JPH06237354A - ファクシミリ通信方法 - Google Patents

ファクシミリ通信方法

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Publication number
JPH06237354A
JPH06237354A JP5029038A JP2903893A JPH06237354A JP H06237354 A JPH06237354 A JP H06237354A JP 5029038 A JP5029038 A JP 5029038A JP 2903893 A JP2903893 A JP 2903893A JP H06237354 A JPH06237354 A JP H06237354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
receiving station
dcs
communication
transmitting station
Prior art date
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Pending
Application number
JP5029038A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Goto
哲也 後藤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像データの受信機能提示を行う信号を省略し
て通信を行う場合において、通信スピードではなく信号
の内容が受信局として受入れられない場合に比較的短い
通信時間で確実に画像送信を行う。 【構成】送信局は受信局からのCEDを受信すると高速
モデムによりNSS、TSI、DCSを送信する。受信
局はNSS、TSI、DCSの内容が受信許容範囲から
外れている場合はフェーズBの先頭に戻ってV.21モ
デムによりNSF、CSI、DISを送信する。送信局
はNSF、CSI、DISを受信するとV.21モデム
によりNSS、TSI、DCSを送信し、続いて高速通
信確認のために高速モデムによりTCFを送信する。受
信局はTCFを受信するとCFRを送信する。送信局は
CFRを受信すると画像データを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信局と受信局とで所
定のファクシミリ制御信号を交換してファクシミリ通信
を行うファクシミリ通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばG3ファクシミリ通信手順はCC
ITTの勧告に基づいた所定のファクシミリ信号の交換
を行い、ファクシミリ通信手順を実行してファクシミリ
通信を行っている。
【0003】G3ファクシミリ通信手順の一例について
述べると、回線が接続されると、先ず受信局は、送信局
に対して単一トーンであるCED(被呼局識別)を送信
し、続いて低速モデムであるV.21モデムを使用して
NSF(非標準機能)、CSI(被呼端末識別)、DI
S(デジタル識別信号)を送信する。但し、NSF、C
SIはオプションなので送信されない場合もある。この
NSF、CSI、DISは受信局の持つ機能を提示して
いる。
【0004】送信局は、NSF、CSI、DISを受信
すると、受信局に対してV.21モデムを使用してNS
S(非標準機能設定)、TSI(送信端末識別)、DC
S(デジタル命令信号)を送信する。但し、NSS、T
SIはオプションなので送信されない場合もある。この
NSS、TSI、DCSはこれから送信する画像データ
の各種モード情報等を示している。
【0005】送信局は、続いて高速モデムを使用してT
CF(トレーニングチェック)を送信する。このTCF
は回線状態を確認するためのもので全てゼロのデータで
ある。
【0006】受信局は、TCFを受信すると送信局に対
して低速モデムを使用してCFR(受信準備確認)を送
信する。
【0007】送信局は、CFRを受信すると、高速モデ
ムを使用して受信局に画像データを送信する。
【0008】ところでG3ファクシミリの通信時間を短
縮するために、画像データの通信時の使用される高速モ
デムをさらに高速化することがCCITTで合意されて
いる。
【0009】このため上述したようなファクシミリ通信
手順では受信局からCEDが送信されてから送信局が画
像データの送信を開始するまでの時間Tが長く、画像デ
ータのデータ量が少ないときには画像データの通信時間
よりも時間Tが長くなり、画像データのデータ量が少な
いにもかかわらず全体の通信時間が長いという問題が発
生する。
【0010】このようなことから低速信号の通信の中で
最も通信時間の長いフェーズB(データ・リンク確立の
ためのフェーズ)の通信時間を短くするために、受信局
から送信される受信機能提示のための信号であるNS
F、CSI、DISを省略する通信方法が知られてい
る。
【0011】例えば図10に示すように、送信局は、受
信局からのCEDを受信すると、受信局からのNSF、
CSI、DISを待たずにNSS、TSI、DCSを高
速モデムを使用して受信局に送信する。
【0012】受信局は、NSS、TSI、DCSを受信
するとその内容をチェックし、この高速モデムを使用す
ること及び信号の内容に問題が無ければ、送信局に対し
てCFRを送信する。
【0013】このようにすれば受信局からの機能提示の
ための信号を送信する時間とTCFを送信する時間を省
略することができ、またV.21モデムを使用した場合
よりもNSS、TSI、DCSを送信する時間を短縮で
きるため、全体の通信時間を短くできることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの通信方法
は、送信局が受信局の機能提示のためのNSF、CS
I、DISを受信せずにNSS、TSI、DCSを送信
するため、送信局は受信局にセットされている記録紙サ
イズなどの情報を正しく把握することができなくなり、
このため受信局が受信できない通信を行う問題があっ
た。
【0015】例えば図11に示すように送信局は、受信
局からのCEDを受信すると、高速モデムを使用して例
えば9,600bpsでNSS、TSI、DCSを受信
局に送信する。受信局は、このNSS、TSI、DCS
を正しく受信しても、通信スピードではなくその信号の
内容が受信局として受入れられないものだった場合に
は、V.21モデムを使用して送信局にFTTを送信す
ることになる。
【0016】これに対して送信局は、今度は通信スピー
ドを7,200bpsに変更して再度NSS、TSI、
DCSを受信局に送信する。しかし受信局では信号の内
容が受信局として受入れられないものであるため再度送
信局にFTTを送信することになる。
【0017】これに対して送信局は、再度通信スピード
を変更してNSS、TSI、DCSを受信局に送信する
ことになり、以降この信号のやり取りが繰り返され、最
終的に送信局が通信スピードを2,400bpsに変更
してNSS、TSI、DCSを受信局に送信した後に受
信局からのFTTを受信すると、通信を終了するために
DCN(呼び解除)を送信する。
【0018】このように送信局と受信局との通信時間を
長くかけても最終的に画像を送信できないままエラー終
了となってしまう問題があった。
【0019】また、高速モデムを使用したNSS、TS
I、DCSはTCFの代わりに高速モデムの使用可能確
認機能を含むため、NSS、TSI、DCSがエラーフ
レームとなりやすい問題があった。
【0020】そこで本発明は、CCITT勧告に準拠し
た通信方法以外に、画像データの受信機能提示のための
いくつかの信号を省略してファクシミリ通信を行う場合
において、通信スピードではなく信号の内容が受信局と
して受入れられない場合に、受信局はフェーズBの先頭
に戻って低速モデムを使用して送信局に対して必要な信
号を送信することにより、比較的短い通信時間で確実に
画像送信ができるファクシミリ通信方法を提供しようと
するものである。
【0021】また本発明は、受信局において高速信号に
CRCエラーを検出した場合には受信局はフェーズBの
先頭に戻ることなく、送信局にFTTを応答することに
よって、通信時間の短縮化を図ることができるファクシ
ミリ通信方法を提供しようとするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段と作用】請求項1対応の発
明は、送信局と受信局とでCCITT勧告に準拠した通
信方法以外に、画像データの受信機能提示のためのいく
つかの信号を省略してファクシミリ通信を行う場合に、
送信局は、受信局からのDIS(デジタル識別信号)等
を待たずにその受信局に対して高速モデムを使用して少
なくともDCS(デジタル命令信号)を送信し、受信局
は送信局からのDCSにより送信局からの送信内容をチ
ェックし、送信内容が受信許容範囲から外れている場合
にはフェーズBの先頭に戻って低速モデムを使用して送
信局に対してDIS等を送信し、送信局は受信局からの
DIS等を受信すると、フェーズBの先頭に戻って低速
モデムを使用してその受信局に対してDCSを送信する
ことにある。
【0023】請求項2対応の発明は、さらに送信局から
のDCSにCRC(冗長度符号チェック)エラーを検出
すると受信局は送信局に対してFTT(トレーニング失
敗)を送信することにある。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0025】図1はファクシミリ装置のブロック図で、
1は制御部本体を構成し、システム制御を行うCPU
(中央処理装置)、2はこのCPU1が各部を制御する
とともに通信手順を実行するためのプログラムデータが
格納されたROM(リード・オンリー・メモリ)、3は
画像データを格納するメモリ等が設けられたRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)、4は例えばCCD素子か
らなり、原稿を読取って画像データを出力するスキャ
ナ、5は画像データを印字出力するプリンタである。
【0026】6は画像データの符号化、復号化処理を行
う画像処理部、7はフルダイヤル番号や短縮ダイヤル番
号を入力するためのキー、ワンタッチキー、スタートキ
ー等の各種キーや表示器が設けられた操作部、8は高速
モデム及び低速モデムであるV.21モデムの機能を備
えたモデム、9は回線からの信号を検出し、また前記モ
デム8からの信号を回線に送信する信号管理部である。
【0027】前記CPU1とROM2、RAM3、スキ
ャナ4、プリンタ5、画像処理部6、操作部7、モデム
8及び信号管理部9とはバスライン10により電気的に
接続されている。
【0028】このような構成のファクシミリ装置が送信
側と受信側にそれぞれ配置され、かつこの両装置が回線
によって接続されて一方が送信局、他方が受信局として
機能するようになっている。
【0029】図2は高速信号に受信局の受信許容範囲を
越える内容が含まれていたときの通信例を示す通信シー
ケンスで、受信局のファクシミリ装置はCPU1により
信号管理部9を制御して各信号を所定のタイミングで送
信局に送信し、送信局のファクシミリ装置はCPU1に
より信号管理部9を制御して各信号を所定のタイミング
で受信局に送信するようになっている。
【0030】受信局は、最初にCED(被呼局識別)を
送信局に送信する。
【0031】送信局は、CEDを受信すると、モデム8
の高速モデムを使用してNSS(非標準機能設定)、T
SI(送信端末識別)、DCS(デジタル命令信号)を
受信局に送信する。なお、NSS、TSIはオプション
なので送信されない場合もある。このNSS、TSI、
DCSはこれから送信する画像データの各種モード情報
等を示している。
【0032】受信局は、NSS、TSI、DCSをCR
C(冗長度符号チェック)エラーを検出することなく受
信すると、この受信した信号の内容をチェックし、その
内容が受信許容範囲から外れていなければ図10に示す
正常な場合の通信例のようにCFR(受信準備確認)を
送信局に送信して画像データの受信準備を行うことにな
るが、この信号の内容が受信許容範囲から外れている場
合は、フェーズBの先頭に戻ってモデム8のV.21モ
デムを使用してNSF(非標準機能)、CSI(被呼端
末識別)、DIS(デジタル識別信号)を送信局に送信
する。なお、NSF、CSIはオプションなので送信さ
れない場合もある。このNSF、CSI、DISは受信
局の持つ機能を提示している。
【0033】送信局は、NSF、CSI、DISを受信
すると今度はモデム8のV.21モデムを使用してNS
S、TSI、DCSを受信局に送信する。また続いて高
速通信を確認するためにモデム8の高速モデムを使用し
て全てゼロのデータからなるTCF(トレーニングチェ
ック)を受信局に送信する。
【0034】受信局は、TCFを受信するとその内容を
確認し、高速通信を行うことに問題がないと判断した場
合にはモデム8のV.21モデムを使用してCFRを送
信局に送信する。
【0035】送信局は、CFRを受信すると受信局が画
像データの受信が可能であることを知り、受信局に対し
て画像データを送信する。
【0036】図3は高速信号にCRCエラーが検出され
たときの通信例を示す通信シーケンスで、受信局は、最
初にCED(被呼局識別)を送信局に送信する。
【0037】送信局は、CEDを受信すると、モデム8
の高速モデムを使用してNSS、TSI、DCSを受信
局に送信する。なお、NSS、TSIはオプションなの
で送信されない場合もある。
【0038】受信局は、NSS、TSI、DCSをCR
Cエラーを検出することなく受信し、かつこの信号の内
容が受信許容範囲から外れていなければ図10に示す正
常な場合の通信例のようにCFRを送信局に送信して画
像データの受信準備を行うことになるが、CRCエラー
を検出すると、モデム8のV.21モデムを使用してF
TT(トレーニング失敗)を送信局に送信する。
【0039】送信局は、FTTを受信すると高速モデム
の通信スピードを変えて受信局にNSS、TSI、DC
Sを再送する。例えばV.29の9,600bpsから
V.29の7,200bpsに変更してNSS、TS
I、DCSを再送する。
【0040】受信局は、NSS、TSI、DCSをCR
Cエラーを検出することなく受信し、かつこの信号の内
容が受信許容範囲から外れていないことを確認すると、
高速通信を行うことに問題がないと判断し、V.21モ
デムを使用して送信局にCFRを送信し画像データの受
信が可能であることを送信局に知らせる。
【0041】送信局は、CFRを受信すると受信局が画
像データの受信が可能であることを知り、受信局に対し
て画像データを送信する。
【0042】このような構成の実施例においては、送信
局からの高速信号(NSS、TSI、DCS)に受信局
の受信許容範囲を越える内容が含まれていたときには、
受信局はフェーズBの先頭に戻ってモデム8のV.21
モデムを使用してNSF、CSI、DISを送信局に送
信する。すなわち受信局は送信局に対して受信局の機能
を提示する信号を送信する。
【0043】従って、送信局は受信局の機能を知ること
ができるので、受信局が受信できる通信方法に変更して
NSS、TSI、DCSを再送することができるように
なる。こうして比較的短時間で画像データを確実に送信
できることになる。
【0044】換言すれば通信時間を短縮するために画像
データの受信機能提示のためのいくつかの信号を省略し
てファクシミリ通信を行う場合において、送信局が受信
局の受信機の機能を正確に把握していないことにより画
像データが送信できなくなるのを防止できる。
【0045】また、送信局からの高速信号(NSS、T
SI、DCS)にCRCエラーを検出すると、受信局は
送信局に対してFTTを応答するので、この場合に送信
局に対して不必要な信号となるNSF、CSI、DIS
を送信する必要が無くなり、通信時間の短縮化を図るこ
とができる。
【0046】なお、前記実施例においては、最初に受信
局から送信局に対してCED(被呼局識別)を送信する
ようにしたが必ずしもこれに限定されるものではなく、
CEDの代わりに図4、図5及び図6に示すように、特
殊な信号Sを送信するものであってもよい。
【0047】すなわち図4は高速信号に受信局の受信許
容範囲を越える内容が含まれていた場合の通信例を示す
通信シーケンスであり、図5は高速信号にCRCエラー
が検出されたときの通信例を示す通信シーケンスであ
り、また図6は高速信号にCRCエラーもなく、また信
号内容が受信許容範囲に入っているときの正常な通信例
を示す通信シーケンスである。
【0048】また図7、図8及び図9に示すように、C
EDや特殊な信号Sを省略してさらに通信時間を短縮す
る通信方法であってもよい。
【0049】すなわち図7は高速信号に受信局の受信許
容範囲を越える内容が含まれていた場合の通信例を示す
通信シーケンスであり、送信局は、受信局からCED等
の信号を受信する前に、モデム8の高速モデムを使用し
てNSS、TSI、DCSを受信局に送信する。なお、
NSS、TSIはオプションなので送信されない場合も
ある。
【0050】受信局は、NSS、TSI、DCSをCR
Cエラーを検出することなく受信すると、この受信した
信号の内容をチェックし、その内容が受信許容範囲から
外れていなければ図9に示す正常な場合の通信例のよう
にCFRを送信局に送信して画像データの受信準備を行
うことになるが、この信号の内容が受信許容範囲から外
れている場合は、フェーズBの先頭に戻ってモデム8の
V.21モデムを使用してNSF、CSI、DISを送
信局に送信する。
【0051】送信局は、NSF、CSI、DISを受信
すると今度はモデム8のV.21モデムを使用してNS
S、TSI、DCSを受信局に送信する。また続いて高
速通信を確認するためにモデム8の高速モデムを使用し
て全てゼロのデータからなるTCFを受信局に送信す
る。
【0052】受信局は、TCFを受信するとその内容を
確認し、高速通信を行うことに問題がないと判断した場
合にはモデム8のV.21モデムを使用してCFRを送
信局に送信する。
【0053】送信局は、CFRを受信すると受信局が画
像データの受信が可能であることを知り、受信局に対し
て画像データを送信する。
【0054】また図8は高速信号にCRCエラーが検出
されたときの通信例を示す通信シーケンスであり、送信
局は、受信局からCED等の信号を受信する前に、モデ
ム8の高速モデムを使用してNSS、TSI、DCSを
受信局に送信する。
【0055】受信局は、NSS、TSI、DCSをCR
Cエラーを検出することなく受信し、かつこの信号の内
容が受信許容範囲から外れていなければ図9に示す正常
な場合の通信例のようにCFRを送信局に送信して画像
データの受信準備を行うことになるが、CRCエラーを
検出すると、モデム8のV.21モデムを使用してFT
Tを送信局に送信する。
【0056】送信局は、FTTを受信すると高速モデム
の通信スピードを変えて受信局にNSS、TSI、DC
Sを再送する。例えばV.29の9,600bpsから
V.29の7,200bpsに変更してNSS、TS
I、DCSを再送する。
【0057】受信局は、NSS、TSI、DCSをCR
Cエラーを検出することなく受信し、かつこの信号の内
容が受信許容範囲から外れていないことを確認すると、
高速通信を行うことに問題がないと判断し、V.21モ
デムを使用して送信局にCFRを送信し画像データの受
信が可能であることを送信局に知らせる。
【0058】送信局は、CFRを受信すると受信局が画
像データの受信が可能であることを知り、受信局に対し
て画像データを送信する。
【0059】
【発明の効果】以上、本発明によれば、CCITT勧告
に準拠した通信方法以外に、画像データの受信機能提示
のためのいくつかの信号を省略してファクシミリ通信を
行う場合において、通信スピードではなく信号の内容が
受信局として受入れられない場合に、受信局はフェーズ
Bの先頭に戻って低速モデムを使用して送信局に対して
必要な信号を送信することにより、比較的短い通信時間
で確実に画像送信ができる。
【0060】また本発明によれば、受信局において高速
信号にCRCエラーを検出した場合には受信局はフェー
ズBの先頭に戻ることなく、送信局にFTTを応答する
ことによって、通信時間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例において高速信号に受信局の受信許容
範囲を越える内容が含まれていたときの通信例を示す通
信シーケンス図。
【図3】同実施例において高速信号にCRCエラーが検
出されたときの通信例を示す通信シーケンス図。
【図4】本発明の他の実施例における高速信号に受信局
の受信許容範囲を越える内容が含まれていたときの通信
例を示す通信シーケンス図。
【図5】同実施例において高速信号にCRCエラーが検
出されたときの通信例を示す通信シーケンス図。
【図6】同実施例において高速信号にCRCエラー検出
もなく、また信号内容が受信許容範囲に入っているとき
の正常な通信例を示す通信シーケンス図。
【図7】本発明のさらに別の実施例における高速信号に
受信局の受信許容範囲を越える内容が含まれていたとき
の通信例を示す通信シーケンス図。
【図8】同実施例において高速信号にCRCエラーが検
出されたときの通信例を示す通信シーケンス図。
【図9】同実施例において高速信号にCRCエラー検出
もなく、また信号内容が受信許容範囲に入っているとき
の正常な通信例を示す通信シーケンス図。
【図10】受信局が最初に送信局にCEDを送信する場
合において、高速信号にCRCエラー検出もなく、また
信号内容が受信許容範囲に入っているときの正常な通信
例を示す通信シーケンス図。
【図11】従来において通信スピードではなく信号内容
が受信局として受入れられない場合の通信例を示す通信
シーケンス図。
【符号の説明】
1…CPU 2…ROM 8…モデム 9…信号管理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信局と受信局とでCCITT勧告に準
    拠した通信方法以外に、画像データの受信機能提示のた
    めのいくつかの信号を省略してファクシミリ通信を行う
    場合に、 送信局は、受信局からのDIS(デジタル識別信号)等
    を待たずにその受信局に対して高速モデムを使用して少
    なくともDCS(デジタル命令信号)を送信し、 受信局は、送信局からのDCSにより送信局からの送信
    内容をチェックし、送信内容が受信許容範囲から外れて
    いる場合にはフェーズBの先頭に戻って低速モデムを使
    用して送信局に対してDIS等を送信し、 送信局は、受信局からのDIS等を受信すると、フェー
    ズBの先頭に戻って低速モデムを使用してその受信局に
    対してDCSを送信することを特徴とするファクシミリ
    通信方法。
  2. 【請求項2】 送信局と受信局とでCCITT勧告に準
    拠した通信方法以外に、画像データの受信機能提示のた
    めのいくつかの信号を省略してファクシミリ通信を行う
    場合に、 送信局は、受信局からのDIS(デジタル識別信号)等
    を待たずにその受信局に対して高速モデムを使用して少
    なくともDCS(デジタル命令信号)を送信し、 受信局は、送信局からのDCSにより送信局からの送信
    内容をチェックし、送信内容が受信許容範囲から外れて
    いる場合にはフェーズBの先頭に戻って低速モデムを使
    用して送信局に対してDIS等を送信し、また送信局か
    らのDCSにCRC(冗長度符号チェック)エラーを検
    出すると送信局に対してFTT(トレーニング失敗)を
    送信し、 送信局は、受信局からのDIS等を受信すると、フェー
    ズBの先頭に戻って低速モデムを使用してその受信局に
    対してDCSを送信することを特徴とするファクシミリ
    通信方法。
JP5029038A 1992-12-17 1993-02-18 ファクシミリ通信方法 Pending JPH06237354A (ja)

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