JPH0623395A - 湖沼浄化装置 - Google Patents
湖沼浄化装置Info
- Publication number
- JPH0623395A JPH0623395A JP18070992A JP18070992A JPH0623395A JP H0623395 A JPH0623395 A JP H0623395A JP 18070992 A JP18070992 A JP 18070992A JP 18070992 A JP18070992 A JP 18070992A JP H0623395 A JPH0623395 A JP H0623395A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- tank
- lake
- pump
- discharged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】連続運転するポンプを用いて、大容量の間歇的
な導水を可能にすること。 【構成】給水管１と流出管４との間にタンク３を設け
て、給水された水を、一旦、タンク３内に貯水し、一定
水量になった時点で放水する。 【効果】連続的に給水された水をタンクにストックする
ことにより、間歇的に大流量の水の導水が可能になる。
な導水を可能にすること。 【構成】給水管１と流出管４との間にタンク３を設け
て、給水された水を、一旦、タンク３内に貯水し、一定
水量になった時点で放水する。 【効果】連続的に給水された水をタンクにストックする
ことにより、間歇的に大流量の水の導水が可能になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自然の湖沼や大規模な
人造湖での浄化装置に関する。
人造湖での浄化装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】水圏全体の体積が非常に大きく、周辺河
川からの導水を行なう場合に、連続的に放流を行なう
と、局所的な水道が形成され、清浄水が水圏全体に行き
渡らない。さらにまた、湖沼内に設置された、吸水口と
流出口とをもった浄化装置において、吸水口と流出口と
の間で、小さな循環が形成され、湖沼全体に浄化装置の
影響が及ばない。本発明の装置の目的は、連続運転して
いるポンプを用いて、間歇的に大容量の給水をするすべ
ての自然湖沼や人造湖の浄化装置を提供することにあ
る。
川からの導水を行なう場合に、連続的に放流を行なう
と、局所的な水道が形成され、清浄水が水圏全体に行き
渡らない。さらにまた、湖沼内に設置された、吸水口と
流出口とをもった浄化装置において、吸水口と流出口と
の間で、小さな循環が形成され、湖沼全体に浄化装置の
影響が及ばない。本発明の装置の目的は、連続運転して
いるポンプを用いて、間歇的に大容量の給水をするすべ
ての自然湖沼や人造湖の浄化装置を提供することにあ
る。
【０００３】従来は、特開平2−2598 号公報のように、
成層化した湖沼においてポンプにより連続的に水の循環
を行なってきた。このような装置においては、装置設置
位置近傍の水の循環は実現されるが、大規模な湖沼全体
の循環は実現されず、装置の大型化，複数化により対策
を行なっていた。
成層化した湖沼においてポンプにより連続的に水の循環
を行なってきた。このような装置においては、装置設置
位置近傍の水の循環は実現されるが、大規模な湖沼全体
の循環は実現されず、装置の大型化，複数化により対策
を行なっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明で解決しようと
する課題は、大規模な湖沼において比較的小さなエネル
ギにより、湖沼全体の大循環を起こさせることである。
そのため、一定流量のポンプを定常運転して、間歇的に
大容量の流量を得ることが、最終的な目標となる。
する課題は、大規模な湖沼において比較的小さなエネル
ギにより、湖沼全体の大循環を起こさせることである。
そのため、一定流量のポンプを定常運転して、間歇的に
大容量の流量を得ることが、最終的な目標となる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、ポンプと流
出口との間に、タンクを設ける。そして、そのタンクが
規定水量に達したときに放流する。放流された後にまた
ポンプにより、タンクに給水が行なわれる。この操作を
繰り返す過程でポンプは常に定常運転をしている。しか
し、ポンプと流出口との間に設けたタンクにより、放流
中は大容量の流量が得られ、タンクへの給水中は流速が
ゼロとなり、結果として間歇的に大容量の流量を得るこ
とができる。
出口との間に、タンクを設ける。そして、そのタンクが
規定水量に達したときに放流する。放流された後にまた
ポンプにより、タンクに給水が行なわれる。この操作を
繰り返す過程でポンプは常に定常運転をしている。しか
し、ポンプと流出口との間に設けたタンクにより、放流
中は大容量の流量が得られ、タンクへの給水中は流速が
ゼロとなり、結果として間歇的に大容量の流量を得るこ
とができる。
【０００６】
【作用】連続運転しているポンプを用いて、流出口との
間に設けたタンクに給水を行なう。タンクの容量が設定
値に達した時点で、それまでに要した時間よりも短い時
間で、放流を行なう。そうすると、流出量はポンプによ
りタンクに給水した量と同じになるが、流出時間が給水
時間より短いので、結果として流出速度はポンプの給水
速度よりも速い値となり、放出終了後はポンプからの給
水によりタンク内の貯水量が規定値に達するまで、流出
量がゼロとなり、間歇的な放流が可能となる。
間に設けたタンクに給水を行なう。タンクの容量が設定
値に達した時点で、それまでに要した時間よりも短い時
間で、放流を行なう。そうすると、流出量はポンプによ
りタンクに給水した量と同じになるが、流出時間が給水
時間より短いので、結果として流出速度はポンプの給水
速度よりも速い値となり、放出終了後はポンプからの給
水によりタンク内の貯水量が規定値に達するまで、流出
量がゼロとなり、間歇的な放流が可能となる。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図１により説明する。給水
管１からポンプ２により上流側河川又は貯水池より導水
される。導水された水は、タンク３に蓄えられる。タン
ク３の水位は少しずつ上昇し、やがて流出管４の最上位
点に到達する。その時、サイフォンの原理でタンク３の
水は一気に流出管４を通ってすべて放出される。放出さ
れた水は流出管４より湖水５に導水される。この過程を
通して、ポンプ２からは、連続的に水が送られ、次回の
放出に向けてタンク３に連続的に給水される。このサイ
クルを繰り返すことにより、給水管１より連続的に導水
された小流量の水により、タンク３を介して間歇的な大
流量の導水が実現される。この結果、導水により湖水の
大循環が実現される。
管１からポンプ２により上流側河川又は貯水池より導水
される。導水された水は、タンク３に蓄えられる。タン
ク３の水位は少しずつ上昇し、やがて流出管４の最上位
点に到達する。その時、サイフォンの原理でタンク３の
水は一気に流出管４を通ってすべて放出される。放出さ
れた水は流出管４より湖水５に導水される。この過程を
通して、ポンプ２からは、連続的に水が送られ、次回の
放出に向けてタンク３に連続的に給水される。このサイ
クルを繰り返すことにより、給水管１より連続的に導水
された小流量の水により、タンク３を介して間歇的な大
流量の導水が実現される。この結果、導水により湖水の
大循環が実現される。
【０００８】本発明の他の実施例を図２により説明す
る。比較的深い湖は特に夏期に温度成層が発生する。こ
の結果、表層の温度が高く容存酸素が多い領域では藻類
が異常発生する。一方低温の深層領域では容存酸素が少
なくなり、土中の金属の溶出等の問題が現われる。そこ
で給水管１の給水口を湖の深いところに開口させ、ポン
プ２により水上に汲み上げる。ポンプ２は重り７から鎖
６により繋がれた台座９に固定されている。台座９は浮
上用ブイにより水面に固定されている。汲み上げられた
水は、ポンプ２を介してタンク３に貯水される。貯水さ
れた水位が規定水位以上になったとき、サイフォンの原
理により流出管４より湖水５の表層水に放出される。こ
の結果、湖内で深層と表層の間歇的な攪拌が行なわれ、
湖水の浄化が実現される。
る。比較的深い湖は特に夏期に温度成層が発生する。こ
の結果、表層の温度が高く容存酸素が多い領域では藻類
が異常発生する。一方低温の深層領域では容存酸素が少
なくなり、土中の金属の溶出等の問題が現われる。そこ
で給水管１の給水口を湖の深いところに開口させ、ポン
プ２により水上に汲み上げる。ポンプ２は重り７から鎖
６により繋がれた台座９に固定されている。台座９は浮
上用ブイにより水面に固定されている。汲み上げられた
水は、ポンプ２を介してタンク３に貯水される。貯水さ
れた水位が規定水位以上になったとき、サイフォンの原
理により流出管４より湖水５の表層水に放出される。こ
の結果、湖内で深層と表層の間歇的な攪拌が行なわれ、
湖水の浄化が実現される。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、低流量の連続運転ポン
プを用いて、高流量の間歇導水が可能となる。これによ
り、大規模な水域での導水による循環が可能となり、貯
水池や自然湖沼での水質改善に寄与できる。
プを用いて、高流量の間歇導水が可能となる。これによ
り、大規模な水域での導水による循環が可能となり、貯
水池や自然湖沼での水質改善に寄与できる。
【図１】陸上に設置された装置の説明図。
【図２】湖上に設置された装置の説明図。
１…給水管、２…ポンプ、３…タンク、４…流出管、５
…湖水、６…鎖、７…重り、８…浮上用ブイ、９…台
座。
…湖水、６…鎖、７…重り、８…浮上用ブイ、９…台
座。
Claims (1)
- 【請求項１】湖沼内に外部から導水するためのポンプを
設け、前記ポンプと前記湖沼内の流出口との間にタンク
を設けて、前記流出口からの水の流出を間歇式にしたこ
とを特徴とする間歇式浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18070992A JPH0623395A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 湖沼浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18070992A JPH0623395A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 湖沼浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623395A true JPH0623395A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16087945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18070992A Pending JPH0623395A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 湖沼浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623395A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6796401B2 (en) | 1999-12-02 | 2004-09-28 | Timedomain Corporation | Speaker apparatus equipped with means for producing complicated waveform of low frequency with higher improved fidelity |
| US7711135B2 (en) | 2002-03-29 | 2010-05-04 | Teruo Tsutsumi | Sounding device |
| JP2010535096A (ja) * | 2007-08-03 | 2010-11-18 | 清新碧水（北京）科技有限公司 | 液体曝気システム |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP18070992A patent/JPH0623395A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6796401B2 (en) | 1999-12-02 | 2004-09-28 | Timedomain Corporation | Speaker apparatus equipped with means for producing complicated waveform of low frequency with higher improved fidelity |
| US7711135B2 (en) | 2002-03-29 | 2010-05-04 | Teruo Tsutsumi | Sounding device |
| JP2010535096A (ja) * | 2007-08-03 | 2010-11-18 | 清新碧水（北京）科技有限公司 | 液体曝気システム |
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