JPH06231150A - 入院料のカレンダ管理方法 - Google Patents

入院料のカレンダ管理方法

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JPH06231150A
JPH06231150A JP1665693A JP1665693A JPH06231150A JP H06231150 A JPH06231150 A JP H06231150A JP 1665693 A JP1665693 A JP 1665693A JP 1665693 A JP1665693 A JP 1665693A JP H06231150 A JPH06231150 A JP H06231150A
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JP
Japan
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hospitalization
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calendar
code
medical
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JP1665693A
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English (en)
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Chikafumi Wakayama
慎史 若山
Tomohisa Yamaguchi
智久 山口
Masami Furuhashi
正己 古橋
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、医療事務専用システムにおける入
院料カレンダの管理方法に関し、入院料のカレンダの記
録管理を、投薬や診療科におけるカレンダの記録管理と
同じようにする。 【構成】 入院料を、室料, 看護料, 給食料等の基本マ
スタの合成剤で表現し、上記合成剤の種類を示すコメン
トコードを付加して、記録し、上記付加したコメント
コードで行為マスタを参照し、その区分aを参照
することで、入院料のカレンダ表示は、従来と同じ入院
料の種類で行う。又、上記入院料の合成剤と、操作者が
表示カレンダで指定する入院料の種類を示す値 (コー
ド) に対して、入院料の合成剤の構成要素を対応させる
入院料剤作成テーブルを作成し、画面から入力された
表示カレンダ(コード)の値から、入院料を構成する剤
の明細を、上記入院料剤作成テーブルを参照して判定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】最近、データ処理システムを用い
た医療事務専用システムが普及しているが、上記医療事
務システムにおいては、患者が受けた診療行為に対し
て、取り決められた診療点数を記録しておき、月毎にま
とめて診療明細書(所謂、レセプト)を作成する。
【0002】上記記録される診療行為の中には、投薬や
診察料といったものや、入院料に関するものが含まれ
る。上記投薬や診察料といったものの表示方法と、入院
料に関するものに対する表示方法は、操作者に対して異
なる表示方法で表示される。
【0003】例えば、投薬や診察料のカレンダの表示画
面では、投薬とか、診察料の回数が表示されており、入
院料のカレンダの表示画面では、入院料の種類、例え
ば、食事有り(食有り),食事無し(食無し),外泊等
を示している。
【0004】これは、業務内容の違い、即ち、投薬や診
察料は、患者に対して実際に行われた診療行為であるこ
とから、回数の表示がよいし、入院料は、上記の診療行
為の結果として、患者に要求され、患者が従う行為であ
り、食事有り(食有り)か,食事無し(食無し)か,外
泊だったのかという、ある患者の、ある特定の1日を考
えると1種類しかとり得ないものであり、又、患者の保
険の種類,病気の種類,患者の要求等により、その入院
の内容、例えば、看護期間,看護の種類,病棟(病室)
等が様々に変わることから入院料の種類で表示した方
が、操作者にとっては便利であることによる。
【0005】然して、このようなカレンダ管理方法で
は、同一の会計カードに診療行為を記録する場合、入院
料に関連する記録が変則的になり、医療事務専用システ
ムが複雑になる傾向にあり、医療制度の変更が行われる
と、上記医療事務専用システムを構成しているプログラ
ムの変更が煩雑となり、特に、最近のように医療行為の
種類が膨大になってくると、上記医療制度の変更に伴
う、医療事務専用システムのメンテンスも煩雑となるこ
とから、上記会計カードにおける効果的なカレンダ管理
方法が必要とされるようになってきた。
【0006】
【従来の技術】図6は、従来のカレンダ表示方法を説明
する図であり、図6(a) は、通常の医療行為の表示例を
示し、図6(b) は、入院料の表示例を示しており、図7
は、従来の会計カードのカレンダの記録例を示した図で
あり、図7(a) は、通常の医療行為の会計カードの記録
例を示しており、図7(b) は、入院料の会計カードの記
録例を示している。
【0007】前述のように、医療事務システムにおいて
は、患者が受けた診療行為に対して、取り決められた診
療点数を記録しておき、月毎にまとめて診療明細書(所
謂、レセプト)を作成する。
【0008】上記記録される診療行為の中には、投薬や
診察料といったものや、入院料に関するものが含まれ
る。図6(a),(b) に示したように、上記投薬や診察料と
いったものの表示方法と、入院料に関するものに対する
表示方法は、操作者に対して異なる表示方法で表示され
る。
【0009】例えば、投薬や診察料のカレンダの表示画
面では、投薬とか、診察料の回数が表示{図6(a) 参
照}されており、入院料のカレンダの表示画面では、入
院料の種類、例えば、食事有り(食有り),食事無し
(食無し),外泊等を示している。{図6(b) 参照} これは、業務内容の違い、即ち、投薬や診察料は、患者
に対して実際に行われた診療行為であることから、回数
の表示がよいし、入院料は、上記の診療行為の結果とし
て、患者に要求され、患者が従う行為であり、食事有り
(食有り) か,食事無し (食無し) か, 外泊だったのか
という、ある患者の, ある特定の1日を考えると、1種
類しかとり得ないものであり、又、患者の保険の種類,
病気の種類,患者の要求等により、その入院の内容、例
えば、看護期間,看護の種類,病棟(病室)等が様々に
変わることから入院料の種類で表示した方が、操作者に
とっては便利であることによる。
【0010】次に、従来の会計カードの記録方法を、図
7によって説明する。従来の医療事務専用システムで
は、通常の医療行為の会計カードaは、図7(a) に示
されているよに、算定した医療行為の患者IDや, 使用し
た保険, 科情報を記録する「剤キー部」と,1つの剤を
構成する診療行為の内容を記録する「明細部」と,算定
した日付と算定した回数を記録する「カレンダ部」に分
けられる。
【0011】図7(a) では、1992年8月に、患者ID 100
に、医療行為データ 00030,00031で構成される剤が、8
月3日に7日分と、8月30日に7日分を算定したことを
示している。
【0012】一方、図7(b) は、入院料の会計カード
bに、入院基本科関連の記録例を示している。即ち、予
め、入院基本科や、その入院基本科の保険を示す診療コ
ードとして、例えば、入院料は「99990 」, 保険は「99
991 」, 科コードは「99992 」等を決めておき、入院料
の会計カードbの明細部に記録する。
【0013】カレンダ部は、入院料の場合、通常の医療
行為の会計カードに記録された各剤の回数ではなく、前
述のように、入院料の種類とか、保険の種類を示すのに
用いられる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の医療事務専用シ
ステムにおいては、上記会計カードaと,bの記録
方法が、通常の医療行為の会計カードaでは、カレン
ダ部は、医療コードの回数を示し、入院料の会計カード
bでは、入院基本科や、入院基本科の保険等を示す診
療コード毎に、入院基本科や、入院基本科の保険等の種
類を記録する構造になっていた。
【0015】このような構造のため、上記会計カード上
の診療データの表示, 更新を行う処理や, 診療費の月報
等で入院料を、上記会計カードbから読み出す場合、
特別な処理、例えば、入院料, 保険の種類から、入院料
という剤を構成している剤 (食事の有無, 入院している
病室の種類, 看護料の種類、給食の種類等)を、図6
(b) に表示例として示されている表示画面のカレンダ等
を基に調べて、入院という医療行為の詳細を認識して処
理していた。
【0016】従って、医療事務専用システムのプログラ
ム構造が複雑となり、医療事務特有の医療制度の改定の
場合の、上記会計カードa,bの修正時のメンテナ
ンス性が著しく損なわれるという問題を生じていた。
【0017】本発明は上記従来の欠点に鑑み、医療事務
専用システムにおける入院料カレンダの管理方法を、通
常の医療行為である、投薬や診療科におけるカレンダの
管理と同じようにして、上記医療事務特有の医療制度の
改定時の医療事務専用システムのメンテナンス性を向上
させることができる入院料の会計カードのカレンダ管理
方法を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説
明図であり、図1(a1),(a2) は、従来と本発明による入
院料の剤の構成法を示し、図1(b) は、入院料のカレン
ダ部の記録, 表示方法を模式的に示している。上記の問
題点は下記の如くに構成した入院料のカレンダの管理方
法によって解決される。
【0019】(1) 医療事務専用システムにおいて、入院
料を、室料, 看護料, 給食料等の基本マスタの合成剤で
表現し、上記合成剤の種類を示すコメントコードを付
加して、会計カードのカレンダ部に記録し、入院料の
カレンダ表示は、上記付加したコメントコードで検索
した行為マスタの該当のコメントコードの区分aを
参照して、入院料の種類で行うように構成する。
【0020】(2) 医療事務専用システムにおいて、上記
入院料の合成剤と、操作者が表示カレンダで指定する入
院料の種類を示す値 (コード) に対して、上記入院料の
合成剤の構成要素を対応させる入院料剤作成テーブル
を作成し、画面から入力された表示カレンダの値から、
入院料を構成する剤の明細を、上記入院料剤作成テーブ
ルを参照して判定するように構成する。
【0021】(3) 医療事務専用システムにおいて、入院
等の診療行為の内容から、所定の方法で自動的に決定さ
れる自動算定コード()を作成し、入院料の算定を行
うとき、上記自動算定コードを基に、診療行為マスタ
を参照して、上記入院料に対する剤を構成するユーザ
コードを認識し、上記会計カードに記録するように構
成する。
【0022】(4) 医療事務専用システムにおいて、表示
された表示カレンダに基づいて、表示カレンダ値を入力
し、上記入院料剤作成テーブルを参照し、上記参照し
た入院料剤作成テーブルが指示する入院料剤の詳細コ
ードの組み合わせを決定するように構成する。
【0023】
【作用】即ち、本発明の入院料のカレンダ管理方法で
は、入院料を、通常の診療行為と同様な記録方法、具体
的には、カレンダ部に、各剤を施した回数/日の方法
で、会計カードに記録しておき、画面に表示したり、
画面の表示内容を変更する場合には、従来の医療事務専
用システムと同様の形式、即ち、通常の診療行為に対し
ては、剤の回数/日で表示し、入院料に対しては、入
院,保険の種別/日で表示するようにしたものである。
【0024】先ず、入院料を通常の診療と同様な形式で
表現するのに、剤の明細の構成法を、従来は、図1(a1)
に示したように、入院料, 保険, 科コードという一括し
た剤のコードで表示, 記録して、詳細な種別は、操作者
により、日毎に、種別毎に異なるコード情報で記録, 表
示していた為、操作性が複雑であり、医療制度の変更に
伴い、入力方法, プログラムの変更を必要とする問題が
あったため、本発明の記録方法では、図1(a2)に、その
一例を示したように、入院内容の差異を、食無し, 食有
り, 外泊等に分類されたコメントコードと、室料, 看
護料, 給食料をセットにした構成とし、このコメントコ
ードで、入院料の剤の構成の認識に用い、更に、入院
料の室料, 看護料, 給食料といった入院料の根拠となる
行為マスタコードを全て個別に記録する。
【0025】つまり、本発明は、入院料の根拠となる詳
細な複数個の行為データをコードで記録すると共に、そ
の複数個の行為コードをセットとしていることを示すコ
メントコードを付加して、図1(b) に示されているよ
うに、会計カードに記録する。
【0026】図1(b) に示した例では、行為マスタコー
ドを3つを算定しているが、例えば、食無しの場合、給
食料を含めない場合や,上記の3つ以外の病衣貸与を算
定する場合等、様々な場合がある。
【0027】上記の例は、入院料の剤の場合であるが、
保険や、科コードの情報は、通常の診療行為と同様に、
剤キー部の情報を用いる。このようにして、本発明によ
る入院料の会計カードへの記録は、算定する日、即
ち、入院している日付けで1回になる。
【0028】このときの記録例が図1(b) に示してあ
る。上記のように、行為データ部に、コメントコード
(食無し) "90001" を入院料のコメントコードとし、
このコメントコードで代表される入院料の詳細な剤
が、室料 "90100", 看護料 "92000", 給食料 "93000"を
セットにして記録され、カレンダ部には、上記コメント
コードが指示する入院料が、何日に算定されたかを
"1" で記録する。
【0029】上記会計カードのカレンダ部の内容を画
面に表示する場合には、上記のようにして構成された会
計カードを参照して、行為データ部の入院料コメント
コードを検索し、検索したコメントコードを基に、
行為マスタを検索し、その区分aに記録されている
入院料の種類“2”を認識して、本図, 及び、図7に示
した表示画面のカレンダ部の該当の日付けの欄に表示す
ることで、操作者から見た場合は、従来と同じ表示方法
を実現し、月報,レセプト等を作成する医療事務専用シ
ステム側から見た場合には、通常の診療行為と、入院料
とを同じ形式の会計カードを参照して、同じプログラ
ムで処理できるようにすると共に、医療制度の変更があ
った場合には、上記入院料の剤をコメントコードで代
表して記録するのに必要な後述の入院料剤作成テーブル
や,上記入院料の剤を構成している剤コードに対し
て、レセプトを作成する際に必要となる点数を参照する
のに必要な自動算定コードの作成に関連するテーブル
{図3参照}を変更するだけで事足り、医療事務専用
システムのメンテナンス性を向上させることができる効
果がある。
【0030】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1は、本発明の原理説明図であり、図2〜
図5は、本発明の一実施例を示した図であって、図2
(a) は、入院料剤作成テーブルの構成例を示し、図2
(b) は、診療行為マスタの構成例を示し、図3は、自
動算定コード作成部での自動算定コードの作成例を示
し、図4は、会計カードへの記録方法を模式的に示し、
図5は、会計カードを参照して、月報,レセプトを作成
する方法を模式的に示している。
【0031】本発明においては、医療事務専用システム
における入院料カレンダの管理方法において、入院料
を、室料, 看護料, 給食料等の基本マスタの合成剤で表
現し、上記合成剤の種類を示すコメントコードを付加
して、会計カード上に記録し、上記付加したコメント
コードで行為マスタを参照して、その区分aを参
照することで、入院料のカレンダ表示を、従来と同じ入
院料の種類で行う手段、又、上記入院料の合成剤と、操
作者がカレンダで指定する入院料の種類を示す値(コー
ド) に対して、入院料の合成剤の構成要素を対応させる
入院料剤作成テーブルを作成し、画面から入力された
カレンダの値 (コード) から、入院料を構成する剤の明
細を、上記入院料剤作成テーブルを参照して判定する
手段、又、入院等の診療行為の内容から、所定の方法で
自動的に決定される自動算定コードを作成し、入院,
投薬等の診療行為があったとき、上記自動算定コード
を基に、行為マスタを参照して、上記診療行為に対す
るユーザコードを認識して、上記会計カードに記録する
手段が、本発明を実施するのに必要な手段である。尚、
全図を通して同じ符号は同じ対象物を示している。
【0032】以下、図1を参照しながら、図2〜図5に
よって、本発明の入院料のカレンダ管理方法を説明す
る。本発明においては、入院料の会計カードのカレン
ダは、通常の診療行為のカレンダと同じく、入院料を構
成している複数個の剤を代表するコメントコードが指
示している入院料の剤の回数で記録されており、入院料
の表示画面でのカレンダでは、入院料の種別を指示する
値で表示されている。
【0033】従って、操作者が入院料の会計カードの
データを修正する場合、画面の表示カレンダ部に表示さ
れている値が何を意味しているかを規定する入院料剤作
成テーブルが必要となる。
【0034】図2は、上記入院料剤作成テーブルの構
成例を示しており、画面のカレンダ部に表示されている
入院料の剤の種別を指示する値 (カレンダ値) 毎に、そ
の値の入院料を構成する明細が「有り」で指示されてい
る。
【0035】操作者によって画面入力されたカレンダの
値から、その値が指示する種類の入院料を構成している
剤の明細が、この入院料剤作成テーブルを参照して判
定することができる。
【0036】例えば、カレンダの値が「2」の食無しの
場合は、室料,看護料,病衣貸与の3つの行為で、入院
料を決定することになる。この入院料剤作成テーブル
を変更することにより、容易に、表示カレンダの値の意
味付け,医療機関によって算定可能,不可能が異なる基
準給食等の設定が可能になる。
【0037】図2(b) は、行為マスタの構成例を示し
ている。例えば、月報, レセプトを作成するとき、操作
者により、画面に表示されているカレンダ値に基づい
て、入院料の種別を指示すると、上記図2(a) に示した
入院料剤作成テーブルにより、上記表示カレンダ部で
指示した種別の入院料の明細の剤を知ることができる。
【0038】この入院料の明細の剤について、医療の点
数を求めるとき、行為マスタを参照する必要がある。
本発明においては、図示されていない点数マスタに対し
て、後述の自動算定コードを新設し、上記入院料のコ
メントコードで管理している入院料の各剤のコード、
例えば、室料, 看護料, 給食料等の行為の意味により、
一意に、上記自動算定コードを生成し、行為マスタ
上の各行為に対する点数が算出できるようにすると共
に、各行為の上記自動算定コードと、上記会計カード
上のユーザ独自の行為コード (ユーザコード) との対
応がとれるようにする。
【0039】図2(b) の例で説明すると、ユーザが使用
するコメントコード「90001 」の行為は「食無し」を意
味し、本医療事務専用システムが使用する自動算定コー
ド「E9001 」と対応し、点数は「0」(コメントコード
であるから、点数算定の対象にはならない)であり、上
記コメントコード「食無し」が指示する室料,看護
料,給食料(上記入院料剤作成テーブル参照)に対し
て、それぞれ、自動算定コード「E9100 」「E20000」
「E30001」が対応し、それぞれの医療点数は「100」「2
00 」「300 」であることが認識でき、認識された点数
に基づいて、上記レセプトが生成される。
【0040】又、会計カードのカレンダ部の更新の
際、操作者により指示された、表示カレンダ部の値(入
院料の種別コード)から、上記入院料剤作成テーブル
を参照して、上記表示カレンダ値が指示している入院料
の各剤の種別を認識し、剤の種別コードを入力して、後
述の自動算定コードを生成し、生成された自動算定コ
ードで、行為マスタを参照し、対応するユーザコー
ドを認識して、会計カードにユーザコードで記録するこ
とができる。
【0041】次に、上記自動算定コードの作成方法に
ついて、図3により説明する。図3は、必要な点数マス
タを参照する際の自動算定コードを作成する方法を示
している。本例では、入院料、特に、区分けが多くて人
手で点数を決定するときに問題となる看護料を例にして
説明する。
【0042】看護料は、患者の保険の種別,病棟の種
別,入院日数等で医療点数が異なり、診療行為マスタ
を使い分ける必要がある。自動算定コードは、先頭の
識別区分(本例では、看護料を指示する“E2”)項に
よって診療行為マスタの種類(本例では、看護料マス
タ)を決定し、識別以降の項目は、上記マスタによって
異なり、そのマスタの識別に係わる要因をコード化して
割当てるようにして生成する。
【0043】例えば、上記看護料(識別項目:E2)の
場合は、図3に示されているように、患者の保険コード
部,病棟区分コード部,基準看護コード部,看護期間コ
ード部からなり、操作者が、入院料に関する表示画面を
みながら、「誰が(保険の種別を含む)、何時、何処の
病室に」といった情報コードを入力することにより、各
種のテーブルに基づいて、図3に示したコードに区分
けされて、自動算定コードが作成される。
【0044】次に、図4によって、本発明の入院料の会
計カードの新規作成,更新,及び、参照時の動作を具
体的に説明する。先ず、会計カードの新規作成,更新
の場合は、入院料の表示画面を見て、カレンダ部の値
(入院料の種別を示している)を入力し、本発明の入院
料剤作成テーブルを参照することで、コメントコード
が指示している入院料の剤の詳細を知ることができ
る。
【0045】上記の処理で認識した入院料の各剤に基づ
いて、所定の情報、例えば、看護料の場合には、「誰が
(保険の種別を含む)、何時、何処の病室に」といった
情報コードを入力することにより、図3に示したテーブ
ルに基づいて、自動算定コードが作成され、作成さ
れた自動算定コードに基づいて、診療行為マスタを
参照して、対応するユーザコードを認識し、会計カード
を更新することができる。
【0046】次に、会計カードを参照する場合は、会
計カードを読み出し、行為データの欄のコード、例え
ば、コメントコード「90001 」から、行為マスタを
参照し、自動算定コードの、上記コメントコードの
区分a欄から、入院料の種別を指示している表示カレ
ンダ部に表示されている値の意味を知ることができる。
【0047】図5は、会計カードを参照して、月報,
或いは、レセプトを作成する場合の動作を模式的に示し
ている。先ず、本発明の会計カードを参照して、入院
料の詳細を指示している各剤のコード(行為データ)別
のカレンダ値(本発明の場合には、回数を示している)
を集計して、明細部に記録されているコードを基に、診
療行為マスタ{図2(b) 参照}から点数を読み取り、
月報,或いは、レセプトを作成する。
【0048】本発明による上記の処理において、例え
ば、医療制度が変わった場合、会計カードの更新処理で
は、入院料剤作成テーブル,及び、自動算定コード
の作成部{具体的には、自動算定コードを決定するた
めのテーブル}の変更で事足り、月報,レセプトの作
成処理では、上記自動算定コードの作成部の変更によ
り、参照される診療行為マスタの点数が変わるのみであ
り、会計カードの参照に関連する処理プログラムの修正
は実質的に無くする(テーブル等の変更のみ)ことが
できる。
【0049】このように、本発明は、医療事務専用シス
テムにおける入院料カレンダの管理方法において、入院
料を、室料, 看護料, 給食料等の基本マスタの合成剤で
表現し、上記合成剤の種類を示すコメントコードを付
加して、会計カードに記録し、上記付加したコメント
コードで行為マスタを参照し、その区分aを参照
して、入院料のカレンダ表示を、従来と同じ入院料の種
類で行う。又、上記入院料の合成剤と、操作者が表示カ
レンダで指定する入院料の種類を示す値 (コード) に対
して、入院料の合成剤の構成要素を対応させる入院料剤
作成テーブルを作成し、画面から入力された表示カレ
ンダの値 (コード) から、入院料を構成する剤の明細
を、上記入院料剤作成テーブルを参照して判定する。
又、入院等の診療行為の内容から、所定の方法で自動的
に決定される自動算定コードを作成し、入院, 投薬等
の診療行為があったとき、上記自動算定コードを基
に、行為マスタを参照して、ユーザコードを認識し、
上記会計カードに記録するようにしたところに特徴があ
る。
【0050】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
入院料のカレンダ管理方法によれば、上記会計カードの
カレンダを画面に表示する場合には、上記のようにして
構成された会計カードを参照して、行為データ部の入
院料コメントコードを検索し、検索したコメントコー
ドを基に、行為マスタを検索し、上記コメントコー
ドの区分aに記録されている入院料の種類“2”を
認識して、図7に示した表示画面のカレンダ部の該当の
日付けの欄に表示することで、操作者から見た場合は、
従来と同じ表示方法を実現し、月報,レセプト等を作成
する医療事務専用システム側から見た場合には、通常の
診療行為と、入院料とを同じ形式の会計カードを参照
して、同じプログラムで処理できるようにすると共に、
医療制度の変更があった場合には、上記入院料の剤をコ
メントコードで代表して記録するのに必要な入院料剤
作成テーブルや,上記入院料の剤を構成している剤コ
ードに対して、レセプトを作成する際に必要となる点数
マスタを参照するのに必要な自動算定コードの作成に
関連するテーブルを変更するだけで事足り、医療事務
専用システムのメンテナンス性を向上させることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図5】本発明の一実施例を示した図(その4)
【図6】従来のカレンダ表示方法を説明する図
【図7】従来の会計カードのカレンダの記録例を示した
【符号の説明】 入院料のコメントコード a 区分 入院料剤作成テーブル 自動算定コード 診療行為マスタ,行為マスタ ,b 入院料の会計カード a 通常の診療行為の会計カード 自動算定コードの作成に必要な各種テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医療事務専用システムにおいて、 入院料を、室料, 看護料, 給食料等の基本マスタの合成
    剤で表現し、上記合成剤の種類を示すコメントコード
    ()を付加して、会計カード()のカレンダ部に記
    録し、 入院料のカレンダ表示は、上記付加したコメントコード
    () で検索した行為マスタ()の該当のコメントコ
    ード()の区分 (a) を参照して、入院料の種類で
    行うことを特徴とする入院料のカレンダ管理方法。
  2. 【請求項2】医療事務専用システムにおいて、 上記入院料の合成剤と、操作者が表示カレンダで指定す
    る入院料の種類を示す値 (コード) に対して、上記入院
    料の合成剤の構成要素を対応させる入院料剤作成テーブ
    ル()を作成し、 画面から入力された表示カレンダの値から、入院料を構
    成する剤の明細を、上記入院料剤作成テーブル()を
    参照して判定することを特徴とする入院料のカレンダ管
    理方法。
  3. 【請求項3】医療事務専用システムにおいて、 入院等の診療行為の内容から、所定の方法で自動的に決
    定される自動算定コード()を作成し、 入院等の算定を行うとき、上記自動算定コード()を
    基に、診療行為マスタ()を参照して、上記入院料に
    対する剤を構成するユーザコードを認識し、上記会計カ
    ード()に記録することを特徴とする入院料のカレン
    ダ管理方法。
  4. 【請求項4】医療事務専用システムにおいて、 表示された表示カレンダに基づいて、表示カレンダ値を
    入力し、上記入院料剤作成テーブル()を参照し、 上記参照した入院料剤作成テーブル()が指示する入
    院料剤の詳細コードの組み合わせを決定することを特徴
    とする入院料のカレンダ管理方法。
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