(貫通孔) 41 外管 43 内管 45 内管 47 平行通路 49 内面 51 通路 53 レッグ 55 第二レッグ 57 延長管 59 管状遠位部分 61 通路 63 不透過性バンド 65 膨張可能部分 67 付属部分 69 付属部分 71 肩 73 遠位端 75 環状壁部分 77 円筒状部分 79 遠位部分 81 通気管 83 第一レッグ 85 共通通路 87 第二レッグ 88 通気開口部 89 注射器 91 注射外筒 93 プランジャ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の脈管系内への挿入に適し且つ近位
    および遠位端とバルーン膨張孔と貫通孔とを有する細長
    いカテーテル本体と、貫通孔に連通してカテーテル本体
    に連結され貫通孔の延長部を形成する通路を貫通させた
    軟性の延長管と、カテーテル本体の遠位端に近接する膨
    張可能なバルーンとを包含し、前記バルーンが、バルー
    ン膨張孔と連通する膨張可能部分と、カテーテル本体と
    管とに対しそれぞれシールされた膨張可能部分の反対側
    の両端の付属部分と、管よりも遠位に延びて貫通孔の延
    長部を形成し且つカテーテルの遠位端を画定する少なく
    とも若干軟性の管状遠位部分を有するようにしたカテー
    テル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカテーテルにおいて、前
    記管状遠位部分が管に近接したカテーテル本体の部位よ
    りも軟性であるようにしたカテーテル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のカテーテルにお
    いて、前記管状遠位部分が管より断面が小さく、断面の
    急激な変化を伴わずに上記のより小さい断面に滑らかに
    融合するようにしたカテーテル。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載のカテーテル
    において、前記管がカテーテル本体の貫通孔の遠位部分
    内に部分的に入れられるようにしたカテーテル。
JP5198562A 1984-10-31 1993-08-10 カテーテル Expired - Lifetime JPH0749057B2 (ja)

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JPH0749057B2 JPH0749057B2 (ja) 1995-05-31

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JP60245260A Expired - Lifetime JPH067866B2 (ja) 1984-10-31 1985-10-31 管状体部材を膨張させるようにされたカテーテル組立て体
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JP (2) JPH067866B2 (ja)
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