JPH06232805A - セルラ端末装置 - Google Patents

セルラ端末装置

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JPH06232805A
JPH06232805A JP5016511A JP1651193A JPH06232805A JP H06232805 A JPH06232805 A JP H06232805A JP 5016511 A JP5016511 A JP 5016511A JP 1651193 A JP1651193 A JP 1651193A JP H06232805 A JPH06232805 A JP H06232805A
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analog
call
cdma
cellular terminal
terminal device
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徹 峰松
Harumi Yamagishi
はるみ 山岸
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【構成】 アンテナ1で受信されるCDMA方式の受信
信号は切換スイッチ2を介してCDMA受信部3に供給
され、アナログ方式の受信信号はアナログ受信部4に供
給される。CDMA受信部3は、受信信号にディジタル
復調処理等を施して再生信号を再生し、アナログ受信部
4は、受信信号に復調処理等を施して再生信号を再生す
る。制御部12は、切換スイッチ2、5を自機に関する
情報が含まれたスロット#XをモニタするときはCDM
A側に、それ以外の時間はアナログ側に切り換えると共
に、切換スイッチ5で選択される再生信号をモニタし
て、着信に対する呼出しを検出する。 【効果】 CDMA方式とアナログ方式の両方式での呼
出しに対して応答することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラ端末装置に関
し、特に複数の通信方式に対応した通信機能を有するセ
ルラ端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】セルラ方式に用いられる通信方式として
は、例えば所謂符号分割多元接続(以下CDMA:Code
Division Multile Accessという)方式、アナログ方式
等の種々の方式が知られている。また、同じ通信方式で
あっても、サービスを提供している通信業者が異なる
と、例えばアナログ方式では用いられる搬送波(キャリ
ア)の周波数帯域が異なっている。したがって、ユーザ
は、複数の通信業者からのサービスを受けようとする場
合、通信業者毎に専用のセルラ端末装置を持たなければ
ならず、甚だ不便であった。
【0003】そこで、複数の通信方式や複数の通信事業
者に対応できるセルラ端末装置が検討されている。従来
のこのようなセルラ端末装置では、具備している複数の
通信方式や複数の通信業者(例えば周波数帯域)をユー
ザがマニアルで選択するようになっており、選択した通
信事業者又は通信方式でかかってくる呼出しに対しての
み応答ができるようになっている。したがって、他の通
信事業者又は通信方式による呼出しに対しては、受信機
能があるにもかかわらず応答できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
実情に鑑みてなされたものであり、複数の通信方式や複
数の通信業者に対応することができるセルラ端末装置で
あって、いずれの通信方式での呼出しに対して応答する
ことができるセルラ端末装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るセルラ端末装置は、複数の通信方式に
対応したセルラ端末であって、呼出し待ち受け状態のと
きに、所定時間毎にモニタする通信方式を切り換える切
換手段を有することを特徴とする。
【0006】また、本発明に係るセルラ端末装置は、間
欠的な呼出し待ち受け状態がある通信方式を含む複数の
通信方式に対応したセルラ端末装置であって、間欠的な
待ち受け状態がある通信方式における自機に割り当てら
れた時間以外の時間はアナログ方式における呼出しをモ
ニタするように切り換える切換手段を有することを特徴
とする。
【0007】
【作用】本発明に係るセルラ端末装置では、所定時間毎
にモニタする通信方式を切り換えて、各通信方式での呼
出しを検出する。
【0008】また、本発明に係るセルラ端末装置では、
自機に割り当てられた時間以外の時間はアナログ方式に
おける呼出しをモニタする。
【0009】
【実施例】以下、本発明係るセルラ端末装置の一実施例
を図面を参照しながら説明する。この実施例は、複数の
通信方式、例えば所謂符号分割多元接続(以下CDM
A:Code Division Multile Accessという)方式とアナ
ログ方式の両方式、すなわちデュアルモードの通信機能
を有するセルラ端末装置に、本発明を適用したものであ
り、図1は、このセルラ端末装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
【0010】この実施例のセルラ端末装置は、図1に示
すように、送受信を行うアンテナ1と、該アンテナ1で
受信されたCDMA方式による受信信号にディジタル復
調処理等を施して、音声信号等を再生するCDMA受信
部3と、上記アンテナ1で受信されたアナログ方式によ
る受信信号に復調処理等を施して、音声信号等を再生す
るアナログ受信部4と、上記アンテナ1で受信されるC
DMA方式、アナログ方式の受信信号を対応する上記C
DMA受信部3、アナログ受信部4に分配する切換スイ
ッチ2と、上記CDMA受信部3、アナログ受信部4か
らの音声信号を切り換え選択する切換スイッチ5と、該
切換スイッチ5で選択された音声信号に基づいた音を発
するスピーカ6と、マイク7と、該マイク7からの音声
信号にディジタル変調処理等を施するCDMA送信部9
と、上記マイク7からの音声信号に変調処理等を施すア
ナログ送信部10と、上記マイク7からの音声信号を上
記CDMA送信部9、アナログ送信部10に分配する切
換スイッチ8と、上記CDMA送信部9からのCDMA
方式の送信信号と上記アナログ送信部10からのアナロ
グ方式の送信信号を切り換え選択する切換スイッチ11
と、上記切換スイッチ2、5、8、11の切換制御等を
行う制御部12と、ユーザが操作する操作/表示部13
と、時間を計測する時計14とから構成される。
【0011】そして、このセルラ端末装置では、CDM
A方式での通信とアナログ方式での通信をユーザが選択
して、すなわち例えば2つの通信業者が異なる通信方式
を採用しているときは、それぞれのネットワークを選択
して通信を行うことができると共に、呼出し待ち受け状
態のときに、所定時間毎に通信方式を切り換えて、いず
れの通信方式での呼出しに対しても応答することができ
るようになっている。
【0012】具体的には、例えばユーザがCDMA方式
を選択して通信を行う場合、ユーザは操作/表示部13
を操作してCDMA方式を選択する。この操作により、
制御部12は切換スイッチ2、5、8、11をCDMA
側に切り換える。また、この制御部12は、操作/表示
部13に信号を送りCDMA方式が選ばれたことを表示
する。アンテナ1で受信されるCDMA方式の受信信号
は切換スイッチ2を介してCDMA受信部3に供給さ
れ、このCDMA受信部3は、受信信号にディジタル復
調処理等を施して、再生信号を再生する。制御部12
は、この再生信号をモニタし、自機に対する着信等の呼
出しを検出し、呼出しを検出すると、操作/表示部13
に呼出しがあった旨を表示してユーザに伝える。一方、
ユーザが操作/表示部13により発信操作を行ったとき
には、制御部12は、発信要求信号を切換スイッチ8を
介してCDMA送信部9に供給し、このCDMA送信部
9は、発信要求信号にディジタル変調処理等を施し、得
られるCDMA方式の送信信号は、切換スイッチ11を
介してアンテナ1より基地局に送出される。
【0013】このようにして着信又は発信の制御が行わ
れ、通話回線が確立した後は、ユーザ自身の声はマイク
7より入り、このマイク7からの音声信号は切換スイッ
チ8を介してCDMA送信部9に供給される。CDMA
送信部9は、音声信号を符号化すると共に、ディジタル
変調等の処理を施し、得られるCDMA方式の送信信号
は、切換スイッチ11を介してアンテナ1より基地局に
送出される。一方、相手の声は、CDMA方式の受信信
号としてアンテナ1で受信され、この受信信号は切換ス
イッチ2を介してCDMA受信部3に供給される。CD
MA受信部3は、受信信号にディジタル復調処理を施す
と共に、音声復号化を行い音声信号を再生する。この再
生された音声信号によりスピーカ6が駆動され、この結
果、相手との通話が行われる。
【0014】また、ユーザがアナログ方式を選択して通
信を行う場合、ユーザは操作/表示部13を操作してア
ナログ方式を選択する。この操作により、制御部12は
切換スイッチ2、5、8、11をアナログ側に切り換え
ると共に、操作/表示部13に信号を送りアナログ方式
が選ばれたことを表示する。アンテナ1で受信されるア
ナログ方式の受信信号は切換スイッチ2を介してアナロ
グ受信部4に供給され、このアナログ受信部4は、受信
信号に復調処理等を施して、再生信号を再生する。制御
部12は、この再生信号をモニタし、自機に対する着信
等の呼出しを検出し、呼出しを検出すると、操作/表示
部13に呼出しがあった旨を表示してユーザに伝える。
一方、ユーザが操作/表示部13により発信操作を行っ
たときには、制御部12は、発信要求信号を切換スイッ
チ8を介してアナログ送信部10に供給し、このアナロ
グ送信部10は、発信要求信号に変調処理等を施し、得
られるアナログ方式の送信信号は、切換スイッチ11を
介してアンテナ1より基地局に送出される。
【0015】このようにして着信又は発信の制御が行わ
れ、通話回線が確立した後は、ユーザ自身の声はマイク
7より入り、このマイク7からの音声信号は切換スイッ
チ8を介してアナログ送信部10に供給される。アナロ
グ送信部10は、音声信号に変調等の処理を施し、得ら
れるアナログ方式の送信信号は、切換スイッチ11を介
してアンテナ1より基地局に送出される。一方、相手の
声は、アナログ方式の受信信号としてアンテナ1で受信
され、この受信信号は切換スイッチ2を介してアナログ
受信部4に供給される。アナログ受信部4は、受信信号
に復調等の処理を施して、音声信号を再生する。この再
生された音声信号によりスピーカ6が駆動され、この結
果、相手との通話が行われる。
【0016】かくして、この実施例のセルラ端末装置
は、CDMA方式での通信(通話)とアナログ方式での
通話を行うことができる。換言すると異なる通信業者の
ネットワークを介して通信を行うことができる。
【0017】つぎに、このセルラ端末装置の間欠的な呼
出し待ち受け状態であるスロット動作状態について、図
2に示す状態遷移図を用いて詳細に説明する。セルラ端
末装置は、電源が投入されると初期化状態#1に入る。
この初期化状態#1では使用する通信方式の決定を行
い、その決定した通信方式に応じた処理を行う。
【0018】例えばユーザがアナログ方式を選択する操
作を行うと、その動作状態はアナログ方式処理状態#2
に遷移し、このアナログ方式処理状態#2において、セ
ルラ端末装置はアナログ方式の処理を行う。
【0019】一方、ユーザがCDMA方式を選択する操
作を行うと、同期を引き込んだ後、その動作状態は待ち
受け状態#3に遷移する。なお、アナログ方式からCD
MA方式に切り換える操作を行うと、動作状態は、アナ
ログ方式処理状態#2から初期化状態#1を介して待ち
受け状態#3に遷移する。
【0020】待ち受け状態#3は、後述するように、C
DMA方式における所謂ページングチャネルをモニタ
し、基地局からの着信に対する呼出し、回線制御のため
の呼出し等が受信されるのを待っている状態である。
【0021】この待ち受け状態#3において、基地局か
ら回線制御のための呼出しや端末自身が回線制御に関す
る情報を基地局に送る必要を認めたとき、動作状態は基
地局呼出し状態#5に遷移し、この基地局呼出し状態#
5において、セルラ端末装置は、所謂アクセスチャネル
を使用して基地局に要求された情報等を送信した後、そ
の動作状態は待ち受け状態#3に戻る。
【0022】また、待ち受け状態#3において、基地局
からの着信に対する呼出しや、発信要求を基地局に送っ
たとき、セルラ端末装置は、基地局から通話用の所謂ト
ラフィックチャネルの割当てをもらい、その動作状態は
通話状態#6に遷移する。
【0023】通話状態#6はユーザがまさしく通話をし
ている状態で、セルラ端末装置は、基地局とトラフィッ
クチャネルを使用して音声データの通信を行う。そし
て、通話が終了すると、その動作状態は初期化状態#1
に戻る。
【0024】ここで、上述の待ち受け状態#3について
詳細に説明する。CDMA方式において基地局はセルラ
端末装置に対して、上述したようにページングチャネル
を用いて、着信があったことを伝えたり、回線制御に必
要な情報を要求したりする。例えば図3Aに示すよう
に、ページングチャネル20は、200msからなる複
数のページングチャネルスロット21に時分割されてお
り、待ち受け状態#3においては、セルラ端末装置は、
全てのスロット21をモニタしているが、上述の図2に
示すスロット動作状態#4に入ると、例えば自機の固有
番号から決定され、自機に関する情報を含んだ特定のス
ロット#Xのみをモニタし、その他の時間は他の動作を
行うことができるようになっている。待ち受け状態#3
からこの間欠的な待ち受けを行うスロット動作状態#4
への遷移は、セルラ端末装置が決定することができ、ま
た、スロット#Xをモニタする時間間隔(スロットサイ
クル)も2n 秒(0≦n≦7)の8種類の中からセルラ
端末装置自体が選択し、選択したスロットサイクルを基
地局に通知するようになっている。
【0025】待ち受け状態#3からスロット動作状態#
4への遷移は、動作状態が先ず待ち受け状態#3から基
地局呼出し状態#5に移り、この基地局呼出し状態#5
において、セルラ端末装置は、スロット動作状態#4に
遷移したいという情報とスロットサイクルをアクセスチ
ャネルを用いて基地局に送信する。そして、その動作状
態は、待ち受け状態#3に戻り、基地局から受け付けた
という情報を受け取ると、待ち受け状態#3からスロッ
ト動作状態#4に遷移する。
【0026】一方、スロット動作状態#4から待ち受け
状態#3への遷移は、動作状態が先ず基地局呼出し状態
#5に移り、セルラ端末装置は基地局にスロット動作状
態#4から待ち受け状態#3へ移るという情報を送った
後、その動作状態は待ち受け状態#3に戻る。
【0027】セルラ端末装置の動作状態がスロット動作
状態#4に入ると、基地局はそのセルラ端末装置に対し
ては、そのセルラ端末装置がモニタしているスロット#
X以外のスロットでは呼出しを行わないようになってい
る。そこで、セルラ端末装置は、自機に関する情報を含
んだスロット#Xをモニタし終わったあと、上述の図1
に示す時計14を用いて、設定したスロットサイクル分
の時間を計測し、その時間が来たならば再び自機に関す
る情報を含んだ次のスロット#Xをモニタするという動
作、すなわち間欠的な待ち受け動作を行うと共に、スロ
ット#Xをモニタしている時間以外の時間は、切換スイ
ッチ2、5、8、11をアナログ側に切り換え、モニタ
するチャネルをCDMA方式のページングチャネルか
ら、アナログ方式における所謂制御(コントロール)チ
ャネルに切り換える。これによりアナログ方式での呼出
しがあった場合にも、この呼出しに対して応答すること
ができる。
【0028】具体的には、例えば図3Bに示すように、
スロットサイクルをT秒とすると、制御部12は、自機
に関する情報を含んだスロット#Xの開始より例えばt
ms前からスロット#Xをモニタする準備を行った後、
スロット#Xを200msモニタする。そして、制御部
12は、切換スイッチ2、5、8、11をアナログ側に
切り換え、アナログ方式における制御チャネルをモニタ
する。
【0029】この制御チャネルをモニタしているとき
に、基地局から自機に対する着信を検出したときは、上
述の図2に破線で示すように、動作状態は、スロット動
作状態#4からアナログ方式処理状態#2に遷移し、通
話を行うことができる。一方、アナログ方式での呼出し
を検出しないときは、制御部12は、時計14によって
T秒を計測し、すなわち5T(=T/(200×1
-3))スロット後である次のモニタ対象のスロット#
Xをモニタする準備に入り、切換スイッチ2、5、8、
11をCDMA側に切り換える。
【0030】以上のように、CDMA方式におけるペー
ジングチャネルの自機に割り当てられたスロット#X
と、アナログ方式における制御チャネルとのモニタを繰
り返すことにより、両方の通信方式、すなわち異なる通
信業者のネットワークを介して呼び出される例えば着信
の呼出しに対して応答することができる。ところで、ア
ナログ方式での着信呼出しがCDMA方式におけるスロ
ット#Xをモニタしている時間に行われたときは、この
呼出しを検出できないが、セルラ電話システムではセル
ラ端末装置の受信状況が変化することを十分考慮に入
れ、再度着信呼出しが行われるようにシステム設計がさ
れているので、呼出しが再度なされたときにモニタして
いれば応答することができる。
【0031】なお、従来のセルラ端末装置でのスロット
動作は、図3Cに示すように、モニタするスロットの少
し前からモニタの準備を行い、自機に関する情報を含ん
だスロットをモニタした後、受信をやめて電源を節約す
るパワーセーブモードに入り、このパワーセーブモード
において、次にモニタするスロットまでの時間を計測す
るようなっていた。
【0032】ここで、上述の動作全体を図4に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。ステップST1におい
て、制御部12は、ユーザが操作/表示部13におい
て、CDMA方式とアナログ方式のいずれかを選択した
かを判断し、CDMA方式を選択したときはステップS
T2に進み、アナログ方式を選択したときはステップS
T20に進む。
【0033】ステップST2において、制御部12は、
切換スイッチ2、5、8、11をCDMA側に切り換
え、ステップST3に進む。
【0034】ステップST3において、アンテナ1によ
り受信されるCDMA方式の受信信号は切換スイッチ2
を介してCDMA受信部3に供給され、CDMA受信部
3は同期を引込み、制御部12は、切換スイッチ8を介
して例えば位置登録のための情報をCDMA送信部9に
送ることにより、基地局に自機を登録した後、ステップ
ST4に進む。
【0035】ステップST4において、制御部12は、
ページングチャネルの全スロットのモニタを開始し、ス
テップST5に進む。
【0036】ステップST5において、制御部12は、
例えば着信に対する呼出しや回線制御に必要な情報要求
の呼出しの有無を判断し、呼出しがないときはステップ
ST6に進み、呼出しがあるときはステップST9に進
む。
【0037】ステップST6において、制御部12は、
ユーザが操作/表示部13により発信操作を行ったかを
判断し、該当しないときはステップST7に進み、該当
するときはステップST9に進む。
【0038】ステップST7において、制御部12は、
スロット動作に入るときは、スロットサイクルを選択す
ると共に、その選択したスロットサイクルを切換スイッ
チ8、CDMA送信部9等を介して基地局に送って、ス
テップST8に進み、スロット動作に入らないときはス
テップST4に戻る。
【0039】ステップST8において、制御部12は、
スロットモニタ時間が終了したかを判断し、該当すると
きはステップST20に進み、該当しないときはステッ
プST4に戻り、このステップST4以降においては、
自機に関する情報を含んだスロットのみをモニタする。
【0040】一方、ステップST9において、制御部1
2は、回線制御に必要な情報を基地局に送信した後、ス
テップST10に進む。
【0041】ステップST10において、制御部12
は、通話用のトラフィックチャネルが割り当てられたか
を判断し、該当するときはステップST11に進み、該
当しないときはステップST4に戻る。
【0042】ステップST11において、割り当てられ
たトラフィックチャネルを用いて通話が行われる。
【0043】ステップST12において、制御部12
は、通話が終了したかを判断し、該当するときはステッ
プST3に戻り、該当しないとき、すなわち通話が続行
されているときはステップST11に戻る。
【0044】一方、ステップST20において、制御部
12は、切換スイッチ2、5、8、11をアナログ側に
切り換え、ステップST21に進む。
【0045】ステップST21において、アンテナ1に
より受信されたアナログ方式の受信信号は切換スイッチ
2を介してアナログ受信部4に供給され、アナログ受信
部4は同期を引込み、制御部12は、切換スイッチ8を
介して例えば位置登録のための情報をアナログ送信部1
0に送ることによって、基地局に自機を登録した後、ス
テップST22に進む。
【0046】ステップST22において、制御部12
は、制御チャネルのモニタを開始し、ステップST23
に進む。
【0047】ステップST23において、制御部12
は、例えば着信に対する呼出しや回線制御に必要な情報
要求の呼出しの有無を判断し、呼出しがないときはステ
ップST24に進み、呼出しがあるときはステップST
26に進む。
【0048】ステップST24において、制御部12
は、ユーザが操作/表示部13により発信操作を行った
かを判断し、該当しないときはステップST25に進
み、該当するときはステップST26に進む。
【0049】ステップST25において、制御部12
は、スロットモニタ時間が終了したかを判断し、該当す
るときはステップST2に戻り、該当しないときはステ
ップST22に戻る。
【0050】一方、ステップST26において、制御部
12は、回線制御に必要な情報を基地局に送信した後、
ステップST27に進む。
【0051】ステップST27において、制御部12
は、通話チャネルが割り当てられたかを判断し、該当す
るときはステップST28に進み、該当しないときはス
テップST22に戻る。
【0052】ステップST28において、割り当てられ
た通話チャネルを用いて通話が行われる。
【0053】ステップST29において、制御部12
は、通話が終了したかを判断し、該当するときはステッ
プST21に戻り、該当しないとき、すなわち通話が続
行されているときはステップST28に戻る。
【0054】なお、上述の実施例では、CDMA方式の
スロット動作とアナログ方式の組合せについて説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、例
えば、CDMA方式のスロット動作のような間欠的にモ
ニタしていれば自機に関する情報を必ず検出できるよう
な動作モードを有する通信方式の組合せ、また例えば、
制御チャネルの周波数帯域が互い異なる複数のアナログ
方式の組合せにおいて、モニタする周波数を周期的に切
り換えることにより、いずれの呼出しに対して応答する
ことができる。さらに、3つ以上の通信方式の組合せに
ついても本発明を適用できることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上の説明で明かなように、本発明に係
るセルラ端末装置では、呼出し待ち受け状態のときに、
所定時間毎にモニタする通信方式を切り換えることによ
り、いずれの通信方式での呼出しに対しても応答するこ
とができる。
【0056】また、本発明に係るセルラ端末装置では、
間欠的な待ち受け状態がある通信方式における自機に割
り当てられた時間以外の時間はアナログ方式における呼
出しをモニタするように切り換えることにより、この通
信方式に関しては(電波が受信できる限り)着信等に対
する呼出しを確実に検出することができ、応答すること
ができる。
【0057】換言すると、具備する通信方式の機能を、
従来の装置と比較してより有効に活用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したセルラ端末装置の具体的な回
路構造を示すブロック図である。
【図2】上記セルラ端末装置の動作を説明するための状
態遷移図である。
【図3】上記セルラ端末装置のスロット動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図4】上記セルラ端末装置の全体の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
2、5、8、11・・・切換スイッチ 3・・・CDMA受信部 4・・・アナログ受信部 9・・・CDMA送信部 10・・・アナログ送信部 12・・・制御部 14・・・時計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信方式に対応したセルラ端末で
    あって、 呼出し待ち受け状態のときに、所定時間毎にモニタする
    通信方式を切り換える切換手段を有することを特徴とす
    るセルラ端末装置。
  2. 【請求項2】 間欠的な呼出し待ち受け状態がある通信
    方式を含む複数の通信方式に対応したセルラ端末装置で
    あって、 上記間欠的な待ち受け状態がある通信方式における自機
    に割り当てられた時間以外の時間はアナログ方式におけ
    る呼出しをモニタするように切り換える切換手段を有す
    ることを特徴とするセルラ端末装置。
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