JP3121953U - 半導体デバイスなどの空冷ファンのバランス調整構造 - Google Patents

半導体デバイスなどの空冷ファンのバランス調整構造 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体デバイスなどの空冷ファンのバランス調整構造。
【解決手段】
ホイール、及び該ホイールから外方に延長して配列形成された複数の翼を設けてなり、該ホイールは中空構造であって、内部収容空間内には内リング22を設けて、該内リングにはバランスウェイト26をリング円周に沿って配列すると共に接続部Wにより接続されてなり、ファンの回転軸廻りの重量配分の不均衡に対して該当箇所のバランスウエイトの接続部を破壊して切り離すことにより、重量配分を調整してバランスを矯正することが出来る。
【選択図】図3

Description

本考案は、半導体デバイスなどの空冷ファンの安定した回転を保持し、そのバランスを簡易に調整することを特徴とした、ファンのバランス調整構造に関する。
各形式の空冷ファンの動作は、全てその回転によって空気を送り、気流により発熱体を冷却する。一般のファンの構造は、ファンのホイールから外方に向かって翼を設けてなり、回転時に気流を形成するが、ファンの回転重心が偏奇している場合、回転時に揺動或いは振動が発生する。
前述の揺動或いは振動現象は、ファンに騒音を発生するだけでなく、ファンのシャフトの消耗を加速し、ファンの寿命を短縮し、更にはファンを応用した製品の製品全体の品質を低下させ、冷却効果が得られない等の現象を招く恐れがある。図1に示すように、公知の技術では、シャフト11外方に形成したリング状の延長軸12内壁に、射出成形により内側凸リング13を形成してなり、内側凸リングと延長軸12との間にはリブ14が形成され、更に各リブ14の間にはバランスウェイトスロット15が形成されてなり、該バランスウェイトスロット15は、長さと重さが異なるバランスウェイト16を収納でき、バランスウェイト16とバランスウェイトスロット15とを緊密に固定してファンの動力バランスを矯正する。
但し、公知の技術においては実際に製造する際に、バランスウェイト16の作製に対して金型に鋳造する工程が必要であるが、その鋳造金型は精度の高いものが必要とされ、バランスウェイト16をバランスウェイトスロット15に挿入する時に緊密状態を確保する必要があり、緊密状態が確保されない場合は、ファンが回転する時に上述のバランスウェイト16が抜け落ちてファンの回転動作におけるバランスが失調してしまうために、公知の技術には改善を必要とする問題点が存在している。
特開平08−288440号公報 特開平06−132434号公報
本考案は、簡単な構造を利用しファンの回転のバランスが崩れ振動してしまう問題を修正する、ファンのバランス調整構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成する為、本考案のファンバランス調整構造は、ホイール、及び該ホイールから外方に延長して配列設置された複数の翼を設けてなり、該ホイールは中空フレームにてなり、その境界には収容空間を設けてなり、該収容空間の内壁には内リングを備えてなり、該内リングには該リングに沿って少なくとも一つのバランスウェイトを該リングに固定する接続部により接続されてなり、ファンの回転時にアンバランスにより発生する振動は、その接続部を破壊して上述のバランスウェイトと内リングを切り離してバランスウェイトを取り除いたファンの位置がその重量を軽減し、ファン或いは翼の重量的平衡を矯正することにより解消され、ファンに安定した回転をさせることを可能とする。
上述のように、本考案は以下の長所を具有する。
1.新たにバランスウエイトを取り付ける必要なくファンの回転の平衡を保持し、人 為的組み立てに必要とされる技術的な能力を簡単化する。
2.公知の技術において別途必要とされた鋳造方式によるファンのバランス調整部材 或いはその製造にかかる時間及びコストを大幅に減少する。
本考案に対する長所、目的、技術的特徴及び効果を、以下の図に合わせて詳細に説明する。
図2、3に示すように、本考案のファンのバランス調整構造は、ファン20の平衡回転を保持するため、前述のファン20は、ホイール21、ホイール21から外側に延長して備える翼23、シャフト24、磁性体25より構成される。
該ホイール21は、中空構造であって、その空間内に内リング22が設けられてなり(内リング22が上述のホイール21内に嵌合されてなり、ホイール21と分離してなることも可能)、該翼23はホイール外周に設けられて回転時に空気を送って発熱物を冷却し、該シャフト24は、ホイール21の収容空間の中央に設けられてなり(シャフト24が内リング22に接合されていても良い。)、該磁性体25(磁石或いはその効果を備えるもの)は、上述の内リング22の外周に設けられて、その磁力作用により該ファン20をファン台に接合する。
上述のホイール21及び翼23の重量に回転軸周りの偏奇があり、或いは設置された磁性体25が前述のファン20の回転中心にかける重量が均等でない場合、該ファン20の回転に不均衡が発生する。このときユーザー或いは製造者は、ファン20の重量の比較的重い位置における内リング22を接続したバランスウェイト26を取り除き、上述のファン20の重量の不均等を解消する。前述のバランスウェイト26は接続部Wにより該内リング22に接続され、接続部Wを破壊することにより上述のバランスウェイト26と前述の内リング22は分離することができる。バランスウェイト26が取り除かれたファンの位置は重量が軽減し、ファン20或いは翼23の重量の不均衡が解消され、ファン20の回転を安定させることができる。
この外、上述の接続部Wは前述のバランスウェイト26と内リング22との境界部として形成され(図3参照)、或いは該バランスウェイト26と内リング22は一部の接続部Wにより接続されてなり(図4参照)、或いは上述のバランスウェイト26自身が接続部Wとなり(図5参照)、使用者或いは製造者は容易に接続部Wを破壊し、該バランスウェイト26を取り外すことができる。該バランスウェイト26は、本実施例図に示す形態に限らず、三角形、多辺形或いはその他の各種形状にてなることが可能である。
本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本考案明の保護範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。
公知のファンのバランス調整構造の実施例の説明図である。 本考案の実施例の正面図である。 図2の立体図である。 図3の局部拡大図である。 バランスウエイトの他の実施例である。
符号の説明
11 シャフト
12 延長軸
13 内側凸リング
14 リブ
15 バランスウェイトスロット
16 バランスウェイト
21 ホイール
22 内リング
23 翼
24 シャフト
25 磁性体
26 バランスウェイト
W 接続部

Claims (7)

  1. 中空の回転ホイール、該ホイール外周から外方に延長して配列された複数のファン翼からなり、
    該ホイールの中空の収容空間内壁に同軸の内リングを配置し、該内リングには該リングに沿って少なくとも一つのバランスウェイトを破断可能な接続部により接続して設けてなり、回転ホイールの軸周りの重量配分の不均衡に対して該接続部を破壊して該当するバランスウェイトを切り離すことによって該不均衡を解消可能とした、
    ことを特徴とする空冷ファンのバランス調整構造。
  2. 前記内リングは、該ホイール内に嵌合してなり分離可能であることを特徴とした、請求項1に記載の空冷ファンのバランス調整構造。
  3. 前記ホイールの中央にはシャフトを設けてなることを特徴とした、請求項1に記載の空冷ファンのバランス調整構造。
  4. 前記内リングは、シャフトに接合されてなることを特徴とした、請求項1に記載の空冷ファンのバランス調整構造。
  5. 前記接続部は、前記バランスウェイトと内リングの連続する境界部であることを特徴とした、請求項1に記載の空冷ファンのバランス調整構造。
  6. 前記バランスウェイトと内リングの間は、接続部により接続されてなることを特徴とした、請求項1に記載の空冷ファンのバランス調整構造。
  7. 前記バランスウェイト自身が接続部としてなることを特徴とした、請求項1に記載の空冷ファンのバランス調整構造。
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