JPH0623737Y2 - 燃料噴射弁の開弁期間検出装置 - Google Patents

燃料噴射弁の開弁期間検出装置

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JPH0623737Y2
JPH0623737Y2 JP1987132389U JP13238987U JPH0623737Y2 JP H0623737 Y2 JPH0623737 Y2 JP H0623737Y2 JP 1987132389 U JP1987132389 U JP 1987132389U JP 13238987 U JP13238987 U JP 13238987U JP H0623737 Y2 JPH0623737 Y2 JP H0623737Y2
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JP
Japan
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valve
fuel injection
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opening period
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JP1987132389U
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正巳 岡野
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株式会社ゼクセル
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はエンジンに燃料を供給する燃料噴射弁の開弁期
間を検出するための装置に関する。
[従来技術の説明] 本考案に関連する従来技術のひとつとして特開昭58−
82070号公報に記載のディーゼルエンジンの燃料噴
射時間測定装置がある。これは、燃料噴射弁の針弁リフ
トに応答する圧電素子のプラス出力電圧が所定の基準電
圧以上となる時間幅を検出することにより、燃料噴射弁
の開弁期間を得るようにしたものである。
ところで、燃料噴射弁の開弁期間と圧電素子の出力電圧
との間には第3図に示す関係がある。図において、波形
Aは圧電素子の出力電圧波形、Tは燃料噴射弁の開弁期
間で、燃料噴射弁は時点aで開弁し、時点bで閉弁す
る。圧電素子の出力電圧は、図から明らかなように、プ
ラス側への立上りが燃料噴射弁の開弁に対応し、プラス
側からマイナス側への立下りピークが閉弁に対応してい
る。そのため、上記従来技術のように所定の基準電圧V
REFとの比較のみで開弁期間を検出すると、実際の開弁
期間Tよりも相当短くなるので、開弁期間の検出精度が
悪くなるという問題点があった。
[考案の目的] 本考案は上記観点に基づいてなされたもので、その目的
は、燃料噴射弁の開弁期間を精度良く検出するための開
弁期間検出装置を提供することにある。
[目的を達成するための手段] 本考案においては、燃料噴射弁の針弁リフトに応答する
圧電素子の出力電圧を入力して前記燃料噴射弁の開弁期
間を表わす開弁期間信号を与える装置であって、前記圧
電素子の出力電圧の立上がりを検出することによって前
記燃料噴射弁の開弁を表わす開弁信号を出力する開弁信
号出力手段と、前記圧電素子の出力電圧のプラス側成分
をカットし、マイナス側成分のみを反転増幅して出力す
る反転増幅手段と、前記圧電素子の出力電圧のプラス側
成分で充電されるCR時定数回路を含み、当該CR時定
数回路の放電出力を基準電圧として前記反転増幅手段の
出力を比較し、前記反転増幅手段の出力が前記基準電圧
を上回ることで前記燃料噴射弁の閉弁を表わす閉弁信号
を出力する閉弁信号を出力する閉弁信号出力手段と、前
記開弁信号と前記閉弁信号とを入力して前記開弁期間信
号を出力する開弁期間信号出力手段とを有する燃料噴射
弁の開弁期間検出装置によって、圧電素子の出力電圧の
立上りとその出力電圧のプラス側からマイナス側への立
下りピーク部分とを夫々検出するようにして開弁期間信
号を与えることにより、上記目的を達成する。
[考案の実施例] 第1図は本考案の一実施例を示す構成図である。
図において、1は図示しない燃料噴射弁に設けられた圧
電素子で、燃料噴射弁の針弁リフトに応答して第3図で
述べた出力電圧を入力回路2に与える。入力回路2は、
圧電素子1に一端が接続された抵抗3と、この抵抗3の
他端とグラウンドとの間に挿入された別の抵抗4と、こ
の抵抗4の接続を経て先の抵抗3の他端に接続されたバ
ッファ5とを有し、インピーダンス変換された圧電素子
1の出力電圧(B)を開弁検出用コンパレータ6,反転
回路7および基準電圧回路8に与える。開弁検出用コン
パレータ6は、(+)入力端子がバッファ5に出力端子
に接続され、(−)入力端子に所定の基準電圧が与えら
れており、出力電圧(B)の立上りをとらえて開弁パル
ス(F)をフリップフロップ9のセット端子に与える。
反転回路7は、(−)入力端子と出力端子との間にフィ
ードバック抵抗Rを備え(+)入力端子がグラウンド
された反転増幅器10と、反転増幅器10の(−)入力
端子とバッファ5の出力端子との間に挿入された入力抵
抗11と、反転増幅器10の(−)入力端子から出力端
子に向かう方向が順方向となるようにフィードバック抵
抗Rに並列挿入されたダイオード12とを有し、出力
電圧(B)のプラス側成分をカットした反転電圧(C)
を閉弁検出用コンパレータ13の(+)入力端子に与え
る。基準電圧回路8は、バッファ5の出力端子と閉弁検
出用コンパレータ13の(−)入力端子との間に順方向
挿入されたダイオード14と、このダイオード14と閉
弁検出用コンパレータ13の(−)入力端子との間に一
端が接続され他端がグラウンドされたコンデンサ15と
抵抗16とからなる時定数回路とを有し、コンデンサ1
5が出力電圧(B)のプラス出力で充電され抵抗16を
通して放電することにより、基準電圧(D)を閉弁検出
用コンパレータ13の(−)入力端子に与える。コンデ
ンサ15と抵抗16とによる時定数回路の放電時定数
は、EGR(排気ガス還流)領域(エンジン回転数が1
000〜2000rpm程度の領域)における出力電圧
(B)のプラスからマイナスへの立下りピーク部分(第
2図の部分p)に対応する反転電圧(C)のピーク部分
(第2図の部分p)をとらえることができるように、選
定されている。閉弁検出用コンパレータ13は、反転電
圧(C)と基準電圧(D)とを入力し、反転電圧(C)
の上記ピーク部分をとらえて閉弁パルス(E)をフリッ
プフロップ9のリセット端子に与える。フリップフロッ
プ9は、開弁パルス(F)の立上りでセットされ、閉弁
パルス(E)の立上りでリセットされて、Q端子からH
レベルの開弁期間信号(G)を出力する。
第2図は第1図の構成の動作タイムチャートで、波形
(B)〜(G)は第1図における同符号の信号を表して
いる。
燃料噴射弁の針弁リフトに応答して圧電素子1から出力
電圧が与えられると、インピーダンス変換の後、その出
力電圧(B)が開弁検出用コンパレータ6,反転回路7
および基準電圧回路8に与えられる。開弁検出用コンパ
レータ6は所定の基準電圧との比較により出力電圧
(B)の立上りを検出して開弁パルス(F)を出力し、
これにより、フリップフロップ9が開弁パルス(F)の
立上りでセットされ、そのQ端子出力がHレベルとな
る。反転回路7は出力電圧(B)のプラス側成分をカッ
トした反転電圧(C)を閉弁検出用コンパレータ13の
(+)入力端子に与え、基準電圧回路8はそのコンデン
サ15が出力電圧(B)のプラス側成分で充電され抵抗
16を通して放電することにより基準電圧(D)を閉弁
検出用コンパレータ13の(−)入力端子に与える。コ
ンデンサ15と抵抗16とによる時定数回路の放電時定
数はEGR領域における出力電圧(B)のプラスからマ
イナスへの立下りピーク部分pすなわち反転電圧(C)
のピーク部分pをとらえることができるように選定され
ているので、EGR領域において、閉弁検出用コンパレ
ータ13は反転電圧(C)のピーク部分pを検出して閉
弁パルス(E)を出力する。これにより、フリップフロ
ップ9が閉弁パルス(E)の立上りでリセットされ、そ
のQ端子出力がLレベルとなる。従って、フリップフロ
ップ9のQ端子出力として与えられる開弁期間信号
(G)の時間幅は燃料噴射弁の開弁期間Tと略一致する
こととなる。
上記実施例ではコンデンサ15と抵抗16とによる時定
数回路の放電時定数をEGR制御への適用の観点からE
GR領域におけるエンジンの運転速度の変化にマッチン
グさせたが、その他所望の領域にマッチングさせるよう
に選定できることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、燃料噴射弁の開弁
に対応する圧電素子の出力電圧の立上りと閉弁に対応す
る圧電素子の出力電圧のプラスからマイナスへの立下り
ピーク部分とを夫々検出するようにして開弁期間信号を
与えるようにしたので、燃料噴射弁の開弁期間を精度良
く検出することができ、EGR制御の際の開弁期間の検
出などに有効に利用することのできる開弁期間検出装置
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示する構成図、第2図は第
1図の構成の動作タイムチャート、第3図は燃料噴射弁
の開弁期間と圧電素子の出力電圧との間の関係説明図で
ある。 1…圧電素子、2…入力回路、6…開弁検出用コンパレ
ータ、7…反転回路、8…基準電圧回路、9…フリップ
フロップ、13…閉弁検出用コンパレータ、15…コン
デンサ、16…抵抗

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料噴射弁の針弁リフトに応答する圧電素
    子の出力電圧を入力して前記燃料噴射弁の開弁期間を表
    わす開弁期間信号を与える装置であって、 前記圧電素子の出力電圧の立上がりを検出することによ
    って前記燃料噴射弁の開弁を表わす開弁信号を出力する
    開弁信号出力手段と、 前記圧電素子の出力電圧のプラス側成分をカットし、マ
    イナス側成分のみを反転増幅して出力する反転増幅手段
    と、 前記圧電素子の出力電圧のプラス側成分で充電されるC
    R時定数回路を含み、当該CR時定数回路の放電出力を
    基準電圧として前記反転増幅手段の出力を比較し、前記
    反転増幅手段の出力が前記基準電圧を上回ることで前記
    燃料噴射弁の閉弁を表わす閉弁信号を出力する閉弁信号
    を出力する閉弁信号出力手段と、 前記開弁信号と前記閉弁信号とを入力して前記開弁期間
    信号を出力する開弁期間信号出力手段とを有することを
    特徴とする燃料噴射弁の開弁期間検出装置。
  2. 【請求項2】前記CR時定数回路の放電時定数がEGR
    領域における前記圧電素子の出力電圧のプラスからマイ
    ナスへの立下がりピーク部分をとらえることができるよ
    うに選定されている実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の燃料噴射弁の開弁期間検出装置。
JP1987132389U 1987-08-31 1987-08-31 燃料噴射弁の開弁期間検出装置 Expired - Lifetime JPH0623737Y2 (ja)

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JPS6436656U JPS6436656U (ja) 1989-03-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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