JP2004145571A - 電子カルテ処方作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用処方入力手段と、処方入力に必要な前記汎用処方入力手段の制御データセットを連動させて、一つの汎用処方入力手段で複数種類の処方入力を可能とする。
【解決手段】医療上の処方を電子的に作成する電子カルテ処方作成システムであって、処方入力を実行する汎用処方入力手段と、処方入力に必要な前記汎用処方入力手段の制御データセットを少なくとも複数有する処方入力制御データ記録手段と、処方の種類を指定する処方種類指定手段を有し、指定された処方の種類に応じた制御データセットを前記処方入力制御データ記録手段から読み出し、前記汎用処方入力手段に適用することで、当該種類の処方入力を可能にした。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療上の指示や処方を電子的に入力、処理する電子カルテ処方作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
医療において、医師は検査や治療のために多種類の処方を多数発行する。薬剤や注射処方のみならず、手術の準備指示処方、術後等の安静度処方、運動療法処方、食事栄養処方等などである。各々の処方箋で指示される内容は、薬剤であれば、薬品名、一日量、分服数、服用時間、日数等が必要であり、注射であれば、薬品名と使用量の他に、注射手技、投与時間、同じ点滴ボトルに混ぜる薬品の組合わせ指定が必要である。治療上必要な安静度の処方では、歩行や入浴、外出の許可など多彩な指示が必要である。これらの処方は、診療科によっても必要な指示内容が大幅に異なっている。
このような医療上の情報を管理する機構として、特許登録第3085925号公報記載の技術が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特許登録第3085925号公報
【0004】
かつては全て紙の処方箋で指示が行われてきたが、大量の転記作業が発生し、ミスも多いため、近年では電子カルテ、あるいはオーダリングと呼ばれる、コンピューターを用いた処方システムの導入が進んでいる。
従来の電子カルテの処方システムにおいては、処方の種類毎に、別々の入力モジュールが開発され用いられてきた。各処方種別毎に多数の入力モジュールを用意する必要があるため、開発に長期間を要し、コード量が増大するための実行速度の低下とバグがなかなか減少しないことが問題となっていた。またユーザーにとっては、操作性の統一を欠くことになり、習得に時間がかかるだけでなく、ミスの温床となっていた。
【0005】
さらに、薬剤などの処方の際にはカナ検索や前回処方の読み出し程度の検索機構しかなく、処方文例の利用や薬効分類に基づいたツリー表記が行われてこなかったため、処方の入力に著しい手間がかかっていた。
処方者の所属や職種によって使用する処方箋は異なるが、従来は固定された処方画面しかなかったため、処方箋の種類を指定するためには、他の所属や職種に関する処方箋も含む多数の処方箋種類の中から選択する必要があり、煩雑な操作が必要となっていた。
従来は処方箋の内容は、機械処理の効率を優先してきていたため、専用のビューワーを用いてしか参照できなかった。このため可読性が低下し、プログラムモジュール間のデータ互換性が低下する傾向があった。処方パターンの再利用に際しては、複雑なプログラム開発が必要とされてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、複数種類の処方に共通な汎用処方入力手段と個々の処方種類毎の制御データセットを分離し、この制御データセットを取り替えることにより、同一の汎用入力モジュール(汎用処方入力手段)を、複数種類の処方入力モジュールとして使いまわすことである。これによって、従来は処方の種類数だけ必要であった入力モジュールが、少数、理想的には単一の汎用入力モジュールに集約される。コード量は激減し、実行が速くなる。また従来のプログラム開発が、制御データ作成に置き換わるため、一旦汎用入力モジュールのプログラム開発が完了すれば、その後のプログラム作成は発生しないため、バグの新規発生は無くなる。開発期間は、大幅に短縮される。また、同一汎用入力モジュールを用いるため、操作性は統一され、ユーザーの習得は容易となり、操作ミスも減少する。
さらに、薬効別のツリー表示や、文例や過去の処方例を再利用することによる効率化を図るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような問題を解決するための手段として請求項1記載の電子カルテ処方作成システムでは、医療上の処方を電子的に作成する電子カルテ処方作成システムであって、処方入力を実行する汎用処方入力手段と、処方入力に必要な前記汎用処方入力手段の制御データセットを少なくとも複数有する処方入力制御データ記録手段と、処方の種類を指定する処方種類指定手段を有し、指定された処方の種類に応じた制御データセットを前記処方入力制御データ記録手段から読み出し、前記汎用処方入力手段に適用することで、当該種類の処方入力を可能にした。
【0008】
請求項2記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項1記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記汎用処方入力手段は、前記指定された処方種類に含まれる指示カテゴリー一覧を表示し、選択する指示カテゴリー表示選択手段と、前記指示カテゴリーに含まれる指示選択肢一覧を表示し、選択する指示選択肢表示選択手段と、選択された指示カテゴリー及び指示選択肢の一覧を表示する処方箋表示手段と、完成した処方箋を記録する処方箋記録手段とを備えている。
【0009】
請求項3記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項1又は2記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記処方入力制御データ記録手段は、処方の種類毎に、該処方の種類に含まれる指示カテゴリー、該指示カテゴリーの属性、該指示カテゴリーに含まれる指示選択肢を記録している。
【0010】
請求項4記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項1〜3いずれか記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記処方入力制御データ記録手段は、処方の種類毎に、画面上の表示エリアの数、位置、大きさ、該処方に必要な機能や編集ボタンの使用の有無等の画面構成制御データ、該処方入力完了後の処理方法のうち、少なくとも一つを記録している。
【0011】
請求項5記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項3記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記指示カテゴリーの属性として、該カテゴリーの表示文字列、該カテゴリーに含まれる指示選択肢に含まれる要素の数、各要素の属性のうち少なくとも一つを記録している。
【0012】
請求項6記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項5記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記指示選択肢に含まれる要素の属性として、該要素のラベル文字列、該要素の数値、文字列、日付、時間、チェックボックス等のデータ型、該要素が文字列であった時、自由入力か、登録文字列の選択か、該要素の編集可否、該要素の上限ないし下限値、などのうち、少なくとも一つの属性を記録している。
【0013】
請求項7記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項3又は5記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記指示カテゴリーの属性として、別ファイルを指定する別ファイル指定手段を有し、該別ファイルに指示選択肢の集合を記録させた。
【0014】
請求項8記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項7記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記別ファイルにおいては、指示選択肢をツリー状に分類し記録させた。
【0015】
請求項9記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項7又は8記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記別ファイルにツリー状に分類し記録させた指示選択肢を、ツリー状に表示し選択させる別ファイル表示選択手段を有する。
【0016】
請求項10記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項1〜9いずれか記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記処方種類指定手段において、ツリー状に分類し記録させた処方種類リストを、ツリー状に表示し選択させる処方種類表示選択手段を有している。
【0017】
請求項11記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項1〜10いずれか記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記処方種類指定手段において、処方者の所属、職種、職位や権限等を記録した処方者属性記録手段より処方者の属性を読み出し、その属性に応じてツリー状の表示順序、表示の有無を可変とした処方種類表示選択手段を有している。
【0018】
請求項12記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項1〜11いずれか記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記汎用処方入力手段は、入力された処方箋を、該処方箋に含まれる指示カテゴリー毎に、該指示カテゴリーの属性に基づいた書式に従って、該指示カテゴリー自身および該指示カテゴリーに所属する指示選択肢をプレーンテキストに変換し記録する処方箋プレーンテキスト記録手段と、前記処方箋プレーンテキスト記録手段によって記録された処方箋を、該処方箋に含まれる指示カテゴリー毎に、該指示カテゴリーの属性に基づいた書式に従ってプレーンテキストを読み出し、指示カテゴリー及び指示選択肢の一覧を復元表示する処方箋復元表示手段を有している。
【0019】
請求項13記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項1〜12いずれか記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記汎用処方入力手段は、処方種類別に頻用の処方文例を記録する処方文例記録手段と、前記処方文例記録手段から必要とする文例を検索する処方文例検索手段と、検索された文例から処方箋を復元する処方箋復元手段を有している。
【0020】
請求項14記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項1〜13いずれか記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記汎用処方入力手段は、複数の処方種類の組合せからなる頻用の処方パターン文例を記録する処方パターン文例記録手段と、前記処方パターン文例記録手段から必要とする処方パターン文例を検索する処方パターン文例検索手段と、検索された処方パターン文例から複数の処方種類の組合わせからなるパターン処方箋を復元するパターン処方箋復元手段を有している。
【0021】
請求項15記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項1〜14いずれか記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記汎用処方入力手段は、複数の処方種類の組合せからなる日次別の処方パターンから必要とする処方パターンを検索する日次別処方パターン検索手段と、検索された日次別処方パターンから複数の処方種類の組合わせからなる日次別処方パターンを復元する日次別処方パターン復元手段を有している。
【0022】
請求項16記載の電子カルテ処方作成システムでは、請求項1〜15いずれか記載の電子カルテ処方作成システムにおいて、前記汎用処方入力手段は、複数の処方種類とその実施日時の組合せからなる頻用のクリニカルパス文例を記録するクリニカルパス文例記録手段と、前記クリニカルパス文例記録手段から必要とするクリニカルパス文例を検索するクリニカルパス文例検索手段と、検索されたクリニカルパス文例から複数の処方種類とその実施日時の組合わせからなるクリニカルパスを復元するクリニカルパス復元手段を有している。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態である電子カルテ処方作成システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の電子カルテ処方作成システムは図1に示すように入力装置、制御装置、メモリ装置及び外部記憶装置から構成されているPCとそのネットワークからなる。
【0024】
入力装置はキーボード、マウス、タブレット、タッチパネル等であり、この入力装置により、文字列データや各種命令の入力が行なわれる。
表示装置はCRTや液晶ディスプレイであり、この表示装置により入力データ情報、検索結果の表示がなされる。
制御装置はCPUであり、装置全体の制御を行なう。
メモリ装置はROM、RAMであり、制御装置が各種制御や処理を実行するために必要なプログラムを格納するプログラム部と処理の際に必要なデータを格納するバッファ部を有している。
外部記憶装置はハードディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。
外部通信装置は、ネットワークアダプターボードとも呼ばれ、LANに接続されている。LAN内には、同様の他のコンピューターや大容量のデータを記録するサーバーが接続されている。LANはモデム、ルーターなどを介し、インターネットに接続されている。
クライアントPCよりサーバーに患者カルテや処方制御データ、入力済の処方記録などの要求を送信し、サーバーは患者カルテデータベースの検索、電子カルテへの処方内容の記録などを行い、結果をクライアントPCに返信する。
【0025】
図2は、従来の処方入力のブロックダイアグラムである。薬剤処方を例に取ると、薬剤処方専用の入力画面が設計され、選択肢となる薬剤データを表示、選択し、出来上がった薬剤処方箋を記録するための専用制御ロジックがプログラムの形で作成される。各々の処方種類毎に専用の画面設計、専用の制御ロジック作成が、選択肢データ作成以外に必要であった。このため、処方箋の数が増えるに従って開発すべきプログラムの総量は増加する。開発期間は長くなり、コストは増大する傾向があった。
【0026】
図3は本発明の電子カルテ処方作成システムのブロックダイアグラムである。
汎用処方入力手段においては、汎用の処方入力画面と汎用の制御ロジックが提供される。処方種類指定手段によって入力する処方の種類が指定されると、処方入力制御データ記録手段から該当する処方入力制御データセットが読み出され、汎用処方入力手段に渡される。汎用処方入力手段においては、受け取った制御データセットの画面制御データの指定に従って、画面の各表示エリアへの表示項目の割付、処方箋表示エリアでの表示項目数や各表示項目への属性の割付、使用する編集用ボタン機能設定などを行い、また指示カテゴリー制御データや指示選択肢データ等に基づいて、各表示エリアへの表示を行う。また、処方文例記録手段や、電子カルテの過去の処方例などを呼び出す。選択や編集が行われ処方箋が完成すると、電子カルテに記録される。このようにして、一つの汎用処方入力手段で複数種類の処方入力を可能としている。これにより、従来のプログラムの開発工程が、処方箋毎の制御データ定義に置き換えられることになる。プログラムの新規開発は行わないため、プログラムミスの混入する余地はない。小さくて軽いシステムとなり、また、操作性が自動的に統一されるため、ユーザーの操作習得は容易であり、操作ミスの発生も少なくなる。
このように、汎用処方入力手段上のソフトで、処方の種類を処方種類指定手段によって指定すると、それに連動して処方入力制御データ記録手段に記録された特定のデータが自動起動して処理を行なう。
【0027】
図4は処方入力制御データ記録手段の記録内容をツリー状に表現したものである。ツリーの最上位には単純Xp、薬剤、ADL処方等の処方種類と、処方種類毎の画面制御データが記録されている。第2段目には、各処方種類毎の指示カテゴリーと、指示カテゴリー毎の指示カテゴリー制御データが記録されている。第3段目には、前記指示カテゴリー制御データに基づいた書式で、指示選択肢が列挙されている。
【0028】
図5は、汎用処方入力画面の一例である。図においては、患者氏名やID番号、処方医氏名などは省略されている。エリアAには、処方種類のリストが表示されている。この処方種類のリストは、図4におけるツリー構造の最上位をリストアップしたものである。表示しきれない分はエリア枠外となるが、スライダーが自動表示され、これを操作することにより表示範囲を変えることができる。他の表示エリアでも同様であるが、以下では同様の説明は省略する。処方したい種類をマウスなどでクリックし選択することで処方種類を指定することができる(処方種類指定手段)。ここでは単純Xpが選択されている。
【0029】
総合病院など診療科の多い病院では、加来診療科毎に処方箋種類が異なるため、ただ処方箋種類を列挙しただけでは、別の診療科の処方箋まで見えるため使いづらい。このため、処方箋種類をツリー状に分類分けしておき、ツリー状に表示選択させるとスムーズな処方箋種類指定が可能である。とりわけ、最上位の分類に診療科を持ってきた場合、処方者の診療科や職種、職位、権限などを記録した処方者属性記録手段からデータをよび出し、その属性に応じて表示させるデフォールト値を変化させたり、処方権限のない処方箋を非表示とするなどの機能を持たせると、処方のスムーズな入力のみならず、権限外の処方行為を防止するセキュリティの面からも望ましい。
【0030】
処方種類が指定されると、その処方種類の画面制御データが呼び出され、指定に基づいた表示エリアや機能ボタンが画面上に展開される。さらに、図4の第2段めの、該処方種類に含まれる指示カテゴリーのリストがエリアBに表示される(指示カテゴリー表示選択手段)。
ここで、例えば「頚椎」を選択すると、この指示カテゴリーに含まれている指示選択肢が、エリアCに表示される(指示選択肢表示選択手段)。
「頚椎4方向」を選択し、「追加」ボタンをクリックすると、エリアDに、「頚椎」の指示カテゴリーラベル行と「頚椎4方向」が表示される(処方箋表示手段)。
なお、「全追加」ボタンをクリックすると、エリアCに表示されている全選択肢がエリアDに追加される。頚椎では左右の別はないので単項目で済むが、指示カテゴリー「上肢」の「肘」を選択した場合は、左右または両側を指定する項が続く。指示カテゴリーや選択肢の選択順番は任意である。重複したりして不要になった選択肢は、エリアDの左端のチェックボックスにチェックを入れ「削除」ボタンをクリックすれば、処方箋から削除される。「グループ化」ボタンをクリックすれば、同一指示カテゴリーに属する選択肢は、まとめられて表示される。
完成した処方箋は、「記録」ボタンをクリックすることにより、サーバーに送られ電子カルテに記録される。
尚この他、指示カテゴリーの属性として、カテゴリーの表示文字列、カテゴリーに含まれる指示選択肢に含まれる要素の数、各要素の属性等を記録している。
前記要素の属性として、要素のラベル文字列、要素の数値、文字列、日付、時間、チェックボックス等のデータ型、要素が文字列であった時、自由入力か、登録文字列の選択か、要素の編集可否、要素の上限ないし下限値、などを記録している。
【0031】
図6は、処方入力制御データ記録手段の内容をツリー状に表現した際の最上位にある処方種類の定義文書である。処方種類である「単純Xp」を定義し、この処方種類を入力する際の画面制御データを記録している。画面上の表示エリアの数、位置、大きさや、使用する機能ボタンなどを指定している。本実施例ではXMLに準拠したタグ形式で制御データを定義している。デフォールト値で済む場合は、敢えて記述しない仕様としている。処方箋表示エリアでは、指示カテゴリーによって使用する要素が異なるので、該処方種類の全指示カテゴリーを表示するに十分な表示枠を確保しておく。
【0032】
図7は、例として「単純Xp」という処方種類に含まれる「上肢」という指示カテゴリーの定義文書である。処方種類定義では、この指示カテゴリーが、既に登録されている処方種類のどれに属するかを定義する。ここでは、既に定義済の処方種類をプルダウンメニュー形式で表示し、該当する処方種類を選択するようにしている。ついで、指示カテゴリーとして「上肢」を定義する。さらに、この指示カテゴリーに属する指示選択肢の各要素属性を定義している。本実施例では、XMLに準拠したタグ形式で各要素属性を定義している。先ず要素数を指定し、要素毎に、ラベル表示文字列、数値か文字列か、自由入力か選択式か、編集の可否などの属性を定義している。選択式であれば、プルダウンメニューに表示する選択肢のリストを定義している。
【0033】
図8では、指示選択肢自体の定義文書である。処方種類、指示カテゴリーは、各々定義済の中からプルダウンメニューで選択するとしている。指示選択肢自体の定義は、選択肢のラベル表示文字列、左右別のデフォールト値、コメント欄のデフォールト表示文字列をXMLタグ付きのテキストで行っている。
病状の安定している患者や、比較的病状の似ている患者同士では、同じ処方を繰返し用いる場合が多い。出来上がった処方箋を文例として登録しておき、必要に応じて呼び出して再利用できれば、入力時間の短縮のみならず、入力漏れが予防される。図5において、「文例登録」ボタンをクリックすれば、タイトルを尋ねるダイアログ画面が開き、入力されたタイトル名で、処方箋表示エリアの内容が、該処方種類の文例として登録される。
【0034】
図5の「別ウィンドウ」ボタンをクリックすると、図9のようなウィンドウが開いてくる。「文例」タブをクリックすると、この処方種類で登録されている文例のタイトルが表示され、指定された文例の処方箋内容が表示される。「全追加」ボタンをクリックすると、該処方箋内容全部が処方箋表示エリアに追加される。「追加」ボタンをクリックすれば、該処方箋内容のうち、指定されたものだけが処方箋表示エリアに追加される。同様に、「Do」タブをクリックすると、該処方種類の過去履歴が日付順に表示され、指定日付の内容が表示される。同様に、「全追加」ボタンをクリックすると、該処方箋内容全部が処方箋表示エリアに追加される。「追加」ボタンをクリックすれば、該処方箋内容のうち、指定されたものだけが処方箋表示エリアに追加される。
【0035】
薬剤処方や注射薬処方では、指示選択肢は全て薬剤ないし注射薬剤なので、指示カテゴリー自体は単一である。通常医療機関には少なくても数百、多いところでは数千の薬剤が処方可能であるため、図5で示した画面構成のみでは対応が困難である。この問題を解決するため、薬剤や注射薬剤など同一の指示カテゴリーで多数の選択肢を持つ場合は、別データファイルに指示選択肢を記録しておき、このファイルを検索することで指示選択肢の指定を可能なものとした。
【0036】
図10において、処方種類として薬剤処方を選択すると、「頻用薬剤」と「一般薬剤」が指示カテゴリーとして表示される。ここで「頻用薬剤」を指定すると、頻繁に用いられるとして登録されている比較的少数の薬品のリストが表示されるので、その中から同様にして選択すればよい。
「別ウィンドウ」ボタンをクリックするか、「一般薬剤」を選択すると、薬剤選択のための別ウィンドウが図11のように立ち上がる。「文例」と「Do」タブは同様の機能である。「カナ」タブをクリックすると、読仮名入力を求めるダイアログが開き、入力した「カナ」と前方ないし部分一致する薬品のリストが表示される。求める薬品を指定して「追加」ボタンをクリックすれば良い。「薬効別」タブをクリックすると、薬効の分類に基づき、大分類が表示され、選択された大分類に含まれる小分類、指定された小分類に含まれる薬品名が順に表示される。薬品を指定した後に「追加」ボタンをクリックすると、指定薬品が処方箋表示エリアに追加される。
【0037】
図12は指示選択肢である薬品をまとめた別ファイルである薬品データベースの薬品定義文書である。薬効の大分類と、各大分類に属する小分類は、図6、図7と同様に予め別文書で定義されている。定義済の大分類、小分類から該当する分類を指定し、正式薬品名と読仮名を定義しておく。これにより、カナ検索、「薬効」タブクリック時の薬効分類に基づいたツリー状表示、選択が可能となる。
図13は薬剤処方で頻用される処方例である。図14は前図の処方箋を記録したものである(処方箋記録手段の一例)。図14では、全てプレーンテキストで処方箋内容を記録している(処方箋プレーンテキスト記録手段)。プレーンテキストで記録されているため、特別のビューワーを使用しなくても処方箋内容が可読であるため、処方者、処方を受けて作業するスタッフとも楽に指示実行が可能である。本プレーンテキスト表現には、各カテゴリーや指示選択肢の全ての属性値が記載されているので、そのまま図13の処方例を復元することができる(処方箋復元表示手段)。本実施例では、全ての処方箋はプレーンテキスト記録としている。既に処方された内容を編集したり再利用したりすることが容易となる。
図13のように、頻用処方を「疼痛疾患」用と名付けて、個人用あるいは病院全体用の処方文例記録手段に記録させ、ツリー表示させる中から適切な処方文例を選択し(処方文例検索手段)、該処方箋内容を復元させ繰り返し再利用することもできる(処方箋復元手段)。
【0038】
実際の臨床現場では、単一種類の処方で終わることはむしろ稀で、複数の検査や治療処方の組合わせで医療が行われる。疾患によって検査や治療のパターンは凡そ決まっているので、それらの処方箋の組合わせを処方パターン文例として、対応する疾患毎に名前を付けて登録し(処方パターン文例記録手段)、同様に検索、復元できるようにしておくと有用である(処方パターン文例検索手段およびパターン処方箋復元手段)。
【0039】
症状の安定している患者の診療では、同じような検査や治療パターンを繰返し用いることが多い。このような時、前回の処方パターンを再利用できれば有用である。日付を検索キーとして、その日付に処方された複数の処方箋の組合わせを読み出し(日次別処方パターン検索手段)、復元することで(日次別処方パターン復元手段)、処方の労力が大幅に低下する。
入院患者では、検査や治療の処方箋を日程表にはめ込んで系統的な検査/治療を行うクリニカルパスという手法が使用されている。前記の複数の検査や治療の処方パターンの記録において、実施する日時も同時に記録することにより、各種疾患に対応したクリニカルパス文例記録が可能である(クリニカルパス文例記録手段)。同様にして検索、復元することにより、入院患者の計画的な検査/治療の処方箋作成が容易となる(クリニカルパス文例検索手段およびクリニカルパス復元手段)。
【0040】
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、汎用処方入力手段は1つであることが望ましいが、どうしても汎用になじまない処方が存在する場合や、処方パターンが似ているものどうしをまとめた比較的軽機能の複数の汎用処方入力手段を使い分ける場合などでは、複数の汎用入力手段が存在して良い。
【0041】
処方入力制御データ記録手段において、画面制御データや、指示カテゴリーの属性の定義の際、本実施例ではXMLに準拠したタグ付きテキストで記述したが、各々に専用の名前付フィールドや一覧表形式で記述しても良い。また、必要なら指示選択肢を構成する個々の要素につき定義文書を作成しても良い。定義する属性も例示したものに留まらず、例えば医事請求コンピューターなどの外部システムと接続するための医事請求コードや、在庫管理システムと接続するための使用消耗品リストや、価格などを付加しても良い。要は、処方種類、指示カテゴリー、指示選択肢、要素の各レベルで処方入力に必要な機能な属性値を、必要に応じて何らかの形で定義し記録されていれば良い。
ツリー状の記録、表示において、本実施例では定義文書の分類に基づいて動的にツリー構造を作成しているが、場合によっては、飛び先アドレスなどを用いて物理的に静的なツリー構造を構築しても良い。
【0042】
処方の種類毎に画面構成を可変としているが、画面構成を固定すれば処方の種類毎に画面の全体構成を指定する必要は無く、この部分の制御データは不要となる。逆に、実施例では触れなかったような特殊な制御ロジックを汎用処方入力手段に組み込み、処方種類毎に該制御ロジック使用の有無を選択可能としても良い。
表示選択画面は実施例では3個としているが、診療科が多い総合病院などでは科別に処方パターンが異なるため処方種類や文例などが多数に上る場合がある。
このような場合は、画面制御データのエリア数を増加させて、ツリー状に表示させると良い。
本実施例では、処方記録は全てプレーンテキストでの記録としたが、可読性の意味で最も望ましい形態の例示であり、処方箋内容の一部または全部をバイナリー記録としても良い。
【0043】
【発明の効果】
以上説明してきたように請求項1記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、汎用処方入力手段を使用するので、一般的に使用される汎用の制御ソフトによって稼動させることができる。
処方入力制御データ記録手段と処方種類指定手段を備えているので、処方の種類と制御データを組み合わせて汎用処方入力手段上で処理を行なうことができる。そのため、ひとつの汎用処方入力手段で複数種類の処方入力が可能となる。
【0044】
請求項2記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、指示カテゴリー表示選択手段と、指示選択肢表示選択手段を備えているのでツリー状に分かり易く分類される。
また、選択された指示カテゴリー及び指示選択肢の一覧を表示する処方箋表示手段と、完成した処方箋を記録する処方箋記録手段とを備えているので、処方箋全体の把握が可能となる。
【0045】
請求項3記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、処方の種類毎に、画面上の表示エリアの数、位置、大きさ、該処方に必要な機能や編集ボタンの使用の有無等の画面構成制御データ、該処方入力完了後の処理方法を記録しているので、入力画面の仕様を細かに設定することができる。
【0046】
請求項4記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、処方の種類毎に、画面上の表示エリアの数、位置、大きさ、該処方に必要な機能や編集ボタンの使用の有無等の画面構成制御データ、該処方入力完了後の処理方法のうち、少なくとも一つを記録しているので、処方の種類に応じて細かく対応した入力システムが構築される。
【0047】
請求項5記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、指示カテゴリーの属性として、該カテゴリーの表示文字列、該カテゴリーに含まれる指示選択肢に含まれる要素の数、各要素の属性のうち少なくとも一つを記録したので、これらの項目を表示する十分な表示枠が確保される。
【0048】
請求項6記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、指示選択肢に含まれる要素の属性として、該要素のラベル文字列、該要素の数値、文字列、日付、時間、チェックボックス等のデータ型、該要素が文字列であった時、自由入力か、登録文字列の選択か、該要素の編集可否、該要素の上限ないし下限値、などのうち、少なくとも一つの属性を記録したので、これらの項目に応じて分類表示が可能となり、細かな設定ができる。
【0049】
請求項7記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、別ファイルを指定する別ファイル指定手段を有し、該別ファイルに指示選択肢の集合を記録させたので、指示カテゴリーの属性を入力する際にこれら別ファイルから選択を行なうことができる。
【0050】
請求項8記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、別ファイルは指示選択肢をツリー状に分類し記録させたので、階層表示されて分かり易く分類される。
【0051】
請求項9記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、別ファイルにツリー状に分類し記録させた指示選択肢を、ツリー状に表示し選択させる別ファイル表示選択手段を有しているので、ツリー表示内から効率的に選択入力することができる。
【0052】
請求項10記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、処方種類指定手段において、ツリー状に分類し記録させた処方種類リストを、ツリー状に表示し選択させる処方種類表示選択手段を有しているので、ツリー表示内から効率的に選択入力することができる。
【0053】
請求項11記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、処方者の所属、職種、職位や権限等を記録した処方者属性記録手段より処方者の属性を読み出し、その属性に応じてツリー状の表示順序、表示の有無を可変としたので、担当領域を越えた誤入力を防止することができる。
【0054】
請求項12記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、入力された処方箋を、該処方箋に含まれる指示カテゴリー毎に、該指示カテゴリーの属性に基づいた書式に従って、該指示カテゴリー自身および該指示カテゴリーに所属する指示選択肢をプレーンテキストに変換し記録する処方箋プレーンテキスト記録手段と、前記処方箋プレーンテキスト記録手段によって記録された処方箋を、該処方箋に含まれる指示カテゴリー毎に、該指示カテゴリーの属性に基づいた書式に従ってプレーンテキストを読み出し、指示カテゴリー及び指示選択肢の一覧を復元表示する処方箋復元表示手段を有しているので、相互に互換性を持ってデータの処理を行なうことができる。
【0055】
請求項13記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、処方種類別に頻用の処方文例を記録する処方文例記録手段と、前記処方文例記録手段から必要とする文例を検索する処方文例検索手段と、検索された文例から処方箋を復元する処方箋復元手段を有しているので、処方箋の入力作成が容易に行なわれる。
【0056】
請求項14記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、複数の処方種類の組合せからなる頻用の処方パターン文例を記録する処方パターン文例記録手段と、前記処方パターン文例記録手段から必要とする処方パターン文例を検索する処方パターン文例検索手段と、検索された処方パターン文例から複数の処方種類の組合わせからなるパターン処方箋を復元するパターン処方箋復元手段を有しているので、必要とする処方パターンの検索と入力が容易であり、処方箋の入力作成が容易に行なわれる。
【0057】
請求項15記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、複数の処方種類の組合せからなる日次別の処方パターンから必要とする処方パターンを検索する日次別処方パターン検索手段と、検索された日次別処方パターンから複数の処方種類の組合わせからなる日次別処方パターンを復元する日次別処方パターン復元手段を有しているので、必要とする処方パターンの検索と入力が容易であり、処方箋の入力作成が容易に行なわれる。
【0058】
請求項16記載の電子カルテ処方作成システムにおいては、複数の処方種類とその実施日時の組合せからなる頻用のクリニカルパス文例を記録するクリニカルパス文例記録手段と、前記クリニカルパス文例記録手段から必要とするクリニカルパス文例を検索するクリニカルパス文例検索手段と、検索されたクリニカルパス文例から複数の処方種類とその実施日時の組合わせからなるクリニカルパスを復元するクリニカルパス復元手段を有しているので、入院患者の計画的な検査/治療の処方箋作成が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子カルテ処方作成システムのハードウェア構成を示すブロック図である
【図2】従来の処方入力のブロックダイアグラムである
【図3】本発明の電子カルテ処方作成システムのブロックダイアグラムである
【図4】処方入力制御データ記録手段の記録内容をツリー状に表現した図である。
【図5】汎用処方入力画面の一例を示す図である。
【図6】処方種類の定義文書を示す図である。
【図7】指示カテゴリーの定義文書の一例を示す図である。
【図8】指示選択肢自体の定義文書を示す図である。
【図9】「別ウィンドウ」ボタンをクリックすると開いてくるウィンドウを示す図である。
【図10】「頻用薬剤」を指定したときの表示選択画面を示す図である。
【図11】薬剤選択のための別ウィンドウを示す図である。
【図12】指示選択肢である薬品をまとめた、別ファイルである薬品データベースの薬品定義文書である。
【図13】処方文例検索および復元手段の一例を示す図である。
【図14】処方文例記録手段の記録内容の一例を示す図である。

Claims (16)

  1. 医療上の処方を電子的に作成する電子カルテ処方作成システムであって、
    処方入力を実行する汎用処方入力手段と、
    処方入力に必要な前記汎用処方入力手段の制御データセットを少なくとも複数有する処方入力制御データ記録手段と、
    処方の種類を指定する処方種類指定手段を有し、
    指定された処方の種類に応じた制御データセットを前記処方入力制御データ記録手段から読み出し、前記汎用処方入力手段に適用することで、当該種類の処方入力を可能にしたことを特徴とする電子カルテ処方作成システム。
  2. 前記汎用処方入力手段は、
    前記指定された処方種類に含まれる指示カテゴリー一覧を表示し、選択する指示カテゴリー表示選択手段と、
    前記指示カテゴリーに含まれる指示選択肢一覧を表示し、選択する指示選択肢表示選択手段と、
    選択された指示カテゴリー及び指示選択肢の一覧を表示する処方箋表示手段と、
    完成した処方箋を記録する処方箋記録手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の電子カルテ処方作成システム。
  3. 前記処方入力制御データ記録手段は、処方の種類毎に、
    該処方の種類に含まれる指示カテゴリー、該指示カテゴリーの属性、該指示カテゴリーに含まれる指示選択肢を記録していることを特徴とする請求項1又は2記載の電子カルテ処方作成システム。
  4. 前記処方入力制御データ記録手段は、処方の種類毎に、
    画面上の表示エリアの数、位置、大きさ、該処方に必要な機能や編集ボタンの使用の有無等の画面構成制御データ、該処方入力完了後の処理方法のうち、少なくとも一つを記録していることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の電子カルテ処方作成システム。
  5. 前記指示カテゴリーの属性として、
    該カテゴリーの表示文字列、該カテゴリーに含まれる指示選択肢に含まれる要素の数、各要素の属性のうち少なくとも一つを記録していることを特徴とする請求項3記載の電子カルテ処方作成システム。
  6. 前記指示選択肢に含まれる要素の属性として、
    該要素のラベル文字列、
    該要素の数値、文字列、日付、時間、チェックボックス等のデータ型、
    該要素が文字列であった時、自由入力か、登録文字列の選択か、
    該要素の編集可否、
    該要素の上限ないし下限値、
    などのうち、少なくとも一つの属性を記録したことを特徴とする請求項5記載の電子カルテ処方作成システム。
  7. 前記指示カテゴリーの属性として、別ファイルを指定する別ファイル指定手段を有し、該別ファイルに指示選択肢の集合を記録させたことを特徴とする請求項3又は5記載の電子カルテ処方作成システム。
  8. 前記別ファイルにおいては、指示選択肢をツリー状に分類し記録させたことを特徴とする請求項7記載の電子カルテ処方作成システム。
  9. 前記別ファイルにツリー状に分類し記録させた指示選択肢を、ツリー状に表示し選択させる別ファイル表示選択手段を有することを特徴とする請求項7又は8記載の電子カルテ処方作成システム。
  10. 前記処方種類指定手段において、ツリー状に分類し記録させた処方種類リストを、ツリー状に表示し選択させる処方種類表示選択手段を有することを特徴とする請求項1〜9いずれか記載の電子カルテ処方作成システム。
  11. 前記処方種類指定手段において、処方者の所属、職種、職位や権限等を記録した処方者属性記録手段より処方者の属性を読み出し、その属性に応じてツリー状の表示順序、表示の有無を可変とした処方種類表示選択手段を有することを特徴とする請求項1〜10いずれか記載の電子カルテ処方作成システム。
  12. 前記汎用処方入力手段は、
    入力された処方箋を、該処方箋に含まれる指示カテゴリー毎に、該指示カテゴリーの属性に基づいた書式に従って、該指示カテゴリー自身および該指示カテゴリーに所属する指示選択肢をプレーンテキストに変換し記録する処方箋プレーンテキスト記録手段と、
    前記処方箋プレーンテキスト記録手段によって記録された処方箋を、該処方箋に含まれる指示カテゴリー毎に、該指示カテゴリーの属性に基づいた書式に従ってプレーンテキストを読み出し、指示カテゴリー及び指示選択肢の一覧を復元表示する処方箋復元表示手段を有することを特徴とする請求項1〜11いずれか記載の電子カルテ処方作成システム。
  13. 前記汎用処方入力手段は、
    処方種類別に頻用の処方文例を記録する処方文例記録手段と、
    前記処方文例記録手段から必要とする文例を検索する処方文例検索手段と、
    検索された文例から処方箋を復元する処方箋復元手段を有することを特徴とする請求項1〜12いずれか記載の電子カルテ処方作成システム。
  14. 前記汎用処方入力手段は、
    複数の処方種類の組合せからなる頻用の処方パターン文例を記録する処方パターン文例記録手段と、
    前記処方パターン文例記録手段から必要とする処方パターン文例を検索する処方パターン文例検索手段と、
    検索された処方パターン文例から複数の処方種類の組合わせからなるパターン処方箋を復元するパターン処方箋復元手段を有することを特徴とする請求項1〜13いずれか記載の電子カルテ処方作成システム。
  15. 前記汎用処方入力手段は、
    複数の処方種類の組合せからなる日次別の処方パターンから必要とする処方パターンを検索する日次別処方パターン検索手段と、
    検索された日次別処方パターンから複数の処方種類の組合わせからなる日次別処方パターンを復元する日次別処方パターン復元手段を有することを特徴とする請求項1〜14いずれか記載の電子カルテ処方作成システム。
  16. 前記汎用処方入力手段は、
    複数の処方種類とその実施日時の組合せからなる頻用のクリニカルパス文例を記録するクリニカルパス文例記録手段と、
    前記クリニカルパス文例記録手段から必要とするクリニカルパス文例を検索するクリニカルパス文例検索手段と、
    検索されたクリニカルパス文例から複数の処方種類とその実施日時の組合わせからなるクリニカルパスを復元するクリニカルパス復元手段を有することを特徴とする請求項1〜15いずれか記載の電子カルテ処方作成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101468919B1 (ko) * 2013-04-16 2014-12-04 서울대학교병원 (분사무소) 진료 오더 처리 서비스 제공 방법 및 시스템
JP2022079795A (ja) * 2020-11-17 2022-05-27 株式会社医療情報技術研究所 組織間文書情報共有システム

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