JPH0623719Y2 - 携帯形動力作業機 - Google Patents

携帯形動力作業機

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Publication number
JPH0623719Y2
JPH0623719Y2 JP1988076952U JP7695288U JPH0623719Y2 JP H0623719 Y2 JPH0623719 Y2 JP H0623719Y2 JP 1988076952 U JP1988076952 U JP 1988076952U JP 7695288 U JP7695288 U JP 7695288U JP H0623719 Y2 JPH0623719 Y2 JP H0623719Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body case
main body
air cleaner
grip portion
air
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988076952U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01179163U (ja
Inventor
彬 長島
博明 古賀
勉 尾形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoritsu Co Ltd
Original Assignee
Kyoritsu Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE3916414A priority patent/DE3916414C3/de
Priority to US07/363,743 priority patent/US4936271A/en
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はチエーンソー等の携帯形動力作業機に関する。
従来の技術 携帯形動力作業機の一例として、例えばチエーンソー
は、小形で内部空間が狭い本体ケース内に内燃機関を動
力源として設けており、その付属装置として気化器と、
この気化器へ空気を浄化して供給するエアクリーナとを
設けているが、従来のチエーンソーではその構造が使用
に不便であり、エアクリーナが比較的早期に汚れて性能
低下をきたし易く、空気が気化器へ吸入される時にかな
り大きな騒音を発し、また内燃機関からの背圧によつて
混合気が気化器からエアクリーナへ吹返されるので、エ
アクリーナが汚れ易い等の不都合があつた。
考案が解決しようとする課題 そこで、本考案は上述したような従来の携帯形動力作業
機の不都合を取除くと共に小型軽量にして使用に便利な
携帯形動力作業機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 即ち、本考案による携帯形動力作業機は、本体ケース
と、該本体ケースの上部に一体に形成されその前部側か
ら後部側へ延びる中空のグリップ部と、前記本体ケース
内に横向きに設けられてシリンダを前記本体ケースの前
記後部側に且つクランクケースを前記本体ケースの前記
前部側に配置した内燃機関と、前記クランクケースの前
部側に配置された気化器と、空気取入口が形成された前
記グリップ部の後部内に配置されたエアクリーナと、前
記グリップ部内を長手方向へ延びるように配置され前記
エアクリーナ及び前記気化器の間に気密に連結されて空
気流路を形成する合成樹脂材料の薄肉中空成形材よりな
る連通管とを備えた構成を特徴とする。
作用 従つて、エアクリーナ及び気化器は互いに本体ケースの
反対側に配置され、エアクリーナで浄化された空気はグ
リツプ部内を長手方向に延びる比較的長い連通管を通し
て気化器へ吸入される。
実施例 次に、本考案を図面の実施例に基づいて説明する。
図示した本考案一実施例としてのチエーンソーは、合成
樹脂等の適当な材料で成形された本体ケース1を有し、
該本体ケース1は、その内部に内燃機関2を横向きに配
置して復数本のねじ3で固定し、前記内燃機関2は、そ
のシリンダ4を前記本体ケース1の後部側に且つクラン
クケース5を前記本体ケース1の前部側に位置するよう
に水平方向に横向きに配置している。前記本体ケース1
は、その上部に、その前部側から後部側へ延びる概ね弓
形に湾曲した中空のグリツプ部6を一体に形成してい
る。前記本体ケース1は図面の紙面に対して直角な方向
の一側端部において開いており、この端部から種々の装
置を内部へ組込むことができ、且つ該端部は図示しない
カバーによつて閉じられ、該カバーは前記本体ケース1
のねじ穴7に螺着されるねじによつてに取付けられる。
前記内燃機関2は、この実施例では空冷二サイクル形式
の内燃機関であつて、前記シリンダ4内に往復動可能に
配置されたピストン8は、前記クランクケース5内に回
転可能に配置されたクランク軸9に連接棒10によつて連
結されており、前記シリンダ4の先端部には点火栓11が
取付けられ、また反対側の前記クランクケース5の前部
側にはダイヤフラム式気化器12が配置されて、前記クラ
ンクケース5内へ燃料及び空気の混合気を供給するよう
になつている。
前記本体ケース1のグリツプ部6の後部内にスポンジ状
フオームラバー等のエアクリーナ13が配設されている。
該エアクリーナ13は、前記グリツプ部6の後部に形成さ
れた空気取入口14を通して外部空気を吸入する。前記グ
リツプ部6内には、前記エアクリーナ13及び気化器12の
間を気密に連結する連通管15が設けられている。該連通
管15は、ポリプロピレン又はポリエチレン等の合成樹脂
材料の薄肉中空成形材で作られ、前記グリツプ部6の内
部24をその後部側から前部側へ長手方向に延びて配置さ
れ、後端開口24に気密に嵌着された前記エアクリーナ13
で浄化された空気を、前端開口25を気密に嵌着した気化
器12の吸入口26へ導入する作用をする。このように、エ
アクリーナ13はチエーンソーの後部側であるグリップ部
6の後部内に配置されているので、エアクリーナ13は汚
れ難く、良好な空気浄化能力を長期間にわたつて維持す
ることができる。また、エアクリーナ13及び気化器12の
間を連結する連通管15は、本体ケース1のグリツプ部6
内をその長手方向へ比較的長い、屈曲した空気流路を形
成するので、気化器12への吸気による騒音の発生は極め
て低く抑えられる。更に、気化器12及びエアクリーナ13
は比較的長い連通管15の両端に互いに反対向きに配置さ
れているので、内燃機関2の背圧による気化器12からの
混合気の吹返しがエアクリーナ13へ達してエアクリーナ
13を汚損することを防止する。
更に、前記本体ケース1のグリツプ部6の中央部には、
前記連通管15の幅を狭めて空所を設け、気化器12内のス
ロツトル弁を開閉制御するためのスロツトルレバー16
と、チエーンソーの不使用時に該スロツトルレバー16を
係止するための係止レバー17とがそれぞれ枢動可能に取
付けられている。
更に前記本体ケース1は、前記内燃機関2の下側の内部
空間28に、内燃機関2の燃料を貯溜する燃料タンク18
と、内燃機関2やソーチエーンの潤滑用オイルを貯溜す
るオイルタンク19とを配設している。前記燃料タンク18
は、前記クランクケース5の下側から本体ケース1の前
部側にかけて配置され、前記オイルタンク19は前記シリ
ンダ4の下側から本体ケース1の後部側にかけて配置さ
れる。前記燃料タンク18及びオイルタンク19は、それら
の間に形成され且つ前記本体ケース1の底面20に沿つて
延びる薄壁構造の接合部21によつて接合されて全体を合
成樹脂等の適当な材料で一体構造に成形されている。こ
のように、オイルタンク19は内燃機関2のシリンダ4に
近接して配置されているので、オイルタンク19内のオイ
ルはシリンダ4からの熱によつて加熱されて使用に適す
る流動性を保有する。また、燃料タンク18は、クランク
ケース5側に二重壁構造による断熱層29を介して配置さ
れ、燃料タンク18への熱の伝導を最小限にして燃料の温
度上昇を抑える。更に、接合部21はかなりの可撓性を有
するので、燃料タンク18及びオイルタンク19を一緒に本
体ケース1の狭い内部空間28内に組込む作業を容易にす
る。燃料タンク18及びオイルタンク19はそれぞれの注入
口22及び23を取外し可能なキヤツプによつてそれぞれ閉
じられている。
なお、前記本体ケース1の後端には、前記点火栓11及び
エアクリーナ13にまたがる大きな開閉蓋26が枢着されて
おり、ねじ27を外して開ければ、点火栓11やエアクリー
ナ13の着脱が簡単に行なえ、点検作業等が容易に行なえ
る。
考案の効果 以上説明した本考案の構成によつて、本考案は、本体ケ
ース内に内燃機関を横向きに配置すると共にグリツプ部
内にエアクリーナ及びそれから気化器への連通管を配置
することによつて、構造をコンパクトに構成して使用に
便ならしめ、エアクリーナを機体の後部側に配置したの
で、エアクリーナの汚れを少なくしてクリーナ性能を向
上することができ、またエアクリーナを気化器に対して
比較的長い屈曲した連通管の反対側に配置したので、気
化器からエアクリーナへの混合気の吹返しを防止するこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る一実施例としてのチエーンソーを示
す縦断断面図である。 1…本体ケース、2…内燃機関、4…シリンダ、 5…クランクケース、6…グリツプ部、 12…気化器、13…エアクリーナ、15…連通管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース(1)と、該本体ケースの上部
    に一体に形成されその前部側から後部側へ延びる中空の
    グリップ部(6)と、前記本体ケース内に横向きに設け
    られてシリンダ(4)を前記本体ケースの前記後部側に
    且つクランクケース(5)を前記本体ケースの前記前部
    側に配置した内燃機関(2)と、前記クランクケースの
    前部側に配置された気化器(12)と、空気取入口(1
    4)が形成された前記グリップ部の後部内に配置された
    エアクリーナ(13)と、前記グリップ部内を長手方向
    へ延びるように配置され前記エアクリーナ及び前記気化
    器の間に気密に連結されて空気流路を形成する合成樹脂
    材料の薄肉中空成形材よりなる連通管(15)とを備え
    たことを特徴とする携帯形動力作業機。
JP1988076952U 1988-06-10 1988-06-10 携帯形動力作業機 Expired - Lifetime JPH0623719Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988076952U JPH0623719Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 携帯形動力作業機
DE3916414A DE3916414C3 (de) 1988-06-10 1989-05-19 Tragbare, motorisch angetriebene Arbeitsmaschine
US07/363,743 US4936271A (en) 1988-06-10 1989-06-09 Portable powered working machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988076952U JPH0623719Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 携帯形動力作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01179163U JPH01179163U (ja) 1989-12-22
JPH0623719Y2 true JPH0623719Y2 (ja) 1994-06-22

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ID=31301958

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988076952U Expired - Lifetime JPH0623719Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 携帯形動力作業機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0540278Y2 (ja) * 1987-01-13 1993-10-13

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JPH01179163U (ja) 1989-12-22

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