JPH0623482U - 廃液処理装置 - Google Patents

廃液処理装置

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JPH0623482U
JPH0623482U JP084201U JP8420191U JPH0623482U JP H0623482 U JPH0623482 U JP H0623482U JP 084201 U JP084201 U JP 084201U JP 8420191 U JP8420191 U JP 8420191U JP H0623482 U JPH0623482 U JP H0623482U
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JP
Japan
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waste liquid
sulfuric acid
concentrated sulfuric
tank
stirring
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Pending
Application number
JP084201U
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English (en)
Inventor
詔雄 南方
慶治 兼行
Original Assignee
詔雄 南方
慶治 兼行
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Abstract

(57)【要約】 【目的】廃液を有効に活用することにより、例えば飼料
を製造する際に必要な培土が容易に製造可能な廃液処理
装置を提供する。 【構成】廃液を貯留し撹拌する廃液タンク(1) と、濃硫
酸を貯留する濃硫酸タンク(2)と、廃液タンクの撹拌処
理廃液と濃硫酸タンクの濃硫酸とを混合し撹拌する撹拌
製粒機(3) と、を備えてなり、撹拌製粒機(3) には製粒
管(31)を備え、製粒管(31)内には回転軸(34)が軸支して
あり、回転軸(34)の基側には、回転時、処理物を基側へ
戻す方向に作用する撹拌羽根(35)を備えており、回転軸
(35)の先側には処理物を排出方向へ送るスクリューコン
ベア(36)が設けてある廃液処理装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば水分の含有率が高い発酵廃液の乾燥性を向上させて飼料用培 土等を製造する廃液処理装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題点】
本考案者は、特開平2−257832号において発酵廃液を利用した飼料の製 造方法を提案している。この飼料の製造方法においては発酵廃液を処理して粒状 の培土をつくる必要があるが、粒状の培土を製造するための製造装置の具体的構 造について開示はされていなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために講じた本考案の手段は次のとおりである。 廃液を貯留し撹拌する廃液タンクと; 濃硫酸を貯留する濃硫酸タンクと; 廃液タンクの撹拌処理廃液と濃硫酸タンクの濃硫酸とを混合し撹拌する撹拌製 粒機と; を備えてなり、前記撹拌製粒機には製粒管を備え、この製粒管内には回転軸が 軸支してあり、この回転軸の基側には、回転時、処理物を基側へ戻す方向に作用 する撹拌羽根を備えており、前記回転軸の先側には処理物を排出方向へ送るスク リューコンベアが設けてある廃液処理装置である。
【0004】
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。 図1は一実施例を示す正面図、図2は右側面図、図3は撹拌製粒機の構造を示 す断面図である。 符号Aは廃液処理装置で、フレームFを有している。フレームFの後方の一方 の隅部には廃液を貯留し撹拌する廃液タンク1が配設されている。 廃液タンク1は円筒型で、槽体10を有しており、槽体10の上部には蓋体1 1が被冠してある。蓋体11の中央部には軸受19が立設されており、軸受19 には回転軸13が垂設軸支されている。また、蓋体11には軸受19に近接して 駆動モータM1が取付けてあり、回転軸13はベルトB1を介して駆動モータM 1により駆動される。なお、符号12は廃液を廃液タンク1に導入する導入管で ある。 前記回転軸13は槽体10の底部付近まで延ばしてあり、その先端部には撹拌 プロペラ14が取付けてある。廃液は、撹拌プロペラ14の回転により、上方へ 強制対流されながら撹拌される。 前記槽体10の内壁部には、底部からほぼ開口部付近の高さまで邪魔羽根15 が形成されている。邪魔羽根15は、内壁に四枚、周方向に等間隔で設けてあり 、傾斜角は約80度に設定されている。なお、邪魔羽根15の傾斜方向は廃液を 撹拌した時に廃液を上方に掬い上げる方向に設定されている。 また、フレームFの後部の他方の隅部には濃硫酸を貯留する濃硫酸タンク2が 配設されている。 前記廃液タンク1と濃硫酸タンク2の間のフレームFのほぼ中央には、撹拌製 粒機3が配設されている。 撹拌製粒機3は、廃液と濃硫酸を混合する混合管30を有している。混合管3 0の基部には、前記廃液タンク1の底部から延出されている導管16が接続され ている。なお、符号17は廃液タンク1のバルブ装置である。 また、前記混合管30には濃硫酸タンク2から延出された導管21が接続され ている。
【0005】 図3を参照して製粒機3の構造を説明する。 混合管30には、フランジ接合によって製粒管31が接続されている。 製粒管31内部の基部には塩化ビニル製の軸受盤32が収容されている。軸受 盤32の外径は製粒管31の内径よりやや小さく設定されており、製粒管31内 で回転できる。軸受盤32の中心部には軸孔320が設けてあり、その周囲には 複数の通孔321が設けてある。 製粒管31の先端部には下方へ向けて直角に折曲された排出口33が設けてあ る。製粒管31の水平方向先端部には軸孔311が設けてあり、前記軸受盤32 の軸孔320と軸孔311には回転軸34が軸支されている。 回転軸34の先端部にはプーリ341が取付けてあり、回転軸34は製粒管3 1の先部に配設されたインバータモータM2によりベルトB2を介して駆動され る。 回転軸34のうち、製粒管31の内部基側には四枚の撹拌羽根35がやや間隙 を設けて並設されている。撹拌羽根35は、長方形の板体の中央部を全幅にわた って半円状に窪ませ、外端縁を任意の方向に傾斜させたもので、回転軸34に溶 接して取付けてある。撹拌羽根35の外端縁の傾斜方向は回転軸34を回転させ たときに処理物を基側へ戻す方向に作用するように設定してある。 また、回転軸34のうち、製粒管31の内部先側にはスクリューコンベア36 が取付けられている。スクリューコンベア36の螺旋方向は回転軸34を回転さ せたときに処理物を先側へ送り出す方向に作用するように設定してある。 なお、符号Pは廃液を撹拌製粒機3へ導入するポンプ、符号M3はポンプを駆 動する駆動モータ、符号B3はベルト、符号4は操作盤である。
【0006】 (作 用) 図1ないし図3を参照して本実施例の作用を説明する。 まず、廃液タンク1においては、廃液中に含まれる粒状物が槽体10の底部に 堆積しないように、撹拌プロペラ14により常時撹拌されている。槽体10内部 の廃液の撹拌は、撹拌プロペラ14による渦流と、渦流を上方へ掬い上げる槽体 10内壁の邪魔羽根15により効率よく行われる。 次に、撹拌製粒機3の混合管30において、廃液と濃硫酸は所定の重量部で混 合される。この混合液は軸受盤32の通孔321を通過して製粒管31内部に導 入され、撹拌羽根35により製粒管31の基側へ戻されながら十分に撹拌され、 反応を起こして粒状となる。なお、撹拌羽根35はインバータモータM2により 駆動されるので、回転数は無段階に調整可能で、廃液の濃度や処理量との兼ね合 いで回転数を調整する必要が生じた時に便利である。 そして、粒状物は順次スクリューコンベア36により排出口33へ送られ、外 部へ排出される。 なお、撹拌製粒機3の製粒管31の排出口33下方に搬送コンベアを配置して できた粒状物を所定の場所へ送るようにしてもよい。 本考案は図示の実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の 記載内において種々の変形が可能である。
【0007】
【考案の効果】
本考案は上記構成を備え、次の効果を有する。 本考案によれば、例えば特開平2−257832号で提案された飼料の製造方 法において必要な培土が容易に製造可能な、廃液を有効に活用できる廃液処理装 置が提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す右側面図である。
【図3】撹拌製粒機の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 廃液タンク 2 濃硫酸タンク 3 撹拌製粒機 31 製粒管 34 回転軸 35 撹拌羽根 36 スクリューコンベア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃液を貯留し撹拌する廃液タンク(1)
    と;濃硫酸を貯留する濃硫酸タンク(2) と;廃液タンク
    の撹拌処理廃液と濃硫酸タンクの濃硫酸とを混合し撹拌
    する撹拌製粒機(3) と;を備えてなり、前記撹拌製粒機
    (3) には製粒管(31)を備え、この製粒管(31)内には回転
    軸(34)が軸支してあり、この回転軸(34)の基側には、回
    転時、処理物を基側へ戻す方向に作用する撹拌羽根(35)
    を備えており、前記回転軸(35)の先側には処理物を排出
    方向へ送るスクリューコンベア(36)が設けてあることを
    特徴とする廃液処理装置。
JP084201U 1991-09-18 1991-09-18 廃液処理装置 Pending JPH0623482U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP084201U JPH0623482U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 廃液処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP084201U JPH0623482U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 廃液処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0623482U true JPH0623482U (ja) 1994-03-29

Family

ID=13823869

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JP084201U Pending JPH0623482U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 廃液処理装置

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JP (1) JPH0623482U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01167292A (ja) * 1987-12-22 1989-06-30 Keiji Kaneyuki 発酵廃液または廃液の生物学的処理により生じた余剰汚泥の処理方法
JPH02257832A (ja) * 1989-11-11 1990-10-18 Keiji Kaneyuki 飼料の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01167292A (ja) * 1987-12-22 1989-06-30 Keiji Kaneyuki 発酵廃液または廃液の生物学的処理により生じた余剰汚泥の処理方法
JPH02257832A (ja) * 1989-11-11 1990-10-18 Keiji Kaneyuki 飼料の製造方法

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