JPH06235479A - 湯水混合弁 - Google Patents

湯水混合弁

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JPH06235479A
JPH06235479A JP4202393A JP4202393A JPH06235479A JP H06235479 A JPH06235479 A JP H06235479A JP 4202393 A JP4202393 A JP 4202393A JP 4202393 A JP4202393 A JP 4202393A JP H06235479 A JPH06235479 A JP H06235479A
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JP
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temperature
spring
water
sensitive
hot water
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JP4202393A
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Mikio Horimoto
幹夫 堀本
Tomoaki Kishida
智明 岸田
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本湯水混合弁10は、広い温度範囲において
混合湯水の温度調節機能を有する。 【構成】 湯水混合弁10では、感温ばね130が混合
湯水の温度に応じてばね定数を変化するが、ばね定数の
変化により生じる感温ばね130の荷重とバイアスばね
150のばね力との釣合で可動弁体160が可動するこ
とにより、混合湯水が目標温度で吐水される。また、感
温ばね130は、その荷重特性が温度で異なる第1およ
び第2感温ばね130A,130Bを用いている。各感
温ばね130A,130Bは、それぞれ予め設定された
所定温度範囲内においてその荷重特性を変化させて、可
動弁体160を移動させるよう荷重を加える。よって、
各感温ばね130A,130Bにおいてそれぞれ荷重が
変化する温度範囲を合わせた広い温度範囲にて、混合湯
水が温度調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度によってばね定数
が変化する素材からなるばねを用いて可動弁体を付勢し
て湯水の混合を行なう湯水混合弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の湯水混合装置としては、
湯と水の混合比を左右する可動弁体を、温度によって形
状が変化する形状記憶合金を用いて付勢することによ
り、混合湯水の温度を一定に制御する自動温度調節式湯
水混合栓が提案されている(実公昭61−4406
2)。これは、形状記憶合金からなる感温ばねが、特定
の温度下で一定の形状にセットしておくと、その他の温
度下で物理的に形状を変化させても当初のセット温度を
与えることにより、再びセット時の形状に復元するとい
う特徴を有し、従来の感温素子、例えば、ワックスサー
モ等より熱容量が小さく、温度変化に対して敏感に作動
することを利用したものである。
【0003】この湯水混合装置では、可動弁体の一方
を、感温ばねで付勢し、他方を、バイアスばねで付勢す
るように構成されており、感温ばねは、一定温度で一定
コイル長にあり、混合湯水に直接接触するよう配置され
ており、混合湯水の温度の変化により、次のように作動
する。
【0004】混合湯水の温度が設定温度で定常状態にあ
るとき、可動弁体は、感温ばねとバイアスばねとの釣り
合いの位置で停止している。定常状態にあった混合湯水
の温度が外乱等により変化して一定の温度になると、感
温ばねは、その温度でセットされた一定のコイル長に復
元しようとして、形状復元力を発生する。この形状復元
力は、定常状態にあったバイアスばねとの釣り合いを崩
して、可動弁体をバイアスばね側または感温ばね側へ駆
動する。ここで、感温ばねに対して、設定温度近傍で、
一定のコイル長をセットすれば、混合湯水の温度が設定
温度近傍での変化に対して、感温ばねは、温度変化に伴
ってコイル長を変化させ、連続的な形状復元力を発生す
る。従って、可動弁体が混合湯水の温度変化に対応して
変位し、湯水の割合を変化させるので、混合湯水の温度
を設定温度に維持することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記感温ば
ねは、図4に示すような温度に対する荷重特性を有して
いる。ここで、図4は感温ばねを定歪状態に設定し、そ
の温度を変更したときの荷重を示す。図4から明かなよ
うに、感温ばねは、荷重をリニアに変化させることがで
きる温度範囲TRは、8℃〜10℃でその範囲が狭い。
このため、この湯水混合装置を浴室のシャワーなどの温
度調節に用いた場合には、夏季におけるシャワーから冬
季におけるシャワーまでの広い温度範囲における温度調
節ができないという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、広い温度範囲において温度調節機能を有
する湯水混合弁を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1の発明は、湯水の混合比を調節する
可動弁体を有し、該可動弁体の可動により目標温度の混
合湯水を吐水する湯水混合弁において、所定の温度範囲
内において温度に応じてばね定数が変化する材料からな
り、混合湯水の上昇温度に伴い湯の割合を減少させる方
向へ上記可動弁体を付勢する感温ばねと、上記可動弁体
を上記方向に対して反対方向に付勢するバイアスばね
と、を備え、上記感温ばねは、温度に対して上記ばね定
数の変化に伴う荷重特性が異なる複数のばねを用いると
共に、それぞれの感温ばねを合わせた荷重特性が所定の
温度範囲内において連続的になるよう設定したこと、を
特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1に加え
て、上記感温ばねは、コイル状の第1感温ばねと、第1
感温ばねより大径のコイル状の第2感温ばねとからな
り、第1および第2感温ばねを同心状に配置して可動弁
体に付勢するよう配置したものである。
【0009】
【作用】本発明に係る湯水混合弁では、感応ばねが混合
湯水の温度に応じてばね定数を変化するが、ばね定数の
変化により生じる感応ばねの荷重とバイアスばねとの釣
合で可動弁体が可動することにより、湯水の混合比が目
標温度になるように調節されて、混合湯水が吐水され
る。また、上記感温ばねは、その荷重特性が温度で異な
る複数のばねを用いている。各感温ばねは、それぞれ予
め設定された所定温度範囲内においてその荷重特性を変
化させて、可動弁体を移動させるよう荷重を加える。し
かも、感温ばねは、複数の感温ばねの荷重特性が所定温
度範囲内において連続的に変化するよう設定されている
ので、各感温ばねにおける荷重の変化する温度範囲を加
えた広い温度範囲にて混合湯水が温度調節される。
【0010】また、請求項2の発明では、上記感温ばね
がコイル状の第1感温ばねと、第1感温ばねより大径の
コイル状の第2感温ばねとからなり、第1および第2感
温ばねを同心状に配置して可動弁体に付勢するよう配置
している。同心状に配置された第1および第2感温ばね
は、可動弁体に対して一致する方向へ付勢力を加え、可
動弁体に捩り力を加えない。よって、可動弁体は傾いた
りすることなく、高いシール性で安定して可動する。
【0011】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係る湯水混合弁
を示す断面図である。同図において、湯水混合弁10
は、外側ケーシング20と、この外側ケーシング20内
に収納された内側ケーシング30と、外側ケーシング2
0の端部に取り付けられたキャップ40と、内側ケーシ
ング30内に収納されたケーシング本体50と、を備え
ている。
【0013】ケーシング本体50は、後述する弁機構な
どを収納する室を備えており、つまり、図示の左側から
順に、感温ばね室80、湯水混合室90、スライド室9
6を備えている。
【0014】感温ばね室80には、Oリングでシールさ
れた水側弁座部材70が嵌合されている。水側弁座部材
70には、水側ポート106を有する水側弁座108が
形成されている。上記水側ポート106は、外側ケーシ
ング20と内側ケーシング30との間に形成された水導
入通路102に接続されている。一方、ケーシング本体
50には、図示しない給湯機に接続された湯流路114
が形成されると共に、この湯流路114に接続される湯
側ポート116を有する湯側弁座118が形成されてい
る。
【0015】湯水混合室90には、上記水側弁座108
および湯側弁座118に着脱または離反する可動弁体1
60が摺動自在に嵌合されている。この可動弁体160
は、感温ばね室80内に収納された感温ばね130のば
ね力を受けると共に、バイアスばね150によるばね力
を受け、これらのばね力の釣合いにより、その位置が定
まる。上記可動弁体160は、図2に示すように、筒状
部162と、この筒状部162の両端部に設けられた水
側着座部164および湯側着座部166と、筒状部16
2の内周部に形成されかつ流路部172を有する環状係
止部168と、を備えている。上記環状係止部168
は、その端部でバイアスばね150を支持し、また他端
部で感温ばね130を受けるスペーサ190を支持して
いる。
【0016】また、可動弁体160を可動させる感温ば
ね130は、コイル状の第1感温ばね130Aおよび第
2感温ばね130Bとから構成されている。第1感温ば
ね130Aは、第2感温ばね130Bに対して大径であ
りかつ同心状に配置されている。すなわち、第1感温ば
ね130Aの一端部は、スペーサ190の第1ばね受け
部192Aに支持され、その他端は、水側弁座部材70
に嵌合されたばね受け部材180の底面部182の第1
支持部183Aに支持されている。一方、第2感温ばね
130Bの一端は、スペーサ190の第2ばね受け部1
92Bに支持され、その他端は上記底面部182の第2
支持部183Bに支持されている。
【0017】第1および第2感温ばね130A,130
Bは、バイアスばね150により予荷重を与えられた歪
状態で伸縮され、可動弁体160を所定範囲のストロー
クSTで摺動させる。上記感温ばね130A,130B
は、図3に示すような温度に対する荷重特性を有してい
る。図3において、SpA は第1感温ばね130Aの荷
重特性、SpB は第2感温ばね130Bの荷重特性を示
し、SpABは第1感温ばね130Aと第2感温ばね13
0Bとを加算した荷重特性を示す。第1感温ばね130
Aおよび第2感温ばね130Bの荷重特性SpA ,Sp
B は、温度tA〜温度tB の範囲および温度tB 〜温度
tC の範囲にてそれぞれリニアな特性を有する。
【0018】この感温ばね130A,130Bは、温度
に応じてばね定数が変化する金属によって形成されてお
り、バイアスばね150は、温度に関して一定のばね定
数を有する通常のばね材料によって形成されている。温
度に応じてばね定数が変化する金属材料としては、ニッ
ケル・チタン合金からなる形状記憶合金(SMA)の範
疇に属する合金が知られている。この種のSMAは、温
度に応じて弾性係数が変化し、その結果、SMAからな
る第1および第2感温ばね130A,130Bのばね定
数が温度に応じて変化する。SMAからなる所望の温度
特性を有する温度応答性の第1および第2感温ばね13
0A,130Bは、種々の供給者から入手することがで
きる。また、第1感温ばね130Aと第2感温ばね13
0Bは、合金の組成および熱処理温度を変更することに
より図3に示すような異なった荷重の特性を付加してい
る。
【0019】予荷重調節機構200は、バイアスばね1
50の予荷重を調節することにより、混合湯水の目標温
度を変更するものであり、キャップ40を回転すること
により、スライド機構250を介してばね受け部材21
0が進退し、これによりバイアスばね150の予荷重が
増減する。予荷重の増減により、バイアスばね150の
ばね力と感温ばね130のばね力とが釣り合う位置まで
可動弁体160が変位して、目標温度が変更される。
【0020】次に、上記湯水混合弁10の湯水の温度調
節動作について説明する。いま、給湯機からの給湯温
度、水道水温度または流量などの条件が定常状態にあ
り、混合湯水が目標温度で吐水しているときには、可動
弁体160は、感温ばね室80内の混合湯水により感温
ばね130に発生する力と、バイアスばね150のばね
力との釣合により位置が決定されて静止している。この
状態から、給湯機からの給湯温度、水道水温または流量
などの条件が外乱により変動すると、この変動に応じて
感温ばね室80内の混合湯水温度が目標温度からずれて
温度偏差を生じる。感温ばね130は、この温度変化に
応じてばね定数を変化させ、その結果、感温ばね130
のばね力が変化する。このとき、混合湯水温度が目標温
度より高い場合には、感温ばね130のばね力が増大
し、バイアスばね150の予荷重を増加させながら可動
弁体160を図1の右方向へ変位させるので、湯の割合
が減少し、混合湯水温度が低下する。そして、可動弁体
160の水側着座部164が水側弁座108に着座した
ときには、給湯機の湯だけが吐水される。
【0021】一方、混合湯水温度が目標温度より低い場
合には、感温ばね130のばね力が減少し、バイアスば
ね150の作用により可動弁体160が図1の左方向へ
変位するのを許容するので、湯の割合が増加すると同時
に水の割合が減少し、混合湯水温度が上昇する。そし
て、可動弁体160の湯側着座部166が湯側弁座11
8に着座したときには、水道水だけが吐水される。こう
した感温ばね130の作用により可動弁体160が水側
ポート106と湯側ポート116との流路開口に応じた
量の水および湯が吐水され、湯水混合室90にて混合さ
れて、混合湯水温度は、目標温度に向かうよう調節され
る。
【0022】こうした構成の湯水混合弁10において、
その目標温度を変更するには、予荷重調節機構200の
一部を構成するキャップ40を所定方向へ回転すること
により行なう。すなわち、キャップ40を所定方向へ回
転すると、スライド機構250を介してばね受け部材2
10が図1の左方向へ移動してバイアスばね150が圧
縮変位し、バイアスばね150による可動弁体160に
対する予荷重が増大する。一方、キャップ40を反対方
向へ回転すると、スライド機構250を介して図1の右
方向へ移動してバイアスばね150が伸張変位し、バイ
アスばね150による可動弁体160に対する予荷重が
減少する。
【0023】このようなバイアスばね150の予荷重の
増加により、可動弁体160は、湯側弁座118の流路
を広げると同時に水側弁座108の流路を狭める位置で
釣合うよう調節されて、湯量の増加と水の減少による湯
水混合比を変更することにより、混合湯水の吐水温度が
高くなり、逆に、予荷重の減少により、可動弁体160
は、湯側弁座118の流路を狭めると同時に水側弁座1
08の流路を広げる位置で釣合うように調節されて、混
合湯水の吐水温度が低くなる。
【0024】また、上記湯水混合弁10では、感温ばね
130が第1および第2感温ばね130A,130Bの
2つのばねから形成されており、その温度に対する荷重
特性が図3に示すように異なっている。こうした異なっ
た感温ばね130では、温度tA 〜温度tB の範囲で
は、第1感温ばね130Aの荷重がリニアに増減し、第
2感温ばね130Bの荷重は一定値にある。よって、感
温ばね130の荷重特性は、第1感温ばね130Aと第
2感温ばね130Bの荷重を加算した値であるから、第
1感温ばね130Aの荷重だけで増減し、その第1感温
ばね130Aのばね力で可動弁体160が駆動される。
そして、温度tB 〜温度tC の範囲では、第2感温ばね
130Bの荷重がリニアに増減し、第1感温ばね130
Aの荷重は一定値にある。よって、感温ばね130の荷
重特性は、第1感温ばね130Aと第2感温ばね130
Bの荷重を加算した値であるから、第2感温ばね130
Bの荷重だけで増減し、第2感温ばね130Bのばね力
で可動弁体160が駆動される。
【0025】したがって、感温ばね130は、温度tA
〜温度tC の範囲において連続したリニアな荷重特性を
有するから、可動弁体160は、1つの感温ばねを用い
た場合よりも広い温度範囲において駆動されて、この広
い温度範囲にて温度調節を行なうことができる。
【0026】また、上記湯水混合弁10において、第1
感温ばね130Aと第2感温ばね130Bとは同心状に
配置されて可動弁体160に対して付勢し、つまり、両
ばね13A,130Bは、可動弁体160に対して一致
する方向へ付勢力を加え捩り力を加えない。よって、可
動弁体160は傾いたりすることなく、高いシール性で
安定して可動し、湯または水の漏れに伴う吐水温度の不
安定な温度調節もない。
【0027】なお、上記実施例では、感温ばね130を
第1感温ばね130Aおよび第2感温ばね130Bの2
つの感温ばねを用いた場合を説明したが、これに限ら
ず、3以上の感温ばねを用いてさらに広い温度範囲に設
定することもできる。
【0028】また、上記実施例では、第1感温ばね13
0Aと第2感温ばね130Bとを並列に配置したが、複
数の感温ばねを直列に連結しても、ほぼ同様な効果を奏
することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の湯水混合弁
よれば、可動弁体を付勢する感温ばねとして、異なる温
度範囲にてばね荷重を変化させる複数のばねを用いるこ
とにより、それぞれの感温ばねに依拠する温度範囲を合
わせた広い温度範囲にて混合湯水の吐水温度を調節する
ことができる。
【0030】また、請求項2の発明によれば、感温ばね
がコイル状の第1感温ばねと、第1感温ばねより大径の
コイル状の第2感温ばねとからなり、第1および第2感
温ばねを同心状に配置して可動弁体に付勢するよう配置
しているので、第1および第2感温ばねは、可動弁体に
対して一致する方向へ付勢力を加え、可動弁体に捩り力
を加えない。よって、可動弁体は傾いたりすることな
く、高いシール性で安定して可動し、精度の高い温度調
節を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る湯水混合弁を示す概略
図。
【図2】同実施例の要部を拡大して示す断面図。
【図3】同実施例の感温ばねにおける温度と荷重との関
係を示すグラフ。
【図4】従来の技術に係る感温ばねにおける温度と荷重
との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
10…湯水混合弁 20…外側ケーシング 30…内側ケーシング 40…キャップ 50…ケーシング本体 70…水側弁座部材 80…感温ばね室 90…湯水混合室 96…スライド室 102…水導入通路 106…水側ポート 108…水側弁座 114…湯流路 116…湯側ポート 118…湯側弁座 130…感温ばね 130A…第1感温ばね 130B…第2感温ばね 150…バイアスばね 160…可動弁体 162…筒状部 164…水側着座部 166…湯側着座部 168…環状係止部 172…流路部 180…ばね受け部材 182…底面部 183A…第1支持部 183B…第2支持部 190…スペーサ 192A…第1ばね受け部 192B…第2ばね受け部 200…予荷重調節機構 210…ばね受け部材 250…スライド機構 ST…ストローク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯水の混合比を調節する可動弁体を有
    し、該可動弁体の可動により目標温度の混合湯水を吐水
    する湯水混合弁において、 所定の温度範囲内において温度に応じてばね定数が変化
    する材料からなり、混合湯水の上昇温度に伴い湯の割合
    を減少させる方向へ上記可動弁体を付勢する感温ばね
    と、 上記可動弁体を上記方向に対して反対方向に付勢するバ
    イアスばねと、 を備え、 上記感温ばねは、温度に対して上記ばね定数の変化に伴
    う荷重特性が異なる複数のばねを用いると共に、それぞ
    れの感温ばねを合わせた荷重特性が所定の温度範囲内に
    おいて連続的になるよう設定したこと、 を特徴とする湯水混合弁。
  2. 【請求項2】 上記感温ばねは、コイル状の第1感温ば
    ねと、第1感温ばねより大径のコイル状の第2感温ばね
    とからなり、第1および第2感温ばねを同心状に配置し
    て可動弁体に付勢するよう配置した請求項1に記載の湯
    水混合弁。
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