JPH06229447A - エンジン補機駆動用変速装置 - Google Patents
エンジン補機駆動用変速装置Info
- Publication number
- JPH06229447A JPH06229447A JP5036223A JP3622393A JPH06229447A JP H06229447 A JPH06229447 A JP H06229447A JP 5036223 A JP5036223 A JP 5036223A JP 3622393 A JP3622393 A JP 3622393A JP H06229447 A JPH06229447 A JP H06229447A
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- Japan
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- gear
- auxiliary machine
- engine
- speed
- planetary gear
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジン補機駆動用変速装置において、補機
駆動をエンジンからの入力で無段増速を可能にし、その
構造の小型化・簡易化する。 【構成】 この発明のエンジン補機駆動用変速装置
は、補機の駆動軸２に回転自在に支持され、外周面に入
力係合部12をもち、内周面に遊星歯車11が回転自在に取
り付けられた中空回転体３と、駆動軸に固着され、中空
回転体内で遊星歯車に噛み合う第１歯車５と、駆動軸に
回転自在に取り付けられ、中空回転体内で遊星歯車に噛
み合う第２歯車７と、補機の固定部１と第２歯車とを係
合離脱し、第２歯車に制動力を加える制動手段13，14と
から構成されている。
駆動をエンジンからの入力で無段増速を可能にし、その
構造の小型化・簡易化する。 【構成】 この発明のエンジン補機駆動用変速装置
は、補機の駆動軸２に回転自在に支持され、外周面に入
力係合部12をもち、内周面に遊星歯車11が回転自在に取
り付けられた中空回転体３と、駆動軸に固着され、中空
回転体内で遊星歯車に噛み合う第１歯車５と、駆動軸に
回転自在に取り付けられ、中空回転体内で遊星歯車に噛
み合う第２歯車７と、補機の固定部１と第２歯車とを係
合離脱し、第２歯車に制動力を加える制動手段13，14と
から構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの回転駆動
を変速してエンジンの補機に伝えるエンジン補機駆動用
変速装置に関する。
を変速してエンジンの補機に伝えるエンジン補機駆動用
変速装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術においては、例えば、実開昭
５６−６５２４９号のようなキャリヤに対する制動手段
及び入力軸・出力軸間のオーバランニングクラッチが設
けられた遊星歯車を用いた二段変速機構がある。又、自
動車の補機駆動用変速装置としては、例えば、特開平２
−２１７６５３号公報に記載のような遊星ローラ軌道輪
を備えた入力側回転体、遊星ローラのキャリアに結合さ
れた出力軸、キャリア・入力側回転体間の一方向クラッ
チ及び回転自在の太陽ローラに対する制動手段を備えた
二段変速機構がある。
５６−６５２４９号のようなキャリヤに対する制動手段
及び入力軸・出力軸間のオーバランニングクラッチが設
けられた遊星歯車を用いた二段変速機構がある。又、自
動車の補機駆動用変速装置としては、例えば、特開平２
−２１７６５３号公報に記載のような遊星ローラ軌道輪
を備えた入力側回転体、遊星ローラのキャリアに結合さ
れた出力軸、キャリア・入力側回転体間の一方向クラッ
チ及び回転自在の太陽ローラに対する制動手段を備えた
二段変速機構がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】自動車の補機駆動用変
速装置は、エンジンからの回転入力で補機の回転駆動を
行うに際し、エンジンの始動・低速時には、低速状態に
あるエンジンの回転、即ち低速状態にある入力側回転を
増速して補機側の出力軸に増速伝動しなければならな
い。上記の実開昭５６−６５２４９号の二段変速機構を
自動車の補機駆動用変速装置として用いた場合にも、
又、特開平２−２１７６５３号公報に記載の自動車補機
駆動用変速装置を用いた場合にも、エンジンの始動・低
速時の低速状態における増速伝動においてはキャリヤ又
は太陽ローラに対する制動手段が外部からの入力により
働かされる。
速装置は、エンジンからの回転入力で補機の回転駆動を
行うに際し、エンジンの始動・低速時には、低速状態に
あるエンジンの回転、即ち低速状態にある入力側回転を
増速して補機側の出力軸に増速伝動しなければならな
い。上記の実開昭５６−６５２４９号の二段変速機構を
自動車の補機駆動用変速装置として用いた場合にも、
又、特開平２−２１７６５３号公報に記載の自動車補機
駆動用変速装置を用いた場合にも、エンジンの始動・低
速時の低速状態における増速伝動においてはキャリヤ又
は太陽ローラに対する制動手段が外部からの入力により
働かされる。
【０００４】即ち、自動車の場合、その外部からの入力
は、バッテリーからの入力となり、そのエネルギ消費
は、エンジンの運転上、不都合である。又、外部からの
入力による制動は、タイミングが遅れて、エンジンの始
動・低速時の低速状態における補機増速効果が十分に発
揮されない。
は、バッテリーからの入力となり、そのエネルギ消費
は、エンジンの運転上、不都合である。又、外部からの
入力による制動は、タイミングが遅れて、エンジンの始
動・低速時の低速状態における補機増速効果が十分に発
揮されない。
【０００５】更に、実開昭５６−６５２４９号の二段変
速機構及び特開平２−２１７６５３号公報に記載の自動
車の補機駆動用変速装置は、いずれもエンジンからの回
転入力側と補機側の回転出力側との回転方向が逆とな
り、自動車の設計上、不都合である。これに対して、入
出力回転同方向にするため、内歯歯車が加った遊星歯車
機構も考えられるが、要求される２倍増速は、一段の遊
星歯車では困難である上、内歯歯車が加った遊星歯車機
構は、振動・騒音が大きくなると共に、内歯歯車は加工
が難かしく、コストアップにつながる。
速機構及び特開平２−２１７６５３号公報に記載の自動
車の補機駆動用変速装置は、いずれもエンジンからの回
転入力側と補機側の回転出力側との回転方向が逆とな
り、自動車の設計上、不都合である。これに対して、入
出力回転同方向にするため、内歯歯車が加った遊星歯車
機構も考えられるが、要求される２倍増速は、一段の遊
星歯車では困難である上、内歯歯車が加った遊星歯車機
構は、振動・騒音が大きくなると共に、内歯歯車は加工
が難かしく、コストアップにつながる。
【０００６】又、特開平２−２１７６５３号公報に記載
の自動車の補機駆動用変速装置は、摩擦伝導であるの
で、加減速時に滑りが生じる欠点がある。この考案は、
上記の従来の技術における諸欠点を解消したエンジン補
機駆動用変速装置を提供するものである。
の自動車の補機駆動用変速装置は、摩擦伝導であるの
で、加減速時に滑りが生じる欠点がある。この考案は、
上記の従来の技術における諸欠点を解消したエンジン補
機駆動用変速装置を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明のエンジン補機
駆動用変速装置は、補機の駆動軸に回転自在に支持さ
れ、外周面に入力係合部をもち、内周面に遊星歯車が回
転自在に取り付けられた中空回転体と、駆動軸に固着さ
れ、中空回転体内で遊星歯車に噛み合う第１歯車と、駆
動軸に回転自在に取り付けられ、中空回転体内で遊星歯
車に噛み合う第２歯車と、補機の固定部と第２歯車とを
係合離脱し、第２歯車に制動力を加える制動手段とから
構成されている。
駆動用変速装置は、補機の駆動軸に回転自在に支持さ
れ、外周面に入力係合部をもち、内周面に遊星歯車が回
転自在に取り付けられた中空回転体と、駆動軸に固着さ
れ、中空回転体内で遊星歯車に噛み合う第１歯車と、駆
動軸に回転自在に取り付けられ、中空回転体内で遊星歯
車に噛み合う第２歯車と、補機の固定部と第２歯車とを
係合離脱し、第２歯車に制動力を加える制動手段とから
構成されている。
【０００８】
【作用】上記のエンジン補機駆動用変速装置において、
エンジンにより入力係合部を介して中空回転体が回転駆
動される。制動手段が消勢されている場合、即ちクラッ
チとして開放作動した場合には、第２歯車の回転は拘束
されないので、遊星歯車は自転しないで、中空回転体の
回転は、そのまま遊星歯車の公転のみとなり、第１歯車
は、遊星歯車と共に中空回転体と一体的に回転する。従
って、駆動軸、即ち補機は、中空回転体と同一回転速度
で同一方向に回転する。
エンジンにより入力係合部を介して中空回転体が回転駆
動される。制動手段が消勢されている場合、即ちクラッ
チとして開放作動した場合には、第２歯車の回転は拘束
されないので、遊星歯車は自転しないで、中空回転体の
回転は、そのまま遊星歯車の公転のみとなり、第１歯車
は、遊星歯車と共に中空回転体と一体的に回転する。従
って、駆動軸、即ち補機は、中空回転体と同一回転速度
で同一方向に回転する。
【０００９】制動手段が付勢され、制御された適宜の制
動力が第２歯車に加えられている場合には、第２歯車の
回転は制動される。そして、最大の制動力が加えられた
場合、即ちクラッチとして係合作動した場合には、第２
歯車の回転は、完全に拘束されて、固定状態に維持され
る。すると、中空回転体の回転は、遊星歯車の公転とな
り、公転する遊星歯車は、固定されている第２歯車と噛
み合っているので自転も行う。従って、第１歯車は、遊
星歯車の公転と同一速度の回転に遊星歯車の自転による
回転が加えられた増速回転速度で回転する。
動力が第２歯車に加えられている場合には、第２歯車の
回転は制動される。そして、最大の制動力が加えられた
場合、即ちクラッチとして係合作動した場合には、第２
歯車の回転は、完全に拘束されて、固定状態に維持され
る。すると、中空回転体の回転は、遊星歯車の公転とな
り、公転する遊星歯車は、固定されている第２歯車と噛
み合っているので自転も行う。従って、第１歯車は、遊
星歯車の公転と同一速度の回転に遊星歯車の自転による
回転が加えられた増速回転速度で回転する。
【００１０】第１・第２歯車の歯数が同一歯数であると
すると、駆動軸、即ち補機の回転速度は、中空回転体の
回転速度の２倍となる。即ち、補機は、中空回転体と同
一方向に２倍に増速されて回転する。第２歯車に対する
制動手段による制動力は、上記のように零の完全開放か
ら最大の固定までの範囲で適宜制御される。即ち、補機
は、中空回転体と同一方向に同一速度から２倍速度まで
の範囲で制御された適宜の回転速度で回転される。
すると、駆動軸、即ち補機の回転速度は、中空回転体の
回転速度の２倍となる。即ち、補機は、中空回転体と同
一方向に２倍に増速されて回転する。第２歯車に対する
制動手段による制動力は、上記のように零の完全開放か
ら最大の固定までの範囲で適宜制御される。即ち、補機
は、中空回転体と同一方向に同一速度から２倍速度まで
の範囲で制御された適宜の回転速度で回転される。
【００１１】
【実施例】この発明の実施例におけるエンジン補機駆動
用変速装置を図面に従って説明する。なお、以下の説明
における左右方向は、図１における方向である。
用変速装置を図面に従って説明する。なお、以下の説明
における左右方向は、図１における方向である。
【００１２】図１において、オルタネータ、ポンプ等の
補機ハウジング１から突出した駆動軸２の突出端部に
は、変速装置の円筒カップ形のハウジング３が回転自在
に支持されている。即ち、開口側（左側）を補機ハウジ
ング１の方に向けたハウジング３の端壁３ａが軸受４で
回転自在に支承されている。ハウジング３内において、
端壁３ａ側には、大傘歯車５がキー６を介して駆動軸２
に取り付けられていると共に、開口側には、大傘歯車７
が軸受８，８を介して回転自在に取り付けられており、
大傘歯車７のボス部７ａには、ハウジング３の開口端部
が軸受９を介して支承されている。又、ハウジング３の
周壁３ｂから半径方向にハウジング内に突出した突出軸
10には小傘歯車11が回転自在に取り付けられており、小
傘歯車11は、両大傘歯車５，７に噛み合っている。
補機ハウジング１から突出した駆動軸２の突出端部に
は、変速装置の円筒カップ形のハウジング３が回転自在
に支持されている。即ち、開口側（左側）を補機ハウジ
ング１の方に向けたハウジング３の端壁３ａが軸受４で
回転自在に支承されている。ハウジング３内において、
端壁３ａ側には、大傘歯車５がキー６を介して駆動軸２
に取り付けられていると共に、開口側には、大傘歯車７
が軸受８，８を介して回転自在に取り付けられており、
大傘歯車７のボス部７ａには、ハウジング３の開口端部
が軸受９を介して支承されている。又、ハウジング３の
周壁３ｂから半径方向にハウジング内に突出した突出軸
10には小傘歯車11が回転自在に取り付けられており、小
傘歯車11は、両大傘歯車５，７に噛み合っている。
【００１３】ハウジング３の周壁３ｂの外周面には、プ
ーリ12が取り付けられている。プーリ12には、エンジン
の出力軸のプーリとの間に無端ベルトが巻き掛けられて
いる。そして、補機ハウジング１に面して大傘歯車７の
ボス部７ａには、制動板13が固着されており、補機ハウ
ジング１には、制動板13に係合離脱自在の制動作動部材
14が設けられている。制動作動部材14には、普通の電磁
制動や油圧制動等適宜の手段が用いられる。そして、電
磁制動の励磁電流や油圧制動の油圧回路は、図示しない
制御装置で制御されるようになっている。
ーリ12が取り付けられている。プーリ12には、エンジン
の出力軸のプーリとの間に無端ベルトが巻き掛けられて
いる。そして、補機ハウジング１に面して大傘歯車７の
ボス部７ａには、制動板13が固着されており、補機ハウ
ジング１には、制動板13に係合離脱自在の制動作動部材
14が設けられている。制動作動部材14には、普通の電磁
制動や油圧制動等適宜の手段が用いられる。そして、電
磁制動の励磁電流や油圧制動の油圧回路は、図示しない
制御装置で制御されるようになっている。
【００１４】上記のエンジン補機駆動用変速装置の作用
について説明する。図示しないエンジンによりベルト伝
動でプーリ12が回転駆動されると、ハウジング３が例え
ば時計回りに回転する。
について説明する。図示しないエンジンによりベルト伝
動でプーリ12が回転駆動されると、ハウジング３が例え
ば時計回りに回転する。
【００１５】制動作動部材14が消勢されている場合、即
ちクラッチとして開放作動した場合には、制動板13、即
ち大傘歯車７の回転は拘束されないので、小傘歯車11は
自転しないで、ハウジング３の回転は、そのまま小傘歯
車11の公転のみとなり、大傘歯車５は、大傘歯車７と共
にハウジング３と一体的に回転する。従って、駆動軸
２、即ち補機は、プーリ12と同一回転速度で同一方向に
回転する。
ちクラッチとして開放作動した場合には、制動板13、即
ち大傘歯車７の回転は拘束されないので、小傘歯車11は
自転しないで、ハウジング３の回転は、そのまま小傘歯
車11の公転のみとなり、大傘歯車５は、大傘歯車７と共
にハウジング３と一体的に回転する。従って、駆動軸
２、即ち補機は、プーリ12と同一回転速度で同一方向に
回転する。
【００１６】制動作動部材14が付勢され、制動板13に制
御された適宜の制動力が加えられている場合には、制動
板13、即ち大傘歯車７の回転は制動される。そして、最
大の制動力が加えられた場合、即ちクラッチとして係合
作動した場合には、制動板13、即ち大傘歯車７の回転
は、完全に拘束されて、固定状態に維持される。する
と、ハウジング３の回転は、小傘歯車11の公転となり、
公転する小傘歯車11は、固定されている大傘歯車７と噛
み合っているので自転も行う。従って、大傘歯車５は、
小傘歯車11の公転と同一速度の回転に小傘歯車11の自転
による回転が加えられた増速回転速度で回転する。
御された適宜の制動力が加えられている場合には、制動
板13、即ち大傘歯車７の回転は制動される。そして、最
大の制動力が加えられた場合、即ちクラッチとして係合
作動した場合には、制動板13、即ち大傘歯車７の回転
は、完全に拘束されて、固定状態に維持される。する
と、ハウジング３の回転は、小傘歯車11の公転となり、
公転する小傘歯車11は、固定されている大傘歯車７と噛
み合っているので自転も行う。従って、大傘歯車５は、
小傘歯車11の公転と同一速度の回転に小傘歯車11の自転
による回転が加えられた増速回転速度で回転する。
【００１７】両大傘歯車５，７の歯数が同一歯数である
とすると、駆動軸２、即ち補機の回転速度は、プーリ1
2、即ちハウジング３の回転速度の２倍となる。即ち、
補機は、ハウジング３と同一方向に２倍に増速されて回
転する。制動板13に対する制動力は、図示しない制御装
置により上記のように零の完全開放から最大の固定まで
の範囲で適宜制御される。即ち、補機は、プーリ12、即
ちハウジング３と同一方向に同一速度から２倍速度まで
の範囲で制御された適宜の回転速度で回転される。
とすると、駆動軸２、即ち補機の回転速度は、プーリ1
2、即ちハウジング３の回転速度の２倍となる。即ち、
補機は、ハウジング３と同一方向に２倍に増速されて回
転する。制動板13に対する制動力は、図示しない制御装
置により上記のように零の完全開放から最大の固定まで
の範囲で適宜制御される。即ち、補機は、プーリ12、即
ちハウジング３と同一方向に同一速度から２倍速度まで
の範囲で制御された適宜の回転速度で回転される。
【００１８】
【発明の効果】この発明によるエンジン補機駆動用変速
装置は、被駆動装置であるエンジン補機と制動装置との
取付け方向が同一であり、作動装置が貫通形式であるた
め、小型化され、装着スペースが少なくて済むと共に、
コスト高及び振動・騒音増大につながる内歯歯車を用い
ない簡単な歯車機構であるので、加減速における伝動に
滑りもない。
装置は、被駆動装置であるエンジン補機と制動装置との
取付け方向が同一であり、作動装置が貫通形式であるた
め、小型化され、装着スペースが少なくて済むと共に、
コスト高及び振動・騒音増大につながる内歯歯車を用い
ない簡単な歯車機構であるので、加減速における伝動に
滑りもない。
【００１９】しかも、この発明のエンジン補機駆動用変
速装置によれば、エンジンの始動・低速時に、外部から
の入力、例えばバッテリーからの入力を必要としないで
補機をエンジン速度に対し同一速度から２倍速度までの
範囲で制御された適宜の回転速度で増速することができ
るので、バッテリ消費が防止され、しかも外部からの入
力による増速でないので、即応性が高く、エンジンの始
動・低速時の低速状態における補機増速効果が十分に発
揮される。
速装置によれば、エンジンの始動・低速時に、外部から
の入力、例えばバッテリーからの入力を必要としないで
補機をエンジン速度に対し同一速度から２倍速度までの
範囲で制御された適宜の回転速度で増速することができ
るので、バッテリ消費が防止され、しかも外部からの入
力による増速でないので、即応性が高く、エンジンの始
動・低速時の低速状態における補機増速効果が十分に発
揮される。
【図１】この発明の実施例におけるエンジン補機駆動用
変速装置変速装置の断面正面図である。
変速装置変速装置の断面正面図である。
１ 補機ハウジング ２ 駆動軸 ３ ハウジング ３ａ 端壁 ３ｂ 周壁 ４，８，９ 軸受 ５，７ 大傘歯車 ７ａ ボス部 10 突出軸 11 小傘歯車 12 プーリ 13 制動板 14 制動作動部材
Claims (1)
- 【請求項１】 補機の駆動軸に回転自在に支持され、外
周面に入力係合部をもち、内周面に遊星歯車が回転自在
に取り付けられた中空回転体と、前記駆動軸に固着さ
れ、前記中空回転体内で前記遊星歯車に噛み合う第１歯
車と、前記駆動軸に回転自在に取り付けられ、前記中空
回転体内で前記遊星歯車に噛み合う第２歯車と、補機の
固定部と前記第２歯車とを係合離脱し、前記第２歯車に
制動力を加える制動手段とから構成されたエンジン補機
駆動用変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5036223A JPH06229447A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | エンジン補機駆動用変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5036223A JPH06229447A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | エンジン補機駆動用変速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06229447A true JPH06229447A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12463784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5036223A Pending JPH06229447A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | エンジン補機駆動用変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06229447A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5354804A (en) * | 1991-05-09 | 1994-10-11 | Tosoh Corporation | Method of emulsifying thermoplastic resin composition |
| KR20000036723A (ko) * | 2000-03-27 | 2000-07-05 | 김병래 | 원추형 나사기어를 이용한 기어식 무단변속기 |
| US6942048B2 (en) | 2001-02-22 | 2005-09-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Accessory drive apparatus |
| JP2013029106A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Hamilton Sundstrand Corp | モータジェネレータ・原動機ギアアッセンブリ |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP5036223A patent/JPH06229447A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5354804A (en) * | 1991-05-09 | 1994-10-11 | Tosoh Corporation | Method of emulsifying thermoplastic resin composition |
| KR20000036723A (ko) * | 2000-03-27 | 2000-07-05 | 김병래 | 원추형 나사기어를 이용한 기어식 무단변속기 |
| US6942048B2 (en) | 2001-02-22 | 2005-09-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Accessory drive apparatus |
| JP2013029106A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Hamilton Sundstrand Corp | モータジェネレータ・原動機ギアアッセンブリ |
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