JPH06231401A - 磁気記録装置及び磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録装置及び磁気記録再生装置

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JPH06231401A
JPH06231401A JP5034953A JP3495393A JPH06231401A JP H06231401 A JPH06231401 A JP H06231401A JP 5034953 A JP5034953 A JP 5034953A JP 3495393 A JP3495393 A JP 3495393A JP H06231401 A JPH06231401 A JP H06231401A
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JP
Japan
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recording
signal
signals
video signal
magnetic
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Application number
JP5034953A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Saikai
弘 西海
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Priority to US08/178,759 priority patent/US5438463A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号の品質を向上する。 【構成】 第1,第2のプログラムに係る第1,第2の
入力映像信号aa,bbと第1,第2のL,Rch入力
音声信号cc〜ffとを記録する磁気記録再生装置であ
って、磁気テープTに形成される映像信号記録トラック
TA1〜TB2に映像信号を記録し、音声専用トラック
TCの深層部に第1の記録音声信号9aを記録した後、
時間差をもって第2の記録音声信号13aをその表層部
に磁気ヘッドC1,C2を用いて記録することを特徴と
する磁気記録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録装置及び磁気
記録再生装置に関するものであり、特に複数のプログラ
ムに係る映像信号及び音声信号を記録するのに好適のも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRにおいて、映像信号を磁気
テープに2プログラム記録する方法として、回転ヘッド
を用いて形成される2本の隣接するトラックに夫々の2
プログラムに係る映像信号を同時に記録する方法が知ら
れていた(例えば、特開昭59−104703)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2種類
の映像信号のみならず音声信号も高品質に記録したい場
合がある。更に、できるだけ簡易な構成で2種類の映像
信号及び音声信号を1プログラムづつ時間をおいて記録
したい場合もある。
【0004】そこで、本発明はかかる問題点を解決する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため以下の構成を提供するものである。
【0006】複数のプログラムに係る入力音声信号と入
力映像信号とを磁気記録媒体上の音声信号記録領域と複
数の映像信号記録領域とに記録する磁気記録再生装置で
あって、該複数のプログラムに係る入力映像信号を少な
くとも変調して該複数の映像信号記録領域に夫々記録す
る映像信号記録手段と、該複数のプログラムに係る入力
音声信号を少なくとも変調して異なる周波数帯域を有す
る複数の記録音声信号を夫々得る記録音声信号処理手段
と、該複数の記録音声信号を周波数帯域の低い順に同一
の磁気ヘッドを用いて該音声信号記録領域の深層部より
表層部に順次記録する音声信号記録手段とを有すること
を特徴とする磁気記録装置。
【0007】複数のプログラムに係る入力音声信号と入
力映像信号とを磁気記録媒体上の音声信号記録領域と複
数の映像信号記録領域とに記録再生する磁気記録再生装
置であって、該複数のプログラムに係る入力映像信号を
少なくとも変調して該複数の映像信号記録領域に夫々記
録する映像信号記録手段と、該複数のプログラムに係る
入力音声信号を少なくとも変調して異なる周波数帯域を
有する複数の記録音声信号を夫々得る記録音声信号処理
手段と、該複数の記録音声信号を周波数帯域の低い順に
同一の磁気ヘッドを用いて該音声信号記録領域の深層部
より表層部に順次記録する音声信号記録手段と、該複数
の映像信号記録領域より再生された信号を少なくとも復
調して該複数のプログラムに係る出力映像信号を得る映
像信号再生手段と、該音声信号記録領域より再生された
信号を周波数分離し、少なくとも復調して該複数のプロ
グラムに係る出力音声信号を得る音声信号再生手段とを
有することを特徴とする磁気記録再生装置。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る一実施例の磁気記録装置
のブロック図、図2は周波数アロケーションを説明する
ための概念図、図3は回転ドラム上の磁気ヘッドの配置
を説明するための平面図、図4は磁気テープパターンを
説明するための概念図、図5は本発明に係る一実施例の
磁気再生装置のブロック図である。以下図面を参照しつ
つ実施例を説明する。
【0009】本実施例の概要は、音声信号用の1トラッ
クと映像信号用の2トラックを設け、2プログラムを同
時記録する際には2種の音声信号を夫々変調して得た第
1,第2の被変調音声信号を周波数多重して上記音声信
号用の1トラックに記録し、2プログラムを時間差をも
って記録する際には第1のプログラムに係る第1の被変
調音声信号を上記音声信号用の1トラックの深層部に記
録した後、第2の被変調音声信号を上記音声信号用の1
トラックの表層部に重ね書き記録するものである。尚、
本実施例において、記録の態様には第1,第2のプログ
ラムを同時に記録する第1,第2プログラム同時記録モ
ードと、第2のプログラムに先行して第1のプログラム
のみを記録する第1プログラム記録モードと、第1のプ
ログラムを先行記録した後、時間差をおいて第2のプロ
グラムを後行記録する第2プログラム記録モードとがあ
る。
【0010】図1を用いて2プログラムに係る2種の映
像信号及び音声信号を記録する磁気記録装置を説明する
に、まず、映像信号の記録系より説明する。同図におい
て、図示せぬ伝送路より第1,第2の映像信号aa,b
bが第1,第2の記録映像信号処理手段AA,BBに供
給される。ここで第1,第2の記録映像信号処理手段A
A,BBは共に同一の構成であるので、第2の記録映像
信号処理手段BBについての説明は省略する。
【0011】第1の映像信号aaは櫛形フィルタ等によ
り構成されるYC分離手段1にて輝度信号と色信号とに
分離された後、図示せぬA/D変換器を介してTCI変
換手段2に供給される。このTCI変換手段2は輝度信
号と色信号とを夫々時間軸圧縮した後、両者を時間軸多
重して得たTCI信号をエンファシス手段3に供給す
る。このエンファシス手段3はFM記録再生に伴う三角
ノイズを低減するためのものであって、TCI信号の高
域周波数成分強調している。そして、エンファシス手段
3の出力信号はFM変調手段4にてFM変調され、後述
する周波数帯域を有する第1の記録映像信号4aとな
る。また、同様に第2の記録映像信号処理手段BBより
第2の記録映像信号4bが出力される。
【0012】そして、第1,第2の記録映像信号4a,
4bは図示せぬ記録アンプで所定のレベルに増幅された
後、ロータリートランスを介して磁気ヘッドA1,A2
及び磁気ヘッドB1,B2に供給され磁気テープTに記
録される。
【0013】次に音声信号の記録系について説明する。
ここでは、第1の映像信号aaに係る第1のL,Rch
音声信号cc,ddはFM記録し、第2の映像信号bb
に係る第2のL,Rch音声信号ee,ffはPCM記
録する場合を一例として説明する。
【0014】図示せぬ伝送路より第1のL,Rch音声
信号cc,ddが記録ノイズリダクション手段5,6に
夫々供給され、ここでエンファシス等の記録ノイズリダ
クション処理が施された後、FM変調手段7,8にて所
定のFM変調が施される。そして、FM変調手段7,8
の出力信号を加算手段9で周波数多重して得た第1の記
録音声信号9aを第1のスイッチ14に供給する。
【0015】一方、図示せぬ伝送路より第2のL,Rc
h音声信号ee,ffがA/D変換器10,11を介し
て符号化手段12に供給される。この符号化手段12は
両入力信号を合成すると共にリードソロモン符号化等の
周知の符号化を行う。そして、変調手段13は符号化手
段12の出力信号に4相PSK、或いはEFM等の変調
を施して得た第2の記録音声信号13aを第2のスイッ
チ15に供給している。尚、後述するように第1の記録
音声信号9aが占有する周波数帯域は第2の記録音声信
号13aが占有する周波数帯域より低域にある。
【0016】上記した第1,第2のスイッチ14,15
は、第1,第2プログラム同時記録モード、第1プログ
ラム記録モード、第2プログラム記録モードに応じて動
作する。即ち、第1,第2プログラム同時記録モードの
場合には、第1,第2のスイッチ14,15は共に接続
状態となり、加算手段16の両入力に第1,第2の記録
音声信号9a,13aが供給され、ここで両者を周波数
多重して記録音声信号16aを得ている。また、第1プ
ログラム記録モードの場合には、第1のスイッチ14の
み接続状態となり、加算手段16の一方の入力にのみ第
1の記録音声信号9aが供給され、記録音声信号16a
は第1の記録音声信号9aとなる。更に、第2プログラ
ム記録モードの場合には、第2のスイッチ15のみ接続
状態となり、加算手段16の他方の入力にのみ第2の記
録音声信号13aが供給され、記録音声信号16aは第
2の記録音声信号13aとなる。
【0017】このようにして記録音声信号16aは第
1,第2プログラム同時記録モードの場合には第1,第
2の記録音声信号9a,13aを周波数多重して得た信
号となり、また、第2プログラムに先行して第1プログ
ラムを記録する第1プログラム記録モードの場合には比
較的低域の周波数帯域を有する第1の記録音声信号9a
となり、更に、第1プログラムを記録終了後、第2プロ
グラムを後行記録する第2プログラム記録モードの場合
には、比較的高域の周波数帯域を有する第2の記録音声
信号13aとなる。
【0018】さてここで、図2を用いて第1,第2の記
録音声信号9a,13aと第1,第2の記録映像信号4
a,4bとの周波数アロケーションの関係を説明する
に、同図(A)は第1,第2の記録音声信号9a,13
aの周波数アロケーションを図示したものであって、図
示する1.3MHz,1.7MHzのキャリア周波数を
中心に±150KHzの帯域にはL,Rチャンネルに係
るFM変調された第1の記録音声信号9aが存在し、ま
た、3MHzのキャリア周波数を中心に±1MHzの帯
域にはPCM変調された第2の音声信号13aが存在し
ている。このように第1の記録音声信号9aが占有する
周波数帯域は第2の記録音声信号13aが占有する周波
数帯域より低域にある。
【0019】一方、同図(B)は第1,第2の記録映像
信号4a,4bの周波数アロケーションを図示したもの
であり、共に同一の周波数アロケーションとなる。即
ち、両信号は、8MHzをシンクチップレベル、10M
Hzをホワイトピークレベルとするデビエーションで、
2MHzから16MHzまでの周波数帯域を占有してい
る。
【0020】このようにして得られた第1,第2の映像
信号aa,bbと記録音声信号16aとが図示せぬ記録
アンプにて所定のレベルにそれぞれ増幅された後、ロー
タリートランスを介して回転ドラム上に配設された磁気
ヘッドA1,A2、磁気ヘッドB1,B2及び磁気ヘッ
ドC1,C2に夫々供給され、所定の信号を磁気テープ
Tに記録している。
【0021】ここで回転ドラム上の磁気ヘッドの配置を
図3を用いて説明する。同図(A)に図示する如く磁気
ヘッドC1,D1,A1,B2の180度対抗する位置
に逆アジマス角を有する磁気ヘッドC2,D2,A2,
B1が取り付けられている。尚、同図(A)中の磁気ヘ
ッドSP-1,SP-2と磁気ヘッドEP-1,EP-2は家庭用VTR
の一方式であるVHS方式或いはS−VHS方式に係る
磁気ヘッドであって、これの方式と互換性をもたせる場
合に用いるものである。
【0022】そして、記録音声信号16aを記録するた
めの磁気ヘッドC1,C2のアジマス角は例えば、+3
0度,−30度であり、第1の記録映像信号4aを記録
するための磁気ヘッドA1,A2のアジマス角は例えば
+15度、−15度であり、第2の記録映像信号4bを
記録するための磁気ヘッドB2,B1のアジマス角は例
えば−15度、+15度である。同図(A)中の図示す
るドラム回転方向の順序で所定の信号を記録していく。
尚、同図中に図示した磁気ヘッドD1,D2は音声信号
のアフレコ用の磁気ヘッドであって音声信号専用トラッ
クのトラックピッチと略同一のヘッド幅である。
【0023】ここで、同図(B)を用いて磁気ヘッドC
1,D1,A1,Bの高さ関係を説明する。尚、磁気ヘ
ッドC2,D2,A2,B1については同様の高さ関係
であるので説明を省略する。また、音声信号及び映像信
号のトラックピッチは夫々19μmとして説明する。同
図(B)において、磁気ヘッドC1のヘッド幅は27μ
mであり、音声信号専用トラックTCに対し下に8μm
はみ出している。そしてこれに後行してアフレコ用の磁
気ヘッドD1の中心を磁気ヘッドC1の中心高さと一致
するよう配設している。一方、映像信号用の磁気ヘッド
B2,A1はダブルアジマスヘッドで構成されており、
音声信号専用トラックの下端エッジと磁気ヘッドB2の
上端エッジとが一致するよう配設している。
【0024】そして、図3に図示した磁気ヘッド配置で
形成されたテープパターンを図4を用いて説明する。ま
ず、第1,第2プログラム同時記録モードの場合を同図
(A)を用いて説明するに、磁気ヘッドC1により、同
図中斜線で図示した映像信号トラックにはみ出て記録音
声信号16aは記録されるが、この斜線部分は後行する
磁気ヘッドB2により右側が消去され、最終的に音声専
用トラックが形成される。尚、左側にはみださないよう
にしたのは、第2プログラム記録モードの場合を考慮し
たためである。
【0025】このようにして、映像信号用の磁気ヘッド
幅によってトラックパターンが形成される。また、同一
の磁気ヘッドを用いて記録再生を行う自己記録再生にお
いては、トラック曲り等があったとしても記録時と略同
一のトラックを再生することができるので、映像信号用
の磁気ヘッドは音声信号専用トラックにはみ出して再生
することがない。従って、音声信号を周波数多重するこ
とにより生ずる混変調歪みのうちアジマスロスでは除去
することができない低域周波数成分を映像信号用の磁気
ヘッドで再生することがない。
【0026】次に、第1プログラム記録モードの場合を
同図(B)を用いて説明する。かかる場合には同図
(B)に点線で図示するトラックが記録形成される。即
ち、磁気ヘッドA1,A2により映像信号記録トラック
TA1,TA2が形成されると共に音声専用トラックT
Cの深層部に磁気ヘッドC1,C2を用いて比較的低域
の周波数成分を有する第1の記録音声信号9aが記録音
声信号16aとして記録される。
【0027】一方、第1プログラム記録モードの場合に
は同図(C)に実線で図示する如く、磁気ヘッドB2,
B1により映像信号記録トラックTB2,TB1が形成
されると共に音声専用トラックTCの深層部に磁気ヘッ
ドC1,C2を用いて比較的高域の周波数成分を有する
第2の記録音声信号13aが記録音声信号16aとして
記録される。この際、同図(A)に図示した如く、磁気
ヘッドC1,C2は音声専用トラックの略右側のみには
みだして記録するため、既に記録してある映像信号記録
トラックTA1,TA2を消すことがない。尚、上記し
た音声専用トラックと同一のトラック幅を有するアフレ
コ用の磁気ヘッドD1,D2を用いても良いことは勿論
である。
【0028】このようにして、第1,第2のプログラム
を同時に又は時間差をおいて記録することができ、特
に、時間差をもって記録する場合においては、第1の記
録音声信号9aの占有する周波数帯域を第2の記録音声
信号13aの占有する周波数帯域より低域に設定したた
め、重ね書き記録することができる。
【0029】次に図5を用いて映像信号再生装置につい
て説明する。磁気テープTより磁気ヘッドA1,A2と
磁気ヘッドB2,B1とを用いて再生した信号を図示せ
ぬロータリートランスを介して図示せぬプリアンプに供
給し、所定のレベルに増幅した後、その出力信号を第
1,第2の再生映像信号処理手段CC,DDに供給す
る。尚第1,第2の再生映像信号処理手段CC,DDは
同一の構成であるため、第2の再生処理手段CCの説明
は省略する。
【0030】第1の再生映像信号処理手段CC中のFM
復調手段20にプリアンプの出力信号が供給され、ここ
でFM復調された信号が上記したエンファシス手段と相
補的な関係にあるディエンファシス手段21に供給さ
れ、FM伝送特有の三角ノイズを抑圧した後、図示せぬ
A/D変換器を介してTCI変換手段3と相補的な関係
にあるTCI逆変換手段22に供給される。
【0031】そして、TCI逆変換手段22にて、再生
されたTCI信号に係る圧縮色信号と圧縮輝度信号とを
夫々伸長して得た再生輝度信号と再生色信号とをYC合
成手段23に供給して、ここで両者を加算することによ
り合成して得た第1の出力映像信号ggを図示せぬ伝送
路に供給している。また、同様にして第2の再生映像信
号処理手段DDより第2の出力映像信号hhが図示せぬ
伝送路に出力される。一方、音声信号の再生系において
は、磁気テープTより磁気ヘッドC1,C2を用いて再
生した信号を図示せぬロータリートランスを介して図示
せぬプリアンプに供給し、所定のレベルに増幅した後、
その出力信号をFM復調を用いて再生する第1の信号処
理系統とPCM復号化して再生する第2の信号処理系統
とに分配する。
【0032】まず第1のプログラムに対応した第1の信
号処理系統について説明するに、プリアンプの出力信号
を1.3MHz,1.7MHzを中心周波数とする±1
50KHzの周波数成分を夫々抽出するバンドパスフィ
ルタ24,25を介して得たL,Rチャンネルに係る出
力信号24a,25aをFM復調手段27,28に夫々
供給する。そして、このFM復調手段27,28にて出
力信号24a,25aを夫々FM復調して得た信号を再
生ノイズリダクション手段27,28にてディエンファ
シス等のノイズリダクションを施して得たL,Rチャン
ネルに係る第1のL,Rch出力音声信号ii,jjを
図示せぬ伝送路に出力する。
【0033】一方、第2のプログラムに対応した第2の
信号処理系統においては、プリアンプの出力信号を3M
Hzを中心周波数とする±1MHzの周波数成分を夫々
抽出するバンドパスフィルタ26を介して得た信号を復
調手段31に供給する。そして、この復調手段31にて
バンドパスフィルタ26の出力信号を4相PSK、或い
はEFM復調して得た信号を、復号化手段32にてリー
ドソロモン復号化等の周知の復号化を施し得たL,Rチ
ャンネルに係る第2のL,Rch出力音声信号kk,l
lをD/A変換器33,34を介して図示せぬ伝送路に
出力する。
【0034】このようにして、第1のプログラムに係る
第1の出力映像信号gg及び第1のL,Rch出力音声
信号ii,jjと第2のプログラムに係る第2の出力映
像信号gg及び第2のL,Rch出力音声信号kk,l
lを、同時に又はいずれか一方を再生することができ
る。
【0035】尚、上述した実施例において、記録音声信
号16aにバイアス信号(例えば12MHzの正弦波)
と多重しても良いことは勿論であり、特に、第1,第2
プログラム同時記録モードの場合に第1,第2の記録音
声信号9a,13aの混変調歪み抑圧して、互換再生時
の映像信号へのクロストークを改善できる。
【0036】尚、上述した実施例において、ハイビジョ
ン信号,EDTV信号等の高精細度映像信号を分割して
第1,第2の映像信号として入力し、出力する際に合成
すれば、高精細度映像信号と従来の映像信号(例えばN
TSC信号,PAL信号)とを兼用して記録再生するこ
とができるのは勿論である。
【0037】尚、上述した実施例において、従来の家庭
用VTRと互換性を持たせるためには、上記した実施例
の構成に周知のVHS方式或いはS−VHS方式の構成
を追加すれば良く、係る場合、構成5〜13,24〜3
4を兼用すると共に磁気ヘッドC1,C2を兼用しても
良いことは勿論である。
【0038】尚、上述した実施例において、第1,第2
の記録音声信号9a,13aは周波数帯域の相違する信
号であれば良いから、周波数帯域の相違する情報信号で
あっても良いことは勿論である。
【0039】尚、上述した実施例においては、第1,第
2のプログラムに係る信号を記録再生する場合について
説明したが、更に、3種類以上のプログラムを記録再生
するようにしてもよく、係る場合は、映像信号用のトラ
ックをプログラムの種類に応じて増加し、音声専用トラ
ックには周波数帯域の異なる記録音声信号を周波数の低
い順より時間差をもって順次、もしくは周波数多重して
同時に記録しても良いことは勿論である。更に、映像信
号を圧縮して記録媒体上の異なる記録領域に記録しても
良いことは勿論である。
【0040】尚、上述した実施例において、磁気記録装
置と磁気再生装置とは便宜上、夫々説明したが、両者を
兼用した磁気記録再生装置であっても良いことは勿論で
ある。
【0041】尚、上述した実施例において、記録時に上
記した3種類の記録モードに応じた判別情報信号を生成
し、これを磁気テープの長手方向に形成されたコントロ
ールトラックに記録してもよく、かかる場合、コントロ
ールパルスの立上がり又は立ち下がりエッジのいずれか
一方を再生時のキャプスタンサーボの基準とすると共に
デューティ比を可変して判別情報を記録しても良く、再
生時にデューティ比を判別して判別情報を得るようにし
ても良い。また、判別情報信号を垂直ブランキング期間
内に介挿して記録し、再生時にこれを判別しても良い。
更に、再生された信号の周波数成分に基づいて判別して
も良く、例えば、図5中のバンドパスフィルタ24,2
5,26の出力信号のレベルを検出しても良いことは勿
論である。
【0042】
【発明の効果】上述したように本発明になる磁気記録装
置の構成によれば、特に、複数のプログラムに係る入力
音声信号を少なくとも変調して異なる周波数帯域を有す
る複数の記録音声信号を夫々得る記録音声信号処理手段
と、該複数の記録音声信号を周波数帯域の低い順に同一
の磁気ヘッドを用いて該音声信号記録領域の深層部より
表層部に順次記録する音声信号記録手段とを有するの
で、複数のプログラムに係る入力音声信号を同一の磁気
ヘッドで兼用して記録できるため構成を簡易にできると
いう効果があり、また、磁気記録媒体上の音声信号記録
領域に複数のプログラムに係る入力音声信号を重ね書き
して記録するため、磁気記録媒体の利用効率を向上でき
るという効果がある。
【0043】上述したように本発明になる磁気記録再生
装置の構成によれば、上記した効果に加え、複数のプロ
グラムに係る映像信号及び音声信号を再生できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の磁気記録装置のブロッ
ク図である。
【図2】周波数アロケーションを説明するための概念図
である。
【図3】回転ドラム上の磁気ヘッドの配置を説明するた
めの平面図である。
【図4】磁気テープパターンを説明するための概念図で
ある。
【図5】本発明に係る一実施例の磁気再生装置のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
9a,13a 第1,第2の記録音声信号(記録音声信
号) aa,bb 第1,第2の入力映像信号(入力映像信
号) cc,dd 第1のL,Rch入力音声信号(入力音声
信号) ee,ff 第2のL,Rch入力音声信号(入力音声
信号) gg,hh 第1,第2の出力映像信号(出力映像信
号) ii,jj 第1のL,Rch出力音声信号(出力音声
信号) kk,ll 第2のL,Rch出力音声信号(出力音声
信号) C1,C2 磁気ヘッド(磁気ヘッド) T 磁気テープ(磁気記録媒体) TC 音声専用トラック(音声信号記録領域) TA1,2、TB1,2 映像信号記録トラック(映像
信号記録領域)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプログラムに係る入力音声信号と入
    力映像信号とを磁気記録媒体上の音声信号記録領域と複
    数の映像信号記録領域とに記録する磁気記録再生装置で
    あって、 該複数のプログラムに係る入力映像信号を少なくとも変
    調して該複数の映像信号記録領域に夫々記録する映像信
    号記録手段と、 該複数のプログラムに係る入力音声信号を少なくとも変
    調して異なる周波数帯域を有する複数の記録音声信号を
    夫々得る記録音声信号処理手段と、 該複数の記録音声信号を周波数帯域の低い順に同一の磁
    気ヘッドを用いて該音声信号記録領域の深層部より表層
    部に順次記録する音声信号記録手段とを有することを特
    徴とする磁気記録装置。
  2. 【請求項2】複数のプログラムに係る入力音声信号と入
    力映像信号とを磁気記録媒体上の音声信号記録領域と複
    数の映像信号記録領域とに記録再生する磁気記録再生装
    置であって、 該複数のプログラムに係る入力映像信号を少なくとも変
    調して該複数の映像信号記録領域に夫々記録する映像信
    号記録手段と、 該複数のプログラムに係る入力音声信号を少なくとも変
    調して異なる周波数帯域を有する複数の記録音声信号を
    夫々得る記録音声信号処理手段と、 該複数の記録音声信号を周波数帯域の低い順に同一の磁
    気ヘッドを用いて該音声信号記録領域の深層部より表層
    部に順次記録する音声信号記録手段と、 該複数の映像信号記録領域より再生された信号を少なく
    とも復調して該複数のプログラムに係る出力映像信号を
    得る映像信号再生手段と、 該音声信号記録領域より再生された信号を周波数分離
    し、少なくとも復調して該複数のプログラムに係る出力
    音声信号を得る音声信号再生手段とを有することを特徴
    とする磁気記録再生装置。
JP5034953A 1992-12-28 1993-01-29 磁気記録装置及び磁気記録再生装置 Pending JPH06231401A (ja)

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