JPH0622938Y2 - 制御機器の端子部構造 - Google Patents

制御機器の端子部構造

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JPH0622938Y2
JPH0622938Y2 JP1988134853U JP13485388U JPH0622938Y2 JP H0622938 Y2 JPH0622938 Y2 JP H0622938Y2 JP 1988134853 U JP1988134853 U JP 1988134853U JP 13485388 U JP13485388 U JP 13485388U JP H0622938 Y2 JPH0622938 Y2 JP H0622938Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案はカウンタ装置等に適用される制御機器の端子
部構造に関するものである。
〈従来技術とその問題点〉 従来、たとえばカウンタ装置の端子部構造として、第9
図および第10図に示すものがある。すなわち、これ
は、フロントケース101とで装置ケース102を構成
するリアケース103の後面に上下および左右方向に配
列される複数の端子窓部104を形成し、端子ねじ10
5が装着されて、端子台106における絶縁隔壁107
の各間に装着された複数個の端子金具108の接続固定
片108aを、プリント配線基板109に自動半田手段
で半田付けして、このプリント配線基板109をフロン
トケース101に組み付けた状態で上記リアケース10
3内にこのケース内壁に対して所定間隔存するように配
置し、上記端子金具108を上記端子窓部104から臨
出させたものである。
しかし、上記従来のものは、端子金具108をプリント
配線基板109側に自動半田付けできるものの、端子台
106に絶縁隔壁107を一体形成してあるので、自動
半田付け時の熱で上記絶縁隔壁107が溶けないように
この絶縁隔壁107を含めて絶縁台106の全体をプリ
ント配線基板109の上に配置しなければならない。し
たがつて、各端子金具108の上記配線基板面からの高
さ位置が上記絶縁隔壁107で規制され、隣接する端子
金具108相互の有効絶縁距離Hを確保しようとすれ
ば、上記配線基板面から端子金具設定位置、つまり、端
子ねじ105の中心までの距離Lが長くなり、リアケー
ス103の後面に設定される端子金具107の数が制約
されるのを強いられる。
〈考案の目的〉 この考案は上記従来のものの不具合を解消するためにな
されたもので、端子金具のプリント配線基板への自動半
田付けが行えるうえ、端子金具の隣接するものとの間の
絶縁性の向上と端子設定数の増数を図り得る制御機器の
端子部構造を提供することを目的としている。
〈考案の構成と効果〉 この考案に係る制御機器の端子部構造は、制御機器ケー
ス内にプリント配線基板を対面するケース内壁に対して
所定間隔を存する状態に収容し、上記ケースの後面に少
なくとも3列に配される複数の端子窓部を形成して、複
数の端子金具を上記ケース内から端子窓部に臨出させる
合成樹脂製の端子台と上記端子金具とに両者の嵌合部を
形成し、上記プリント配線基板の後端側に形成された孔
部に係止される位置決め用の係合突片を上記端子台のう
ちの少なくとも最外列に位置する2つの端子台に形成し
て、上記プリント配線基板の後端側の透孔に挿通してろ
う付けされる接続固定片を少なくとも最外列の2つの端
子台に装着される端子金具に形成し、上記端子窓部の隣
接するものとの間に位置して上記プリント配線基板の基
板面と直交する方向の各一端がケース内壁近接位置まで
延設された端子金具絶縁隔壁用の複数の仕切壁部を上記
ケースに一体形成し、上記最外列の2つの端子台にはさ
まれた列の端子台を上記最外列の2つの端子台に分けて
一体形成して、上記最外列の2つの端子台にはさまれた
列の端子台からの端子金具の逸脱を阻止する張出片を上
記最外列の2つの端子台に一体形成したものである。
この考案によれば、端子金具が嵌合保持された端子台を
プリント配線基板に取り付けて自動半田付けが行えるう
え、端子金具が端子台を介してプリント配線基板に位置
決めされるので、端子金具の端子窓部への位置合せが容
易で組立性の簡易化が図れ、しかも、端子金具間の絶縁
隔壁としての仕切壁部を端子台ではなくケース側に形成
したから、絶縁距離を確保したうえで、プリント配線基
板面から端子金具の端子ねじ中心までの距離を短寸にし
て端子金具設定数を増数することが可能となる。とく
に、最外列の端子台にはさまれた列の端子台を上記最外
列の端子台に分けて一体形成したから、端子部の強度を
増強できるうえ、上記最外列の端子台に形成した張出片
により、それらにはさまれた列の端子台の端子金具の逸
脱を防止することができるため、一層、構造の簡素化が
図れる。
〈実施例の説明〉 以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて説明す
る。
第1図、第2図および第3図はそれぞれこの考案に係る
制御機器の端子部構造をカウンタ装置に適用した例を示
す分解斜視図、側面断面図および後面図である。
同図において、1は電気絶縁性合成樹脂等からなる角筒
形のリアケースであり、前部開口端部1aに嵌着される
フロントケース2とで装置ケース3を構成している。上
記リアケース1の後端には、第4図に示す複数の仕切壁
部4と上下両側の垂直壁部5(5A,5B)とで区画さ
れて上下および左右方向に配列される端子窓部6(6A
〜6D)が形成されている。上記仕切壁部4は端子金具
絶縁隔壁として上記リアケース1に一体形成されたもの
であり、後述するプリント配線基板の基板面と直交する
各一端4aはリアケース1の内壁に近接する位置まで延
設されている。
7(7A,7B)は回路部品(図示せず)が装着されて
上下方向で対向配置されたプリント配線基板であり、上
記リアケース1内に収容されている。上記上下のプリン
ト配線基板7A,7Bはそれぞれ上記リアケース1の上
下の各内壁に形成されたガイドレール8,9(第5図)
に支持されて上記内壁に対して高床状に設置される。
10(10A〜10D)は上記端子窓部6A〜6Dに対
向して設定される端子金具であり、それぞれ端子ねじ1
1(第1図では図示を省略)が装着されている。
12(12A〜12D)は端子台であり、端子台12
A,12Bは最外列である上下の列の端子窓6A,6B
にそれぞれ対応しており、複数個を1組とする端子金具
10A,10Bが装着されるようになつている。端子台
12C,12Dは中央の列の端子窓6C,6Dに対応し
ており、それぞれ端子金具10C,10Dが装着され
る。上記端子台12Cは上記下側の端子台12Bの上面
の右端寄りに一体形成され、端子台12Dは上側の端子
台12Aの下面の左端寄りに一体形成されており、これ
により上記2つの端子台12A,12Bは互にかみ合う
略L形となつている。
上記端子金具10は第6図のように金属板を略L字形に
折曲形成したものであり、一片部10aには上記端子ね
じ11が螺着されるねじ孔部13が形成され、さらに一
片部10aの先端には、突起14が形成され、また他片
部10bには対応するプリント配線基板7A,7Bに形
成された透孔15に挿入されて半田付けされる接続固定
片16が折曲形成されている。端子金具10A,10B
の各接続固定片16が上記プリント配線基板7A,7B
の各透孔15に接続される。
上記端子台12(12A,12B)は第7図(A)〜
(C)に示すように電気絶縁性の合成樹脂で形成された
もので、それぞれ端子ねじ11の侵入を妨げない空洞部
17を有する。この端子台12の上面後縁部には、上記
端子金具10の突起14を嵌入させる嵌合孔18が形成
され、さらに下面には、上記端子金具10の他片部10
bに形成された切込部19に嵌合される突部20が一体
形成されており、これら突起14と嵌合孔18ならびに
切込部19と突起20はそれぞれ上記端子金具10を端
子台12に保持させる両者10,12の第1および第2
の嵌合部を構成している。
21,21はそれぞれ上記端子台12A,12Bの各下
面に突設された係合突片であり、対応するプリント配線
基板7A,7Bの一端に形成された切欠状の孔部22,
22に係着されて上記端子台12A,12Bを位置決め
させるようになつている。23は上記端子台12A,1
2Bにおける各端子金具設定間に位置して形成された溝
部であり、前記仕切壁部4の根元4a(第5図)に嵌入
されるものである。24,24は上記端子台12A,1
2Bにおける両側端面に形成された弾性係合片であり、
上記リアケース1の後部側の左右側面に形成された係合
孔25,25に係脱可能に係合するようになつている。
上記端子台12A,12Bの各下面には、それぞれ第7
図に示すように連結孔26A,26Bが形成されてお
り、上側端子台12Aの連結孔26Aには、端子台12
Cに形成された連結ピン27Bが嵌入され、下側端子台
12Bの連結孔26Bに端子台12Dに形成された連結
ピン27Aに嵌入されるようになつている。
28A,28Bはそれぞれ上記端子台12A,12Bの
各対向面に突設された張出片であり、張出片28Aは端
子台12Dの端子金具10Dに対して側方への逸脱を阻
止し、張出片28Bは端子台12Cの端子金具10Cに
対して側方への逸脱を阻止するように構成されている。
29は上記端子金具10に形成されたリード線接続孔で
ある。
30,30は上記プリント配線基板7A,7Bの前部側
両側に形成された係合凸部であり、上記フロントケース
2の係合腕片31に形成された係止スリツト31a,3
1aを係合させるものである。
上記リアケース1の前側開口端部1aには、上記フロン
トケース2の上下および左右の側面2bの周辺を被うカ
ラー部1bが一体形成されている。
上記フロントケース2は透明な合成樹脂で形成されてお
り、その前面における表示面部2aに対応して、内部に
は、周知の液晶表示器32ならびにこの液晶表示器32
の後側に位置するバツクライトモジユール33が配設さ
れている。34は上記バツクライトモジユール33が装
着されて縦姿勢に配置された液晶表示器駆動回路用プリ
ント配線基板であり、上記液晶表示器32との間には上
下1対のゴムコネクタ35,35が介在されている。
上記配線基板34の上側端面および左右両側端面には、
係合突部34aがそれぞれ形成されており、これら係合
突部34aを上記フロントケース2の後面の上側および
左右両側縁に突設されたフツク片36にそれぞれ係止し
て、上記配線基板34を上記フロントケース2に取り付
けてあり、これにより上記液晶表示器32等もフロント
ケース2側に保持されている。37は上記フロントケー
ス2の側面2bに形成された溝、38は上記溝37に嵌
着されたOリングである。
上記フロントケース2の前面には、上記表示面部2aの
下方に位置して浅い凹所39が形成されており、この凹
所39には、周知のシートスイツチ40が嵌着されてい
る。41は上記凹所39に形成されてシートスイツチ4
0のリード部40aを挿通させる挿通孔である。42は
上記フロントケース2の前面に貼着された非透光性のフ
ロントシートであり、上記表示面部2aの露出孔43が
形成されている。
つぎに上記構成のカウンタ装置の組付手順を説明する。
端子金具10の一片部10aの突起14をそれぞれに対
応する端子台12の嵌合孔18に嵌入するとともに、他
片部10bの切込部19を端子台12の突部20に嵌合
することにより、端子金具10は端子台12に保持され
て第8図のように上側および下側の端子ブロツク80
A,80Bが構成される。この状態で、上記端子金具1
0A,10Bの各接続固定片16をプリント配線基板7
A,7Bの各透孔15に挿入する一方、端子台12A,
12Bの各係合突片21をプリント配線基板7A,7B
の各孔部22に係止させる。これにより、各端子金具1
0A,10Bは端子台12A,12Bを介して位置決め
されてプリント配線基板7A,7Bにそれぞれ仮止めさ
れる。すなわち、複数個を1組とする端子金具10A,
10Bはそれぞれ各端子台12A,12Bに互の設定間
隔が位置決めされた状態でプリント配線基板7A,7B
に取り付けられる。
この後、上記プリント配線基板7A,7Bの裏面(プリ
ント面)に対してろう付け、たとえば半田付けフローを
行い、端子金具10A,10Bの各接続固定片16を上
記プリント配線基板7A,7Bの裏面に固定する。この
時、上記端子台12A,12Bの各係合突片21は半田
付けの時の熱で溶けるが、これが溶けるまでには、上記
接続固定片16が半田で固定されるので、位置ずれのお
それは全くなく、むしろ上記接続固定片16の溶解固着
により、端子台12A,12Bの固定強度の強化に寄与
することができる。上記半田付けフロー工程を経ること
により、端子金具10のプリント配線基板7への接続と
固定が達成される。
上側の端子ブロツク80Aと下側の端子ブロツク80B
とは、連結孔26A,26Bに連結ピン27A,27B
を嵌入することにより、かみ合い状態に連結され、これ
により、端子ブロツク集合体81(第8図)が構成され
る。
端子台12C,12Dにおける端子金具10C,10D
は、リード線接続孔29に半田付けされたリード線44
(第2図)により、それぞれプリント配線基板7A,7
Bに接続される。
一方、フロントケース2の後側に液晶表示器32を配置
し、バツクライトモジユール33が装着されたプリント
配線基板34と上記液晶表示器32との間をゴムコネク
タ35で接続した状態で、上記配線基板34の係合突部
34aを上記フロントケース2側のフツク片36に係合
させて、上記液晶表示器32等をフロントケース2側に
保持させる。さらに上記フロントケース2の前面の凹所
39にシートスイツチ40を設定した後、上記前面に非
透光性のフロントシート42を貼着する。
この後、プリント配線基板7A,7Bの係合凸部30,
30をフロントケース2側の係止スリツト31a,31
aに係合させた状態で、上記プリント配線基板7A,7
Bをそれぞれ上側および下側のガイドレール8,9でガ
イドさせてリアケース1内に挿入する。この時、上記端
子台12A,12Bにおける弾性係合片24,24をリ
アケース1の係合孔25に係合させれば、上記プリント
配線基板7等は、上記ケース3内に収納保持される。
この時、上記上側のプリント配線基板7Aは上側のガイ
ドレール8,9と端子台12Aとの間に挟持され、下側
のプリント配線基板7Bは下側のガイドレール8,9と
端子台12Bとの間に挟持される。
一方、端子台12A,12Bにそれぞれ形成された溝部
23がリアケース1の後端の仕切片部4の各根元部4b
に嵌入されるため、端子窓部6(6A〜6D)に端子ブ
ロツク80A,80Bの各端子金具10A〜10Dが臨
出して設定される。
このように、端子金具10をプリント配線基板7A,7
Bにかしめ止めしなくても固定でき、さらに複数の端子
金具10が端子台12を介して位置決めされて半田等で
ろう付け固定されるため、端子金具10と端子台12と
からなる端子ブロツクをリアケース1に挿入した時に上
記端子金具10をスムースに端子窓部6に臨出させるこ
とができ、組立の高能率化を確約することができる。
とくに、上記複数の端子金具10の隣接するものとの間
の絶縁隔壁としての仕切壁部4を端子台12ではなくリ
アケース1側に一体形成し、かつ各仕切壁部4の一端4
aをプリント配線基板7に対面するリアケース1の上下
の内壁まで延設したので、端子金具10の隣接するもの
に対する有効絶縁距離Hは、第2図および第3図に示す
ように仕切壁部4におけるプリント配線基板7の基板面
からリアケース1の内壁までの間の部分の長さで確保で
き、換言すれば、上記基板面から端子ねじ11の中心で
決まる端子金具設定位置までの距離Lを短くして端子設
定数を多くとることが可能となる。
ところで、この種端子構造として、第11図に示すよう
に上下のプリント配線基板109A,109Bにそれぞ
れ接続される端子金具111A,111Bを上下の端子
台110A,110Bにそれぞれ装着し、両端子台11
0A,110Bとの間に中央列の端子金具111C,1
11Dが装着された別の端子台110C,110Dを配
置し、これら端子台110C,110Dに端子金具固定
用の配線基板109C,109Dを係着して、該配線基
板109C,109Dと上記上下のプリント配線基板1
09A,109Bとの間をリード線(図示せず)で配線
するようにしたものがある。
しかし、このものは、上下の端子台110A,110B
に対して中央列の端子台110C,110Dが別体構成
のため、組立状態での端子ブロツクの機械的強度に劣る
欠点があり、しかも端子金具111C,111Dの抜け
止め用として小片状の配線基板109C,109Dを用
いているため、部品点数も多くなり、組立にも手間がか
かり、生産コストが高くなる。
この点に対して、前記実施例のものでは、上下の端子台
12A,12Bに対して中央列の端子台12C,12D
がそれぞれ一体形成されてそれぞれが略L形となつてい
るため、互にかみ合い状に連結されて機械的強度が高め
られる。しかも、端子台12A,12Bに一体形成した
張出片28A,28Bにより、上記端子台12C,12
Dの端子金具10C,10Dの逸脱をそれぞれ阻止させ
てあるため、前記小片状の配線基板を使用するものに比
して部品点数も少なくなり、組立も簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれこの考案に係る
制御機器の端子部構造をカウンタ装置に適用した一例を
示す分解斜視図、側面断面図および後面図、第4図は同
カウンタ装置の組立前のリアケースの後面図、第5図は
第4図のA−O−A線断面図、第6図は同カウンタ装置
における端子金具を示す斜視図、第7図(A)は同端子
金具が装着される端子台を示す後面図、第7図(B)は
同図(A)のB−B線断面図、第7図(C)は同端子台
の上面図、第8図は同カウンタ装置の端子台の組付状態
を示す図、第9図および第10図はそれぞれ従来の制御
機器の端子部構造を有するカウンタ装置の側面断面図お
よび後面図、第11図は端子窓を3列にした端子部構造
の提案例を示す要部の分解斜視図である。 3……制御機器ケース、4……仕切壁部、4a……一
端、6……端子窓部、7A,7B……プリント配線基
板、10……端子金具、12……端子台、15……透
孔、14,18(19,20)……嵌合部、16……接
続固定片、21……係合突片、22……孔部、28A,
28B……張出片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御機器ケース内に該ケースの対面する内
    壁に対して所定間隔を存して収容されるプリント配線基
    板と、上記制御機器ケースの後面に形成されるととも
    に、少なくとも3列に配列された複数の端子窓部と、複
    数個の端子金具を上記ケース内から上記端子窓部に臨出
    させる合成樹脂製の端子台と、上記端子台とこれに対応
    する端子金具とに形成されて該端子金具を端子台に保持
    させる両者の嵌合部と、上記端子台のうちの少なくとも
    最外列に位置する2つの端子台に形成されてこれら端子
    台に対応するプリント配線基板の後端側に形成された孔
    部に係止される位置決め用の係合突片と、少なくとも上
    記最外列の2つの端子台に装着される端子金具に形成さ
    れて上記プリント配線基板後端部の透孔に挿通してろう
    付けされる接続固定片と、上記端子窓部の隣接するもの
    との間に位置して上記ケースに一体形成されて上記プリ
    ント配線基板の基板面と直交方向における各一端がケー
    ス内壁近接位置まで延設された端子金具絶縁隔壁用の複
    数の仕切壁部とを備え、上記両最外列の2つの端子台に
    はさまれた列の端子台を上記最外列の2つの端子台に分
    けて一体形成し、上記最外列の2つの端子台にはさまれ
    た列の端子台からの端子金具の逸脱を阻止する張出片を
    上記最外列の2つの端子台に一体形成したことを特徴と
    する制御機器の端子部構造。
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