JPH06232446A - 反射型光結合装置 - Google Patents

反射型光結合装置

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JPH06232446A
JPH06232446A JP1335293A JP1335293A JPH06232446A JP H06232446 A JPH06232446 A JP H06232446A JP 1335293 A JP1335293 A JP 1335293A JP 1335293 A JP1335293 A JP 1335293A JP H06232446 A JPH06232446 A JP H06232446A
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JP
Japan
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light
light receiving
light emitting
detected
coupling device
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Application number
JP1335293A
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English (en)
Inventor
Akishi Yamaguchi
陽史 山口
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二相出力の反射型光結合装置を実現する。 【構成】 同一平面上に位置する多連リードフレーム1
0のリード端子10a,10bに、一つの発光面11a
を有する発光部11と二つの受光面12a,12bを有
する受光部12とを並置する。これら発光部11および
受光部12を結線用の多連リードフレーム16に金線1
7を介して内部結線する。光の通過用の窓部を18,1
9を除いて遮光性樹脂にて一体的にモールドする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マウスやトラックボー
ル等に装備され、多相出力を得て被検出物の有無および
移動方向等を無接点で検出する反射型光結合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の出力が二系統(二相出力)の光結
合装置を図8ないし図12に示す。これは、透過型光結
合装置であり、一つの発光面を有する発光素子1と二つ
の受光面を有する受光素子2が別々のリードフレーム
3,4に搭載されている。そして、これらが透光性樹脂
により一次モールドされて発光側透光性樹脂体5と受光
側透光性樹脂体6とが形成されている。
【0003】これら透光性樹脂体5,6は、被検出物の
通過路7をあけて発光素子1および受光素子2が夫々光
学的に結合するよう対向配置されて、遮光性樹脂8によ
り一体成形されている。
【0004】そして、通過路7を被検出物が通過するこ
とにより、二つの受光素子からの出力が得られて、これ
により被検出物の移動方向等を検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の二相出力の透過
型光結合装置においては、発光側および受光側透光性樹
脂体5,6を別々に形成し、これらを被検出物の通過路
7をあけて一体成形するため、外形寸法が大となる。し
かも、製造工程が多くなり、生産性が劣るといった問題
があった。
【0006】また、透過型光結合装置では、通過路を通
過することができる被検出物のみの検出に制限され、通
過路を通過できない大きな被検出物の検出は不可能であ
る。一方、反射型光結合装置では、透過型光結合装置よ
りも小型でしかも生産性もよいため、二相出力を得られ
る機能を付加した反射型光結合装置が望まれる。
【0007】そこで、本発明は、小型で生産性に優れた
二相出力の反射型光結合装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、発光部11からの光を被検出物に反射させて受光
部12で受光する二層モールド式の反射型光結合装置に
おいて、発光部11は少なくとも一つの発光面11aを
有し、受光部12は複数の受光面12a,12bを有
し、複数の受光面12a,12bが一直線上に配置さ
れ、各受光面12a,12bに対応した結線用リード端
子16b,16cを備えたものである。
【0009】
【作用】上記課題解決手段において、発光面11aから
の光は、被検出物で反射されて受光面12a,12bで
受光され、各受光面12a,12bに対応した結線用の
リード端子16b,16cから二相出力が得られる。こ
れにより、被検出物の有無および移動方向等が検出され
る。
【0010】このように、二相出力を得られる反射型光
結合装置を実現でき、透過型光結合装置に比べて小型
で、生産性もよい。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を示す反射型光結合装置
(フォトインタラプタ)は、図1の如く、同一平面上に
位置する多連リードフレーム10のリード端子10a,
10bに、一つの発光面11aを有する発光部11と二
つの受光面12a,12bを有する受光部12とが並置
される。
【0012】これら発光部11および受光部12は、図
2の如く、透光性樹脂にてモールドされて発光側透光性
樹脂体13および受光側透光性樹脂体14が形成されて
いる。
【0013】そして、発光側透光性樹脂体13および受
光側透光性樹脂体14は、図2の如く、発光面11aか
らの光が被検出物に反射して受光面12a,12bに到
達する光の通過路を除いて遮光性樹脂にて一体的にモー
ルドされて外装樹脂体15が形成されている。
【0014】前記多連リードフレーム10は、複数のリ
ード端子を備えている。そして、一組のリード端子10
a,10b毎に遮光樹脂でモールドして外装樹脂体15
を形成した後で、これらリード端子10a,10bは切
断される。
【0015】前記発光部11は、例えばガリウム砒素
(GaAs)を用いたLED等が使用されている。この
発光部11は、多連リードフレーム10の発光側リード
端子10aの搭載部にダイボンドされ、結線用の多連リ
ードフレーム16のリード端子16aに金線17を介し
て内部結線されている。
【0016】前記受光部12は、二相出力を得られるよ
う二つの受光面12a,12bが一直線上に互いに隣合
ってワンチップ化された例えばフォトダイオードが使用
されている。この受光部12は、多連リードフレーム1
0の受光側リード端子10bの搭載部にダイボンドさ
れ、各受光面12a,12bに対応した結線用の多連リ
ードフレーム16の二本のリード端子16b,16cに
金線17を介して夫々個別に内部結線されている。
【0017】前記透光性樹脂体13,14は、図2,3
の如く、例えば熱硬化性のエポキシ樹脂等の透光性樹脂
を用いて発光側と受光側とが別々になるよう同時にモー
ルド成型されている。
【0018】前記外装樹脂体15は、図2,3の如く、
外乱光の侵入を防止するとともに透光性樹脂体13,1
4を固定するものである。この外装樹脂体15は、例え
ば熱可塑性のエポキシ樹脂やポリフェニレンサルファイ
ド(PPS)等の遮光性樹脂を用いて光の通過路となる
発光用および受光用窓部18,19を除いて透光性樹脂
体13,14の全周面を覆うようにモールド成型されて
いる。
【0019】上記構成において、発光面11aからの光
は、発光用窓部18を通過し、このとき被検出物が存在
すると、ここで反射されて受光用窓部19を通過し、受
光面12a,12bに受光され、各受光面12a,12
bに対応した結線用のリード端子16b,16cから二
相出力が得られる。これにより、被検出物の有無および
移動状態が検出される。なお、被検出物の移動方向等の
移動状態は、二つの受光面12a,12bにおける受光
量の変化や受光の有無より検出される。
【0020】このように、同一平面上のリード端子10
a,10bに発光部11および受光部12を並置し、受
光部12に二つの受光面12a,12bを有して二相出
力を得る反射型のフォトインタラプタを構成したため、
図3に示す外装樹脂体15の高さ方向の寸法αが透過型
のフォトインタラプタに比べて小さくなり、被検出物の
有無および移動方向等を検出することができる小型のフ
ォトインタラプタを実現することができる。
【0021】また、受発光部11,12が同一平面上の
リード端子10a,10bに並置されているため、透光
性樹脂体13,14および外装樹脂体15の成型が容易
に行え、生産性が向上し、安価となる。
【0022】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0023】例えば、図4に示すように、発光部20,
21を二つ設け、一つの受光面を有する受光部22,2
3を二つ設けてもよい。また、一つの発光部と一つの受
光面を有する受光部を二つ、あるいは、二つの発光部と
二つの受光面を有する受光部を一つ設けてもよい。すな
わち、受光部からの出力が多相であればよい。
【0024】さらに、遮光性樹脂で外装樹脂体15をモ
ールド成型する際、図5,6に示すように、受光側透光
性樹脂体13の受光面12a,12bの直上だけを遮光
性樹脂で覆わないスリット30,31としたものでもよ
い。このスリット30,31により、被検出物の検出時
の分解能が向上する。なお、このスリット30,31
は、発光面11aの直上あるいは受光面12a,12b
の直上のうち少なくとも一方に形成してもよい。
【0025】また、図7に示すように、受光側透光性樹
脂体13を形成する際に、予め受光面12a,12bの
直上にスリット状の突部32,33を形成し、この突部
32,33を回避するよう遮光性樹脂で外装樹脂体15
をモールド成型してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明より明らかな通り、本発明に
よると、受発光部をリードフレームに並置し、受光部に
複数の受光面を有して、被検出物の有無および移動方向
等を検出できる多相出力の反射型光結合装置を構成でき
るため、透過型光結合装置に比べて小型で生産性のよい
安価な光結合装置を実現できるといった優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す反射型光結合装置の内
部構成図
【図2】同じくその平面図
【図3】同じくその正面図
【図4】他の実施例の反射型光結合装置の受発光部の配
置を示す図
【図5】その他の実施例の反射型光結合装置の平面図
【図6】同じくそのA−A′断面図
【図7】別の実施例の反射型光結合装置の縦断面図
【図8】従来の二相出力の透過型光結合装置の平面図
【図9】同じくその正面図
【図10】図8のB−B′断面図
【図11】同じくC−C′断面図
【図12】図9のD−D′断面図
【符号の説明】
10 リードフレーム 11 発光部 11a 発光面 12 受光部 12a,12b 受光面 13 発光側透光性樹脂体 14 受光側透光性樹脂体 15 外装樹脂体 16b,16c 結線用リード端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部および受光部がリードフレームに
    並置され、受発光部は透光性樹脂にて封止されて発光側
    および受光側透光性樹脂体が形成され、該発光側および
    受光側透光性樹脂体は遮光性樹脂にて一体的に封止され
    て外装樹脂体が形成され、発光部からの光を被検出物に
    反射させて受光部で受光する反射型光結合装置におい
    て、発光部は少なくとも一つの発光面を有し、受光部は
    複数の受光面を有し、複数の受光面が一直線上に配置さ
    れ、各受光面に対応した結線用リード端子を備えたこと
    を特徴とする反射型光結合装置。
JP1335293A 1993-01-29 1993-01-29 反射型光結合装置 Pending JPH06232446A (ja)

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Cited By (5)

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