JPH0623541Y2 - ポリマー払い出し装置 - Google Patents
ポリマー払い出し装置Info
- Publication number
- JPH0623541Y2 JPH0623541Y2 JP19766387U JP19766387U JPH0623541Y2 JP H0623541 Y2 JPH0623541 Y2 JP H0623541Y2 JP 19766387 U JP19766387 U JP 19766387U JP 19766387 U JP19766387 U JP 19766387U JP H0623541 Y2 JPH0623541 Y2 JP H0623541Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- dispensing
- dispensing device
- heating
- molten polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は,溶融ポリマーを重縮合反応器などの貯留槽か
ら払い出すポリマー払い出し装置に関するものである。
ら払い出すポリマー払い出し装置に関するものである。
(従来の技術) 溶融ポリマーを重縮合反応器などの貯留槽から払い出し
て造粒する場合,弁体から払い出し口に向かって扁平に
拡がったY型弁が広く使用されている。
て造粒する場合,弁体から払い出し口に向かって扁平に
拡がったY型弁が広く使用されている。
これは,弁体が溶融ポリマー貯留槽の底部壁面に密接し
て設置可能で,デッドスペースをなくしてポリマーの劣
化を防止することができるとともに払い出しポリマーを
造粒装置へ供給するために必要な条件である溶融ポリマ
ーを横方向に広げて払い出すことができるためである。
て設置可能で,デッドスペースをなくしてポリマーの劣
化を防止することができるとともに払い出しポリマーを
造粒装置へ供給するために必要な条件である溶融ポリマ
ーを横方向に広げて払い出すことができるためである。
Y型弁は特異な型をしているため,均一加熱を考慮し
て,気状熱媒による加熱装置や液状熱媒をポンプによっ
て強制循環させる加熱装置が設けられていることが多
い。
て,気状熱媒による加熱装置や液状熱媒をポンプによっ
て強制循環させる加熱装置が設けられていることが多
い。
しかし,このような加熱装置を設けたものは,高価であ
り,また,一般的に熱ロスが大きいという問題があっ
た。
り,また,一般的に熱ロスが大きいという問題があっ
た。
一方,安価で,熱ロスの少ないものとして,単なる加熱
ジャケットを設け,熱媒の温度を検出して温度制御する
ようにしたものがある。
ジャケットを設け,熱媒の温度を検出して温度制御する
ようにしたものがある。
第2図は,このような装置を一例を示し、1は溶融ポリ
マー貯留槽,2はY型弁,3は加熱ジャケット,4は熱
媒,5はヒータ,62は熱媒の温度を検出する温度検出
端,7は温度制御計器である。
マー貯留槽,2はY型弁,3は加熱ジャケット,4は熱
媒,5はヒータ,62は熱媒の温度を検出する温度検出
端,7は温度制御計器である。
しかし,この装置では,弁の特性や条件に応じて温度検
出端の位置を変更することができず,加熱ジャケットの
温度が均一になるように制御することが困難で,局部加
熱によるヒータの損傷やポリマーの劣化を引き起こすと
いう問題があった。
出端の位置を変更することができず,加熱ジャケットの
温度が均一になるように制御することが困難で,局部加
熱によるヒータの損傷やポリマーの劣化を引き起こすと
いう問題があった。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は,溶融ポリマーの貯留槽に加熱ジャケットを有
するY型払い出し弁を取り付けて溶融ポリマーを払い出
すポリマー払い出し装置において,均一な加熱ができ、
しかも熱ロスの少ないポリマー払い出し装置を提供しよ
うとするものである。
するY型払い出し弁を取り付けて溶融ポリマーを払い出
すポリマー払い出し装置において,均一な加熱ができ、
しかも熱ロスの少ないポリマー払い出し装置を提供しよ
うとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は,上記の目的を達成するもので,溶融ポリマー
の貯留槽に加熱ジャケットを有するY型払い出し弁を取
り付けて溶融ポリマーを払い出すポリマー払い出し装置
において,払い出し弁の加熱ジャケット表面に温度制御
用の温度検出端を設けたことを特徴とするポリマー払い
出し装置を要旨とするものである。
の貯留槽に加熱ジャケットを有するY型払い出し弁を取
り付けて溶融ポリマーを払い出すポリマー払い出し装置
において,払い出し弁の加熱ジャケット表面に温度制御
用の温度検出端を設けたことを特徴とするポリマー払い
出し装置を要旨とするものである。
第1図は,本考案の装置の一例を示す概略断面図であ
り,第2図に示した従来の装置における熱媒の温度を検
出する温度検出端62に代えて,加熱ジャケット表面に温
度を検出する温度検出端61を設けたものである。
り,第2図に示した従来の装置における熱媒の温度を検
出する温度検出端62に代えて,加熱ジャケット表面に温
度を検出する温度検出端61を設けたものである。
本考案に従って,加熱ジャケット表面に温度検出端を設
けると、温度検出端の設置位置を最適位置に容易に変更
することができ,また,温度検出端を複数箇所に設置す
ることも容易であり,特にコンピュータを利用して制御
することにより,きめの細かい温度制御が可能となる。
けると、温度検出端の設置位置を最適位置に容易に変更
することができ,また,温度検出端を複数箇所に設置す
ることも容易であり,特にコンピュータを利用して制御
することにより,きめの細かい温度制御が可能となる。
(考案の効果) 本考案によれば,溶融ポリマーの貯留槽に加熱ジャケッ
トを有するY型払い出し弁を取り付けて溶融ポリマーを
払い出すポリマー払い出し装置において,均一な加熱が
でき,しかも熱ロスの少ないポリマー払い出し装置が提
供される。
トを有するY型払い出し弁を取り付けて溶融ポリマーを
払い出すポリマー払い出し装置において,均一な加熱が
でき,しかも熱ロスの少ないポリマー払い出し装置が提
供される。
第1図は,本考案の装置の一例を示す概略断面図,第2
図は,従来の装置の一例を示す概略断面図である。 1:溶融ポリマー貯留槽, 2:Y型弁, 3:加熱ジャケット, 4:熱媒, 5:ヒータ, 61,62:温度検出端, 7:温度制御計器。
図は,従来の装置の一例を示す概略断面図である。 1:溶融ポリマー貯留槽, 2:Y型弁, 3:加熱ジャケット, 4:熱媒, 5:ヒータ, 61,62:温度検出端, 7:温度制御計器。
Claims (1)
- 【請求項1】溶融ポリマーの貯留槽に加熱ジャケットを
有するY型払い出し弁を取り付けて溶融ポリマーを払い
出すポリマー払い出し装置において,払い出し弁の加熱
ジャケット表面に温度制御用の温度検出端を設けたこと
を特徴とするポリマー払い出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19766387U JPH0623541Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | ポリマー払い出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19766387U JPH0623541Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | ポリマー払い出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01102137U JPH01102137U (ja) | 1989-07-10 |
JPH0623541Y2 true JPH0623541Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31488206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19766387U Expired - Lifetime JPH0623541Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | ポリマー払い出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623541Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5118122B2 (ja) | 2009-12-22 | 2013-01-16 | 日東電工株式会社 | 樹脂製造装置及び樹脂製造方法 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP19766387U patent/JPH0623541Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01102137U (ja) | 1989-07-10 |
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