JPH06233497A - 回転電機の冷却ファンおよび冷却ファンの成形型 - Google Patents

回転電機の冷却ファンおよび冷却ファンの成形型

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Publication number
JPH06233497A
JPH06233497A JP50A JP1468593A JPH06233497A JP H06233497 A JPH06233497 A JP H06233497A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 1468593 A JP1468593 A JP 1468593A JP H06233497 A JPH06233497 A JP H06233497A
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JP
Japan
Prior art keywords
cooling fan
electric machine
balance
adjusting
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP50A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Kinoshita
克巳 木下
Masataka Tsuchiya
正孝 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定キーの重量も含めた冷却ファンのバラン
スを調整し、しかも、反り,変形といった成形不良の発
生を抑止する。 【構成】 冷却ファン14は、ボス部15と、複数の羽
根板17と、羽根板17相互間を連結する水掻き状の連
結部18と、調整部19とを樹脂により一体成形してな
るものであり、固定キー16により回転電機の回転軸1
3aに固定されている。調整部19は、固定キー16の
重量も含めた冷却ファン14のバランスを調整するもの
であり、羽根板17の厚さ寸法Tを略均一化して調整部
19を羽根板17の先端部に設けることにより、樹脂材
料の冷却速度を略均一化し、成形不良の発生を抑止して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転電機の回転軸に取
付けられ、この回転軸と一体的に回転する樹脂製の回転
電機の冷却ファンおよびその成形型に関する。
【0002】
【従来の技術】回転電機、例えば電動機には、密閉され
たフレーム内に固定子および回転子等を収容すると共
に、フレームの外部に導出された回転子の回転軸に冷却
ファンを固定し、フレームに冷却ファンを覆うファンカ
バーを取付けた、いわゆる全閉外扇形のものが供されて
いる。この種回転電機において、冷却ファンは、回転軸
と一体的に回転することにより、外気をファンカバーの
吸気口からファンカバー内に吸引し、そこからフレーム
外面に設けられた冷却フィン間に流通させ、以て、フレ
ームを強制的に冷却する機能を有している。
【0003】この種冷却ファンは、金属から形成される
ことが多かったのであるが、機械的強度の高い樹脂材料
が開発されるに伴い、樹脂化されるようになっている。
この樹脂製の冷却ファンには、図5に示すように、ボス
部1に複数の羽根板2を一体成形し、羽根板2相互間を
一体成形された水掻き状の連結部3により連結した構成
のものが供されており、この冷却ファンのボス部1は、
固定キー4により回転子の回転軸5に固定されるように
なっている。
【0004】ところで、小形の電動機においては、冷却
ファンも小形で、風圧や遠心力によりバランスが崩され
難いので、以前から上記構成の樹脂製の冷却ファンが採
用されていたが、中形のものにも、軽量化等の目的から
上記構成が採用されつつある。しかしながら、中形の冷
却ファンは、羽根板2の直径が比較的大きいので、羽根
板2が受ける風圧や遠心力も大になる。このため、従来
より、中形のものを樹脂化するにあたっては、各羽根板
2の厚さ寸法Tを調整することにより、固定キー4の重
量も含めた羽根板2のバランスを調整するようにしてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来構
成においては、羽根板2の厚さ寸法Tが異なっているた
め、成形時における樹脂材料の冷却速度が各羽根板2で
異なる。この場合、羽根板2は、連結部3から直角に立
上がるように一体成形されるため、各羽根板2で樹脂材
料の冷却速度が異なると、連結部3との関係で、変形,
反りといった成形不良が生じ易くなる。しかも、このよ
うな成形不良は、成形品の外観から検出し難く、仮に良
品として回転軸5に固定された場合には、変形,反りが
原因で羽根板2のバランスが崩れ、冷却ファンの回転中
に振動が発生したり、設計値以上の荷重が作用して羽根
板2が折れたりする虞れがある。
【0006】また、成形された冷却ファンの試用結果等
に基づいて羽根板2の厚さ寸法Tを再度調整するには
(動的つりあい調整)、成形型を彫り込んだり、埋め込
んだりする必要があり、成形型の加工が面倒である。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、第1の目的は、反り,変形といった成形不良の発
生を極力抑止しながら、固定キーの重量も含めた羽根板
のバランスを調整することができる回転電機の冷却ファ
ンを提供することである。また、第2の目的は、前記冷
却ファンのバランスの調整を簡単に行うことができる冷
却ファンの成形型を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1記載の発明は、回転電機の回転軸に取
付けられ、前記回転軸と一体的に回転する回転電機の冷
却ファンにおいて、前記回転軸に嵌合されて固定キーに
より固定される樹脂製のボス部を設け、厚さ寸法が略等
しい複数の羽根板を前記ボス部に一体で設け、前記羽根
板相互間を連結する連結部を前記羽根板に一体で設け、
前記固定キーの重量も含めた羽根板のバランスを調整す
る調整部を前記羽根板の先端部に一体で設けたところに
特徴を有する。この場合、調整部の厚さ寸法または高さ
寸法を加減することにより羽根板のバランスを調整する
か(請求項2)、あるいは、複数の羽根板のうち、選択
された所定のものにのみ調整部を設けると良い(請求項
3)。
【0009】上記第2の目的を達成するため、請求項4
記載の発明は、請求項1ないし3記載の回転電機の冷却
ファンを成形する冷却ファンの成形型において、前記調
整部に対応する部分に装着される入れ子を設け、装着さ
れる入れ子を選択することにより羽根板のバランスを調
整するようにしたところに特徴を有する。
【0010】
【作用】請求項1ないし3記載の手段によれば、各羽根
板の連結部に連なる部分の厚さ寸法を略均一化できるの
で、羽根板の厚さ寸法が夫々異なっていた従来に比べ、
樹脂材料の冷却速度が各羽根板において略均一になり、
成形時の変形,反りが極力抑止される。また、固定キー
の重量も含めた羽根板のバランスを調整するにあたって
は、羽根板の先端部に位置する調整部の重量を調整すれ
ば良く、しかも、調整部の重量を少量変化させれば、羽
根板のバランスが大幅に変化する。
【0011】請求項4記載の手段によれば、成形型を彫
り込んだり、埋め込んだりしていた従来とは異なり、成
形型に装着する入れ子を選択するだけで、羽根板のバラ
ンスを簡単に調整することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を全閉外扇形電動機の冷却ファ
ンに適用した第1実施例について、図1および図2を参
照して説明する。まず、図2において、密閉されたフレ
ーム11内には、固定子12,回転子13等が収容され
ており、フレーム11から導出された回転子13の回転
軸13aには、樹脂製の冷却ファン14が取付けられて
いる。以下、冷却ファン14について、図1を参照しな
がら詳述する。
【0013】ボス部15には、回転軸13aに嵌合され
た嵌合孔15aが形成されており、冷却ファン14は、
ボス部15の内周側面と回転軸13aとの間に設けられ
た固定キー16により、回転軸13aに固定されてい
る。また、ボス部15には、例えば12枚の羽根板17
が一体で設けられている。これら各羽根板17の厚さ寸
法Tは、略等しく設定されており、羽根板17の基部相
互間は、一体で設けられた水掻き状の連結部18により
連結されている。
【0014】各羽根板17の先端部には、夫々調整部1
9が一体で設けられている。調整部19は、固定キー1
6の重量も含めた冷却ファン14のバランスを調整する
ためのものであり、そのバランスを調整するにあたって
は、例えば、固定キー16の重量が偏る固定キー16側
の補正部19Aの厚さ寸法t1 を、補正部19Aと対向
する補正部19Bの厚さ寸法t2 より小に設定するとい
った具合に、調整部19の厚さ寸法tを加減する。
【0015】このように構成された冷却ファン14は、
図2に示すように、フレーム11に取付けられたファン
カバー20により覆われている。そして、冷却ファン1
4は、回転軸13と一体的に回転することにより、矢印
で示すように、外気をファンカバー20の吸気口20a
からファンカバー20内に吸引し、ファンカバー20と
フレーム11との隙間11bからフレーム11の冷却フ
ィン11a間に流通させ、フレーム11を強制的に冷却
する。
【0016】上記第1実施例によれば、調整部19を羽
根板17の先端部に設けたので、各羽根板17の連結部
18に連なる部分の肉厚Tについては、均一に設定する
ことができる。その結果、羽根板の厚さ寸法が夫々異な
っていた従来に比べ、成形時における樹脂材料の冷却速
度が各羽根板17において略均一になり、反り,変形等
の成形不良が極力抑止される。また、固定キー16の重
量も含めた羽根板17のバランスを調整するにあたって
は、調整部19の厚さ寸法tを加減すれば良く、総じ
て、羽根板17のバランスが良好になるので、冷却ファ
ン14の回転中に振動が発生したり、羽根板17が折損
することを防止できる。
【0017】しかも、調整部19を羽根板17の先端部
に設けたので、調整部19の厚さ寸法tを少量変化させ
るだけで、羽根板17のバランスを大幅に変化させるこ
とができ、ひいては、羽根板17のバランス調整に係わ
る材料費を低減することができる。
【0018】尚、上記第1実施例においては、12枚の
羽根板17の先端部夫々に調整部19を設けたが、例え
ば、12枚の羽根板17のうちの8枚に調整部19を設
けても良く、要は、固定キー16を含めた冷却ファン1
4全体のバランスが調整されるように調整部19を配置
すれば良い。また、上記第1実施例においては、調整部
19の厚さ寸法tを加減することにより、羽根板17の
バランスを調整するようにしたが、調整部19の高さ寸
法hを加減するようにしても良い。
【0019】次に、冷却ファン14を成形するための成
形型21に関する本発明の第2実施例を図3および図4
に基づいて説明する。まず、図3において、成形型21
は、複数のブロックを組合わせてなる下型(固定型)2
2および上型(可動型)23と、ボス部15の嵌合孔1
5aを形成するためのインサートピン24とを備えたも
のであり、これらによって、ボス部15に対応するボス
部キャビティ25a,羽根板17に対応する羽根板キャ
ビティ25b,連結部18に対応する連結部キャビティ
25cが形成されている。この場合、羽根板17の厚さ
寸法Tが等しいことから、羽根板キャビティ25bは、
彫り込み幅が略均一化されている。
【0020】また、各調整部19に対応する部分には、
図4に示すように、入れ子26,27,28が装着され
ている。例えば、入れ子26には、調整部19A(図1
参照)に対応する調整部キャビティ26aが刻設され、
入れ子27には、調整部19B(図1参照)に対応する
調整部キャビティ27aが刻設され、入れ子28には、
その他の調整部19に対応する調整部キャビティ28a
が刻設されている。さらに、図示した入れ子26ないし
28以外にも、複数の入れ子(図示せず)が用意されて
おり、それら各入れ子には、幅寸法の異なる調整部キャ
ビティが刻設されている。
【0021】上記第2実施例によれば、調整部19に対
応する部分を入れ子26ないし28により構成し、例え
ば、成形された冷却ファン14の試用結果が良好でな
く、羽根板17のバランスが悪い場合には、入れ子26
ないし28を適宜取外し、調整部キャビティの幅寸法が
異なる複数種類の入れ子の中から選択したものと交換す
ることにより、調整部19の重量調整を行うことができ
る。その結果、成形型を彫り込んだり、埋め込んだりし
ていた従来とは異なり、入れ子を交換するだけで、冷却
ファン14のバランスを簡単に調整することが可能にな
る。
【0022】尚、上記第2実施例においては、成形形2
1のうち、12個の調整部19に対応する部分を全て入
れ子26ないし28としたが、12個全てを入れ子とせ
ず、例えば、8個のみを入れ子としても良い。また、本
発明は、全閉外扇形電動機に限らず、一般の回転電機の
冷却ファンに広く適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば次のような優れた効果を奏する。請求項1ない
し3記載の回転電機の冷却ファンによれば、羽根板の先
端部に調整部を設けたので、羽根板の厚さ寸法を略均一
化することができ、成形時の変形,反りが極力抑止され
るようになる。その結果、冷却ファンのバランスを良好
にし得るので、冷却ファンの回転中に振動が発生した
り、羽根板が折損することを防止できる。しかも、調整
部は羽根板の先端部に存在するので、調整部の重量を少
量変化させるだけで、羽根板のバランスを大幅に変化さ
せることができ、ひいては、羽根板のバランス調整に係
わる材料費を低減することができる。
【0024】請求項4記載の冷却ファンの成形型によれ
ば、成形型に装着する入れ子を選択することにより、冷
却ファンのバランスを簡単に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す冷却ファンの部分正
面図
【図2】電動機の上半分を破断して示す側面図
【図3】本発明の第2実施例を示す成形型の縦断側面図
【図4】上型の分割面を示す下面図
【図5】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
14は冷却ファン、15はボス部、16は固定キー、1
7は羽根板、18は連結部、19は調整部、21は成形
型、26ないし28は入れ子を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機の回転軸に取付けられ、前記回
    転軸と一体的に回転する回転電機の冷却ファンにおい
    て、前記回転軸に嵌合されて固定キーにより固定される
    樹脂製のボス部と、このボス部に一体で設けられ厚さ寸
    法が略等しい複数の羽根板と、これら羽根板に一体で設
    けられ該羽根板相互間を連結する連結部と、前記羽根板
    の先端部に一体で設けられ、前記固定キーの重量も含め
    た羽根板のバランスを調整する調整部とを具備してなる
    回転電機の冷却ファン。
  2. 【請求項2】 調整部の厚さ寸法または高さ寸法を加減
    することにより羽根板のバランスが調整されることを特
    徴とする請求項1記載の回転電機の冷却ファン。
  3. 【請求項3】 調整部は、複数の羽根板のうち、選択さ
    れた所定のものにのみ設けられていることを特徴とする
    請求項1または2記載の回転電機の冷却ファン。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載の回転電機の冷却
    ファンを成形する冷却ファンの成形型において、前記調
    整部に対応する部分に装着される入れ子を設け、装着す
    る入れ子を選択することにより羽根板のバランスを調整
    するようにしたことを特徴とする冷却ファンの成形型。
JP50A 1993-02-01 1993-02-01 回転電機の冷却ファンおよび冷却ファンの成形型 Pending JPH06233497A (ja)

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JPH06233497A true JPH06233497A (ja) 1994-08-19

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JP (1) JPH06233497A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022173A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Kubota Corp 歩行型電動作業機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022173A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Kubota Corp 歩行型電動作業機

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