JPH06227302A - 自動車の乗員保護装置 - Google Patents

自動車の乗員保護装置

Info

Publication number
JPH06227302A
JPH06227302A JP5015009A JP1500993A JPH06227302A JP H06227302 A JPH06227302 A JP H06227302A JP 5015009 A JP5015009 A JP 5015009A JP 1500993 A JP1500993 A JP 1500993A JP H06227302 A JPH06227302 A JP H06227302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
occupant
seat belt
vehicle
seat
shoulder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5015009A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Tanaka
啓介 田中
Toshitsugu Mito
敏世 水戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP5015009A priority Critical patent/JPH06227302A/ja
Publication of JPH06227302A publication Critical patent/JPH06227302A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両横方向に所定以上の荷重が発生した場合
に、乗員頭部が移動するのを阻止することにより、側突
時の乗員の安全性を図るようにした。 【構成】 シートベルト10が肩部から腰部にかけて斜
めに配置される部分を中空の気密袋状に形成し、その中
空部内をガス圧発生装置24に連通してある。このガス
圧発生装置24を、側突検出手段26に接続する。車体
が側突された時には、側突検出手段が作動してガス圧発
生装置からシートベルト10の中空部内にガス圧が供給
されて、このシートベルト10は乗員22の肩部に配置
される部分が瞬時に膨出する。すると、シートベルト1
0は乗員22の拘束力を更に増大して乗員22の横倒れ
を防止すると共に、このシーベルト10の膨出された部
分が緩衝材となり、乗員22の頭部22aが車体側部方
向に移動するのを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の側突時等にあ
って車両横方向に所定以上の荷重が作用した際に、乗員
の頭部が車体側方の構成部材に干渉するのを防止するよ
うにした自動車の乗員保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車が衝突した時の乗員保護対
策は各種提案され、かつ、実行されてきた。例えば、シ
ートベルトもその1つで、このシートベルトは衝突時に
乗員を車両シートに拘束することにより、その保護を図
っている。従来のシートベルトとしては、乗員の腰部を
拘束するものとか、肩部から斜めに拘束する肩掛け式の
もの、また、たすき掛けに拘束するもの等各種存在する
が、近年では肩掛け式のものが一般的となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の乗員保護対策にあっては、乗員をシートに拘束す
るシートベルトは、正面方向からの正突時に対して大き
な効果を発揮できるが、側面方向からの側突時には車両
横方向の荷重が作用するため、乗員の拘束を十分に行う
ことができない。そこで、側突時の乗員保護対策を図る
必要がある(例えば、特開平4−78749号公報参
照)が、この側突時の衝撃が大きい場合を考慮して乗員
の頭部等身体と、ルーフサイドレール等の車体側部構成
部材との関係に配慮することが重要である。
【0004】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、車両横方向に所定以上の荷重が発生した場合に、乗
員頭部が移動するのを阻止することにより、側突時の乗
員の安全性を図るようにした自動車の乗員保護装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、車両シートの上部に配置される衝撃緩和
部材を設け、この衝撃緩和部材を、車両横方向の所定以
上の荷重を感知して作動して、この車両シートに着座し
た乗員の頭部が少なくとも車体側部方向に移動するのを
阻止する作動手段を設けることにより構成する。
【0006】また、前記衝撃緩和部材を、少なくとも乗
員の肩部分を中空状に形成した肩掛け式のシートベルト
とする一方、前記作動手段を、シートベルトの中空部分
を膨張させる膨張装置として構成することが望ましい。
【0007】更に、前記衝撃緩和部材を、車両シート上
部に移動可能に設けたショルダーアンカーにガイドされ
る肩掛け式のシートベルトとする一方、前記作動手段
を、前記ショルダーアンカーを車両前方に移動して、乗
員の肩部分に位置するシートベルトを乗員頭部の側方に
案内する駆動装置として構成することができる。
【0008】更にまた、前記衝撃緩和部材を、車両シー
トの上方側部に移動可能に設けられるクッション材とす
る一方、前記作動手段を、このクッション材を乗員頭部
の側方に移動して突出させる移動装置として構成するこ
ともできる。
【0009】
【作用】以上の構成により本発明の自動車の乗員保護装
置にあっては、側突によって車両横方向に所定以上の荷
重が作用した場合、車両シートの上部に配置される衝撃
緩和部材が作動手段を介して作動し、乗員の頭部が少な
くとも車体側部方向に移動するのが阻止されるため、前
記横方向の荷重によって乗員頭部が車体側部に干渉する
のを防止して、乗員の安全性を保つことができる。
【0010】また、前記衝撃緩和部材を、少なくとも乗
員の肩部分を中空状に形成した肩掛け式のシートベルト
とする一方、前記作動手段を、シートベルトの中空部分
を膨張させる膨張装置として構成することにより、側突
時にこのシートベルトの肩部分が膨張して緩衝材とな
り、これによって乗員頭部が車体側部方向に移動するの
を阻止することができる。
【0011】更に、前記衝撃緩和部材を、車両シート上
部に移動可能に設けたショルダーアンカーにガイドされ
る肩掛け式のシートベルトとする一方、前記作動手段
を、前記ショルダーアンカーを車両前方に移動して、乗
員の肩部分に位置するシートベルトを乗員頭部の側方に
案内する駆動装置として構成することにより、側突時に
シートベルトの肩部分が乗員頭部の側方に位置して、頭
部が車体側部方向に移動するのを防止することができ
る。
【0012】更にまた、前記衝撃緩和部材を、車両シー
トの上方側部に移動可能に設けられるクッション材とす
る一方、前記作動手段を、このクッション材を乗員頭部
の側方に移動して突出させる移動装置として構成するこ
とにより、側突時にクッション材が乗員頭部の側方に位
置して、頭部が車体側部方向に移動するのを防止するこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1から図4は本発明にかかる自動車
の乗員保護装置の第1実施例を示し、図1は本発明が適
用される運転席回りの斜視図、図2は図1中A−A線か
らの拡大断面図、図3は本実施例の作動状態を示す図2
に対応する断面図、図4は本発明の作動状態を示す運転
席回りの斜視図である。
【0014】即ち、本実施例の乗員保護装置は図1に示
したようにシートベルト10に適用したものである。
尚、本実施例ではこのシートベルト10を運転席12に
用いられたものに例を取って示し、このシートベルト1
0は肩掛け式のものとして構成される。即ち、前記シー
トベルト10はセンターピラー14の下端部に位置して
車体フロアに取り付けられる図外のリトラクタに巻取ら
れるようになっており、このリトラクタから繰り出され
たシートベルト10は、センターピラー14の上端部に
設けられたアンカー16に周回された後、その先端部が
シートクッション12aの車両側部方向後端部に固定さ
れる。そして、シートベルト10の前記アンカー16と
先端固定部との間に挿通されたタング18が、シートク
ッション12aの車体内方側後端部に取り付けられたバ
ックル20に着脱可能に係止されるようになっている。
従って、前記シートベルト10はタング18をバックル
20に装着することにより、図4に示したように乗員2
2の肩部から反対側の腰部に斜めに拘束すると共に、腰
部上側を拘束できる。
【0015】ここで、本実施例は前記シートベルト10
を衝撃緩和部材として用い、図2に示したようにこのシ
ートベルト10が斜めに配置される部分を中空の気密袋
状に形成し、その中空部S内を作動手段としてのガス圧
発生装置24に連通してある。このガス圧発生装置24
は、車両横方向の所定以上の荷重を検知する側突検出手
段26に接続され、側突時の衝撃力が大きい場合にこの
側突検出手段26によりガス圧発生装置24を作動し、
このガス圧発生装置24で発生されたガス圧を瞬時に前
記中空部S内に供給するようになっている。
【0016】従って、この実施例にあっては前記シート
ベルト10は通常運転時はガス圧が供給されないため、
図2に示したように中空部Sが潰されて偏平状になり、
本来の乗員拘束機能を発揮することができる。そして、
車体が側突された時には、側突検出手段26が作動して
ガス圧発生装置24からシートベルト10の中空部S内
にガス圧が供給されて、このシートベルト10は図4に
示したように、乗員22の肩部に配置される部分が瞬時
に膨出する。すると、シートベルト10は乗員22の拘
束力を更に増大して乗員22の横倒れを防止すると共
に、このシートベルト10の膨出された部分が緩衝材と
なり、乗員22の頭部22aがセンターピラー14とか
ルーフサイドレール14a等の車体構成部材が存在する
車体側部方向に移動するのを阻止することができる。こ
のため、乗員22の頭部22aが車体側部の車体構成部
材に干渉するのを防止して、乗員22の保護を図ること
ができる。
【0017】尚、本実施例では、運転席12側の側突時
にその効果を発揮し、また、図外の助手席ではこの助手
席側の側突時にその効果を発揮する。また、この実施例
では運転席12に本発明を適用したものを開示したが、
これに限ることなく図外の助手席および図外の後席のシ
ートベルトに適用できることはいうまでもない。
【0018】図5から図13は本発明の第2実施例を示
し、前記実施例と同一構成部分に同一符号を付して重複
する説明を省略して述べる。尚、この実施例では本発明
を助手席30側に適用したものを開示する。
【0019】即ち、この実施例ではヘッドレスト32の
車体側部方向に、シートベルト10をガイドするショル
ダーアンカー34を設け、側突時にこのショルダーアン
カー34を移動してシートベルト10を乗員22の頭部
22a側方に案内し、このシートベルト10で頭部22
aが移動するのを防止するようになっている。
【0020】前記ヘッドレスト32には、回転軸36を
中心として回動可能なベース38が取り付けられ、この
ベース38にショルダーアンカー34が取り付けられ
る。このショルダーアンカー34は、シートベルト10
を案内するU字状のガイド部34aと、このガイド部3
4aをベース38に回転可能に取り付ける回転軸34b
とで構成される。
【0021】前記回転軸36は、図7に示したようにシ
ートフレーム40に固設されるパイプ42内に挿通さ
れ、この回転軸36の先端部がブラケット44を介して
ベース38に固設される。また、前記回転軸36のヘッ
ドレスト32内に配置される基端部には巻ばね46が設
けられ、この巻ばね46によってベース38は前方に回
動付勢される。一方、図8に示したように前記パイプ4
2は一部が切欠かれ、この切欠部42aに対応して回転
軸36に係止部36aが凹設され、この係止部36aに
ストッパーカム48の先端部が係脱可能に係止される。
【0022】前記ストッパーカム48の基端部は、シー
トフレーム40に固定されるモータユニット50に取り
付けられ、このモータユニット50の作動によりストッ
パーカム48が回動して、前記係止部36aからストッ
パーカム48が離脱されるようになっている。従って、
前記ストッパーカム48が係止部36aから離脱される
ことにより、回転軸36は巻ばね46により回転され、
ベース38を前方に回動する。前記モータユニット50
は側突検出手段26に接続され、この側突検出手段26
で側突時の荷重を検出した際に、モータユニット50に
出力してこれを作動するようになっている。
【0023】また、前記パイプ42には固定歯車52が
固設されると供に、前記ショルダーアンカー34の回転
軸34bには、この固定歯車52に噛合される可動歯車
54が設けられ、ベース38の回動に伴って可動歯車5
4が固定歯車52の外周を転動して、ショルダーアンカ
ー34が回転されるようになっている。
【0024】図10は、前記シートベルト10のリトラ
クタ56を示し、車両が衝突された時に図13に示した
ようにELR機構58のセンサーボール60が移動し
て、パウル62を破線に示したように持ち上げ、このパ
ウル62が巻取ドラム64のギア66に噛合して、巻取
ドラム64の回転が阻止されるようになっている。ここ
で本実施例のELR機構58は、前記センサーボール6
0の移動方向を規制するく字状の規制プレート68を設
け、この規制プレート68により側突時のセンサーボー
ル66の移動を一時的に阻止するようになっている。
【0025】即ち、前記規制プレート68は、一端部が
レール70に上下摺動可能に取り付けられると共に、他
端部に形成されたラック72にモータ74駆動されるピ
ニオンギア76が噛合されている。尚、前記規制プレー
ト68は通常時は図11中破線位置にあり、センサーボ
ール60の移動が自由に行われる。前記モータ74は図
外のタイマを介して側突検出手段26に接続され、側突
時に側突検出手段26から信号が出力されると、モータ
74は正転された後、所定の短時間後に逆転され、規制
プレート68は一旦実線位置に上昇した後、再度破線位
置に下げられるようになっている。
【0026】以上の構成により本実施例にあっては、側
突されるとこれを側突検出手段26が検知してモータユ
ニット50が作動し、ストッパーカム48が係合部36
aから離脱して、ベース38が巻ばね46により前方に
回動する。互いに噛合された固定歯車52と可動歯車5
4を介してショルダーアンカー34が、回転軸34bを
中心として図9中反時計回り方向に回転し、乗員22の
肩部に位置するシートベルト10を頭部22aの側方に
位置させる。従って、頭部22aの側方に位置したシー
トベルト10によって、側突時に頭部22aが車体側部
方向に移動するのを阻止して、乗員保護を図ることがで
きる。
【0027】尚、前記ショルダーアンカー34の回転に
伴ってシートベルト10はリトラクタ56から巻き戻さ
れる必要があるが、このリトラクタ56のELR機構5
8は、側突時にモータ74が駆動されて前記ショルダー
アンカー34の回転中は、図11に示したように規制プ
レート68が実線状態に上昇してセンサーボール60の
移動を規制できるため、シートベルト10の引き出しが
スムーズに行われる。また、前記ショルダーアンカー3
4が回転終了した時点で前記規制プレート68は破線状
に下降され、この時点でセンサーボール60の規制が解
除されるため、センサーボール60が移動してパウル6
2を持ち上げてシートベルト10の繰出しがロックされ
る。
【0028】図14から図16は本発明の第3実施例を
示し、この実施例ではシートバック80の上端両側部に
クッション材82,82を移動可能に取り付け、側突時
にこのクッション材82,82を乗員22の頭部22a
両側に突出させるようになっている。
【0029】即ち、前記クッション材82,82の内部
には骨材としてサブフレーム84を挿入し、このサブフ
レーム84間がガイドメンバ86のよって連結される。
一方、シートフレーム88には前記ガイドメンバ86を
案内するガイドレール90が固設される。ガイドレール
90は下端部が上下方向を指向し、上端部が前方を指向
して滑らかに湾曲される。そして、このガイドレール9
0に形成したガイド溝90aに前記ガイドメンバ86を
挿通するようになっている。また、前記サブフレーム8
4からは前記ガイドメンバ86の上側に位置してガイド
ピン92を突設し、このガイドピン92を前記ガイド溝
90a内に挿入してある。
【0030】前記ガイドメンバ86と前記シートフレー
ム88との間には、スプリング94が縮設され、このス
プリング94によりガイドメンバ86延いてはクッショ
ン材82が上方に付勢される。一方、前記ガイドピン9
2には係脱可能にフック96が設けられ、このフック9
6はモータ98の作動により係止状態が離脱される。前
記モータ98は側突検出手段26に接続され、側突時に
モータ98が作動される。
【0031】以上の構成により本実施例では、側突時に
モータ98が作動してフック96がガイドピン92から
離脱されることにより、スプリング94の付勢力により
クッション材82はガイドレール90に沿って上方に移
動する。そして、図16に示したようにガイドレール9
0の上端部位置でクッション材82は前方に突出し、乗
員22の頭部22aの両側に位置することになる。従っ
て、側突時には頭部22aの移動を前記クッション材8
2によって阻止することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に示す自動車の乗員保護装置にあっては、側突によって
車両横方向に所定以上の荷重が作用した場合、車両シー
トの上部に配置される衝撃緩和部材が作動手段を介して
作動し、乗員の頭部が少なくとも車体側部方向に移動す
るのを阻止することができるため、前記横方向の荷重に
よって乗員頭部が車体側部に干渉するのを防止して、乗
員の安全性を保つことができる。
【0033】また、本発明の請求項2にあっては、前記
衝撃緩和部材を、少なくとも乗員の肩部分を中空状に形
成した肩掛け式のシートベルトとして、側突時にシート
ベルトの中空部分を瞬時に膨張させるようにしたので、
側突時にこのシートベルトの肩部分が膨張して緩衝材と
なり、これによって乗員頭部が車体側部方向に移動する
のを阻止することができる。
【0034】更に、本発明の請求項3にあっては、前記
衝撃緩和部材を、車両シート上部に移動可能に設けたシ
ョルダーアンカーにガイドされる肩掛け式のシートベル
トとし、側突時にショルダーアンカーを車両前方に移動
して、乗員の肩部分に位置するシートベルトを乗員頭部
の側方に案内することにより、頭部が車体側部方向に移
動するのを防止することができる。
【0035】更にまた、本発明の請求項4にあっては、
前記衝撃緩和部材を、車両シートの上方側部に移動可能
に設けられるクッション材とし、側突時にこのクッショ
ン材を乗員頭部の側方に移動して突出されるので、この
クッション材により乗員頭部の移動を確実に阻止するこ
とができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される運転席回りの斜視図であ
る。
【図2】図1中A−A線からの拡大断面図である。
【図3】本発明の作動状態を示す断面図である。
【図4】本発明の作動状態を示す運転席回りの斜視図で
ある。
【図5】本発明の他の実施例を示す助手席の正面図であ
る。
【図6】図5中B部分の拡大斜視図である。
【図7】本発明の他の実施例を示すショルダーアンカー
の駆動機構を示す斜視図である。
【図8】図7中C−C線からの拡大断面図である。
【図9】本発明の他の実施例の作動状態を示す側面図で
ある。
【図10】本発明に用いられるリトラクタの斜視図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例に用いられるELR機構
を示す斜視図である。
【図12】本発明の他の実施例に用いられるELR機構
の平面図である。
【図13】本発明の他の実施例に用いられるELR機構
の作動状態を示す説明図である。
【図14】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図15】本発明の他の実施例が用いられる座席の正面
図である。
【図16】本発明の他の実施例を示す作動状態の側面図
である。
【符号の説明】
10 シートベルト 12 運転席 14 センターピラー 16 アンカー 22 乗員 22a 頭部 24 ガス圧発生装置(作動手段) 26 側突検出
手段 34 ショルダーアンカー 58 ELR機
構 60 センサーボール 62 パウル 68 規制プレート 82 クッショ
ン材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両シートの上部に配置される衝撃緩和
    部材を設け、この衝撃緩和部材を、車両横方向の所定以
    上の荷重を感知して作動して、この車両シートに着座し
    た乗員の頭部が少なくとも車体側部方向に移動するのを
    阻止する作動手段を設けたことを特徴とする自動車の乗
    員保護装置。
  2. 【請求項2】 衝撃緩和部材を、少なくとも乗員の肩部
    分を中空状に形成した肩掛け式のシートベルトとする一
    方、作動手段を、シートベルトの中空部分を膨張させる
    膨張装置としたことを特徴とする請求項1に記載の自動
    車の乗員保護装置。
  3. 【請求項3】 衝撃緩和部材を、車両シート上部に移動
    可能に設けたショルダーアンカーにガイドされる肩掛け
    式のシートベルトとする一方、作動手段を、前記ショル
    ダーアンカーを車両前方に移動して、乗員の肩部分に位
    置するシートベルトを乗員頭部の側方に案内する駆動装
    置としたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の乗
    員保護装置。
  4. 【請求項4】 衝撃緩和部材を、車両シートの上方側部
    に移動可能に設けられるクッション材とする一方、作動
    手段を、このクッション材を乗員頭部の側方に移動して
    突出させる移動装置としたことを特徴とする請求項1に
    記載の自動車の乗員保護装置。
JP5015009A 1993-02-01 1993-02-01 自動車の乗員保護装置 Pending JPH06227302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5015009A JPH06227302A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 自動車の乗員保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5015009A JPH06227302A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 自動車の乗員保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06227302A true JPH06227302A (ja) 1994-08-16

Family

ID=11876891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5015009A Pending JPH06227302A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 自動車の乗員保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06227302A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008137456A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置
KR101389067B1 (ko) * 2012-05-02 2014-04-23 경북대학교 산학협력단 차량좌석 안전벨트 시스템

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008137456A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置
KR101389067B1 (ko) * 2012-05-02 2014-04-23 경북대학교 산학협력단 차량좌석 안전벨트 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0264016B1 (en) Seat assembly with occupant restraint system
US11084447B2 (en) Universal seat-mounted airbag
US5303953A (en) Inflatable seat belt apparatus
JP2922001B2 (ja) 車体側部のエネルギ吸収構造
JP2567133B2 (ja) 自動車用乗員拘束装置
EP1712427B1 (en) Occupant restraint apparatus and occupant restraint system
US5375908A (en) Integral inflatable occupant restraint system
EP1640223B1 (en) Occupant protection system
US5700034A (en) Vehicle safety apparatus with selective energy management
JP6254634B2 (ja) 乗員保護装置
US5390952A (en) Integral inflatable occupant restraint system
WO2012070091A1 (ja) ベルトインシートのシートバック移動防止装置
JP4458387B2 (ja) インフレータブルシートベルト装置
KR100616008B1 (ko) 차량의 시트벨트
US6508500B2 (en) Integrated seat belt and seat support
JP6751581B2 (ja) 乗員保護装置
JP2011046308A (ja) 車両の乗員保護装置
JPH06227302A (ja) 自動車の乗員保護装置
JP3891057B2 (ja) シートベルト装置
JPH10157570A (ja) 車両の乗員保護装置
KR101724965B1 (ko) 차량용 에어백 장치
JP2010058744A (ja) 車両用乗員拘束装置
JPH06156185A (ja) 乗物用乗員拘束装置
JP5704058B2 (ja) 車両用乗員拘束装置及びその制御方法
JP6371457B2 (ja) 乗員保護装置