JPH0623027A - 消臭シート - Google Patents
消臭シートInfo
- Publication number
- JPH0623027A JPH0623027A JP4215367A JP21536792A JPH0623027A JP H0623027 A JPH0623027 A JP H0623027A JP 4215367 A JP4215367 A JP 4215367A JP 21536792 A JP21536792 A JP 21536792A JP H0623027 A JPH0623027 A JP H0623027A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pyroligneous acid
- deodorizing
- pyroligneous
- powder
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
病人や老人の布団や、その他色々の悪臭を中和させて消
臭するためになされたものであり、木酢液を乾燥粉末に
した木酢原粉(1)を不織布(2)と不織布(2)には
さんだ構成となっており、濡れることにより消臭効果を
発揮する消臭シートである。
臭するためになされたものであり、木酢液を乾燥粉末に
した木酢原粉(1)を不織布(2)と不織布(2)には
さんだ構成となっており、濡れることにより消臭効果を
発揮する消臭シートである。
Description
【発明の詳細な説明】 この消臭シートは病人や寝たきり老人の布団上敷や食器
の水切り用の下敷、あるいはペット用敷物等々の悪臭を
除去するためになされたものである。従来、紙加工品の
防臭に関しては、吸水部に活性炭等臭いの吸着物質を入
れ、その吸着力により消臭を防ぐものはあった。しか
し、吸着による防臭だけでは、臭いのきつい尿臭や便臭
そして体臭等は取り除きにくく、効果はあまりなかっ
た。そこで発明者は木酢液に注目していた。木酢液が尿
臭・便臭をほぼ完全に取り除くことができるということ
は、一部畜産農家では実施されており、よく知られてい
ることである。これは、尿や便に含まれている、アンモ
ニア・アミン等の物質と化合して中和するためと考えら
れている。また木酢液が強い殺菌力を有することも広く
知られていることである。しかも木酢液は飲むこともで
き安全であり価格も安い。これを紙加工品に使用するこ
とができれば、理想的な消臭・防菌のものができると発
明者は考えていた。しかし、木酢液は強い酢酸臭がある
という欠点と液状ということで、これまで紙加工品に使
用することは困難であった。ところが最近木酢液を乾燥
粉末にした木酢原粉が開発された。この木酢原粉には強
い酢酸臭はない、そして水分を吸収すると、木酢液と同
じ消臭・殺菌力を発揮する。しかも粉体であるので,紙
加工品にも容易に使用することができる。まさに紙加工
品にとっては理想の消臭剤である。本発明は、この木酢
原粉を不織布にはさんでシートをつくることで、各種の
悪臭の発生を除去することができた。すなわち布団の上
に消臭シートを敷くと、寝ている人が尿をこぼしたり、
汗をかくと、それが消臭シートを通る。通ると、消臭シ
ートの中にある木酢原粉が溶け、尿や汗の悪臭を中和す
る。ペットにおいても同様である。また食器等では水切
りにフキンを使用するが、長時間のうちに雑菌が繁殖し
て悪臭を発するが、消臭シートを使用することで、悪臭
の発生がなくなると共に、消臭シートに接触している部
分の雑菌の繁殖を抑えるので衛生面からも好ましい。以
下これを図面で説明すれば、 (イ)木酢原粉(1)を不織布(2)と不織布(2)で
はさむ。
の水切り用の下敷、あるいはペット用敷物等々の悪臭を
除去するためになされたものである。従来、紙加工品の
防臭に関しては、吸水部に活性炭等臭いの吸着物質を入
れ、その吸着力により消臭を防ぐものはあった。しか
し、吸着による防臭だけでは、臭いのきつい尿臭や便臭
そして体臭等は取り除きにくく、効果はあまりなかっ
た。そこで発明者は木酢液に注目していた。木酢液が尿
臭・便臭をほぼ完全に取り除くことができるということ
は、一部畜産農家では実施されており、よく知られてい
ることである。これは、尿や便に含まれている、アンモ
ニア・アミン等の物質と化合して中和するためと考えら
れている。また木酢液が強い殺菌力を有することも広く
知られていることである。しかも木酢液は飲むこともで
き安全であり価格も安い。これを紙加工品に使用するこ
とができれば、理想的な消臭・防菌のものができると発
明者は考えていた。しかし、木酢液は強い酢酸臭がある
という欠点と液状ということで、これまで紙加工品に使
用することは困難であった。ところが最近木酢液を乾燥
粉末にした木酢原粉が開発された。この木酢原粉には強
い酢酸臭はない、そして水分を吸収すると、木酢液と同
じ消臭・殺菌力を発揮する。しかも粉体であるので,紙
加工品にも容易に使用することができる。まさに紙加工
品にとっては理想の消臭剤である。本発明は、この木酢
原粉を不織布にはさんでシートをつくることで、各種の
悪臭の発生を除去することができた。すなわち布団の上
に消臭シートを敷くと、寝ている人が尿をこぼしたり、
汗をかくと、それが消臭シートを通る。通ると、消臭シ
ートの中にある木酢原粉が溶け、尿や汗の悪臭を中和す
る。ペットにおいても同様である。また食器等では水切
りにフキンを使用するが、長時間のうちに雑菌が繁殖し
て悪臭を発するが、消臭シートを使用することで、悪臭
の発生がなくなると共に、消臭シートに接触している部
分の雑菌の繁殖を抑えるので衛生面からも好ましい。以
下これを図面で説明すれば、 (イ)木酢原粉(1)を不織布(2)と不織布(2)で
はさむ。
(ロ)不織布(2)と不織布(2)をヒートシールで部
分的に接着させる。部分的に接着させることにより不織
布のもつ柔らかさが保たれる。そして木酢原粉の上か下
に、吸水紙を入れることにより、使い捨ての消臭シーツ
にもなる。この木酢原粉に微香性の粉末香料、例えばベ
ビーパウダーのようなものを入れることにより、より香
りの良いものができる。
分的に接着させる。部分的に接着させることにより不織
布のもつ柔らかさが保たれる。そして木酢原粉の上か下
に、吸水紙を入れることにより、使い捨ての消臭シーツ
にもなる。この木酢原粉に微香性の粉末香料、例えばベ
ビーパウダーのようなものを入れることにより、より香
りの良いものができる。
[図1] 消臭シー卜の斜視図の一例である。 [符号の説明] (1) 木酢原粉 (2) 不織布
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)木酢液を乾燥粉末にした木酢原粉
(1)を不織布(2)と不織布(2)の間にはさむ。 (ロ)不織布(2)と不織布(2)を部分的にヒートシ
ールで接着する。以上のように構成された消臭シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4215367A JPH0623027A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 消臭シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4215367A JPH0623027A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 消臭シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0623027A true JPH0623027A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16671126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4215367A Pending JPH0623027A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 消臭シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623027A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5895625A (en) * | 1996-07-31 | 1999-04-20 | Kawase; Ituko | Funeral deodorant |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4215367A patent/JPH0623027A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5895625A (en) * | 1996-07-31 | 1999-04-20 | Kawase; Ituko | Funeral deodorant |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101126467B1 (ko) | 애완동물의 변기용 흡액 시트 | |
JP2007098152A (ja) | 衛生用紙 | |
JPH0623027A (ja) | 消臭シート | |
JPS63200764A (ja) | 消臭フイルム | |
JP2006247120A (ja) | 介護用シート | |
JP2004135712A (ja) | 患者用敷布 | |
JP2007037553A (ja) | 吸水具 | |
JP3856110B2 (ja) | ペット用シーツ | |
JPH111896A (ja) | 衛生シーツ及びその製法 | |
JP5784668B2 (ja) | 消臭マットセット | |
JPH0753612Y2 (ja) | 吸収シート | |
WO2016166759A1 (en) | Absorbent pad | |
KR20030068357A (ko) | 방취살균3층시트 | |
JP3094895U (ja) | ペット用トイレシート | |
JPH0614670A (ja) | 消臭・防菌ペット用シート | |
KR200397096Y1 (ko) | 1회용 생리대 | |
JP3847272B2 (ja) | 消臭・脱臭剤とそれを使用した消臭・脱臭効果を有する物品、臭気低減システム及び臭気低減方法 | |
JP2669871B2 (ja) | 消臭剤及びその消臭剤を含む排泄物処理用品 | |
JP3031599U (ja) | 防汚シート | |
JP3044091U (ja) | ペット用シーツ | |
JP5269869B2 (ja) | 消臭方法 | |
JPH067398A (ja) | 消臭・防菌紙おむつ及び生理用ナプキン | |
JP2008161150A (ja) | ペット用シート | |
JP3042165U (ja) | バイオパウダー分包体 | |
JPH10263063A (ja) | 糞尿、生理物を消臭するパッド |