JPH06236473A - 紙幣の真贋判定方法 - Google Patents

紙幣の真贋判定方法

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JPH06236473A
JPH06236473A JP4352606A JP35260692A JPH06236473A JP H06236473 A JPH06236473 A JP H06236473A JP 4352606 A JP4352606 A JP 4352606A JP 35260692 A JP35260692 A JP 35260692A JP H06236473 A JPH06236473 A JP H06236473A
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JP
Japan
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authenticity
data
cash
wavelength
banknote
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Pending
Application number
JP4352606A
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English (en)
Inventor
Kiwa Ishiwatari
喜和 石渡
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 現行で流通している複数種の印刷方法による
紙幣を、真正なものである限り、拒否することなく受け
入れる装置とする。 [構成] 光センサーによって挿入された紙幣からのデ
ータを取り、そのデータを予めメモリーしてある真正デ
ータと比較することで判定を行う紙幣の真贋判定方法に
おいて、前記した光センサーとして紫外線センサーを使
用し、少なくとも415〜445nmの波長を有するも
のと、350〜370nmの波長を有するものの二つを
並設してあることとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙幣の真贋判定方法、特
に自動販売機、貸し出し機、ゲーム機、両替機等の装置
類に挿入される紙幣の真贋を判定する方法の改良に関す
る。
【0002】
【発明の背景】一般的に、上記した紙幣が挿入される装
置類には、その挿入された紙幣の真贋を判定するシステ
ムが付設されている。この判定システムの多くは紙幣に
特定分布されている磁気を検出するものであるが、この
磁気を検出する方法は容易にシステムを誤認させること
ができるため、近時は光センサーを使用して、その光セ
ンサーによって得られた波形等のデータを予めメモリー
してある真正紙幣のデータと比較方法も開発されてい
る。
【0003】また、前記した光センサーには近赤外線を
はじめ、紫外線の使用も試みられているが、紫外線セン
サーを使用する場合、一般的に紙幣の印刷の青の部分を
検出するため、470nm(青の波長)の波長をした紫
外線センサーを一本設置するものとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た470nmの波長をした一本の紫外線センサーのみで
は現在有効に流通している紙幣の印刷方法が変移してい
ることから、新札や古札の全てに十分に対応することが
できず、真正な紙幣でも時として返却してしまう事態が
発生してしまう。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した従来の技術の
問題点に着目してなされたもので、かかる問題点を解消
して、印刷方法が変更されていても真正な現行流通して
いる紙幣である限り、正確な判定を行うことができるこ
ととし、無用なトラブルが生じることを未然に防止する
紙幣の真贋判定方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明にかかる紙幣の真贋判定方法は、光センサー
によって挿入された紙幣からのデータを取り、そのデー
タを予めメモリーしてある真正データと比較することで
判定を行う紙幣の真贋判定方法において、前記した光セ
ンサーとして紫外線センサーを使用し、少なくとも41
5〜445nmの波長を有するものと、350〜370
nmの波長を有するものの二つを並設してあることを特
徴としている。
【0007】
【作用】上記した構成とすることによって、二つの波長
を有する紫外線センサーが挿入された紙幣が現行で流通
する真正なものであれば、そのいずれも、あるいはいず
れかが予定している正当な反応を導くこととなり、印刷
方法の相違による要因のみであっては真正紙幣として装
置内へ受け入れ、返却してしまうトラブルを生ずること
がなくなるのである。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施の一例を説明する。本発
明に係る紙幣の真贋判定方法を実行する紫外線センサー
は前記した機器装置の紙幣挿入口の奥側近傍に装備され
る。紙幣を挿入口へ挿し込むと、その開口に配備された
光スイッチングセンサーが挿入を検知し、ローディング
メカニズムの駆動モータを起動させ、ローラ群やベルト
等で構成されたメカニズムが作動して紙幣を装置内に引
き込む。
【0009】上記したローディングメカニズムの駆動に
伴って、挿入された紙幣の真贋を判定するため、挿入紙
幣からデータを採取する紫外線センサー、本実施例にあ
っては冷陰極の紫外線センサーが入力される。この紫外
線センサーは発光側と、受光側とより構成されるもの
で、発光側からの紫外線を挿入紙幣にあて、透過あるい
は反射させることでローディングの走行と合せて全体を
スキャニングしデータを取り、受光側へ送ることとな
る。
【0010】受光側で得られたデータはプリント基板に
搭載されているメモリーに蓄積されている真正紙幣のデ
ータと比較され、所定の許容範囲をもって真贋の判定が
行われる。ここで真正と判定された紙幣はそのままロー
ディングされてスタッカーへ収納されるが、贋札と判定
された場合はアンローディングして挿入口から返却され
る。
【0011】ここで、本実施例にあっては前記した紫外
線センサーとして、415〜445nmの範囲の波長を
発するものと、350〜370nmの範囲の波長を発す
るものの二つが並設され、挿入紙幣に対し、同時にその
二つの光をあてるものとなっている。即ち、現行で流通
している紙幣は、現在の印刷方法と、若い番号の紙幣、
それもアルファベットが1桁でA〜C程度の古札の印刷
方法が相違しているため、反応する紫外線の波長帯域が
異なったものとなっており、一つの波長帯域のみでは拒
否される紙幣も現存している事実を補うこととしてい
る。本実施例では前記した二つの紫外線センサーによっ
て真正紙幣の受け入れようオアゲートを構成することと
なっている。
【0012】また、本実施例にあっては前記した二つの
紫外線センサー、特に受光側の素材が湿気に弱く、白粉
をふく状態となってしまい、誤動作の原因となることを
未然に防止するため、全体をシリコンに浸漬して固化し
たものを使用する。こうすることで、組立作業も非常に
容易なものとすることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る紙幣の真贋判定方法は上述
のように構成される。二つの波長帯域、それも紙幣の異
なった印刷方法に対応して特殊に反応する二つの波長帯
域をした紫外線センサーを並設し、データを採用するこ
ととしたので、現行の真正紙幣である限り、拒否する誤
動作を生ずることがなく、円滑な取り引き行為を自動的
に装置が行うこととなる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光センサーによって挿入された紙幣から
    のデータを取り、そのデータを予めメモリーしてある真
    正データと比較することで判定を行う紙幣の真贋判定方
    法において、前記した光センサーとして紫外線センサー
    を使用し、少なくとも415〜445nmの波長を有す
    るものと、350〜370nmの波長を有するものの二
    つを並設してあることを特徴とする紙幣の真贋判定方
    法。
  2. 【請求項2】 前記した紫外線センサー素子をシリコン
    に浸漬し、一体的に固化させてあることを特徴とする請
    求項1に記載の紙幣の真贋判定方法。
JP4352606A 1992-12-10 1992-12-10 紙幣の真贋判定方法 Pending JPH06236473A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009223607A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Aruze Corp 偽造識別装置、及び、偽造識別方法
JP2015082298A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 富士通フロンテック株式会社 紙葉類鑑別装置

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JPS649586A (en) * 1987-07-02 1989-01-12 Toshiba Corp Discriminator for sheet paper

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