JPH06230602A - 磁性トナー及び画像形成方法 - Google Patents
磁性トナー及び画像形成方法Info
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- JPH06230602A JPH06230602A JP5015424A JP1542493A JPH06230602A JP H06230602 A JPH06230602 A JP H06230602A JP 5015424 A JP5015424 A JP 5015424A JP 1542493 A JP1542493 A JP 1542493A JP H06230602 A JPH06230602 A JP H06230602A
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Abstract
い磁性トナー及び該磁性トナーを使用した画像形成方法
を提供することにある。 【構成】 本発明は、少なくとも結着樹脂及び磁性粉を
含有する磁性トナーから形成された高さh1 のトナー像
を表面に有する記録材を、少なくとも熱ローラーと加圧
ローラーとから構成される加熱加圧定着手段を通過さ
せ、高さh2 の定着トナー像を形成する画像形成方法で
あり、定着前のトナー像の高さh1 と定着後のトナー像
の高さh2 とが下記条件 2≦h1 /h2 ≦10 を満足するようにトナー像を定着することを特徴とする
画像形成方法に関する。
Description
等に用いる磁性トナー及び加熱加圧定着方法に関する。
シリコン、セレン、有機光導電体等の光導電体の性質を
利用して、静電潜像を形成する。例えば光導電体層上に
一様に電荷を付与し、画像露光を施して静電潜像を形成
し、ついで前記静電潜像を荷電性のトナー粉末で現像
し、更に記録体上に転写し、定着する。
効率化、省エネルギー化、及び小型高速高性能化に伴い
熱効率の高いヒートロール型の定着方法が大勢を占める
にいたっている。この方法は、熱源を内蔵した回転可能
な熱ローラーと、この熱ローラーと圧接しながら同一方
向に回転する加圧ローラーとにより構成された接触加熱
定着方式である。
点で好ましいものであるが、この方法においては、記録
体上のトナー像と定着用熱ローラーとが直接接触するた
めに、トナーが熱ローラー表面上に付着し、後続のトナ
ー像を担持した記録体に再付着して定着画像が汚れる、
すなわちオフセット現像、という問題点がある。従来、
この熱ローラーに付着したトナーを取り除くために、ク
リーニングウェーブ、クリーニングブレード、クリーニ
ングローラー等のクリーニング部材でクリーニングして
除去することが行われている。
ナーも提案されている。例えば、特公昭51−2335
4号公報には、架橋剤と分子量調整剤を加え、架橋した
ビニル系重合体からなるトナーが提案され、特公昭55
−6805号公報には、α、β−不飽和エチレン系単量
体を構成単位とした重量平均分子量と数平均分子量との
比が3.5〜40となるように分子量分布を調整したト
ナーが提案され、更に、ガラス転移点(Tg.)、分子
量、及びゲルコンテント等を特定したトナーが提案され
ている。また、特開昭58−16250号公報等には低
分子量ポリオレフィン等のワックス類を添加して熱ロー
ラーでのオフセット現像を軽減する方法が提案されてい
る。
善すべき点がいくつかあり、これら方法の中から幾つか
を組み合わせ、実用上問題のないレベルに到達している
のが現状である。
次のようなケースもクローズアップされて来ている。す
なわち、近年、環境問題に対する意識の高揚に従い、複
写機で記録媒体として使用する紙の使用量の削減が求め
られ、紙の使用量を減らす方法として、紙の表と裏とに
複写画像を形成する両面コピーの必要性が高まってい
る。しかし、両面コピーでは、一面目のコピーを終了し
た画像を中間トレイに多数枚収納し、二面目をコピーす
るため上記中間トレイから逐次一枚ずつ給紙する時に、
給紙系のローラー等により紙同士が強く擦り合わされ、
既に形成されている一面目の画像が対向し背面となる二
面目に付着し、二面目の画像面を汚す等の両面コピー特
有な問題点がある。
な問題を解決する方法が提案されているが、これは特に
このような問題を起こし易いポリエステルトナーの改良
を計ったものであり、いまだ改良すべき点を有してい
る。
をおよそ30wt%以上含有させる必要があり、トナー
中の無機物質の量が多く、定着後も紙上の画像表面の摩
擦係数が高めとなり、上述のような紙間での画像汚れを
引き起こし易い。また、磁性トナーを用いた現像方法で
は、磁場中で行われる現像において、磁性トナーが連な
った状態で挙動して感光体上の潜像にうずたかく現像さ
れ、次の転写工程でそのうずたかい状態を保持したまま
記録紙上に転写される。更に、磁性トナーでオフセット
対策を施すと、溶融粘度が高いために、定着時のトナー
粒子の変形が起こりずらくなり、記録紙上にうずたかく
転写されたトナー像は定着されてもほぼその高さのまま
であり、記録紙上に盛り上がった状態のトナー像は両面
コピー時の紙間で激しく擦り合わされ画像汚れを引き起
こし易い。
ーの加熱用に使用できる電力量が、低速機に比べてより
少なく、定着性が不十分となり易いので、これら種々の
画像汚れが目立つようになる。
は、高速複写機においても複写画像に汚れを発生しない
磁性トナー及び画像形成方法を提供することにある。
画像に汚れを生じない磁性トナー及び画像形成方法を提
供することにある。
ト現像による画像汚れの発生のない磁性トナー及び画像
形成方法を提供することにある。
くとも結着樹脂及び磁性粉を含有する磁性トナーにおい
て、少なくとも熱ローラーと加圧ローラーとから構成さ
れる定着装置を通す前の記録体上のトナー像の高さ h
1 と、該定着装置を通過後の記録体上のトナー像の高さ
h2 が、 2≦h1 /h2 ≦10 の条件を満たすことを特徴とする磁性トナーに関する。
び磁性粉を含有する磁性トナーから形成された高さh1
のトナー像を表面に有する記録材を、少なくとも熱ロー
ラーと加圧ローラーとから構成される加熱加圧定着手段
を通過させ、高さh2 の定着トナー像を形成する画像形
成方法であり、定着前のトナー像の高さh1 と定着後の
トナー像の高さh2 とが下記条件 2≦h1 /h2 ≦10 を満足するようにトナー像を定着することを特徴とする
画像形成方法に関する。
ンクロマトグラムにおける分子量分布において分子量3
0,000〜1,000,000の領域に極小点を持
ち、分子量分布を該極小点で2分割した時に、低分子量
側の結着樹脂成分(A)の重量平均分子量が5,000
〜20,000であり、高分子量側の結着樹脂成分
(B)の重量平均分子量が500,000〜5,00
0,000であり、結着樹脂成分(A)と(B)との割
合が15:1〜7:3である結着樹脂を用いることによ
り一層効果的に達成される。
が低くなるので、両面コピー時の紙間の摩擦力が小さく
押えられ両面コピー時でも汚れを発生ずらくなる。特
に、未定着時の磁性トナー像の高さh1 が、熱ローラー
定着装置で定着した後の高さh2 との比が3から10の
範囲にあると、定着後の磁性トナーが他の紙と擦り合っ
ても削り取りにくい高さまで変形でき、更に定着後の磁
性トナー像表面も定着時に変形により平滑な表面状態に
変化し、一層、両面コピー時の画像汚れを防止する効果
が高まる。
像の高さが高すぎて両面コピー時に画像汚れを生じやす
く、h1 /h2 が10を越えると、定着時の溶融粘度が
低過ぎてオフセットを発生し易くなり、好ましくない。
の画像の高さの変化は、以下のような結着樹脂を使用し
た場合に得られる。
の摩擦係数の低いスチレン系樹脂が好ましい。更に、ス
チレン系樹脂のうちでも、分子量分布において30,0
00〜1,000,000の領域に極小点を有し、スチ
レン系樹脂の分子量分布を上記極小点にて2分割した場
合に、重量平均分子量が5,000〜20,000の低
分子量側の結着樹脂成分(A)と、重量平均分子量が5
00,000〜5,000,000の高分子量側の結着
樹脂成分(B)とからなり、結着樹脂成分(A)と
(B)とを15:1〜7:3の割合で含有するスチレン
系樹脂がより好ましい。
の重量平均分子量が5,000未満になると、結着樹脂
の機械的強度が低下し、帯電特性が劣るようになり、複
写時の耐久性に問題を生じやすく、一方、重量平均分子
量が20,000を越えると、定着時の溶融粘度が高め
となり、h1 /h2 の変化率が2未満となり、更にトナ
ー製造時の粉砕工程での粉砕性を悪化し好ましくない。
一方、高分子量側の結着樹脂成分(B)の重量平均分子
量が500,000未満になると、定着時の溶融粘粘度
が低めとなり、熱ローラーの温度が温度調整の振れで著
しく高温になった場合に、オフセットを生じ易く、一
方、重量平均分子量が5,000,000を越えると、
製造時、粉砕工程での生産性が低下し好ましくない。
び(B)が分子量分布で、30,000〜1,000,
000の領域に極小点を有するようにすると、低分子量
樹脂成分(A)が定着時に高分子量成分(B)に影響を
受けずに短時間で低溶融粘度化でき、記録紙が定着装置
を通過する瞬時の間に、磁性トナー像の高さをh1 /h
2 の割合が2以上に変化させることが可能になる。更
に、極小点の高さが、低分子量のピーク高さと比較して
10%以下にすると、特に優れた結果が得られる。
モノマーを主体とし、他のビニル系モノマーとを共重合
させたもので、ビニル系モノマーとしては、例えばアク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、アクリル
酸2−エチルヘキシルのようなアクリリル酸エステル
類;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸オ
クチル、メタクリル酸2−エチルヘキシルのようなメタ
クリル酸エステル類;アクリル酸、メタクリル酸、マレ
イン酸、フマル酸などのカルボキシル基を有する化合物
やその誘導体;エチレン、プロピレン、ブチレンのよう
なエチレン不飽和モノオレフィン類などがあり、これら
の中から単独で、或は混合物として適時選択し、スチレ
ン系樹脂を得ることができる。
応じて架橋剤を使用してもよい。架橋剤としては、芳香
族ジビニル化合物(例えば、ジビニルベンゼン、ジビニ
ルナフタレンなど);アルキル鎖で結ばれたジアクレー
ト化合物類(例えば、エチレングリコールジアクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジオアクリレートな
ど);エーテル結合を含むアルキル鎖で結ばれたジアク
リレート化合物類(例えば、ジエチレングリコールジア
クリレート、トリエチレングリコールジアクリレートな
ど)等が挙げられる。これらの架橋剤のうちで、芳香族
ジビニル化合物(特にジビニルベンゼン)及びエーテル
結合を含む鎖で結ばれたジアクリレート化合物類が本発
明で好ましく用いられる。これら架橋剤の添加量として
は、0.001〜1.0wt%が好ましく用いられる。
しては、従来から知られている種々の2ピークタイプ結
着樹脂の合成方法が使用できる。その中でも各々の樹脂
成分を単独で合成し、溶液状態で両者を混合する方法が
好ましい。この方法はそれぞれの樹脂成分を単独で重合
するので、各々の成分の分子量調整が行い易く、目標と
する分子量分布のスチレン系樹脂を的確に調製できる。
更に、溶液中で混合するので、それぞれの樹脂成分を均
一に混ぜ合わせることができ、熱的、機械的に優れた特
性の結着樹脂が得られる。
粉としては、マグネタイト、ヘマタイト、フェライトの
ような酸化鉄、及び他の金属酸化物を含む酸化鉄などの
磁性粉がある。これらの磁性粉は、平均粒径が0.1〜
0.5μm(より好ましくは、0.1〜0.3μm)で
あるのが好ましく、磁性トナー中に30〜70wt%含
有させると、現像特性等で優れた性能が得られる。
加して用いるのが好ましい。本発明に用いられる荷電制
御剤としては、例えば、ニグロシン及びその変性物、四
級アンモニウム塩、トリフェニルメタン系化合物、サル
チル酸系化合物の金属錯体、、或はモノアゾ染料化合物
の金属錯体等が好ましく用いられる。
ング特性や定着時のオフセット性を改良するため、低分
子量ポリオレフィンに代表されるワックス類を添加して
も良い。このようなワックス類としては、低分子量ポリ
エチレン、低分子量ポリプロピレン、低分子量ブチレン
−プロピレン共重合体、サゾールワックス等があり、磁
性トナー中に0.5〜5wt%添加するのが好ましく、
添加方法としては、前記結着樹脂を溶液中で加熱しなが
ら混ぜ合わせる時に混合するのが好ましい。このような
ワックス類を添加すると、結着樹脂溶液からの脱溶媒時
にワックス類が内部滑剤として働き高分子鎖の切断を防
ぎ、目的とする高分子量成分を含有させることが容易に
なる。
じて添加剤を混合しても良い。この様な添加剤として
は、テフロン微粒子、ポリフッ化ビニリデン微粒子、チ
タン酸ストロンチウム微粒子、疎水性コロイダルシリカ
微粒子等が挙げられる。
使用される熱ローラーとしては、従来から用いられてい
るものが使用できる。例えば、芯金としてアルミニウム
や鉄を用いてローラーを作成し、その表面を離型性に優
れたフッ素系樹脂で被覆したものが好ましい。また、加
圧ローラーには、外層にシリコーンゴムやスポンジ層を
有するローラー、或はこれらの外層を更にフッ素系樹脂
で処理したローラー等が好ましく用いられる。
0Kg以上の加重で圧接させられるのが好ましく、更に
70Kg以上だと、よりよい結果が得られる。
ーニング部材を取りつけても構わない。クリーニング部
材としては、クリーニングウェブが好ましく、クリーニ
ングウェブとしては、耐熱性の布なら何でも構わない
が、高温でウェブにテンションを掛けながらウェブを送
るので、高テンションに耐えられるナイロン、テトロ
ン、ポリイミド、ポリアミド等耐熱性繊維の不織布が好
ましい。このような不織布に本発明の範囲のシリコーン
オイルを含浸し使用するのが良い。好ましいシリコーン
オイル含浸量としては、クリーニングウェブ1m2 当り
5〜40gのシリコーンオイルを含浸させるのが好まし
い(より好ましくは、10〜30g/m2 )。シリコー
ンオイル量が5g/m2 未満だと、熱ローラーの離型性
の維持と両面コピー時のトナー像への滑性の付与が不十
分となりやすく好ましくなく、シリコーンオイル量が4
0g/m2 を越えると、クリーニングウェブから熱ロー
ラーへのシリコーンオイルの移行量が過多となりやす
く、記録紙にオイル染み等の画像欠陥を生ずるようにな
る。
ト共重合体(モノマー重量比;80:20、重量平均分
子量(Mw)=11000)85重量部とスチレン−ブ
チルアクリレート−モノブチルマレート共重合体(モノ
マー比;63.5:28.5:8、Mw960000)
15重量部とを加熱キシレン中で溶融混合し、更に、キ
シレン樹脂溶液中に低分子量ポリプロピレン4重量部を
添加し溶解混合した。得られた溶液からキシレンを減圧
しながら脱溶媒し、スチレン系樹脂を得た。
溶融混練押出機で混練し、得られた混練物を冷却後、粗
粉砕した。この粗粉砕物をジェット気流式微粉砕機で微
粉砕した後、コランダ効果を利用した多分割分級機に
て、4〜12.7μmの粒径の粒子を選択的に集め、重
量平均粒径が8.4μmの磁性粒子が得られた。
0.6wt%添加して、磁性トナーを得た。
性トナーの分子量分布を測定した。測定は以下のように
して行った。
定化させ、この温度で溶媒としてTHF(テトラヒドロ
フラン)を毎分1mlの流速で流し、THF試料溶液を
約100μl注入して測定した。試料の分子量測定にあ
たっては、試料の有する分子量分布を数種の単分散ポリ
スチレン標準試料により作成された検量線の関係から算
出した。検量線用の標準ポリスチレン試料としては、例
えば東ソー社製、或は昭和電工社製の分子量が102 〜
107 程度のものを用い、少なくとも10点程度の試料
を用いるのである。また、検出器にはRI(屈折率)検
出器を使用した。なお、カラムは、昭和電工社製のSh
odex GPC KF−801、802、803、8
04、805、806、807、800Pの組み合わせ
を用いた。測定用試料は、樹脂成分の試料濃度が5mg
/mlとなるように、磁性トナーをTHF中に入れ、6
時間放置して後十分に振とうしTHFと良く混ぜ、更に
24時間放置し、その後、ポアサイズ 0.45〜0.
5μmのサンプル処理フィルターを通過させて調整す
る。
て、極小点はおよそ50,000にあり、極小点以下の
樹脂成分のMwは10,500であり、極小点以上の成
分のMwは850,000であり、両者の面積比は8.
7:1.3であった。また、極小点の高さは低分子量成
分のピーク高さの3%以下であった。
図である。図中1は矢印方向に回転し得る熱ローラー
で、2は中空なアルミニウム芯金であり、3は上記中空
な芯金の外周の70μmの厚さのPFAフッ素樹脂から
なる被覆層である。4は加熱用の熱源で、例えば850
ワットのハロゲンランプが内蔵されている。5は矢印方
向に回転し得る加圧ローラーで、6は中空な鉄心であ
り、7は中空な鉄心の外周の5mm厚の最外層に30μ
mのPFAチューブを有するシリコンゴム層であって、
加圧及び熱ローラー共に50mmφの外径のものが使用
されている。
て110Kgの加重を加えた。
リコーンオイルを25g/m2 の割合で含浸させたポリ
エステル系の不織布であり、記録紙一枚当り0.05m
mのスピードで元巻きロール9より押圧ローラー11を
介して巻き取りロール10に掛け渡される。
ン社製)に取りつけテストを行った。
字画像)の平均高さ h1 は13μmであり、定着後の
トナー像の平均高さh2 は1.5μmであり、h1 /h
2 =8.7であった。
の連続複写テストを行った。
時のどちらも汚染のない良質な複写画像が得られた。
わせて表1に示す。
にオフセットや定着クリーニング部材からのオフセット
物の再流出による画像汚れを生じず、更に、両面コピー
時にも定着されたトナー像表面が滑性に富み、紙同士の
摩擦性も減少し、複写画像に汚れを発生しにくくなる。
す概略的な断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも結着樹脂及び磁性粉を含有す
る磁性トナーにおいて、少なくとも熱ローラーと加圧ロ
ーラーとから構成される定着装置を通す前の記録体上の
トナー像の高さ h1 と、該定着装置を通過後の記録体
上のトナー像の高さ h2 が、 2≦h1 /h2 ≦10 の条件を満たすことを特徴とする磁性トナー。 - 【請求項2】 結着樹脂が、ゲルパーミエーションクロ
マトグラムにおける分子量分布において分子量30,0
00〜1,000,000の領域に極小点を持ち、分子
量分布を該極小点で2分割した時に、低分子量側の結着
樹脂成分(A)の重量平均分子量が5,000〜20,
000であり、高分子量側の結着樹脂成分(B)の重量
平均分子量が500,000〜5,000,000であ
り、結着樹脂成分(A)と(B)との割合が15:1〜
7:3である請求項1の磁性トナー。 - 【請求項3】 少なくとも結着樹脂及び磁性粉を含有す
る磁性トナーから形成された高さh1 のトナー像を表面
に有する記録材を、少なくとも熱ローラーと加圧ローラ
ーとから構成される加熱加圧定着手段を通過させ、高さ
h2 の定着トナー像を形成する画像形成方法であり、定
着前のトナー像の高さh1 と定着後のトナー像の高さh
2 とが下記条件 2≦h1 /h2 ≦10 を満足するようにトナー像を定着することを特徴とする
画像形成方法。 - 【請求項4】 結着樹脂が、ゲルパーミエーションクロ
マトグラムにおける分子量分布において分子量30,0
00〜1,000,000の領域に極小点を持ち、分子
量分布を該極小点で2分割した時に、低分子量側の結着
樹脂成分(A)の重量平均分子量が5,000〜20,
000であり、高分子量側の結着樹脂成分(B)の重量
平均分子量が500,000〜5,000,000であ
り、結着樹脂成分(A)と(B)との割合が15:1〜
7:3である請求項3の画像形成方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01542493A JP3437205B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 画像形成方法 |
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JPH06230602A true JPH06230602A (ja) | 1994-08-19 |
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JP (1) | JP3437205B2 (ja) |
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