JPH06227706A - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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JPH06227706A
JPH06227706A JP3285493A JP3285493A JPH06227706A JP H06227706 A JPH06227706 A JP H06227706A JP 3285493 A JP3285493 A JP 3285493A JP 3285493 A JP3285493 A JP 3285493A JP H06227706 A JPH06227706 A JP H06227706A
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sensor
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Eiichi Kubo
栄一 久保
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00172Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling
    • G03G2215/00341Jam handling in document feeder
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給紙トレイにセットされた原稿を検知するエ
ンプティセンサと、原稿の繰出し手段と、原稿束の先端
を規正するストッパ部材とをこの順序で給紙方向上流側
から順に配列した原稿搬送装置では、エンプティセンサ
の検知信号に応答して繰出し手段の繰り出し開始ができ
るようになっていた。しかし、前記検知信号によって直
ちに給紙可能状態となると、セットが正常になされる前
に給紙が開始される恐れがあり、実際不完全なセットか
ら給紙されてミスフィードの原因となることもあった。
この発明はこの問題点を解決することを目的としたもの
である。 【構成】 原稿セット信号を受信してから繰り出し可能
状態への移行に一定の遅延時間を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は給紙トレイと、この給
紙トレイに積層された原稿に接して繰り出す繰出し手段
と、積層された原稿束の先端を規制するとともに、繰り
出し動作開始以前に給紙経路から退避するストッパ部材
とを備えた原稿搬送装置に関し、特に給紙トレイに原稿
束をセットしたことを検知してセット信号を出力するエ
ンプティセンサを具備したものに係る。
【0002】
【従来の技術】給紙トレイと、この給紙トレイに積層さ
れた原稿に接して繰り出す繰出し手段と、積層された原
稿束の先端を規制するとともに、繰り出し動作開始以前
に給紙経路から退避するストッパ部材と、給紙トレイに
原稿束をセットしたことを検知してセット信号を出力す
るエンプティセンサを具備した原稿搬送装置では、これ
らエンプティセンサ、繰出し手段及びストッパ部材を通
常この順序で給紙方向上流側から下流側に向けて配設し
ている。
【0003】従来では上記エンプティセンサによる原稿
のセット信号の出力によって直ちに繰出し手段による繰
り出し動作可能状態となるので、例えばカール紙がセッ
トされたような場合、実際は原稿先端がストッパ部材に
到達しない前に給紙指令を先に与えて、原稿の整頓がで
きないうちにストッパ部材が給紙経路から退避してしま
い、後段に設けられている一枚分離装置などによる動作
を不確実にするという問題点があった。
【0004】上記エンプティセンサによるセット信号に
よって原稿セットが完了し、繰出し手段による繰り出し
動作可能状態を表示をする表示手段を有するものでは、
やはり原稿がストッパ部材に到達する前に表示が変わ
り、繰り出し可能と誤判断することがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の原稿搬
送装置における上記問題点に鑑み、給紙トレイに対して
原稿束をセットするに当たり、このセット動作が確実に
実行されるようにし、不確実なセット状態で給紙動作を
開始することによって生じるおそれのあるダブルフィー
ドやミスフィードなどを未然に防止することを目的とし
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、(1)給紙トレイと、該給紙トレイに原稿束をセッ
トしたことを検知するエンプティセンサと、該エンプテ
ィセンサからの出力信号に応答して繰り出し動作の開始
を可能とする繰出し手段と、セットされた原稿束の先端
部を規制し、原稿の繰り出し動作開始以前に給紙経路か
ら退避するストッパ部材とを具備し、これらエンプティ
センサ、繰出し手段及びストッパ部材をこの順序で給紙
方向上流側から下流側に向けて配設して成る原稿搬送装
置では、前記エンプティセンサによる原稿束セット信号
を受けてから、所定の時間を経過した後に、前記繰出し
手段及びストッパ部材を動作可能な状態とする遅延手段
を設けた原稿搬送装置によって、また、(2)給紙トレ
イと、該給紙トレイに原稿束をセットしたことを検知す
るエンプティセンサと、前記給紙トレイから原稿を繰り
出す繰出し手段と、該繰出し手段が原稿の繰り出し動作
開始可能な状態にあることを表示する表示手段と、前記
給紙トレイにセットされた原稿束の先端部を規制し、原
稿の繰り出し動作開始以前に給紙経路から退避するスト
ッパ部材とを具備して成る原稿搬送装置では、前記エン
プティセンサによる原稿束セット信号を受けてから、所
定の時間を経過した後に、前記表示手段による前記繰出
し手段の繰り出し動作開始可能状態の表示を行う制御手
段を設けた原稿搬送装置によって達成される。
【0007】
【実施例】本発明は画像形成装置の一例としての複写機
に適用された原稿搬送装置を説明する。
【0008】原稿搬送装置Fは図1に示すように複写機
MのプラテンP上に載置・装着されている。
【0009】複写機MのプラテンPを覆うように載置さ
れている原稿搬送装置Fは、プラテンPの略半分に相当
する一定の領域を覆う搬送手段例えば搬送部10と、同
じくプラテンPの残りの領域を覆うプラテンカバー部2
0と、このプラテンカバー部20の上方に設けられ、給
紙トレイ例えば原稿トレイ部30にセットされた原稿を
プラテンPに向けて分離給送する分離給送部40と、搬
送部10によって搬送される露光済み原稿を受取り排出
する排紙部50と、この排紙部50によって排出される
原稿を収納する収納部60と、原稿搬送装置Fを複写機
MのプラテンPの上方に対して開閉可能に支持するヒン
ジ部70、および制御部80とを備えている。
【0010】図13は、図1における原稿搬送装置Fを
プラテンPの上方に開放した状態を示しており、プラテ
ンPの上面に読取有効範囲(読取部T:長さX−Z間)
が定められており、読取部の一端を読取規準点Xとして
いる。複写に際して、この規準点Xに原稿Dの一端を合
わせて配置することで、原稿に対応するコピーが得られ
る。
【0011】読取部Tは、複写可能な最大サイズであ
り、例えば、A3サイズ(297mm×420mm)を複写可能な
最大サイズとし、これをLサイズとし、A4サイズ(210
mm×297mm)以下をSサイズと想定している。従って読取
部Tの全長(X−Z間)がLサイズ原稿用であり、その
半分(X−Y間)がSサイズ原稿用となる。図13では
前記規準点Xに合わせてSサイズの原稿Dを読取部Tに
位置付けている。
【0012】図2には、原稿搬送装置Fに設けられた二
つの駆動モータM1,M2と、原稿搬送装置Fの動作を
制御するために必要な情報を収集するセンサS1〜S
5、および制御基板89が示されている。
【0013】駆動モータM1は、分離給送部40に駆動
連結されていると共に、主にセンサS1、S5からの出
力信号に基づいて駆動制御される。
【0014】駆動モータM2は、搬送部10に駆動連結
されていると共に、主にセンサS2,S3,S4からの
出力信号に基づいて駆動制御される。
【0015】センサS1は、原稿トレイ部30にセット
される原稿の有無を検出するためのエンプティセンサで
あって、図16に示すように揺動軸471にセンサレバ
ー47を軸支し、このセンサレバー47の端部によって
光軸を切られる位置に設けられたフォトセンサである。
【0016】センサS2は、分離給送部40で一枚に分
離された原稿をプラテンPに搬送する搬送路の途上に設
けられて、搬送路を通過する原稿の先端乃至後端を検出
するレジストセンサであって、搬送経路に沿った上流側
のサイズ検出センサとしての機能も備えている。
【0017】センサS3は、排紙部50を搬送される原
稿の先端乃至後端を検出し、搬送経路に沿ったスイッチ
バックセンサである。
【0018】センサS4は、駆動モータM2の出力軸8
6に設けられたインタラプタ871(後述)の回転量を検
出するフォトセンサである。
【0019】センサS5は、ヒンジ部70に設けられて
おり、原稿搬送装置Fが複写機Mに対して、プラテンP
上方を開放した開状態にあるのか、あるいは図1に示す
ようにプラテンPの上方を閉塞した閉状態にあるのかを
検出する。
【0020】原稿トレイ部30は、原稿を載せる載置ト
レイ31と、載置トレイ31上にセットされた原稿の側
端部を規制する一対の側端ガイド32L,32Rと、補
助トレイ33よりなる。
【0021】側端ガイド32L,32Rにはラック・ピ
ニオン機構(図示せず)が連結されており、載置トレイ
31上にセットされた原稿の中央部を図4に示す基準線
Kに位置させる。
【0022】補助トレイ33は、回転軸331によって
回動可能な状態で載置トレイ31に取り付けられてお
り、載置トレイ31に載置する大サイズの原稿後端側を
安定支持する。
【0023】分離給送部40には、分離された原稿を読
取部Tの中央Y点からプラテンPに案内する搬送経路を
構成する搬送路R1が形成されており、この搬送路R1
はガイド板410,411によって区画されている。そして搬
送路R1に沿って分離給送手段が配置されている。すな
わち、搬送路R1の入口側に繰出し手段としてのピック
アップローラ42が載置トレイ31に進退可能に設けら
れ、また各ガイド板410,411から給紙ローラ43と分離
ベルト44が搬送路R1に進入して互いに非接触の状態
で、且つ、互いがオーバーラップするように配置されて
いる。また、搬送路R1の出口側にレジストローラ451
とピンチローラ452が対向して設けられている。
【0024】搬送路R1の出口部分が前記プラテンPの
上面に定められた読取部Tの略々中央(Y点)に位置す
る。
【0025】搬送路R1の入口部分には、ガイド板411
に対して進退可能に設けられたストッパ部材例えば原稿
ストッパー46と、センサS1(図2参照)と協動して
載置トレイ31上の原稿の有無を検出するセンサレバー
47が設けられており、また、搬送路R1の給紙ローラ
43とレジストローラ451との間にはレジストセンサS
2が設けられている。
【0026】搬送路R1に沿って設けられた原稿ストッ
パー46、ピックアップローラ42、給紙ローラ43,
分離ベルト44は、図5,10に示すように、モータM
1からの動力をベルト駆動伝達手段810,811、複数のギア
Gを介して所定方向に回動・回転するように構成されて
いる。
【0027】ここで原稿を載置トレイ31から一枚引き
出して搬送路R1に送り込む場合を想定すると、モータ
M1の回転(正転)をギアG2,G3,G4を介して軸831に伝
達し、軸831の回転で駆動伝達部材832を駆動して軸833
を所定方向に回転させる。
【0028】この時、原稿ストッパー46は図3の鎖線
で示される位置に移動するので、載置トレイ31上の原
稿が分離給送可能な状態となる。原稿ストッパー46が
回動(下降)して図示しないストッパーに突当るとバネ
クラッチ834によって原稿ストッパー46の軸833を一定
以上の駆動力で駆動しないようにしている。
【0029】また、ピックアップローラ42が、揺動ア
ーム部材821によって給紙ローラ43を保持する軸82
に揺動可能に軸支されているので、軸831に固定される
と共に揺動アーム部材821に接触するレバー836の回転に
よって揺動アーム部材821が原稿に向かって下方に回動
して原稿の表面に接触する。ピックアップローラ42が
原稿に接触すると、バネクラッチ834によってピックア
ップローラ42の原稿に対する接触圧が一定に維持され
る。
【0030】さらに、モータM1の正転はギアG1,G5,G
6,G7を介して軸82,84に伝達され、給紙ローラ43
と分離ベルト44とを互いに異なる方向に回転させる。
【0031】なお、ギアG7には一方向クラッチ822が組
み込まれており、ギアG7の回転が停止しても、原稿が強
制的に前方に搬送されると、給紙ローラ43は原稿の前
進に従動して回転するようになっている。
【0032】また、ギアG6にも一方向クラッチ823が組
み込まれておりギアG5の回転が停止しても、原稿が強制
的に前方に搬送されると、分離ベルト44は原稿の前進
に従動して回転するようになっている。
【0033】ギアG1に一方向クラッチ824が内蔵されて
おり、モータM1が逆転する時は、ギアG1が空転し、ロ
ーラ42,43と分離ベルト44へ駆動を伝達しない
が、原稿ストッパー46とレバー836とには駆動が伝達
され、モータM1が正転した際とは、逆の方向に回転駆
動される。
【0034】また、軸838にはバネクラッチ837が設けら
れており、モータM1が逆転した際に原稿ストッパー4
6とレバー836とが所定以上の力で上方に駆動されない
ようになっている。
【0035】上記した分離給送部40の構成によって、
モータM1が正転した時はピックアップローラ42と給
紙ローラ43のみが順方向(原稿搬送方向)に回転し、
分離ベルト44が逆送方向に回転する。これによって載
置トレイ31に置かれた原稿を一枚ずつ搬送路R1の入口
から出口へと搬送する。
【0036】またモータM1が逆転した時はレバー836
の回転によってピックアップローラ42を原稿の表面か
ら離間させる。
【0037】原稿搬送部10は、エンドレスの帯状搬送
ベルト13と、搬送ベルト13を正逆転可能に駆動する
一対のプーリ11,12と、搬送ベルト13をプラテン
Pへ押し付ける複数のプレスローラ14とからなる。ま
た、原稿搬送部10は、プラテンPの上面の複写最大原
稿サイズ(読取部T)の読取基準点X側の略々半分(X
−Y間)を十分に覆う大きさを有している。
【0038】搬送路R1の出口に搬送ベルト13が設け
られている。搬送ベルト13は、プラテンPとの間に搬
送経路を構成する搬送路R2を形成し、搬送路R2の入
口が読取部Tの中央(Y点)に略々位置し、出口が読取
部Tの前端に定めた読取基準点Xに略々位置する。
【0039】この原稿搬送部10によって、搬送路R1
の出口から排出された原稿を読取部Tの基準点Xに搬送
したり、あるいは、基準点Xより前方に搬送して排紙し
たり、更には、逆方向に搬送することができる。
【0040】図3,7に示されるように原稿搬送部10
の出口(基準点X)の後方には、この原稿搬送部10に
連なって排紙部50が設けられている。排紙部50は、
エンドレスの帯状排紙ベルト51と、排紙ベルト51を
正逆転可能に駆動する一対のプーリ52,53と、プー
リ53に搬送ベルト13の駆動を伝達する転接ローラ5
4と、搬送路R2の出口から排出された原稿を収納部6
0に案内するガイド部材55,56を有し、原稿搬送部
10から送り出された原稿を案内する搬送経路としての
搬送路R3を形成している。
【0041】排紙ベルト51の対向部を逃れた位置に
は、一端をガイド部材55に固定され、他端部側で原稿
を排紙ベルト51に押し当てる板バネ部材57が設けら
れている。 転接ローラ54は、従動側プーリ12に対
向する位置で搬送ベルト13の表面に直接、バネ部材
(図示せず)によって付勢されている。
【0042】収納部60は、収納トレイ61と、原稿搬
送方向に対して略平行な方向に延設された突起部材62
とからなっている。
【0043】プラテンカバー部20は図3,8,9のよ
うに分離給送部40の下方に設けられ、プラテンPに平
行に対設したプラテンカバー21と、このプラテンカバ
ー21をプラテンPと所定の間隔をもって、且つ原稿搬
送装置Fに対して着脱自在に支持する支持部材22,2
3と、プラテンカバー21をプラテンPに近接・離間さ
せる昇降手段24とを備えている。
【0044】プラテンカバー21には、支持部材22に
対してプラテンカバー21を係合・固定する係合固定部
211と、支持部材23と係合してプラテンカバー21を
プラテンPに対して略々平行な方向にスライドさせるス
ライド部212と、支持部材22,23とプラテンカバー
21との係合・固定を解除するためにオペレータが把持
可能で、且つ、支持部材23よりプラテンカバー21の
スライド方向下流に設けられ、比較的重量を大きく形成
されたコの字状のウエイト部213が設けられている。
【0045】支持部材23は、原稿搬送装置Fの枠体に
固定されている。支持部材22は、連結部材241によっ
て、駆動軸242に連結されている。
【0046】なおプラテンカバー部20は、プラテンP
の上面の前記原稿搬送部10が覆う以外の領域、つま
り、読取部Tの読み取り基準点Xと反対側の略々半分
(Y−Z間)を覆う大きさを有している。
【0047】次に図6,7,11を参照して原稿搬送部
10、プラテンカバー部20の駆動系及び分離給送部4
0の一部の駆動系を説明する。
【0048】モータM2の出力軸86に、円盤にスリッ
トを等間隔に形成してなるインタラプタ871が設けられ
ており、回転するインタラプタ871のスリットを通過す
る光に応答してパルスを発生させるフォトセンサS4よ
りなるパルス発生手段87を設けている。
【0049】搬送路R2を形成する搬送ベルト13は、
モータM2からの動力をベルト駆動伝達手段850,851、
軸852、ギアG8,G9,G10を介して駆動側プーリ11を回転
することで、順方向(原稿搬送方向)及び逆送方向に駆
動されるように構成されている。 また、搬送ベルト1
3の従動側プーリ12の上方に設けられた転接ローラ5
4は、搬送ベルト13の表面から直接駆動を伝達され、
排紙ベルト51は搬送ベルト13と同一の周速度で、同
一の原稿搬送方向に駆動される。
【0050】軸852には、レジストローラ451が固定され
ており、搬送ベルト13と同一の周速度で、同一の原稿
搬送方向に駆動される。
【0051】つまり、レジストローラ451、駆動側プー
リ11、排紙ベルト51は一つの駆動源(モータM2)
で協動回転し、レジストローラ451で搬送路R1を送ら
れる原稿と同じ速度で搬送路R2と搬送路R3を搬送で
きるように略等しい周面速度を維持して回転する。すな
わち、搬送経路を構成する各搬送路R1、R2、R3を
搬送される原稿は順逆方向に拘わらず、一定の速度で移
動するようになっている。上記した回転駆動系はパルス
発生手段87のクロック信号に基づいて制御が可能であ
る。一方、軸852の駆動は、ギアG11,G12,G13を介して駆
動軸242に伝達される。駆動軸242は、搬送ベルト13を
駆動するプーリ11と同一の方向に回転するようにギア
連結され、プラテンカバー21を搬送ベルト13の順逆
の搬送方向と同一の方向にスライドさせる。搬送ベルト
13が順方向(原稿搬送方向)に駆動されると、駆動軸
242の順回転によってプラテンカバー21を図8実線位
置、つまり、プラテンPに近接した位置に保持する。軸
852に組み込まれたトルクリミッター853によって、プラ
テンカバー21は第8図実線位置に一定の力で保持され
る。
【0052】搬送ベルト13が逆送方向に駆動される
と、駆動軸242の逆回転によってプラテンカバー21を
図8鎖線位置、つまり、プラテンPから離間した位置に
保持する。軸242に組み込まれたトルクリミッター854に
よって、プラテンカバー21は図8鎖線位置に一定の力
で保持される。
【0053】図1,4,12,13に示すヒンジ部70
は、原稿搬送装置Fを複写機Mの上面に開閉可能に支持
するバネ付ヒンジ71と、バネ無ヒンジ72とから構成
されている。
【0054】バネ付ヒンジ71は、複写機M側に固定さ
れる本体固定部711と、搬送装置F側に固定される付属
固定部712と、両部711,712を連結するピン713と、両部7
11,712をピン713を中心に開き方向に付勢するバネ手段7
14とから構成されている。そして原稿搬送装置Fの原稿
搬送方向(図4左右方向)に関して装置Fの中央部から
やや搬送方向上流(同図右側)の位置に設けられてい
る。このヒンジ位置は、モータM1,M2の位置及び各
モータM1,M2に連結される回転駆動系等の位置か
ら、装置Fの搬送方向上流側にシフトした重心位置に略
々対応させている。バネ無ヒンジ72は、複写機M側に
固定される支持部材721と、原稿搬送装置Fに設けられ
る凹支持部722と、両部材721,722を連結するピン723か
らなる。ヒンジ72は、原稿搬送装置Fの原稿搬送方向
下流(図4左側)の位置に設けられ、複写機Mに固定さ
れた支持部材721と原稿搬送装置Fの枠体カバーの凹支
持部722とがピン723で回動可能に連結されている。
【0055】次に動作を説明する。
【0056】原稿Dを載置トレイ31にセットするとエ
ンプティセンサS1が原稿セット済みを検知し、給紙可
能状態となる。
【0057】ここで載置トレイ31に原稿をセットし、
給紙可能状態に至る過程を図17のフローチャートによ
って詳しく説明する。
【0058】エンプティセンサS1は上述のようにフォ
トセンサであって、常時エッジの変化の有無が監視され
ている(ステップS01)。
【0059】いまエッジの変化有りとの信号が受信され
たとき、それがエンプティセンサS1のON信号であっ
た場合、ここで確認のための遅延時間t1として200
msのタイマがスタートする(S03)。
【0060】そしてこの200msの間にさらにエッジ
の変化が観察され、「有り」の場合には再びステップS
02に帰還して同じステップが繰り返される。すなわ
ち、この期間中に例えばセンサレバー47の単なるバウ
ンドでセンサS1がONとなったのか、最終的にセンサ
S1がONとなって、原稿の載置が確認されたのか否か
の検証がなされるのである(S04)。
【0061】このようにして200ms経過したら(S
05)、センサS1のフラグのON、OFFが検証さ
れ、OFFであればエンプティセンサS1がONになっ
て原稿のセットが完了したことを複写機本体側に通報さ
れるのである。
【0062】また、S01でエッジの変化がセンサS1
のOFFであると判定されたときはステップS101に
おいて遅延時間t2としての100msのタイマがスタ
ートする。
【0063】そしてこの期間中にエッジが検出された場
合、ステップS02へ帰還する(S102)。
【0064】この100msの帰還中に出力に変化が認
められなかったならば、フラグのON、OFFが検証さ
れOFFであればそのままの状態(原稿無し)が継続さ
れ、またフラグがONであればエンプティセンサS1が
OFFとなった旨が本体装置に伝達され、原稿無しの状
態となる。
【0065】例えばS04でエッジの変化ありとなって
ステップS02に帰還し、ここでセンサS1OFFであ
ればステップS101へ移行し、少なくともこの時点で
は原稿のセットがなされなかったと判断される。つま
り、この遅れ時間200msによって原稿のセットが確
実に前記載置トレイ31になされたか否か、一度はセッ
トしたが不完全でセンサS1を外してしまったかなどの
情報が得られ、確実な原稿セットがなされるのである。
【0066】なお、図17ではステップS07で原稿載
置が複写機本体へ知らされるようになっているが、ここ
で別に設けた表示手段へ信号が伝えられるようにしても
よい。 また上記には遅延時間t1、t2等を200ms
とか、100msなどとしたが、このような数値は単な
る一例に過ぎず、このような数値に限定されるものでな
いことは当然である。
【0067】さらに本実施例では、以下の説明のように
原稿搬送装置Fとしていわゆるハーフベルト型のものが
引例されているが、上記原稿セットに関する説明の部分
においては、このような型の装置Fに限定されるもので
ないことも言うまでもない。上記のようにして原稿セッ
トが完全になされると、図示しないプリントスイッチを
押すことによって駆動モータM1が正転し、原稿ストッ
パ46がガイド板411の下方へ退避し、ピックアップ
ローラ42が回転しながら下降して、最上紙に接触して
繰り出し動作が開始され、一方駆動モータM2の若干時
間の正転によってダミー排紙動作がなされる。
【0068】繰り出された原稿は駆動モータM1によっ
て同じく給紙方向に回転している給紙ローラ43によっ
て送られるとともに、この原稿に追従しようとしている
原稿は同じく駆動モータM1によって図3、図14など
のように時計方向に回転している分離ベルト44によっ
て阻止され、一枚だけが送られる。そしてレジストセン
サS2に先端が検知されてから微小時間後に駆動モータ
M1は停止し、紙端がレジストローラ451とピンチロ
ーラ452にニップされてで待機する。なおこの時点ま
でに駆動モータM2は停止している。
【0069】次いで複写機M側からの給送指令によって
駆動モータM2が正転して原稿の送り込みが開始され、
同時にパルス発生手段87によるサイズ判定のためのパ
ルスカウントが開始される。
【0070】パルスカウントはレジストセンサS2によ
る後端検知まで継続され、後端検知によって原稿サイズ
が検証される、原稿がラージサイズ原稿(L原稿)であ
ると判定された場合図15のようにL原稿処理動作に、
またスモールサイズ原稿(S原稿)の場合には図14の
ように処理される。
【0071】図14はS原稿の場合の給紙、コピー動
作、排紙動作を示しており、搬送ベルトを有する通常タ
イプの原稿搬送装置と変わるところはない。
【0072】図15はL原稿の場合を示しており、図1
5(A)は原稿セット完了し、まだプリントスイッチが
押される前の状態を示している。
【0073】図15(B)は給紙が開始されたときのも
ので、原稿先端がレジストセンサS2によって検知さ
れ、レジストローラ451に到達する直前あたりを示し
ている。 図15(C)は原稿のサイズの判定がなされ
た後の動作を示すもので、前記パルスカウントはサイズ
検出のためのパルス数を制御部80に提供するととも
に、また後端検知後の所定パルス数のカウントも行って
おり、この所定パルス数によって原稿後端が搬送路R1
を通過し、完全に搬送路R2に入った位置で停止させて
いる。
【0074】そして駆動モータM2を逆転させると図1
5(D)のように、搬送ベルト13は当然図において原
稿を右方へ移動さるとともに、図8の破線に示すように
昇降手段24を駆動してプラテンカバー21をプラテン
Pから離間させ、原稿をプラテンカバー21の下へ送入
する。この場合送入量は原稿の先端(順送方向での先端
であって、図示の場合では逆に後端となる)がスイッチ
バックセンサS3に検知されてから所定パルス数によっ
て決められる。そして、図15(D)の状態で露光処理
がなされ、完了したら再度駆動モータM2の正転によっ
て原稿は排出される。この場合、前記プラテンカバー2
1は下降位置のままである。
【0075】しかして排紙動作が開始され、原稿先端が
前記スイッチバックセンサS3に検知されると再度サイ
ズカウントが開始され、原稿後端が検知された時点で原
稿サイズの判定がなされる。
【0076】そして上記判定結果がレジストセンサS2
によって判定された通りのL原稿であれば通常の通り次
送原稿の給送が通常通り実行される。
【0077】原稿がセンサS2でL原稿と判断され、L
原稿に対する処理がなされて来たにも拘わらず、ここで
S原稿と判定されたならば、上記レジストセンサS2に
よるL原稿情報は誤報であり、上流側においてダブルフ
ィードなどのトラブルがあったと判断される。そして図
示しない警報手段による警報等が発せられ、例えばプラ
テンカバー21の下に残留した原稿の処理がなされない
限り、後続の給紙は一時中断されることとなるのであ
る。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、給紙トレイと、給紙ト
レイに原稿束をセットしたことを検知するエンプティセ
ンサと、エンプティセンサからの出力信号に応答して繰
り出し動作の開始を可能とする繰出し手段と、セットさ
れた原稿束の先端部を規制し、原稿の繰り出し動作開始
以前に給紙経路から退避するストッパ部材とを具備し、
これらエンプティセンサ、繰出し手段及びストッパ部材
をこの順序で給紙方向上流側から下流側に向けて配設し
て成る原稿搬送装置において、エンプティセンサによる
原稿束セット信号を受けてから、所定の時間を経過した
後に、繰出し手段及びストッパ部材を動作可能な状態と
する遅延手段を設けたから、給紙トレイに原稿束が完全
にセットされないうちに給紙動作が開始されて給紙ミス
などが発生することがなく、確実な原稿のセットと、そ
れに伴う確実な繰り出し動作が実行されるようになっ
た。
【0079】またエンプティセンサによって繰出し手段
が原稿の繰り出し動作開始可能な状態にあることを表示
する表示手段を有するものでは、前記エンプティセンサ
による原稿束セット信号を受けてから、所定の時間を経
過した後に、表示手段による繰出し手段の繰り出し動作
開始可能状態の表示を行うようにしたから、原稿のセッ
トが完全になされる前に給紙動作をすることがなく、原
稿束の正常なセットをオペレータに実行させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機に載置された原稿搬送装置の一部内部構
成を示した斜視図である。
【図2】同じく外観斜視図である。
【図3】原稿搬送装置の縦断面図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】原稿搬送装置の分離供給部の駆動系統図であ
る。
【図6】駆動モータM2の駆動系統図である。
【図7】排紙部の構成を示す斜視図である。
【図8】プラテンカバー部の構成及び動作説明図であ
る。
【図9】プラテンカバーの着脱要領図である。
【図10】分離供給部の駆動系の一部の構成説明図であ
る。
【図11】分離供給部、搬送部、プラテンカバー部の駆
動系の側面図である。
【図12】ヒンジ部の構成説明図である。
【図13】原稿搬送装置を上昇させ、複写機のプラテン
を開放したときの図面である。
【図14】スモールサイズ原稿の給紙動作説明図であ
る。
【図15】ラージサイズ原稿の給紙動作説明図である。
【図16】エンプティセンサ近傍要部の詳細構造図であ
る。
【図17】給紙トレイへの原稿セット動作のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
M 複写機(画像形成装置) F 原稿搬送装置 S1 エンプティセンサ 30 原稿トレイ(給紙トレイ) 42 ピックアップローラ(繰出し手段) 46 ストッパ(ストッパ部材) 47 エンプティセンサレバー t1 遅延時間 t2 遅延時間 80 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙トレイと、該給紙トレイに原稿束を
    セットしたことを検知するエンプティセンサと、該エン
    プティセンサからの出力信号に応答して繰り出し動作の
    開始を可能とする繰出し手段と、セットされた原稿束の
    先端部を規制し、原稿の繰り出し動作開始以前に給紙経
    路から退避するストッパ部材とを具備し、これらエンプ
    ティセンサ、繰出し手段及びストッパ部材をこの順序で
    給紙方向上流側から下流側に向けて配設して成る原稿搬
    送装置において、 前記エンプティセンサによる原稿束セット信号を受けて
    から、所定の時間を経過した後に、前記繰出し手段及び
    ストッパ部材を動作可能な状態とする遅延手段を設けた
    ことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 給紙トレイと、該給紙トレイに原稿束を
    セットしたことを検知するエンプティセンサと、前記給
    紙トレイから原稿を繰り出す繰出し手段と、該繰出し手
    段が原稿の繰り出し動作開始可能な状態にあることを表
    示する表示手段と、前記給紙トレイにセットされた原稿
    束の先端部を規制し、原稿の繰り出し動作開始以前に給
    紙経路から退避するストッパ部材とを具備して成る原稿
    搬送装置において、 前記エンプティセンサによる原稿束セット信号を受けて
    から、所定の時間を経過した後に、前記表示手段による
    前記繰出し手段の繰り出し動作開始可能状態の表示を行
    う制御手段を設けたことを特徴とする原稿搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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