JPH0622812A - 自動洗髪機 - Google Patents

自動洗髪機

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JPH0622812A
JPH0622812A JP4041550A JP4155092A JPH0622812A JP H0622812 A JPH0622812 A JP H0622812A JP 4041550 A JP4041550 A JP 4041550A JP 4155092 A JP4155092 A JP 4155092A JP H0622812 A JPH0622812 A JP H0622812A
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hair
water
washing
water tank
head
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Tetsuo Sakane
鐵男 坂根
Hideaki Matsunaga
英昭 松永
Takenari Yuki
武成 結城
Masaru Noro
勝 野呂
Akio Nishiyama
昭雄 西山
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Takara Belmont Corp
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Takara Belmont Corp
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】洗浄する髪の長さにかかわらず、いずれの長さ
の髪の場合でも良好に洗浄ができる自動洗髪機を提供す
ること。 【構成】頭部を背面状態で挿入できる水槽51は、頭部
から垂れ下がる髪が長くても自然に垂れ下がることがで
きる程度に深く形成されている。深い水槽51の下方位
置には、長い髪の先端部を主として洗浄するための複数
個の固定ノズルが設けられている。深い水槽の上方位置
には、頭部および髪の根元部を主として洗浄するための
ノズル57が配列された頭頂部用ノズルリンク55が備
えられてるい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、理髪店、美容院等で
使用される業務用の洗髪機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公昭52−11248号公報には、従
来の自動洗髪機の一例が開示されている。この公報に開
示された自動洗髪機には、複数のノズルが配列された揺
動リンクが備えられている。洗髪時、複数のノズルから
洗浄水が噴射され、同時に揺動リンクが頭頂部に沿って
揺動される。よって、髪が万遍なく洗浄できるととも
に、頭皮のマッサージ効果があるという利点がある。
【0003】また、特公昭52−31791号公報に
は、上記揺動リンクの具体的な構造例が示されている。
この公報によれば、揺動リンクは、半円弧状の水管と、
水管に配列されたノズルと、水管の両端を水槽の内壁両
側にそれぞれ支持するための1対の支持部材とからなっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構造の自
動洗髪機は、昭和50年頃に、主として美容院向けに製
造されたが、ごく短期間のうちに市場から姿を消したと
いう事実がある。この理由を推測すると、従来の自動洗
髪機によって女性の髪を洗浄する場合、髪の長短によっ
てきれいに洗えたり、洗えなかったりすることがあり、
汎用性に乏しかったという理由が考えられる。
【0005】より具体的には、美容院等において洗浄す
る女性の髪は、いわゆるショートヘアー、セミロングヘ
アー、ロングヘアーとその長さが種々様々である。とこ
ろが、従来の自動洗髪機では、ショートヘアーの洗浄は
良好に行えるが、ロングヘアーの場合、頭部から垂れ下
がる長い髪の先端が水槽の底に溜まり、十分洗浄できな
いという問題があった。
【0006】それゆえ、この発明は、洗浄する髪の長さ
にかかわらず、いずれの長さの髪でも良好に洗浄ができ
る自動洗髪機を提供することを目的としている。また、
この発明は、製造時における組立て作業性が良く、しか
も、使用時における操作性の良好な洗浄水噴射機構を備
えた自動洗髪機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、洗髪時に被
洗髪者の頭部を背面状態で挿入できるように上部に開口
を有する水槽と、水槽内に配置され、髪を洗浄するため
の洗浄水を噴射する噴射手段とを有する自動洗髪機にお
いて、前記水槽は、頭部が背面状態で挿入されたとき
に、頭部から垂れ下がる髪が長くても、当該長い髪が自
然に垂れ下がることのできる程度に深く成形されてお
り、前記噴射手段は、水槽内の相対的に下方位置に配置
され、主として長い髪の先端部に対して洗浄水を噴射す
るための複数個の固定ノズルと、前記水槽内の相対的に
上方位置に設けられ、水槽上方位置内で可動するリンク
手段と、前記リンク手段に配列され、主として頭部およ
び髪の根元部に対して洗浄水を噴射するための複数個の
可動ノズルとを設けたことを特徴とするものである。
【0008】またこの発明の前記自動洗髪機は、前記固
定ノズルから洗浄水を噴射するか、前記可動ノズルから
洗浄水を噴射するかを択一的に切換えるための噴射切換
手段をさらに含むことを特徴とするものである。さらに
またこの発明は、洗髪時に被洗髪者の頭部を背面状態で
挿入できるように上部に開口を有する水槽と、水槽内に
配置され、髪を洗浄するための洗浄水を噴射する噴射手
段とを有する自動洗髪機において、前記噴射手段は、水
槽の内壁に設けられた支持手段と、支持手段に一端が連
結され、他端は自由端とされていて、洗髪時に挿入され
る頭部に沿うように略半円弧状に形成された水管と、水
管に所定間隔で配列されており、水管へ供給される洗浄
液を噴射するための複数個のノズルと、支持手段に連結
され、支持手段を中心に水管を頭部に沿うように往復移
動させる駆動手段とを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、頭部が挿入され
たときに、いわゆるロングヘアーの場合でも、髪の先端
まで髪が自然に垂れ下がることができる程度の深さの水
槽にされている。よって、洗浄する髪の先端等が水槽底
部に溜まることがなく、髪の全部分を良好に洗浄可能な
状態に収納できる。
【0010】洗浄時において、主として頭部および髪の
根元部は、可動ノズルによって洗浄され、主として髪の
先端部は固定ノズルによって洗浄される。このように、
洗浄すべき髪を複数のブロックに分け、各ブロックごと
に専用のノズルを設けて洗浄するので、各ブロックごと
に良好に洗浄ができる。請求項2記載の発明によれば、
固定ノズルおよび可動ノズルへ供給される洗浄水は、択
一的に各ノズルへ供給されるように切換えられるので、
各ノズルから噴射される洗浄水の水圧が低下することな
く、ブロック分けした髪を各ブロックごとに良好に洗浄
ができる。
【0011】請求項3記載の発明によれば、略半円弧状
の水管は、水槽内でいわゆる片持ち支持されている。よ
って、その取り付けが容易で、かつ、支持されていない
側に空きスペースが生じ、美容師等が補助的に被洗髪者
の頭部をマッサージしたり手動で洗髪する場合に、それ
らマッサージや洗髪がしやすい。
【0012】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の一実
施例にかかる自動洗髪機について詳細に説明をする。図
1は、この発明の一実施例にかかる自動洗髪機の外観構
成を示す斜視図である。自動洗髪機は、キャビネット1
によってその外観形状が形成されており、キャビネット
1の上面中央には、頭部を挿入するための入口2が形成
されている。入口2の内部には頭部および髪が収納され
る水槽が配置されている。
【0013】入口2にはフード3が取り付けられてい
る。フード3は、入口2を大きく開いた開成状態と、入
口2を小さくすぼめた図示の閉成状態とに開閉可能であ
る。フード3には使用時に顔面を露出させるための切除
部4が形成されていて、切除部4の周縁には顔面に弾力
的に接するフェイスシール5が配置されている。フェイ
スシール5が切除部4の周縁から突出する突出量は、3
つの調整ノブ6によって調整可能にされている。
【0014】キャビネット1の上面のたとえば右手前に
は操作パネル7が配置されている。操作パネル7には、
後述するように種々の操作ボタンや表示器が配列されて
いる。キャビネット1の上面には、また、ハンドシャワ
ー8が備えられている。ハンドシャワー8は、この自動
洗髪機を操作する美容師等が洗髪の仕上げ時等に用いる
もので、キャビネット1の上面から抜き出し可能であ
る。キャビネット1の上面のたとえば右奥にはハンドシ
ャワー8のための冷水および温水の流出/停止ならびに
流量調整用のノブ9,10が備えられている。
【0015】さらに、キャビネット1の上面のたとえば
左奥には、シャンプー収納箱11およびリンス収納箱1
2が備えられており、これら収納箱11,12内のシャ
ンプー液および/またはリンス液は、後述するように、
自動的に洗浄水に混入される。図2は、操作パネル7の
構成を示す平面図である。操作パネル7は、大きくは給
湯関係ブロック部20、運転コース関係ブロック部30
および補助キーブロック部40の3ブロック部に区分さ
れる。
【0016】給湯関係ブロック部20には、給湯ボタン
21、給湯ボタン21のオン/オフを表示する給湯ボタ
ンランプ21L、複数のランプでできたスタンバイ表示
器23、および、7セグメント表示器で構成されたタン
ク温度表示器24が備えられている。給湯ボタン21は
後述するタンクへの給湯の開始/停止を指示するための
ボタンである。給湯ボタン21がオンされると、後述す
る水槽内のノズルリンクが初期位置に移動して停止し、
タンクへの給湯が始まる。給湯中は、スタンバイ表示器
23の複数のランプが順次点灯および消灯を繰返して給
湯中であることを表示する。そしてタンク内に所定量の
温水が満たされると、スタンバイ表示器23のすべての
ランプが点滅して、タンクへの給湯が完了したことが表
示される。また、タンク温度表示器24によってタンク
内に満たされた温水の温度が表示される。
【0017】なお、タンク温度表示器24は、トラブル
モニタ表示器も兼ねており、エラー(E表示)を表示し
得る。たとえば、タンク内の温水の温度が所定温度以上
の場合は「E1」、タンクが空の場合は「EP」等の表
示を行う。運転コース関係ブロック部30には、ショー
トヘアー洗髪コース選択兼スタートボタン31、ボタン
ランプ31L、ロングヘアー洗髪コース選択兼スタート
ボタン32、およびボタンランプ32Lが設けられてい
る。つまり、洗髪コースを選択するための選択ボタン
と、スタートボタンとが兼用されている。このため、こ
の自動洗髪機を操作する美容師等は、たとえばショート
ヘアー洗髪コースの運転を行う場合には、ショートヘア
ー洗髪コース選択兼スタートボタン31を押すだけでよ
い。そうすれば、ショートヘアー洗髪コースが選択さ
れ、その選択されたショートヘアー洗髪コースの運転が
開始される。また同様に、ロングヘアー洗髪コース選択
兼スタートボタン32が押されると、ロングヘアー洗髪
コースが選択され、その運転が開始される。
【0018】このように、コース選択ボタンとスタート
ボタンとを兼用すると、1度のボタン操作で所望の洗髪
コースの操作を始められ、操作性が良いという利点があ
る。運転コース関係ブロック部30には、さらに、終了
までの所要時間を「分」表示するための残り時間表示器
33、経過状態表示器34、洗髪コース選択ボタン3
5、および、洗髪コース選択ボタン35によって選択さ
れた洗髪コースの種類を表すためのコース種類表示器3
6が配置されている。
【0019】補助キーブロック部40には、運転コース
終了時に報知される電子メロディ音による曲目またはブ
ザー音を選択するための曲目選択ボタン41、電子メロ
ディ音またはブザー音の音量を調整するための音量調整
ボタン42、水圧選択ボタン43、水圧選択ボタン43
によって選択された水圧を表示するための表示ランプ4
3L、後述するノズルリンクを手動で揺動させるための
リンク揺動ボタン44およびリンク揺動ボタン44のオ
ン/オフ状態を表示するためのボタンランプ44L、タ
ンク内の水を排水するための排水ボタン45および排水
ボタン45のオン/オフ状態を表示するためのボタンラ
ンプ45Lが備えられている。
【0020】図3は、この自動洗髪機の縦断面の図解図
であり、水槽および洗浄水噴射手段の構成を説明するた
めの図である。図3を参照して説明すると、水槽51の
上部には、洗髪時に被洗髪者の頭部Hを背面状態で挿入
できるように開口53が形成されている。この水槽51
は、頭部Hが挿入されたときに、頭部Hから垂れ下がる
髪HAが長く、いわゆるロングヘアーであっても、ロン
グヘアーHAの先端が水槽51の底に溜まらず、自然に
垂れ下がることができる程度の深さにされている。たと
えば、水槽51の深さは、約50cmとされている。
【0021】水槽51の上方位置には頭頂部用ノズルリ
ンク55が設けられている。頭頂部用ノズルリンク55
は、支点56を中心に矢印A1の角度範囲内で揺動自在
にされている。頭頂部用ノズルリンク55は、後に詳述
するように、頭部Hに沿うように略半円弧状に形成され
ていて、その端部が水槽51の側壁に回動自在に取り付
けられたものである。このノズルリンク55には、複数
個のノズル57が頭部H方向へ向けて配列されている。
そして使用時には、ノズル57から噴射される洗浄水に
より、頭部Hおよび髪HAの根元部分を洗うことができ
るとともに、洗浄水の噴射により頭皮をマッサージでき
るようになっている。
【0022】水槽51には、また、襟足用ノズルリンク
58がA2の角度範囲内で回動自在に設けられている。
襟足用ノズルリンク58には複数個のノズル59が固着
されており、ノズル59から噴射される洗浄水により、
A2の角度範囲内で髪HAの根元部および襟足部を洗浄
できる仕組みになっている。水槽51の相対的に下方位
置の前後および左右の内壁には複数個のノズル60が配
列されている。ノズル60は、固定式のノズルで、主と
して長い髪HAが長いときに、その先端部分(以下「ロ
ング毛髪部」という)を洗浄するためのものである。
【0023】以上のように構成すると、頭頂部用ノズル
リンク55は頭部Hに沿って揺動し、このノズルリンク
55に配列された複数個のノズル57から噴射される洗
浄水は、頭部H付近の髪HAを洗浄するとともに、頭皮
にマッサージ効果を加える。また、襟足用ノズルリンク
58が回動すると、ノズル59から噴射される洗浄水は
頭頂部用ノズルリンク55に設けられたノズル57では
届かない襟足部分を洗い、また襟足部分にマッサージ効
果を加える。
【0024】一方、水槽51の下方位置内の壁に配設さ
れた複数個のノズル60から噴射される洗浄水は、マッ
サージ効果の必要のないロング毛髪部を集中的に洗浄す
る。このように、洗髪時に洗浄の必要な箇所を複数個の
ブロックに区分して、各ブロックごとに専用のノズル5
7,59または60を設け、各ノズル57,59または
60から洗浄水を噴射して洗浄を行うことにより、洗い
むらのない良好な洗髪が行える。
【0025】図3において、水槽51の上部には、フー
ド3が備えられている。フード3は、支点13を中心に
矢印A3方向へ開閉自在にされている。使用開始前に
は、フード3を開閉して、頭部Hを背面状態で水槽51
の開口53へ挿入した後、フード3を閉成する。フード
3の切除部4の周縁には、前述したように、柔軟性のあ
る弾性材でできたフェイスシール5が装着されている。
フード3を閉成すると、被洗髪者の顔面にはフェイスシ
ール5が当接する。よって、水槽51内から飛来する水
滴が被洗髪者の顔面に飛沫するのが防止される。
【0026】図4は、頭頂部用ノズルリンク55の詳細
な構成を示す正面図である。頭頂部用ノズルリンク55
は、洗髪時に挿入される頭部に沿うように形成された略
半円弧状の水管551と、水管551の一端を水槽の側
壁511に支持する支持手段552とを含んでいる。支
持手段552は、水管551の一端に連結部材553に
より連結された軸パイプ554を有している。この軸パ
イプ554は、水槽側壁511に貫通されており、水槽
側壁511の外側に突出している。また、軸パイプ55
4の周囲は水槽側壁511に固着されたハウジング55
5によって囲われており、ハウジング555と軸パイプ
554との間には、ハウジング555に対して軸パイプ
554が回転自在に保持されるよう、ベアリング556
が嵌められている。
【0027】軸パイプ554の外側先端にはロータリジ
ョイント557が連結されていて、ロータリジョイント
557には図示しない洗浄水供給管が連結され、ロータ
リジョイント557、軸パイプ554および連結部材5
53を経て水管551へ洗浄水が供給されるようになっ
ている。そして、水管551に所定間隔で配列された複
数個のノズル57から洗浄水が頭部に向かって噴射され
る。
【0028】軸パイプ554の外側先端部には、また、
プーリ558が固着されている。プーリ558には、後
述する駆動力が伝達され、プーリ558が所定の角度範
囲A1内で正転および逆転されることにより、軸パイプ
554が回動され、それに連結された水管551が所定
角度範囲A1内で揺動される。なお、水管551の他端
部は自由端とされ、保持されていない。
【0029】このように、頭頂部用ノズルリンク55の
水管551の一端のみを水槽側壁511に保持するよう
にし、水管551の他端は自由端とした、いわゆる片持
ち支持構造にすると、製造時の組立て作業性が向上す
る。というのは、水管551の両端をそれぞれ水槽側壁
の両側に回動自在に取り付ける場合、両側保持部の中心
軸線を合わせなければならず、側壁に取付孔を形成する
場合、精度良く行わねばならない。また、両側の保持部
材がそれぞれ必要で、部品点数が多くしかも組立て作業
にも時間がかかる。これに対し、上述のような片持ち支
持とすれば、片側だけの保持部材のみでよく、しかも、
中心軸合わせの必要がないので、組立て時の作業性が向
上される。
【0030】もっとも、機種によっては、頭頂部用ノズ
ルリンク55を必ずしも片持ち支持構造にしなければな
らないわけではない。たとえば、従来技術で取り上げた
特公昭52−31791号公報記載のように、水管55
1の両端が水槽側壁でそれぞれ回動自在に支持されたい
わゆる両持ち支持構造の頭頂部用ノズルリンクを用いて
もよい。
【0031】図5は、襟足用ノズルリンク58の具体的
な構成を示す斜視図である。襟足用ノズルリンク58
は、先端が閉じられ、ほぼ直線状に延びる水管581を
有しており、水管581の根元部は水槽側壁511を貫
通して外側へ突出している。水管581の根元部と水槽
側壁511との間には、水槽側壁511に固着されたハ
ウジング582と、ハウジング582と水管581の根
元部との間に介入されたベアリング583とが備えられ
ている。この結果、水管581は水槽側壁511に対し
て回動自在に取り付けられている。水槽側壁511から
外側へ突出する水管581の根元部にはロータリジョイ
ント584が連結されていて、ロータリジョイント58
4には図示しない洗浄水供給管が連結される。その結
果、ロータリジョイント584を介して水管581へ洗
浄水が供給可能になっている。供給された洗浄水は、水
管581に配列された複数のノズル59から噴射され
る。
【0032】水槽側壁511から外側へ突出する水管5
81の根元部には、また、プーリ585が固着されてお
り、プーリ585には回転中心から偏心した位置に突軸
586が形成されている。後述するように、突軸586
に駆動力が与えられると、プーリ585が回動し、それ
に伴い水管581が回動する。それにより、水管581
に配置された複数個のノズル59の噴射方向を変えるこ
とができる。
【0033】図6は、頭頂部用ノズルリンク55と襟足
用ノズルリンク58とを駆動するための駆動機構の図解
図である。この実施例では、頭頂部用ノズルリンク55
および襟足用ノズルリンク58の2つのノズルリンクが
1つのモータ71によって駆動される。図6を参照して
より具体的に説明すると、モータ71の回転軸72には
比較的短かなアーム73が取り付けられている。そして
アーム73の先端側にはリンク棒74の一端が回動自在
に連結され、リンク棒74の他端は襟足用ノズルリンク
58のプーリ585に備えられた突軸586に回動自在
に連結されている。また、襟足用ノズルリンク58のプ
ーリ585と頭頂部用ノズルリンク55のプーリ558
とはベルト75で連結されている。
【0034】このような構成にしたので、モータ71が
回転すると、アーム73が回転し、その回転力はリンク
棒74の上下運動に変換される。リンク棒74の上下運
動は襟足用ノズルリンク58のプーリ585を一定角度
範囲A2内で往復回動させる。したがって、襟足用ノズ
ルリンク58の水管581は一定角度A2の範囲内で往
復回動運動をする。
【0035】襟足用ノズルリンク58のプーリ585の
上記往復回動運動は、ベルト75を介して頭頂部用ノズ
ルリンク55のプーリ558へ伝達される。したがっ
て、頭頂部用ノズルリンク55のプーリ558も一定角
度範囲A1内で回動し、その結果、頭頂部用ノズルリン
ク55の水管551は、一定角度A1の範囲内で揺動さ
れる。
【0036】図7は、この自動洗髪機の水路図である。
図7を参照して説明すると、外部の給水管から供給され
る水はストップバルブ81C、ストレーナ82Cおよび
逆止弁83Cを経てミキシングバルブ84へ与えられ
る。また、外部の給湯管から供給される湯は、ストップ
バルブ81H、ストレーナ82Hおよび逆止弁83Hを
経てミキシングバルブ84へ与えられる。そしてミキシ
ングバルブ84において水と湯が混合され、適当な温度
の温水にされる。この温水は、貯湯バルブ85が開かれ
ると、ストレーナ86および貯湯バルブ85を介してタ
ンク87へ供給される。また、ミキシングバルブ84の
温水は、シャワーバルブ88が開かれると、ハンドシャ
ワー8から噴射される。
【0037】タンク87は、この実施例ではたとえば容
量40リットルのタンクである。タンク87内には、下
限水量センサ89および上限水量センサ90という2つ
の水量センサが備えられていて、タンク87内の水量が
ほとんどなくなったか、または一杯になったかの検出が
可能にされている。また、タンク87のたとえば下方位
置には温度検出用のサーミスタ91が備えられていて、
タンク87内に貯留された水(温水)の温度が検出可能
にされている。
【0038】なお、タンク87の上方位置には、オーバ
フロー管92が備えられており、タンク87に貯留限界
以上の温水が供給されると、オーバフロー管92によっ
て過供給された温水は排水される。タンク87には流出
管93を経由してポンプ94が接続されている。ポンプ
94が駆動されると、タンク87に貯留された温水は流
出管93を通ってポンプ94に吸い込まれる。ポンプ9
4の出力側には、ショート用バルブ95を介して頭頂部
用ノズルリンク55および襟足用ノズルリンク58が連
結され、ロング用バルブ96を介してロング毛髪部の洗
浄用ノズル60が連結されている。また、排水バルブ9
7を介して排水管98が接続されている。
【0039】それゆえ、ロング用バルブ96および排水
バルブ97が閉じ、ショート用バルブ95が開いている
場合には、ポンプ94に吸い込まれた温水はショート用
バルブ95を介して頭頂部用ノズルリンク55および襟
足用ノズルリンク58へ与えられ、各ノズルリンクに配
列された複数個のノズル57および59から勢い良く噴
射される。
【0040】一方、ショート用バルブ95および排水バ
ルブ97が閉じ、ロング用バルブ96が開いている場合
には、ポンプ94に吸い込まれた温水はロング毛髪部の
洗浄用ノズル60から勢い良く噴射される。なお、排水
バルブ97が閉じられ、ショート用バルブ95およびロ
ング用バルブ96が開いている場合には、頭頂部用ノズ
ルリンク55のノズル57、襟足用ノズルリンク58の
ノズル59およびロング毛髪部の洗浄用ノズル60の3
種類のノズルから温水が噴射される。
【0041】一方、排水バルブ97が開いている場合に
は、ショート用バルブ95およびロング用バルブ96は
閉じ、ポンプ94に吸い込まれた温水は、排水管98を
経て排水される。なお、上記3種類のノズル57,5
9,60から噴射された洗浄水は、水槽51内に受け止
められ、水槽51の底面下方に接続された排水トラップ
99を経て排水管98へ排水される。なお、排水トラッ
プ99は、周知のように、水槽51内の悪臭の発生を防
止するとともに、水槽51内に落下した髪が排水管98
へ流れ出るのを阻止するためのものである。
【0042】流出管93には、枝管100が形成されて
いて、枝管100にはシャンプーバルブ101および量
調整バルブ102を介してシャンプー収納箱11が接続
されている。また、流出管93には枝管103が形成さ
れていて、枝管103にはリンスバルブ104および量
調整バルブ105を介してリンス収納箱12が接続され
ている。それゆえ、ポンプ94が作動中に、シャンプー
バルブ101が開かれると、枝管100内は負圧とな
り、シャンプー収納箱11に収納されたシャンプー液が
枝管100から流出管93内へ流れ込み、タンク87か
ら取り出される温水にシャンプー液が混入される。同様
に、ポンプ94の作動中にリンスバルブ104が開かれ
ると、枝管103内は負圧となり、リンス収納箱12に
収納されたリンス液が流出管93を流れる温水中に混入
される。
【0043】したがって、シャンプーバルブ101また
はリンスバルブ104を操作し、かつ、量調整バルブ1
02または105を調整することにより、3種類のノズ
ル57,59,60から噴射される洗浄水中に所望量の
シャンプー液またはリンス液を混入できる。なお、図7
において、ポンプ94はインバータ106にて駆動され
るようにされており、ポンプ94の仕事率はインバータ
106により所望の大きさに調整可能である。
【0044】図8は、この自動洗髪機の電気的な制御回
路の構成を示すブロック図である。制御回路には、制御
中枢としてのマイクロコンピュータ110が備えられて
いて、このマイクロコンピュータ110に各種スイッチ
やセンサの信号が与えられ、その信号に基づいてマイク
ロコンピュータ110から種々の素子や装置へ制御信号
が出力される。
【0045】具体的には、操作パネル7(図2参照)に
備えられた各種のボタンの押圧に応答して、対応するキ
ースイッチ等111から信号がマイクロコンピュータ1
10へ与えられる。また、サーミスタ91(図7参照)
の検出温度、下限水量センサ89の出力、上限水量セン
サ90の出力、フード3(図1,図3)の閉成状態検出
スイッチ112の出力、頭頂部用ノズルリンク55(図
3,図4)の揺動位置検出スイッチ113,114の検
出出力がマイクロコンピュータ110へ与えられる。
【0046】さらに、操作パネル7に備えられた図示し
ないモニタスイッチ115の出力および停電検出回路1
16の出力もマイクロコンピュータ110へ与えられ
る。マイクロコンピュータ110では、上述の各入力信
号に基づいて、操作パネル7に備えられたタンク温度表
示器24および残り時間表示器33へセグメント信号を
与える。同時に、タンク温度表示器24および残り時間
表示器33ならびに工程および状態表示用発光ダイオー
ド117(この発光ダイオードは、図2に示す操作パネ
ル7における21L,23,31L,32L,34,3
6,43L,44L,45L等である)へコントロール
信号を与える。また、工程および状態表示用発光ダイオ
ード117へは発光ダイオード出力を与える。
【0047】マイクロコンピュータ110は、また、図
7に示す給湯バルブ85、ショート用バルブ95、ロン
グ用バルブ96、シャンプーバルブ101、リンスバル
ブ104、排水バルブ97およびノズルリンク用のモー
タ71へ制御信号を与え、これらのバルブおよびモータ
を制御する。さらに、マイクロコンピュータ110は、
インバータ106を制御して、ポンプ94を所定の仕事
率で駆動させる。
【0048】さらに、メロディICを制御して、所望の
メロディ音を必要に応じて出力させる。図9は、この自
動洗髪機におけるロングヘアーコース洗髪運転時の関連
要素の動作/非動作を表わすタイミングチャートであ
る。また、図10は、この自動洗髪機におけるロングヘ
アーコース洗髪運転時のマイクロコンピュータ110の
制御内容を表わすフローチャートである。
【0049】次に、図10の流れに沿って、図9および
必要に応じて図1〜図8を参照しながら、この自動洗髪
機におけるロングヘアーコース洗髪運転の内容について
説明をする。洗髪運転が始まると、まず、ポンプ94が
オンされる(ステップS1)。次いで、初期排水が行わ
れる。初期排水とは、流出管93、ポンプ94、頭頂部
用ノズルリンク55および襟足用ノズルリンク58内等
に最初に溜まっている水(この水は、タンク87内の温
水とは異なり、通常は冷めた冷水である)を排水するこ
とである。
【0050】初期排水では、ショート用バルブ95およ
びロング用バルブ96の両方のバルブがオンされる(ス
テップS2)。なおこの場合、排水バルブ97は閉じら
れたままである。ショート用バルブ95およびロング用
バルブ96のオンにより、流出管93へポンプ94等に
残っている冷水は3種類のノズル57,59および60
から排水される。この初期排水は、時間t1の間行われ
る(ステップS3)。
【0051】また、より好ましくは、初期排水において
は、ポンプ94の仕事率をインバータ106で制御し
て、低く抑えるのがよい。そうすれば、流出管93やポ
ンプ94内に残っている冷水がノズル57,59,60
からゆっくりと排水され、勢い良く噴射されないので、
冷水が被洗髪者の頭皮等にかからず、使用感の向上を高
めることができる。
【0052】次いで、予備洗い1が行われる。予備洗い
1では、モータ71がオンされる。モータ71のオンに
より、頭頂部用ノズルリンク55および襟足用ノズルリ
ンク58の揺動および回動が始まる。また、ショート用
バルブ95がオンされ、ロング用バルブ96はオフされ
て、頭頂部用ノズルリンク55および襟足用ノズルリン
ク58の各ノズル57,59から時間t2の間洗浄水が
噴射される(ステップS4,S5)。
【0053】次いで、予備洗い2が行われる。予備洗い
2では、ショート用バルブ95がオフされ、ロング用バ
ルブ96がオンされて、ロング洗髪用ノズル60から洗
浄水が時間t3の間噴射される(ステップS6,S
7)。さらに、予備洗い3が行われる。予備洗い3で
は、ショート用バルブ95およびロング用バルブ96の
両方のバルブがオンされ、時間t4の間3種類のノズル
57,59,60から洗浄水が噴射される(ステップS
8,S9)。
【0054】次に、本洗い1が行われる。本洗い1で
は、ショート用バルブ95がオンされ、ロング用バルブ
96はオフで、シャンプーバルブ101がオンされる
(ステップS10)。よって、ポンプ94によりタンク
87内の温水が流出管93を通ってノズル57,59へ
送られるとき、シャンプー収納箱11に収納されたシャ
ンプー液が温水中に混入される。それゆえ洗髪はシャン
プー液の混じった洗浄水にて行われる。この本洗い1
は、時間t5の間行われる(ステップS11)。
【0055】次に本洗い2が行われる。本洗い2では、
ショート用バルブ95がオフされ、ロング用バルブ96
がオンされて、シャンプーバルブ101がオンされる
(ステップS12)。したがって、ロング洗髪用ノズル
60からシャンプー液の混じった温水が噴射され、ロン
グ毛髪部の洗浄が行われる。この本洗い2は時間t6の
間行われる(ステップS13)。
【0056】以上の各洗いにおいて、予備洗い1、予備
洗い2、本洗い1および本洗い2では、ショート用バル
ブ95とロング用バルブ96とが択一的にオンされ、被
洗髪者の頭部および髪の根元部と、ロング毛髪部とが別
々に洗髪されている。このようにすると、同時に洗浄水
が噴射されるノズルの数を所定個数以下にすることがで
きるので、洗浄水の水圧を所定圧以上に高く保つことが
でき、ノズルから噴射される洗浄水の勢いを洗浄に十分
な強さに保持できるという利点がある。
【0057】このようにショート用バルブ95とロング
用バルブ96とを択一的にオンするように制御すれば、
仕事率が比較的小さなポンプ94を用いてこの自動洗髪
機を構成することができ、装置全体を安価に構成するこ
とができるとともに、構成を小型化することができる。
もちろん、ポンプ94の仕事率が十分に大きければ、予
備洗い3のように、ショート用バルブ95およびロング
用バルブ96を同時にオンして、3種類のノズルすべて
から同時に洗浄水が噴射されるようにすることもでき
る。
【0058】次に、濯ぎ1が行われる。濯ぎ1では、シ
ョート用バルブ95のみがオンされ、ロング用バルブ9
6およびシャンプーバルブ101はオフされ、時間t7
の間頭頂部用ノズルリンク55のノズル57および襟足
用ノズルリンク58のノズル59から濯ぎのための温水
が噴射される(ステップS14,S15)。次に、濯ぎ
2が行われる。濯ぎ2では、ショート用バルブ95がオ
フされ、ロング用バルブ96がオンされ、シャンプーバ
ルブ101はオフされる(ステップS16)。そして時
間t8の間ロング毛髪部の洗浄用ノズル60から濯ぎの
ための温水が噴射される(ステップS17)。
【0059】その後、リンスが行われる。リンスでは、
3種類のノズル57,59,60から噴射される温水の
圧力はあまり強くなくてよいから、ショート用バルブ9
5およびロング用バルブ96の双方がオンされる。ま
た、リンスバルブ104がオンされる(ステップS1
8)。この結果、タンク87から流出管93を通ってポ
ンプ94に吸い込まれ、3種類のノズル57,59,6
0から噴射される温水にはリンス収納箱12に収納され
たリンス液が混入される。よって髪にはリンス液が混入
された温水が噴射される。この噴射は時間t9の間行わ
れる(ステップS19)。
【0060】その後、濯ぎ3が行われる。濯ぎ3では、
軽く濯げばよいことを前提に、ショート用バルブ95お
よびロング用バルブ96が同時にオンされる。また、リ
ンスバルブ104はオフされる(ステップS20)。そ
して濯ぎ3は時間t10の間行われる(ステップS2
1)。そして洗髪運転が終了する。
【0061】上述の実施例において、図4を参照して説
明したいわゆる片持ち支持構成のノズルリンクは、水槽
が深くない自動洗髪機に対しても適用することができ
る。すなわち、被洗髪者の頭部を収める水槽内に、図4
に示す構成のいわゆる片持ち支持型のノズルリンクが設
けられ、水槽下方部のロング毛髪部を洗浄するための固
定ノズルが省略された自動洗髪機を構成してもよい。
【0062】その他、この発明は特許請求の範囲に記載
の範囲内において種々変更可能である。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、洗髪する
髪の長さにかかわらず、いずれの長さの髪の場合でも良
好に洗髪をすることができる自動洗髪機とすることがで
きる。特に、洗髪する髪が長い髪の場合であっても、長
い髪は水槽内に自然に垂れ下がり、垂れ下がった状態で
洗浄水が十分に噴射されるので、良好に洗髪が行える。
【0064】請求項2記載の発明では、固定ノズルから
洗浄水を噴射するか、可動ノズルから洗浄水を噴射する
かが択一的に切換えられるから、水圧低下を招くことな
く洗浄水を強力に噴射することができ、洗浄効果の高い
自動洗髪機とすることができる。さらに、請求項3に記
載の発明によれば、略半円弧状の水管が水槽内でいわゆ
る片持ち支持されているので、片持ち支持のための取付
部材のみでよい。よって、両端支持の場合と比べて必要
な部品点数が少なく、しかもその取り付けが容易であ
る。特に、両端支持の場合は、各支持軸のセンター合わ
せが必須であるが、片持ち支持にするとその必要がな
く、組立ての簡易化が図れる。また、自由端側に空きス
ペースが生じるので、美容師等が補助的に洗髪者の頭部
をマッサージしたり手動洗浄する場合に、それらマッサ
ージや洗浄がしやすいという特有の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機の外観
構成を示す斜視図である。
【図2】操作パネルの構成を示す平面図である。
【図3】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機の縦断
面の図解図である。
【図4】図4は、頭頂部用ノズルリンク55の詳細な構
成を示す正面図である。
【図5】襟足用ノズルリンク58の具体的な構成を示す
斜視図である。
【図6】頭頂部用ノズルリンク55と襟足用ノズルリン
ク58とを駆動するための駆動機構の図解図である。
【図7】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機の水路
図である。
【図8】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機の電気
的な制御回路の構成を示すブロック図である。
【図9】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機におけ
るロングヘアーコース洗髪運転時の関連要素の動作/非
動作を表わすタイミングチャートである。
【図10】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機にお
けるロングヘアーコースの洗髪運転の制御内容を表わす
フローチャートである。
【符号の説明】
51 水槽 53 開口 55 頭頂部用ノズルリンク 58 襟足用ノズルリンク 57,59 可動ノズル 60 固定ノズル 70 ノズルリンク駆動用モータ 110 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 英昭 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 結城 武成 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 野呂 勝 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 西山 昭雄 大阪市中央区島之内2丁目13番22号 タカ ラベルモント株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗髪時に被洗髪者の頭部を背面状態で挿入
    できるように上部に開口を有する水槽と、水槽内に配置
    され、髪を洗浄するための洗浄水を噴射する噴射手段と
    を有する自動洗髪機において、 前記水槽は、頭部が背面状態で挿入されたときに、頭部
    から垂れ下がる髪が長くても、当該長い髪が自然に垂れ
    下がることのできる程度に深く成形されており、 前記噴射手段は、水槽内の相対的に下方位置に配置さ
    れ、主として長い髪の先端部に対して洗浄水を噴射する
    ための複数個の固定ノズルと、 前記水槽内の相対的に上方位置に設けられ、水槽上方位
    置内で可動するリンク手段と、 前記リンク手段に配列され、主として頭部および髪の根
    元部に対して洗浄水を噴射するための複数個の可動ノズ
    ルとを設けたことを特徴とする自動洗髪機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動洗髪機は、 前記固定ノズルから洗浄水を噴射するか、前記可動ノズ
    ルから洗浄水を噴射するかを択一的に切換えるための噴
    射切換手段をさらに含むことを特徴とするものである。
  3. 【請求項3】洗髪時に被洗髪者の頭部を背面状態で挿入
    できるように上部に開口を有する水槽と、水槽内に配置
    され、髪を洗浄するための洗浄水を噴射する噴射手段と
    を有する自動洗髪機において、 前記噴射手段は、水槽の内壁に設けられた支持手段と、 支持手段に一端が連結され、他端は自由端とされてい
    て、洗髪時に挿入される頭部に沿うように略半円弧状に
    形成された水管と、 水管に所定間隔で配列されており、水管へ供給される洗
    浄液を噴射するための複数個のノズルと、 支持手段に連結され、支持手段を中心に水管を頭部に沿
    うように往復移動させる駆動手段とを設けたことを特徴
    とする自動洗髪機。
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