JPH06227091A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH06227091A
JPH06227091A JP3444193A JP3444193A JPH06227091A JP H06227091 A JPH06227091 A JP H06227091A JP 3444193 A JP3444193 A JP 3444193A JP 3444193 A JP3444193 A JP 3444193A JP H06227091 A JPH06227091 A JP H06227091A
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JP
Japan
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auto
sequence
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control command
eeprom
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JP3444193A
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Masato Ito
正人 伊藤
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Star Micronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 初期値の変更、ダウンロード文字や印字デー
タの登録等の作業を1回行っておけば、後は、電源を投
入することにより、それらの作業が自動的に行われるよ
うなオートスタート機能を備えた印字装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ホスト装置より受信した処理情報をオートス
タート情報としてオートスタート領域に記憶する不揮発
性メモリと、電源が投入された場合に上記不揮発性メモ
リのオートスタート領域よりそこに記憶されているオー
トスタート情報を読み出してこれを実行するオートスタ
ート手段と、を具備したものである。又、ホスト装置よ
り受信した処理情報に基づき不揮発性メモリのオートス
タート領域に記憶されているオートスタート情報を変更
するか否かを判別する変更判別手段と、上記変更判別手
段により変更すると判別したときホスト装置より受信し
た処理情報に基づいて不揮発性メモリのオートスタート
領域に記憶されているオートスタート情報を変更する変
更手段と、を設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印字装置に係り、特に、
不揮発性メモリにオートスタート領域を設け、該オート
スタート領域にホスト装置より受信した印字装置の制御
コマンドや印字データ等の処理情報を記憶して、電源投
入時にこの記憶された処理情報を自動実行する自動実行
機能(以下、オートスタート機能という)を備え、又、
上記オートスタート領域に記憶された処理情報を変更で
きるように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、印字装置においては、電源投入
直後に各種の初期値に基づいて自動的に初期設定される
ように構成されており、その初期設定に従って動作が開
始されるようになっている。ところで、上記初期設定を
変更したい場合には、操作パネル上のスイッチを使用し
て行うか、又、ディップスイッチやメモリースイッチを
操作して変更するようにしている。又、ディップスイッ
チやメモリースイッチで変更できないような情報を常に
変更したい場合には、電源投入後にホスト装置から毎回
制御コマンドを転送するようにしていた。又、毎回同一
のダウンロード文字を登録したい場合や同一のデータを
印字したい場合にも、電源投入後に毎回ホスト装置から
ダウンロード文字の登録を行う制御コマンドや印字デー
タを印字装置に転送するようにしていた。この種の情報
の変更作業や登録作業は、電源を投入する度に毎回行う
必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、初期値を変更する場
合には、上記したように、煩雑なスイッチ操作が必要に
なるとともに、スイッチ操作によっては変更できないも
のについては、毎回ホスト装置より制御コマンドを転送
する作業が必要になり、手間や時間がかかってしまうと
いう問題があった。又、これは、ダウンロード文字の登
録や印字データの登録についても同様であり、印字装置
の電源を投入する度に、ホスト装置から制御コマンドや
印字データを転送しなければならず、きわめて煩雑であ
った。
【0004】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、初期設定の変更、ダウ
ンロード文字や印字データの登録等の作業を1回行って
おけば、後は、電源を投入することにより、それらの作
業が自動的に行われるようなオートスタート機能を備え
た印字装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による印字装置は、ホスト装置より受信した処
理情報をオートスタート情報としてオートスタート領域
に記憶する不揮発性メモリと、電源が投入された場合に
上記不揮発性メモリのオートスタート領域よりそこに記
憶されているオートスタート情報を読み出してこれを実
行するオートスタート手段と、を具備したことを特徴と
するものである。その際、ホスト装置より受信した処理
情報に基づき不揮発性メモリのオートスタート領域に記
憶されているオートスタート情報を変更するか否かを判
別する変更判別手段と、上記変更判別手段により変更す
ると判別したときホスト装置より受信した処理情報に基
づいて不揮発性メモリのオートスタート領域に記憶され
ているオートスタート情報を変更する変更手段と、を設
けることが考えられる。
【0006】
【作用】まず、不揮発性メモリにオートスタート領域を
設けて、そこに、ホスト装置から受信した処理情報をオ
ートスタート情報として記憶させるようにする。そし
て、印字装置に電源が投入された場合には、オートスタ
ート手段が機能して、上記不揮発性メモリに記憶されて
いるオートスタート情報を読み出してこれを実行するよ
うにしたものである。よって、ホスト装置から不揮発性
メモリのオートスタート領域に処理情報を一回だけ入力
・記憶させておけば、後は、オートスタート手段によっ
て、恰も、毎回ホスト装置より処理情報を受信している
かのような状態でこれを実行することができる。又、変
更判別手段と変更手段を設けた場合には、ホスト装置よ
り受信した処理情報に基づいて、不揮発性メモリのオー
トスタート領域に記憶されているオートスタート情報を
変更することができる。それによって変更した場合に
は、後は、上記オートスタート手段によりその変更され
た内容で自動的にオートスタート処理がなされることに
なる。尚、オートスタート情報の変更としては、例え
ば、クリア、書換等が考えられる。
【0007】
【実施例】以下、図1乃至図7を参照して本発明の第1
実施例を説明する。まず、本実施例による印字装置の制
御部の構成を図1のブロック図を使用して説明する。ま
ず、CPU(中央演算処理装置)1があり、又、固定メ
モリとしてのEPROM3がある。このEPROM3に
は、不揮発性メモリとしてのEEPROM5を制御する
ためのEEPROM制御プログラム3a、制御コマンド
群3b、EEPROM5のオートスタート領域5aに格
納されているオートスタート情報の実行プログラム3c
が格納されている。上記制御コマンド群3b内には、E
EPROM制御モードに突入した場合に、優先的に或い
は専用に有効となる制御コマンドが含まれている。
【0008】又、RAM7が設けられていて、このRA
M7には、印字ヘッドにより印字を行うための印字バッ
ファ7aと、図示しないホスト装置としてのホストコン
ピュータからインターフェイス9を介して受信される受
信データを格納するための受信バッファ7bが設けられ
ている。尚、上記インターフェイス9は、ホストコンピ
ュータとCPU1との間でデータの授受を行うためのも
のである。又、既に述べたEEPROM5のオートスタ
ート領域5aには、ホストコンピュータより転送される
処理情報が既に述べたオートスタート情報として記憶さ
れることになる。又、操作パネル11が設けられてい
て、この操作パネル11にはCPU1に対して各種のデ
ータを入力するためのスイッチ等が設けられている。
又、表示部13が設けられていて、この表示部13には
LED表示部等の各種表示部が設けられていて、例え
ば、上記操作パネル11のスイッチにより入力した内容
が表示される。又、印字部15が設けられていて、この
印字部15によって、例えば、EEPROM5のオート
スタート領域5aの内容を適宜印字出力させる。尚、図
中符号17は、CPU1と上記各種構成部とを結ぶバス
である。
【0009】ここで、図2を参照して上記EEPROM
制御プログラム3aに用意された制御コマンドについて
説明する。上記EEPROM制御プログラム3aに用意
された制御コマンドの内、EEPROM制御モードに突
入するための制御コマンド「ESC SUB 09H」
と、EEPROM制御モードの状態でのみ有効となる3
個の制御コマンド「ESC M W 2」、「ESC
M W @」、「ESC @」を図2にそれぞれ示す。
上記制御コマンド「ESC SUB 09H」は、EE
PROM制御モードに突入するための制御コマンドであ
り、制御コマンド「ESC M W 2」、「ESC
M W @」、「ESC @」以外の制御コマンドを無
視するものである。制御コマンド「ESC M W
2」は、ホストコンピュータより転送されてくるデータ
を、EEPROM5のオートスタート領域5aに書き込
むためのものである。又、制御コマンド「ESC M
W@」は、EEPROM5のオートスタート領域5aを
全てクリアするためのものである。又、制御コマンド
「ESC @」は、EEPROM制御モードから抜けて
電源投入直後の初期化フローに実行を移すためのもので
ある。
【0010】以上の構成を基に図3乃至図6のフローチ
ャートを参照してその作用を説明する。まず、図3に示
すように、電源を投入すると、初期化が行われ(シーケ
ンスS1)、RAM7の印字バッファ7aと受信バッフ
ァ7b等がクリアされる。次に、オートスタート処理に
移行する(シーケンスS2)。すなわち、EEPROM
5のオートスタートタ領域5aに格納されているオート
スタート情報に従ってオートスタート処理が順次実行さ
れていき、それが完了した後オンラインランプが点灯さ
れる(シーケンスS3)。尚、EEPROM5のオート
スタート領域5aにオートスタート情報が登録されてい
ない場合には(その場合には、「00H」が格納されて
いる)、ノーオペレーション(NOP)として取り扱わ
れて実質的な動作は何ら行われない。
【0011】次に、シーケンスS4に移行して、ホスト
コンピュータよりインターフェィス9を介してデータの
受信があるか否かの判別が行われる。受信データが有る
場合には、シーケンスS5に移行して受信データの処理
を行ない、シーケンスS4に戻る。これに対して、受信
データがない場合には、シーケンスS6に移行して、オ
ンラインスイッチが押されたか否かの判別が行われる。
オンラインスイッチが押されていない場合には、シーケ
ンスS4に戻る。これに対して、オンラインスイッチが
押されている場合には、オンラインランプが一旦消灯さ
れ(シーケンスS7)、シーケンスS8に移行して、再
度、オンラインスイッチが押されたか否かの判別が行わ
れる。ここで、オンラインスイッチが押されている場合
にはシーケンスS3に戻り、オンラインランプが点灯さ
れる。これに対して、オンラインスイッチが押されてい
ない場合には、シーケンスS9に移行して、オフライン
処理が行われる。その後、シーケンスS8に戻る。
【0012】次に、図3に示したシーケンスS2のオー
トスタート処理について、図4を参照して説明する。オ
ートスタート処理をスタートした後、まず、シーケンス
S10に移行して、EEPROM5のオートスタート領
域5aのオートスタート情報を全てRAM7の受信バッ
ファ7aに転送する。次に、シーケンスS11におい
て、オートスタート情報の全てのデータの実行処理が終
了したか否かの判別を行う。そして、オートスタート情
報の全てのデータの実行処理が終了したと判別された場
合には、そのままオートスタート処理を終了して、図3
に示したメインフローのシーケンスS3に戻る。これに
対して、オートスタート情報の全てのデータの実行処理
が終了していないと判別された場合には、シーケンスS
12に移行して、RAM7の受信バッファ7aから次の
データを読み込み、シーケンスS13に移行する。
【0013】シーケンスS13において、制御コマンド
が「EEPROM制御モードから抜けて初期化フローに
実行を移す制御コマンド「ESC @」であるか否かの
判別を行うとともに、シーケンスS14において、制御
コマンドがEEPROM制御モードに突入するための制
御コマンド「ESC SUB 09H」であるか否かの
判別を行う。そして、制御コマンドが「ESC @」や
「ESC SUB 09H」の場合には、シーケンスS
11に戻る。これに対して、そうでない場合には、シー
ケンスS15に移行する。つまり、これらシーケンスS
13、S14において、制御コマンド「ESC @」や
「ESC SUB 09H」を排除して、無限ループが
発生することを防止するようにしている。
【0014】シーケンスS15においては、情報が制御
コマンドであるか又は印字データであるかを判別し、制
御コマンドである場合にはシーケンスS16に移行して
制御コマンド処理を行なって、シーケンスS18に移行
する。これに対して、印字データである場合には、シー
ケンスS17に移行して印字イメージデータの展開及び
印字バッファへの格納処理を行って、上記シーケンスS
18に移行する。シーケンスS18においては、印字す
るか否かの判別を行ない、印字する場合には、シーケン
スS19に移行して印字処理を実行する。これに対し
て、印字しない場合にはシーケンスS20に移行する。
印字処理が完了したら、シーケンスS20に移行して、
改行するか否かの判別を行う。改行する場合には、シー
ケンスS21に移行して改行処理を実行し、その後、シ
ーケンスS11に戻る。又、改行しない場合には、その
ままシーケンスS11に戻る。このように、オートスタ
ート処理(シーケンスS2)においては、EEPROM
5のオートスタート領域5aに格納されているオートス
タート情報を利用して、恰も、ホストコンピュータより
該オートスタート情報が転送されてきたかのような状態
で、オートスタート処理が行われるものである。
【0015】次に、図5を参照して、図3のメインフロ
ーで示した受信データ処理(シーケンスS5)について
詳しく説明する。受信データ処理をスタートとした後、
まず、RAM7の受信バッフア7aより受信データを読
み込む(シーケンスS22)。次に、シーケンスS23
に移行して、読み込んだデータが制御コマンドであるか
印字データであるかの判別を行う。データが制御コマン
ドである場合には、シーケンスS24に移行して、制御
コマンド処理が行われる。これに対して、データが印字
データである場合には、シーケンスS25に移行して、
印字イメージデータの展開及び印字バッファへの格納が
行われる。そして、何れの場合にも、シーケンスS27
に移行して印字するか否かの判別が行われ、印字しない
場合にはシーケンスS28に移行する。これに対して、
印字する場合には、印字処理が実行され(シーケンスS
27)、次に、改行するか否かの判別が行われる(シー
ケンスS28)。改行しない場合にはそのまま終了し、
改行する場合にはシーケンスS29に移行して改行処理
が実行され、その後終了する。以上の処理を経た後、図
3に示すメインフローに戻る。
【0016】次に、図5のシーケンスS24に示した制
御コマンド処理について、図6を参照して説明する。制
御コマンド処理をスタートした後、まず、シーケンスS
30において、制御コマンドがEEPROM制御モード
に突入するための制御コマンド「ESC SUB 09
H」であるか否かの判別を行う。制御コマンドがEEP
ROM制御モードに突入するための制御コマンド「ES
C SUB 09H」でない場合には、シーケンスS3
1に移行して、その他のコマンド処理を行った後終了す
る。これに対して、制御コマンドがEEPROM制御モ
ードに突入するための制御コマンド「ESC SUB
09H」である場合には、シーケンスS32に移行し
て、制御コマンドがEEPROM5のオートスタート領
域5aにデータを書き込むための制御コマンド「ESC
M W 2」であるか否かの判別を行う。制御コマン
ドがEEPROM5のオートスタート領域5aにデータ
を書き込むための制御コマンド「ESC M W 2」
である場合には、シーケンスS33に移行して、RAM
7の受信バッファ7aより受信された所定バイト数のデ
ータをもEEPROM5のオートスタート領域5aに転
送して、これを書き込んで記憶する。そして、再度、シ
ーケンスS32に戻る。
【0017】これに対して、制御コマンドがEEPRO
M5のオートスタート領域5aにデータを書き込むため
の制御コマンド「ESC M W 2」でない場合に
は、シーケンスS34に移行して、制御コマンドがEE
PROM5のオートスタート領域5aを全てクリアする
ための制御コマンド「ESC M W @」であるか否
かの判別を行う。制御コマンドがEEPROM5のオー
トスタート領域5aを全てクリアするための制御コマン
ド「ESC M W @」である場合には、シーケンス
S35に移行して、EEPROM5のオートスタート領
域5aを全てクリアし、シーケンスS32に戻る。これ
に対して、制御コマンドがEEPROM5のオートスタ
ート領域5aを全てクリアするための制御コマンド「E
SC MW @」でない場合には、シーケンスS36に
移行して、オートスタート領域に記憶されたオートスタ
ートデータを印字部で印字出力させるための制御コマン
ド「ESC M W P」であるか否かの判別を行う。
制御コマンドが「ESCM W P」であれば、シーケ
ンスS37に移行して、オートスタート領域に記憶され
ているオートスタートデータを読み出し印字部で印字す
る。印字を終了するとシーケンスS32に戻る。一方、
シーケンスS36にて制御コマンドが「ESC M W
P」でなかった場合には、シーケンスS38に移行し
て、制御コマンドがEEPROM制御モードから抜けて
電源投入後の初期化フローに実行を移すための制御コマ
ンド「ESC @」であるか否かの判別を行う。制御コ
マンドがEEPROM制御モードから抜けて電源投入後
の初期化フローに実行を移すための制御コマンド「ES
C @」である場合には、EEPROM制御モードから
抜けて、図3に示すメインフローのシーケンスS1に戻
る。つまり、EEPROM5のオートスタート領域5a
に記憶されているオートスタート情報が新たに書換えら
れたり、又は、クリアされ、その内容で再度初期化及び
オートスタート処理が開始されるものである。一方、制
御コマンドがEEPROM制御モードから抜けて電源投
入後の初期化フローに実行を移すための制御コマンド
「ESC@」でない場合には、シーケンスS32に戻
る。
【0018】次に、EEPROM5のオートスタート領
域5aに記憶されるオートスタート情報の一例を図7を
参照して説明する。尚、ここに示した例の場合にはダウ
ンロード文字の登録を行うためのデータであり、EEP
ROM5のオートスタート領域5aに書き込みを行うた
めに、ホストコンピュータ上で実行するベーシック(B
ASIC)で記述したプログラムを示している。まず、
10行は制御コマンド「ESC SUB 09H」に相
当するものであり、最初の「LPPRINT」は印字装
置にデータを送るためのコマンドであり、次の「CHR
$(27)」は「ESCコード」を送信するための文字
列関数であり、次の「CHR$(26)」は「SUBコ
ード」を送信するための文字列関数であり、次の「CH
R$(9)」は「09H」を送信するための文字列関数
である。一般に、CHR$( )で表したものは、
( )内に0--255の数値を入れることで、この10
進数に対応する1バイトのデータを意味している。又、
20行は制御コマンド「ESCM W 2」に相当する
ものであり、又、30行はダウンロード文字登録コマン
ドであり、この例ではAの文字コード(41H)にある
パターンを外字文字として登録するものである。40
行、50行、60行は前記ダウンロードコマンドに付随
して送る登録文字のデータである。80行はダウンロー
ド文字を有効にするコマンドであり、90行は残りのE
EPROM5のオートスータト領域5aに「00H」を
書き込むべく、30バイトの「00H」を印字装置に送
ることを意味している。「STRING$(30,
0)」は30バイトの「00H」を意味した関数であ
る。そして、100行が、制御コマンド「ESC
@」、すなわち、EEPROM制御モードから抜けて電
源投入後の初期化フローに実行を移す制御コマンドを印
字装置に送ることを意味している。これらのデータが図
6に示す制御コマンド処理に従って処理されていって、
EEPROM5のオートスタート領域5aに書き込まれ
ていくことになる。又、ここに示した例の場合には
「A」(41H)にダウンロード文字「|」が登録さ
れ、以降の印字において「A」の部分が「|」になって
印字されることになる。
【0019】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、EEPROM5のオートスタ
ート領域5aに、ホストコンピュータより受信した処理
情報をオートスタート情報として記憶し、以降は、この
記憶したオートスタート情報を使用してオートスタート
するように構成したので、従来のように、印字装置の電
源を投入する度に毎回同じような操作を繰り返すといっ
たことをなくすことができ、手間を省略して時間を短縮
させることができるようになった。すなわち、図3に示
すメインフローにおいて、印字装置に電源を投入する
と、初期化(シーケンスS1)に続いてオートスタート
処理(シーケンスS2)が実行される。このオートスタ
ート処理では、図4に示すように、EEPROM5のオ
ートスタート領域5aに記憶されているオートスタート
情報に従ってオートスタート処理が行われ、従来のよう
にその都度ホストコンピュータよりデータを転送すると
いった煩雑なことを行う必要はなく、恰も、ホストコン
ピュータからデータの転送が有るかのような状態で同様
の作業が自動的に行われるからである。
【0020】又、EEPROM5のオートスタート領域
5aに記憶されているデータの内容を変更(書換又はク
リア)する場合にも、制御コマンドを使用して容易に行
うことができる。すなわち、図5に示すフローにおい
て、受信バッファ7aから読み込んだデータが制御コマ
ンドである場合には、図6に示すような流れで制御コマ
ンド処理が行われ、EEPROM5のオートスタート領
域5aにホストコンピュータからの処理情報が書き込ま
れることになり(場合によっては全てをクリアする)、
その内容でEEPROM5のオートスタート領域5aに
格納されることになる。後は、それを変更しない限り、
EEPROM5のオートスタート領域5aに記憶させて
おけば、上記したオートスタート処理(シーケンスS
2)によって、その内容が自動的に実行されることにな
る。
【0021】次に、図8を参照して第2実施例を説明す
る。この実施例の場合には、前記第1実施例の場合とは
異なり、EEPROM5が設けられておらず、EPRO
M3にオートスタート領域3dが設けられている。そし
て、このオートスタート領域3dに制御コマンドや印字
データを登録しておく。後は、印字装置の電源を投入す
ることにより、初期化に続いてオートスタート処理が実
行され、上記オートスタート領域3dに登録されている
オートスタート情報に沿ってオートスタート処理が行わ
れることになる。よって、前記第1実施例の場合と同様
に、印字装置の電源を投入する度に、ホスト装置より処
理情報を転送するといった煩雑な作業をなくすことがで
きる。
【0022】尚、本発明は前記一実施例に限定されるも
のではない。まず、前記した各種制御コマンドを別のコ
ードで実現するようにしてもよい。又、従来より使用し
ている制御コマンドの機能は何ら損なわれるようなこと
はない。又、第1の実施例中図6に示した処理におい
て、シーケンスS38で「ESC @」を確認すると、
図3のAに処理が移行して初期化するようにしたが、B
の位置に戻るようにしても構わないものである。この場
合には、その場でオートスタートを実行しないこととな
る。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による印字装
置によると、不揮発性メモリにオートスタート領域を設
けて、そこに、ホスト装置から受信した処理情報をオー
トスタート情報として記憶させ、印字装置に電源が投入
された場合には、オートスタート手段が機能して、上記
不揮発性メモリに記憶されているオートスタート情報を
読み出してこれを実行するようにしたものである。よっ
て、ホスト装置から不揮発性メモリのオートスタート領
域に処理情報を一回だけ入力・記憶させておけば、後
は、オートスタート手段によって、恰も、毎回ホスト装
置より処理情報を受信しているかのような状態でこれを
実行することができ、電源投入後の手間を省略させて時
間を短縮させることができる。又、変更判別手段と変更
手段を設けた場合には、ホスト装置より受信した処理情
報に基づいて、不揮発性メモリのオートスタート領域に
記憶されているオートスタート情報を適宜変更すること
ができ、それによって変更した場合には、後は、上記オ
ートスタート手段によりその変更された内容で自動的に
オートスタート処理がなされることになり、上記したよ
うに、電源投入後の手間を省略させて時間を短縮させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図で印字装置の制御
部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図で制御コマンドの内
容を説明するための図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す図で作用を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施例を示す図で作用を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施例を示す図で作用を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施例を示す図で作用を説明する
ためのフローチャートである。
【図7】本発明の第1実施例を示す図でEEPROMの
オートスタート領域に記憶されるオートスタート情報を
表すプログラムを示す図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す図で印字装置の制御
部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 3 EPROM(不揮発性メモリ) 5 EEPROM(不揮発性メモリ) 5a オートスタート領域 7 RAM 9 インターフェイス 11 操作パネル 13 表示部 15 印字部 17 バス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置より受信した処理情報をオー
    トスタート情報としてオートスタート領域に記憶する不
    揮発性メモリと、電源が投入された場合に上記不揮発性
    メモリのオートスタート領域よりそこに記憶されている
    オートスタート情報を読み出してこれを実行するオート
    スタート手段と、を具備したことを特徴とする印字装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印字装置において、ホス
    ト装置より受信した処理情報に基づき不揮発性メモリの
    オートスタート領域に記憶されているオートスタート情
    報を変更するか否かを判別する変更判別手段と、上記変
    更判別手段により変更すると判別したときホスト装置よ
    り受信した処理情報に基づいて不揮発性メモリのオート
    スタート領域に記憶されているオートスタート情報を変
    更する変更手段と、が設けられていることを特徴とする
    印字装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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