JPH06229616A - 風向変更装置 - Google Patents

風向変更装置

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Publication number
JPH06229616A
JPH06229616A JP5034357A JP3435793A JPH06229616A JP H06229616 A JPH06229616 A JP H06229616A JP 5034357 A JP5034357 A JP 5034357A JP 3435793 A JP3435793 A JP 3435793A JP H06229616 A JPH06229616 A JP H06229616A
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JP
Japan
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air
blades
vertical
room
changing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5034357A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutomo Akutsu
保朋 阿久津
Takashi Fudo
孝 不動
Isato Hirata
勇人 平田
Hiroshi Hirose
浩 広瀬
Megumi Horiguchi
恵 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5034357A priority Critical patent/JPH06229616A/ja
Publication of JPH06229616A publication Critical patent/JPH06229616A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、空気調和機から吹出した空気
を室内の隅々に行き渡らせることができる風向変更装置
を提供する。 【構成】 本発明の風向変更装置23は、空気調和機3
の吹出口13の底板15に、縦羽根21の基端部21a
が回動自在に支持されており、縦羽根21の先端部21
bが吹出口の長手方向に傾斜されているので吹出口13
から送風された空気は、吹出口の長手方向に加えて同時
に短手方向にも方向性を有し、吹出された気流は、湾曲
した曲線状に流れるので、室内の隅々まで行き渡る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風向変更装置、特に、
空気調和機の吹出口に配置されて空気の吹出し方向を案
内する風向変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機においては、空気の
吹出口に送風方向を案内する風向変更装置が設けられて
おり、この風向変更装置は、羽根を回動させることによ
って、送風方向を案内するようになっている。
【0003】実公平2ー30674号公報に開示されて
いるように、羽根には、横方向(吹出口の長手方向)に
空気を案内する縦羽根(垂直ルーバ)と、縦方向(吹出
口の短手方向)に空気を案内する水平羽根(水平ルー
バ)とが設けられており、これらの羽根の向きを組み合
わせることによって、右斜め下や、右斜め上方向等、種
々の吹き出し方向に送風できるようになっている。
【0004】従来の縦羽根51は、図6及び図7に示す
ように、その基端部51aが吹出口の底板53に回動自
在に支持されており、縦羽根の先端部51bは基端部5
1aに対して垂直に延出している。尚、図6は吹出口を
正面から見た場合の縦羽根51の正面図であり、図7は
吹出口をその天板55側から見た縦羽根の平面図であ
り、図7において矢印は風向を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
風向変更装置によって、案内された空気は、直線的であ
り、縦羽根と水平羽根を組み合わせて調節しても、室内
の一部であってもその上下に至る立体的範囲や、吹出口
に近接した上下の範囲等、室内の隅々に行き渡らないと
いう問題点がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、簡単な構成で、
空気調和機から吹出した空気を、室内の隅々に行き渡ら
せることができる風向変更装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、空気調和機の吹出口の底板に、縦羽根の
基端部が回動自在に支持された風向変更装置において、
前記縦羽根の先端部が吹出口の長手方向に傾斜されてい
るものである。
【0008】
【作用】本発明の風向変更装置によって、吹出口から送
風される空気は、縦羽根により吹出口の長手方向の吹出
し方向が案内されるが、縦羽根が斜めに傾斜されている
から、吹出口の長手方向に加えて同時に短手方向にも案
内することになる。このように案内の方向が同時に合成
されて、吹出された空気の気流は、湾曲した曲線状にな
るので、室内の一部であってもその上下に至る立体的範
囲や、吹出口に近接した上下の範囲等の隅々まで吹出空
気が行き渡る。
【0009】
【実施例】以下に、添付図面の図1乃至図5を参照し
て、本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0010】図2に示すように、本発明の実施例による
風向変更装置を備えた空気調和機3は、そのケース2内
に、冷媒が導入される熱交換器5と、送風機7と、空気
清浄器9とを備えており、ケース2の正面及び斜め上方
に吸込口11、正面の斜め下側には、吹出口13が形成
されている。
【0011】吹出口13には、底板15とドレンパン1
7とにより、熱交換後の空気を案内する吹出通路19が
規定されており、この吹出通路19内には、本発明に係
る風向変更装置23設けられている。風向変更装置23
は、吹出通路19の略中央に配置された多数の縦羽根2
1と、吹出側に配置された一対の水平羽根25a、25
bとから構成されている。
【0012】風向変更装置23の縦羽根21は、吹出口
の長手方向(以下、横方向という)Sに回動し、水平羽
根25a、25bは吹出口の短手方向(以下、上下方向
という)Tに回動して、それぞれかかる方向に空気を案
内するようなっている。
【0013】図3及び図4に示すように、吹出口13
は、2つの吹出口13a、13bに区画されており、各
吹出口13a、13bには、それぞれ4個の縦羽根21
が設けられ、これらの縦羽根21は連接棒27により基
端部21aが連結されて連動するようになっているが、
連接棒27はモータ等により駆動するものであってもよ
いし、手動により駆動するものであってもよい。
【0014】各縦羽根21は、その基端部21aが底板
15の支持部16において、回動自在に嵌挿されてお
り、ドレンパン17に向かって先端部21bが延出され
ているが、その延出方向(水平羽根の回動方向Tと同じ
方向)に従って、横方向Sに傾斜されている。
【0015】即ち、縦羽根21の中心線は、図1及び図
3に示すように、底板15における支持部16からドレ
ンパン17に向かう垂線Wに対して角度Rで傾斜されて
いる。この角度Rは、送風するべき室内の空間形状や風
力等により異なり、特に制限されるものでないが、好ま
しくは5度乃至30度であり、30度より角度が大きく
なると抵抗が大きくなりすぎるので好ましくない。
【0016】また、本実施例では、一方の吹出口13a
と他方の吹出口13bに配置された2つの縦羽根21群
は、図3に示すように、先端部21が中央に傾くように
対象に傾斜されている。
【0017】次に、本実施例の作用について説明する。
【0018】本実施例によれば、吹出口13から吹出さ
れる空気は、風向変更装置23により、その吹出し方向
が調節され、所望の位置に熱交換された空気が吹出され
る。即ち、送風機7により送風された空気は、吹出通路
19を通って、縦羽根21により主として横方向の吹出
し方向が制御され、続いて水平羽根25a、25bによ
り上下方向の吹出し方向が制御される。
【0019】縦羽根21により案内された空気は、主と
して横方向Sの方向が案内されるが、縦羽根21が傾斜
されているから、同時に上下方向Tにも案内され、斜め
上方と斜め下方向の送風方向性を持ち、複雑な方向の風
を得るがことができる。これにより、直線的な方向の風
でなく上下方向Tに湾曲した方向に流れる気流を得るこ
とができるので、従来十分に送風できなかった、室内の
一部であってもその上下に至る立体的範囲や、吹出口に
近接した上下の範囲等の隅々まで吹出空気が行き渡る。
【0020】ここで、図5を参照して、本実施例により
案内される気流の流れとその効果について詳しく説明す
る。
【0021】Aに示す風向変更装置23の制御では、吹
出口13a、13bの縦羽根21aを、吹出側端部21
cをそれぞれ中央に向けるように回動し、吹出される風
を中央に集中し、水平羽根25a、25bを、垂直にな
る位置に回動している。
【0022】このAの状態では、風は空気調和機3の真
下に向けて集中して送風される、単に真下に直線的に送
風するものでなく、傾斜した縦羽根21の作用により、
上方向に湾曲した方向性を有するから、吹出口より奥ま
った壁側及び室内中央側にも立体的に送風されるととも
に、床に到達した風は、床に沿って室内中央へ流れる。
この状態では真下に集中して空気が送風されるので、床
を暖めたい暖房運転時や風呂上がりなどで冷気を浴びた
い冷房運転時に特に有効である。
【0023】Bに示す風向変更装置23の制御では、吹
出口13a、13bの縦羽根21aを、吹出口側端部2
1cをそれぞれ中央から遠ざかる位置になるように回動
し、風を横方向(左右)に拡散し、水平羽根25a、2
5bを水平になる位置に回動している。
【0024】このBの状態では、風は空気調和機3のや
や上向きの左右方向に向けて送風するものであるが、水
平方向に直線的に送風するものでなく、傾斜した縦羽根
21の作用により、上下方向に湾曲した方向性を有する
から、吹出された空気の一部は、室内の天井側に湾曲す
るように流れ、他部は床側に湾曲するように流れるの
で、空気調和機3の正面の空間を広い範囲に亘って且つ
室内の隅々まで行き渡らせることができる。この状態で
は、やや上向きの左右方向に空気が吹出されるので、部
屋全体を冷房したいときに特に有効である。
【0025】Cに示す風向変更装置の制御では、吹出口
13a、13bの縦羽根21aの吹出口側端部21c
を、共に一方に向く位置になるように、回動し、風を横
方向(図5では図中右方向)に集中させ、水平羽根25
a、25bを水平になる位置に回動している。
【0026】このCの状態では、風は空気調和機3の水
平方向に向けて送風するものであるが、水平方向に直線
的に送風するものでなく、傾斜した縦羽根21の作用に
より、上述のBと同様に上下方向に湾曲した方向性を有
するから、室内の一側部に向けて送風された空気は、一
部は室内の天井側に湾曲するように流れ、他部は床側に
湾曲するように流れるので、空気調和機3の室内の一側
壁部(図5中右)の上下方向全体に亘って送風すること
ができる。
【0027】Dに示す風向変更装置の制御では、吹出口
13a、13bの縦羽根21aを、吹出口側端部を共に
他方に向く位置になるように、回動し、風を横方向(図
5では図中左方向)に集中させ、水平羽根25a、25
bを水平になる位置に回動している。即ち、縦羽根を上
述のC状態と逆の方向に回動させたものである。
【0028】このDの状態では、上述のCと同様に、風
は空気調和機の水平方向に向けて送風され、室内の他側
部(図中左)に向けて送風された空気は、一部は室内の
天井側に湾曲するように流れ、他部は床側に湾曲するよ
うに流れるので、空気調和機3の室内の他側部の上下方
向全体に亘って送風することができる。
【0029】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0030】例えば、上述した実施例では、吹出口を2
つに分割する構成としたが、1つ、3つ、4つ等に分割
するものであってもよい。多数に分割した場合には、更
に種々の範囲に渡って、送風することができる。
【0031】また、一連の縦羽根は同じ方向と角度で傾
斜させたが、それぞれ、傾斜角度を異ならせたり、隣り
合う傾斜の方向を異ならせるものであっても同様な効果
を得ることができる。
【0032】更に、水平羽根は、必ずしも必要でなく、
縦羽根が傾斜されているので横方向に送風することがで
きるから、縦羽根のみで送風方向を制御するものであっ
てもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、縦羽根が傾斜されてい
るから、吹出口の長手方向に加えて同時に短手方向にも
方向性を有し、湾曲した方向に流れる気流を得ることが
できるので、簡単な構成で、空気調和機から吹出した空
気を室内の隅々に行き渡らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風向変更装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例による風向変更装置を備えた空
気調和機の縦断面図である。
【図3】図2に示す風向変更装置を吹出口側から見た正
面図である。
【図4】図2に示す風向変更装置をドレンパン側から見
た平面図である。
【図5】本実施例の風向変更装置の縦羽根と水平羽根と
の位置と、空気の吹出し状態との関係を示した図であ
る。
【図6】従来の風向変更装置を吹出口側から見た正面図
である。
【図7】従来の風向変更装置をドレンパン側から見た平
面図である。
【符号の説明】
3 空気調和機 13 吹出口 15 底板 21 縦羽根 21a 縦羽根の基端部 21b 縦羽根の先端部 R 傾斜角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 浩 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 堀口 恵 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の吹出口の底板に、縦羽根の
    基端部が回動自在に支持された風向変更装置において、
    前記縦羽根の先端部が吹出口の長手方向に傾斜されてい
    ることを特徴とする風向変更装置。
JP5034357A 1993-01-29 1993-01-29 風向変更装置 Pending JPH06229616A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5034357A JPH06229616A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 風向変更装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5034357A JPH06229616A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 風向変更装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06229616A true JPH06229616A (ja) 1994-08-19

Family

ID=12411915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5034357A Pending JPH06229616A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 風向変更装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06229616A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003097837A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Takara Standard Co Ltd レンジフード
JP2009222324A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機、および、空気調和機の制御方法
JP2017044434A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機の室内機

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