JPH06233134A - デジタルレーザーイメージングシステム - Google Patents

デジタルレーザーイメージングシステム

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JPH06233134A
JPH06233134A JP5291805A JP29180593A JPH06233134A JP H06233134 A JPH06233134 A JP H06233134A JP 5291805 A JP5291805 A JP 5291805A JP 29180593 A JP29180593 A JP 29180593A JP H06233134 A JPH06233134 A JP H06233134A
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JP
Japan
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film
density
value
image
memory
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Application number
JP5291805A
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English (en)
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Paul C Schubert
ポール・チャールズ・シューバート
Richard R Lemberger
リチャード・ランダル・レンバーガー
Terrence H Joyce
テレンス・ハロルド・ジョイス
Todd G Langmade
トッド・ゲイロード・ラングメイド
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムの感光特性と現像パラメータとの変
動を、自動的に補正するレーザーイメージングシステム
を提供する。 【構成】 イメージ管理サブシステム14は、ユーザー
の選択した伝達関数とフィルムモデルとに基づいてルッ
クアップテーブルを作成し、それを利用してイメージ値
に対するレーザードライブ値を算出して、プリンターサ
ブシステム12に伝達する。プリントする毎に、フィル
ム上端に中間輝度の濃度パッチをプリントしておき、そ
の濃度を計測してフィルム処理サブシステム16におけ
る現像処理の経時変化を補正する。また、フィルム交換
時等には、最初に、所定のレーザードライブ値で濃度パ
ッチをプリントし、その濃度を計測してフィルムモデル
を実際のフィルム感光特性に補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザーイメージング
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザーイメージングシステムは、一般
的に、磁気共鳴(MR)、コンピュータ断層X線写真(C
T)、その他のタイプのスキャナによって作成されるデ
ジタルイメージデータから写真のイメージを作像するの
によく用いられる。このタイプのシステムは、一般的に
は、写真フィルム上にイメージを露光する連続トーンレ
ーザーイメージャーと、フィルムを現像するフィルム処
理系と、レーザーイメージャーとフィルム処理系との操
作を調整するイメージ管理サブシステムとを備えてい
る。
【0003】イメージデータは、走査されたイメージを
表す一連のデジタルイメージ値である。イメージ管理サ
ブシステム内のイメージ処理電子技術あによれば、イメ
ージ値が処理されて、一連のデジタルレーザードライブ
(すなわち、露光)値が作成される。それぞれの値は、イ
ージを分割した個々のピクセルの位置における、複数の
強度レベル(すなわち、グレースケール)からのひとつの
値を表す。イメージ処理電子技術により、走査されたイ
メージ値の範囲が、有益な連続トーンの写真イメージを
作像するレーザードライブ値の範囲に、基準化されて写
像される。この写像操作は、入力値と視認される描写と
が非線形関係にあることと、光の強さに対する写真フィ
ルムの感光特性が非線形であることとから、必要とされ
る。レーザーイメージャーのイメージ管理サブシステム
は、ミネソタ州セントポールの3M社から市販されてお
り、それは、イメージ値とレーザードライブ値との関係
を特徴づける複数の記憶されたルックアップテーブルを
備えている。各ルックアップテーブルは、数タイプのフ
ィルムのうちから一つのタイプについて、特定のイメー
ジ特性、たとえば、コントラストや、最終イメージの最
大およびまたは最小濃度について、構成されている。あ
るイメージに対して選択されたルックアップテーブル
は、イメージ値の関数として、イメージ管理サブシステ
ムによってアクセスされて、対応するレーザードライブ
値が決定される。
【0004】所望のルックアップテーブルの選択に加
え、市販の3Mレーザーイメージャーのユーザーは、イ
メージのコントラストと濃度のレベルとを、イメージ管
理サブシステムへ干渉する手動制御によって調整可能で
ある。しかし、このような調整はテストパターンについ
て試行錯誤に基づいて行なわれ、不便で効率の悪い処理
である。さらに、ユーザーは、ルックアップテーブルの
一つを選択し、このようなルックアップテーブルによっ
て満たされるコントラスト及び濃度の範囲を調整するこ
とによって、イメージングシステム全体の伝達関数(変
換関数)を限定的に制御できるに過ぎない。このアプロ
ーチでは、現像液の化学反応の消耗や、理想と現実のフ
ィルム感度特性のロット間のばらつきのような要因によ
って引き起こされる可能性のあるシステム全体の伝達関
数のドリフトを考慮することもできない。
【0005】改良されたレーザーイメージングシステム
が引き続き必要であることは、明らかである。特に、媒
体の感光特性と媒体の現像パラメータとの変動に対して
自動的に調整可能なレーザーイメージングシステムが必
要である。システムはまた、イメージングシステム全体
の伝達関数について、より広い範囲でユーザーによる制
御を可能とするべきである。このようなイメージングシ
ステムは、市販されるためには、当然、このような機能
を正確かつ効率的に実行できなければならない。
【0006】
【発明の要旨】本発明は、媒体感光特性の変動と、ユー
ザーの選択の変更と、現像処理における変化とに自動的
に適応できるマルチユーザーデジタルイメージングシス
テムである。ひとつの実施例では、レーザーイメージン
グシステムは、イメージを表すイメージ値と、ユーザー
コマンドと、フィルムの特性とを表すフィルム情報との
関数として、フィルム受け入れ機構に収納されたフィル
ムに像を写すように構成されている。イメージャーはデ
ジタルイメージ値を受け入れるイメージデータ入力部
と、ユーザーコマンドを受け入れるユーザーコマンド入
力部と、フィルム情報を受け入れるフィルム情報入力部
とを備える。レーザースキャナは、デジタルレーザード
ライブ値に対応し、レーザービームを走査してフィルム
に像を写すことが可能である。複数の伝達関数(変換関
数)のデータ特性は、伝達関数メモリに記憶される。各
伝達関数は、像が写されるフィルムの濃度予測値と、対
応するイメージ値との関係を表す。複数のフィルムモデ
ルのデータ特性は、フィルムモデルメモリに記憶されて
いる。各フィルムモデルは、像が写されるフィルムの濃
度と、対応するレーザードライブ値との関係を表す。デ
ジタルデータを記憶するRAMもまた、備えられてい
る。デジタルプロセッサは、イメージデータ入力部と、
ユーザーコマンド入力部と、フィルム情報入力部と、レ
ーザースキャナと、伝達関数メモリと、フィルムモデル
メモリと、RAMとに接続されている。プロセッサは、
ユーザーコマンドの関数として、伝達関数メモリにアク
セスし、ユーザーが所望する伝達関数を表すデータを選
択し、フィルム情報の関数としてフィルムモデルメモリ
にアクセスし、フィルムに像が写されるためのフィルム
モデルを表すデータを選択する。プロセッサは、選択さ
れた伝達関数とフィルムモデルとの関数として、ルック
アップテーブルを作成し、ルックアップテーブルをRA
Mに記憶する。ルックアップテーブルは、レーザードラ
イブ値とイメージ値との関係を特徴づけるデータであ
る。フィルムに像を写すために、プロセッサは、イメー
ジ値の関数として作成されたルックアップテーブルにお
けるレーザードライブ値にアクセスし、アクセスされた
ドライブ値をレーザースキャナに伝達する。このアプロ
ーチにより、ユーザーにほとんど不都合のなく、システ
ム伝達関数の完全な状態が維持される。
【0007】レーザーイメージャーの他の実施例では、
伝達関数メモリは、イメージのトランスミッタンス予測
値の立方根の範囲と、対応するイメージ値との関係を特
徴づけるデータとして、伝達関数を記憶する。フィルム
モデルメモリは、フィルムモデルをイメージのトランス
ミッタンス予測値の立方根の範囲と、対応するフィルム
露光値との関係を特徴づけるデータとして、フィルムモ
デルを記憶する。デジタルプロセッサは、トランスミッ
タンス値の立方根の関数として、フィルムモデルメモリ
にアクセスし、対応するフィルム露光値を決定し、決定
されたフィルム露光値の関数としてレーザードライブ値
を計算する。プロセッサは、レーザードライブ値と、対
応するトランスミッタンス値の立方根との関係を特徴づ
けるデータの索引テーブルを作成し、索引テーブルをR
AMに記憶する。ルックアップテーブルは、選択された
伝達関数からの所望のトランスミッタンス値の立方根の
関数として索引テーブルにアクセスすることにより作成
され、レーザードライブ値とイメージ入力値との関係を
特徴づけるデータのルックアップテーブルを作成する。
ルックアップテーブルは、このシステムによって迅速に
作成され、それ故、数人のユーザーにより、各ユーザー
が別個の選択をおこない、システムを都合良く使用する
ことが可能である。
【0008】さらに他の実施例では、イメージングシス
テムは、像が写されたフィルムを現像するフィルム処理
系と、現像されたフィルムの各部分の濃度を表す情報を
提供する濃度計とを備える。テストウェッジメモリもま
た、テストウェッジの特性を表すテストウェッジデータ
を記憶するために備えられている。テストウェッジデー
タは、フィルムモデルによって特徴づけられるフィルム
濃度予測値に対応するレーザードライブ値の範囲を表
す。デジタルプロセッサは、フィルム処理系と濃度計と
テストウェッジメモリとに接続され、周期的にテストウ
ェッジキャリブレーション処理を実行して、フィルムの
現在の感光特性について用いられるフィルムモデルを修
正する。ウェッジキャリブレーション処理において、プ
ロセッサはテストウェッジメモリにアクセスし、フィル
ム上に、レーザードライブ値の関数としてテストウェッ
ジの像を写すことを開始する。像が写されたフィルム上
のテストウェッジは現像され、ウェッジの現実の濃度が
濃度計によって計測される。プロセッサは、テストウェ
ッジの現実の濃度を、対応するフィルム濃度予測値と比
較する。そして、プロセッサは、フィルムモデルがフィ
ルムの現実の特性と一致すよう、フィルムモデルを比較
値の関数として修正する。現実と理想とのフィルム感光
特性の差異は、ロット間の製造のばらつきや経年変化に
より引き起こされるようなものであり、それ故、ルック
アップテーブルが作成される前に修正される。このキャ
リブレーション処理によって、イメージングシステム全
体の伝達関数はより完全なものとなる。
【0009】レーザイメージングシステムの他の実施例
では、レーザースキャナは減衰器を備え、減衰器制御信
号に反応して走査されるレーザービームの強さを調整す
る。濃度パッチの特性を表すデータもまた、濃度パッチ
メモリに記憶されている。濃度パッチデータは、像が写
されて現像されたフィルムの予め決めておかれた濃度予
測値に対応するデジタルレーザードライブ値を表す。デ
ジタルプロセッサは、減衰器と、濃度パッチと、メモリ
とに接続され、各イメージのプリント中に濃度パッチキ
ャリブレーションを実行する。濃度パッチキャリブレー
ション処理において、プロセッサは、濃度パッチメモリ
にアクセスし、レーザードライブ値の関数として、各フ
ィルムに濃度パッチの像を写すことを開始する。像が写
されたフィルムが現像された後、パッチの現実の濃度が
濃度計によって計測される。パッチの現実の濃度は、対
応するフィルム濃度予測値と比較される。そして、プロ
セッサは減衰器制御信号をパッチ比較値の関数として作
成し、パッチ濃度の計測値と現実の値との差を最小化す
る。現像反応液の消耗により引き起こされるような、ウ
ェッジキャリブレーション間におけるシステム全体の伝
達関数の変動は、それによって、補正される。
【0010】イメージングシステムの他の実施例では、
所望のイメージコントラストや最大濃度レベルのような
ユーザーの選択するコマンドを受け取る制御パネルを備
える。ルックアップテーブルを作成する前に、ユーザー
コマンドに基づいてプロセッサは選択された伝達関数を
修正する。したがって、ユーザーは、イメージを特別仕
様にして、自分の選択に合わせることができる。さら
に、伝達関数メモリに記憶されたトランスミッタンス値
の立方根は、人の輝度反応と線形関係にあるので、この
修正はプロセッサによって線形変換により高速に実行さ
れることが可能である。
【0011】
【実施例】以下に、図1から図9に示した本発明の一実
施例に係るマルチユーザーデジタルレーザーイメージン
グシステンムについて詳細に説明する。
【0012】まず、システムを概説する。
【0013】図1に、本発明に係るマルチユーザーデジ
タルレーザーイメージングシステム10の全体構成を示
す。図示したように、レーザーイメージングシステム1
0は、レーザーダイオードプリンターサブシステム12
と、イメージ管理サブシステム14と、媒体処理サブシ
ステム、すなわちフィルム処理サブシステム16とを備
えている。プリンターサブシステム12の一実施例とし
ては連続トーンレーザーイメージャーがあり、レントゲ
ン写真フィルムのシート(別けて図示せず)を収納する再
密封可能なカートリッジ18を受け入れるよう構成され
ている。イメージ管理サブシステム14は入力ポート1
5を備え、そこを介して、磁気共鳴(MR)、コンピュー
タ断層X線写真(CT)、その他のタイプのスキャナーに
より生成されたデジタルイメージ値がイメージングシス
テム10に伝達される。イメージ値はイメージ管理サブ
システム14により処理され、レーザードライブ値を作
成する。このレーザードライブ値はプリンターサブシス
テム12で用いられ、カートリッジ18から取り出され
たフィルムに像を写す、すなわち、露光する。プリント
されたフィルムは、フィルム処理サブシステム16によ
り、すぐ後に現像され、イメージのハードコピーを作
る。イメージングシステム10は、媒体の種類、ユーザ
ーの選択の変化、媒体の現像パラメータの変化に自動的
に適応することができる。
【0014】イメージ管理サブシステム14は、生のイ
メージ値を変換して、プリンターサブシステム12で用
いられるラスタースキャンフォーマットの一連のデジタ
ルレーザドライブ値を作成する。このデータ処理操作で
はルックアップテーブルを用いるが、ルックアップテー
ブルは、イメージ値と、像が写されたフィルムにおける
その値の光学的濃度の予測値(すなわち、像が写された
フィルムの濃度予測値)との関係を特徴づける、すなわ
ち、写像する。像を写す操作において、毎回、イメージ
管理サブシステム14はイメージ値の関数としてのルッ
クアップテーブルにアクセスし、対応するレーザードラ
イブ値を決定する。
【0015】ルックアップテーブルは、伝達関数(変換
関数)とメモリに記憶されたフィルムモデルとを用い
て、イメージ管理サブシステム14により作成される。
伝達関数は、イメージ値と、像が写されるフィルムの濃
度予測値との関係を特徴づける。任意のあるイメージを
プリントするのに用いられる伝達関数は、ユーザーによ
り選択される。そのために、イメージ管理サブシステム
14は、多数の伝達関数を記憶するメモリを備えてい
る。したがって、ユーザーは、特定のイメージに最も適
した伝達関数を選択することができる。フィルムモデル
は、多種類のフィルム毎に、レーザードライブ値と、像
が写されるフィルムの濃度予測値との関係を特徴づけ
る。あるイメージに対するイメージ値を処理するのに用
いられるフィルムモデルは、イメージ管理サブシステム
14により自動的に選択される。すなわち、受取った情
報からイメージがプリントされるべき特定タイプのフィ
ルムを識別する。
【0016】もし、あるユーザーが、同じコマンド(た
とえば、同じ伝達関数)を指定して、同じタイプのフィ
ルムに2以上のイメージを連続してプリントする場合に
は、同じルックアップテーブルを用いて、各イメージが
プリントされてよい。しかし、もし次のプリント要求が
別のユーザーからのものであれば、ユーザーコマンドが
変更される。あるいは、ユーザーによって、または自動
的にイメージ管理システム14によって、ウェッジキャ
リブレーション処理(後述する)が開始され、イメージを
プリントするために、データ更新された別のルックアッ
プテーブルが作成される。新しいルックアップテーブル
が作成されるべきときには、毎回、イメージ管理サブシ
ステム14は、像を写す操作の前にリアルタイムに即座
に同じことを行なう。
【0017】以下に述べる伝達関数およびフィルムモデ
ルの修正と同様に、ルックアップテーブルのキャリブレ
ーション操作を容易にするため、伝達関数とフィルムモ
デルとにおいて、像が写されるフィルムの濃度予測値を
表す情報は、対応するイメージフィルムトランスミッタ
ンス予測値の立方根という基準化された形式で記憶され
る(すなわち、像が写されたフィルムの濃度予測値は、
(像が写されたフィルムのトランスミッタンス予測値)
1/3に略等しい)。トランスミッタンスの立方根の値
は、本明細書では、以下“T"値と表すが、この値は、
人の輝度反応と略線形関係にある。人の輝度反応に対す
るこのような線形関係により、T値を用いると、簡単に
なり、ルックアップテーブルの計算に要する時間が減少
する。
【0018】ルックアップテーブル作成操作は、選択さ
れたフィルムモデルから索引テーブルを計算する準備ス
テップを含む。索引テーブルは、レーザードライブ値
と、像が写されたフィルムの対応するT値予測値との関
係を特徴づける。索引テーブルの関数は、レーザー走査
システムとフィルムと化学反応との現在操作している特
性に対して、フィルムモデルを効果的に基準化するもの
である。したがって、索引テーブルは、新たに測定され
た最大・最小のレーザーパワーレベルとウェッジキャリ
ブレーションデータとにより、フィルムモデルから計算
される。一旦索引テーブルが計算されると、ルックアッ
プテーブルは、選択された伝達関数のT値の関数として
索引テーブルにアクセスすることによって作成され、イ
メージ値を、現在のイメージングシステムの操作特性に
おけるレーザードライブ値に正確に写像するデータ配列
を作成する。それゆえ、システム伝達関数の正確さが維
持され、しかも、ユーザーにほとんど不便を与えること
ない。
【0019】イメージングシステム10により、ユーザ
ーは、あるイメージパラメータを特別仕様とすることが
できる。たとえば、イメージの性質に応じて、あるユー
ザはより高いまたはより低いコントラストをもつイメー
ジを選べる。ユーザーは、イメージに対する最大濃度
(Dmax)を特定することも可能である。たとえば、超音
波イメージは、一般には約2.0のDmaxでプリントされ
る一方、CTやMRのイメージは3より大きいDmaxで
プリントされることが多い。ある特定のユーザーがたま
たま使うかもしれないが、ほとんどすべてのユーザーは
まず選択することがない、可能性のあるイメージ濃度と
コントラストの全てのスペクトルに対して、伝達関数を
適応させることは不可能であるので、イメージングシス
テム10は、ユーザーコマンドを受け入れて、コントラ
ストやDmaxのようなイメージパラメータを変更する。
イメージ管理サブシステム14は、ユーザーコマンドに
よって選択された伝達関数を選択およびまたは線形に増
減することによって、このようなユーザーコマンド、す
なわち、コントラストとDmaxを、実行する。伝達関数
を修正してユーザーの選択に適応させるこの方法は、比
較的簡単で、それゆえ高速な数学的演算操作を含む。ユ
ーザーが、選択された伝達関数に記憶された最小および
または最大T値と調和しない最小およびまたは最大濃度
特性を有するフィルムに像を写そうとするとき、同様に
伝達関数の修正が実行される。
【0020】実際のフィルムの感光特性は、フィルムモ
デルによって代表された“理想"特性とは一致しないこ
とが多い。このような変動は、多くの要因により生じる
可能性があり、その要因の中には、製造工程や経年退化
におけるロット間のばらつきを含む。イメージングシス
テム10は、ウェッジキャリブレーション工程を定期的
に実行し、フィルム感光特性におけるこのような変動を
埋め合わせる。ウェッジキャリブレーション中、イメー
ジ管理サブシステム14は“テストウェッジ"フィルム
のプリントを初期化する。テストウェッジは1組の単一
濃度のパッチであり、各パッチは、所定のイメージ濃度
の範囲の一つと一致するあるレーザードライブ値でプリ
ントされる。パッチの実際の濃度は、あるレーザードラ
イブ値(フィルムモデルによって特徴づけられる)に対し
て像が写されるフィルムの濃度予測値と比較され、フィ
ルムモデルは実際のフィルム特性に一致するように修正
される。
【0021】媒体処理サブシステム16の特性(たとえ
ば、湿式処理システムの場合の化学反応の強さ)もま
た、システム伝達関数全体の特性の再現性において、重
要な役割を演じる。このような特性は、一般的にはかな
りゆっくり変化し、イメージングシステム10が用いら
れる頻度に応じて、何時間または何日間の期間にわたっ
て変化する。このような変化を修正するために、イメー
ジ管理サブシステム14は、像を写す操作においても、
毎回、濃度パッチキャリブレーションを実行する。濃度
パッチキャリブレーションは、各イメージの上端に単一
濃度のパッチをプリントすることを含む。単一濃度パッ
チは、1.0のような中間の明るさ濃度に一致すると予
測されるレーザドライブ値を用いて露光される。このパ
ッチの濃度は、イメージとパッチとが処理サブシステム
16によって現像された後に、イメージ管理サブシステ
ム14によって計測される。もし、パッチの濃度が、予
定の濃度、すなわち、濃度予測値からドリフトしていた
ならば、イメージ管理サブシステム14は、レーザース
キャニングサブシステムを調整することによってドリフ
トを修正する。レーザーイメージングシステム10のこ
のような特徴と、その他の特徴は、以下により詳しく述
べる。
【0022】次に、レーザープリンティングサブシステ
ムについて説明する。
【0023】図2に、レーザープリンターサブシステム
12の全体を示す。図示したように、プリンターサブシ
ステム12は、引き出し20を備え、この引き出しを開
くとカートリッジ受け入れベース22にアクセスでき、
そこにフィルムカートリッジ18が配置される。引き出
し20には、ベース22に関して動くために、開閉機構
24が取付られている。フィルムカートリッジ18がベ
ース22に配置された後、引き出し20は閉められ、遮
光コンポーネント内にカートリッジは密封される。そし
て、開閉機構24が作動されると、カートリッジ18が
開かれて、フィルムがそこから取り出されることが可能
となり、次に、カートリッジが再び密封されて、残りの
フィルムに全く損傷を与えることなく、プリンターシス
テム12から取り出されることが可能となる。それゆ
え、タイプやサイズの異なるフィルムを収納したカート
リッジ18は、必要な時にプリンターサブシステム12
に従来のように配置されることが可能である。カートリ
ッジ18と開閉機構24については、レーザーイメージ
ャーフィルムカートリッジ用開閉機構と題するレンベル
ガー氏らによる米国特許第5,132,724号明細書
に、より詳細に開示されている。
【0024】図1に示すように、レーザープリンターサ
ブシステム12はまたマイクロプロセッサが配置された
プリンター制御システム30、フィルムピックアップ機
構32、フィルム搬送機構34、レーザー走査システム
36、開閉機構24に搭載されているバーコードスキャ
ナ40を備えている。光学式バーコード42は、各カー
トリッジ18に添付されている。バーコード42には、
対応するカートリッジとその中のフィルムとの、機械読
み取り可能な特性情報が含まれている。ひとつの実施例
としては、バーコード42に符号化された情報は、個々
のカートリッジの識別、カートリッジ製造履歴、フィル
ムタイプ、フィルムサイズを含む。
【0025】プリンター制御システム30は、プリンタ
ーサブシステム12の動作を調整・制御し、プリンティ
ングサブシステムをイメージ管理サブシステム14に結
びつける。フィルムカートリッジ18がプリンターサブ
システム12に配置された後には、制御システム30は
開閉機構24を動かしてカートリッジ18を開く一方、
同時に、スキャナー40が駆動されてバーコード42を
横切る。バーコード42から読み取られた情報は、イメ
ージ管理サブシステム14に送られるととも、プリンタ
ー制御システム30によっても用いられる。フィルムピ
ックアップ機構32は、フィルムのシートをカートリッ
ジ18から取り出し、シートをフィルム搬送機構34に
配置する。フィルム搬送機構34は、プリンター制御シ
ステム30の制御の下、フィルムをイメージングステー
ション(分けて図示せず)を通過させる。イメージ管理サ
ブシステム14とプリンター制御システム30により、
レーザー走査システム36は、イメージングステーショ
ンにフィルムが運ばれてくると、フィルムを露光する。
【0026】レーザー走査システム36は、レーザーダ
イオード43、回転式ミラースキャナ44、減衰器4
6、パワーモニター48とを包含する。レーザーダイオ
ード43は、イメージ管理サブシステム14からのデジ
タルレーザードライブ値を受け入れるように接続され、
レーザードライブ値の関数として強さが調整されたレー
ザービームを生成する。調整されたレーザービームは、
フィルム上をスキャナー44によってラスタースキャン
される。イメージ管理サブシステム14からの制御信号
に応答して減衰器46によって、レーザービームの強度
が微調整される。ひとつの実施例としては、減衰器46
は、回転極フィルタであり、ササキ氏他による米国特許
第4,812,861号明細書に開示されているようなも
のである。パワーモニタ48もまた、イメージ管理サブ
システム14に接続され、フィルムに像を写す平面に接
近する位置において、走査するレーザービームの一部を
さえぎるように配置されたフォトダイオードを備える。
パワーモニタ48から伝達される情報は、以下により詳
しく述べる方法で用いられ、レーザードライブ値を基準
化し、適正な露光範囲を達成する。
【0027】像が写されたフィルムは、処理サブシステ
ム16に現像のために搬送される。処理サブシステム1
6は、像が写されるフィルムの特性によって、湿式化学
処理または熱的処理とすることができ、搬送機構50と
濃度計52とを備える。フィルムが現像されるときに、
搬送機構50は、フィルムを処理サブシステム16へ搬
送する。濃度計52は、リンベルガー氏他によるオート
レンジのフィルム濃度計と題する米国特許第5,117,
119号明細書に開示された形状で具体化できる。以下
に詳細に述べるように、イメージ管理サブシステム14
は、像を写そうとするフィルムの端部にテストウェッジ
およびまたは濃度パッチをプリントすることを開始でき
る。テストウェッジと濃度パッチの光学的濃度は、フィ
ルムが現像された後に、濃度計52によって計測され、
これらの濃度を表す情報はイメージ管理サブシステム1
4に伝達される。イメージ管理サブシステム14は、計
測された濃度情報を後述のキャリブレーションと、制御
関数に用いる。
【0028】次に、イメージ管理サブシステムについて
説明する。
【0029】イメージ管理サブシステム14は、複数の
入力モジュール60、プロセッサ62、出力モジュール
64、制御パネル66を備えている。各入力モジュール
60は、イメージングシステム10を1人または2人の
ユーザーが用いるように構成されていて、メモリ管理プ
ロセッサ67と電気的プログラム可能読み取り専用メモ
リ(EPROM)68とを含む。ユーザーによって用いら
れる伝達関数とフィルムモデルは、入力モジュール60
が分担しており、EPROM68に記憶されている。本
明細書では、以下において、このように伝達関数のデー
タが記憶されるEPROM68の部分を“伝達関数メモ
リ"と、フィルムモデルが記憶されるEPROMの部分
を“フィルムモデルメモリ"という。イメージ管理サブ
システム14の一実施例では、各入力モジュール60
は、15の伝達関数と16のフィルムモデルを記憶でき
るEPROM68を備える。入力モジュール60は、モ
ジュールを使用する複数のユーザーのためにプリント待
ち中の数イメージに対して、そのイメージ値を記憶する
のに十分なメモリも備えている。メモリ管理プロセッサ
67は、EPROM68内への伝達関数とフィルムモデ
ルとの記憶を制御し、入力モジュール60とプッロセッ
サ62と出力モジュール64との間の、イメージ値、伝
達関数、フィルムモジュール、およびルックアップテー
ブルを含むデータの伝達を調整する。
【0030】プロセッサ62は、イメージ管理サブシス
テム14の入力モジュール60と制御パネル66と出力
モジュール64、プリンターサブシステム12のバーコ
ードスキャナ40と減衰器46とパワーモニタ46、媒
体処理サブシステム16の濃度計52に結び付けられて
いる。プロセッサ62は、イメージ管理サブシステム1
4の操作を制御し、イメージ管理サブシステムの操作
を、プリンターサブシステム12および媒体処理サブシ
ステム16の操作と調整する。プロセッサ62は、ルッ
クアップテーブルの作成に関する全ての処理操作も実行
する。ひとつの実施例では、プロセッサ62は、モトロ
ーラ68030プロセッサに数値演算プロセッサおよび
協働するランダムアクセスメモリ(分けて図示せず)を組
み合わせたものである。
【0031】出力モジュール64は、プロセッサ70と
ランダムアクセスメモリ(RAM)72とを備える。プロ
セッサ62により作成されたルックアップテーブルは、
像を写す操作において用いるためにRAM72へダウン
ロードされる。像を写す操作において、プロセッサ70
は、入力モジュール60から受け取られたイメージ値の
関数として、リアルタイムにルックアップテーブルにア
クセスする。ルックアップテーブルにアクセスすること
によって決定されたレーザードライブ値は、プロセッサ
70によってラスタースキャンフォーマットにアセンブ
ルされレーザー走査システム36に伝達される。サイズ
の増減やイメージの回転のようなイメージ処理関数も、
プロセッサ70により、実行可能である。
【0032】次に、伝達関数およびフィルムモデルのフ
ォーマットについて説明する。
【0033】図3は、観察者に引き起こされる反応と結
び付けられたイメージングシステム全体の伝達関数の略
図である。一連の情報の伝達は、以下のようになってい
る。すなわち、イメージ値Xは、イメージ管理サブシス
テム14によって、ルックアップテーブル92を用い
て、レーザードライブ値Y(X)に変換される。レーザー
ドライブ値Yは、レーザー走査サブシステム36に伝達
されて、そこで露光値E(Y)に変化される。露光・現像
されたフィルム94は、露光値をフィルム濃度D(E)に
する。レーザーイメージャー10の操作は、この時点で
完了するが、一連の伝達はさらに続く。像が写されたフ
ィルムはライトボックス96に配置されて、発光値L
(D)を作る。最後に、発光値は、観察者98からの輝度
反応B(L)を引き出す。生のイメージ値と観察者の輝度
反応との間に生じる伝達の連鎖は、B(L(D(E(Y
(X)))))として特徴づけることが可能である。
【0034】イメージ発光から輝度反応への伝達は、簡
単な反応に対して1次のオーダーで、B=aLp−B0
という形式で表すことが可能である。ここで、aとB0
は、見るときの周囲の環境に依存する。CIE議事録、
京都セッション1979(CIEセントラルビューロ
ー、パリ、1980年)、第99−102頁に掲載され
た、H.W.ボッドマン氏他による“輝度と発光との統一
された関係"参照。この参照その他から指数pは、ほぼ
1/3に等しい。この解析に基づき、もし、イメージン
グシステム10の出力を、1/3乗された(すなわち、
立方根)拡散イメージトランスミッタンスとして取り扱
かえば、イメージングシステムの出力を特徴づけるパラ
メータは、観察者である人の輝度反応にほぼ線形に比例
する。イメージ管理システム14はこの関係を利用し
て、像が写されたフィルムの濃度予測値を表すデータ
を、対応するトランスミッタンス関連値T=(トランス
ミッタンス)1/3の形で表して、伝達関数メモリおよびフ
ィルムモデルメモリに記憶する。伝達関数およびフィル
ムモデルを、トランスミッタンス関連値Tの形で表して
書き込むことは、プロセッサ62が以下に述べる伝達関
数の修正において線形変換を実行できる点で、大きな利
点である。
【0035】伝達関数は、イメージ値と、像が写された
フィルムの対応する濃度予測値との関数関係を記述して
いる。上記のイメージ管理サブシステム14の一実施例
において、入力モジュール60毎に15の伝達関数が、
それぞれ、EPROM68にTF(i)で表される数値配
列として記憶されている。索引iは、イメージ値(イメ
ージデータのワードサイズに対応して適切に基準化され
る)に等しい。TF(i)の数値は、直ぐ上に述べた対応
するトランスミッタンス関連値Tである。図4は、EP
ROM68に記憶される伝達関数をグラフ図である。
【0036】フィルムモデルは、像が写されるフィルム
の濃度予測値と、対応するフィルム露光値との関数関係
を記述している。上記のイメージ管理サブシステム14
の一実施例では、入力モジュール60毎の16のフィル
ムモデルのそれぞれは、EPROM68にFM(i)で表
される配列で記憶されている。索引iは基準化されたト
ランスミッタンス関連値Tに等しい。FM(i)の数値
は、所望の露光値の対応する基準化された対数値、log
(E)である。特に、露光値Eは許容フィルム濃度の最大
値、Dmax、をプリントするのに必要な露光に標準化さ
れている。つまり、e=E/EDmax である。このよう
に標準化された露光値は、この明細書の次の部分でeと
して参照される。例として、3.2の最大イメージ濃度
を有するフィルムタイプに対して、フィルムモデルは、
D=3.2に対応するアドレスにおいてlog(e)=0(e
=1に対応する)を含む。図5は、EPROM68に記
憶されたフィルムモデルのグラフ図である。
【0037】つぎに、ルックアップテーブルの作成につ
いて説明する。
【0038】ルックアップテーブルは、プリントされる
べき特定のイメージに対して選択された伝達関数および
フィルムモデルの関数として作成される。伝達関数は制
御パネル66を介して、ユーザーによって選択される。
フィルムモデルは、イメージ管理サブシステム14によ
って自動的に選択されるが、これは、イメージシステム
10に現在ロードされているフィルムカートリッジ18
のバーコード42から読み取られたフィルム識別情報を
用いて、実行される。
【0039】各ルックアップテーブルの作成は、標準化
された露光値eを、レーザーダイオード43の現在のダ
イナミックパワーレンジに対応させる索引テーブルを作
成する中間ステップを含む。したがって、索引テーブル
はIT(i)の配列である。索引はトランスミッタンス関
連値Tに相当する。IT(i)の値は、対応する12ビッ
トのデジタルのレーザードライブ値であり、上記トラン
スミッタンス関連値になるように適正なフィルム露光値
を与える。図6は、索引テーブルのグラフ図である。
【0040】図6に示すように、索引テーブルは、現在
操作しているレーザーダイオード43の特性を表す計測
情報を用いて、フィルムモデルから計算される。レーザ
ーダイオード43の最大、最小パワー出力レベルPma
x、Pminは、それぞれ、経時変化する。このような変化
は、レーザーダイオード43の温度変化のような要因
と、デバイスの経年変化とによって引き起こされる可能
性がある。各ウェッジキャリブレーション処理(詳細は
後述する)において、イメージ管理サブシステム14
は、パワーモニタ48を用いてフィルムに像を写す平面
でPmaxとPminとを計測する。イメージ管理システム1
4は、フィルムモデルにおいてlog(e)の値を用い、次
の等式に一致するフィルムモデルに対するデジタルレー
ザードライブ値ITを計算する。すなわち、 IT=4095(1−10log(e))R/(R−1) ここで、 R=Pmax/Pmin である。
【0041】イメージ管理サブシステム14は、レーザ
ーダイオード43による出力Pmaxがlog(e)=0となる
(すなわち、フィルムのイメージ濃度の最大値でプリン
トする)ように減衰器46を設定することによって、レ
ーザー走査システム36のキャリブレーションも行な
う。イメージ管理サブシステム14によって基準化操作
も実行され、レーザーダイオード43によるPmax出力
はレーザードライブ値0によって生じ、Pmax出力はレ
ーザードライブ値4095により生じる。このような方
法で基準化されるとき、最高レーザードライブ値がイメ
ージの最も明るい領域に一致し、最低ドライブ値が最も
暗い領域に一致する。
【0042】一旦索引テーブルが上記方法で作成される
と、イメージ管理サブシステム14は、図7に示すグラ
フ図のように、簡単な索引操作によって、ルックアップ
テーブルを作成する。選択された伝達関数は、各イメー
ジ値の関数としてアクセスされ、対応するT値を決定す
る。そして、索引テーブルは、各T値の関数としてアク
セスされ、対応するレーザードライブ値を決定する。イ
メージ管理サブシステム14は、このルックアップテー
ブル作成操作中に、数学的演算を実行することを要しな
い。イメージ値を対応するデジタルのドライブ値に変換
する処理は、ルックアップテーブルを用いて索引操作を
行なうので、簡単であり、それ故、高速である。ルック
アップテーブルを作成するこのアプローチによって、シ
ステム全体の伝達関数は非常に忠実なものとなる。なぜ
なら、テーブルはユーザーによって選択された伝達関数
と適正なフィルムモデルとに基づいているからである。
【0043】次に、伝達関数の修正について説明する。
【0044】上記したように、イメージングシステム1
0によって、ユーザーはコントラストやDmaxのような
あるイメージパラメータを変化させることができる。こ
のようなタイプのユーザーの選択は、制御パネル66を
介してキー入力される。イメージ管理サブシステム14
は、伝達関数の選択およびまたは修正によって、このよ
うな変化を調整する。
【0045】伝達関数は、輝度反応の略線形関数である
と仮定しているトランスミッタンス関連値Tの形で記憶
されるので、伝達関数の修正は、線形変換として演算さ
れる。このような演算は、プロセッサ62によって簡単
かつ高速に実行可能である。Dmaxを2.0から3.0に
増すために線形変換によって修正された伝達関数の性質
を、図8(a)に示す。この図から明らかなように、最終
的な伝達関数77は、初期の伝達関数78から傾きと切
片だけが変化している。一方、図8(b)に示すように、
対応する伝達関数を濃度に基づき修正するならば、線形
変換ではなく、より複雑な数学的演算を含むこととなる
であろう。
【0046】選択された伝達関数に記憶された最大およ
びまたは最小T値とは適合しないDmaxおよびまたはDm
inを有するフィルムに、ユーザーが像を写そうとすると
きにも、イメージ管理サブシステム14によって、伝達
関数が修正される。この修正もまた、伝達関数の簡単な
線形変換によって実行される。このように、伝達関数を
すぐに修正できるので、イメージングシステム10は、
ユーザーの選択する広い範囲の調整ができ、システム
は、相対的にほとんどロスなく、すっかり像を写す。
【0047】つぎに、ウェッジキャリブレーション処理
について説明する。
【0048】ロット間の製造のばらつきや経年変化を含
む種々の理由から、EPROM68に記憶される“理
想"フィルムモデルは、いかなる時においても、実際の
フィルム特性を正確には表さない。イメージ管理サブシ
ステム14は、ウェッジキャリブレーション処理を実行
し、フィルムの現実の特性を表すように、フィルムモデ
ルを調整する。ウェッジキャリブレーション処理は、以
下のいずれか場合には、常に実行される。 (1)新しいロットのフィルムを収納するカートリッジ1
8が、レーザーイメージャー10内に入れられる場合
(カートリッジのバーコード42から読み取られた情報
により決定される)。 (2)ふたつの連続するイメージをプリントする間の時間
が、事前に決定された一定時間、たとえば8時間、を越
える場合。 (3)以下に述べる濃度パッチキャリブレーション処理に
おいて、標準パッチ濃度を達成するためには、露光にお
いて許容できない大きなシフトが必要であることを示す
場合。 (4)ユーザーが、制御パネル66を操作してキャリブレ
ーションを要求する場合。
【0049】ウェッジキャリブレーション処理を容易に
するために、フィルム濃度予測値の範囲に対応するレー
ザードライブ値(すなわち、テストウェッジレーザード
ライブ値)の範囲は、システムEPROMに記憶されて
いる。ウェッジキャリブレーション処理において、イメ
ージ管理サブシステム14は、レーザー走査システム3
6をテストウェッジレーザードライブ値で駆動し、一連
の濃度パッチ(すなわち、テストウェッジ)の像をフィル
ムのシート上に写す。テストウェッジを含む像を写され
たフィルムが、処理サブシステム16によって現像さ
れ、テストウェッジの現実の濃度が濃度計52によって
計測される。プロセッサ62は、テストウェッジの濃度
計測値を、像が写されたフィルムに対するフィルムモデ
ルに記憶されたフィルム濃度予測値を表す情報と比較す
る。もし、フィルム濃度の計測値と予測値との間に食い
違いがあることが分かれば、フィルムモデルの記憶され
たlog(e)値が、計測されたlog(e)値と一致するように
線形変換される。
【0050】図9は、EPROM68に記憶されるフィ
ルムモデル80のグラフ図である。この図には、例とし
て、8つのウェッジから計測された濃度(T値)82も示
している。テストウェッジレーザードライブ値の間を結
ぶ線は、イメージ管理サブシステム14により、ウェッ
ジキャリブレーション処理中に作成される区間的に線形
に修正されたフィルムモデル84を示している。ウェッ
ジキャリブレーション処理後、このようなキャリブレー
ション処理が次に実行されるまでは、イメージ管理サブ
システム14は、“理想"モデルの代わりに、修正され
たフィルムモデルを用い続ける。フィルムモデルが必要
する正確さの程度に応じて、もっと多数のテストウェッ
ジレーザードライブ値を用いることは可能であり、およ
びまたは、より複雑な非線形曲線近似アルゴリズムを用
いて、修正されたフィルムモデル84におけるサンプル
されたT値の間の点を内挿することも可能である。ルッ
クアップテーブル作成前にこのような方法でフィルムモ
デルを修正することによって、システム全体の伝達関数
の精度が向上する。
【0051】次に、濃度パッチキャリブレーション処理
について説明する。
【0052】濃度パッチキャリブレーション処理は、イ
メージ管理サブシステム14によって実行され、イメー
ジングシステム10の伝達関数全体にわたる比較的長期
のドリフトを補う。このタイプのドリフトは、何時間か
ら何日間という期間で生じ、主として、処理サブシステ
ム16の特性変化(たとえば、現像液の消耗)によって生
じる。イメージ管理サブシステム14は、フィルムの各
シートに像を写すときに、濃度パッチキャリブレーショ
ン処理を実行し、レーザー走査システム36の減衰器4
6を調整することによって、ドリフトを補う。
【0053】システムEPROMには、予め決定された
パッチ濃度に関するレーザードライブ値を表すパッチ濃
度情報も記憶されている。ひとつの実施例としては、予
め決定されたパッチ濃度は1.0であり、イメージの中
間の明るさに大略一致する。濃度パッチキャリブレーシ
ョン処理では、像を写す各操作において、システムEP
ROMからのレーザードライブ値にアクセスすること
と、この情報を用いてフィルムの上端に単一濃度のパッ
チをプリントすることを必要とする。そして、フィルム
が処理サブシステム16によって現像され、パッチの濃
度が濃度計52により計測される。プロセッサ62は、
濃度計測値を、レーザードライブ値に対するイメージ濃
度予測値(適切なフィルムモデルから決定される)と比較
し、次の濃度キャリブレーション処理において濃度の差
を最小化するため、比較値の関数として減衰器を制御す
る。ひとつの実施例では、パッチ濃度の計測値と予測値
との差の絶対値が、予め決めておかれた第1の値より大
きくなければ、減衰器は調整されない。予め決めておか
れた第1の値と予め決めておかれた第2の値との間のす
べての濃度差絶対値について、減衰器を修正する1組の
第1量が作られる。同様に、第2の値より大きな濃度差
絶対値のすべてについて、より大きな減衰器修正の第2
量が作られる。さらにまた、濃度差が予め決めておかれ
た第3の値より大きい場合には、イメージ管理サブシス
テム14は、テストウェッジキャリブレーション処理を
開始する。減衰器修正動作は、簡単かつ効果的に実行可
能であり、このように作動を量子化することによって、
ルックアップテーブルを計算する必要はない。濃度パッ
チキャリブレーションは、システム全体の伝達関数をさ
らに完全なものにする。
【0054】最後に、結論を述べる。
【0055】イメージングシステム10は、媒体の変
化、ユーザーの選択の変化、および媒体の現像パラメー
タの変化に自動的に適応可能である。したがって、シス
テム全体の伝達関数は、ユーザーにほとんど不便をかけ
ることなく、完全な状態が維持される。ルックアップテ
ーブルを計算する方法により、この操作は迅速に実行で
き、それによって、数人のユーザーによってイメージン
グシステムを都合よく用いることを容易にする。また、
広い範囲のユーザーの選択に適応する。
【0056】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の態様で実施することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るマルチユーザーレー
ザーイメーイジングシステムのブロック図である。
【図2】 図1のプリンターサブシステムの斜視図であ
る。
【図3】 レーザーイメージングシステムにより実行さ
れる伝達関数全体のブロック図である。
【図4】 伝達関数がイメージングシステムのメモリに
記憶される方法を示すグラフ図である。
【図5】 フィルムモデルがイメージングシステムのメ
モリに記憶される方法を示すグラフ図である。
【図6】 索引テーブルがフィルムモデルから演算さ
れ、イメージングシステムのメモリに記憶される方法を
示すグラフ図である。
【図7】 イメージングシステムがルックアップテーブ
ルを伝達関数と索引テーブルとから作成する方法を示す
グラフ図である。
【図8】 (a)は、伝達関数がイメージングシステムに
おいて記憶される線形な(トランスミッタンス)1/3の形
式で表された、修正された伝達関数のグラフ図である。
(b)は、非線形となる濃度の形式で表された修正された
伝達関数のグラフ図である。
【図9】 理想のフィルムモデルと修正されたフィルム
モデルとのグラフ図である。
【符号の説明】
10 イメージングシステム 12 プリンタ
ーサブシステム 14 イメージ管理サブシステム 15 入力ポー
ト 16 処理サブシステム 18 フィルム
カートリッジ 20 引き出し 22 カートリ
ッジ受け入れベース 24 開閉機構 30 プリンタ
制御システム 32 フィルムピックアップ機構 34 フィルム
搬送機構 36 レーザー走査システム 40 バーコー
ドスキャナ 42 バーコード 43 レーザー
ダイオード 44 回転ミラースキャナ 46 減衰器 48 パワーモニタ 50 搬送機構 52 濃度計 60 入力モジ
ュール 62 プロセッサ 64 出力モジ
ュール 66 制御パネル 67 メモリ管
理プロセッサ 68 EPROM 70 プロセッ
サ 72 RAM 80 フィルム
モデル 82 計測濃度 84 修正され
たフィルムモデル 92 ルックアップテーブル 94 露光・現
像済みフィルム 96 ライトボックス 98 観察者 X イメージ値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ランダル・レンバーガー アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 テレンス・ハロルド・ジョイス アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 トッド・ゲイロード・ラングメイド アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム受け入れ機構の中に収納された
    フィルムに、イメージを表すデジタルイメージ値と、ユ
    ーザーコマンドと、フィルムの特性を表すフィルム情報
    との関数として、像を写すことのできるシステムであっ
    て、 上記デジタルイメージ値を受け取るイメージデータ入力
    手段と、 上記ユーザーコマンドを受け取るユーザーコマンド手段
    と、 上記フィルム情報を受け取るフィルム情報入力手段と、 デジタルレーザードライブ値に反応する手段であって、
    上記フィルムに像を写すためのレーザービームを走査す
    ることができるレーザー走査手段と、 複数の伝達関数の特性を表すデータを記憶する伝達関数
    メモリであって、該各伝達関数は像が写されるフィルム
    の濃度予測値と、対応するイメージ値との関係を表すも
    のである伝達関数メモリと、 複数のフィルムモデルの特性を表すデータを記憶するフ
    ィルムモデルメモリであって、該各フィルムモデルは像
    が写されるフィルムの濃度予測値と、対応するレーザド
    ライブ値との関係を表すものであるフィルムモデルメモ
    リと、 デジタルデータを記憶するためのRAMと、 上記イメージデータ入力手段と、ユーザーコマンド手段
    と、フィルム情報入力手段と、レーザー走査手段と、伝
    達関数メモリと、フィルムモデルメモリと、RAMとに
    接続されるデジタルプロセッサとを備え、 該デジタルプロセッサは、 上記ユーザーコマンドの関数として伝達関数メモリにア
    クセスして、ユーザーが所望する伝達関数を表すデータ
    を選択する手段と、 フィルム情報の関数としてフィルムモデルメモリにアク
    セスして、フィルムに像を写すためにフィルムモデルを
    表すデータを選択する手段と、 選択された伝達関数とフィルムモデルとの関数として、
    レーザードライブ値とイメージ値との関係を特徴づける
    データのルックアップテーブルを作成してRAMに記憶
    する手段と、 作成されたルックアップテーブル内のレーザードライブ
    値にイメージ値の関数としてアクセスする手段であっ
    て、フィルムに像を写すために、アクセスされたドライ
    ブ値をレーザー走査手段に伝達する手段とを有すること
    を特徴とするデジタルレーザーイメージングシステム。
  2. 【請求項2】 上記伝達関数メモリは、イメージのトラ
    ンスミッタンス予測値の範囲と、対応するイメージ値と
    の関係を特徴づけるデータとして上記伝達関数を記憶
    し、 上記フィルムモデルは、イメージのトランスミッタンス
    予測値の範囲と、対応するフィルム露光値との関係を特
    徴づけるデータとして上記フィルムモデルを記憶し、 上記デジタルプロセッサは、さらに、トランスミッタン
    ス値の関数として上記フィルムモデルメモリにアクセス
    して、対応するフィルム露光値を決定する手段と、 決定されたフィルム露光値の関数としてレーザードライ
    ブ値を算出する手段と、 レーザードライブ値と、対応するトランスミッタンス値
    との関係を特徴づけるデータの索引テーブルを作成し
    て、RAMに記憶する手段と、 所望のトランスミッタンス値の関数として索引テーブル
    にアクセスすることにより、レーザードライブ値とイメ
    ージ入力値との関係を特徴づけるデータのルックアップ
    テーブルを選択された伝達関数から作成する手段とを有
    することを特徴とする請求項1記載のデジタルレーザー
    イメージングシステム。
  3. 【請求項3】 像が写されたフィルムを現像するフィル
    ム処理系と、 現像されたフィルムの各部分の濃度を表す情報を提供す
    る濃度計と、 テストウェッジの特性を表すテストウェッジデータを記
    憶するテストウェッジメモリであって、該テストウェッ
    ジデータはフィルムモデルによって特徴づけられるフィ
    ルム濃度予測値に対応するレーザードライブ値の範囲を
    表すものであるテストウェッジメモリとをさらに備え、 上記デジタルプロセッサは、フィルム処理系と濃度計と
    テストウェッジメモリとに接続されるとともに、さら
    に、テストウェッジキャリブレーション手段を備え、 該テストウェッジキャリブレーション手段は、 テストウェッジメモリにアクセスしてレーザードライブ
    値の関数としてフィルムにテストウェッジの像を写すこ
    とを開始するテストウェッジプリント開始手段と、 像が写されたフィルム上のテストウェッジを現像して、
    現像されたテストウェッジの現実の濃度を表す情報を濃
    度計により提供させるテストウェッジ処理手段と、 テストウェッジの現実の濃度と対応するフィルム濃度予
    測値とを比較するウェッジ比較手段と、 上記フィルムモデルが現実のフィルム特性に一致するよ
    うに上記フィルムモデルデータを上記比較値の関数とし
    て修正するフィルムモデル修正手段とを有することを特
    徴とする請求項1記載のデジタルレーザーイメージング
    システム。
  4. 【請求項4】 上記レーザー走査手段は、さらに、減衰
    器制御信号に反応して走査されるレーザービームの強度
    を調整する減衰器を備え、 上記システムは、さらに、濃度パッチの特性を表すデー
    タを記憶する濃度パッチメモリを備え、該濃度パッチデ
    ータは像が写されて現像されたフィルムの予め決定され
    たフィルム濃度予測値に対応するデジタルレーザードラ
    イブ値を表し、 上記デジタルプロセッサは、減衰器と濃度パッチメモリ
    とに接続されるとともに、さらに、濃度パッチキャリブ
    レーション手段を備え、 該キャリブレーション手段は、 濃度パッチメモリにアクセスして、レーザードライブ値
    の関数として、各フィルムに濃度パッチの像を写すこと
    を開始する濃度パッチキャリブレーション開始手段と、 像が写されたフィルム上の濃度パッチを上記フィルム処
    理系により現像し、上記濃度計により現像されたパッチ
    の現実の濃度を表す情報を提供させる濃度パッチ処理手
    段と、 パッチの現実の濃度を対応するフィルム濃度予測値と比
    較するパッチ比較手段と、 パッチ比較値の関数として減衰器制御信号を発生する減
    衰器制御手段とを有することを特徴とする請求項3記載
    のデジタルレーザーイメージングシステム。
  5. 【請求項5】 上記フィルム受け入れ機構は、機械読み
    取り可能な形式でフィルム情報を有するフィルムのカー
    トリッジを受け取る機構を備え、 上記フィルム情報入力手段は、カートリッジからフィル
    ム情報を読み取る読み取り機構を備えることを特徴とす
    る請求項1記載のデジタルレーザーイメージングシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 イメージを表すデジタルイメージ値の関
    数としてフィルムに像を写すシステムであって、 上記デジタルイメージ値を受け取るイメージデータ入力
    手段と、 機械読み取り可能な形式でフィルム情報を有するフィル
    ムのカートリッジを受け取るフィルム受け入れ手段と、 フィルム受け入れ手段に入れられたカートリッジからフ
    ィルム情報を読み取るフィルム情報読み取り手段と、 デジタルレーザードライブ値を表す手段であって、フィ
    ルムに像を写すためにレーザービームを走査することが
    できるレーザー走査手段と、 像が写されたフィルムを現像するフィルム処理系と、 現像されたフィルムの各部分の濃度を表す情報を提供す
    る濃度計と、 レーザードライブ値と上記デジタルイメージ値との関係
    を表すルックアップテーブルデータを記憶するルックア
    ップテーブルメモリと、 フィルム濃度予測値に対応する1またはそれ以上のレー
    ザードライブ値を表すデータを記憶する濃度キャリブレ
    ーションメモリと、 イメージデータ入力手段と、フィルム情報読み取り手段
    と、レーザー走査手段と、フィルム処理系と、濃度計
    と、ルックアップテーブルメモリと、濃度キャリブレー
    ションメモリとに接続されたデジタルプロセッサとを備
    え、 該デジタルプロセッサは、 濃度キャリブレーションメモリにアクセスして、上記フ
    ィルムに1またはそれ以上の濃度キャリブレーションパ
    ッチの像を写すことを開始する手段と、 フィルム上のキャリブレーションパッチをフィルム処理
    系により現像させる手段と、 キャリブレーションパッチの現実の濃度を表す情報を濃
    度計により提供させる手段と、 キャリブレーションパッチの現実の濃度を対応するフィ
    ルム濃度予測値と比較する手段と、 カートリッジから読み取ったフィルム情報と、キャリブ
    レーションパッチの濃度の現実の値および予測値の比較
    値との関数として、ルックアップデータを作成する手段
    と、 作成されたルックアップテーブルにおいて、イメージ値
    の関数としてレーザードライブ値にアクセスする手段で
    あって、フィルムに像を写すために、アクセスされたド
    ライブ値をレーザー走査手段に伝える手段とを有するこ
    とを特徴とするデジタルレーザーイメージングシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記フィルム受け入れ手段は、機械読み
    取り可能な形式でフィルムタイプ情報を有するフィルム
    のカートリッジを受け取るように構成され、 上記ルックアップテーブルデータを作成する上記デジタ
    ルプロセッサ手段は、カートリッジから読み取られたフ
    ィルムタイプ情報と、キャリブレーションパッチの濃度
    の現実の値および予測値の比較値との関数として上記ル
    ックアップテーブルデータを作成することを特徴とする
    請求項6記載のデジタルレーザーイメージングシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 上記濃度キャリブレーションメモリは、
    複数のテストウェッジの特性を表すテストウェッジデー
    タを記憶し、該テストウェッジデータはフィルム濃度予
    測値に対応するレーザードライブ値の範囲を表し、 上記デジタルプロセッサが備える濃度キャリブレーショ
    ンメモリにアクセスする手段は、フィルムにテストウェ
    ッジをプリントすることを開始し、 上記デジタルプロセッサが備える濃度を比較する手段
    は、テストウェッジの現実の濃度を対応するフィルム濃
    度予測値と比較し、 上記デジタルプロセッサが備えるルックアップテーブル
    データを作成する手段は、カートリッジから読み取られ
    たフィルム情報と、テストウェッジの濃度の現実の値お
    よび予測値の比較値との関数として、ルックアップテー
    ブルを作成することを特徴とする請求項6記載のデジタ
    ルレーザーイメージングシステム。
  9. 【請求項9】 上記レーザー走査手段は、さらに、減衰
    器制御信号に反応して走査されるレーザービームの強度
    を調整するための減衰器を備え、 上記システムは、さらに、濃度パッチの特性を表すデー
    タを記憶する濃度パッチメモリを備え、該濃度パッチデ
    ータは像が写されて現像されたフィルムの予め決定され
    た濃度予測値に対応するデジタルレーザードライブ値を
    表し、 上記デジタルプロセッサは、減衰器と濃度パッチメモリ
    とに接続されるとともに、さらに、濃度パッチキャリブ
    レーション手段を備え、 該濃度パッチキャリブレーション手段は、 濃度パッチメモリにアクセスして、各フィルムにレーザ
    ードライブデータの関数として濃度パッチの像を写すこ
    とを開始する濃度パッチキャリブレーション開始手段
    と、 像が写されたフィルム上の濃度パッチを上記フィルム処
    理系により現像させ、現像されたパッチの現実の濃度を
    表す情報を濃度計により提供させる濃度パッチ処理手段
    と、 パッチの現実の濃度を対応するフィルム濃度予測値と比
    較するパッチ比較手段と、 パッチ比較値の関数として減衰器制御信号を発生する減
    衰器制御手段とを有することを特徴とする請求項6記載
    のデジタルレーザーイメージングシステム。
  10. 【請求項10】 上記濃度キャリブレーション手段は複
    数のテストウェッジの特性を表すテストウェッジデータ
    を記憶し、該テストウェッジデータは、フィルム濃度予
    測値に対応するレーザードライブ値の範囲を表し、 上記デジタルプロセッサが備える上記濃度キャリブレー
    ションメモリにアクセスする手段は、フィルムへのテス
    トウェッジのプリントを開始し、 上記デジタルプロセッサが備える濃度を比較する手段
    は、テストウェッジの現実の濃度を対応するフィルム濃
    度予測値と比較し、 上記デジタルプロセッサ手段が備えるルックアップデー
    タテーブルを作成する手段は、ルックアップテーブルデ
    ータを、カートリッジから読み取られたフィルム情報
    と、テストウェッジの濃度の現実の値および予測値の比
    較値との関数として作成し、 上記デジタルプロセッサは、上記濃度キャリブレーショ
    ンメモリにアクセスし、フィルムにテストウェッジをプ
    リントすることを開始し、テストウェッジの濃度をフィ
    ルム濃度の予測値と比較し、ルックアップテーブルデー
    タを濃度パッチの濃度の現実の値および予測値の比較値
    の関数として作成することを特徴とする請求項6記載の
    デジタルレーザーイメージングシステム。
  11. 【請求項11】 イメージを表すデジタルイメージ値
    と、ユーザーコマンドと、フィルムの特性を表すフィル
    ム情報との関数として、フィルムに像を写すことのでき
    るシステムであって、 上記デジタルイメージ値を受け取るイメージデータ入力
    手段と、 上記ユーザーコマンドを受け取るユーザーコマンド手段
    と、 機械読み取り可能な形式でフィルム情報を有する上記フ
    ィルムのカートリッジを受け入れるフィルム受け入れ手
    段と、 フィルム受け入れ手段に入れられたカートリッジからフ
    ィルム情報を読み取るフィルム情報読み取り手段と、 デジタルレーザードライブ値に反応し、上記フィルムに
    像を写すためにレーザービームを走査することができる
    レーザー走査手段と、 像が写されたフィルムを現像するフィルム処理系と、 現像されたフィルムの各部分の濃度を表す情報を提供す
    る濃度計と、 複数の伝達関数の特性を表すデータを記憶する伝達関数
    メモリであって、該各伝達関数は像が写されたフィルム
    の濃度予測値と、対応するイメージ値との関係を表すも
    のである伝達関数メモリと、 複数のフィルムモデルの特性を表すデータを記憶するフ
    ィルムモデルメモリであって、該各フィルムモデルは特
    定タイプのフィルムについて像が写されたフィルムの濃
    度予測値と、対応するレーザドライブ値との関係を表す
    ものであるフィルムモデルメモリと、 テストウェッジの特性を表すテストウェッジデータを記
    憶するテストウェッジメモリであって、該テストウェジ
    データがフィルムモデルによって特徴づけられるフィル
    ム濃度予測値に対応するレーザードライブ値の範囲を表
    すものであるテストウェッジメモリと、 デジタルデータを記憶するRAMと、 デジタルプロセッサとを備え、 該デジタルプロセッサは、 ユーザーが所望する伝達関数を選択するために、上記ユ
    ーザーコマンドの関数として伝達関数メモリにアクセス
    する手段と、 フィルムに像を写すためのフィルムモデルを選択するた
    めに、カートリッジから読み取られるフィルム情報の関
    数として上記フィルムモデルにアクセスする手段と、 上記テストウェッジメモリにアクセスして、フィルムに
    テストウェッジの像を写すことを開始する手段と、 像が写されたフィルム上のテストウェッジを上記フィル
    ム処理系により現像させる手段と、 現像されたテストウェッジの現実の濃度を表す情報を上
    記濃度計により提供させる手段と、 テストウェッジの現実の濃度を対応するフィルム濃度予
    測値と比較する手段と、 フィルムモデルが現実のフィルム特性に一致するよう
    に、上記フィルムモデルメモリにおけるデータを比較値
    の関数として修正する手段と、 レーザードライブ値とイメージ値との関係を特徴づける
    データのルックアップテーブルを選択された伝達関数と
    フィルムモデルとの関数として作成して、RAMに記憶
    する手段と、 作成されたルックアップテーブルにおいてレーザードラ
    イブ値にイメージ値の関数としてアクセスする手段であ
    って、フィルムに像を写すために、アクセスされたドラ
    イブ値をレーザー走査手段に伝達する手段とを有するこ
    とを特徴とするデジタルレーザーイメージングシステ
    ム。
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