JP3061483B2 - 自動洗髪機 - Google Patents

自動洗髪機

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JP3061483B2
JP3061483B2 JP4232159A JP23215992A JP3061483B2 JP 3061483 B2 JP3061483 B2 JP 3061483B2 JP 4232159 A JP4232159 A JP 4232159A JP 23215992 A JP23215992 A JP 23215992A JP 3061483 B2 JP3061483 B2 JP 3061483B2
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Takara Belmont Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、理髪店、美容院等で使
用される自動洗髪機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平3−12640
3号公報で示されているような、人手を介さずに、頭部
や髪を洗浄用温水を噴射して洗髪を行う自動洗髪機が知
られている。このような自動洗髪機では、洗浄に用いる
湯の温度を一定に保つため、外部の給水管から供給され
た水と、外部の給湯管から供給された湯とをミキシング
バルブで混合し、ミキシングバルブで混合された温水を
一旦貯湯タンクに溜める。そして、貯湯タンクに溜めら
れた温水(洗浄水)がポンプで汲み出され、洗浄水噴射
用のノズルへ供給される仕組みになっている。そして、
洗髪時においては、ノズルから所定の温度の洗浄水が噴
射され、頭部や髪の洗浄が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動洗髪機
にあっては、ミキシングバルブにより貯湯タンクに溜め
る温水を混合しているものの、給湯源からミキシングバ
ルブまでの給湯管の距離が長い場合、ミキシングバルブ
で混合される温水は、当初は所定温度に達しない。ある
いは季節等により、ミキシングバルブで混合された温水
の温度が変化する。よって、常に安定した温度の温水を
貯湯タンクに溜めることができないでいた。そして、貯
湯タンク内に貯留されている温水の温度が安定化しない
と、洗髪に適した温度の洗浄水をノズルから噴射させる
ことができず、被洗髪者に対し不快感を与えることがあ
った。
【0004】本発明は、上記に鑑み、貯湯タンク内で貯
留されている温水の温度を安定化し得る自動洗髪機の提
供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、温水を貯湯する貯湯タンクを有し、該貯湯タンク
に溜められた温水を用いて洗髪を行う自動洗髪機であっ
て、外部から供給される水と、外部から供給される湯と
を混合するミキシングバルブ、上記ミキシングバルブで
混合された温水を上記貯湯タンクへ導くための第1水
管、上記ミキシングバルブで混合された温水を外部に排
水するための第2水管、上記ミキシングバルブで混合さ
れた温水の温度を検知する水温検知手段、上記水温検知
手段で検知された温水の温度が洗髪に適した温度範囲に
あるか否かを判別する水温判別手段、および上記水温判
別手段により、温水の温度が洗髪に適した温度範囲にあ
ると判別されたとき、上記第1水管を開いて貯湯タンク
に温水を貯留させ、温水の温度が洗髪に適した温度範囲
外にあると判別されたとき、上記第1水管を閉じ、第2
水管を開いて温水を外部に排水させる貯湯制御手段を含
むものである。
【0006】
【作用】上記課題解決手段において、水温判別手段が、
水温検知手段からの出力信号に基づき、ミキシングバル
ブで混合された温水の温度が洗髪に適した温度範囲にあ
ると判別すると、第1水管を開き、貯湯タンクに温水を
給湯する。一方、水温判別手段が、水温検知手段からの
出力信号に基づき、ミキシングバルブで混合された温水
の温度が洗髪に適した温度範囲外にあると判別すると、
第1水管を閉じ、第2水管を開き温水を外部に排水す
る。
【0007】このように、ミキシングバルブで混合され
た温水が洗髪に使用不可能な温度範囲であれば、貯湯タ
ンクへは給湯せず、外部に排水することができるため、
貯湯タンク内の温水温度が安定する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。図1は本発明の一実施例に係る自動洗髪機
の外観斜視図である。図1を参照しつつ、本実施例に係
る自動洗髪機の外観構成について説明する。本実施例の
自動洗髪機は、図1の如く、キャビネット1によってそ
の外観形状が形成されており、キャビネット1の上面中
央には、頭部を挿入するための入口2が形成されてい
る。入口2の内部には、頭部および髪が収納される後述
する水槽が配置されている。
【0009】入口2には、被洗髪者の顔面部周囲を覆う
略C字形のフード3が取り付けられている。フード3
は、入口2を大きく開いた開成状態と、入口2を小さく
すぼめた図示の閉成状態とに開閉可能とされており、使
用時に顔面を露出させるための切除部4が形成されてい
る。切除部4の周縁には、顔面に弾力的に接触し、水槽
内から飛沫する水滴が被洗髪者の顔面にかかるのを防止
するフェイスシール5が配置されている。フェイスシー
ル5が切除部4の周縁から突出する突出量は、3つの調
整ノブ6によって調整可能にされている。
【0010】キャビネット1の上面の右奥には、操作パ
ネル7が配置されており、操作パネル7には、後述する
ように、種々の操作キーや表示器が配列されている。ま
た、キャビネット1の上面には、自動洗髪機を操作する
美容師等が洗髪の仕上げ時等に用いられるハンドシャワ
ー8が、抜き出し可能に備えられている。上記操作パネ
ル7の奥には、ハンドシャワー8のための冷水および温
水の流出/停止ならびに流量調整用のノブ9,10が備
えられている。そして、美容師等がハンドシャワー8を
操作する際に、被洗髪者により近づけるように、キャビ
ネット1の右手前のコーナ部13がカットされている。
【0011】さらに、キャビネット1の左奥には、シャ
ンプー収納箱11およびトリートメント収納箱12が備
えられており、これら収納箱11,12内のシャンプー
液および/またはトリートメント液は、後述するよう
に、自動的に洗浄水に混入される。図2は操作パネルの
構成を示す平面図である。操作パネル7は、図2の如
く、大きくは給湯関係ブロック部20、運転コース関係
ブロック部30および補助キーブロック部40のブロッ
ク部に区分される。
【0012】給湯関係ブロック部20には、給湯キー2
1、給湯キー21のオン/オフを示す給湯キーランプ2
1L、複数のランプでできたスタンバイ表示器23およ
び7セグメント表示器で構成されたタンク温度表示器2
4が備えられている。給湯キー21は、後述するタンク
への給湯の開始/停止を指示するためのキーである。給
湯キー21がオンされると、後述する水槽内のノズルリ
ンクが水平位置に移動して停止し、タンクへの給湯が始
まる。給湯中は、スタンバイ表示器23の複数のランプ
が順次点灯および消灯を繰り返して給湯中であることを
表示する。そして、タンク内に所定量の温水が満たされ
ると、スタンバイ表示器23の全てのランプが点滅し
て、タンクへの給湯が完了したことが表示される。ま
た、タンク温度表示器24によってタンク内に満たされ
た温水の温度が表示される。なお、タンク温度表示器2
4は、トラブルモニタ表示も兼用しており、エラー表示
(E表示)を示し得る。例えば、タンク内の温水の温度
が所定温度以上の場合は「E1」、タンクが空の場合は
「EP」等の表示を行う。
【0013】運転コース関係ブロック部30には、ショ
ート・ミディアムヘアー洗髪コース選択兼スタートキー
31、キーランプ31L、ロングヘアー洗髪コース選択
兼スタートキー32およびキーランプ32Lが設けられ
ている。つまり、洗髪コースを選択するための洗髪コー
ス選択キーと、スタートキーとが兼用されている。この
ため、自動洗髪機を操作する美容師等は、例えばショー
ト・ミディアムヘアー洗髪コース(以下、「ショート洗
髪コース」という)の運転を行う場合には、ショート・
ミディアムヘアー洗髪コース選択兼スタートキー31を
押すだけでよい。そうすれば、ショート洗髪コースが選
択され、その選択されたショート洗髪コースの運転が開
始される。また同様に、ロングヘアー洗髪コース選択兼
スタートキー32が押されると、ロングヘアー洗髪コー
ス(以下、「ロング洗髪コース」という)が選択され、
ロング洗髪コースの運転が開始される。このように、洗
髪コース選択キーとスタートキーとを兼用すると、1度
のキー操作で所望の洗髪コースの操作を開始でき、操作
性がよいという利点がある。
【0014】さらに、運転コース関係ブロック部30に
は、終了までの所要時間を「分」表示するための残り時
間表示器33、経過状態表示器34、シャンプーコー
ス、プレーンリンス(P・リンス)コース、トリートメ
ント(トリート・M)コースおよびこれらコースを全て
行うフルコースといった洗浄コースの種類を選択するた
めの洗浄コース選択キー35、および洗浄コース選択キ
ー35によって選択された洗浄コースの種類を表すため
の洗浄コース種類表示器36が配置されている。
【0015】補助キーブロック部40には、運転コース
終了時に報知される電子メロディ音による曲目またはブ
ザー音を選択するための曲目選択キー41、電子メロデ
ィ音またはブザー音の音量を調整するための音量調整キ
ー42、水圧選択キー43、水圧選択キー43によって
選択された水圧を表示するための表示ランプ43L、後
述するノズルリンクを手動で揺動させるためのリンク揺
動キー44およびリンク揺動キー44のオン/オフ状態
を表示するためのキーランプ44L、タンク内の水を排
水するための排水キー45および排水キー45のオン/
オフ状態を表示するためのキーランプ45Lが備えられ
ている。
【0016】図3は自動洗髪機の部分縦断側面図であ
る。図3を参照しつつ、自動洗髪機の内部構成について
説明する。図3において、51は水槽であって、水槽5
1の上部には、洗髪時に被洗髪者の頭部Hを背面状態で
挿入できるように、開口53が形成されており、底面に
は排水口51aが形成されている。この水槽51は、頭
部Hが挿入されたときに、頭部Hから垂れ下がる髪HA
が長い、いわゆるロングヘアーであっても、ロングヘア
ーHAの先端が水槽51の底に溜まらず、自然に垂れ下
がることができる程度の深さにされている。例えば、水
槽51の深さは約50cmとされている。
【0017】水槽51の上方位置には、上ノズルリンク
55が設けられており、上ノズルリンク55は、支点5
6を中心に矢印A1に角度範囲内で揺動自在にされてい
る。上ノズルリンク55は、後で詳述するように、頭部
Hに沿うように略半円弧状に形成されており、その端部
が水槽51の側壁に回動自在に取り付けられいる。この
ノズルリンク55には、複数個のノズル57が頭部H方
向へ向けて配列されている。そして、使用時には、ノズ
ル57が噴射される洗浄水により、頭部Hおよび髪HA
の根元部分を洗うことができるとともに、洗浄水の噴射
により頭皮をマッサージできるようになっている。
【0018】また、水槽51には、下ノズルリンク58
が矢印A2の角度範囲内で回動自在に設けられている。
下ノズルリンク58には、複数個のノズル59が固着さ
れれており、ノズル59から噴射される洗浄水により、
A2の角度範囲内で髪HAの根元部および襟足部を洗浄
できる仕組みになっている。さらに、水槽51の相対的
に下方位置の前後の内壁には、主として髪HAが長いと
きに、その先端部分(以下「ロング毛髪部」という)を
洗浄するための3つの固定式ノズル60a,60b,6
0cが配列されている。この各ノズル60a,60b,
60cにより、洗髪時にロング毛髪部を櫛で洗うように
洗髪できる。
【0019】水槽51の上部には、フード3が備えられ
ている。フード3は、支点13を中心に矢印A3方向へ
開閉自在にされている。使用開始前には、フード3を閉
成して、頭部Hを背面状態で水槽51の開口53へ挿入
した後、フード3を開成する。フード3の切除部4の周
縁には、前述したように、柔軟性のある弾性材でできた
フェイスシール5が装着されており、フード3を閉成す
ると、被洗髪者の顔面にはフェイスシール5が当接す
る。よって、水槽51内から飛沫する水滴が被洗髪者の
顔面に飛沫するのが防止される。
【0020】図4は自動洗髪機の水路図である。図4を
参照しつつ、自動洗髪機の水路について説明する。外部
の給水管から供給される水は、図12の如く、ストップ
バルブ81C、ストレーナ82Cおよび逆止弁83Cを
経てミキシングバルブ84に与えられる。また、外部の
給湯管から供給される湯は、ストップバルブ81H、ス
トレーナ82Hおよび逆止弁83Hを経てミキシングバ
ルブ84に与えられる。そして、ミキシングバルブ84
において、水と湯が混合され適当な温水にされる。この
温水は、貯湯バルブ85が開かれると、ミキシングバル
ブ84に接続された第1水管86を介して貯湯タンク8
7へ供給される。また、ミキシングバルブ84の温水
は、シャワーバルブ88が開かれると、ハンドシャワー
8から噴射される。
【0021】貯湯タンク87は、本実施例では例えば容
量40リットルのタンクである。貯湯タンク87内に
は、下限水位センサ89および上限水位センサ90が備
えられており、この2つの水位センサ89,90の出力
信号に基づいて、タンク87内の水量がほとんどなくな
ったか、または一杯になったかの検出が可能にされてい
る。また、貯湯タンク87の例えば下方位置には、タン
ク87内の水温を検知する第1の水温検知サーミスタT
h1が備えられており、タンク87内に貯留された温水
の温度が検知可能にされている。
【0022】そして、貯湯タンク87の上方位置には、
水槽51の排水口51aに接続された排水管91に接続
するオバーフロー管92が備えられており、タンク87
内に貯留限界以上の温水が供給されると、オバーフロー
管92によって過供給された温水が排水管91に導か
れ、外部に排水される。第1水管86のミキシングバル
ブ84との接続部には、ミキシングバルブ84にて混合
された温水の温度を検知する第2の水温検知サーミスタ
Th2が備えられており、ミキシングバルブ84にて混
合された温水の温度が洗髪に適した温度範囲内にあるか
否かを検知可能とされている。そして、第1水管86に
は、オバーフロー管92に接続する第2水管93が、第
1水管86から枝分かれするかたちで接続されており、
第2水管93の途中部には、捨水バルブ94が備えられ
ている。そして、水温検知サーミスタTh2により、ミ
キシングバルブ84の温水の温度が洗髪に適した温度範
囲外であると検知されると、捨水バルブ94が開かれ
る。そうすると、洗髪に適さない温度の温水は、第2水
管93によりオバーフロー管92に導かれ、オバーフロ
ー管92から排水管91を経て外部に排水される。
【0023】また、貯湯タンク87の下方位置は、流出
管96を介して、インバータ106により仕事量が可変
可能とされたポンプ95の吸込側に接続されている。ポ
ンプ95が駆動されると、タンク87に貯留された温水
は流出管96を通ってポンプ95に吸い込まれる。ポン
プ95の吐出側には、上ノズル用バルブ96Aを介して
上ノズルリンク55が、下ノズル用バルブ96Bを介し
て下ノズルリンク58が、ロング用バルブ97を介して
ロング毛髪用の固定式ノズル60a,60b,60cが
それぞれ独立して接続されている。また、排水バルブ9
8を介して排水管91にも接続されている。
【0024】それゆえ、ロング用バルブ97および排水
バルブ98が閉じ、上ノズル用バルブ96Aおよび下ノ
ズル用バルブ96Bが開いている場合には、ポンプ95
に吸い込まれた温水はバルブ96A,96Bを介して上
ノズルリンク55および下ノズルリンク58にそれぞれ
与えられ、各ノズルリンク55,58に配列された複数
個のノズル57,59から勢いよく噴射される。一方、
上ノズル用バルブ96A、下ノズル用バルブ96Bおよ
び排水バルブ98が閉じ、ロング用バルブ97が開いて
いる場合には、ポンプ95に吸い込まれた温水はロング
毛髪用の固定式ノズル60a,60b,60cから勢い
よく噴射される。
【0025】また、上ノズル用バルブ96A、ロング用
バルブ97および排水バルブ98が閉じ、下ノズル用バ
ルブ96Bが開いている場合には、ポンプ95に吸い込
まれた温水は下リンク用ノズルリンク58のノズル59
から噴射されるから、洗髪時において襟足部のみ洗浄す
ることができる。さらに、排水バルブ98が閉じられ、
上ノズル用バルブ96A、下ノズル用バルブ96Bおよ
びロング用バルブ97が開いている場合には、上ノズル
リンク55のノズル57、下ノズルリンク58のノズル
59およびロング毛髪用の固定式ノズル60a,60
b,60cの3種類のノズルから温水が噴射される。一
方、排水バルブ98が開いている場合には、上ノズル用
バルブ96A、下ノズル用バルブ96Bおよびロング用
バルブ97は閉じ、ポンプ95に吸い込まれた温水は排
水管91から排水される。
【0026】上記3種類のノズル57,59および60
a,60b,60cから噴射された洗浄水は、水槽51
内に受け止められ、水槽51の排水口に配置された排水
トラップ99を経て排水管91に排水される。排水トラ
ップ99は、従来公知の構造を有しており、水槽51内
の悪臭の発生を防止すると共に、水槽51内に落下した
髪が排水管91へ流れ出るのを阻止するためのものであ
る。
【0027】流出管96には、シャンプー収納箱11に
接続される枝管100と、トリートメント収納箱12に
接続される枝管101とがそれぞれ接続されている。枝
管100の途中部には、シャンプーバルブ102および
量調整用バルブ103が、枝管101の途中部には、ト
リートメントバルブ104および量調整用バルブ105
がそれぞれ備えられている。それゆえ、ポンプ95の作
動中に、シャンプーバルブ102が開かれると、枝管1
00が負圧となり、シャンプー収納箱11に収納された
シャンプー液が枝管100から流出管96内へ流れ込
み、貯湯タンク87から取り出される温水にシャンプー
液が混入される。同様に、ポンプ95の作動中に、トリ
ートメントバルブ104が開かれると、枝管101が負
圧となり、トリートメント収納箱12に収納されたトリ
ートメント液が枝管101を流れる温水中に混入され
る。
【0028】したがって、シャンプーバルブ102また
はトリートメントバルブ104を操作し、かつ量調整用
バルブ103または105を調整することにより、3種
類のノズル57,59および60a,60b,60cか
ら噴射される洗浄水中にシャンプー液またはトリートメ
ント液を混入できる。なお、バルブ85,94,96
A,96B,97,98,102,104は電磁弁が使
用されている。
【0029】図5は自動洗髪機の制御回路の構成を示す
ブロック図である。図5を参照しつつ、制御回路の構成
について説明する。制御回路には、図5の如く、制御中
枢としてのマイクロコンピュータ110が備えられてお
り、マイクロコンピュータ110は、CPU、データR
AM、プログラムROMおよびタイマ等を含み、予めR
OMに記憶されているプログラムに従って制御を行う。
【0030】具体的には、図2に示す操作パネル7に備
えられた各種キーの押圧に応答して、対応するキースイ
ッチ群等111から信号がマイクロコンピュータ110
に入力される。また、図4に示すサーミスタTh1,T
h2の検知温度、水位センサ89,90の出力、フード
3の開成状態を検出するフードスイッチ112の出力、
リードスイッチMS1,MS2からの上ノズルリンク5
5の揺動位置検出出力が、マイクロコンピュータ110
に入力される。さらに、図2で図示していない操作パネ
ル7に備えられたモニタスイッチ115および停電検出
回路116の出力も、マイクロコンピュータ110に入
力される。
【0031】そして、マイクロコンピュータ110は、
上述の各入力信号に基づいて、操作パネル7に備えられ
たタンク温度表示器24および残り時間表示器33へセ
グメント信号を出力する。同時に、タンク温度表示器2
4および残り時間表示器33ならびに行程および状態表
示用発光ダイオード117(この発光ダイオード117
は、図3に示した操作パネル7における21L,23,
31L,32L,34,36,43L,44L,45L
等である。)へコントロール信号を出力する。また、行
程および状態表示用発光ダイオード117へは、発光ダ
イオード出力を出力する。
【0032】また、マイクロコンピュータ110は、図
4に示す貯湯バルブ85、捨水バルブ94、上ノズル用
バルブ96A、下ノズル用バルブ96B、ロング用バル
ブ97、排水バルブ98、シャンプーバルブ102、ト
リートメントバルブ104およびリンクモータ71へ制
御信号を出力し、これらのバルブおよびモータを制御す
る。
【0033】さらに、マイクロコンピュータ110は、
図4に示すインバータ106を制御して、ポンプ95を
所定の仕事率で駆動させる。さらにまた、メロディIC
118を制御して、所望のメロディ音を必要に応じて出
力させる。図6は自動洗髪機における洗髪運転時の関連
要素の操作/非動作を表すタイミングチャートである。
図6を参照して、洗髪運転時における洗髪行程の流れの
概略を説明する。
【0034】図6に示すように、電源がONされると、
待機モードに入る。その後、給湯キー21がON操作さ
れると、貯湯バルブ85を開いて給湯モードに入り、そ
の後スタンバイモードに入る。そして、洗髪運転がスタ
ートされると、洗髪コースに則した洗髪モードに入り、
順次初期排水(連続)→弱洗浄(連続)→予洗(もみ)
→本洗(下のみ→もみ→連続→スポット→もみ)→すす
ぎ1(下のみ→連続→スポット→もみ)→トリートメン
ト(連続)→すすぎ2(連続)といった行程を経て洗髪
が終了する。
【0035】給湯中に、給湯キー21を押すと一時停止
し、再び給湯キー21を押すと再スタートする。また、
一時停止中に給湯キー21を2秒以上押し続けると待機
モードに戻る。洗髪運転中に、ショート・ミディアムヘ
アー洗髪コース選択兼スタートキー31あるいはロング
ヘアー洗髪コース選択兼スタートキー32を押すと一時
停止し、運転していた洗髪コースに対応するキーランプ
31L,32Lが点灯に変わる。また、点灯しているキ
ーランプに対応する洗髪コース選択兼スタートキー31
あるいは32の再押で再スタートし、一時停止中に上記
スタートキー31あるいは32を2秒以上押し続けると
待機モードに戻る。ただし、洗髪運転を開始して「初期
排水、弱洗浄」の間なら、スタートキー31あるいは3
2を押すと一時停止し、キーランプ31Lと32Lがと
もに点灯に変わる。つまり、「初期排水、弱洗浄」の間
のみ、ショート洗髪コースあるいはロング洗髪コースに
係る洗浄コースの変更が可能である。このように、「初
期排水、弱洗浄」の間、すなわちタンク87の水位が洗
浄可能な間のみ洗浄コースの変更を可能にすることで、
途中でコースを変更しても、決められた水量のなかで洗
髪を完了することができる。
【0036】上記洗髪モードに係る各行程の動作につい
て詳述する。初期排水とは、流出管96、ポンプ95、
上ノズルリンク55および下ノズルリンク58内等に最
初に溜まっている水(この水は、貯湯タンク87内の温
水とは異なり、通常は冷めた水である。)を排水するこ
とである。初期排水行程に入ると、初期排水時において
上ノズルリンク55から噴射される冷めた水ができるだ
け被洗髪者の頭部にかからないように、まずリンクモー
タ71を右回転して上ノズルリンク55を揺動させ、第
2のリードスイッチMS2が上ノズルリンク55の下位
置を検出した時点で、リンクモータ71を停止して上ノ
ズルリンク55を下位置で止める(図6中*10参
照)。そして、周波数f(例えば、7Hz)をもってポ
ンプ95を駆動させながら、上ノズル用バルブ96A、
下ノズル用バルブ96Bおよびロング用バルブ97をO
Nして、初期排水を行う。
【0037】弱洗浄行程に入ると、周波数f(例えば、
ロング洗髪コースを選択した場合には30Hz)をもっ
てポンプ95を駆動させながら、上ノズル用バルブ96
A、下ノズル用バルブ96Bおよびロング用バルブ97
をONするとともに、第1のリードスイッチMS1が上
ノズルリンク55の水平位置を検出するまで、リンクモ
ータ71を右回転し、リードスイッチMS1が上ノズル
リンク55の水平位置を検出した時点で、リンクモータ
71を停止し、一定時間上ノズルリンク55を水平位置
で止めて弱洗浄を行う(図6中*11参照)。このよう
に、一定時間上ノズルリンク55を水平位置で止めて洗
浄を行うことで、手で洗髪する場合のように、まず洗浄
水の噴射力および温度に慣れさせるため、被洗髪者の頭
頂部に洗浄水を当てることができるとともに、いきなり
上ノズルリンク55が所定の角度範囲で揺動することに
起因する、被洗髪者がくすぐったいとか、洗浄水が顔の
ところまで噴射されるのではないかといった心配を緩和
することがきる。なお、前述した効果を一層高めるた
め、ポンプ圧力を除々に上げていくのが好ましい。
【0038】予洗(もみ)行程に入ると、周波数f(例
えば、ロング洗髪コースを選択した場合には36Hz)
をもってポンプ95を駆動させながら、上ノズル用バル
ブ96A、下ノズル用バルブ96Bおよびロング用バル
ブ97をONするとともに、リンクモータ71を所定時
間毎に正逆転させて、上ノズルリンク55および下ノズ
ルリンク58を繰り返し小刻みに反復揺動させて予洗
(もみ)を行う。このように、リンクモータ71を所定
時間毎に正逆転させることで、特に上ノズルリンク55
は繰り返し小刻みに反復揺動するから、洗髪時に被洗髪
者の頭部へ適度な刺激を与えて、被洗髪者にあたかも手
でもみながら洗髪しているように感じさせることがで
き、頭部へのマッサージ、および洗浄効果が向上する。
【0039】本洗(下のみ)行程に入ると、周波数f
(例えば、ロング洗髪コースを選択した場合には49H
z)をもってポンプ95を駆動させながら、上ノズル用
バルブ96AをOFFし、下ノズル用バルブ96Bおよ
びロング用バルブ97ならびにシャンプーバルブ102
をONするとともに、下ノズリンク58を揺動させて本
洗(下のみ)を行う。
【0040】本洗(もみ)行程に入ると、上ノズル用バ
ルブ96A、下ノズル用バルブ96Bおよびロング用バ
ルブ97ならびにシャンプーバルブ102をONすると
ともに、予洗(もみ)行程同様、リンクモータ71を所
定時間毎に正逆転させて、上ノズルリンク55および下
ノズルリンク58を繰り返し小刻みに反復揺動させて本
洗(もみ)を行う。
【0041】本洗(連続)行程に入ると、上ノズル用バ
ルブ96A、下ノズル用バルブ96Bおよびロング用バ
ルブ97ならびにシャンプーバルブ102をONすると
ともに、上ノズルリンク55および下ノズルリンク58
を揺動させて本洗(連続)を行う。本洗(スポット)行
程に入ると、上ノズル用バルブ96A、下ノズル用バル
ブ96Bおよびロング用バルブ97ならびにシャンプー
バルブ102をONするとともに、上ノズルリンク55
および下ノズルリンク58を揺動させて本洗(スポッ
ト)を行う。
【0042】すすぎ1(下のみ)行程に入ると、周波数
f(例えば、ロング洗髪コースを選択した場合には49
Hz)をもってポンプ95を駆動させながら、上ノズル
用バルブ96AをOFFし、下ノズル用バルブ96Bお
よびロング用バルブ97をONするとともに、下ノズル
リンク58のみを揺動させてすすぎ1(下のみ)を行
う。
【0043】すすぎ1(連続)行程に入ると、上ノズル
用バルブ96A、下ノズル用バルブ96Bおよびロング
用バルブ97をONするとともに、上ノズルリンク55
および下ノズルリンク58を揺動させてすすぎ1(連
続)を行う。すすぎ1(スポット)行程に入ると、上ノ
ズル用バルブ96A、下ノズル用バルブ96Bおよびロ
ング用バルブ97をONするとともに、上ノズルリンク
55および下ノズルリンク58を揺動させてすすぎ1
(スポット)を行う。
【0044】すすぎ1(もみ)行程に入ると、予洗(も
み)行程同様、上ノズル用バルブ96A、下ノズル用バ
ルブ96Bおよびロング用バルブ97をONするととも
に、リンクモータ71を所定時間毎に正逆転させて、上
ノズルリンク55および下ノズルリンク58を繰り返し
小刻みに反復揺動させてすすぎ1(もみ)を行う。トリ
ートメント行程に入ると、上ノズル用バルブ96A、下
ノズル用バルブ96Bおよびロング用バルブ97ならび
にトリートメントバルブ104をONするとともに、上
ノズルリンク55および下ノズルリンク58を揺動させ
てトリートメントを行う。
【0045】すすぎ2行程に入ると、上ノズル用バルブ
96A、下ノズル用バルブ96Bおよびロング用バルブ
97をONするとともに、上ノズルリンク55および下
ノズルリンク58を揺動させてすすぎ2を行う。なお、
すすぎ2が終了した後、第2のリードスイッチMS2が
ONされ、上ノズルリンク55が下位置にあると判別さ
れる(図6中*12参照)と、全出力をOFFし、終了
ブザーまたは所定のメロディを鳴動して洗髪モードを終
了する。
【0046】上記本洗(もみ)、本洗(連続)およびす
すぎ1(連続)ならびにすすぎ1(もみ)行程における
インバータ106の周波数出力(図6の*4)は、下記
の表1に示すように、ロングコースおよびショートコー
スの圧力設定に応じて出力される。なお、表1は圧力設
定と周波数との関係を示している。
【0047】
【表1】
【0048】また、本洗(スポット)およびすすぎ1
(スポット)行程におけるインバータ106の周波数出
力は、ショートコース選択時には、24HZ(1秒)−
[設定+2段階上の圧力周波数]Hz(1秒)の繰り返
しで行われ(図6の*1)、ロングコース選択時には、
30HZ(1秒)−[設定+2段階上の圧力周波数]H
z(1秒)の繰り返しで行われる(図6の*2)。
【0049】さらに、本洗(下のみ)から本洗(もみ)
およびすすぎ1(下のみ)からすすぎ1(もみ)に移行
する際(図6の*13)、0.3秒間ポンプ95を休止
しているのは、本洗(下のみ)から本洗(もみ)および
すすぎ1(下のみ)からすすぎ1(もみ)に移行する際
のバルブ切替時の圧力変動が大きいので、これに起因す
るウォターハンマー現象を防止するためである。
【0050】図7は給湯モードにおける制御内容を示す
フローチャートである。ここで、図7を参照して、給湯
モードの流れについて詳細に説明する。給湯がスタート
すると、被洗髪者の頭搭載時においてロングヘアーの場
合、水槽51の下部に髪を垂らすのに上ノズルリンク5
5が邪魔にならないように、まずリンクモータ71を正
転(以下、「右回転」という)して上ノズルリンク55
を下方に揺動させ、第1のリードスイッチMS1が上ノ
ズルリンク55の水平位置を検出すると、リンクモータ
71を停止して上ノズルリンク55を水平位置で止める
(図6の*9参照)。
【0051】そして、図7に示すように、ステップS1
において、貯湯バルブ85をOFFした状態で、ミキシ
ングバルブ84により給水管から供給された水と、給湯
管から供給された湯とを混合し、ステップS2で、第2
の水温検知サーミスタTh2の出力信号に基づき、ミキ
シングバルブ84で混合された温水の温度Teが洗髪の
適した温度範囲(例えば、36℃<Te<42℃)にあ
るか否かを判別する。
【0052】ステップS2において、ミキシングバルブ
84で混合された温水の温度Teが上記温度範囲以外で
あると判別されると、ステップS3に移行し、ミキシン
グバルブ84で混合された温水の温度Teが上記温度範
囲内になるまで、捨水バルブ94をONし、温水を第2
水管93から外部に排水する。一方、ミキシングバルブ
84で混合された温水の温度Teが上記温度範囲内であ
ると判別されると、捨水バルブ94をOFFしたまま
(ステップS4)、ステップS5に移行し、下限水位セ
ンサ89の出力信号に基づき、貯湯タンク87内の温水
の水位が下限L以下か否か判別する。
【0053】ステップS5において、貯湯タンク87内
の温水の水位が下限L以下であると判別されると、ステ
ップS8に移行する。一方、貯湯タンク87内の温水の
水位が下限L以上であると判別されると、ステップS6
に移行し、水温検知サーミスタTh1の出力信号に基づ
き、タンク87内の温水の温度が所定温度(例えば、3
5℃)以下か否か判別する。ここで、タンク87内の温
水の温度が所定温度以上であると判別されると、ステッ
プS8に移行し、タンク87内の温水の温度が所定温度
以下であると判別されると、ステップS7に移行し、貯
湯タンク87内の温水の水位が下限L以下になるまで、
排水バルブ98およびポンプ95をONし、温水を流出
管96および排水管91を介して外部に排水する。
【0054】ステップS8に移行すると、ステップS9
で上限水位センサ90の出力信号に基づき、タンク87
内の温水の水位が上限Hに到達したと判別されるまで、
排水バルブ98およびポンプ95をOFFとしたまま、
貯湯バルブ85をONし、温水をタンク87内に貯留す
る。そして、ステップS9において、タンク87内の温
水の水位が上限Hに到達したと判別されると、ステップ
S10に移行し、貯湯バルブ85をOFFして給湯を終
了する。
【0055】このように、貯湯バルブ85の上流側にお
いて、第1水管86に対して枝分かれするかたちで第2
水管93を接続するとともに、第2水管93の途中部に
当該第2水管93を開閉する捨水バルブ94を配置し、
さらに第1水管86のミキシングバルブ84との接続部
に水温検知サーミスタTh2を設け、給湯モード時に、
水温検知サーミスタTh2により、ミキシングバルブ8
4で混合された温水の温度が洗髪に適した温度範囲外で
あると検知されると、貯湯バルブ85を閉じ、捨水バル
ブ94を開くように構成しているから、ミキシングバル
ブ84を通過した温水が洗髪に使用不可能な温度範囲で
あれば、貯湯タンク87へは給湯せず、第2水管93を
介して外部に排水することができる。
【0056】そのため、貯湯タンク87内の温水温度が
安定し、洗髪に適した温度の洗浄水をノズルから噴射さ
せることができるから、被洗髪者に対し不快感を与える
ことはない。なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。
【0057】例えば、上記実施例においては、貯湯バル
ブ85の上流側において第1水管86に対して枝分かれ
するかたちで第2水管93を接続し、ミキシングバルブ
84で混合された温水の温度に基づいて、貯湯バルブ8
5、捨水バルブ94をON/OFF制御して、貯湯タン
ク内の温水温度を安定させる構成について記載したが、
これ以外にも、第1水管86と第2水管93との分岐点
に1つの流路切替バルブを設け、ミキシングバルブ84
で混合された温水の温度に基づいて、流路切替バルブを
作動させて、温水の流路を切り替える構成としてもよ
い。また、第2水管93を第1水管86に対して枝分か
れさせて接続するのではなく、第1水管86とパラレル
にミキシングバルブ84に接続し、ミキシングバルブ8
4で混合された温水の温度に基づいて、貯湯バルブ8
5、捨水バルブ94をON/OFF制御する構成として
もよい。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、ミキシングバルブで混合された温水が洗髪に使
用不可能な温度範囲であれば、貯湯タンクへは給湯せ
ず、第2水管を介して外部に排水することができるた
め、貯湯タンク内の温水温度が安定するといった優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動洗髪機の外観斜視
図である。
【図2】操作パネルの構成を示す平面図である。
【図3】自動洗髪機の部分縦断側面図である。
【図4】自動洗髪機の水路図である。
【図5】自動洗髪機の制御回路の構成を示すブロック図
である。
【図6】自動洗髪機における洗髪運転時の関連要素の操
作/非動作を表すタイミンチャートである。
【図7】給湯モードにおける制御内容を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
84 ミキシングバルブ 85 貯湯バルブ 86 第1水管 87 貯湯タンク 93 第2水管 94 捨水バルブ Th2 水温検知サーミスタ 110 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 結城 武成 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 野呂 勝 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特許2520342(JP,B2) 実公 昭56−14722(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 19/08 A45D 19/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温水を貯湯する貯湯タンクを有し、該貯湯
    タンクに溜められた温水を用いて洗髪を行う自動洗髪機
    であって、 外部から供給される水と、外部から供給される湯とを混
    合するミキシングバルブ、 上記ミキシングバルブで混合された温水を上記貯湯タン
    クへ導くための第1水管、 上記ミキシングバルブで混合された温水を外部に排水す
    るための第2水管、 上記ミキシングバルブで混合された温水の温度を検知す
    る水温検知手段、 上記水温検知手段で検知された温水の温度が洗髪に適し
    た温度範囲にあるか否かを判別する水温判別手段、およ
    び上記水温判別手段により、温水の温度が洗髪に適した
    温度範囲にあると判別されたとき、上記第1水管を開い
    て貯湯タンクに温水を貯留させ、温水の温度が洗髪に適
    した温度範囲外にあると判別されたとき、上記第1水管
    を閉じ、第2水管を開いて温水を外部に排水させる貯湯
    制御手段を含むことを特徴とする自動洗髪機。
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