JPH06232704A - フリップフロップ回路 - Google Patents

フリップフロップ回路

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Publication number
JPH06232704A
JPH06232704A JP5040507A JP4050793A JPH06232704A JP H06232704 A JPH06232704 A JP H06232704A JP 5040507 A JP5040507 A JP 5040507A JP 4050793 A JP4050793 A JP 4050793A JP H06232704 A JPH06232704 A JP H06232704A
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JP
Japan
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clock signal
flip
data signal
clock
stage
Prior art date
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Withdrawn
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JP5040507A
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English (en)
Inventor
Shin Shimizu
伸 清水
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のフリップフロップ回路を用いて多ビッ
トシフトレジスタを構成した場合でも、簡単にクロック
スキューを回避できるフリップフロップ回路を提供す
る。 【構成】 クロック信号入力端子9に入力されたクロッ
ク信号を出力するクロック信号出力端子10を設け、し
かもデータ信号の伝播方向とは逆方向にクロック信号が
伝播するように各入出力端子が配置する。データ及びク
ロック信号の伝播方向に複数フリップフロップ回路を接
続した場合、データ信号は前段のフリップフロップ回路
から後段のフリップフロップ回路へと伝搬され、クロッ
ク信号は後段のフリップフロップ回路から前段のフリッ
プフロップ回路へと伝搬されることが約束されるため、
後段のフリップフロップ回路では、前段のフリップフロ
ップ回路でシフトされたデータ信号に対して取り込み用
のクロック信号を入力することになり、常にデータ信号
とクロック信号との時間軸上での相対的位置関係が保証
されるため、クロックスキューを回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリップフロップ回路
に関し、特に、ASIC(Aplication Spec-ific IC:
特定用途向けIC)に用いて好適なフリップフロップ回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSI(Large Scale Integratio
n:大規模集積回路)の設計・製造技術及び集積化技術
は飛躍的な進歩を遂げ、これまで小規模集積回路及び中
規模集積回路を用いて回路設計された機能単位毎のチッ
プをプリント基板上で組み合わせることによりシステム
を構築していたものが、単一のチップ上にシステムを構
築できるようになっており、その要請にこたえるべくA
SICが急速に注目されている。このASICは、汎用
ICに比べて技術的優位性を保てるなど様々なメリット
を有し、その設計方式としてゲートアレイ方式及びスタ
ンダードセル方式などが挙げられる。
【0003】ここで、図6は、上記ゲートアレイ及びス
タンダードセル方式で一般的に標準セルとして登録され
ているフリップフロップ回路の内部構成を示す図であ
る。このフリップフロップ回路のデータ信号入力端子1
には、アナログスイッチである伝送ゲート2の入力端が
接続されており、その伝送ゲート2の出力端には、イン
バータ3の入力端が接続されている。そして、インバー
タ3の出力は、インバータ4を介してフィードバックさ
れていると共に、伝送ゲート5の入力端に接続されてい
る。伝送ゲート5の出力端には、インバータ6を介して
データ信号出力端子8が接続されていると共に、インバ
ータ6の出力はインバータ7を介してフィードバックさ
れている。そして、クロック信号入力端子9には、伝送
ゲート2のNチャネル側のゲートに接続されていると共
に、伝送ゲート5のPチャネル側のゲートに接続されて
いる。また、外部のインバータ14を介して反転された
クロック信号が供給されるクロック反転信号入力端子1
3には、伝送ゲート2のPチャネル側のゲートが接続さ
れると共に、伝送ゲート5のNチャネル側のゲートが接
続されている。
【0004】このように構成されたフリップフロップ回
路は、前段の伝送ゲート2及びインバータ3、4がマス
ターフリップフロップとして作動し、後段の伝送ゲート
5及びインバータ6、7がスレイブフリップフロップと
して作動する。その作動要領を図7に示されるタイミン
グチャートを参照しながら説明する。図中51はクロッ
ク信号、52はデータ信号、53はマスターフリップフ
ロップの出力信号、54はスレイブフリップフロップの
出力信号、即ちデータ出力端子8に出力される信号であ
る。伝送ゲート2は、クロック信号51の立ち上がりエ
ッジで導通状態となることから、図中ニで示されたタイ
ミングをもってデータ信号52の状態を出力する。今、
データ信号52は“0”レベルであることから、マスタ
ーフリップフロップの出力信号53はインバータ3、4
により“1”レベルに保持される。一方、伝送ゲート5
はクロック信号51の立ち下がりエッジで導通状態とな
ることから、図中ホで示されたタイミングをもってマス
ターフリップフロップの出力信号53の状態を出力す
る。出力信号53は“1”レベルであることから、スレ
イブフリップフロップの出力信号54は“0”レベルに
保持される。したがって、データ入力端子1に入力され
たデータ信号52が所定時間遅延された後にデータ出力
端子8に出力された所謂D型動作モードが行われたこと
となる。
【0005】また、このように動作するフリップフロッ
プ回路は、そのレイアウトが図8に示されるように、通
常2つのフリップフロップ回路を内蔵するセル60とし
て図示されないコンピュータのライブラリに登録されて
おり、このセル60は図の左右両端に電源端子VDD、
GNDが設けられており、その上縁には左側から第1の
フリップフロップ回路のデータ信号入力端子1、クロッ
ク信号入力端子9、クロック反転信号入力端子13、デ
ータ信号出力端子8がこの順に設け、また下縁には左側
から第2のフリップフロップ回路のデータ信号入力端子
1、クロック信号入力端子9、クロック反転信号入力端
子13、データ信号出力端子8がこの順に設けることが
一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記セル60
を複数用いて、多ビットのシフトレジスタを構成する場
合、データ信号とクロック信号とのタイミング設計が重
要な課題となり、特に、同一のクロック信号を多数のフ
リップフロップ回路のクロック入力端子に供給すること
から、各フリップフロップ回路に到着するクロック信号
の時間に微妙なズレが生じる所謂クロックスキューが問
題となる。なかでも、スタンダードセル方式でサポート
された自動配置配線ツールを用いた場合には、チップ上
の任意の位置にセル60が配置され、しかも各セルの各
入出力端子の接続関係も任意に行われることから、デー
タ信号が伝搬されるべくラインとクロック信号が伝搬さ
れるべくラインとの配線長が異ってしまう虞が生じる。
例えば、データ信号が第nビットレジスタのデータ信号
出力端子から次段の第n+1ビットレジスタのデータ信
号入力端子へと遅れることなく伝搬され、第nビットレ
ジスタに入力されたクロック信号に対して第n+1ビッ
トレジスタに入力されるクロック信号が大きく遅れた場
合には、即ち図9のタイミングチャートに示されるよう
に、クロック信号51のうち実線で示された第nビット
レジスタに入力されるクロック信号より、破線で示され
た第n+1ビットレジスタに入力されるクロック信号が
遅れた場合を想定すると、本来、第nビットレジスタの
データ信号出力端子8に出力されるデータ信号54の信
号状態を、図中ニで示されるタイミングをもって第n+
1ビットレジスタに取り込まなければいけないところ
を、図中ヘのタイミングで取り込むため、第n+1ビッ
トレジスタのマスターフリップフロップに於いては図に
黒丸で示すどちらかのレベルのデータ信号を取り込んで
しまい、データ信号が正常にシフトされず、取り込み状
態によってはデータ信号の破壊を起こす虞がある。
【0007】このような従来技術の問題点に鑑み、本発
明の主な目的は、複数のフリップフロップ回路を用いて
多ビットシフトレジスタを構成した場合でも、簡単にク
ロックスキューを回避できるフリップフロップ回路を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、標準セルとしてコンピュータのライブラリ
に登録されるフリップフロップ回路であって、データ信
号を入力するためのデータ信号入力端子と、クロック信
号を入力するためのクロック信号入力端子と、前記クロ
ック信号に応じて記憶された前記データ信号を出力する
ためのデータ信号出力端子と、前記クロック信号入力端
子に入力されたクロック信号を出力するためのクロック
信号出力端子とを有するフリップフロップ回路を提供す
ることにより達成される。更に、前記クロック信号が、
前記データ信号の伝播方向とは逆方向に伝播するよう
に、前記データ信号入力及び出力端子と前記クロック信
号入力及び出力端子とが相対的に配置されていればなお
良い。
【0009】
【作用】このようにすれば、クロック信号入力端子に入
力されたクロック信号を、クロック信号出力端子から出
力することができ、しかもクロック信号がデータ信号の
伝播方向とは逆方向に伝播するため、同一構成のフリッ
プフロップ回路同士を、前段のデータ信号出力端子と後
段のデータ信号入力端子とを接続し、前段のクロック信
号入力端子と後段のクロック信号出力端子とを接続し、
このような接続関係をもって複数接続することで例えば
シフトレジスタを構成しても、単一のクロック信号のみ
で複数接続されたフリップフロップ回路を全て制御でき
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0011】図1は、本発明が適用されたフリップフロ
ップ回路の内部構成を示す図であり、このフリップフロ
ップ回路が従来のものと同様の部分は同一の符号を付与
し、その詳しい説明は省略する。従来のフリップフロッ
プ回路にはクロック信号を入力するためのクロック入力
端子9は設けられていたが、本発明のフリップフロップ
には、このクロック入力端子9に入力されたクロック信
号を出力するためのクロック信号出力端子10が設けら
れている。さらに、クロック信号入力端子9とクロック
信号出力端子10とを接続するラインには、インバータ
11、12が介在しており、クロック信号のドライバと
して機能すると共にクロック信号を遅延している。そし
て、インバータ10の出力端を、伝送ゲート2のPチャ
ネル側のゲートに接続すると共に伝送ゲート5のNチャ
ネル側のゲートに接続している。したがって、クロック
信号入力端子9に入力されたクロック信号は、コントロ
ール信号として各伝送ゲート2、5のそれぞれのゲート
に供給されると共に、インバータ11、12により所定
時間遅延されてクロック信号出力端子10から出力され
るようになっている。
【0012】このように構成されたフリップフロップ回
路の動作は、基本的には図6に示されるフリップフロッ
プ回路と同様であるが、図2のタイムチャートに示され
るように、クロック信号入力端子9に入力されたクロッ
ク信号21が、インバータ11、12を介して所定時間
遅延されてクロック信号出力端子10より出力されてい
ることである(図に22で示す)。また、データ入力端
子1に入力されたデータ信号23は、クロック信号21
の立ち上がりエッジをもってマスターフリップフロップ
に取り込まれ(図に24で示す)、そしてそのクロック
信号21の立ち下がりエッジをもってスレイブフリップ
フロップに取り込まれ(図に25で示す)、データ信号
出力端子8へと出力されることから、データ信号の伝播
方向は図1の左から右へと流れる。しかしながら、クロ
ック信号入力端子9に入力されたクロック信号21は、
インバータ11、12を介してクロック信号出力端子1
0へと出力されることから、同図の右から左へと伝播さ
れるようになっている。
【0013】図3は、上記フリップフロップ回路を図示
されないコンピュータのライブラリに標準セルとして登
録した際のレイアウト概要を示す図であり、図1に示す
各入出力端子の位置関係がそのままレイアウトされてお
り、セルCの右側縁に、上側から電源端子VDD、デー
タ出力端子8、クロック信号入力端子9、電源端子GN
Dがこの順に設けられており、その左側縁には、上側か
ら電源端子VDD、データ入力端子1、クロック出力端
子10、電源端子GNDがこの順に設けられている。し
たがって、データ信号は、図の左側縁に設けられたデー
タ信号入力端子1から入力されて同図右側縁に設けられ
たデータ信号出力端子8から出力され、またクロック信
号は、図の右側縁に設けられたクロック信号入力端子9
から入力されて同図左側縁に設けられたクロック信号出
力端子10から出力されるようになっている。
【0014】このようにレイアウトされたセルCを、図
示されないチップ上に横方向に複数配置することで、例
えばセルCをm個用いることで図4に示されるmビット
シフトレジスタを構成することができる。この場合、図
からも明らかなように、第0ビットレジスタ31のデー
タ信号出力端子8と第1ビットレジスタ32のデータ信
号入力端子1とが接続されていると共に、第0ビットレ
ジスタ31のクロック信号入力端子9と第1ビットレジ
スタ32のクロック信号出力端子10とが接続され、後
段のセルもこのような関係をもって接続される。そし
て、データ信号は第0ビットレジスタ31のデータ入力
端子1に供給され、クロック信号は第mビットレジスタ
35のクロック入力端子9に供給される。したがって、
データ信号は下位から上位のビットレジスタへシフトさ
れ、またクロック信号は上位から下位のビットレジスタ
へと伝搬される。
【0015】上記構成のmビットシフトレジスタは、図
5のタイミングチャートでその動作を示されるように、
第0ビットレジスタ31のデータ入力端子1に入力され
たデータ信号は、複数のレジスタによりシフトされ、図
に44で示されるデータ信号が第m−2ビットレジスタ
33のデータ信号入力端子1に入力される。また、クロ
ック信号は、データ信号の伝搬方向とは逆に、第mビッ
トレジスタ35のクロック入力端子9入力され(図に4
3で示す)、このレジスタ35内で所定時間遅延されて
クロック信号出力端子10を介して第m−1ビットレジ
スタ34のクロック信号入力端子9に入力され(図に4
2で示す)、同様に遅延されて第m−2ビットレジスタ
33のクロック信号入力端子9に入力される(図に41
で示す)。よって、第m−2ビットレジスタ33は、ク
ロック信号41の立ち下がりエッジタイミング(図にイ
で示す)をもってデータ信号44の状態をそのデータ出
力端子8にシフトし(図に45で示す)、このシフトさ
れたデータ信号45がそのデータ信号入力端子1に供給
された第m−1ビットレジスタ34は、前記クロック信
号41より進んだクロック信号42の立ち下がりエッジ
タイミング(図にロで示す)をもってデータ信号45の
状態をそのデータ信号出力端子8にシフトし(図に46
で示す)、このシフトされたデータ信号46がそのデー
タ信号入力端子1に供給された第mビットレジスタ35
は、前記クロック信号42より進んだクロック信号43
の立ち下がりエッジタイミング(図にハで示す)をもっ
てデータ信号46の状態をそのデータ信号出力端子8に
シフトし、最終的には図に47で示されるデータ信号が
第mビットレジスタ35のデータ出力端子8に出力され
る。
【0016】このように、本実施例のフリップフロップ
回路は、クロック信号入力端子9に入力したクロック信
号を、インバータ11、12より駆動能力を低減するこ
となく遅延してクロック信号出力端子10に出力するこ
とができる。したがって、このフリップフロップ回路を
複数用いてシフトレジスタを構成した場合には、クロッ
ク信号は図示されないクロックドライバーからあるフリ
ップフロップ回路のみに供給され、そのフリップフロッ
プ回路のクロック信号出力端子10から他のフリップフ
ロップ回路へとクロック信号が供給されるため、単一の
クロック信号のみで複数のフリップフロップ回路を制御
できる。しかも、データ信号入力端子1からデータ信号
出力端子8へと伝播するデータ信号に対して、クロック
信号が逆方向に伝播するようにクロック信号入力端子9
及出力端子10が配置されているため、前段のフリップ
フロップ回路のデータ信号出力端子8と後段のフリップ
フロップ回路のデータ信号入力端子1とを接続した場合
には、後段のフリップフロップ回路のクロック信号出力
端子10と前段のフリップフロップ回路のクロック信号
入力端子9とが必然的に接続される。したがって、クロ
ック信号は前段のフリップフロップ回路へ伝搬され、デ
ータ信号は後段のフリップフロップ回路へと伝搬される
ことが約束されることから、前段のフリップフロップ回
路では時間的に遅いクロック信号をもってデータ信号を
取り込むため、後段のフリップフロップ回路では遅れた
データ信号を取り込むことができ、ホールドタイムを稼
ぐことができる。即ち、常にクロック信号の入力タイミ
ングが必ずデータ信号が変化した後に来ることを保証さ
れたフリップフロップ回路を実現でき、大規模論理集積
回路に於けるタイミング設計を容易にすることができ
る。
【0017】また、上記の様にシフトレジスタを構成す
るにあたっては、隣接するフリップフロップ回路の各入
出力端子が互いに接するため、横方向のみ配線すればよ
いことから、セル上下方向に形成された配線チャネルを
多く確保する必要がなく、チップ面積を低減することが
できる。さらに、従来のように複数のフリップフロップ
回路に個別にクロック信号を供給するために用意された
高駆動のクロックドライバを必要としないことから、よ
りチップ面積を低減することができる。
【0018】尚、本実施例のフリップフロップ回路にあ
っては、インバータ11、12を用いてクロック信号を
遅延させているが、駆動能力を大きく低減させない限り
はいかなる手段でも良く特に限定されるものではない。
また、伝送ゲート2、5を用いてフリップフロップ回路
を構成しているが、これも限定されることなく他の構成
のフリップフロップ回路にも適用できる。
【0019】
【発明の効果】このように本発明によれば、入力された
クロック信号を遅延して出力するクロック信号出力端子
が設けられており、しかもデータ信号の伝播方向とは逆
方向にクロック信号が伝播するように各入出力端子が配
置されていることから、データ及びクロック信号の伝播
方向に複数フリップフロップ回路を接続することが容易
に行え、かつ隣接するフリップフロップ回路の各入出力
端子の位置関係が必然的に決定されるため、データ信号
は前段のフリップフロップ回路から後段のフリップフロ
ップ回路へと伝搬され、クロック信号は後段のフリップ
フロップ回路から前段のフリップフロップ回路へと伝搬
されることが約束される。したがって、前段のフリップ
フロップ回路には、後段のフリップフロップ回路に入力
されたクロック信号より遅れたクロック信号が入力され
るため、後段のフリップフロップ回路では、前段のフリ
ップフロップ回路でシフトされたデータ信号に対して取
り込み用のクロック信号を入力することになり、常にデ
ータ信号とクロック信号との時間軸上での相対的位置関
係が保証されているため、データ信号を破壊することな
く確実にシフトすることができるフリップフロップ回路
を実現でき、ASICに於けるタイミング設計を容易に
するなど、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたフリップフロップ回路の内
部構成を示す図である。
【図2】図1のフリップフロップ回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図3】図1のフリップフロップ回路をコンピュータの
ライブラリに標準セルとして登録した際のレイアウトを
示す図である。
【図4】図1のフリップフロップ回路を複数接続して多
ビットシフトレジスタを構成した際のレイアウトを示す
図である。
【図5】図4の多ビットシフトレジスタの動作の一部を
示すタイムチャートである。
【図6】従来のフリップフロップ回路の内部構成を示す
図である。
【図7】図6のフリップフロップ回路の動作を説明する
タイムチャートである。
【図8】コンピュータのライブラリに標準セルとして登
録された図6のフリップフロップ回路のレイアウトを示
す図である。
【図9】図6のフリップフロップ回路を2段接続した際
に発生する問題点を説明するためのタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 データ信号入力端子 2、5 伝送ゲート 3、4、6、7、11、12、14 インバータ 8 データ信号出力端子 9 クロック信号入力端子 10 クロック信号出力端子 13 クロック反転信号入力端子 C セル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準セルとしてコンピュータのライブラ
    リに登録されるフリップフロップ回路であって、 データ信号を入力するためのデータ信号入力端子と、 クロック信号を入力するためのクロック信号入力端子
    と、 前記クロック信号に応じて記憶された前記データ信号を
    出力するためのデータ信号出力端子と、 前記クロック信号入力端子に入力されたクロック信号を
    出力するためのクロック信号出力端子とを有するフリッ
    プフロップ回路。
  2. 【請求項2】 前記クロック信号が、前記データ信号の
    伝播方向とは逆方向に伝播するように、前記データ信号
    入力及び出力端子と前記クロック信号入力及び出力端子
    とが相対的に配置されていることを特徴とする請求項1
    に記載のフリップフロップ回路。
JP5040507A 1993-02-03 1993-02-03 フリップフロップ回路 Withdrawn JPH06232704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5040507A JPH06232704A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 フリップフロップ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5040507A JPH06232704A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 フリップフロップ回路

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JPH06232704A true JPH06232704A (ja) 1994-08-19

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ID=12582467

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5040507A Withdrawn JPH06232704A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 フリップフロップ回路

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JP (1) JPH06232704A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5719513A (en) * 1994-07-05 1998-02-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Latch circuit for amplifying an analog signal and converting an analog signal into a digital signal
US5999029A (en) * 1996-06-28 1999-12-07 Lsi Logic Corporation Meta-hardened flip-flop

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